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JP3031665U - 修正用シート及びその冊子並びに修正棒 - Google Patents

修正用シート及びその冊子並びに修正棒

Info

Publication number
JP3031665U
JP3031665U JP1996004624U JP462496U JP3031665U JP 3031665 U JP3031665 U JP 3031665U JP 1996004624 U JP1996004624 U JP 1996004624U JP 462496 U JP462496 U JP 462496U JP 3031665 U JP3031665 U JP 3031665U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction
sheet
booklet
back cover
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996004624U
Other languages
English (en)
Inventor
力 山本
Original Assignee
デュプロシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by デュプロシステム株式会社 filed Critical デュプロシステム株式会社
Priority to JP1996004624U priority Critical patent/JP3031665U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3031665U publication Critical patent/JP3031665U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被修正文字等の形状、サイズに対応して、容
易にかつ正確に修正可能な修正用シート及びその冊子並
びに修正棒を提供する。 【解決手段】 透明フィルム2の片面に、押圧転写可能
な多数の修正剤層3を適宜間隔を設けて配置する。ま
た、該修正剤層3をそれぞれ形状、サイズの異なるもの
に、例えばライン状やスポット状に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、誤記した文字等を修正する押圧転写タイプの修正用シート及びその 冊子並びに修正棒に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、消ゴムで消せない文字等の修正を行う方法として、 白色の修正液を塗って消す方法、 片面に修正剤を塗布したテープをロール状に巻回したものを、特殊な器具に装 填し、該テープを紙面に押し付けながら繰り出して修正剤を転写し消す方法、 合成樹脂フィルムからなるシート片面に、メッシュ状の隠蔽層を形成した修正 シートを用い、このメッシュで区分された部分の隠蔽層を押圧転写して修正する 方法(実開昭60−157292号参照)、 等が行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの各方法にはそれぞれ次のような問題点がある。 前記の方法では、通常、修正液を筆状のもので塗るが、薄く塗ると文字が消 えず、逆に厚く塗ると加筆修正が困難となり、その加減が難しい。また、小さい 文字を消す場合には先端が球状のもので塗るが、この場合も修正液が乾いた後、 平面状でなくなるため加筆修正が難しい。さらに、修正液は速乾性であるため、 長期の保存が難しい。
【0004】 前記の方法では、修正テープの幅が一定に固定されているため、小さい文字 や1文字等、小さい面積のみをポイント的に消すことができない。また、特殊な 器具を使用するため、不経済である。
【0005】 前記の方法では、修正シート全面に隠蔽層が形成されているため、修正作業 時にシート下側の紙面の文字等が見えない。そのため、修正すべき文字を正確に 消すことが難しく、修正作業が煩しい。
【0006】 本考案は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、被修正文字等の形状、 サイズに対応して、容易にかつ正確に修正可能な修正用シート及びその冊子並び に修正棒を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】
上記目的を達成するために、本考案の修正用シートは、透明フィルムの片面に 、押圧転写可能な多数の修正剤層を適宜間隔を設けて配置したものである。 これにより、修正作業時には、シートの修正剤層間の透明フィルムを通して下 の紙面の文字等がよく見えるため、修正箇所の位置を確認しながらその修正箇所 の上に修正剤層を正確に重ねることができる。よって、該修正剤層を紙面に押圧 転写することにより、修正箇所を容易にかつ正確に消すことができる。
【0008】 前記修正剤層をそれぞれ形状、サイズの異なるものに、特にライン状及び/又 はスポット状に形成するのがよい。 これにより、修正箇所の形状、サイズに対応した最適の修正剤層を選択して正 確に修正することができる。
【0009】 本考案の修正用シート冊子は表紙、裏表紙及び背表紙からなるカバー体の該裏 表紙内に、前記修正用シートを修正剤層を上側にして複数枚重ね、かつそれらの 修正用シートの一端を裏表紙の先端部に綴じたものである。
【0010】 前記背表紙外面に、修正棒を収納保持する筒状のホルダーを設けるのがよい。
【0011】 また、本考案の修正棒は、一端を扁平状に、他端を球状に形成してなるもので ある。 これにより、修正箇所の大小に応じて、修正棒の扁平部又は球部を適宜使用し て押圧転写する。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。 修正用シート1は、合成樹脂の透明フィルム2の片面に、予め白色液状の修正 剤を適宜間隔を設けて塗布すると共に、その上面に粘着剤を塗布し、多数の修正 剤層3を形成してある。該修正剤層3は、例えばそれぞれ幅の異なるラインを縞 状に形成したり、また丸、三角、四角、円弧等をスポット状に、かつサイズを変 えて形成する。
【0013】 5は、表紙6と裏表紙7と背表紙8とからなるカバー体で、複数枚の上記シー ト1を修正剤層3を上側にして裏表紙7内に重ね、それらの一端を裏表紙7の先 端部に天のり等で綴じて修正用シート冊子4を形成する。なお、背表紙8の外面 には、修正棒10を収納保持する円筒状のホルダー9が設けてある。修正棒10 は、一端を扁平部11とし、他端を球部12に形成してある。
【0014】 本修正用シートの使用方法を説明すると、図2のように、まずシート冊子4の 最上位のシート1を裏返して、修正箇所14の形状やサイズに対応した最適の修 正剤層3を選択して紙面13の修正箇所14に当てる。例えば、2文字以上等の 長い修正箇所にはライン状の修正剤層3を、1文字や小さい部分の修正にはスポ ット状の修正剤層3を選択する(図4参照)。
【0015】 次いで、修正棒10でシート1の上から修正箇所部分の修正剤層3(図4の網 目部分)を強く押圧し、該修正剤層3を紙面13に転写させ文字等を消す。なお 、その場合、修正箇所14の大小に応じて、修正棒10の扁平部11又は球部1 2を適宜使用して押圧する(図3参照)。
【0016】
【考案の効果】
本考案の修正用シートによれば、修正作業時に、シートの修正剤層間の透明フ ィルムを通して下の紙面の文字等がよく見えるため、修正箇所の位置を確認しな がらその修正箇所の上に修正剤層を正確に重ねることができる。よって、該修正 剤層を紙面に押圧転写することにより、修正箇所を容易にかつ正確に消して修正 することができる。
【0017】 また、修正剤層をそれぞれ形状、サイズの異なるものに、特にライン状やスポ ット状に形成することにより、修正箇所の形状、サイズに対応した最適の修正剤 層を選択して正確に修正することができる。
【0018】 さらに、特殊な器具を必要としないため、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の使用状態を示す側面図である。
【図3】本考案の使用状態を示す要部拡大側面図であ
る。
【図4】本考案の使用状態を示す要部拡大平面図であ
る。
【符号の説明】
1 修正用シート 2 透明フィルム 3 修正剤層 4 修正用シート冊子 5 カバー体 6 表紙 7 裏表紙 8 背表紙 9 ホルダー 10 修正棒 11 扁平部 12 球部 13 紙面 14 修正箇所

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明フィルムの片面に、押圧転写可能な
    多数の修正剤層を適宜間隔を設けて配置したことを特徴
    とする修正用シート。
  2. 【請求項2】 修正剤層をそれぞれ形状、サイズの異な
    るものに形成した請求項1記載の修正用シート。
  3. 【請求項3】 修正剤層をライン状及び/又はスポット
    状に形成した請求項1又は2記載の修正用シート。
  4. 【請求項4】 表紙、裏表紙及び背表紙からなるカバー
    体の該裏表紙内に、請求項1、2又は3記載の修正用シ
    ートを修正剤層を上側にして複数枚重ね、かつそれらの
    修正用シートの一端を裏表紙の先端部に綴じたことを特
    徴とする修正用シート冊子。
  5. 【請求項5】 背表紙外面に、修正棒を収納保持する筒
    状のホルダーを設けた請求項4記載の修正用シート冊
    子。
  6. 【請求項6】 一端を扁平状に、他端を球状に形成して
    なる修正棒。
JP1996004624U 1996-05-27 1996-05-27 修正用シート及びその冊子並びに修正棒 Expired - Lifetime JP3031665U (ja)

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