JP3026488B2 - X線断層撮影装置 - Google Patents
X線断層撮影装置Info
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Description
(以下「X線CT装置」という。)に関する。
効率良く収集する螺旋状走査(以下「ヘリカルスキャ
ン」という。)が行われている。このヘリカルスキャン
は、撮影面内で形成される扇状X線を連続回転させつ
つ、天板に載置した被検体(通常は患者)を撮影面に挿
通させ、患者についてヘリカルスキャンデータを収集す
るもので、この収集したデータを再構成して多断層像を
得ていた。
た断層像と患者の撮影位置との対応付けができていない
という問題があった。
必要なものではなく、無駄に再構成を行っていたため診
断効率が悪いという問題があった。
診断に必要なものではなく、無駄なデータを収集するこ
とがあり、このため患者に不必要なX線を被曝させると
いう問題があった。
たものであり、診断能向上を図ったX線断層撮影装置を
提供することを目的としている。
の本発明の構成は、曝射されるX線により被検体に対し
て螺旋状のスキャンを行いこの被検体についての螺旋状
データを収集する螺旋状データ収集手段と、この螺旋状
データ収集手段により収集されたデータを記憶する記憶
手段と、前記被検体の所定の範囲の透視像を表示する表
示手段と、この表示手段における透視像に基づき所望の
スキャン範囲を指定する指定手段と、この指定手段で指
定された範囲に対応する螺旋状データを前記記憶手段か
ら抽出しこれらの抽出データに基づいて所定間隔毎に複
数の断層像を再構成する再構成手段と、再構成された各
断層像を順次表示する表示手段とを有することを特徴と
するものである。
体についての螺旋状データは螺旋状データ収集手段によ
って収集され、記憶手段に記憶される。表示手段に表示
された透視像に基づき所望のスキャン範囲を指定する
と、再構成手段は、前期スキャン範囲に対応する螺旋状
データを記憶手段から抽出して来て、これら各抽出デー
タに基づいて所定間隔毎に複数の断層像を再構成する。
表示手段は前記複数の断層像を順次表示する。
図面を参照して詳述する。
ある。
2,撮影面2a内で扇状X線4aを検出器3に向けて発
生するX線管4を備えた撮影架台10と、撮影孔2内で
被検体Mを載置した天板Tを移動する寝台部20と、X
線管4の回転を制御するX線管回転制御部5と、X線管
4からのX線照射を制御する高圧発生部6と、検出器3
が検出したプロジェクションデータを収集,再構成を行
う処理系40と、断層像又は透視像等の表示を行う表示
部7と、ヘリカルスキャンモード,透視モード等の撮影
モードの選択,断層像形成の位置設定等の操作を行う入
力部8と、この装置1各部を制御してヘリカルスキャン
モード又は透視モード等の撮影モードを実行するシステ
ム制御部9とを有している。
筒状の保持部材の円周面に沿って単体検出器が複数個ア
レイ状に配列されて構成されており、X線管4からの被
検体透過X線を常に検出器3の一部で受けるようになっ
ている。
部9の制御の下に、ヘリカルスキャンモードにおいて
は、X線管4が撮影孔2の周囲を同一方向に連続回転す
るように制御し、透視モードにおいては、X線管4を所
定の位置に停止するように制御するものである。
部21と、天板Tの撮影面2aに対する位置を検出する
位置検出部22とを有している。
ドの際に、ヘリカルスキャンデータを収集するヘリカル
スキャンデータ収集部41と、透視像モードの際に、透
視像データを収集する透視像データ収集部42と、ヘリ
カルスキャンデータに基づいて断層画像を再構成する画
像再構成部43とを有している。ヘリカルスキャンデー
タ収集部41には、位置検出部22からの天板Tの位置
情報に対応させてヘリカル状のスキャンデータDhが収
集,記憶される。画像再構成部43は、図2に示すよう
に、指定された断層面Fs近傍の2/3乃至1周期のプ
ロジェクションデータDsと、このデータDsの前後の
各1周期前後のプロジェクションデータDcを補正用デ
ータとして、ヘリカルスキャンデータ収集部41より取
り込み、再構成処理を行って、指定された断層面Fsに
ついての断層像Gsを得るものである。
り、透視像データ収集部42が収集したデータに基づく
透視像又は、画像再構成部43の再構成処理に基づく断
層像を表示できるものである。
モード選択操作に基づきヘリカルスキャンモード又は透
視モードを実行するものであり、ヘリカルスキャンモー
ドにおいては、X線管4が1回転する間に天板Tが所定
長S連続的に移動するようX線管回転制御部5,移動部
21を制御するものである。このように構成すれば、例
えば静止した被検体Mに対し扇状X線4aが回転しつつ
体軸方向に並進運動したのと等価となり、扇状X線4a
が図2にLxで示すように、被検体Mの体軸Lcを中心
に螺旋状に運動することになり、ヘリカルスキャンデー
タDhが検出器3より得られ、ヘリカルスキャンデータ
収集部41に収集,記憶される。透視モードにおいて
は、X線管4が被検体Mの真上又は真横等の所定の位置
に停止するようX線管回転制御部5を制御し、天板Tが
連続的に移動するよう移動部21を制御するものであ
る。
3をも参照して説明する。
ドを実行後断層像を得る場合についての流れを示す図、
図3は透視モード実行後、ヘリカルスキャンモードを実
行する場合についての流れを示す図である。
行後断層像を得る場合について図2を参照して説明す
る。
ャンモードを選択すると、システム制御部9は、入力部
8からのヘリカルスキャンモード選択情報に基づき各部
を制御してヘリカルスキャンを実行する。撮影架台1
0,X線管回転制御部5,寝台部20はシステム制御部
9の制御の下に、被検体Mについてヘリカルスキャンデ
ータの収集を行い、ヘリカルスキャンデータ収集部41
に天板Tの位置に対応したヘリカルスキャンデータが収
集,記憶される。
ドを選択すると、システム制御部9は、入力部8からの
透視モード選択情報に基づき各部を制御して透視撮影を
実行する。撮影架台10,X線管回転制御部5,寝台部
20は、システム制御部9の制御の下に、被検体Mにつ
いて透視像データの収集を行い、透視像データ収集部4
2に天板Tの位置に対応した透視像データが収集,記憶
される。尚、透視モード選択後、ヘリカルスキャンモー
ドを選択してもよい。
要求すると、図2に示すように表示部7に透視像Gpが
表示される。
pに重畳表示される断層像作成用ラインLsを移動させ
て設定すると、画像再構成部43は、設定された断層像
作成用ラインLsに基づき、この位置に対応するデータ
Ds,Dcをヘリカルスキャンデータ収集部41より読
み出して、再構成処理を行い、表示部7に指定したライ
ンLsに対応する断層面Fsについての断層像Gsが表
示される。
体撮影位置に対応する断層像を高精度で得ることができ
る。
モードを実行する場合について図3をも参照して説明す
る。
基づいて透視モードを実行すると、透視像データ収集部
42には、上述したように被検体Mについての透視像デ
ータが収集,記憶され、図3に示すように表示部7に透
視像Gpが表示される。
pに重畳表示される断層像作成用ラインLs1 ,Ls2
を移動させ、このラインLs1 ,Ls2 に挟まれた領域
を断層像を得たい断層像形成範囲Eとして指定したとす
ると、システム制御部9は、入力部8により指定された
範囲情報(E)に基づき、撮影架台10,X線管回転制
御部5,寝台部20を制御し、その指定された範囲E
と、この範囲Eの前後の補正データDc収集範囲Ecと
の両範囲E,Ecについてのヘリカルスキャンデータ収
集を実行する。
上記両範囲E,Ecついての天板Tの位置に対応したヘ
リカルスキャンデータが収集,記憶され、続いて画像再
構成部43は、指定された範囲E内で所定間隔毎の断層
像Gs1 乃至Gsnを再構成し、表示部7に転送する。
入力部8の操作に基づき、被検体撮影位置に対応した各
断層像Gs1 乃至Gsnが表示部7に順次表示される。
ついてヘリカルスキャンが行われるので、被検体の被爆
線量低減が図れる。
要旨を変更しない範囲で種々変形実施できる。
ド,透視モードを行えるものならば、X線管と検出器と
を相対位置を保ちながら連続回転する第3世代のスキャ
ナとしてもよい。
に表示された透視像に基づいて必要なスキャン範囲を指
定することにより、記憶手段から前記スキャン範囲に対
応する螺旋状データを抽出してきて所定間隔毎に複数の
断層像を再構成し、この断層像を順次表示するようにし
たので再構成に無駄がなくなり、かつ、所定間隔毎の断
層像の確認が容易になり、もって診断能力向上を図るこ
とができるX線断層撮影装置を提供することができる。
図
図
Claims (1)
- 【請求項1】 曝射されるX線により被検体に対して螺
旋状のスキャンを行いこの被検体についての螺旋状デー
タを収集する螺旋状データ収集手段と、 この螺旋状データ収集手段により収集されたデータを記
憶する記憶手段と、 前記被検体の所定の範囲の透視像を表示する表示手段
と、 この表示手段における透視像に基づき所望のスキャン範
囲を指定する指定手段と、 この指定手段で指定された範囲に対応する螺旋状データ
を前記記憶手段から抽出しこれらの抽出データに基づい
て所定間隔毎に複数の断層像を再構成する再構成手段
と、 再構成された各断層像を順次表示する表示手段と、を有
することを特徴とするX線断層撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9310372A JP3026488B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | X線断層撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9310372A JP3026488B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | X線断層撮影装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2169382A Division JPH0787835B2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | X線断層撮影装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10192272A JPH10192272A (ja) | 1998-07-28 |
JP3026488B2 true JP3026488B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=18004465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9310372A Expired - Lifetime JP3026488B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | X線断層撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026488B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4331444B2 (ja) * | 2002-07-22 | 2009-09-16 | 株式会社日立メディコ | 医用画像診断装置の撮影条件設定装置 |
JP4568023B2 (ja) * | 2004-05-13 | 2010-10-27 | 株式会社東芝 | X線コンピュータ断層撮影装置 |
US8057098B2 (en) | 2006-01-12 | 2011-11-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | X-ray CT apparatus and method of creating correction data for X-ray CT |
-
1997
- 1997-11-12 JP JP9310372A patent/JP3026488B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10192272A (ja) | 1998-07-28 |
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