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JP3142955U - 部分伸縮性変化経編レース地 - Google Patents

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JP3142955U
JP3142955U JP2008002527U JP2008002527U JP3142955U JP 3142955 U JP3142955 U JP 3142955U JP 2008002527 U JP2008002527 U JP 2008002527U JP 2008002527 U JP2008002527 U JP 2008002527U JP 3142955 U JP3142955 U JP 3142955U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic
yarn
warp knitted
lace fabric
elastic yarn
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2008002527U
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English (en)
Inventor
幹夫 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Lace Co Ltd
Original Assignee
Takeda Lace Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takeda Lace Co Ltd filed Critical Takeda Lace Co Ltd
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Abstract

【課題】装飾性に優れ、伸縮性の異なる部分を設けた経編レース地において、伸縮性の差が従来になく大きいものを提供する。
【解決手段】1枚の地筬により導糸され鎖編組織を形成する非弾性糸と、他の1枚以上の地筬により導糸される弾性糸とにより地編が編成され、柄筬および/またはジャカード筬により導糸される柄糸により任意の柄が表現される経編レース地Aであって、弾性糸として900dtex以上の繊度の弾性糸を使用する強伸縮性部1と、弾性糸として350dtex以下の繊度の弾性糸を使用する弱伸縮性部2を有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、主に女性用下着等の各種衣料に使用され、伸縮性を有する経編レース地に関するものである。
従来より、弾性糸の繊度を一部変えて、伸縮性の異なる部分を設けた伸縮性経編地があり、例えば、特許文献1に記載されている。
実開平7−28921号公報
特許文献1に記載されている衣料に使用される経編地は、経編レース地ではあるが、伸縮性の異なる部分の伸縮性の差が十分満足できるものではない。
本考案は、上記に鑑みてなしたものであり、装飾性に優れ、伸縮性の異なる部分を設けた経編レース地において、伸縮性の差が従来になく大きいものを提供するものである。
上記の課題を解決する本考案は、ラッセル機により編成され、1枚の地筬により導糸され鎖編組織を形成する非弾性糸と、他の1枚以上の地筬により導糸される弾性糸とにより地編が編成されるとともに、柄筬および/またはジャカード筬により導糸される柄糸により任意の柄が表現されてなる経編地において、前記弾性糸として900dtex以上の繊度の弾性糸を使用する強伸縮性部と、前記弾性糸として350dtex以下の繊度の弾性糸を使用する弱伸縮性部を有することを特徴とする。
また、前記強伸縮性部および前記弱伸縮性部のどちらにも該当しない中伸縮性部を前記経編レース地に設けることができる。
上記した本考案によれば、地編が鎖編組織であるので任意の大きさのネット目を形成でき、装飾性に優れた柄を表現しつつ、弾性糸の繊度差又は本数差を大きくでき、これまでにない伸縮性の差を設けた経編レース地を提供することができる。
次に本考案の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明するが、本考案は実施例のものには限定されることはなく、実用新案請求範囲を逸脱しない範囲において種々の実施が可能である。
図1は本考案の経編レース地の実施例を示す略示平面図、図2は本考案の経編レース地をショーツに使用した例を示す略示斜視図、図3は本考案の経編レース地をブラジャーに使用した例を示す略示斜視図、図4は本考案の経編レース地をチューブトップに使用した例を示す略示斜視図である。
