JP3028512B2 - 張り合わせ接着層を備えた剥離現像、単シート色校正システム - Google Patents
張り合わせ接着層を備えた剥離現像、単シート色校正システムInfo
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- JP3028512B2 JP3028512B2 JP3183269A JP18326991A JP3028512B2 JP 3028512 B2 JP3028512 B2 JP 3028512B2 JP 3183269 A JP3183269 A JP 3183269A JP 18326991 A JP18326991 A JP 18326991A JP 3028512 B2 JP3028512 B2 JP 3028512B2
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- layer
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F3/00—Colour separation; Correction of tonal value
- G03F3/10—Checking the colour or tonal value of separation negatives or positives
- G03F3/102—Lamination or delamination method or apparatus for colour proofing systems
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Materials For Photolithography (AREA)
Description
【0001】印刷技術においては、印刷版製作に使用す
る前に、一式の色分離フィルムを修正し易くするため
に、3色以上の校正を行う行うのが望ましい。この校正
は、印刷工程で得られる色品質を再現し、望ましい網版
画像を厳密に複製していなければならない。色校正の目
視検査では、それらの色分離フィルムを使用する印刷か
ら予想される色の表現、および印刷版を作製する前に修
正する必要がありそうな色分離フィルム上の欠点を示し
ている必要がある。
る前に、一式の色分離フィルムを修正し易くするため
に、3色以上の校正を行う行うのが望ましい。この校正
は、印刷工程で得られる色品質を再現し、望ましい網版
画像を厳密に複製していなければならない。色校正の目
視検査では、それらの色分離フィルムを使用する印刷か
ら予想される色の表現、および印刷版を作製する前に修
正する必要がありそうな色分離フィルム上の欠点を示し
ている必要がある。
【0002】多色印刷用の色校正シートは、印刷機また
は校正印刷機を使用して製作することができるが、これ
には、実際の印刷工程のすべてを実行する必要がある。
したがって、この従来の色校正方法には、経費と時間が
かかる。
は校正印刷機を使用して製作することができるが、これ
には、実際の印刷工程のすべてを実行する必要がある。
したがって、この従来の色校正方法には、経費と時間が
かかる。
【0003】色校正を行うには、写真映像方法を使用す
ることもできる。写真映像方法には、2つの一般的な方
法、オーバーレイ型および単シート型がある。
ることもできる。写真映像方法には、2つの一般的な方
法、オーバーレイ型および単シート型がある。
【0004】オーバーレイ型の色校正方法では、対応す
る色の感光性溶液を塗布して各色分離フィルムの画像を
作製するのに、独立した透明プラスチック支持体を使用
する。その様な対応する色の画像を載せたこれらの複数
の支持体を白色シート上に互いに重ね合わせ、色校正複
合材料を形成する。オーバーレイ型の色校正の主な利点
は、校正を迅速に行うことができ、保存している2つ以
上の色と組み合わせることにより、校正を進行的に実行
できることである。しかし、この型の色校正には、重ね
合わせたプラスチック支持体が色校正シートを暗くする
という欠点がある。その結果、この様にして調製した色
校正複合材料の印象は、従来の印刷機および校正印刷機
で得た複写の印象とは大きく異なったものになる。その
様なオーバーレイ方法の例は、米国特許第3,136,
637、3,211,553および3,326,682
号に記載されている。
る色の感光性溶液を塗布して各色分離フィルムの画像を
作製するのに、独立した透明プラスチック支持体を使用
する。その様な対応する色の画像を載せたこれらの複数
の支持体を白色シート上に互いに重ね合わせ、色校正複
合材料を形成する。オーバーレイ型の色校正の主な利点
は、校正を迅速に行うことができ、保存している2つ以
上の色と組み合わせることにより、校正を進行的に実行
できることである。しかし、この型の色校正には、重ね
合わせたプラスチック支持体が色校正シートを暗くする
という欠点がある。その結果、この様にして調製した色
校正複合材料の印象は、従来の印刷機および校正印刷機
で得た複写の印象とは大きく異なったものになる。その
様なオーバーレイ方法の例は、米国特許第3,136,
637、3,211,553および3,326,682
号に記載されている。
【0005】単シート型の色校正方法では、異なった色
分離フィルムから異なった色の画像を単一の受けシート
上に順次再現することによって、色校正シートを調製す
る。これは、一枚の不透明支持体上に順次着色剤、また
は着色した感光層を付けることによって実行することが
できる。この方法は実際の印刷過程により近く、オーバ
ーレイ方式特有の色の歪みが無い。その様な単シート方
法の例は、米国特許第3,671,236、4,26
0,673、4,366,223、4,650,73
8、4,656,114、および4,659,642に
記載されている。
分離フィルムから異なった色の画像を単一の受けシート
上に順次再現することによって、色校正シートを調製す
る。これは、一枚の不透明支持体上に順次着色剤、また
は着色した感光層を付けることによって実行することが
できる。この方法は実際の印刷過程により近く、オーバ
ーレイ方式特有の色の歪みが無い。その様な単シート方
法の例は、米国特許第3,671,236、4,26
0,673、4,366,223、4,650,73
8、4,656,114、および4,659,642に
記載されている。
【0006】米国特許第3,574,049号は、
(a)一時的な支持体上に図形を印刷し、(b)この一
時的な支持体と最終支持体とを重ね合わせ、(c)この
(b)で形成された重ね合わせ構造に熱および/または
圧力をかけ、(d)印刷図形を保持している最終支持体
から一時的な支持体を分離することからなる、最終支持
体上に図形を印刷する熱転写方法を記載している。この
図形の最終的な支持体に対する親和力は、一時的な支持
体に対するその親和力よりも大きい。この方法には、印
刷工程の欠点がある。
(a)一時的な支持体上に図形を印刷し、(b)この一
時的な支持体と最終支持体とを重ね合わせ、(c)この
(b)で形成された重ね合わせ構造に熱および/または
圧力をかけ、(d)印刷図形を保持している最終支持体
から一時的な支持体を分離することからなる、最終支持
体上に図形を印刷する熱転写方法を記載している。この
図形の最終的な支持体に対する親和力は、一時的な支持
体に対するその親和力よりも大きい。この方法には、印
刷工程の欠点がある。
【0007】熱転写および光重合技術を応用した画像の
単シート色校正を行うための各種の方法が米国特許第
3,060,023、3,060,024、3,06
0,025、3,481,736、および3,607,
264号に記載されている。これらの方法では、適当な
支持体上に施した光重合層に、色分離フィルムを通して
画像を映す様に露光する。次いで、この露光した層の表
面を、別の材料の画像受容表面に押し付ける。それらの
材料の少なくとも一方を、その層の未露光部分の転写温
度以上に加熱する。次いで2つの材料を分離することに
より、この複合材料の熱転写性で未露光の画像区域が、
画像受け材料に転写される。この材料が予め着色してな
ければ、この粘着性の未露光画像を、望ましいトナーで
選択的に着色することができる。着色剤は、この透明な
未重合材料に優先的に付着する。
単シート色校正を行うための各種の方法が米国特許第
3,060,023、3,060,024、3,06
0,025、3,481,736、および3,607,
264号に記載されている。これらの方法では、適当な
支持体上に施した光重合層に、色分離フィルムを通して
画像を映す様に露光する。次いで、この露光した層の表
面を、別の材料の画像受容表面に押し付ける。それらの
材料の少なくとも一方を、その層の未露光部分の転写温
度以上に加熱する。次いで2つの材料を分離することに
より、この複合材料の熱転写性で未露光の画像区域が、
画像受け材料に転写される。この材料が予め着色してな
ければ、この粘着性の未露光画像を、望ましいトナーで
選択的に着色することができる。着色剤は、この透明な
未重合材料に優先的に付着する。
【0008】米国特許第3,721,557号には、感
光性材料と支持体との間に剥離層を塗布した、着色画像
の転写方法が特許請求されている。感光層を活性線で露
光し、現像すると、溶解性のより高い部分が選択的に除
去され、目に見える画像が得られる。この画像を載せた
支持体を、適当な接着剤を塗布した受け材料に押し付
け、続いて担体シートを剥離すると、画像の転写が完了
する。続く転写毎に、受容体に新しい接着剤を塗布しな
ければならない。
光性材料と支持体との間に剥離層を塗布した、着色画像
の転写方法が特許請求されている。感光層を活性線で露
光し、現像すると、溶解性のより高い部分が選択的に除
去され、目に見える画像が得られる。この画像を載せた
支持体を、適当な接着剤を塗布した受け材料に押し付
け、続いて担体シートを剥離すると、画像の転写が完了
する。続く転写毎に、受容体に新しい接着剤を塗布しな
ければならない。
【0009】米国特許第4,596,757号は、画像
または一様な着色剤を転写し、続いてそれらを画像処理
する方法を開示している。この感光性材料は、支持体お
よぴその上に順次載せた、剥離層、着色光重合性層およ
び接着層からなる。この材料は、露光し、一時的な支持
体に張り付け、湿式現像し、次いで受けシートに張り付
けることができる。あるいは、この感光性材料を受けシ
ートに張り付け、露光し、次いで湿式現像することもで
きる。両方法とも、水性媒体中で現像する必要がある。
または一様な着色剤を転写し、続いてそれらを画像処理
する方法を開示している。この感光性材料は、支持体お
よぴその上に順次載せた、剥離層、着色光重合性層およ
び接着層からなる。この材料は、露光し、一時的な支持
体に張り付け、湿式現像し、次いで受けシートに張り付
けることができる。あるいは、この感光性材料を受けシ
ートに張り付け、露光し、次いで湿式現像することもで
きる。両方法とも、水性媒体中で現像する必要がある。
【0010】米国特許第4,489,154号には、湿
式現像を行わずに単層色校正を行う方法が特許請求され
ている。この感光性材料は、剥離できるカバーシート、
着色光接着層、非感光性有機連続層、およびシート支持
体からなる。この材料を露光し、剥離現像すると、陽画
または陰画が受け基材に転写される。それに続く転写毎
に、受容体に新しい接着層を塗布しなければならな
い。。
式現像を行わずに単層色校正を行う方法が特許請求され
ている。この感光性材料は、剥離できるカバーシート、
着色光接着層、非感光性有機連続層、およびシート支持
体からなる。この材料を露光し、剥離現像すると、陽画
または陰画が受け基材に転写される。それに続く転写毎
に、受容体に新しい接着層を塗布しなければならな
い。。
【0011】本発明は、単シート上に陽画像を作成する
ための方法であって、順に a)受けシートを用意すること、および b)剥離表面を有する基材、および該剥離表面上の熱可
塑性樹脂よりなる接着層からなる接着剤転写材料を用意
すること、および c)該接着剤転写材料をその接着剤層を介して受けシー
トに、圧力および約60℃〜約120℃の温度をかけて
張り合わせること、および d)基材から受けシートを剥離することにより、その基
材から接着剤層全体を受けシートに転写すること、およ
び e)透明支持体および該支持体上の感光性組成物層から
なる感光性材料であって、該感光性組成物は有機結合樹
脂、着色剤、光反応開始剤、および少なくとも2つのエ
チレン性不飽和基を有するフリーラジカル重合性アクリ
ル酸エステルまたはメタクリル酸エステルからなり、そ
の結合樹脂は組成物成分を均一なフィルムに結合するの
に十分な量で存在し、その着色剤はその組成物を均一に
着色するのに十分な量で存在し、その光反応開始剤は、
十分な活性線で露光することにより、該重合性成分のフ
リーラジカル重合を開始するのに十分な量で存在し、そ
