JP3039925B1 - 梁及び梁の接合構造 - Google Patents
梁及び梁の接合構造Info
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Abstract
トを使用し、梁同士の接合のために接合プレートを使用
しなければならず、従って、部品点数が多くなり、コス
トアップにつながり、また、接合作業にも時間がかか
り、工期が長期化してしまうという問題があった。 【解決手段】 フランジ12とフランジ13を平行に配
置し、該フランジ12・13間にウェブ11を垂直に配
置した梁において、一方のフランジ13を長手方向に延
出し、フランジ12・13の端部を平面視幅広に形成
し、梁10と梁10’同士を接合する際、一方の梁10
は長手方向に延出したフランジ13が下位置となるよう
にし、他方の梁10’は長手方向に延出したフランジ1
3が上位置となるようにし、他方の梁10’を一方の梁
10の上方から載置し、梁10の端部と梁10’端部同
士を接合するように構成した。
Description
の柱と梁に関するものであり、詳しくは、部品点数の削
減と加工費の低減を図ってコストダウンを可能とした柱
と梁の構造に関する。
成される鉄骨構造の建築物において、梁は、柱に接合さ
れるか、または、別の梁に接合される構成となってお
り、梁同士を水平に接合する際には、梁と、別の梁とを
接合プレート、ボルト等を介して接合するようにしてい
る。
いて説明する。建築物に使用される梁1はウェブ5とフ
ランジ3a・3bより構成され、平面視長方形状を呈す
るH形鋼であり、前記ウェブ5は複数のボルト孔(図示
せぬ)を有し、フランジ3a・3bも複数のボルト孔
(図示せぬ)を有している。また、梁1の一端側(紙面
上左側の梁1)は、地面に対して水平となるように柱
(図示せぬ)に固定されている。
梁1(図10における紙面上右側の梁1)を接合する際
には、その別の梁1をクレーン等を用いて水平状態とな
るように保ち、梁1・1のフランジ3a・3aの上面に
接合プレート4を重ね、フランジ3a・3aのボルト孔
と接合プレート4のボルト孔の位置を合わせ、ボルトナ
ット6・6・・・を挿入して固着する。また、梁1・1
のフランジ3b・3bの下面に、ボルト孔(図示せぬ)
を有する接合プレート4を重ね、フランジ3b・3bの
ボルト孔と接合プレート4のボルト孔の位置を合わせ、
ボルトナット6・6・・・を挿入して固着する。さら
に、梁1・1のウェブ5・5にも接合プレート7を重
ね、ボルトナット6・6・・・によって固着する。この
ようにして梁1・1同士を接合している。
・3aの上下面に接合プレート4a・4bを重ね、ボル
トナット6・6・・・によって固着し、また、フランジ
3b・3bの上下面に接合プレート4a・4bを重ねて
ボルトナット6・6・・・によって固着して、梁1・1
同士を接合するようなことも行なわれている。
合構成においては、梁のフランジ同士を接合するために
接合プレートを使用し、そのため多数のボルトを使用し
なければならず、フランジのボルト孔の欠損部を補うた
めに、大きな接合プレートを使用する必要があり、よっ
て、部品点数が多くなり、接合作業も煩雑となり、コス
トアップとなっていた。そして、部品点数が多いと接合
作業に手間がかかり、その結果、工期が長期化し、加工
費がアップするという問題があった。そこで、本発明
は、部品点数の削減と加工費の低減を図ってコストダウ
ンを可能とし、簡単に施工が可能になり、工期を短縮す
ることができる梁の接合構造を提供することを目的とす
る。
る課題は、以上の如くであり、次に該課題を解決するた
めの手段を説明する。請求項1においては、フランジ1
2とフランジ13を平行に配置し、該フランジ12・1
3間にウェブ11を垂直に配置した梁において、一方の
フランジ13を長手方向に延出し、フランジ12・13
の端部を補強しボルト孔欠損によって強度が低下しない
ように構成したことを特徴とする梁。
おいて、梁10と梁10’同士を接合する際、一方の梁
10は長手方向に延出したフランジ13が下位置となる