図1に示す本考案の経編レース地Aは、左半分が強伸縮性部1、右半分が弱伸縮性部2であり、例えば、鎖編組織を形成する非弾性糸として44dtexのナイロン糸を用い、ジャカード糸として44dtexのナイロン糸を用い、柄糸として312dtexと155dtexのナイロン糸を用い、強伸縮性部1の弾性糸として940dtexのポリウレタン糸を、弱伸縮性部2の弾性糸として156dtexのポリウレタン糸を用いて、多枚筬ラッセル機にて編成できる。
本考案での鎖編組織とは、常に同一ウエール上を編成する組織だけでなく、隣のウエールに移行する所謂ラン止め組織も含む。また、強伸縮性部1の弾性糸と弱伸縮性部2の弾性糸は別の繊度の糸を用いたが、例えば、強伸縮性部1に弱伸縮性部2と同じ弾性糸156dtexを6本まとめて同じガイドに入れて編成する場合であっても、実質940dtexの弾性糸を用いることと同じである。また、弾性糸を横振りして、経方向(編成方向)のみならず緯方向(巾方向)にも伸縮性を有す経編レース地としても良い。
この実施例では、強伸縮性部1と弱伸縮性部2の計2種類のみの伸縮性部を設けたが、例えば、伸縮性を異ならせた2種類の強伸縮性部を設けつつ、伸縮性を異ならせた2種類の弱伸縮性部も設けて、計4種類の伸縮性の異なる部分を設けても良い。
更に、強伸縮性部と弱伸縮性部どちらにも属さない中伸縮性部を追加して設けても良い。例えば、第1の中伸縮性部として800dtexの弾性糸を用い、第2の中伸縮性部として400dtexの弾性糸を用い、強伸縮性部と弱伸縮性部と合わせて4種類の伸縮性の異なる部分を設けても良い。求められる用途に応じて、伸縮性の異なる部分を複数種設けることができる。
本考案の経編レース地Aを裾部に使用したショーツを図2に示す。この経編レース地Aは、下半分が強伸縮性部1で上半分が弱伸縮性部2である。これにより伸縮テープを別途縫着せずとも臀部の補正ができるだけの強力な伸縮性部を得られ、意匠性に優れた経編レース地にてショーツ裾部を作ることが可能となる。
本考案の経編レース地Aをバック部に使用したブラジャーを図3に示す。この経編レース地Aは、中央部分が強伸縮性部1でそれ以外の部分は弱伸縮性部2である。これにより、伸縮テープを別途縫着せずともブラジャーがずれないだけの強力な伸縮性部を得られ、アウターに響きにくいブラジャーバック部を意匠性に優れた経編レース地にて作ることが可能となる。
本考案の経編レース地Aを全体に使用したチューブトップを図4に示す。この経編レース地Aは、最も上の部分が第1の強伸縮性部1aで、その下の広い部分が弱伸縮性部2で、その下の部分が中伸縮性部3で、その下の裾の部分が第2の強伸縮性部1bであり、第1の強伸縮性部1aの方が第2の強伸縮性部1bより伸縮性が大きい。これらにより、伸縮テープを別途縫着せずともズレを防止できるだけの強力な伸縮性を得られ、外観が良好なチューブトップを1枚の連続した経編レース地にて作ることが可能となる。
本考案は、ブラジャー、ショーツ等の女性用下着を始めとする各種衣料に好適に利用できる。
本考案の経編レース地の実施例を示す略示平面図である。 本考案の経編レース地をショーツに使用した例を示す略示斜視図である。 本考案の経編レース地をブラジャーに使用した例を示す略示斜視図である。 本考案の経編レース地をチューブトップに使用した例を示す略示斜視図である。
符号の説明
A…経編レース地、1…強伸縮性部、2…弱伸縮性部、3…中伸縮性部。

Claims (2)

  1. ラッセル機により編成され、1枚の地筬により導糸され鎖編組織を形成する非弾性糸と、他の1枚以上の地筬により導糸される弾性糸とにより地編が編成されるとともに、柄筬および/またはジャカード筬により導糸される柄糸により任意の柄が表現されてなる経編レース地において、前記弾性糸として900dtex以上の繊度の弾性糸を使用する強伸縮性部と、前記弾性糸として350dtex以下の繊度の弾性糸を使用する弱伸縮性部を有することを特徴とする経編レース地。
  2. 前記強伸縮性部および前記弱伸縮性部のどちらにも該当しない中伸縮性部を設けてなる請求項1に記載の経編レース地。
JP2008002527U 2008-04-19 2008-04-19 部分伸縮性変化経編レース地 Expired - Lifetime JP3142955U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104382243A (zh) * 2014-10-29 2015-03-04 常熟市华尔达制衣有限公司 一种纽代尔纤维经编内衣面料

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