[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP3031814B2 - 病院用コードレス電話の呼出方法 - Google Patents

病院用コードレス電話の呼出方法

Info

Publication number
JP3031814B2
JP3031814B2 JP6064223A JP6422394A JP3031814B2 JP 3031814 B2 JP3031814 B2 JP 3031814B2 JP 6064223 A JP6064223 A JP 6064223A JP 6422394 A JP6422394 A JP 6422394A JP 3031814 B2 JP3031814 B2 JP 3031814B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cordless
hospital
handset
call
calling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6064223A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07274242A (ja
Inventor
武田雅彦
森下保雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiphone Co Ltd filed Critical Aiphone Co Ltd
Priority to JP6064223A priority Critical patent/JP3031814B2/ja
Publication of JPH07274242A publication Critical patent/JPH07274242A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3031814B2 publication Critical patent/JP3031814B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は病院用コードレス呼出方
法に関し、病院用コードレス電話にて、着信してからコ
ードレス子機の着信音鳴動開始までの時間を短縮するこ
とができる病院用コードレス呼出方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来から、システムコードレス電話の呼
出方法は、例えば図5に示す病院用コードレス電話装置
で実行されている。この病院用コードレス電話装置は、
5F〜2Fの各階のナースステーションに設置されたナ
ースボード親機1〜4と、各階の病室のベッドに設けた
ナース子機5〜8、交換機13、コードレス親機18〜
27、コードレス子機38〜45で構成され、コードレ
ス親機18〜27とコードレス子機38〜45はコード
レスで通話できるようになっている。
【0003】ナース子機5〜8とナースボード親機1〜
4はナースコールケーブルL1〜L4で、ナースボード親
機1〜4と交換機13はナースボードケーブルL5〜L8
で接続されている。また、交換機13とコードレス親機
18〜27はコードレス親機ケーブルL11〜L20で接続
されている。更に、交換機13には局線L10が接続され
ている。
【0004】5F〜2Fの各階のナースステーションに
係わるコードレス親機18〜20、21〜22、23〜
25、26〜27の数とコードレス子機38〜45の数
は医療業務の内容により適宜定められる。この病院用コ
ードレス電話装置において、待受時に、自動位置登録か
手動位置登録により、コードレス子機38〜45の位置
を登録する。
【0005】つまり、一定時間ごとに、それぞれのコー
ドレス親機18〜27の電波の届く範囲(以下無線ゾー
ンという)に、どのコードレス子機38〜45が居るか
を常時記憶しておく。そして、着信があった場合、それ
ぞれのコードレス親機18〜20は、順番に記憶してあ
るコードレス子機38〜45を呼出す。
【0006】この病院用コードレス電話装置で具体的に
着信があってから、コードレス親機18〜27とコード
レス子機38〜45が無線接続し、呼出音が鳴る過程を
述べる。この病院用コードレス電話装置で、待受時に、
自動位置登録か手動位置登録により例えばコードレス子
機38はコードレス親機18の無線ゾーン内にいること
を登録する。同様にして、コードレス子機39はコード
レス親機19、コードレス子機40はコードレス親機2
0、コードレス子機41はコードレス親機21、コード
レス子機42はコードレス親機22、コードレス子機4
3はコードレス親機23、コードレス子機44はコード
レス親機25、コードレス子機45はコードレス親機2
7にそれぞれ位置登録する。
【0007】待受時にコードレス子機38〜45は、
0.1秒間は電源がオン状態でコードレス親機18〜2
7からの受信が可能な状態と1秒間は電源がオフ状態で
コードレス親機18〜27からの受信が不可能な状態の
2つの状態を繰返している。これは、常に電源がオン状