の重合性成分は、その組成物を活性線で露光した時に画
像を識別するのに十分な量で存在する、感光性材料を用
意すること、および f) 1)その感光性組成物を受けシート上の接着層に
張り合わせ、次いで感光性組成物層を、十分な活性線照
射により画像を映す様に露光し、画像形成すること、ま
たは 2)感光性組成物層を十分な活性線放射で画像を映す様
に露光して画像を形成し、次いで感光性組成物層を受け
シート上の接着剤層に張り合わせること、およびその
後、 g)透明支持体および受けシートを剥離し、感光性組成
物の画像を映す様に露光していない部分を受けシート上
の接着剤層に転写し、それによって受けシート上に陽画
像を形成するが、画像を映す様に露光した部分は透明支
持体上に残すこと、を特徴とする方法を提供する。好ま
しい実施形態では、この画像の上に、追加の接着剤層を
張り合わせ、同じ受けシート上に第二の画像を同様にし
て作製する。全色再現されるまで、追加の接着剤層およ
び他の着色層を順次、前の層の上に処理する。
ための方法であって、順に a)受けシートを用意すること、および b)剥離表面を有する基材、および該剥離表面上の熱可
塑性樹脂よりなる接着層からなる接着剤転写材料を用意
すること、および c)該接着剤転写材料をその接着剤層を介して受けシー
トに、圧力および約60℃〜約120℃の温度をかけて
張り合わせること、および d)基材から受けシートを剥離することにより、その基
材から接着剤層全体を受けシートに転写すること、およ
び e)透明支持体および該支持体上の感光性組成物層から
なる感光性材料であって、該感光性組成物は有機結合樹
脂、着色剤、光反応開始剤、および少なくとも2つのエ
チレン性不飽和基を有するフリーラジカル重合性アクリ
ル酸エステルまたはメタクリル酸エステルからなり、そ
の結合樹脂は組成物成分を均一なフィルムに結合するの
に十分な量で存在し、その着色剤はその組成物を均一に
着色するのに十分な量で存在し、その光反応開始剤は、
十分な活性線で露光することにより、該重合性成分のフ
リーラジカル重合を開始するのに十分な量で存在し、そ
の重合性成分は、その組成物を活性線で露光した時に画
像を識別するのに十分な量で存在する、感光性材料を用
意すること、および f) 1)その感光性組成物を受けシート上の接着層に
張り合わせ、次いで感光性組成物層を、十分な活性線照
射により画像を映す様に露光し、画像形成すること、ま
たは 2)感光性組成物層を十分な活性線放射で画像を映す様
に露光して画像を形成し、次いで感光性組成物層を受け
シート上の接着剤層に張り合わせること、およびその
後、 g)透明支持体および受けシートを剥離し、感光性組成
物の画像を映す様に露光していない部分を受けシート上
の接着剤層に転写し、それによって受けシート上に陽画
像を形成するが、画像を映す様に露光した部分は透明支
持体上に残すこと、を特徴とする方法を提供する。好ま
しい実施形態では、この画像の上に、追加の接着剤層を
張り合わせ、同じ受けシート上に第二の画像を同様にし
て作製する。全色再現されるまで、追加の接着剤層およ
び他の着色層を順次、前の層の上に処理する。
【0012】通常の場合、印刷者は、最終的に使用する
印刷紙と類似の、または同一の紙の上に直接校正を行う
ことを好む。しかし、感光性組成物層が正しい界面で精
確に切れて画像を形成する様に選択される接着剤層が、
ある種の紙には適切に密着しないことがある。したがっ
て、特に好ましい実施形態では、選択した紙の受けシー
ト表面を適切に調製することができる。それによって、
接着剤層が表面変性した紙に密着し、望ましい紙の上で
感光性組成物層が適切に切れる様になる。これは、剥離
強度の高い接着剤層を最初に紙の上に張り合わせること
により、達成される。
印刷紙と類似の、または同一の紙の上に直接校正を行う
ことを好む。しかし、感光性組成物層が正しい界面で精
確に切れて画像を形成する様に選択される接着剤層が、
ある種の紙には適切に密着しないことがある。したがっ
て、特に好ましい実施形態では、選択した紙の受けシー
ト表面を適切に調製することができる。それによって、
接着剤層が表面変性した紙に密着し、望ましい紙の上で
感光性組成物層が適切に切れる様になる。これは、剥離
強度の高い接着剤層を最初に紙の上に張り合わせること
により、達成される。
【0013】通常の全色校正では、4種類の異なった色
の、すなわちマゼンタ、シアン、黄および黒色の画像を
形成する。これらの画像を互いに重ね合わせると、模擬
する全色の画像が再現される。以下に説明するように、
本発明の方法は、基材およびその上に載せた、着色した
光重合性層を有する感光性材料を調製することから始め
る。
の、すなわちマゼンタ、シアン、黄および黒色の画像を
形成する。これらの画像を互いに重ね合わせると、模擬
する全色の画像が再現される。以下に説明するように、
本発明の方法は、基材およびその上に載せた、着色した
光重合性層を有する感光性材料を調製することから始め
る。
【0014】好ましい実施形態では、支持体は、光重合
性層のための活性線放射に対して透明であれば、どの様
な可撓性シート材料でもよい。また、その支持体は、こ
こに説明する処理工程を実行する際に、寸法的に安定し
ているべきである。すなわち、張り合わせの際の約60
℃〜120℃の範囲の加熱に対して、本質的に寸法が変
化してはならない。好ましい材料の一つはポリエチレン
テレフタレートである。通常、その厚さは、約20〜2
00μm 、好ましくは約50〜80μm である。支持体
の表面は、平滑でもよいし、あるいはICIから入手で
きるメリネックス475の様につや消しにしてあっても
よい。粗い表面は活性線照射を散乱させ、感光性層の解
像能力を低下させるので、平滑な表面の方が好ましい。
平滑な表面を有する好適なフィルムには、ICIから入
手できるメリネックス054、504、505および5
82、およびヘキスト セラニーズ コーポレーション
から入手できるホスタファン4400、4500および
4540があるが、これらに限定するものではない。
性層のための活性線放射に対して透明であれば、どの様
な可撓性シート材料でもよい。また、その支持体は、こ
こに説明する処理工程を実行する際に、寸法的に安定し
ているべきである。すなわち、張り合わせの際の約60
℃〜120℃の範囲の加熱に対して、本質的に寸法が変
化してはならない。好ましい材料の一つはポリエチレン
テレフタレートである。通常、その厚さは、約20〜2
00μm 、好ましくは約50〜80μm である。支持体
の表面は、平滑でもよいし、あるいはICIから入手で
きるメリネックス475の様につや消しにしてあっても
よい。粗い表面は活性線照射を散乱させ、感光性層の解
像能力を低下させるので、平滑な表面の方が好ましい。
平滑な表面を有する好適なフィルムには、ICIから入
手できるメリネックス054、504、505および5
82、およびヘキスト セラニーズ コーポレーション
から入手できるホスタファン4400、4500および
4540があるが、これらに限定するものではない。
【0015】好ましいフィルムは、片側、または両側の
表面を変性させてある。透明支持体は、感光性被覆の露
光区域の支持体に対する密着性を高めるために、その様
な処理を行うのが好ましい。この変性処理により、点の
再現性が向上する。したがって、本発明の中で定義する
ように、密着促進表面とは、感光性被覆の露光区域をよ
り受入れ易くするために変性処理した表面のことであ
る。その様な表面変性には、炎、放電、化学的腐食およ
び表面塗装による処理が含まれる。
表面を変性させてある。透明支持体は、感光性被覆の露
光区域の支持体に対する密着性を高めるために、その様
な処理を行うのが好ましい。この変性処理により、点の
再現性が向上する。したがって、本発明の中で定義する
ように、密着促進表面とは、感光性被覆の露光区域をよ
り受入れ易くするために変性処理した表面のことであ
る。その様な表面変性には、炎、放電、化学的腐食およ
び表面塗装による処理が含まれる。
【0016】密着促進用の表面塗装は、固有の機械的ま
たは光学的フィルム特性に影響を与えずに、表面を変性
させる。表面塗装は、一般に支持体の製造工程で施され
る。表面塗装は、単分子層厚でもよいが、一般的には、
数層分の厚さである。乾燥した表面被覆は極めて薄く、
好ましくは約0.001μm 〜約0.1μm であり、し
たがって自己支持性ではない。表面被覆は、透明支持体
に強く結合しているので、剥離現像の際に完全に支持体
と共に残る。つまり、表面被覆は、剥離現像の際に、支
持体から部分的にも、全体的にも除去されることはな
い。表面変性被覆の例は、米国特許第3,751,28
0、3,819,773、4,066,820、4,0
98,952、4,391,767、4,486,48
3、4,493,872および4,515,863に記
載されている。好ましい表面被覆は、アクリル酸または
メタクリル酸の、あるいはそれらのエステルの架橋した
重合体または共重合体で、厚さが約0.003μm であ
る。
たは光学的フィルム特性に影響を与えずに、表面を変性
させる。表面塗装は、一般に支持体の製造工程で施され
る。表面塗装は、単分子層厚でもよいが、一般的には、
数層分の厚さである。乾燥した表面被覆は極めて薄く、
好ましくは約0.001μm 〜約0.1μm であり、し
たがって自己支持性ではない。表面被覆は、透明支持体
に強く結合しているので、剥離現像の際に完全に支持体
と共に残る。つまり、表面被覆は、剥離現像の際に、支
持体から部分的にも、全体的にも除去されることはな
い。表面変性被覆の例は、米国特許第3,751,28
0、3,819,773、4,066,820、4,0
98,952、4,391,767、4,486,48
3、4,493,872および4,515,863に記
載されている。好ましい表面被覆は、アクリル酸または
メタクリル酸の、あるいはそれらのエステルの架橋した
重合体または共重合体で、厚さが約0.003μm であ
る。
【0017】密着促進剤は、定義上、接着剤ではない。
接着剤は、本発明の目的からは、適当な温度および圧力
条件下で、流動し、材料の両表面を濡らし、その表面に
密着し、隙間を充填する物質と定義される。密着促進剤
は、一方の表面に塗布した時にこの様に作用することは
あるが、もう一方の表面には流れて行かない。
接着剤は、本発明の目的からは、適当な温度および圧力
条件下で、流動し、材料の両表面を濡らし、その表面に
密着し、隙間を充填する物質と定義される。密着促進剤
は、一方の表面に塗布した時にこの様に作用することは
あるが、もう一方の表面には流れて行かない。
【0018】厚い被覆は支持体の機械的特性を変化さ
せ、支持体の光学的透明度を損なうので、0.1μm よ
り厚い被覆はこの用途には不適当である。また、厚い被
覆は感光性層からモノマーを吸収し、剥離現像の際に密
着性が低下し、支持体から離脱し、それに続く接着層の
良好な密着性を妨げることがある。
せ、支持体の光学的透明度を損なうので、0.1μm よ
り厚い被覆はこの用途には不適当である。また、厚い被
覆は感光性層からモノマーを吸収し、剥離現像の際に密
着性が低下し、支持体から離脱し、それに続く接着層の
良好な密着性を妨げることがある。
【0019】着色した感光性層は、溶剤塗装組成物から
支持体に、好ましくは支持体の密着促進表面に塗布す
る。各種成分の溶解性が異なるので、感光性被覆には有
機溶剤が適している。代表的な溶剤には、メチルエチル
ケトン、2−メトキシエタノール、1−メトキシ−2−
プロパノール、4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペン
タノン、テトラヒドロフランおよびガンマ−ブチロラク
トンがあるが、これらに限定するものではない。
支持体に、好ましくは支持体の密着促進表面に塗布す
る。各種成分の溶解性が異なるので、感光性被覆には有
機溶剤が適している。代表的な溶剤には、メチルエチル
ケトン、2−メトキシエタノール、1−メトキシ−2−
プロパノール、4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペン
タノン、テトラヒドロフランおよびガンマ−ブチロラク
トンがあるが、これらに限定するものではない。
【0020】代表的な光重合性層は、光重合性モノマ
ー、光反応開始剤、着色剤、結合剤および所望により使
用する原料からなる。
ー、光反応開始剤、着色剤、結合剤および所望により使
用する原料からなる。
【0021】着色した感光性層に含まれる光重合性材料
は、少なくとも2つの末端エチレン性不飽和基を含み、
フリーラジカルにより反応を開始して鎖を成長させる付
加重合により高分子量重合体を形成することができる、
付加重合性の非気体状(通常の気圧で沸点が100℃を
超える)の、エチレン性不飽和化合物を含むのが好まし
い。好適な重合性物質には、ジメタクリル酸トリエチレ
ングリコール、ジアクリル酸トリプロピレングリコー
ル、ジメタクリル酸テトラエチレングリコール、ジメタ
クリル酸ジエチレングリコール、ジアクリル酸1,4−
ブタンジオール、ジメタクリル酸1,6−ヘキサンジオ
ール、テトラアクリル酸ペンタエリトリトール、トリア
クリル酸トリメチロールプロパン、トリメタクリル酸ト
リメチロールプロパン、モノヒドロキシペンタアクリル
酸ジ−ペンタエリトリトール、トリアクリル酸ペンタエ
リトリトール、ビスフェノールAエトキシレートジメタ
クリレート、トリメチロールプロパンエトキシレートト
リアクリレートおよびトリメチロールプロパンプロポキ
シレートトリアクリレートがあるが、これらに限定する
ものではない。
は、少なくとも2つの末端エチレン性不飽和基を含み、
フリーラジカルにより反応を開始して鎖を成長させる付
加重合により高分子量重合体を形成することができる、
付加重合性の非気体状(通常の気圧で沸点が100℃を
超える)の、エチレン性不飽和化合物を含むのが好まし
い。好適な重合性物質には、ジメタクリル酸トリエチレ
ングリコール、ジアクリル酸トリプロピレングリコー
ル、ジメタクリル酸テトラエチレングリコール、ジメタ
クリル酸ジエチレングリコール、ジアクリル酸1,4−
ブタンジオール、ジメタクリル酸1,6−ヘキサンジオ
ール、テトラアクリル酸ペンタエリトリトール、トリア
クリル酸トリメチロールプロパン、トリメタクリル酸ト
リメチロールプロパン、モノヒドロキシペンタアクリル
酸ジ−ペンタエリトリトール、トリアクリル酸ペンタエ
リトリトール、ビスフェノールAエトキシレートジメタ
クリレート、トリメチロールプロパンエトキシレートト
リアクリレートおよびトリメチロールプロパンプロポキ
シレートトリアクリレートがあるが、これらに限定する
ものではない。
【0022】フリーラジカルを放出する光反応開始剤と
しては、活性線放射による刺激でフリーラジカルを放出
する、どの様な化合物でもよい。好適な光反応開始剤に
は、米国特許第3,765,898号に記載されている
キノキサリン化合物、米国特許第2,367,660号
のビシナルポリケタルドニル化合物、米国特許第2,3
67,661および2,367,670号のアルファ−
カルボニル、米国特許第2,448,828号のアシロ
インエーテル、米国特許第3,479,185号のトリ
アリールイミダゾリル ダイマー、米国特許第2,72
2,512号のアルファー炭化水素置換芳香族アシロイ
ン、米国特許第2,951,758号および3,04
6,127号の多核キノン、および米国特許第4,65
6,272号のs−トリアジンがあるが、これらに限定
するものではない。最も好ましい化合物は、2,3−
(ジ−4−メトキシフェニル)キノキサリンである。
しては、活性線放射による刺激でフリーラジカルを放出
する、どの様な化合物でもよい。好適な光反応開始剤に
は、米国特許第3,765,898号に記載されている
キノキサリン化合物、米国特許第2,367,660号
のビシナルポリケタルドニル化合物、米国特許第2,3
67,661および2,367,670号のアルファ−
カルボニル、米国特許第2,448,828号のアシロ
インエーテル、米国特許第3,479,185号のトリ
アリールイミダゾリル ダイマー、米国特許第2,72
2,512号のアルファー炭化水素置換芳香族アシロイ
ン、米国特許第2,951,758号および3,04
6,127号の多核キノン、および米国特許第4,65
6,272号のs−トリアジンがあるが、これらに限定
するものではない。最も好ましい化合物は、2,3−
(ジ−4−メトキシフェニル)キノキサリンである。
【0023】画像区域に色を与えるには、感光性層に染
料および/または顔料を加える。本発明に適した着色剤
は、染料よりもむしろ顔料の方である。耐光性着色剤が
好ましい。顔料は、一般に有機性結合剤と共に有機溶剤
または有機溶剤の混合物中に分散させる。顔料は有機性
でも無機性でもよい。これらの顔料は、相当するインク
の粒子径および色を複製するのに十分小さな粒径に粉砕
する。平均粒子径は一般に1μm 未満である。
料および/または顔料を加える。本発明に適した着色剤
は、染料よりもむしろ顔料の方である。耐光性着色剤が
好ましい。顔料は、一般に有機性結合剤と共に有機溶剤
または有機溶剤の混合物中に分散させる。顔料は有機性
でも無機性でもよい。これらの顔料は、相当するインク
の粒子径および色を複製するのに十分小さな粒径に粉砕
する。平均粒子径は一般に1μm 未満である。
【0024】本発明に使用できる着色剤の例としては、
パーマネントイエローG(C.I.21095)、パー
マネントイエローGR(C.I. 21100)、パー
マネントイエローDHG(C.I. 21090)、パ
ーマネントルビンL6B(C.I. 15850:
1)、パーマネントピンクF3B(C.I. 1243
3)、ホスタパームピンクE(73915)、ホスタパ
ームレッドバイオレットER(C.I.46500)、
パーマネントカーミンFBB(12485)、ホスタパ
ームブルーB2G(C.I.74160)、ホスタパー
ムブルーA2R(C.I.74160)、およびプリン
テックス25があるが、これらに限定するものではな
い。これらの大部分は、ヘキストAGの製品である。こ
れらの着色剤を個別に使用し、または混合して望ましい
色にすることができる。 感光性層は結合剤を含むこと
もできるが、この結合剤は、被覆の硬度および/または
可撓性を決定するだけでなく、乾式現像を調整するのに
も使用される。例えば、結合剤が密着促進表面に良く密
着し、結合剤が過剰に存在する場合は、露光した区域お
よび露光していない区域で着色層がその支持体に残るこ
とになる。結合剤が表面から離脱し易く、その種の結合
剤が過剰に存在する場合は、着色層は接着層と共に完全
に移行してしまう。
パーマネントイエローG(C.I.21095)、パー
マネントイエローGR(C.I. 21100)、パー
マネントイエローDHG(C.I. 21090)、パ
ーマネントルビンL6B(C.I. 15850:
1)、パーマネントピンクF3B(C.I. 1243
3)、ホスタパームピンクE(73915)、ホスタパ
ームレッドバイオレットER(C.I.46500)、
パーマネントカーミンFBB(12485)、ホスタパ
ームブルーB2G(C.I.74160)、ホスタパー
ムブルーA2R(C.I.74160)、およびプリン
テックス25があるが、これらに限定するものではな
い。これらの大部分は、ヘキストAGの製品である。こ
れらの着色剤を個別に使用し、または混合して望ましい
色にすることができる。 感光性層は結合剤を含むこと
もできるが、この結合剤は、被覆の硬度および/または
可撓性を決定するだけでなく、乾式現像を調整するのに
も使用される。例えば、結合剤が密着促進表面に良く密
着し、結合剤が過剰に存在する場合は、露光した区域お
よび露光していない区域で着色層がその支持体に残るこ
とになる。結合剤が表面から離脱し易く、その種の結合
剤が過剰に存在する場合は、着色層は接着層と共に完全
に移行してしまう。
【0025】感光性層に適した結合剤としては、スチレ
ン/無水マレイン酸共重合体およびそれらの半エステ
ル、アクリル酸重合体および共重合体、ポリアミド、ポ
リビニルピロリドン、セルロースおよびその誘導体、フ
ェノール樹脂、等である。好ましい結合剤は、ポリビニ
ルブチラールおよびポリビニルプロピオナールの様なポ
リビニルアセタールである。最も好ましい結合剤は、モ
ンサントからホルムバールとして市販されているポリビ
ニルホルマールである。このポリビニルホルマールのホ
ルマール含有量はポリビニルホルマールのパーセントと
して表して約65%〜86%、酢酸エステル含有量は、
ホリ酢酸ビニルのパーセントとして表して約9%〜30
%である。ヒドロキシル含有量は、ポリビニルアルコー
ルのパーセントとして表して約5%〜7%である。平均
分子量は約10,000〜約200,000である。最
も好ましい結合剤は、ホルムバール12/85である。
ン/無水マレイン酸共重合体およびそれらの半エステ
ル、アクリル酸重合体および共重合体、ポリアミド、ポ
リビニルピロリドン、セルロースおよびその誘導体、フ
ェノール樹脂、等である。好ましい結合剤は、ポリビニ
ルブチラールおよびポリビニルプロピオナールの様なポ
リビニルアセタールである。最も好ましい結合剤は、モ
ンサントからホルムバールとして市販されているポリビ
ニルホルマールである。このポリビニルホルマールのホ
ルマール含有量はポリビニルホルマールのパーセントと
して表して約65%〜86%、酢酸エステル含有量は、
ホリ酢酸ビニルのパーセントとして表して約9%〜30
%である。ヒドロキシル含有量は、ポリビニルアルコー
ルのパーセントとして表して約5%〜7%である。平均
分子量は約10,000〜約200,000である。最
も好ましい結合剤は、ホルムバール12/85である。
【0026】米国特許第4,282,309および4,
454,218、およびヨーロッパ特許出願第0,17
9,448および0,211,615号に記載されてい
るように、光反応開始剤をスペクトル的に増感するため
に、染料を含むことができる。 感光性層に含むことが
できる他の原料は、熱重合防止剤、可塑剤、オリゴマ
ー、残留溶剤、界面活性剤、不活性充填材、ハレーショ
ン防止剤、水素原子供与体、光活性化剤、および光学光
沢剤である。
454,218、およびヨーロッパ特許出願第0,17
9,448および0,211,615号に記載されてい
るように、光反応開始剤をスペクトル的に増感するため
に、染料を含むことができる。 感光性層に含むことが
できる他の原料は、熱重合防止剤、可塑剤、オリゴマ
ー、残留溶剤、界面活性剤、不活性充填材、ハレーショ
ン防止剤、水素原子供与体、光活性化剤、および光学光
沢剤である。
【0027】好ましい実施形態では、乾燥感光性層の被
覆重量は、約0.1〜5g/m2 である。より好ましい被
覆重量は、約0.4〜2g/m2 である。
覆重量は、約0.1〜5g/m2 である。より好ましい被
覆重量は、約0.4〜2g/m2 である。
【0028】本発明の実施においては、光重合性モノマ
ー成分は、感光性層中に、その層中の固体の重量に対し
て約10〜60%の範囲の量で存在するのが好ましい。
より好ましい範囲は、約15〜40%である。
ー成分は、感光性層中に、その層中の固体の重量に対し
て約10〜60%の範囲の量で存在するのが好ましい。
より好ましい範囲は、約15〜40%である。
【0029】本発明の実施においては、光反応開始剤成
分は、感光性層中に、その層中の固体の重量に対して約
2〜30%の範囲の量で存在するのが好ましい。より好
ましい範囲は、約6〜20%である。
分は、感光性層中に、その層中の固体の重量に対して約
2〜30%の範囲の量で存在するのが好ましい。より好
ましい範囲は、約6〜20%である。
【0030】本発明の実施においては、着色剤成分は、
感光性層中に、その層中の固体の重量に対して約10〜
50%の範囲の量で存在するのが好ましい。より好まし
い範囲は、約15〜35%である。
感光性層中に、その層中の固体の重量に対して約10〜
50%の範囲の量で存在するのが好ましい。より好まし
い範囲は、約15〜35%である。
【0031】本発明の実施においては、結合剤成分は、
感光性層中に、その層中の固体の重量に対して約10〜
75%の範囲の量で存在するのが好ましい。より好まし
い範囲は、約20〜50%である。
感光性層中に、その層中の固体の重量に対して約10〜
75%の範囲の量で存在するのが好ましい。より好まし
い範囲は、約20〜50%である。
【0032】接着剤転写材料は、好適な接着剤組成物の
層を、剥離層を有する基材上に塗布して調製する。接着
剤層の目的は、剥離現像の際に、感光性塗膜の露光して
いない画像部分を受け材料に移行し易くし、その下にあ
る、前に形成した画像の完全性を、それに続く層の乾式
現像の際に保護することである。接着層は、幾つかの異
なった方法で基材に塗布することができる。通常、接着
剤は、基材の上に、その感光性層に溶解作用または有害
作用を及ぼさない有機溶剤を使用して塗布することがで
きる。その様な溶剤には、メタノール、エタノール、メ
チルエチルケトン、酢酸n−ブチル、および酢酸イソブ
チルがある。デュポン製のエルバサイト2044および
2028の様なアクリル酸重合体および共重合体は、有
機溶剤から塗布できる。同様に、BASF製のウルトラ
ミド1Cの様なポリアミドはアルコールから塗布でき
る。ポリ酢酸ビニルの重合体および共重合体は、その紙
に対する接着性の点でより好ましい。ポリ酢酸ビニル
は、ヘキストAGからモウィリスとして入手できる。こ
れらの樹脂は、平均分子量が35,000〜2,00
0,000で、軟化点が80〜180℃である。最も好
ましい接着剤はモウィリス60である。好ましい実施形
態では、ポリ酢酸ビニルは接着剤層中に約50重量%を
超える量で存在する。他の接着剤は水性混合物から塗布
することができる。酸価が高い重合体、例えばB.F.
