JP3038841U - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents
空気調和機の室内ユニットInfo
- Publication number
- JP3038841U JP3038841U JP1996012892U JP1289296U JP3038841U JP 3038841 U JP3038841 U JP 3038841U JP 1996012892 U JP1996012892 U JP 1996012892U JP 1289296 U JP1289296 U JP 1289296U JP 3038841 U JP3038841 U JP 3038841U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air conditioner
- indoor unit
- casing
- grill
- suction grill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 吸込グリルに多方向から衝撃力がかかった場
合でも、その吸込グリルが損傷されないようにするこ
と。 【解決手段】 ケーシング1の前部に、該ケーシング1
の前面に形成した吸込口を覆う吸込グリル4が着脱可能
に取り付けられた空気調和機の室内ユニットにおいて、
前記吸込グリル4がケーシング1の前面に沿うグリル本
体4aと該グリル本体4aの両側縁から後方に延びる両
側板部4bとにより横断面略コ字状に形成されており、
ケーシング1の前面両側縁部に突設した一対の支持突起
8が前記グリル本体4aと両側板部4bとの間のコーナ
ー部4cの裏面に当接または接近されている。
合でも、その吸込グリルが損傷されないようにするこ
と。 【解決手段】 ケーシング1の前部に、該ケーシング1
の前面に形成した吸込口を覆う吸込グリル4が着脱可能
に取り付けられた空気調和機の室内ユニットにおいて、
前記吸込グリル4がケーシング1の前面に沿うグリル本
体4aと該グリル本体4aの両側縁から後方に延びる両
側板部4bとにより横断面略コ字状に形成されており、
ケーシング1の前面両側縁部に突設した一対の支持突起
8が前記グリル本体4aと両側板部4bとの間のコーナ
ー部4cの裏面に当接または接近されている。
Description
【0001】
本考案はケーシングの吸込口を覆う吸込グリルを補強した空気調和機の室内ユ ニットに関する。
【0002】
従来、この種の空気調和機の室内ユニットの一例として図5に示すものがある 。これは、ケーシング1の前面上部に吸込口2が形成されると共に、その前面下 部に吹出口3が形成され、前記吸込口2を覆う吸込グリル4がヒンジ5を介して ケーシング1の前部に着脱可能に取り付けられ、前記吸込グリル4がケーシング 1の前面に沿うグリル本体4aと該グリル本体4aの両側縁から後方に延びる両 側板部4bとにより横断面略コ字状に形成され、前記ケーシング1の前面に前記 グリル本体4aの裏面を支持する複数の支持突起6が突設されている。
【0003】 上記構成において、ケーシング1内のファンを駆動することにより、吸込グリ ル4の通気孔及び吸込口2を通ってケーシング1内に吸い込まれた吸込流が熱交 換器により熱交換され、ケーシング1内から吹出流が吹出口3を通って室内に吹 き出される。
【0004】
上記構成において、室内ユニットは工場で梱包して搬送されるわけであるが、 その搬送の途上で不注意や乱暴な取扱により、衝撃力が前記吸込グリル4に前方 (矢印A方向)からかかった場合に、その衝撃力を支持突起6により受け止めて 、その吸込グリル4が破損されないようになっている。しかし、衝撃力が吸込グ リル4に側方(矢印B方向)や斜め方向(矢印C方向)からかかった場合には、 その衝撃力を受け止めるものがないため、吸込グリル4やヒンジ5が破損される 虞れがある。
【0005】 そこで、前記吸込グリル4を肉厚にして強度を大きくすることが考えられるが 、これでは、材料費が高くつくことになる。
【0006】 また、吸込グリル4の両側板部4bをケーシング1に密着させて、多方向から 吸込グリル4にかかる衝撃力をケーシング1で受け止めることも考えられるが、 これでは、吸込グリル4の着脱を円滑に行うことが困難になる。
【0007】 本考案は、上記難点に鑑み、吸込グリルに多方向から衝撃力がかかった場合で も、その吸込グリルが損傷されないようにすると共に、吸込グリルを薄肉状にす ることができ、且つ、吸込グリルを円滑に着脱させることができる空気調和機の 室内ユニットを提供することを目的としている。
【0008】
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案は、ケーシングの前部に、該ケ ーシングの前面に形成した吸込口を覆う吸込グリルが着脱可能に取り付けられた 空気調和機の室内ユニットにおいて、前記ケーシングの前面両側縁部に前記吸込 グリルの裏面両側縁部を支持する一対の支持突起が突設されていることを特徴と している。
【0009】 上記構成によれば、室内ユニットを搬送する途上で不注意や乱暴な取扱により 、多方向から吸込グリルに衝撃力がかかった場合でも、一対の支持突起が吸込グ リルの裏面両側縁部を支持しているので、その一対の支持突起により衝撃力を受 け止めることができ、前記吸込グリルが破損される虞れがない。
【0010】 請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案において、前記吸込グリルが前記 ケーシングの前面に沿うグリル本体と該グリル本体の両側縁から後方に延びる両 側板部とにより横断面略コ字状に形成されており、そのグリル本体と両側板部と の間のコーナー部の裏面に前記一対の支持突起が当接または接近されていること を特徴としている。
【0011】 上記構成によれば、ケーシングの前面両側縁部に突設した一対の支持突起が吸 込グリルのグリル本体と両側板部との間のコーナー部の裏面に当接または接近さ れているので、多方向から吸込グリルに衝撃力がかかった場合でも、その衝撃力 を受け止めて、吸込グリルが損傷されないようにすることができる。また、これ により、吸込グリルを薄肉状にして材料費を安くすることができると共に、吸込 グリルとケーシングとの間に隙間を設けて、その吸込グリルの着脱を円滑に行う ことができる。
【0012】 請求項3記載の考案は、請求項2記載の考案において、前記一対の支持突起が 前記コーナー部の中央部に対向して突設されていることを特徴としている。
【0013】 上記構成によれば、衝撃力が集中してかかる虞れのあるコーナー部の中央部を 一対の支持突起により支持しているので、吸込グリルが衝撃力により損傷される ことがない。
【0014】 請求項4記載の考案は、請求項2記載の考案において、前記一対の支持突起が 前記コーナー部のほぼ全長にわたって突設されていることを特徴としている。
【0015】 上記構成によれば、吸込グリルのコーナー部をそのほぼ全長にわたって一対の 支持突起により支持しているので、その吸込グリルを確実に補強することができ る。
【0016】 請求項5記載の考案は、請求項1から4のいずれかに記載の考案において、前 記一対の支持突起に補強リブが設けられていることを特徴としている。
【0017】 上記構成によれば、一対の支持突起が補強リブにより補強されているので、吸 込グリルにかかる衝撃力を確実に受け止めることができる。
【0018】 請求項6記載の考案は、請求項5記載の考案において、前記補強リブが前記支 持突起の長手方向とは直交する方向に沿って設けられていることを特徴としてい る。
【0019】 上記構成によれば、補強リブが前記支持突起の長手方向とは直交する方向に沿 って設けられているので、前記支持突起に多方向からかかる衝撃力を確実に受け 止めることができる。
【0020】 請求項7記載の考案は、請求項5または6に記載の考案において、前記補強リ ブが複数設けられていることを特徴としている。
【0021】 上記構成によれば、吸込グリルにかかる衝撃力を一層確実に受け止めることが できる。
【0022】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2は本考案 の実施の一形態である空気調和機の室内ユニットを示すものであって、ケーシン グ1の前面両側縁部に吸込グリル4の裏面両側縁部を支持する一対の支持突起8 が突設されている。なお、10は吸込口2に配設したフィルターである。上記以 外の構成は図5に示す従来例とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付し てその説明を省略する。
【0023】 前記支持突起8は、図3及び図4に示すように、ケーシング1の前面両側縁部 に沿って一直線状に突設され、吸込グリル4のグリル本体4aと両側板部4bと の間のコーナー部4cの中央部に対向して該コーナー部4cの裏面に当接または 接近されている。
【0024】 図3及び図4に示すように、前記支持突起8には、該支持突起8の長手方向と は直交する方向に沿って複数の補強リブ9が互いに間隔をおいて一体形成されて いる。
【0025】 上記構成によれば、室内ユニットを搬送する途上で不注意や乱暴な取扱により 、多方向から吸込グリル4に衝撃力がかかった場合でも(図3参照)、その衝撃 力をケーシング1の前面両側縁部に突設した一対の支持突起8により受け止める ため、吸込グリル4が破損される虞れがない。また、これにより、吸込グリル4 を薄肉状にして材料費を安くすることができると共に、吸込グリル4とケーシン グ1との間に隙間α(図3参照)を設けて、その吸込グリル4の着脱を円滑に行 うことができる。
【0026】 前記支持突起8は衝撃力が集中してかかる虞れのあるコーナー部4cの中央部 に対向して設けられているので、吸込グリル4を確実に補強することができる。
【0027】 図1に仮想線で示すように、前記一対の支持突起を前記コーナー部のほぼ全長 にわたって突設してもよい。これによって、吸込グリル4を確実に補強すること ができる。
【0028】 前記補強リブ9により支持突起8が補強されているので、吸込グリル4にかか る衝撃力を確実に受け止めることができる。また、その補強リブ9が支持突起8 の長手方向とは直交する方向に沿って設けられているので、支持突起8に多方向 からかかる衝撃力を確実に受け止めることができる。更に、補強リブ9が複数設 けられているので、吸込グリル4にかかる衝撃力を一層確実に受け止めることが できる。
【0029】
請求項1記載の考案によれば、室内ユニットを搬送する途上で不注意や乱暴な 取扱により、多方向から吸込グリルに衝撃力がかかった場合でも、一対の支持突 起が吸込グリルの裏面両側縁部を支持しているので、その一対の支持突起により 衝撃力を受け止めることができ、前記吸込グリルが破損される虞れがない。
【0030】 請求項2記載の考案によれば、ケーシングの前面両側縁部に突設した一対の支 持突起が吸込グリルのグリル本体と両側板部との間のコーナー部の裏面に当接ま たは接近されているので、多方向から吸込グリルに衝撃力がかかった場合でも、 その衝撃力を受け止めて、吸込グリルが損傷されないようにすることができる。 また、これにより、吸込グリルを薄肉状にして材料費を安くすることができると 共に、吸込グリルとケーシングとの間に隙間を設けて、その吸込グリルの着脱を 円滑に行うことができる。
【0031】 請求項3記載の考案によれば、衝撃力が集中してかかる虞れのあるコーナー部 の中央部を一対の支持突起により支持しているので、吸込グリルが衝撃力により 損傷されることがない。