ようにし、他方の梁10’は長手方向に延出したフラン
ジ13が上位置となるようにし、他方の梁10’を一方
の梁10の上方から載置し、梁10の端部と梁10’の
端部同士を接合するように構成したことを特徴とする梁
の接合構造。
を屋根の梁として用いる構造において、梁50と柱40
同士を接合する際、梁50の長手方向に延出したフラン
ジ53と柱40の長手方向に延出したフランジ43が互
いに逆位置となるようにし、 梁50を柱40の上方から
載置し、梁50の端部と柱40の端部同士を接合するよ
うに構成するとともに、前記梁50をさらに屋根の梁5
0’を接合する際、一方の梁50は長手方向に延出した
フランジ53が下位置となるようにし、他方の梁50’
は長手方向に延出したフランジ53’が上位置となるよ
うにし、他方の梁50’を一方の梁50の上方から載置
し、梁50の端部と梁50’の端部同士を接合するよう
に構成したものである。
る。図1は梁の接合構造の第1実施例を示す斜視図、図
2は同じく分解斜視図、図3は同じく側面図、図4は同
じく平面図、図5はフランジの接合部分を示す側面部分
断面図、図6は梁の接合構造の第2実施例を示す斜視
図、図7は同じく斜視図、図8は同じく側面図、図9は
同じく平面図、図10は梁の接合構造の第3実施例を示
す斜視図、図11は同じく側面図、図12は梁の接合構
造の第4実施例を示す斜視図、図13は同じく側面図、
図14は柱と梁の接合構造を示す側面図、図15は傾斜
状に配置する梁の接合構造を示す側面図、図16は従来
の梁の接合構造を示す斜視図、図17は従来の他の梁の
接合構造を示す側面図、図18は同じく側面部分断面図
である。
例について説明する。梁10は、鋼材、軽合金等からな
るH形鋼によって構成されるものである。前記梁10
は、ウェブ11、フランジ12、フランジ13よりなる
ものであり、上下フランジ12・13が平行となるよう
に配置され、該上下フランジ12・13間にウェブ11
が垂直となるように配置されている。また、前記上下フ
ランジ12・13とウェブ11とは一体成形とすること
もできる。
3の長手方向に長さL1延出(図2において紙面上右側
に突出)した構成とされている。即ち、フランジ13
は、フランジ12よりも長い構成とされている。また、
前記フランジ12・13の端部には幅広部12a・13
aが形成されており、該幅広部12a・13aは、長さ
L、幅Hとされ、フランジ12・13の幅hよりも幅広
に構成されている。
13aは、それぞれ、ボルト孔12b・12b・・・、
ボルト孔13b・13b・・・を複数かつ同数(本実施
例ではそれぞれ6孔)有しており、さらに、ウェブ11
にも、ボルト孔11b・11b・・・を複数(本実施例
では3孔)有している。なお、前記ボルト孔は、本実施
例の数に限定されるものではない。
の梁10’を接合する接合構造について説明する。(な
お、梁10と梁10’は同じ形状のものであるが、上下
位置が異なるので、説明の便宜上符号を変えて説明す
る。)前記梁10の一端側(図1乃至図4における紙面
上左側)は、該梁10が地面に対して水平となるよう
に、柱(図示せぬ)に接合されている。そして、梁1
0’を梁10に対して上下反転させて、梁10に梁1
0’を載置して接合するようにする。即ち、梁10の幅
広部12a上面に、梁10’の幅広部13a’下面を載
置すると共に、梁10の幅広部13a上面に、梁10’
の幅広部12a’下面を載置する。
ト孔12b・12b・・・と、梁10’の幅広部13
a’のボルト孔13b’・13b’・・・の位置を合わ
せ、ボルトナット15・15・・・を挿入して固着す
る。また、幅広部13aのボルト孔13b・13b・・
・と、幅広部12a’のボルト孔12b’・12b’・
・・の位置を合わせ、ボルトナット15・15・・・を
挿入して固着する。
・11’に接合プレート16を重ね、該プレート16に
開口したボルト孔(図示せぬ)と、ウェブ11・11’
に開口したボルト孔11b・11b・11b’・11
b’・・・の位置を合わせ、ボルトナット15・15・
・・を挿入して固着することにより、梁10と梁10’