グッドリッチから入手できるカーボセット525、ヘキ
スト製のモウィリスCt5A、およびロバートクラマー
製のエルカレックス1144は、水酸化アンモニウム/
水混合物から塗布することができる。あるいは、ある種
の接着剤は水性エマルションとして塗布できる。水性エ
マルションの例としては、ヘキストAGから供給される
モウィリスDM−6およびDM−22、エアープロダク
ツから供給されるヴィナックXX−210および465
DEV、およびモンサントから供給されるバトバルBR
の様なポリビニルブチラール分散物がある。また、ある
種の接着剤は熱溶融押出しにより施すことができる。こ
の塗布方法に適した接着剤には、デュポン製のエルバッ
クス40−Wおよび150−Wの様なポリエチレン/酢
酸ビニル共重合体がある。接着剤樹脂の軟化点は、約4
0〜200℃、より好ましくは60〜120℃である。
好ましい接着剤層は、ガラス転位温度が約−25℃〜約
100℃の樹脂からなる。接着層は、所望により、UV
吸収剤、帯電防止組成物、光学光沢剤、不活性充填材、
界面活性剤、離型剤、残留溶剤、エラストマー、モノマ
ー、および可塑剤の様な他の望ましい成分を含むことが
できる。好適な可塑剤には、フタル酸ジブチル、フタル
酸ブチルベンジル、およびフタル酸ジメチルを含むフタ
ル酸エステルがあるが、これらに限定するものではな
い。ケンブリッジインダストリーズから入手できるレソ
フレックスR−296の様な重合性可塑剤も使用でき
る。可塑剤は、接着層中に、約30重量%まで存在して
もよい。
層を、剥離層を有する基材上に塗布して調製する。接着
剤層の目的は、剥離現像の際に、感光性塗膜の露光して
いない画像部分を受け材料に移行し易くし、その下にあ
る、前に形成した画像の完全性を、それに続く層の乾式
現像の際に保護することである。接着層は、幾つかの異
なった方法で基材に塗布することができる。通常、接着
剤は、基材の上に、その感光性層に溶解作用または有害
作用を及ぼさない有機溶剤を使用して塗布することがで
きる。その様な溶剤には、メタノール、エタノール、メ
チルエチルケトン、酢酸n−ブチル、および酢酸イソブ
チルがある。デュポン製のエルバサイト2044および
2028の様なアクリル酸重合体および共重合体は、有
機溶剤から塗布できる。同様に、BASF製のウルトラ
ミド1Cの様なポリアミドはアルコールから塗布でき
る。ポリ酢酸ビニルの重合体および共重合体は、その紙
に対する接着性の点でより好ましい。ポリ酢酸ビニル
は、ヘキストAGからモウィリスとして入手できる。こ
れらの樹脂は、平均分子量が35,000〜2,00
0,000で、軟化点が80〜180℃である。最も好
ましい接着剤はモウィリス60である。好ましい実施形
態では、ポリ酢酸ビニルは接着剤層中に約50重量%を
超える量で存在する。他の接着剤は水性混合物から塗布
することができる。酸価が高い重合体、例えばB.F.
グッドリッチから入手できるカーボセット525、ヘキ
スト製のモウィリスCt5A、およびロバートクラマー
製のエルカレックス1144は、水酸化アンモニウム/
水混合物から塗布することができる。あるいは、ある種
の接着剤は水性エマルションとして塗布できる。水性エ
マルションの例としては、ヘキストAGから供給される
モウィリスDM−6およびDM−22、エアープロダク
ツから供給されるヴィナックXX−210および465
DEV、およびモンサントから供給されるバトバルBR
の様なポリビニルブチラール分散物がある。また、ある
種の接着剤は熱溶融押出しにより施すことができる。こ
の塗布方法に適した接着剤には、デュポン製のエルバッ
クス40−Wおよび150−Wの様なポリエチレン/酢
酸ビニル共重合体がある。接着剤樹脂の軟化点は、約4
0〜200℃、より好ましくは60〜120℃である。
好ましい接着剤層は、ガラス転位温度が約−25℃〜約
100℃の樹脂からなる。接着層は、所望により、UV
吸収剤、帯電防止組成物、光学光沢剤、不活性充填材、
界面活性剤、離型剤、残留溶剤、エラストマー、モノマ
ー、および可塑剤の様な他の望ましい成分を含むことが
できる。好適な可塑剤には、フタル酸ジブチル、フタル
酸ブチルベンジル、およびフタル酸ジメチルを含むフタ
ル酸エステルがあるが、これらに限定するものではな
い。ケンブリッジインダストリーズから入手できるレソ
フレックスR−296の様な重合性可塑剤も使用でき
る。可塑剤は、接着層中に、約30重量%まで存在して
もよい。
【0033】接着剤転写材料用の基材は、張り合わせ条
件下で寸法が安定しており、接着剤塗布条件下で化学的
に安定したシート材料からなる。これらの基材には、ポ
リエステル、特にポリエチレンテレフタレートがある
が、これらに限定するものではない。基材は透明でも不
透明でも、無色でも着色でもよい。通常、基材の厚さは
約20μm 〜約250μm 、より好ましくは約50μm
〜約130μm 、最も好ましくは約50μm 〜約80μ
mである。好適なフィルムには、ヘキストセラニーズか
ら入手可能なホスタファン3000、デュポンから入手
可能なマイラーD、およびICIから入手可能なメリネ
ックス516があるが、これらに限定するものではな
い。基材の表面は平滑でも、この技術で公知の各種の方
法によりつや消し構造にしてあっても良い。つや消しフ
ィルムの例としては、ICIから入手できるメリネック
ス377および470がある。基材は剥離表面を有して
いなければならない、すなわち基材は接着剤層を剥離で
きる様に保持できなければならない。これは、基材表面
が本来剥離性であるか、適当な処理により剥離性を与え
るか、あるいは基材表面上に剥離層を施すことにより達
成される。その様な剥離層は、ポリビニルアルコールま
たはポリ(ジメチルシロキサン)でよい。剥離表面を有
する好ましい基材は、ICI製の、滑り前処理したポリ
エチレンテレフタレートフィルムである。
件下で寸法が安定しており、接着剤塗布条件下で化学的
に安定したシート材料からなる。これらの基材には、ポ
リエステル、特にポリエチレンテレフタレートがある
が、これらに限定するものではない。基材は透明でも不
透明でも、無色でも着色でもよい。通常、基材の厚さは
約20μm 〜約250μm 、より好ましくは約50μm
〜約130μm 、最も好ましくは約50μm 〜約80μ
mである。好適なフィルムには、ヘキストセラニーズか
ら入手可能なホスタファン3000、デュポンから入手
可能なマイラーD、およびICIから入手可能なメリネ
ックス516があるが、これらに限定するものではな
い。基材の表面は平滑でも、この技術で公知の各種の方
法によりつや消し構造にしてあっても良い。つや消しフ
ィルムの例としては、ICIから入手できるメリネック
ス377および470がある。基材は剥離表面を有して
いなければならない、すなわち基材は接着剤層を剥離で
きる様に保持できなければならない。これは、基材表面
が本来剥離性であるか、適当な処理により剥離性を与え
るか、あるいは基材表面上に剥離層を施すことにより達
成される。その様な剥離層は、ポリビニルアルコールま
たはポリ(ジメチルシロキサン)でよい。剥離表面を有
する好ましい基材は、ICI製の、滑り前処理したポリ
エチレンテレフタレートフィルムである。
【0034】接着剤転写材料の好ましい製造方法では、
接着剤重合体の溶液を先ず基材の剥離表面上に塗布す
る。次いで、乾燥した接着剤層を受け基材に張り合わせ
る。次いで基材を剥離すると、完全な接着剤層が受け基
材上に残る。好ましい実施形態では、乾燥接着剤層は、
塗膜重量が約2〜30 g/m2 、より好ましくは約4〜1
5 g/m2 である。接着剤の厚さを加減して、最終校正の
見掛け上の点サイズを調整することができる。
接着剤重合体の溶液を先ず基材の剥離表面上に塗布す
る。次いで、乾燥した接着剤層を受け基材に張り合わせ
る。次いで基材を剥離すると、完全な接着剤層が受け基
材上に残る。好ましい実施形態では、乾燥接着剤層は、
塗膜重量が約2〜30 g/m2 、より好ましくは約4〜1
5 g/m2 である。接着剤の厚さを加減して、最終校正の
見掛け上の点サイズを調整することができる。
【0035】受け基材は、張り合わせおよび乾燥現像工
程に耐えられれば、事実上どの様な材料でもよい。この
目的には、ICI製の接着前処理したポリエステルであ
るメリネックス3020の様な白色プラスチックシート
が好適である。また、シェーラー製のポリエチレン被覆
紙の様なプラスチック被覆紙シートも使用できる。受け
シートは、ミード25やチャンピオンクロムコート1S
の様な通常の印刷紙が好ましい。他の基材としては、
木、ガラス、紙、金属、その他がある。接着剤層が薄い
場合は、粗い紙に最初の接着剤層が適切に転写されな
い。そのため、紙製の受けシートの表面は、より厚い高
剥離強度接着剤層を塗布することにより、接着性を改善
する。本発明の実施に事実上すべての受け基材を使用で
きる様に、受けシートをその様な高剥離強度接着剤層で
前処理するのが好ましい。高剥離強度接着性材料は、別
の接着剤重合体を使用する以外は、上記の接着剤転写材
料と同じ方法で調製し、受け基材に塗布する。高薄利強
度接着剤層は、剥離速度10in/minおよび剥離角度16
0°で測定して、調製した接着剤層の受け基材に対する
剥離強度が約100g/インチ以上、好ましくは200g/
インチを超え、最も好ましくは500g/インチを超える
様に選択した熱可塑性樹脂からなる。これらの樹脂は、
約−20℃〜約25℃のガラス転位温度を有するのが好
ましい。この熱可塑性樹脂としては、酢酸ビニル基を含
む共重合体が好ましい。特に、高剥離強度接着剤層中の
熱可塑性樹脂としては、酢酸ビニルのモル%が15%〜
90%の範囲にある酢酸ビニル/エチレン共重合体が効
果的である。その様な樹脂の例としては、エアープロダ
クツから入手できるエアフレックス465DEV、およ
びデュポンから入手できるエルバックス150−Wがあ
るが、これらに限定するものではない。また、モウィリ
スDM6の様な酢酸ビニル/アクリル酸エステル共重合
体も熱可塑性樹脂として使用できる。この層は、所望に
より、GAF製のユビナルD−50の様なUV吸収剤、
ケンブリッジインダストリーズ製のレソフレックスR−
296の様な可塑剤、GAF製のガフスタットの様な帯
電防止化合物、およびハーキュリーズ製のニトロセルロ
ースRS1/2の様な不活性充填材を含むこともでき
る。高剥離強度接着剤層の成分は、水に分散させるか、
あるいは好適な溶剤または溶剤混合物中に溶解すること
ができる。水性分散物一般に水で希釈する。好適な有機
溶剤としては、アセトン、メタノール、ジアセトンアル
コール、酢酸アミル、酢酸n−ブチル、酢酸エチル、塩
化メチレン、クロロホルム、トルエン、およびベンゼン
があるが、これらに限定するものではない。
程に耐えられれば、事実上どの様な材料でもよい。この
目的には、ICI製の接着前処理したポリエステルであ
るメリネックス3020の様な白色プラスチックシート
が好適である。また、シェーラー製のポリエチレン被覆
紙の様なプラスチック被覆紙シートも使用できる。受け
シートは、ミード25やチャンピオンクロムコート1S
の様な通常の印刷紙が好ましい。他の基材としては、
木、ガラス、紙、金属、その他がある。接着剤層が薄い
場合は、粗い紙に最初の接着剤層が適切に転写されな