【0032】 請求項4記載の考案によれば、吸込グリルのコーナー部をそのほぼ全長にわた って一対の支持突起により支持しているので、その吸込グリルを確実に補強する ことができる。
【0033】 請求項5記載の考案によれば、一対の支持突起が補強リブにより補強されてい るので、吸込グリルにかかる衝撃力を確実に受け止めることができる。
【0034】 請求項6記載の考案によれば、補強リブが前記支持突起の長手方向とは直交す る方向に沿って設けられているので、前記支持突起に多方向からかかる衝撃力を 確実に受け止めることができる。
【0035】 請求項7記載の考案によれば、前記補強リブが複数設けられているので、吸込 グリルにかかる衝撃力を一層確実に受け止めることができる。
【図1】本考案の実施の一形態である空気調和機の室内
ユニットを示す一部切り欠き正面図である。
ユニットを示す一部切り欠き正面図である。
【図2】同一部切り欠き側面図である。
【図3】同要部の横断面図である。
【図4】同要部の斜視図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
1 ケーシング 2 吸込口 4 吸込グリル 4a 吸込グリルのグリル本体 4b 吸込グリルの側板部 4c 吸込グリルのコーナー部 8 支持突起 9 補強リブ
Claims (7)
- 【請求項1】 ケーシングの前部に、該ケーシングの前
面に形成した吸込口を覆う吸込グリルが着脱可能に取り
付けられた空気調和機の室内ユニットにおいて、前記ケ
ーシングの前面両側縁部に前記吸込グリルの裏面両側縁
部を支持する一対の支持突起が突設されていることを特
徴とする空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項2】 前記吸込グリルが前記ケーシングの前面
に沿うグリル本体と該グリル本体の両側縁から後方に延
びる両側板部とにより横断面略コ字状に形成されてお
り、そのグリル本体と両側板部との間のコーナー部の裏
面に前記一対の支持突起が当接または接近されているこ
とを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内ユニッ
ト。 - 【請求項3】 前記一対の支持突起が前記コーナー部の
中央部に対向して突設されていることを特徴とする請求
項2記載の空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項4】 前記一対の支持突起が前記コーナー部の
ほぼ全長にわたって突設されていることを特徴とする請
求項2記載の空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項5】 前記一対の支持突起に補強リブが設けら
れていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに
記載の空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項6】 前記補強リブが前記支持突起の長手方向
とは直交する方向に沿って設けられていることを特徴と
する請求項5記載の空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項7】 前記補強リブが複数設けられていること
を特徴とする請求項5または6に記載の空気調和機の室
内ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996012892U JP3038841U (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 空気調和機の室内ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996012892U JP3038841U (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 空気調和機の室内ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3038841U true JP3038841U (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=43173499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996012892U Expired - Lifetime JP3038841U (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 空気調和機の室内ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3038841U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11101470A (ja) * | 1997-09-29 | 1999-04-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 天吊型空気調和装置 |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP1996012892U patent/JP3038841U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11101470A (ja) * | 1997-09-29 | 1999-04-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 天吊型空気調和装置 |
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