を接合するのである。
いては、梁のフランジ同士を接合するための接合プレー
トを使用する必要がなく、使用する部品点数を削減でき
るのである。そして、使用するボルト数も削減すること
ができ、また、フランジ同士を接合プレートを介して接
合しないので、ボルト長が短いボルトを使用することが
できるようになる。よって、梁の接合に用いる部品点数
を削減することができ、コストダウンが可能となるので
ある。また、使用する部品点数を削減することによっ
て、接合作業を簡略化することができるので、作業工程
を少なくすることができ、工期を短縮することができ、
さらにコストダウンが可能となる。
ランジ同士を接合プレートを介して接合することによっ
て、ボルト孔をフランジに開口すること(ボルト欠損)
によるフランジの強度低下を補強して、接合強度を高め
ていたのであった。しかし、本発明の梁の接合構造にお
いては、接合部分(フランジの端部)を幅広として幅広
部を構成し、ボルト孔欠損によるフランジの強度低下を
補強しているので、接合プレートを使用しなくても、接
合強度は低下しない。
うに、従来の梁の接合構造においては、フランジ3a・
3aの上下面に接合プレート4a・4bを重ね、ボルト
ナット6・6・・・によって固着し、また、下フランジ
3b・3bの上下面に接合プレート4a・4bを重ねて
ボルトナット6・6・・・によって固着して、梁1・1
を接合するような構成としていた。
ズレが発生した場合、ボルト6・6・・・には複剪断力
がかかり、ボルト6・6・・・が疲労する(2枚の接合
プレート4a・4bによって、フランジ3a・3aを接
合するため、接合する面が2面(接合面9・9)とな
り、剪断力がボルト6の2箇所にかかる)。しかし、図
3、図5に示すように、本実施例の梁の接合構造は、接
合プレートを介さずに、フランジ12・13’同士、及
びフランジ13・12’同士を直接接合するので、横方
向へ力がかかってズレが発生した場合、単剪断力が発生
するにすぎない。(図5において説明すると、フランジ
12・13’同士を接合しているので、接合する面は1
面(接合面9)であり、剪断力がボルト15の1箇所に
かかる。)したがって、本実施例の梁の接合構造は、従
来の梁の接合構造の場合と比較して、ボルト15が疲労
せず、梁10・10’の接合構造は強固で、安定するの
である。
の第2実施例について説明する。梁10のフランジ12
・13の幅広部12a・13aのボルト孔12b・12
b・・・、ボルト孔13b・13b・・・の数を増加
(本実施例においては6孔から12孔に増加)すること
もできる。そして、そのボルト孔の増加によって、フラ
ンジ12・13の強度は低下するが、該フランジ12・
13のボルト孔欠損による強度低下を補うために、フラ
ンジ12と幅広部12aの間に補強部22b・22bを
形成し、また、フランジ13と幅広部13aの間にも補
強部23b・23bを形成している。
bは、平面視で略3角形状のプレートであり、フランジ
12と幅広部12aの間、及びフランジ13と幅広部1
3aの間に一体的に形成、または、溶接固定してフラン
ジ12・13、即ち、梁10の強度を補強しているので
ある。(なお、本実施例においては、フランジ12・1
3と幅広部12a・13aの間に一体的に形成してい
る。)
ルト15・15・・・の使用数を増加することによっ
て、梁同士の締結力を向上することができる。また、前
記ボルト15・15・・・の使用数を増加したために発
生するフランジ12・13のボルト孔欠損による強度低
下は、補強部22b・22b・23b・23bによって
補強することができるので、フランジ12・13の接合
強度は低下しない。また、前記梁10を、フランジ12
・13の接合部分に該当する端部の厚みを増すことによ
っても、フランジ12・13の強度を向上させ、接合強
度を強固とすることも可能である。
第3実施例について説明する。梁10のフランジ12・
13には、前記第1・第2実施例のように、幅広部が設
けられておらず、フランジ12・13のボルト孔欠損に
よる強度低下を補うために、添板30a・30b・・・
