JP3026335B2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JP3026335B2 JP3026335B2 JP4256687A JP25668792A JP3026335B2 JP 3026335 B2 JP3026335 B2 JP 3026335B2 JP 4256687 A JP4256687 A JP 4256687A JP 25668792 A JP25668792 A JP 25668792A JP 3026335 B2 JP3026335 B2 JP 3026335B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- shaped
- housing
- shape
- shaped portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個のコンタクトが
接触部を押圧される方向と直交する方向に列設してハウ
ジングに装着されたコネクタに関する。
接触部を押圧される方向と直交する方向に列設してハウ
ジングに装着されたコネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のコネクタとして、図４及
び図５に示すような構成のものが存在する。
び図５に示すような構成のものが存在する。
【０００３】A はコンタクトで、リン青銅等の板ばね材
により、一端部の接触部A1及び他端部の端子部A2にそれ
ぞれ連なる互いに逆向きの第１のＵ字状部A3及び第２の
Ｕ字状部A4を設けて略Ｓ字状に板厚方向に折曲して形成
され、さらに端子部A2と第２のＵ字状部A4とが連なる部
分の両側には、板厚方向に突出する突起A6を設けた圧入
部A5が延出されている。
により、一端部の接触部A1及び他端部の端子部A2にそれ
ぞれ連なる互いに逆向きの第１のＵ字状部A3及び第２の
Ｕ字状部A4を設けて略Ｓ字状に板厚方向に折曲して形成
され、さらに端子部A2と第２のＵ字状部A4とが連なる部
分の両側には、板厚方向に突出する突起A6を設けた圧入
部A5が延出されている。
【０００４】B はハウジングで、合成樹脂等の絶縁材料
により、長尺状に形成され、その底面には、端部両側に
細い圧入溝B2を有する略Ｔ字状の貫通穴B1が、互いに圧
入溝B2側を短手方向の反対側に一対として位置するよ
う、長手方向に所定のピッチでもって２列に列設されて
いる。
により、長尺状に形成され、その底面には、端部両側に
細い圧入溝B2を有する略Ｔ字状の貫通穴B1が、互いに圧
入溝B2側を短手方向の反対側に一対として位置するよ
う、長手方向に所定のピッチでもって２列に列設されて
いる。
【０００５】そして、コンタクトA は、圧入部A5が突起
A6でもって圧入固定されるよう圧入溝B2に挿入されると
ともに、圧入部A5が延出されている部分から接触部A1ま
での略Ｓ字状部分は貫通穴B1を通ってハウジングB の内
部空間に挿着される。このようにして、複数個のコンタ
クトA が各貫通穴B1から挿着されると、ハウジングBの
短手方向に位置する一対のコンタクトA,A は、接触部
A1,A1 が互いに所定の間隔を有して対峙するよう配設さ
れ、ハウジングB の上面に設けた挿抜穴B3から挿入され
た被接触部材C により接触部A1,A1 がそのＳ字を潰す方
向に押圧されて撓み、そのときの接触圧でもって被接触
部材C と電気的に接続されるようになっている。つま
り、複数個のコンタクトA は、ハウジングB の長手方向
すなわち被接触部材C により接触部A1,A1 が押圧される
方向と直交する方向に所定のピッチでもって２列に列設
して装着されていることになる。
A6でもって圧入固定されるよう圧入溝B2に挿入されると
ともに、圧入部A5が延出されている部分から接触部A1ま
での略Ｓ字状部分は貫通穴B1を通ってハウジングB の内
部空間に挿着される。このようにして、複数個のコンタ
クトA が各貫通穴B1から挿着されると、ハウジングBの
短手方向に位置する一対のコンタクトA,A は、接触部
A1,A1 が互いに所定の間隔を有して対峙するよう配設さ
れ、ハウジングB の上面に設けた挿抜穴B3から挿入され
た被接触部材C により接触部A1,A1 がそのＳ字を潰す方
向に押圧されて撓み、そのときの接触圧でもって被接触
部材C と電気的に接続されるようになっている。つま
り、複数個のコンタクトA は、ハウジングB の長手方向
すなわち被接触部材C により接触部A1,A1 が押圧される
方向と直交する方向に所定のピッチでもって２列に列設
して装着されていることになる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のコネク
タにあっては、コンタクトA は、板ばね材料を板厚方向
に折曲する箇所が１箇所でなく、互いに逆向きの第１及
び第２のＵ字状部A3,A4という２箇所でもって略Ｓ字状
に形成されているから、図５に示すＳ字の差し渡し寸法
L は、そのバラツキを小さくするのが難しいものとな
る。
タにあっては、コンタクトA は、板ばね材料を板厚方向
に折曲する箇所が１箇所でなく、互いに逆向きの第１及
び第２のＵ字状部A3,A4という２箇所でもって略Ｓ字状
に形成されているから、図５に示すＳ字の差し渡し寸法
L は、そのバラツキを小さくするのが難しいものとな
る。
【０００７】ところで、このコンタクトA は、ハウジン
グB の挿抜穴B3から挿入された被接触部材C により接触
部A1がＳ字を潰す方向に、つまり上記した寸法L を小さ
くするよう押圧されて撓み、そのときの撓み量により発
生する接触圧でもって被接触部材C と電気的に接続され
るようになっているから、寸法L が大きい場合には、接
触部A1が被接触部材C により変形し易く、また寸法L が
小さい場合には、接触圧が所定の値よりも低くなってし
まうというように、電気的な接続状態に不具合が発生す
ることがある。
グB の挿抜穴B3から挿入された被接触部材C により接触
部A1がＳ字を潰す方向に、つまり上記した寸法L を小さ
くするよう押圧されて撓み、そのときの撓み量により発
生する接触圧でもって被接触部材C と電気的に接続され
るようになっているから、寸法L が大きい場合には、接
触部A1が被接触部材C により変形し易く、また寸法L が
小さい場合には、接触圧が所定の値よりも低くなってし
まうというように、電気的な接続状態に不具合が発生す
ることがある。
【０００８】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、確実に接続できるコネク
タを提供することにある。
で、その目的とするところは、確実に接続できるコネク
タを提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明のコネクタは、一端部の接触部及び他端
部の端子部にそれぞれ連なる互いに逆向きの第１及び第
２のＵ字状部を設けて略Ｓ字状に形成され接触部がその
Ｓ字を潰す方向に押圧されて撓み得るようばね性を有す
るコンタクトと、複数個のコンタクトが接触部を押圧さ
れる方向と直交する方向に列設して装着されたハウジン
グと、を備えたコネクタにおいて、コンタクトは、第２
のＵ字状部が、そのＵ字を潰す方向に撓んだ状態で規制
されてハウジングに装着されてなる構成にしてある。
ために、本発明のコネクタは、一端部の接触部及び他端
部の端子部にそれぞれ連なる互いに逆向きの第１及び第
２のＵ字状部を設けて略Ｓ字状に形成され接触部がその
Ｓ字を潰す方向に押圧されて撓み得るようばね性を有す
るコンタクトと、複数個のコンタクトが接触部を押圧さ
れる方向と直交する方向に列設して装着されたハウジン
グと、を備えたコネクタにおいて、コンタクトは、第２
のＵ字状部が、そのＵ字を潰す方向に撓んだ状態で規制
されてハウジングに装着されてなる構成にしてある。
【００１０】
【作用】本発明のコネクタによれば、互いに逆向きの第
１及び第２のＵ字状部を設けて略Ｓ字状に形成されたコ
ンタクトは、第２のＵ字状部が、そのＵ字を潰す方向に
撓んだ状態で規制されてハウジングに装着されるから、
Ｓ字の差し渡し寸法は、２箇所のＵ字状部の内、ハウジ
ングに規制された第２のＵ字状部にはバラツキがなく第
１のＵ字状部にのみ影響されるので、それだけバラツキ
が少なくなり、また、被接触部材による変位量が従来例
と同じでも、第２のＵ字状部がＵ字を潰す方向に予め撓
んでハウジングに装着されたその撓み量に相応する分だ
け接触圧を大きく設定でき、従って、より確実に電気的
に接続できるものとなる。
１及び第２のＵ字状部を設けて略Ｓ字状に形成されたコ
ンタクトは、第２のＵ字状部が、そのＵ字を潰す方向に
撓んだ状態で規制されてハウジングに装着されるから、
Ｓ字の差し渡し寸法は、２箇所のＵ字状部の内、ハウジ
ングに規制された第２のＵ字状部にはバラツキがなく第
１のＵ字状部にのみ影響されるので、それだけバラツキ
が少なくなり、また、被接触部材による変位量が従来例
と同じでも、第２のＵ字状部がＵ字を潰す方向に予め撓
んでハウジングに装着されたその撓み量に相応する分だ
け接触圧を大きく設定でき、従って、より確実に電気的
に接続できるものとなる。
【００１１】
【実施例】本発明の一実施例を図１乃至図３に基づいて
以下に説明する。
以下に説明する。
【００１２】1 はコンタクトで、リン青銅等の板ばね材
により、一端部の接触部1a及び他端部の端子部1bにそれ
ぞれ連なる互いに逆向きの第１のＵ字状部1c及び第２の
Ｕ字状部1dを設けて略Ｓ字状に板厚方向に折曲して形成
されるとともに、端子部1bと第２のＵ字状部1dとが連な
る部分には、板幅方向の両側に突出する三角状の圧入部
1eが設けられている。
により、一端部の接触部1a及び他端部の端子部1bにそれ
ぞれ連なる互いに逆向きの第１のＵ字状部1c及び第２の
Ｕ字状部1dを設けて略Ｓ字状に板厚方向に折曲して形成
されるとともに、端子部1bと第２のＵ字状部1dとが連な
る部分には、板幅方向の両側に突出する三角状の圧入部
1eが設けられている。
【００１３】ここで、第２のＵ字状部1dは、折曲部の両
側部分つまり端子部1b及び第１のＵ字状部1cに連なる部
分が互いに平行でなく開口部分の方が広くなるよう、そ
の両側部分のなす角度θが鋭角に折曲されている。
側部分つまり端子部1b及び第１のＵ字状部1cに連なる部
分が互いに平行でなく開口部分の方が広くなるよう、そ
の両側部分のなす角度θが鋭角に折曲されている。
【００１４】2 はハウジングで、合成樹脂等の絶縁材料
により、長尺状に形成され、その断面は、図１に示すよ
うに、略四角状の左右対称形であって、底面の左右には
長方形の開口穴2aが長手方向に所定のピッチでもって列
設され、その開口穴2aの奥にはコンタクト1 の第２のＵ
字状部1dを収容するＵ字状収容部2bが設けられ、また上
面の中央には長手方向に連なる挿抜穴2cが内部でＵ字状
収容部2bに連通するよう設けられている。
により、長尺状に形成され、その断面は、図１に示すよ
うに、略四角状の左右対称形であって、底面の左右には
長方形の開口穴2aが長手方向に所定のピッチでもって列
設され、その開口穴2aの奥にはコンタクト1 の第２のＵ
字状部1dを収容するＵ字状収容部2bが設けられ、また上
面の中央には長手方向に連なる挿抜穴2cが内部でＵ字状
収容部2bに連通するよう設けられている。
【００１５】ここで、Ｕ字状収容部2bは、ハウジング2
の長手方向の幅が、コンタクト1 の圧入部1eが圧入され
得るようコンタクト1 の板幅よりも若干広い程度に形成
され、また短手方向の幅が、コンタクト1 の第２のＵ字
状部1dを鋭角に折曲した前述の開口部分よりも狭く形成
されている。
の長手方向の幅が、コンタクト1 の圧入部1eが圧入され
得るようコンタクト1 の板幅よりも若干広い程度に形成
され、また短手方向の幅が、コンタクト1 の第２のＵ字
状部1dを鋭角に折曲した前述の開口部分よりも狭く形成
されている。
【００１６】そこで、コンタクト1 は、図１に矢示する
ように、ハウジング2 の開口穴2aから挿入されると、圧
入部1eがＵ字状収容部2bに圧入固定されるとともに、第
２のＵ字状部1dが、鋭角に折曲された状態から平行の状
態になるよう、つまり、そのＵ字を潰す方向に撓んだ状
態でＵ字状収容部2bにより規制されてハウジング2 に装
着される。
ように、ハウジング2 の開口穴2aから挿入されると、圧
入部1eがＵ字状収容部2bに圧入固定されるとともに、第
２のＵ字状部1dが、鋭角に折曲された状態から平行の状
態になるよう、つまり、そのＵ字を潰す方向に撓んだ状
態でＵ字状収容部2bにより規制されてハウジング2 に装
着される。
【００１７】このようにして、複数個のコンタクト1 が
各開口穴2aから挿入して装着されると、ハウジング2 の
短手方向に位置する一対のコンタクト1,1 は、接触部1
a,1aが互いに所定の間隔を有して対峙するよう配設さ
れ、ハウジング2 の上面に設けた挿抜穴2cから挿入され
た後述の被接触部材3 により接触部1a,1a がそのＳ字を
潰す方向に押圧されて撓み、そのときの接触圧でもって
被接触部材3 と電気的に接続されるようになっている。
つまり、複数個のコンタクト1 は、ハウジング2の長手
方向すなわち被接触部材3 により接触部1a,1a が押圧さ
れる方向と直交する方向に所定のピッチでもって２列に
列設して装着されていることになる。
各開口穴2aから挿入して装着されると、ハウジング2 の
短手方向に位置する一対のコンタクト1,1 は、接触部1
a,1aが互いに所定の間隔を有して対峙するよう配設さ
れ、ハウジング2 の上面に設けた挿抜穴2cから挿入され
た後述の被接触部材3 により接触部1a,1a がそのＳ字を
潰す方向に押圧されて撓み、そのときの接触圧でもって
被接触部材3 と電気的に接続されるようになっている。
つまり、複数個のコンタクト1 は、ハウジング2の長手
方向すなわち被接触部材3 により接触部1a,1a が押圧さ
れる方向と直交する方向に所定のピッチでもって２列に
列設して装着されていることになる。
【００１８】被接触部材3 は、合成樹脂等の絶縁材料に
より、中央に挿抜穴2cに挿入される長手方向に連なった
挿抜片3aを有して上面方向からハウジング2 に被嵌し得
るよう略箱型に形成されるとともに、金属材料によりＬ
字状に形成された被接触片3bが、その一方片3cを挿抜片
3aの側面に、他方片3dを箱型の外側底面にそれぞれ貼り
合わせた状態にして、コンタクト1 と同じピッチでもっ
て長手方向に２列に列設されている。
より、中央に挿抜穴2cに挿入される長手方向に連なった
挿抜片3aを有して上面方向からハウジング2 に被嵌し得
るよう略箱型に形成されるとともに、金属材料によりＬ
字状に形成された被接触片3bが、その一方片3cを挿抜片
3aの側面に、他方片3dを箱型の外側底面にそれぞれ貼り