い。そのため、紙製の受けシートの表面は、より厚い高
剥離強度接着剤層を塗布することにより、接着性を改善
する。本発明の実施に事実上すべての受け基材を使用で
きる様に、受けシートをその様な高剥離強度接着剤層で
前処理するのが好ましい。高剥離強度接着性材料は、別
の接着剤重合体を使用する以外は、上記の接着剤転写材
料と同じ方法で調製し、受け基材に塗布する。高薄利強
度接着剤層は、剥離速度10in/minおよび剥離角度16
0°で測定して、調製した接着剤層の受け基材に対する
剥離強度が約100g/インチ以上、好ましくは200g/
インチを超え、最も好ましくは500g/インチを超える
様に選択した熱可塑性樹脂からなる。これらの樹脂は、
約−20℃〜約25℃のガラス転位温度を有するのが好
ましい。この熱可塑性樹脂としては、酢酸ビニル基を含
む共重合体が好ましい。特に、高剥離強度接着剤層中の
熱可塑性樹脂としては、酢酸ビニルのモル%が15%〜
90%の範囲にある酢酸ビニル/エチレン共重合体が効
果的である。その様な樹脂の例としては、エアープロダ
クツから入手できるエアフレックス465DEV、およ
びデュポンから入手できるエルバックス150−Wがあ
るが、これらに限定するものではない。また、モウィリ
スDM6の様な酢酸ビニル/アクリル酸エステル共重合
体も熱可塑性樹脂として使用できる。この層は、所望に
より、GAF製のユビナルD−50の様なUV吸収剤、
ケンブリッジインダストリーズ製のレソフレックスR−
296の様な可塑剤、GAF製のガフスタットの様な帯
電防止化合物、およびハーキュリーズ製のニトロセルロ
ースRS1/2の様な不活性充填材を含むこともでき
る。高剥離強度接着剤層の成分は、水に分散させるか、
あるいは好適な溶剤または溶剤混合物中に溶解すること
ができる。水性分散物一般に水で希釈する。好適な有機
溶剤としては、アセトン、メタノール、ジアセトンアル
コール、酢酸アミル、酢酸n−ブチル、酢酸エチル、塩
化メチレン、クロロホルム、トルエン、およびベンゼン
があるが、これらに限定するものではない。
【0036】高剥離強度接着剤は、接着剤転写材料用に
効果的であるとして上に記載した基材の剥離表面に塗布
する。高剥離強度接着剤材料を受け材料に張り合わせ、
基材を剥離することにより、その受け材料上に高剥離強
度接着剤が残る。本発明のための張り合わせ作業は、張
り合わせすべき2つの材料を接触させ、それらの材料
を、適当な圧力をかけた一対の加熱した張り合わせロー
ラーのニップに通すことによって行う。好適な張り合わ
せ温度は、約60℃〜120℃、好ましくは70℃〜1
00℃である。加熱したローラーの温度は異なっていて
もよい。次いで、接着剤転写材料を高剥離強度接着剤層
に張り合わせ、その基材を剥離し、受け材料上に接着剤
層および高剥離強度接着剤層を残す。その低剥離強度接
着剤層に、感光性層を同様に張り合わせる。
効果的であるとして上に記載した基材の剥離表面に塗布
する。高剥離強度接着剤材料を受け材料に張り合わせ、
基材を剥離することにより、その受け材料上に高剥離強
度接着剤が残る。本発明のための張り合わせ作業は、張
り合わせすべき2つの材料を接触させ、それらの材料
を、適当な圧力をかけた一対の加熱した張り合わせロー
ラーのニップに通すことによって行う。好適な張り合わ
せ温度は、約60℃〜120℃、好ましくは70℃〜1
00℃である。加熱したローラーの温度は異なっていて
もよい。次いで、接着剤転写材料を高剥離強度接着剤層
に張り合わせ、その基材を剥離し、受け材料上に接着剤
層および高剥離強度接着剤層を残す。その低剥離強度接
着剤層に、感光性層を同様に張り合わせる。
【0037】感光性層は、接着剤層に張り合わせる前あ
るいはその後に、この技術で良く知られた手段により露
光する。露光は、好ましくは感光性層を密着促進剤に張
り合わせた後に行う。その様な露光作業は、真空フレー
ム条件下で、通常の網版陽画色分離フィルムを通して、
光源から活性線照射で露光することにより行うことがで
きる。ハロゲン化金属ランプよりも水銀蒸気放電ランプ
の方が好ましい。他の照射源、例えばカーボンアーク、
パルスキセノンおよびレーザーも使用できる。材料中の
光の散乱を少なくするために、光吸収フィルターを使用
するとよい。
るいはその後に、この技術で良く知られた手段により露
光する。露光は、好ましくは感光性層を密着促進剤に張
り合わせた後に行う。その様な露光作業は、真空フレー
ム条件下で、通常の網版陽画色分離フィルムを通して、
光源から活性線照射で露光することにより行うことがで
きる。ハロゲン化金属ランプよりも水銀蒸気放電ランプ
の方が好ましい。他の照射源、例えばカーボンアーク、
パルスキセノンおよびレーザーも使用できる。材料中の
光の散乱を少なくするために、光吸収フィルターを使用
するとよい。
【0038】感光性層の露光および張り合わせの後、室
温で、一定した連続動作で、受け基材から支持体を剥離
することによって、感光性層を乾式現像する。材料は普
通の手の力だけで剥離できるので、剥離工程で受け基材
を保持する装置は必要ない。剥離方向に対する好ましい
剥離角度は90°以上である。剥離により、露光区域は
支持体上に残り、非露光区域は密着促進剤層に残る。接
着剤層は受け基材と共に残るので、陽画は接着剤と共に
受け基材上に残る。
温で、一定した連続動作で、受け基材から支持体を剥離
することによって、感光性層を乾式現像する。材料は普
通の手の力だけで剥離できるので、剥離工程で受け基材
を保持する装置は必要ない。剥離方向に対する好ましい
剥離角度は90°以上である。剥離により、露光区域は
支持体上に残り、非露光区域は密着促進剤層に残る。接
着剤層は受け基材と共に残るので、陽画は接着剤と共に
受け基材上に残る。
【0039】好ましい実施形態では、別の低剥離強度接
着材料を受け基材上の第一の画像に張り合わせ、続いて
その基材を剥離する。第一の感光性材料と異なった色を
有する第二の感光性材料を、適切な色分離フィルムを通
して露光し、どちらかの順序で、受け基材上の第二の接
着剤層に張り合わせる。次いで、第二の感光性層の支持
体を、第一の支持体で行った様にして、除去する。第二
の陽画像がその接着剤と共に第一の画像上に残る。第二
の画像を形成するのに使用した方法と同様にして、第
三、および第四の画像を追加することができる。通常、
望ましい画像を全色再現するには、4つの着色層を使用
する。これらの4色とは、シアン、マゼンタ、黄および
黒である。色の順序は変えることができる。
着材料を受け基材上の第一の画像に張り合わせ、続いて
その基材を剥離する。第一の感光性材料と異なった色を
有する第二の感光性材料を、適切な色分離フィルムを通
して露光し、どちらかの順序で、受け基材上の第二の接
着剤層に張り合わせる。次いで、第二の感光性層の支持
体を、第一の支持体で行った様にして、除去する。第二
の陽画像がその接着剤と共に第一の画像上に残る。第二
の画像を形成するのに使用した方法と同様にして、第
三、および第四の画像を追加することができる。通常、
望ましい画像を全色再現するには、4つの着色層を使用
する。これらの4色とは、シアン、マゼンタ、黄および
黒である。色の順序は変えることができる。
【0040】最終画像のつや消し仕上げは、その画像の
光沢のある上表面に、ICIから入手できるメリネック
ス377の様なつや消し材料を押し付けることによって
得られる。これは、最終画像とつや消し材料とを一緒に
張り合わせることによって行う。張り合わせ後、一般に
つや消し材料を除去する。この方法の長所は、つや消し
材料を注意深く選択することによって、最終校正の仕上
を決定できることである。
光沢のある上表面に、ICIから入手できるメリネック
ス377の様なつや消し材料を押し付けることによって
得られる。これは、最終画像とつや消し材料とを一緒に
張り合わせることによって行う。張り合わせ後、一般に
つや消し材料を除去する。この方法の長所は、つや消し
材料を注意深く選択することによって、最終校正の仕上
を決定できることである。
【0041】最終的な4色校正に均一な全面露光を行
い、受け基材上の未露光の着色区域を光硬化させること
ができる。また、最後の乾式現像した層の上に保護層を
張り合わせてもよい。
い、受け基材上の未露光の着色区域を光硬化させること
ができる。また、最後の乾式現像した層の上に保護層を
張り合わせてもよい。
【0042】以下に実施例により本発明をさらに説明す
るが、これらの実施例に限定するものではない。
るが、これらの実施例に限定するものではない。
【0043】実施例1 感光性層様の配合は、下記の原料を下記の重量部で含
む。
む。
【0044】 シアン 黄 マゼンタ 黒 テトラヒドロフラン 200 200 200 200 4−ヒドロキシ−4−メチル− 2−ペンタノン 150 150 150 150 1−メトキシ−2−プロパノール 444 465 489 490 ガンマ−ブチロラクトン 44 65 89 90 ホルムバール 12/85 6 13 18 9 ジ−ペンタエリトリトール モノヒドロキシペンタアクリレート 8 12 8 12 2,3−ジ(4−メトキシフェニル) キノキサリン 4 4 4 4 ホスタパーム B2G 7 − − − パーマネントイエロー GR 7 − − パーマネントレッド FBB 12 − プリンテックス 25 − − − 11 顔料は、結合剤および溶剤の幾つかに分散する。正しい
透明度を得るために、これらの顔料は適切な粒径に粉砕
する。平均直径は0.2μm である。顔料は上記の溶液
に分散物として導入する。原料を十分に混合し、63μ
m 厚メリネックス528の密着性前処理側に塗布する。
この透明なポリエチレンテレフタレートフィルムは、反
対側に帯電防止前処理が施してある。このフィルム基材
は、ICIから市販されている。これらの被覆を93℃
で乾燥して、シアン、黄、マゼンタ、および黒に対し
て、それぞれ1.3、0.9、1.3、および1.6の
光学密度を得る。
透明度を得るために、これらの顔料は適切な粒径に粉砕
する。平均直径は0.2μm である。顔料は上記の溶液
に分散物として導入する。原料を十分に混合し、63μ
m 厚メリネックス528の密着性前処理側に塗布する。
この透明なポリエチレンテレフタレートフィルムは、反
対側に帯電防止前処理が施してある。このフィルム基材
は、ICIから市販されている。これらの被覆を93℃
で乾燥して、シアン、黄、マゼンタ、および黒に対し
て、それぞれ1.3、0.9、1.3、および1.6の
光学密度を得る。
【0045】接着剤溶液用の配合は、下記の原料を、下
記の重量部で含む。
記の重量部で含む。
【0046】酢酸n−ブチル 78 レソフレックス R−296 1 モウィリス 30 21 これらの接着剤原料を十分に混合し、片側を帯電防止処
理したポリエチレンテレフタレートフィルムである、6
7μm 厚のホスタファン4756の処理していない側に
塗布する。このフィルム基材は、ヘキストセラニーズか
ら入手できる。乾燥後、この接着剤層を145μm 厚の
メリネックス3020受け基材に張り合わせる。接着剤
用の一時的な支持体を手で剥離し、接着剤層を表に出
す。次に、シアン感光性層をその支持体と共に転写した
接着剤層と接触させる。この様にして2つの材料を85
℃で張り合わせる。次いで、感光性層を、シアン陽画色
分離フィルムを通し、支持体を通して活性線で画像を映
す様に露光する。続いてこのシアン感光性層を、受け基
材から支持体を除去することにより、乾燥現像する。
理したポリエチレンテレフタレートフィルムである、6
7μm 厚のホスタファン4756の処理していない側に
塗布する。このフィルム基材は、ヘキストセラニーズか
ら入手できる。乾燥後、この接着剤層を145μm 厚の
メリネックス3020受け基材に張り合わせる。接着剤
用の一時的な支持体を手で剥離し、接着剤層を表に出
す。次に、シアン感光性層をその支持体と共に転写した
接着剤層と接触させる。この様にして2つの材料を85
℃で張り合わせる。次いで、感光性層を、シアン陽画色
分離フィルムを通し、支持体を通して活性線で画像を映
す様に露光する。続いてこのシアン感光性層を、受け基
材から支持体を除去することにより、乾燥現像する。
【0047】第一のシアン画像の上に、別の接着剤層を
張り合わせる。接着剤用の一時的支持体を除去する。次
に、マゼンタ感光性層をその支持体と共に第二の接着剤
に張り合わせる。感光性複合材料を形成した後、このマ
ゼンタ感光性層を画像を映す様に露光する。シアン画像
と同様の剥離現像により、マゼンタ画像を形成する。こ
の作業を黄色の感光性層および次いで黒色の感光性層に
対して繰り返す。この方法により、全4色再現する。
張り合わせる。接着剤用の一時的支持体を除去する。次
に、マゼンタ感光性層をその支持体と共に第二の接着剤
に張り合わせる。感光性複合材料を形成した後、このマ
ゼンタ感光性層を画像を映す様に露光する。シアン画像
と同様の剥離現像により、マゼンタ画像を形成する。こ
の作業を黄色の感光性層および次いで黒色の感光性層に
対して繰り返す。この方法により、全4色再現する。
【0048】実施例2 この実施例では、実施例1の配合を使用する。しかし、
この場合、感光性層用の溶液は、ICIから市販されて
いる、密着促進した、透明ポリエチレンテレフタレート
フィルムである、メリネックス505の75μm 厚シー
ト上に塗布する。接着剤層用の溶液は、ICIから市販
されている滑り処理したポリエチレンテレフタレートフ
ィルムであるメリネックス516の75μm 厚シート上
に塗布する。
この場合、感光性層用の溶液は、ICIから市販されて
いる、密着促進した、透明ポリエチレンテレフタレート
フィルムである、メリネックス505の75μm 厚シー
ト上に塗布する。接着剤層用の溶液は、ICIから市販
されている滑り処理したポリエチレンテレフタレートフ
ィルムであるメリネックス516の75μm 厚シート上
に塗布する。
【0049】接着剤層は、メリネックス3020の14
5μm 厚の受け基材に張り合わせる。接着剤用の一時的
支持体は手で剥離し、接着剤層を白色受け基材上に残
す。次に、シアン感光性層をその支持体と共に、転写し
た接着剤層に接触させる。こうして、2つの材料を85
℃で張り合わせる。次いで、感光性層を、シアン陽画色
分離フィルムおよび支持体を通して、活性線で画像を映
す様に露光する。続いて、支持体を受け基材から除去し
て、そのシアン感光性層を乾式剥離現像する。
5μm 厚の受け基材に張り合わせる。接着剤用の一時的
支持体は手で剥離し、接着剤層を白色受け基材上に残
す。次に、シアン感光性層をその支持体と共に、転写し
た接着剤層に接触させる。こうして、2つの材料を85
℃で張り合わせる。次いで、感光性層を、シアン陽画色
分離フィルムおよび支持体を通して、活性線で画像を映
す様に露光する。続いて、支持体を受け基材から除去し
て、そのシアン感光性層を乾式剥離現像する。
【0050】別の接着剤層を第一のシアン画像の上に張
り合わせ、接着剤用の一時的支持体を除去する。次に、
マゼンタ感光性層をその支持体と共に第二の接着剤に張
り合わせる。次いで、そのマゼンタ感光性層を画像を映
す様に露光する。シアン画像と同様に剥離現像すること
により、マゼンタ画像を形成する。これを黄色感光性層
および黒色感光性層についても繰り返す。この方法によ
り、全4色再現される。
り合わせ、接着剤用の一時的支持体を除去する。次に、
マゼンタ感光性層をその支持体と共に第二の接着剤に張
り合わせる。次いで、そのマゼンタ感光性層を画像を映
す様に露光する。シアン画像と同様に剥離現像すること
により、マゼンタ画像を形成する。これを黄色感光性層
および黒色感光性層についても繰り返す。この方法によ
り、全4色再現される。
【0051】実施例3 この実施例では、実施例1の感光性溶液用の配合を使用
する。しかし、接着剤溶液用の配合は、下記の原料を、
下記の重量部で含む。
する。しかし、接着剤溶液用の配合は、下記の原料を、
下記の重量部で含む。
【0052】酢酸n−ブチル 85 モウィリス60 14 バトバルB76 1 バトバルB76は、モンサントから入手できるポリビニ
ルブチラール樹脂である。感光性成分溶液をメリネック
ス505上に、接着剤溶液をメリネックス516上に塗
布する。接着剤層をメリネックス3020に張り合わせ
る。接着剤用の一時的支持体は手で剥離し、接着剤層を
白色受け基材上に残す。次に、シアン感光性層をその支
持体と共に、転写した接着剤層に接触させる。こうし
て、2つの材料を85℃で張り合わせる。次いで、感光
性層を、シアン陽画色分離フィルムおよび支持体を通し
て、活性線で画像を映す様に露光する。続いて、支持体
を受け基材から除去して、そのシアン感光性層を乾式現
像する。
ルブチラール樹脂である。感光性成分溶液をメリネック
ス505上に、接着剤溶液をメリネックス516上に塗
布する。接着剤層をメリネックス3020に張り合わせ
る。接着剤用の一時的支持体は手で剥離し、接着剤層を
白色受け基材上に残す。次に、シアン感光性層をその支
持体と共に、転写した接着剤層に接触させる。こうし
て、2つの材料を85℃で張り合わせる。次いで、感光
性層を、シアン陽画色分離フィルムおよび支持体を通し
て、活性線で画像を映す様に露光する。続いて、支持体
を受け基材から除去して、そのシアン感光性層を乾式現
像する。
【0053】別の接着剤層を第一のシアン画像の上に張
り合わせ、接着剤用の一時的支持体を除去する。次に、
マゼンタ感光性層をその支持体と共に第二の接着剤に張
り合わせる。次いで、そのマゼンタ感光性層を画像を映
す様に露光する。シアン画像と同様に剥離現像すること
により、マゼンタ画像を形成する。これを黄色感光性層
および黒色感光性層についても繰り返す。この方法によ
り、全4色再現される。
り合わせ、接着剤用の一時的支持体を除去する。次に、
マゼンタ感光性層をその支持体と共に第二の接着剤に張
り合わせる。次いで、そのマゼンタ感光性層を画像を映
す様に露光する。シアン画像と同様に剥離現像すること
により、マゼンタ画像を形成する。これを黄色感光性層
および黒色感光性層についても繰り返す。この方法によ
り、全4色再現される。
【0054】実施例4 この実施例では、実施例1の感光性溶液用の配合を使用
する。接着剤溶液用の配合は、下記の原料を、下記の重
量部で含む。
する。接着剤溶液用の配合は、下記の原料を、下記の重
量部で含む。
【0055】ウルトラミド1C 4 モウィリス30 1 エタノール 35 水 5 乾燥塗膜重量は5 g/m2 である。この材料を、張り合わ
せ温度が85℃の代わりに100℃である以外は、実施
例3と同様に処理する。この方法により全4色再現され
る。
せ温度が85℃の代わりに100℃である以外は、実施
例3と同様に処理する。この方法により全4色再現され
る。
【0056】実施例5 この実施例では、実施例1の感光性溶液用の配合を使用
する。接着剤溶液用の配合は、下記の原料を、下記の重
量部で含む。
する。接着剤溶液用の配合は、下記の原料を、下記の重
量部で含む。
【0057】モウィリスCt5A 20 エタノール 20 モウィリスCt5Aは、ポリ酢酸ビニル共重合体の水、
アンモニア、メタノールおよびブタノール中50%溶液
である。乾燥塗膜重量は8 g/m2 である。この材料を、
受け基材がメリネックス3020の代わりにクロムコー
ト1Sであり、張り合わせ温度が100℃の代わりに8
8℃である以外は、実施例4と同様に処理する。
アンモニア、メタノールおよびブタノール中50%溶液
である。乾燥塗膜重量は8 g/m2 である。この材料を、
受け基材がメリネックス3020の代わりにクロムコー
ト1Sであり、張り合わせ温度が100℃の代わりに8
8℃である以外は、実施例4と同様に処理する。
【0058】実施例6 感光性溶液用の配合は、下記の原料を、下記の重量部で
含む。
含む。
【0059】 黄 マゼンタ テトラヒドロフラン 200 200 4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン 150 150 1−メトキシ−2−プロパノール 444 465 ガンマ−ブチロラクトン 44 65 ホルムバール 7/95 5 9 ジ−ペンタエリトリトールモノヒドロキシペンタアクリレート 12 8 2,3−ジ(4−メトキシフェニル)キノキサリンン 4 4 パーマネントイエロー GR 7 − パーマネントレッド FBB 12 接着剤溶液用の配合は、実施例1のそれと同じである。
感光性溶液をメリネックス505上に塗布し、接着剤溶
液をメリネックス516上に塗布する。接着剤層をメリ
ネックス3020に張り合わせる。接着剤用の一時的支
持体は手で剥離し、接着剤層を白色受け基材上に残す。
次に、黄色感光性層をその支持体と共に、転写した接着
剤層に接触させる。こうして、2つの材料を85℃で張
り合わせる。次いで、感光性層を、黄色陽画色分離フィ
ルムおよび支持体を通して、活性線で画像を映す様に露
光する。続いて、支持体を受け基材から除去して、その
黄色感光性層を乾式現像する。
感光性溶液をメリネックス505上に塗布し、接着剤溶
液をメリネックス516上に塗布する。接着剤層をメリ
ネックス3020に張り合わせる。接着剤用の一時的支
持体は手で剥離し、接着剤層を白色受け基材上に残す。
次に、黄色感光性層をその支持体と共に、転写した接着
剤層に接触させる。こうして、2つの材料を85℃で張
り合わせる。次いで、感光性層を、黄色陽画色分離フィ
ルムおよび支持体を通して、活性線で画像を映す様に露
光する。続いて、支持体を受け基材から除去して、その
黄色感光性層を乾式現像する。
【0060】別のモウィリス30接着剤層をその黄色画
像の上に張り合わせ、接着剤用の一時的支持体を除去す
る。次に、マゼンタ感光性層をその支持体と共に第二の
接着剤に張り合わせる。次いで、そのマゼンタ感光性層
を画像を映す様に露光する。黄色画像と同様に剥離現像
することにより、マゼンタ画像を形成する。これを黄色
感光性層および黒色感光性層についても繰り返す。この
方法により、全2色再現される。
像の上に張り合わせ、接着剤用の一時的支持体を除去す
る。次に、マゼンタ感光性層をその支持体と共に第二の
接着剤に張り合わせる。次いで、そのマゼンタ感光性層
を画像を映す様に露光する。黄色画像と同様に剥離現像
することにより、マゼンタ画像を形成する。これを黄色
感光性層および黒色感光性層についても繰り返す。この
方法により、全2色再現される。
【0061】実施例7 感光性溶液用の配合は、下記の原料を下記の重量部で含
