JP3026458B2 - 穿孔装置 - Google Patents
穿孔装置Info
- Publication number
- JP3026458B2 JP3026458B2 JP3018211A JP1821191A JP3026458B2 JP 3026458 B2 JP3026458 B2 JP 3026458B2 JP 3018211 A JP3018211 A JP 3018211A JP 1821191 A JP1821191 A JP 1821191A JP 3026458 B2 JP3026458 B2 JP 3026458B2
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- Japan
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- die
- paper
- punch
- hole
- perforated
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- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は穿孔装置、特に複写機
の後処理等において、複写紙に穿孔するのに適した穿孔
装置に関する。
の後処理等において、複写紙に穿孔するのに適した穿孔
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の穿孔装置としては、ダイス
孔を設けたダイス上に紙を載せ、ダイス孔に案内されて
同孔中を移動するポンチによつて、紙に穿孔するものが
知られている。
孔を設けたダイス上に紙を載せ、ダイス孔に案内されて
同孔中を移動するポンチによつて、紙に穿孔するものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記のような
従来の穿孔装置は、少量の紙であると一度に穿孔できる
のであるが、枚数が増えてくると大きな力が必要で一度
にできないことから、(1)数回にわけて穿孔を行う
か、又は(2)ドリルのようにポンチを回転させなけれ
ばならないという問題がある。しかしながら、(1)の
方法では孔の位置の精度が悪くなつたり、穿孔作業が非
能率となるという問題があり、(2)の方法ではポンチ
を回転させるための装置が必要となり、装置全体が大き
くなるのに加えて高価となるという問題がある。
従来の穿孔装置は、少量の紙であると一度に穿孔できる
のであるが、枚数が増えてくると大きな力が必要で一度
にできないことから、(1)数回にわけて穿孔を行う
か、又は(2)ドリルのようにポンチを回転させなけれ
ばならないという問題がある。しかしながら、(1)の
方法では孔の位置の精度が悪くなつたり、穿孔作業が非
能率となるという問題があり、(2)の方法ではポンチ
を回転させるための装置が必要となり、装置全体が大き
くなるのに加えて高価となるという問題がある。
【0004】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の穿孔装置のもつ問題を解消し、多数の紙であつても
能率よくしかも精度もよく穿孔することができ、さらに
安価な穿孔装置を提供するにある。
来の穿孔装置のもつ問題を解消し、多数の紙であつても
能率よくしかも精度もよく穿孔することができ、さらに
安価な穿孔装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
目的を達成するために、間隔をあけて平行に配置された
複数の台部を有し、この台部にその表面と交差する方向
の同心的なダイス孔が設けられたダイスと、前記ダイス
孔に案内されて同孔中を移動するポンチと、台部側に用
紙を分配する揺動可能な分配板とを具えていることを特
徴とするものである。
目的を達成するために、間隔をあけて平行に配置された
複数の台部を有し、この台部にその表面と交差する方向
の同心的なダイス孔が設けられたダイスと、前記ダイス
孔に案内されて同孔中を移動するポンチと、台部側に用
紙を分配する揺動可能な分配板とを具えていることを特
徴とするものである。
【0006】
【作用】前記のようなこの発明の穿孔装置において、穿
孔すべき紙が少数の場合は1つの台部上に全ての紙を載
置してポンチで穿孔し、多数の場合は紙を複数の台部上
に別けて載置してポンチを全ての台部のダイス孔を貫通
するように刺しこんで、一挙に全ての紙を穿孔する。
孔すべき紙が少数の場合は1つの台部上に全ての紙を載
置してポンチで穿孔し、多数の場合は紙を複数の台部上
に別けて載置してポンチを全ての台部のダイス孔を貫通
するように刺しこんで、一挙に全ての紙を穿孔する。
【0007】
【実施例】図面に示すこの発明の実施例において、ダイ
ス1は間隔をあけて平行に配置された複数の台部2,
3,4を有し、これらの台部2,3,4にはその表面と
交差する方向に同心的なダイス孔5,6,7を設けて、
台部1,2間及び台部2,3間にそれぞれ第1,2穿孔
部10,11がそれぞれ形成されている。そしてダイス孔
5,6,7に案内されて同孔中を移動するポンチ8が設
けられている。
ス1は間隔をあけて平行に配置された複数の台部2,
3,4を有し、これらの台部2,3,4にはその表面と
交差する方向に同心的なダイス孔5,6,7を設けて、
台部1,2間及び台部2,3間にそれぞれ第1,2穿孔
部10,11がそれぞれ形成されている。そしてダイス孔
5,6,7に案内されて同孔中を移動するポンチ8が設
けられている。
【0008】12,13はそれぞれ第1,2穿孔部10、11に
紙を誘導する第1,2トレイを示し、その先端は上方に
屈曲しており、紙の搬送方向上流側には紙をいずれかの
トレイ12,13に分配する揺動可能な分配板15が設けら
れ、この分配板15は図示しない制御手段によつて紙の数
に応じていずれかのトレイ12,13に紙を分配するように
なつている。16は穿孔屑を収納する容器である。
紙を誘導する第1,2トレイを示し、その先端は上方に
屈曲しており、紙の搬送方向上流側には紙をいずれかの
トレイ12,13に分配する揺動可能な分配板15が設けら
れ、この分配板15は図示しない制御手段によつて紙の数
に応じていずれかのトレイ12,13に紙を分配するように
なつている。16は穿孔屑を収納する容器である。
【0009】前記のような穿孔装置において、搬送板17
上を搬送されてくる紙が少数のときは、分配板15が図2
に示す位置とされて、これに誘導された紙18は第1穿孔
部10において第1トレイ12上に積載され、そこでポンチ