が配設されている。前記添板30a・30aは、梁10
・10’のフランジ13・13’の外側面に取り付けら
れており、添板30b・30b・・・は、梁10・1
0’のフランジ12・12’の外側面に取り付けられて
いる。また、前記添板30a・30bのように、梁10
とは別体の部材により、フランジ12・13のボルト孔
欠損による強度の低下を防ぎ補強するのではなくて、添
板の厚みと長さの分だけ、あらかじめフランジ12・1
3の端部に一体的に突出形成し、フランジ12・13の
ボルト孔欠損による強度の低下を防ぎ補強する構成とす
ることもできる。
第4実施例について説明する。梁10のフランジ12・
13には、前記第1・第2実施例のように、幅広部が設
けられておらず、また第3実施例のように、添板も配設
されておらず、フランジ12・13のボルト孔欠損によ
る強度の低下を補うために、梁10・10’のフランジ
13・13’の端部がさらに突出されている。このよう
にフランジ13・13’の端部の突出部を長くすること
によって、ボルト15・15・・・の使用数を増加して
梁10・10’同士の締結力の向上を図るとともに、前
記ボルト15・15・・・の使用数を増加したために発
生するフランジ12・13のボルト孔欠損による強度の
低下も防ぎ補強することができる。
を接合する構造について説明する。柱と梁を基本とした
ラーメン構造の建物において、柱40と梁50をH形鋼
とし、柱40の一方のフランジ43を他方のフランジ4
2より上方へ突出させ、同様に梁50の一方のフランジ
53を他方のフランジ52より下方へ突出させた形状と
し、柱40の一方の突出したフランジ43と梁50の他
方のフランジ52とを一致させ、柱40の他方のフラン
ジ42と梁50の一方の突出したフランジ53とを一致
させて、ボルト15・15・・・にて固定する構成とし
ている。
43・52・53のボルト孔欠損による強度の低下を補
うための構成としては、第1・2・3・4実施例と同様
に、幅広部を形成してもよいし、添板にて補強してもよ
いし、突出したフランジ43・53をさらに長く突出さ
せてもよい。そして、柱40と梁50の接合構造におい
ても、梁10・10’同士を接合する構成と同様に、柱
40と梁50同士の締結力を確保しつつ、フランジ42
・43・52・53のボルト孔欠損による強度の低下を
防ぎ補強することができる。また、柱と梁の接合に用い
る部品点数を削減することができ、コストダウンが可能
となるのである。また、使用する部品点数を削減するこ
とによって、接合作業を簡略化することができるので、
作業工程を少なくすることができ、工期を短縮すること
ができ、さらにコストダウンが可能となる。
梁50と梁50’とを接合する構造について説明する。
柱と梁を基本としたラーメン構造の建物において、屋根
部分を構成する梁50・50’をH形鋼とし、一方のフ
ランジ53を他方のフランジ52より斜め上方へ突出さ
せ、同様に梁50’の一方のフランジ53’を他方のフ
ランジ52’より斜め下方へ突出させた形状とし、梁5
0の一方の突出したフランジ53と梁50’の他方のフ
ランジ52’とを一致させ、梁50の他方のフランジ5
2と梁50’の一方の突出したフランジ53’とを一致
させて、ボルト15・15・・・にて固定する構成とし
ている。
53・52’・53’のボルト孔欠損による強度の低下
を補うための構成としては、第1・2・3・4実施例と
同様に、幅広部を形成してもよいし、添板にて補強して
もよいし、突出したフランジ53・53’をさらに長く
突出させてもよい。そして、傾斜状に配置する梁50と
梁50’の接合構造においても、梁10・10’同士を
接合する構成と同様に、梁50と梁50’同士の締結力
を確保しつつ、フランジ52・53・52’・53’の
ボルト孔欠損による強度の低下を防ぎ補強することがで
きる。また、梁と梁の接合に用いる部品点数を削減する
ことができ、コストダウンが可能となるのである。ま
た、使用する部品点数を削減することによって、接合作
業を簡略化することができるので、作業工程を少なくす
ることができ、工期を短縮することができ、さらにコス
トダウンが可能となる。
ような効果を奏するものである。請求項1の如く、フラ
ンジ12とフランジ13を平行に配置し、該フランジ1
2・13間にウェブ11を垂直に配置した梁において、
一方のフランジ13を長手方向に延出し、フランジ12
・13の端部をボルト孔欠損によって強度が低下しない
ように補強したので、梁の強度を確保しつつ、梁の接合
に用いる部品点数を削減することができ、コストダウン
が可能となり、また、工期を短縮することができ、さら
にコストダウンが可能となる。
て、梁10と梁10’同士を接合する際、一方の梁10
は長手方向に延出したフランジ13が下位置となるよう
にし、他方の梁10’は長手方向に延出したフランジ1
3が上位置となるようにし、他方の梁10’を一方の梁
10の上方から載置し、梁10の端部と梁10’の端部
同士を接合するように構成したので、従来用いていた梁
10と梁10’の接合のための接合プレート、及びボル
トの数を削減することが可能となり、コストダウンが可
能となり、また、工期の短縮が可能となり、さらにコス
トダウンが可能となる。また、一方の梁10に他方の梁
10’を載置する構成としているので、簡単にボルト孔
位置等を合わせて接合位置の位置決めを行うことがで
き、容易に梁10・10’同士を接合作業を行うことが
できる。
根の梁として用いる構造において、梁50と柱40同士
を接合する際、梁50の長手方向に延出したフランジ5
3と柱40の長手方向に延出したフランジ43が互いに
逆位置となるようにし、梁50を柱40の上方から載置
し、梁50の端部と柱40の端部同士を接合するように
構成するとともに、前記梁50をさらに屋根の梁50’
を接合する際、一方の梁50は長手方向に延出したフラ
ンジ53が下位置となるようにし、他方の梁50’は長
手方向に延出したフランジ53’が上位置となるように
し、他方の梁50’を一方の梁50の上方から載置し、
梁50の端部と梁50’の端部同士を接合するように構
成したので、例えば柱と梁を基本としたラーメン構造に
おいて、柱と梁の接合、及び梁と梁の接合に用いる部品
点数を削減することができ、コストダウンが可能となる
のである。 また、使用する部品点数を削減することによ
って、接合作業を簡略化することができるので、作業工
程を少なくすることができ、工期を短縮することがで
き、さらにコストダウンが可能となる。
る。
る。
る。
る。
る。
である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 フランジ12とフランジ13を平行に配
置し、該フランジ12・13間にウェブ11を垂直に配
置した梁において、一方のフランジ13を長手方向に延
出し、フランジ12・13の端部を補強しボルト孔欠損
によって強度が低下しないように構成したことを特徴と
する梁。 - 【請求項2】 請求項1記載の梁において、梁10と梁
10’同士を接合する際、一方の梁10は長手方向に延
出したフランジ13が下位置となるようにし、他方の梁
10’は長手方向に延出したフランジ13が上位置とな
るようにし、他方の梁10’を一方の梁10の上方から
載置し、梁10の端部と梁10’の端部同士を接合する
ように構成したことを特徴とする梁の接合構造。 - 【請求項3】 請求項1に記載の梁を屋根の梁として用
いる構造において、梁50と柱40同士を接合する際、
梁50の長手方向に延出したフランジ53と柱40の長
手方向に延出したフランジ43が互いに逆位置となるよ
うにし、梁50を柱40の上方から載置し、梁50の端
部と柱40の端部同士を接合するように構成するととも
に、前記梁50をさらに屋根の梁50’を接合する際、
一方の梁50は長手方向に延出したフランジ53が下位
置となるようにし、他方の梁50’は長手方向に延出し
たフランジ53’が上位置となるようにし、他方の梁5
0’を一方の梁50の上方から載置し、梁50の端部と
梁50’の端部同士を接合するように構成したことを特
徴とする梁の接合構造。
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