合わせた状態にして、コンタクト1 と同じピッチでもっ
て長手方向に２列に列設されている。
【００１９】そして、図３に示すように、複数個のコン
タクト1 は、ハウジング2 に設けたガイド突起2dにガイ
ドされた状態で各端子部1bがはんだ接続によりプリント
基板4 の一方面に表面実装され、また、被接触部材3
は、被接触片3bの他方片3dが、ガイド突起3eにガイドさ
れた状態ではんだ接続によりプリント基板5 の一方面に
表面実装される。そして、被接触部材3 は、挿抜片3aが
挿抜穴2cに挿入されてハウジング2 に被嵌されると、被
接触片3bの一方片3cがコンタクト1 の接触部1aを押圧す
ることにより、プリント基板4 にプリント基板5 が電気
的に接続されるようになっている。
タクト1 は、ハウジング2 に設けたガイド突起2dにガイ
ドされた状態で各端子部1bがはんだ接続によりプリント
基板4 の一方面に表面実装され、また、被接触部材3
は、被接触片3bの他方片3dが、ガイド突起3eにガイドさ
れた状態ではんだ接続によりプリント基板5 の一方面に
表面実装される。そして、被接触部材3 は、挿抜片3aが
挿抜穴2cに挿入されてハウジング2 に被嵌されると、被
接触片3bの一方片3cがコンタクト1 の接触部1aを押圧す
ることにより、プリント基板4 にプリント基板5 が電気
的に接続されるようになっている。
【００２０】かかるコネクタにあっては、互いに逆向き
の第１及び第２のＵ字状部1c,1d を設けて略Ｓ字状に形
成されたコンタクト1 は、第２のＵ字状部1d が、その
Ｕ字を潰す方向に撓んだ状態でＵ字状収容部2bにより規
制されてハウジング2 に装着されるから、図１に示すＳ
字の差し渡し寸法L は、２箇所のＵ字状部1c,1d の内、
ハウジング2 に規制された第２のＵ字状部1d にはバラ
ツキがなく第１のＵ字状部1cにのみ影響されるので、そ
れだけバラツキが少なくなり、また、被接触部材3 によ
る変位量が従来例と同じでも、第２のＵ字状部1dがＵ字
を潰す方向に予め撓んでハウジング2 に装着されたその
撓み量に相応する分だけ接触圧を大きく設定でき、従っ
て、より確実に電気的に接続できるものとなる。
の第１及び第２のＵ字状部1c,1d を設けて略Ｓ字状に形
成されたコンタクト1 は、第２のＵ字状部1d が、その
Ｕ字を潰す方向に撓んだ状態でＵ字状収容部2bにより規
制されてハウジング2 に装着されるから、図１に示すＳ
字の差し渡し寸法L は、２箇所のＵ字状部1c,1d の内、
ハウジング2 に規制された第２のＵ字状部1d にはバラ
ツキがなく第１のＵ字状部1cにのみ影響されるので、そ
れだけバラツキが少なくなり、また、被接触部材3 によ
る変位量が従来例と同じでも、第２のＵ字状部1dがＵ字
を潰す方向に予め撓んでハウジング2 に装着されたその
撓み量に相応する分だけ接触圧を大きく設定でき、従っ
て、より確実に電気的に接続できるものとなる。
【００２１】なお、本実施例では、コンタクト1 の端子
部1bは、プリント基板4 の一方面に表面実装されるよ
う、プリント基板4 の一方面に平行に導出して形成され
ているが、プリント基板4 の端子穴に挿入してはんだ接
続されるよう、プリント基板4の一方面に直交する方向
に導出して形成されてもよい。
部1bは、プリント基板4 の一方面に表面実装されるよ
う、プリント基板4 の一方面に平行に導出して形成され
ているが、プリント基板4 の端子穴に挿入してはんだ接
続されるよう、プリント基板4の一方面に直交する方向
に導出して形成されてもよい。
【００２２】
【発明の効果】本発明のコネクタは、互いに逆向きの第
１及び第２のＵ字状部を設けて略Ｓ字状に形成されたコ
ンタクトは、第２のＵ字状部が、そのＵ字を潰す方向に
撓んだ状態で規制されてハウジングに装着されるから、
Ｓ字の差し渡し寸法は、２箇所のＵ字状部の内、ハウジ
ングに規制された第２のＵ字状部にはバラツキがなく第
１のＵ字状部にのみ影響されるので、それだけバラツキ
が少なくなり、また、被接触部材による変位量が従来例
と同じでも、第２のＵ字状部がＵ字を潰す方向に予め撓
んでハウジングに装着されたその撓み量に相応する分だ
け接触圧を大きく設定でき、従って、より確実に電気的
に接続できるものとなる。
１及び第２のＵ字状部を設けて略Ｓ字状に形成されたコ
ンタクトは、第２のＵ字状部が、そのＵ字を潰す方向に
撓んだ状態で規制されてハウジングに装着されるから、
Ｓ字の差し渡し寸法は、２箇所のＵ字状部の内、ハウジ
ングに規制された第２のＵ字状部にはバラツキがなく第
１のＵ字状部にのみ影響されるので、それだけバラツキ
が少なくなり、また、被接触部材による変位量が従来例
と同じでも、第２のＵ字状部がＵ字を潰す方向に予め撓
んでハウジングに装着されたその撓み量に相応する分だ
け接触圧を大きく設定でき、従って、より確実に電気的
に接続できるものとなる。
【図１】本発明の一実施例を示す断面正面図である。
【図２】同上のコンタクトの斜視図である。