態だと電池が消耗してしまうので、電源のオン、オフ状
態を繰返すことにより電池の消耗を少なくしている。
【0008】厳密には電源を完全にオフ状態にしないで
最小限、動作に必要な電流しか使わない状態、所謂、ス
リープ状態とオン状態の間欠動作でコードレス親機18
〜27からの送信を待ち受けている。0.1秒間電源が
オン状態のとき、コードレス親機18〜27の電波を受
信できれば、間欠動作を停止し、以降は電源がオン状態
の侭となる。
【0009】ここで、2階の病室のベッドに設けたナー
ス子機8からナースコールがあると、ナースコールケー
ブルL4を介してナースステーションのナースボード親
機4に呼出がかかると同時に、ナースボードケーブルL
8を通じて、交換機13へナース子機8から呼出がある
というデータが送られる。交換機13はコードレス親機
ケーブルL11を通じて、そのデータをコードレス親機1
8に送出する。
【0010】コードレス親機18は、図6に示すタイム
チャートのように、Aで1.2秒間、制御チャンネルで
発信、Bで0.2秒間、空き通話チャネルを指定、Cで
0.2秒間、コードレス子機38から確認データを受
信、Gで通話チャンネルに切換え、呼出信号のタイミン
グデータを送信する。なお、コードレス子機38〜45
は位置登録されているものとする。
【0011】コードレス子機38ではDでコードレス親
機18から送信される呼出信号を受信し間欠動作を止
め、電源オン状態とする。次に、Eで制御チャンネルで
0.2秒間送信、コードレス親機18から指定された空
き通話チャンネルを確認できたことを知らせる。また、
Fで通話チャンネルに切換えコードレス親機18から送
信される呼出信号のタイミングに合せて着信音の鳴動開
始をする。
【0012】次に、コードレス親機19はコードレス親
機18が制御チャンネルから通話チャンネルに切換った
とき、登録してあるコードレス子機39に制御チャンネ
ルで発信し、コードレス親機18がコードレス子機38
を呼出したときと同じ動作でコードレス子機39を呼出
す。このような動作を繰り返し、コードレス親機20〜
27は登録されたコードレス子機40〜45を呼出す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このようなシステムコ
ードレス電話の呼出方法では、Aで1.2秒間、制御チ
ャンネルで発信、Bで0.2秒間、空き通話チャンネル
を指定、Cで0.2秒間、コードレス子機38から確認
データを受信、Gで通話チャンネルに切換え、呼出信号
のタイミングデータを送信、Dでコードレス親機18か
らの呼出信号を受信し、間欠動作を止め、電源オン状態
とし、Eで制御チャンネルで0.2秒間送信、コードレ
ス親機から指定された空き通話チャンネルを確認、Fで
通話チャンネルに切換えコードレス親機から送信される
呼出信号のタイミングに合せて着信音鳴動開始となるの
で、コードレス子機45が鳴動開始するまで総計16秒
の時間が必要であり、例えばナースコールに迅速に応答
できないという難点がある。
【0014】
【発明の目的】本発明は、このような難点を解決するた
めにされたもので、短時間でコードレス子機の間欠動作
を停止し、電源をオン状態に保ち、着信してからコード
レス子機の着信音鳴動開始までの時間を大幅に短縮する
ことにより、例えばナースコールに迅速に応答できる病
院用コードレス電話の呼出方法を提供せんとするもので
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の病院用コードレス電話の呼出方法は、複数
エリアで複数のコードレス親機と複数のコードレス子機
を共通利用する病院用コードレス電話の呼出方法におい
て、コードレス子機を待受け時に間欠動作させ、コード
レス親機への着信時に、全てのコードレス子機の待受け
時の間欠動作を一斉にウェイクアップ信号で停止し一斉
に動作させて呼出すことから成る。
【0016】また、本発明の病院用コードレス電話の呼
出方法は、複数エリアで複数のコードレス親機と複数の
コードレス子機を共通利用する病院用コードレス電話の
呼出方法において、コードレス子機を待受け時に間欠動
作させ、コードレス親機への着信時に、全てのコードレ
ス子機の待受け時の間欠動作を一斉にウェイクアップ信
号で停止して一斉に動作させ、コードレス親機への着信
時に、それぞれの空き通話チャンネルを指定する情報を
時間をずらしてコードレス子機へ送信し、コードレス親
機はそれぞれの指定した空き通話チャンネルにて受信状
態にし、コードレス子機は送信されてくる複数の空き通
話チャンネルを指定する情報を受信し、コードレス親機
から発信する電波の電界強度を比較し、コードレス子機
が受信した電波の中から電界強度の一番強い通話チャン
ネルを選択することから成る。
【0017】さらに、本発明の病院用コードレス電話の
呼出方法は、複数エリアで複数のコードレス親機と複数
のコードレス子機を共通利用する病院用コードレス電話
の呼出方法において、コードレス子機を待受け時に間欠
動作させ、コードレス親機への着信時に、全てのコード
レス子機の待受け時の間欠動作を一斉にウェイクアップ
信号で停止し一斉に動作させ、待受け時にコードレス子
機の位置をエリア毎に予め登録し、コードレス親機への
着信時に、予め登録したエリアから優先して呼出すこと
から成る。
【0018】
【作用】複数エリアで複数のコードレス親機と複数のコ
ードレス子機を共通利用する病院用コードレス電話の呼
出方法において、コードレス子機を待受け時に間欠動作
させる。コードレス親機へ着信されると、全てのコード
レス子機は待受け時の間欠動作を一斉に停止する。
【0019】全てのコードレス子機が待受け時の間欠動
作を一斉に停止すると、コードレス子機は電源がオン状
態となりコードレス子機とコードレス親機は送受信が可
能となる。また、コードレス親機へ着信されると、コー
ドレス親機から発信する電波の電界強度を、全てのコー
ドレス子機で比較する。比較に応じて、コードレス子機
が受信した電波の中から電界強度の一番強い通話チャン
ネルを選択するようになっている。
【0020】さらに、待受け時にコードレス子機の位置
をエリア毎に予め登録しておく。コードレス親機へ着信
されると、予め登録したエリアから優先して呼出すよう
になっている。
【0021】
【実施例】以下、本発明の病院用コードレス電話の呼出
方法をその好ましい一実施例について図面にしたがって
詳述する。本発明の病院用コードレス電話の呼出方法
を、例えば図1に示す病院用コードレス電話装置に適用
した場合について例を挙げて説明する。
【0022】この病院用コードレス電話装置は、5F〜
2Fの各階のナースステーションに設置されたナースボ
ード親機1〜4と、各階の病室のベッドに設けたナース
子機5〜8、交換機13、コードレス親機18〜27、
コードレス子機38〜45で構成され、コードレス親機
18〜27とコードレス子機38〜45はコードレスで
通話できるようになっている。
【0023】ナース子機5〜8とナースボード親機1〜
4はナースコールケーブルL1〜L4で、ナースボード親
機1〜4と交換機13はナースボードケーブルL5〜L8
で接続されている。また、交換機13とコードレス親機
18〜27はコードレス親機バスケーブルL21で接続さ
れている。更に、交換機13には局線L10が接続されて
いる。
【0024】この病院用コードレス電話装置で、待受時
に、自動位置登録か手動位置登録により例えばコードレ
ス子機38はコードレス親機18の無線ゾーン内にいる
ことを登録する。同様にして、コードレス子機39はコ
ードレス親機19、コードレス子機40はコードレス親
機20、コードレス子機41はコードレス親機21、コ
ードレス子機42はコードレス親機22、コードレス子
機43はコードレス親機23、コードレス子機44はコ
ードレス親機25、コードレス子機45はコードレス親
機27にそれぞれ位置登録する。
【0025】この病院用コードレス電話装置において、
コードレス親機18〜20に位置登録されたコードレス
子機38〜40を一斉にウェイクアップ信号で間欠動作
を停止させる動作シーケンスを図2のタイムチャートに
示す。図2において、コードレス子機38〜45は任意
のタイミングで間欠動作している。
【0026】例えば、2階の病室のベッドに設けたナー
ス子機8からナースコールがあると、ナースコールケー
ブルL4を介してナースステーションのナースボード親
機4に呼出がかかると同時に、ナースボードケーブルL
8を通じて、交換機13へナース子機8から呼出がある
というデータが送られる。図2に示す動作シーケンスに
おいて、Aでコードレス親機18〜27から一斉に制御
チャンネルでウェイクアップ信号を、1.2秒間、コー
ドレス子機38〜45へ送出する。
【0027】このウェイクアップ信号はコードレス子機
38〜45の間欠動作を停止し、コードレス子機38〜
45の電源をオンにし、コードレス親機18〜27から
の送信を受信可能な状態とするためのものである。コー
ドレス子機38〜45がウェイクアップ信号を受信する
と、待受け時の間欠動作が停止し、Dで電源はオン状態
になる。
【0028】コードレス親機18はBにおいて制御チャ
ンネルで0.2秒間、予め調べておいた空き通話チャン
ネル指定命令を登録されたコードレス子機38へ送信す
る。コードレス子機38はEで空き通話チャンネル指定
命令を受信すると制御チャンネルで通話チャンネルを確
認したことを示す確認データをコードレス親機18へ
0.2秒間返送する。
【0029】コードレス親機18は、コードレス子機3
8からの確認データをCで0.2秒間、受信する。そし
て、コードレス親機18はGで指定した通話チャンネル
に切換え、交換機13から送出される着信音のタイミン
グに合せてコードレス子機38に対し着信タイミング信
号を送出する。コードレス子機38はコードレス親機1
8に確認データを送出した後、指定された通話チャンネ
ルに切換え、コードレス親機18から送出される着信タ
イミング信号に合せてFで着信音を鳴動する。
【0030】コードレス親機18のウェイクアップ信号
送出開始からコードレス子機38の着信音鳴動開始まで
の時間は1.6秒である。次に、コードレス親機19は
ウェイクアップ信号をAで1.2秒間送信したあとで、
コードレス親機18が制御チャンネルを使用している