8がダイス孔5を貫通して紙18を穿孔し、その穿孔屑は
ダイス1の後壁に設けられた透孔20から容器16に排出さ
れる。これに反して搬送板17上を搬送されてくる紙が多
数のときは、最初に分配板15が図2に示す位置とされ
て、これに誘導された紙18を第1穿孔部10において第1
トレイ12上に積載し、この積載が終了するとそこで分配
板15を図3に示す位置とし、これに誘導された紙19は第
2穿孔部11において第2トレイ13上に積載され、そこで
ポンチ8がダイス孔5を貫通して紙18を穿孔し、ついで
ダイス孔6を貫通して紙19を穿孔し、この間第1穿孔部
10で発生した屑はダイス1の後壁に設けられた透孔20か
ら容器16に排出され、第2穿孔部11で発生した屑はダイ
ス孔7から容器16に排出される。この実施例では第1,
2トレイ12,13の先端及び分配板15の後端には互いに噛
み合う凸部22,23が形成され、これにより第2トレイ13
に送られる紙が、搬送の際の勢いで第1トレイ12に搬送
されるのを防止する。なおこの実施例では穿孔部が2つ
となつているが、これ以上であるならこれに限るもので
はない。
上を搬送されてくる紙が少数のときは、分配板15が図2
に示す位置とされて、これに誘導された紙18は第1穿孔
部10において第1トレイ12上に積載され、そこでポンチ
8がダイス孔5を貫通して紙18を穿孔し、その穿孔屑は
ダイス1の後壁に設けられた透孔20から容器16に排出さ
れる。これに反して搬送板17上を搬送されてくる紙が多
数のときは、最初に分配板15が図2に示す位置とされ
て、これに誘導された紙18を第1穿孔部10において第1
トレイ12上に積載し、この積載が終了するとそこで分配
板15を図3に示す位置とし、これに誘導された紙19は第
2穿孔部11において第2トレイ13上に積載され、そこで
ポンチ8がダイス孔5を貫通して紙18を穿孔し、ついで
ダイス孔6を貫通して紙19を穿孔し、この間第1穿孔部
10で発生した屑はダイス1の後壁に設けられた透孔20か
ら容器16に排出され、第2穿孔部11で発生した屑はダイ
ス孔7から容器16に排出される。この実施例では第1,
2トレイ12,13の先端及び分配板15の後端には互いに噛
み合う凸部22,23が形成され、これにより第2トレイ13
に送られる紙が、搬送の際の勢いで第1トレイ12に搬送
されるのを防止する。なおこの実施例では穿孔部が2つ
となつているが、これ以上であるならこれに限るもので
はない。
【0010】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、間隔を
あけて平行に配置された複数の台部を有し、この台部に
その表面と交差する方向の同心的なダイス孔が設けられ
たダイスと、前記ダイス孔に案内されて同孔中を移動す
るポンチと、台部側に用紙を分配する揺動可能な分配板
とを具えているので、多数の紙を穿孔する場合でも格別
大きな力を要しないで、しかも同時に行うことができて
その精度がおちることがなく、さらにポンチを回動させ
るような必要がないので、そのための装置を設置しなく
てすむので、この装置の運転による騒音、振動等が発生
することがないのに加えて、装置全体が複雑で大型化す
ることなく安価な穿孔装置を提供することができるとい
う効果がある。
あけて平行に配置された複数の台部を有し、この台部に
その表面と交差する方向の同心的なダイス孔が設けられ
たダイスと、前記ダイス孔に案内されて同孔中を移動す
るポンチと、台部側に用紙を分配する揺動可能な分配板
とを具えているので、多数の紙を穿孔する場合でも格別
大きな力を要しないで、しかも同時に行うことができて
その精度がおちることがなく、さらにポンチを回動させ
るような必要がないので、そのための装置を設置しなく
てすむので、この装置の運転による騒音、振動等が発生
することがないのに加えて、装置全体が複雑で大型化す
ることなく安価な穿孔装置を提供することができるとい
う効果がある。
【図1】この発明の実施例の斜面図である。
【図2】同上の少数の紙の穿孔の際の状態を示す一部縦
断正面図である。
断正面図である。
【図3】同多数の紙の穿孔の際の状態を示す一部縦断正
面図である。
面図である。
1 ダイス 2,3,4 台部 5,6,7 ダイス孔 8 ポンチ 10,11 第1,2穿孔部 18,19 紙
Claims (1)
- 【請求項1】 間隔をあけて平行に配置された複数の台
部を有し、この台部にその表面と交差する方向の同心的
なダイス孔が設けられたダイスと、前記ダイス孔に案内
されて同孔中を移動するポンチと、台部側に用紙を分配
する揺動可能な分配板とを具えていることを特徴とする
穿孔装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3018211A JP3026458B2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | 穿孔装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3018211A JP3026458B2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | 穿孔装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04250999A JPH04250999A (ja) | 1992-09-07 |
JP3026458B2 true JP3026458B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=11965317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3018211A Expired - Fee Related JP3026458B2 (ja) | 1991-01-08 | 1991-01-08 | 穿孔装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026458B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-08 JP JP3018211A patent/JP3026458B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04250999A (ja) | 1992-09-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |