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JP3146057U - シート加工装置 - Google Patents

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JP3146057U
JP3146057U JP2008005866U JP2008005866U JP3146057U JP 3146057 U JP3146057 U JP 3146057U JP 2008005866 U JP2008005866 U JP 2008005866U JP 2008005866 U JP2008005866 U JP 2008005866U JP 3146057 U JP3146057 U JP 3146057U
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誠 森
弘幸 浦辺
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CARL Manufacturing Co Ltd
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CARL Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】格段に小さい力で操作が可能で、かつコンパクトな構成のシート加工装置を提供する。
【解決手段】シートを載置するベース10と、ベースに立設されたアーム20と、アームに回動可能に取り付けられて一端部においてシートを穿孔するための操作が行なわれる操作部材30と、アームに回動可能に取り付けられて一端部においてパンチ刃60を押し下げる押下げ部材40と、押下げ部材の他端部と操作部材の他端部とを連結するリンク部材50と、を有するシート加工装置において、操作部材の枢支部h1と他端部Bとの間の距離M2を、押下げ部材の枢支部h2と他端部Cとの間の距離M3よりも小さく設定した。押下げ部材の枢支部と他端部との間の距離を例えば2倍にすることで、パンチ刃に作用される力を2倍に増大させることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、紙や布などのシートに加工を施すシート加工装置に関し、特に、弱い力で加工が可能なコンパクトなシート加工装置に関する。
従来から、パンチ、ステープラー、スタンプ、プレス機などのシート加工装置においては、シートを載置するベースと、そのベースに立設されたアームと、そのアームに回動可能に取り付けられた操作部材を含んで構成され、操作部材の一端部においてシートを加工するための操作が行なわれ、他端部においてパンチ刃、ステープル針、スタンプ具、プレス具などの加工具をシートに向けて押し下げることで、シートを加工するように構成されている。
このようなシート加工装置においては、弱い力でシートを加工できるようにするための技術が各種提案されている。
例えば、特許文献1及び特許文献2には、2穴パンチの操作部材を押下げた際に、一方のパンチ刃の押下げと他方のパンチ刃の押下げとのタイミングをずらし、穴あけに必要な初期操作力を軽減する技術が開示されている。
また、特許文献3には、ステープラーのアッパーカバーとベースカバーがステープル針を収容した本体部の枢支部より前方で相対回転するようにすることで、アッパーカバーのベースカバーに対する押下げ力を軽減させる技術が開示されている。
特開2002−331496号公報 特開2004−9231号公報 国際公開番号WO2002−070209
しかしながら、特許文献1及び2に開示のシート加工装置は、操作力が分散されるだけであり、操作に要する力の総和が減少されるわけではない。また、パンチ刃が下降する際のタイミングの違いによって、シートにズレが生じ、適正な位置に孔を開けることができない場合がある。
特許文献3に開示のシート加工装置の場合、操作部から枢支部までの距離を長くすることで操作力を軽減することができるが、ステープラーの構造上、長くできる距離にも限界があり、通常の操作力の半分又は3分の1の力で操作できるようにすることは不可能である。