【図３】同上のコネクタに被接触部材が装着された状態
を示す断面正面図である。
を示す断面正面図である。
【図４】従来例を示す部分断面正面図である。
【図５】同上のコンタクトを示す斜視図である。
1 コンタクト 1a 接触部 1b 端子部 1c 第１のＵ字状部 1d 第２のＵ字状部 2 ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−144498（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−88987（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−11347（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−15347（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−75978（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭48−19178（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭39−10621（ＪＰ，Ｂ１) 実公 昭43−17473（ＪＰ，Ｙ１) 実公 昭40−3898（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 13/40,23/68,13/11
Claims (1)
- 【請求項１】 一端部の接触部及び他端部の端子部にそ
れぞれ連なる互いに逆向きの第１及び第２のＵ字状部を
設けて略Ｓ字状に形成され接触部がそのＳ字を潰す方向
に押圧されて撓み得るようばね性を有するコンタクト
と、複数個のコンタクトが接触部を押圧される方向と直
交する方向に列設して装着されたハウジングと、を備え
たコネクタにおいて、 コンタクトは、第２のＵ字状部が、そのＵ字を潰す方向
に撓んだ状態で規制されてハウジングに装着されてなる
ことを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4256687A JP3026335B2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4256687A JP3026335B2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06111873A JPH06111873A (ja) | 1994-04-22 |
| JP3026335B2 true JP3026335B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=17296083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4256687A Expired - Lifetime JP3026335B2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3026335B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3337318B2 (ja) * | 1994-05-30 | 2002-10-21 | タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 | コネクタ |
| JP2000133344A (ja) * | 1998-10-30 | 2000-05-12 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | 電気的接続用コネクタ |
| JP2005294034A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Matsushita Electric Works Ltd | コネクタ |
| JP2006283851A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Smc Corp | スペーサ付き直動形電磁弁 |
| JP4702813B2 (ja) * | 2008-12-25 | 2011-06-15 | ヒロセ電機株式会社 | 電気コネクタ |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP4256687A patent/JP3026335B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06111873A (ja) | 1994-04-22 |
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