む。
む。
【0062】 シアン 黄 マゼンタ 黒 テトラヒドロフラン 200 200 200 200 4−ヒドロキシ−4−メチル− 2−ペンタノン 150 150 150 150 1−メトキシ−2−プロパノール 444 465 489 490 ガンマ−ブチロラクトン 44 65 89 90 ホルムバール 12/85 5 9 10 9 ジ−ペンタエリトリトール モノヒドロキシペンタアクリレート 8 12 8 12 4,4−ビス(ジメチルアミノ) ベンゾフェノン 2 2 2 2 2−メルカプトベンゾチアゾール 2 2 2 2 ビス(2,4,5−トリフェニル) イミダゾール 4 4 4 4 ホスタパーム B2G 7 − − − パーマネントイエロー GR 7 − − パーマネントレッド FBB 12 − プリンテックス 25 − − − 11 接着剤溶液用の配合は実施例1のそれと同じである。こ
の感光性溶液をメリネ1クス505上に塗布し、接着剤
溶液をメリネックス516のシート上に塗布する。接着
剤層をメリネックス3020に張り合わせる。接着剤用
の一時的支持体は手で剥離し、接着剤層を白色受け基材
上に残す。次に、シアン感光性層をその支持体と共に、
転写した接着剤層に接触させる。こうして、2つの材料
を85℃で張り合わせる。次いで、感光性層を、シアン
陽画色分離フィルムおよび支持体を通して、活性線で画
像を映す様に露光する。続いて、支持体を受け基材から
除去して、そのシアン感光性層を乾式現像する。
の感光性溶液をメリネ1クス505上に塗布し、接着剤
溶液をメリネックス516のシート上に塗布する。接着
剤層をメリネックス3020に張り合わせる。接着剤用
の一時的支持体は手で剥離し、接着剤層を白色受け基材
上に残す。次に、シアン感光性層をその支持体と共に、
転写した接着剤層に接触させる。こうして、2つの材料
を85℃で張り合わせる。次いで、感光性層を、シアン
陽画色分離フィルムおよび支持体を通して、活性線で画
像を映す様に露光する。続いて、支持体を受け基材から
除去して、そのシアン感光性層を乾式現像する。
【0063】別のモウィリス30接着剤層を第一のシア
ン画像の上に張り合わせ、接着剤用の一時的支持体を除
去する。次に、マゼンタ感光性層をその支持体と共に第
二の接着剤に張り合わせる。次いで、そのマゼンタ感光
性層を画像を映す様に露光する。シアン画像と同様に剥
離現像することにより、マゼンタ画像を形成する。これ
を黄色感光性層および黒色感光性層についても繰り返
す。この方法により、全4色再現される。
ン画像の上に張り合わせ、接着剤用の一時的支持体を除
去する。次に、マゼンタ感光性層をその支持体と共に第
二の接着剤に張り合わせる。次いで、そのマゼンタ感光
性層を画像を映す様に露光する。シアン画像と同様に剥
離現像することにより、マゼンタ画像を形成する。これ
を黄色感光性層および黒色感光性層についても繰り返
す。この方法により、全4色再現される。
【0064】実施例8 この実施例では、受け基材は被覆した紙のシート、すな
わちクロムコート1Sである。高剥離強度接着剤溶液の
配合は、下記の原料を、下記の重量部で含む。
わちクロムコート1Sである。高剥離強度接着剤溶液の
配合は、下記の原料を、下記の重量部で含む。
【0065】トルエン 90 エルバックス150−W 10 これらの原料を十分に混合物し、67μm 厚のメリネッ
クス516基材上に、塗膜重量17 g/m2 になる様に塗
布する。次いで、基材および受けシートを、接着剤層を
間にして、温度75℃、線速度56 cm/分の圧力ローラ
ーを通して張り合わせる。基材を剥離すると、高剥離強
度接着剤が受けシート上に残る。
クス516基材上に、塗膜重量17 g/m2 になる様に塗
布する。次いで、基材および受けシートを、接着剤層を
間にして、温度75℃、線速度56 cm/分の圧力ローラ
ーを通して張り合わせる。基材を剥離すると、高剥離強
度接着剤が受けシート上に残る。
【0066】この実施例では、実施例3に記載する感光
性溶液および接着剤溶液用の配合を使用する。第一の接
着剤は高剥離強度接着剤層に75℃で張り合わせる。接
着剤用の一時的支持体を手で剥離すると、紙の受け材料
上に接着剤層が残る。次に、シアン感光性層をこの接着
剤層に転写し、露光し、続いて支持体を除去することに
より剥離現像する。他の3色を、張り合わせ温度が85
℃の代わりに75℃である以外は、実施例3と同様に処
理する。
性溶液および接着剤溶液用の配合を使用する。第一の接
着剤は高剥離強度接着剤層に75℃で張り合わせる。接
着剤用の一時的支持体を手で剥離すると、紙の受け材料
上に接着剤層が残る。次に、シアン感光性層をこの接着
剤層に転写し、露光し、続いて支持体を除去することに
より剥離現像する。他の3色を、張り合わせ温度が85
℃の代わりに75℃である以外は、実施例3と同様に処
理する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−66547(JP,A) 特開 昭59−97140(JP,A) 特開 昭62−251750(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/11 G03F 7/004 G03F 7/105 G03F 7/34
Claims (13)
- 【請求項1】単シート上に陽画像を作成するための方法
であって、順に a)受けシートを用意すること、および b)剥離表面を有する基材、および前記剥離表面上の一
つ以上の熱可塑性樹脂よりなる接着剤層からなる接着剤
転写材料を用意すること、および c)前記接着剤転写材料をその接着剤層を介して受けシ
ートに、60℃〜120℃の温度で圧力をかけて張り合
わせること、および d)基材および受けシートを剥離することにより、その
基材から接着剤層全体を受けシートに転写すること、お
よび e)透明支持体および前記支持体上の感光性組成物層か
らなる感光性材料であって、前記感光性組成物は有機結
合樹脂、着色剤、光反応開始剤、および少なくとも2つ
のエチレン性不飽和基を有するフリーラジカル重合性ア
クリル酸エステルまたはメタクリル酸エステル成分から
なり、その結合樹脂は組成物成分を均一なフィルムに結
合するのに十分な量で存在し、その着色剤はその組成物
を均一に着色するのに十分な量で存在し、その光反応開
始剤は、十分な活性線で露光することにより、重合性成
分のフリーラジカル重合を開始するのに十分な量で存在
し、その重合性成分は、その組成物を活性線で露光した
時に画像を形成するのに十分な量で存在する、感光性材
料を用意すること、および f) 1)その感光性組成物層を受けシート上の接着剤
層に張り合わせ、次いで感光性組成物層を、十分な活性
線放射により画像を映す様に露光し、画像形成するこ
と、または 2)感光性組成物層を十分な活性線照射で画像を映す様
に露光して画像を形成し、次いで感光性組成物層を受け
シート上の接着剤層に張り合わせること、およびその
後、 g)透明支持体および受けシートを剥離し、感光性組成
物の画像を映す様に露光していない部分を受けシート上
の接着剤層に転写し、それによって受けシート上に陽画
像を形成するが、画像を映す様に露光した部分は透明支
持体上に残すようにし、 続いてさらに、 I)工程(b) により、別の接着剤転写材料を用意する工
程、および II) 前記の別の接着剤転写材料をその接着剤層を介し
て、受けシート上の前に調製した陽画像に、60℃〜1
20℃の温度で圧力をかけて張り合わせる工程、および III)前記の別の接着剤転写材料および受けシートから基
材を剥離することにより、その基材から接着剤層全体を
受けシート上の前に調製した陽画像に転写する工程、お
よび IV)工程(e) により別の、異なった色を有する感光性材
料を用意する工程、および V) i)前記の別の感光性材料の感光性組成物層を工程
III)で与えられた受けシート上の接着層に張り合わせ、
次いで感光性組成物層を、十分な活性線照射により画像
を映す様に露光し、画像形成する工程、または ii) 前記の別の感光性材料の感光性組成物層を十分な活
性線照射で画像を映す様に露光して画像を形成し、次い
で前記感光性組成物層を工程III)で調製した受けシート
上の接着剤層に張り合わせる工程、およびその後、 VI) 前記の別の感光性材料の透明支持体および受けシー
トを剥離し、感光性組成物層の画像を映す様に露光して
いない部分を受けシート上の接着剤層に転写し、それに
よって受けシート上に別の陽画像を形成するが、画像を
映す様に露光した部分は前記透明支持体上に残す工程を
含むことを特徴とする方法。 - 【請求項2】さらに、工程(I)〜(VI)を少なくとも1
回繰り返し、その際、 工程(II)により、工程(I)で与えられた追加の接着剤
転写材料を、その接着剤層を介して、受けシート上の前
に調製した陽画像に張り合わせること、および 工程III)により、前記の追加の接着剤転写材料および受
けシートから基材を剥離することにより、前記基材から
接着剤層全体を受けシート上の前に調製した陽画像に転
写すること、および 工程IV)により、追加の、さらに異なった色を有する感
光性材料を用意すること、および 工程V)により、追加の感光性材料を露光および張り合
わせること、およびその後、前記の追加の感光性材料の
透明支持体および受けシートを剥離し、追加の感光性材
料の感光性組成物層の画像を映す様に露光していない部
分を受けシート上の前記接着剤層に転写し、それによっ
て受けシート上に追加の陽画像を形成するが、画像を映
す様に露光した部分は透明支持体上に残すことを特徴と
する、請求項1に記載する方法。 - 【請求項3】感光性材料が、感光性組成物層に隣接して
密着性促進表面を有する透明支持体を含むことを特徴と
する、請求項1に記載する方法。 - 【請求項4】さらに、受けシート上の画像に保護カバー
を施す工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載す
る方法。 - 【請求項5】さらに、活性線照射により画像全体を均一
に露光する工程を含むことを特徴とする、請求項1に記
載する方法。 - 【請求項6】前記受けシートが紙、被覆紙、または重合
体フィルムからなること、前記接着剤層が、−25℃〜
100℃のガラス転位温度を有する、ポリ酢酸ビニル重
合体または酢酸ビニル含有共重合体からなること、感光
性材料が、感光性組成物層に隣接して密着性促進表面を
有するポリエチレンテレフタレートの透明支持体を含む
こと、前記感光性組成物がモノヒドロキシペンタアクリ
ル酸ジペンタエリトリトール、2,3−(ジ−4−メト
キシフェニル)キノキサリン、およびポリビニルホルマ
ール重合体またはビニルホルマール含有共重合体を含む
ことを特徴とする、請求項1に記載する方法。 - 【請求項7】単シート上に陽画像を作成するための方法
であって、順に a)受けシートを用意すること、および b)剥離表面を有する基材、および 前記剥離表面上の、前記受けシートに接着した時に10
0g/インチを超える剥離強度を有する一つ以上の熱可塑
性樹脂製の高剥離強度接着剤層 からなる高剥離強度接着剤材料を用意すること、および c)前記高剥離強度接着剤層を受け基材に、60℃〜1
20℃の温度で圧力をかけて張り合わせること、および d)前記基材および受けシートを剥離することにより、
高剥離強度接着剤層を受けシートに転写すること、およ
び e)剥離表面を有する基材、および前記剥離表面上の一
つ以上の熱可塑性樹脂よりなる接着層からなる接着剤転
写材料を用意すること、および f)前記接着剤転写材料を、その接着剤層を介して、受
けシート上の高剥離強度接着剤層に、60℃〜120℃
の温度で圧力をかけて張り合わせること、および g)基材および受けシートを剥離することにより、その
基材から接着剤層を受けシート上の高剥離強度接着剤層
に転写すること、および h)透明支持体および前記支持体上の感光性組成物層か
らなる感光性材料であって、前記感光性組成物は有機結
合樹脂、着色剤、光反応開始剤、および少なくとも2つ
のエチレン性不飽和基を有するフリーラジカル重合性ア
クリル酸エステルまたはメタクリル酸エステル成分から
なり、その結合樹脂は組成物成分を均一なフィルムに結
合するのに十分な量で存在し、その着色剤はその組成物
を均一に着色するのに十分な量で存在し、その光反応開
始剤は、十分な活性線で露光することにより、重合性成
分のフリーラジカル重合を開始するのに十分な量で存在
し、その重合性成分は、その組成物を活性線で露光した
時に画像を形成するのに十分な量で存在する、感光性材
料を用意すること、および i) i)その感光性組成物層を受けシート上の接着剤層
に張り合わせ、次いで感光性組成物層を、十分な活性線
照射により画像を映す様に露光し、画像形成すること、
または ii) 感光性組成物層を十分な活性線放射で画像を映す様
に露光して画像を形成し、次いで感光性組成物層を受け
シート上の接着剤層に張り合わせること、およびその
後、 j)透明支持体および受けシートを剥離し、感光性組成
物の画像を映す様に露光していない部分を受けシート上
の接着剤層に転写し、それによって受けシート上に陽画
像を形成するが、画像を映す様に露光した部分は透明支
持体上に残すようにしたこと、を特徴とする方法。 - 【請求項8】続いてさらに、 I)工程(e) により、別の接着剤転写材料を用意する工
程、および II) 前記の別の接着剤転写材料をその接着剤層を介し
て、受けシート上の前に調製した陽画像に、60℃〜1
20℃の温度で圧力をかけて張り合わせる工程、および III)前記の別の接着剤転写材料および受けシートから基
材を剥離することにより、その基材から接着剤層全体を
受けシート上の前に調製した陽画像に転写する工程、お
よび IV)工程(h) により別の、異なった色を有する感光性材
料を用意する工程、および V) i)前記の別の感光性材料の感光性組成物層を工程
III)で調製した受けシート上の接着剤層に張り合わせ、
次いで感光性組成物層を、十分な活性線照射により画像
を映す様に露光し、画像形成する工程、または ii) 前記の別の感光性材料の感光性組成物層を十分な活
性線照射で画像を映す様に露光して画像を形成し、次い
で前記感光性組成物層を工程III)で与えられた受けシー
ト上の接着剤層に張り合わせる工程、およびその後、 VI) 前記の別の感光性材料の透明支持体および受けシー
トを剥離し、感光性組成物層の画像を映す様に露光して
いない部分を受けシート上の接着剤層に転写し、それに
よって受けシート上に別の陽画像を形成するが、画像を
映す様に露光した部分は前記透明支持体上に残す工程を
含むことを特徴とする、請求項7に記載する方法。 - 【請求項9】さらに、工程(I)〜(VI)を少なくとも1
回繰り返し、その際、 工程(II)により、工程(I)で与えられた追加の接着剤
転写材料を、その接着剤層を介して、受けシート上の前
に調製した陽画像に張り合わせること、および工程III)
により、前記の追加の接着剤転写材料および受けシート
から基材を剥離することにより、前記基材から接着剤層
全体を受けシート上の前に調製した陽画像に転写するこ
と、および工程IV)により、追加の、さらに異なった色
を有する感光性材料を用意すること、および工程V)に
より、追加の感光性材料を露光および張り合わせるこ
と、およびその後、前記の追加の感光性材料の透明支持
体および受けシートを剥離し、追加の感光性材料の感光
性組成物層の画像を映す様に露光していない部分を受け
シート上の前記接着剤層に転写し、それによって受けシ
ート上に追加の陽画像を形成するが、画像を映す様に露
光した部分は透明支持体上に残すことを特徴とする、請
求項8に記載する方法。 - 【請求項10】感光性材料が、感光性組成物層に隣接し
て密着性促進表面を有する透明支持体を含むことを特徴
とする、請求項7に記載する方法。 - 【請求項11】さらに、受けシート上の画像に保護カバ
ーを施す工程を含むことを特徴とする、請求項7に記載
する方法。 - 【請求項12】さらに、活性線照射により画像全体を均
一に露光する工程を含むことを特徴とする、請求項7に
記載する方法。 - 【請求項13】前記受けシートが紙、被覆紙、または重
合体フィルムからなること、前記接着剤層が、−25℃
〜100℃のガラス転位温度を有する、ポリ酢酸ビニル
重合体または酢酸ビニル含有共重合体からなること、感
光性材料が、感光性組成物層に隣接して密着性促進表面
を有するポリエチレンテレフタレートの透明支持体を含
むこと、前記感光性組成物がモノヒドロキシペンタアク
リル酸ジペンタエリトリトール、2,3−(ジ−4−メ
トキシフェニル)キノキサリン、およびポリビニルホル
マール重合体またはビニルホルマール含有共重合体を含
むことを特徴とする、請求項7に記載する方法。
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---|---|---|---|
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US544559 | 1990-06-27 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
JP3183269A Expired - Lifetime JP3028512B2 (ja) | 1990-06-27 | 1991-06-27 | 張り合わせ接着層を備えた剥離現像、単シート色校正システム |
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EP0653684A1 (en) * | 1993-11-16 | 1995-05-17 | Agfa-Gevaert N.V. | Imaging element comprising a photopolymerizable composition and methods for producing lithographic plates therewith |
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ES2438529T3 (es) | 2002-12-02 | 2014-01-17 | Avery Dennison Corporation | Procedimiento para etiquetar tejidos y etiqueta de transferencia por calor muy adecuada para su utilización en dicho procedimiento |
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---|---|---|---|---|
JPS49441B1 (ja) | 1968-08-14 | 1974-01-08 | ||
US4304836A (en) * | 1974-05-29 | 1981-12-08 | American Hoechst Corporation | Surlay proofing method |
JPS5479034A (en) | 1977-12-06 | 1979-06-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | Image formation method |
US4659642A (en) | 1984-10-22 | 1987-04-21 | American Hoechst Corporation | Positive working naphthoquinone diazide color proofing transfer process |
US4650738A (en) | 1984-10-22 | 1987-03-17 | American Hoechst Corporation | Negative working diazo color proofing method |
US4596757A (en) | 1985-04-05 | 1986-06-24 | American Hoechst Corporation | Photopolymerizable dual transfer negative working color proofing system |
US5108868A (en) * | 1988-10-21 | 1992-04-28 | Hoechst Celanese Corporation | Negative working, peel developable, single sheet color proofing method |
US4910120A (en) | 1988-10-21 | 1990-03-20 | Hoechst Celanese Corporation | Preparation of receiver sheet materials for peel developable, single sheet color proofing system |
US5100757A (en) | 1988-10-21 | 1992-03-31 | Hoechst Celanese Corporation | Method for forming a colored image on a degradable sheet material |
-
1991
- 1991-05-24 CA CA002043799A patent/CA2043799A1/en not_active Abandoned
- 1991-06-25 EP EP19910305721 patent/EP0465087A3/en not_active Withdrawn
- 1991-06-25 AU AU79298/91A patent/AU7929891A/en not_active Abandoned
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-
1995
- 1995-06-01 US US08/456,588 patent/US6261734B1/en not_active Expired - Fee Related
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EP0465087A2 (en) | 1992-01-08 |
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