そこで、本考案は、格段に小さい力で操作が可能で、かつコンパクトな構成のシート加工装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係るシート加工装置は、シートを載置するベースと、該ベースに立設されたアームと、該アームに回動可能に取り付けられて一端部において前記シートを加工するための操作が行なわれる操作部材と、前記アームに回動可能に取り付けられて一端部において前記シートを加工する加工具を押し下げる押下げ部材と、該押下げ部材の他端部と前記操作部材の他端部とを連結するリンク部材と、を含んで構成され、前記操作部材の枢支部と他端部との間の距離を、前記押下げ部材の枢支部と他端部との間の距離よりも小さく設定したことを特徴とするものである。
また、本考案に係るシート加工装置は、シートを載置するベースと、該ベースに立設されたアームと、該アームに回動可能に取り付けられて前記シートを加工するための操作が行なわれる操作部材と、前記アームに回動可能に取り付けられて前記シートを加工する加工具を押し下げる押下げ部材と、該押下げ部材と前記操作部材とを夫々の連結部において連結するリンク部材と、を含んで構成され、前記操作部材の枢支部と連結部との間の距離を、前記押下げ部材の枢支部と連結部との間の距離よりも小さく設定したことを特徴とするものである。
また、本考案に係るシート加工装置は、シートを載置するベースと、該ベースに立設されたアームと、該アームに回動可能に取り付けられて前記シートを加工するための操作が行なわれる操作部材と、前記アームに回動可能に取り付けられて前記シートを加工する加工具を押し下げる押下げ部材と、を含んで構成され、該押下げ部材と前記操作部材とを連結し、前記操作部材の枢支部と連結部との間の距離を、前記押下げ部材の枢支部と連結部との間の距離よりも小さく設定したことを特徴とするものである。
この場合、前記加工具は、刃先を下方に向けたパンチ刃であり、該パンチ刃が摺接しなから案内される案内路と、該案内路に直交し前記シートが挿入されるスリットとを有する基台を前記ベース又は前記アームに設け、前記押下げ部材によって押し下げられた前記パンチ刃が、前記案内路とスリットの交差する角部と協働することによって前記シートが穿孔されるように構成されたものであってもよい。
また、前記加工具は、針先を下方に向けたステープル針であり、該スレープル針の連結体を収容する収容箱を前記ベース又は前記アームに設け、前記押下げ部材が、前記連結体から単一のステープル針を押し下げることによって、該ステープル針を前記シートに突き刺すように構成されたものであってもよい。
また、前記加工具は、下端に刻印面を備えたスタンプ具であり、前記押下げ部材が前記スタンプ具を下降させることによって、前記シートに所定の模様が表示されるように構成されたものであってもよい。
また、前記加工具は、下方にプレス面を備えたプレス具であり、前記操作部材が前記プレス具を下降させることによって、前記シートの表面に凸凹が形成されるように構成されたものであってもよい。
請求項1に記載のシート加工装置は、シートを載置するベースと、ベースに立設されたアームと、アームに回動可能に取り付けられて一端部においてシートを加工するための操作が行なわれる操作部材と、アームに回動可能に取り付けられて一端部においてシートを加工する加工具を押し下げる押下げ部材と、押下げ部材の他端部と操作部材の他端部とを連結するリンク部材と、を含んで構成し、操作部材の枢支部と他端部との間の距離を、押下げ部材の枢支部と他端部との間の距離よりも小さく設定したので、例えば、押下げ部材の枢支部と他端部との間の距離を2倍にすることで、リンク部材を介して押下げ部材の他端部に作用される力を2倍に増大させることができる。
所望の操作力に応じて、各部材の支点と他端部との間の長さを設定すればよいので、様々な構成のシート加工装置に適応させることができ、汎用性が高い。
また、操作部材の枢支部と他端部との間の距離が短いほど、短い長さの押下げ部材によって強い押下げ力を得ることができるので、限りなくシート加工装置をコンパクトにすることができる。
請求項2に係るシート加工装置は、シートを載置するベースと、ベースに立設されたアームと、アームに回動可能に取り付けられて前記シートを加工するための操作が行なわれる操作部材と、アームに回動可能に取り付けられてシートを加工する加工具を押し下げる押下げ部材と、押下げ部材と操作部材とを夫々の連結部において連結するリンク部材と、を含んで構成し、 操作部材の枢支部と連結部との間の距離を、押下げ部材の枢支部と連結部との間の距離よりも小さく設定したので、例えば、押下げ部材の枢支部と連結部との間の距離を2倍にすることで、リンク部材を介して押下げ部材の連結部に作用される力を2倍に増大させることができる。
所望の操作力に応じて、各部材の支点と他端部との間の長さを設定すればよいので、様々な構成のシート加工装置に適応させることができ、汎用性が高い。
また、操作部材の枢支部と他端部との間の距離が短いほど、短い長さの押下げ部材によって強い押下げ力を得ることができるので、限りなくシート加工装置をコンパクトにすることができる。
請求項3に係るシート加工装置は、シートを載置するベースと、ベースに立設されたアームと、アームに回動可能に取り付けられてシートを加工するための操作が行なわれる操作部材と、アームに回動可能に取り付けられてシートを加工する加工具を押し下げる押下げ部材と、を含んで構成し、押下げ部材と操作部材とを連結し、操作部材の枢支部と連結部との間の距離を、押下げ部材の枢支部と連結部との間の距離よりも小さく設定したので、例えば、押下げ部材の枢支部と連結部との間の距離を2倍にすることで、押下げ部材の連結部に作用される力を2倍に増大させることができる。
所望の操作力に応じて、各部材の支点と他端部との間の長さを設定すればよいので、様々な構成のシート加工装置に適応させることができ、汎用性が高い。
また、操作部材の枢支部と他端部との間の距離が短いほど、短い長さの押下げ部材によって強い押下げ力を得ることができるので、限りなくシート加工装置をコンパクトにすることができる。
請求項4に係るシート加工装置は、前記加工具をパンチ刃として、パンチ刃が摺接しなから案内される案内路と、案内路に直交し前記シートが挿入されるスリットとを有する基台をベース又はアームに設け、押下げ部材によって押し下げられたパンチ刃が、案内路とスリットの交差する角部と協働することによってシートが穿孔されるように構成したので、弱い力で、シート材を穿孔することができるパンチを実現できる。また、所望の操作力に合せて設計することができるので、パンチとしてのデザイン上の制約が少なく、格段の小型化が可能となる。
請求項5に係るシート加工装置は、前記加工をステープル針とし、そのスレープル針の連結体を収容する収容箱をベース又はアームに設け、押下げ部材が、連結体から単一のステープル針を押し下げることによって、そのステープル針をシートに突き刺すように構成したので、弱い力で、シート材をステープル針によって綴じることができるステープラーを実現できる。また、所望の操作力に合せて設計することができるので、ステープラーとしてのデザイン上の制約が少なく、格段の小型化が可能となる。
請求項6に係るシート加工装置は、前記加工具をスタンプ具とし、押下げ部材がスタンプ具を下降させることによって、シートに所定の模様が表示されるように構成したので、弱い力で、シート材を文字や模様を押印することができるスタンプを実現できる。また、所望の操作力に合せて設計することができるので、スタンプとしてのデザイン上の制約が少なく、格段の小型化が可能となる。
請求項7に係るシート加工装置は、前記加工具をプレス具とし、操作部材がプレス具を下降させることによって、シートの表面に凸凹が形成されるように構成したので、弱い力で、シート材の表面を凹凸状にすることができるプレス機を実現できる。また、所望の操作力に合せて設計することができるので、プレス機としてのデザイン上の制約が少なく、格段の小型化が可能となる。
本考案の好適な実施形態について、添付図面に基づいて説明する。なお、実施形態は以下の形態に限定されるものではなく、本考案の課題を解決しうるものであれば他の態様も実施可能である。
図1は、本考案の実施形態に係るシート加工装置1を示す説明図である。
このシート加工装置1は、紙や布、セロファン、皮などのシート材に所望の形状の型抜き模様を形成する型抜きパンチであり、シートを載置するベース10と、ベースに立設されたアーム20と、アーム20に回動可能に取り付けられた操作部材30と、アーム20に回動可能に取り付けられた押下げ部材40と、押下げ部材40と操作部材30とを連結するリンク部材50と、シートを穿孔するパンチ刃60と、パンチ刃60と協働してシートを穿孔するパンチ基台61と、によって構成されている。図1は、一方のアーム20の内側面に沿ってシート加工装置を切断した状態を示し、パンチ基台61の内部を挿通するパンチ刃60は、破線で表現している。
ベース10は、シートが載置される部位であり、亜鉛等の金属によってパンチ基台61と一体に形成されている。パンチ基台61が取り付けられている部には段差が設けられており、ベース10とパンチ基台との間にシート挿入用のスリット62が形成されるようになっている。そのスリット62にシートが挿入された状態で、後述するパンチ刃60を下降させることによって、ベース10の中央部に設けられた開口部11から穿孔されたシート片が押し出されるようになっている。この開口部11の上縁部は、パンチ刃60と協働することによってシートを穿孔するための下刃として機能している。
ベース10の両側部には、一対のアーム20が立設されている。
この一対のアーム20には、上下に2箇所に枢支部h1、h2が設けられており、上方の枢支部h1に、操作部材30が回動可能に取り付けられており、下方の枢支部h2に押下げ部材40が回動可能に取り付けられている。
上方に取り付けられた操作部材30は、一端部Aを押下げることによって穿孔操作を行うための部材であり、他端部Bから所定距離M2だけ離れて位置する枢支部h1を介して夫々のアーム20に揺動自在に枢着されている。
下方に取り付けられた押下げ部材40は、パンチ刃60を押し下げるための部材であり、一端部Dに設けられたパンチ刃支持部において、パンチ刃60を回動可能に支持している。
この押下げ部材40の他端部Cと、操作部材30の他端部Bとの間は、リンク部材50によって連結されている。押下げ部材40には、アーム20に設けられたスライド溝21に摺接しながら上下動するスライド部が設けられており、パンチ刃60の円滑な上下動を可能にしている。
上記操作部材30と押下げ部材40とリンク部材50の長さや取り付け状態は、操作部材30の枢支部h1と他端部Bとの間の距離M2が、押下げ部材40の枢支部h2と他端部Cとの間の距離M3よりも小さく、例えば、2分の1になるように、設計されている。
操作部材30の一端部Aから枢支部h1まで距離M1は、所望の操作力に応じて他端部からの距離M2よりも大きく設定し、押下げ部材40の一端部Dから枢支部h2までの距離M4は、所望の押下げ力に応じて他端部Cからの距離M3よりも小さく設定されている。
ベース10には、パンチ基台61が固定されている。このパンチ基台61は、亜鉛等の金属をダイカスト加工することによって鋳造されており、内部には、パンチ刃60が摺接しながら案内される案内路が設けられている。この案内路は、ベース10に設けられた開口部11に連続している。
案内路には、パンチ刃60が、刃先を下に向けた状態で挿入されており、操作部材30を押し下げることによって、リンク部材50を介して押下げ部材40が回動し、パンチ刃60が案内路に沿って下降するようになっている。
ベース10に設けられた段差部によってパンチ基台61との間にスリット62が形成されており、そのスリット62にシートが挿入されるようになっている。
上記構成のシート加工装置の使用状態を説明する。
図1に示す初期状態において、スリット62に穿孔しようとするシートを挿入する。
そして、図2に示すように、操作部材30の一端部Aを下方に押し下げる。すると、リンク部材50を介して押下げ部材40の他端部Cが上方に持ち上げられ、図3に示すように、一端部Dにおいて、パンチ刃60を押し下げ、パンチ刃60の刃先とベース開口部11との協働によって、スリット62に挿入されたシートを穿孔する。
この際の操作部材30の一端部Aに加えられる操作力F1と、他端部Bに作用される力F2との関係は、F1×M1=F2×M2の式によって表される。
一方、操作部材30の他端部Bが上方に引き上げられることによって、リンク部材50を介して押下げ部材の他端部Cに上向きの力F2が作用し、その上向きの力F2によってパンチ刃60に所定の押下力F3が作用する。この場合の力関係は、F2×M3=F3×M4の式によって表される。
これによって、例えば、操作部材30の一端部Aからの距離M1と他端部Bからの距離M2の割合を6:1にし、操作部材30の他端部Bからの距離M3と一端部Dからの距離M4との割合を2:1にした場合、パンチ刃60の押下げ力(即ち、F3)の約1/12の力(即ち、F1)で操作を行うことが可能になる。このように、通常の梃子の力(即ち、F2)の半分の力で操作を行うことができるので、操作力を格段に軽減することができるようになる。
なお、本実施形態においては、加工具を、刃先を下方に向けたパンチ刃60とし、パンチ刃60が案内される案内路とシートが挿入されるスリットとを有する基台を設けることによって、パンチとして構成したが、シートを加工装置であれば、他のものであってもよい。
例えば、加工具を、針先を下方に向けたステープル針とし、このスレープル針の連結体を収容する収容箱を設け、押下げ部材が、連結体から単一のステープル針を押し下げることによって、ステープル針をシートに突き刺すように構成してもよい。これによって、格段に小さな力で操作することができるステープラーを形成することができる。
また、加工具を、下端に刻印面を備えたスタンプ具とし、そのスランプ具の刻印面にインクを付着又は滲み出させるインク供給部を設け、押下げ部材がスタンプ具を下降させることによって、シートに所定の模様が表示されるように構成してもよい。これによって、格段に小さい力で操作することが可能なスタンプを形成することができる。
また、加工具を、下方にプレス面を備えたプレス具とし、操作部材がプレス具を下降させることによって、シートの表面に凸凹が形成されるように構成してもよい。これによって、格段に小さい力で操作することが可能なプレス機を形成することができる。
なお、本考案は、アーム20に設ける枢支部h1、h2の位置に応じ、操作部材30の枢支部h1と他端部Bとの間の距離M2が、押下げ部材40の枢支部h2と他端部Cとの間の距離M3よりも小さくなるように、適宜、操作部材30、押下げ部材40、リンク部材50を設計すればよい。
また、本考案の枢支部と操作部材と押下げ部材とリンク部材の配設状態は、操作部材30の枢支部h1と連結部Bとの間の距離M2を、押下げ部材40の枢支部h2と連結部Cとの間の距離M3よりも小さくすればよいので、例えば、図4に示す第1変形例、図5に示す第2変形例、図6に示す第3変形例のような構成であってもよい。
また、本考案の枢支部と操作部材と押下げ部材とリンク部材の配設状態は、押下げ部材40と操作部材30とを連結し、操作部材30の枢支部h1と連結部Bとの間の距離M2を、押下げ部材40の枢支部h2と連結部Bとの間の距離M3よりも小さくすればよいので、図7に示す第4変形例のような態様であっても、図8に示す第5変形例のような態様であってもよい。
何れの場合も、操作部材30の操作部Aに加えられる操作力F1と、連結部Bに作用される力F2との関係は、F1×M1=F2×M2の式によって表され、操作部材30の連結部Bの力F2がリンク部材50を介して押下げ部材40の押下げ部Dに作用する力F3は、F3=F2×M3÷M4の式で表される。
これによって、例えば、操作部材30の操作部Aからの距離M1と連結部Bからの距離M2の割合を6:1にし、操作部材30の連結部C(又はB)からの距離M3と押下げ部Dからの距離M4との割合を2:1にした場合、加工具を押下げる力(即ち、F3)の約1/12の力F1で操作を行うことができる。
本考案は、事務用のシート加工装置に限られず、操作部材に梃子の原理を応用する全てのシート加工装置に適用することができる。
本考案の実施形態に係るシート加工装置を示す説明図である。 上記シート加工装置の操作部材を少し押し下げた状態を示す説明図である。 上記シート加工装置の操作部材を押し下げて加工具を操作させた状態を示す説明図である。 上記シート加工装置における枢支部と操作部材と押下げ部材とリンク部材の配設状態の第1変形例を示す説明図である。 上記シート加工装置における枢支部と操作部材と押下げ部材とリンク部材の配設状態の第2変形例を示す説明図である。 上記シート加工装置における枢支部と操作部材と押下げ部材とリンク部材の配設状態の第3変形例を示す説明図である。 上記シート加工装置における枢支部と操作部材と押下げ部材とリンク部材の配設状態の第4変形例を示す説明図である。 上記シート加工装置における枢支部と操作部材と押下げ部材とリンク部材の配設状態の第5変形例を示す説明図である。
符号の説明
1・・・シート加工装置
10・・・ベース
11・・・開口部
20・・・アーム
21・・・スライド溝
30・・・操作部材
40・・・押下げ部材
50・・・リンク部材
60・・・パンチ刃(操作具)
61・・・パンチ基台
62・・・スリット
h1、h2・・・枢支部

Claims (7)

  1. シートを載置するベース(10)と、該ベース(10)に立設されたアーム(20)と、該アーム(20)に回動可能に取り付けられて一端部(A)において前記シートを加工するための操作が行なわれる操作部材(30)と、前記アーム(20)に回動可能に取り付けられて一端部(D)において前記シートを加工する加工具を押し下げる押下げ部材(40)と、該押下げ部材(40)の他端部(C)と前記操作部材(30)の他端部(B)とを連結するリンク部材(50)と、を含んで構成され、
    前記操作部材(30)の枢支部(h1)と他端部(B)との間の距離(M2)を、前記押下げ部材(40)の枢支部(h2)と他端部(C)との間の距離(M3)よりも小さく設定したことを特徴とするシート加工装置。
  2. シートを載置するベース(10)と、該ベース(10)に立設されたアーム(20)と、該アーム(20)に回動可能に取り付けられて前記シートを加工するための操作が行なわれる操作部材(30)と、前記アーム(20)に回動可能に取り付けられて前記シートを加工する加工具を押し下げる押下げ部材(40)と、該押下げ部材(40)と前記操作部材(30)とを夫々の連結部(B、C)において連結するリンク部材(50)と、を含んで構成され、
    前記操作部材(30)の枢支部(h1)と連結部(B)との間の距離(M2)を、前記押下げ部材(40)の枢支部(h2)と連結部(C)との間の距離(M3)よりも小さく設定したことを特徴とするシート加工装置。
  3. シートを載置するベース(10)と、該ベース(10)に立設されたアーム(20)と、該アーム(20)に回動可能に取り付けられて前記シートを加工するための操作が行なわれる操作部材(30)と、前記アーム(20)に回動可能に取り付けられて前記シートを加工する加工具を押し下げる押下げ部材(40)と、を含んで構成され、
    該押下げ部材(40)と前記操作部材(30)とを連結し、
    前記操作部材(30)の枢支部(h1)と連結部(B)との間の距離(M2)を、前記押下げ部材(40)の枢支部(h2)と連結部(B)との間の距離(M3)よりも小さく設定したことを特徴とするシート加工装置。
  4. 前記加工具は、刃先を下方に向けたパンチ刃(60)であり、
    該パンチ刃(60)が摺接しなから案内される案内路と、該案内路に直交し前記シートが挿入されるスリット(62)とを有する基台を前記ベース(10)又は前記アーム(20)に設け、
    前記押下げ部材(40)によって押し下げられた前記パンチ刃(60)が、前記案内路とスリット(62)の交差する角部と協働することによって前記シートが穿孔されるように構成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つの請求項に記載のシート加工装置。
  5. 前記加工具は、針先を下方に向けたステープル針であり、
    該スレープル針の連結体を収容する収容箱を前記ベース(10)又は前記アーム(20)に設け、
    前記押下げ部材(40)が、前記連結体から単一のステープル針を押し下げることによって、該ステープル針を前記シートに突き刺すように構成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つの請求項に記載のシート加工装置。
  6. 前記加工具は、下端に刻印面を備えたスタンプ具であり、
    前記押下げ部材(40)が前記スタンプ具を下降させることによって、前記シートに所定の模様が表示されるように構成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つの請求項に記載のシート加工装置。
  7. 前記加工具は、下方にプレス面を備えたプレス具であり、
    前記操作部材(40)が前記プレス具を下降させることによって、前記シートの表面に凸凹が形成されるように構成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つの請求項に記載のシート加工装置。

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