0.4間動作を停止し、制御チャンネルのBで0.2秒
間、予め調べておいた空き通話チャンネル指定命令を送
信する。
【0031】コードレス子機39はEでコードレス親機
19から指定された通話チャンネルを確認できたことを
示す確認データを制御チャンネルにて0.2秒間返送す
る。コードレス親機19はCで0.2秒間、コードレス
子機39からの応答を受信する。コードレス親機19は
Gで通話チャンネルに切換えて、交換機13から送出さ
れる着信音のタイミングに合せてコードレス子機39に
対する着信タイミング信号を送出する。
【0032】コードレス子機39は確認データをコード
レス親機19へ返送した後、通話チャンネルに切換え、
コードレス親機19から送出される着信タイミングに合
せ、Fで着信音鳴動開始となる。また、これと同様な動
作によってコードレス親機20〜27は登録されたコー
ドレス子機40〜45を鳴動させる。
【0033】このようにすると、コードレス子機45に
着信してから着信音鳴動まで5.2秒かかる。この病院
用コードレス電話装置において、コードレス親機への着
信時に、コードレス親機から発信する電波の電界強度
を、全てのコードレス子機で比較し、一番電界強度の強
いコードレス親機から呼出す動作シーケンスを図3のタ
イムチャートに示す。なお、コードレス子機38〜45
の位置登録はしないが、ナースコールの発呼は前述した
動作シーケンスと同じである。
【0034】図3において、先ず待受時は、コードレス
子機38〜45は任意のタイミングで間欠受信してい
る。着信があると、Aでコードレス親機18〜27から
一斉に制御チャンネルでウェイクアップ信号を、1.2
秒間、コードレス子機38〜45へ送出する。コードレ
ス子機38〜45はウェイクアップ信号を受信すると、
待受け時の間欠動作を停止し、Eで電源がオン状態にな
る。
【0035】コードレス親機18〜27はBで決められ
た制御チャンネルにて、それぞれの空き通話チャンネル
を指定する情報を0.2秒間ずつずらして、コードレス
子機38〜45へ0.2秒間ずつ送信する。コードレス
親機18〜27は全てのコードレス親機がBで送信を終
えるまで動作を停止し、Cでそれぞれの指定した空き通
話チャンネルにて1.6秒間、受信状態にする。
【0036】コードレス子機38〜45は、Eで送信さ
れて来る複数の空き通話チャンネルを指定する情報を受
信し、受信した電波の中から電界強度の一番強い通話チ
ャンネルを選択する。Fでコードレス子機38〜45は
選択した通話チャンネルにて自分のコードレス子機の番
号等のデータを0.2秒間ずつずらして0.2秒間返送す
る。
【0037】コードレス親機18〜27はコードレス子
機38〜45から返事がきたらDでそれぞれの通話チャ
ンネルで着信音鳴動の着信タイミング信号を送出する。
ただし、コードレス子機38〜45に選択されなかっ
たコードレス親機24、26は、着信タイミング信号を
送出しない。コードレス子機38〜45はGでコードレ
ス親機18〜27のうち、無線接続ができたコードレス
親機から送出される着信タイミング信号により着信音を
鳴動開始する。
【0038】着信開始から鳴動開始までの時間はコード
レス子機45で4.8秒である。この病院用コードレス
電話装置において、待受け時にコードレス子機の位置を
エリア毎に予め登録し、コードレス親機への着信時に、
予め登録したエリアから優先して呼出す動作シーケンス
を図4のタイムチャートに示す。一例として、5階のコ
ードレス親機18〜20にコードレス子機38〜40、
4階のコードレス親機21、22にコードレス子機4
1、42、3階のコードレス親機23〜25にコードレ
ス子機43、44、2階のコードレス親機26、27に
コードレス子機45が手動で位置登録されている。
【0039】また、ナースボード親機1の呼出に対して
コードレス親機18〜20、ナースボード親機2の呼出
に対してコードレス親機21、22、ナースボード親機
3の呼出に対してコードレス親機23〜25、ナースボ
ード親機4の呼出に対してコードレス親機26、27が
優先して対応するよう設定されている。例えば、図1に
示す2階の病室のベッドに設けたナース子機8からナー
スコールがあると、ナースコールケーブルL4を介して
ナースステーションのナースボード親機4に呼出がかか
ると同時に、ナースボードケーブルL8を通じて、交換
機13へナース子機8から呼出があるというデータが送
られる。
【0040】図4において、先ず待受時は、コードレス
子機38〜45は任意のタイミングで間欠受信してい
る。交換機13により着信があると、Aでコードレス親
機18〜27から一斉に制御チャンネルでウェイクアッ
プ信号を1.2秒間、コードレス子機38〜45へ送出
する。
【0041】コードレス子機38〜45はウェイクアッ
プ信号を受信すると、待受け時の間欠動作を停止し、B
で電源がオン状態になる。つぎに、Cでコードレス親機
26が制御チャンネルで予め調べて置いた空き通話チャ
ンネル情報を0.2秒間送信する。続いて、Dでコード
レス親機27は制御チャンネルで0.2秒間同様に送信
する。
【0042】コードレス子機45はEでコードレス親機
26、27からの電波の電界強度を比較し、強い方の情
報の中にある空き通話チャンネルで選択したチャンネル
情報を受け取ったことを示す確認データを0.2秒間送
信する。いま、コードレス親機27を選択したとすれ
ば、コードレス親機27はコードレス子機45からの確
認データをFで受取り、コードレス親機27はQでコー
ドレス子機45に対する着信タイミング信号を送出す
る。コードレス子機45はその信号をGで受信し鳴動を
開始する。
【0043】その次に、コードレス親機23〜25はコ
ードレス親機27がDの信号を送信した直後、制御チャ
ンネルでコードレス子機43、44に対してH、I、J
で空き通話チャンネル情報を順番に送信する。コードレ
ス子機43、44はKでコードレス子機45と同様に電
界強度を比較して、それぞれのコードレス親機23〜2
5に対して一番強い電波の指定する通話チャンネルにて
返事を出す。
【0044】Lにおいてコードレス親機23〜25は前
記通話チャンネルで受信状態になり、コードレス親機2
3、24でコードレス子機43、44からの返事を受信
する。コードレス親機23、24はRで着信タイミング
信号をコードレス子機43、44に送信し、コードレス
子機43、44は鳴動を開始する。なおコードレス親機
25には該当するコードレス子機がないので着信タイミ
ング信号は送出しない。
【0045】その次に、コードレス親機21、22はコ
ードレス親機25がJの信号を送信した後で、順番に制
御チャンネルでコードレス子機41、42に対してM、
Nでデータを送信する。コードレス子機41、42は同
様にコードレス親機21、22に対しOで返事をだす。
【0046】そして、コードレス親機23〜25はPで
返事を受信し、Sで着信タイミング信号を送出する。コ
ードレス子機41、42は着信タイミング信号を受けて
鳴動を開始する。同様に、コードレス親機18〜20は
コードレス子機38〜40を動作させる。このようにコ
ードレス子機45を最優先に着信鳴動するようにしたの
で、着信開始から1.8秒で鳴音開始となり、他のコー
ドレス子機も3.4秒で鳴音開始となる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の病院用コードレス電話の呼出方法によれば、着信時の
呼出時間が短縮できる。また、本発明の病院用コードレ
ス電話の呼出方法によれば、コードレス子機が受信した
電波の中から電界強度の一番強い通話チャンネルを選択
して送受信できる。
【0048】さらに、本発明の病院用コードレス電話の
呼出方法によれば、コードレス親機への着信時に、予め
登録したエリアから優先して呼出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による病院用コードレス電話の呼出方法
に適用する病院用コードレス電話装置の一実施例を示す
ブロック図。
【図2】本発明による病院用コードレス電話の呼出方法
の一実施例を示タイムチャート。
【図3】本発明による病院用コードレス電話の呼出方法
の他の実施例を示タイムチャート。
【図4】本発明による病院用コードレス電話の呼出方法
の他の実施例を示すタイムチャート。
【図5】従来の病院用コードレス電話の呼出方法に適用
する病院用コードレス電話装置のブロック図。
【図6】従来の病院用コードレス電話の呼出方法のタイ
ムチャート。
【符号の説明】
1〜4・・・・・・電話機 18〜27・・・・・・コードレス親機 38〜45・・・・・・コードレス子機 13・・・・・・交換機 5F〜2F・・・・・・複数エリア
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−6459(JP,A) 特開 昭63−39222(JP,A) 特開 平6−6289(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 - 3/00 H04B 7/26 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数エリア(5F〜2F)で複数のコード
    レス親機(18〜27)と複数のコードレス子機(38
    〜45)を共通利用する病院用コードレス電話の呼出方
    法において、 前記コードレス子機を待受け時に間欠動作させ、前記コ
    ードレス親機への着信時に、全てのコードレス子機の待
    受け時の間欠動作を一斉にウェイクアップ信号で停止し
    一斉に動作させて呼出すことを特徴とする病院用コード
    レス電話の呼出方法。
  2. 【請求項2】複数エリア(5F〜2F)で複数のコード
    レス親機(18〜27)と複数のコードレス子機(38
    〜45)を共通利用する病院用コードレス電話の呼出方
    法において、前記コードレス子機を待受け時に間欠動作させ、前記コ
    ードレス親機への着信時に、全てのコードレス子機の待
    受け時の間欠動作を一斉にウェイクアップ信号で停止し
    て一斉に動作させ、 前記コードレス親機への着信時に、それぞれの空き通話
    チャンネルを指定する情報を時間をずらして前記コード
    レス子機へ送信し、前記コードレス親機はそれぞれの指
    定した空き通話チャンネルにて受信状態にし、前記コー
    ドレス子機は送信されてくる複数の空き通話チャンネル
    を指定する情報を受信し、前記コードレス親機から発信
    する電波の電界強度を比較し、前記コードレス子機が受
    信した電波の中から電界強度の一番強い通話チャンネル
    を選択する ことを特徴とする病院用コードレス電話の呼
    出方法。
  3. 【請求項3】複数エリア(5F〜2F)で複数のコード
    レス親機(18〜27)と複数のコードレス子機(38
    〜45)を共通利用する病院用コードレス電話の呼出方
    法において、前記コードレス子機を待受け時に間欠動作させ、前記コ
    ードレス親機への着信時に、全てのコードレス子機の待
    受け時の間欠動作を一斉にウェイクアップ信号で停止し
    一斉に動作させ、 待受け時にコードレス子機の位置をエリア毎に予め登録
    し、コードレス親機への着信時に、予め登録したエリア
    から優先して呼出すことを特徴とする病院用コードレス
    電話の呼出方法。
JP6064223A 1994-03-31 1994-03-31 病院用コードレス電話の呼出方法 Expired - Fee Related JP3031814B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6064223A JP3031814B2 (ja) 1994-03-31 1994-03-31 病院用コードレス電話の呼出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6064223A JP3031814B2 (ja) 1994-03-31 1994-03-31 病院用コードレス電話の呼出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07274242A JPH07274242A (ja) 1995-10-20
JP3031814B2 true JP3031814B2 (ja) 2000-04-10

Family

ID=13251898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6064223A Expired - Fee Related JP3031814B2 (ja) 1994-03-31 1994-03-31 病院用コードレス電話の呼出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3031814B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4704619B2 (ja) * 2001-06-28 2011-06-15 アイホン株式会社 ナースコール装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07274242A (ja) 1995-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH046919A (ja) コードレス電話方式
JP3166796B2 (ja) コードレス電話
JPH11308666A (ja) デジタルコードレス電話システム
JP3031814B2 (ja) 病院用コードレス電話の呼出方法
JPH09219678A (ja) コードレス通信システム
JP2909356B2 (ja) コードレス電話システム
JP2727521B2 (ja) コードレス・ボタン電話装置の一斉着信方法
JP2765299B2 (ja) ページング携帯電話機とその制御方法
JP3433102B2 (ja) インターカムシステム
JP3824435B2 (ja) 通信端末装置
JPH01147930A (ja) 無線通信装置
JP2887006B2 (ja) コードレス通信システム
JP2541349B2 (ja) コ―ドレス電話システム
JP2571297B2 (ja) 無線電話装置
JP2773697B2 (ja) コードレス電話装置
JPH0753345Y2 (ja) 無線電話装置
JP2936602B2 (ja) コードレス電話装置
JP2903069B2 (ja) コードレスボタン電話装置
JP3019763B2 (ja) デジタルコードレス電話装置
JPH05344051A (ja) コードレス電話装置
JP2541334B2 (ja) コ―ドレス電話システム
JPH05130178A (ja) コードレス電話装置
JPH0294854A (ja) コードレス電話機の保留転送方法
JP2648128B2 (ja) Mca用交換機接続装置
JPS62264734A (ja) 転送機能付コ−ドレス電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000111

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees