JP3025979U - 自動販売機用ダミー缶 - Google Patents
自動販売機用ダミー缶Info
- Publication number
- JP3025979U JP3025979U JP1995014240U JP1424095U JP3025979U JP 3025979 U JP3025979 U JP 3025979U JP 1995014240 U JP1995014240 U JP 1995014240U JP 1424095 U JP1424095 U JP 1424095U JP 3025979 U JP3025979 U JP 3025979U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dummy
- vending machine
- slit
- label
- machine according
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案は、背当板を用いないで迅速かつ容易
にラベルの交換を行うことができる自動販売機用ダミー
缶を提供する。 【解決手段】 自動販売機用ダミー缶10は円筒状のダ
ミー缶本体12とダミー缶本体12の上部に嵌合される
上蓋14とダミー缶本体12の下部に嵌合される下蓋1
6とから構成されている。前記ダミー缶本体12の周面
には円弧状のスリット20,20が対向して貫通形成さ
れている。前記スリット20,20には前記ダミー缶本
体12に巻き付けられるラベル4の両端部4Aが挿入さ
れるようになっている。前記下蓋16には一体形成で保
持脚24,24が突設されている。前記保持脚24の外
側には円弧状の係止突起26が形成されている。この係
止突起26の下側面は嵌入案内面26Aとされ、係止突
起26の上側面は取外案内面26Bとされている。
にラベルの交換を行うことができる自動販売機用ダミー
缶を提供する。 【解決手段】 自動販売機用ダミー缶10は円筒状のダ
ミー缶本体12とダミー缶本体12の上部に嵌合される
上蓋14とダミー缶本体12の下部に嵌合される下蓋1
6とから構成されている。前記ダミー缶本体12の周面
には円弧状のスリット20,20が対向して貫通形成さ
れている。前記スリット20,20には前記ダミー缶本
体12に巻き付けられるラベル4の両端部4Aが挿入さ
れるようになっている。前記下蓋16には一体形成で保
持脚24,24が突設されている。前記保持脚24の外
側には円弧状の係止突起26が形成されている。この係
止突起26の下側面は嵌入案内面26Aとされ、係止突
起26の上側面は取外案内面26Bとされている。
Description
【0001】
本考案は、主に飲料用の自動販売機に設置される自動販売機用ダミー缶に関す る。
【0002】
図5に示すように飲料用の自動販売機1のダミー缶取付台2には販売する飲料 缶を模したダミー缶3が設置されている。前記自動販売機1にはライト等の光源 が内蔵され、光が前記ダミー缶3を透過することによりダミー缶3を外から見易 いようにしている。 しかし、常時光がダミー缶3を透過するとダミー缶3に巻き付けられているラ ベル4が変色,褪色するため、ラベル4を定期的に交換する必要がある。 そこで、ラベル4の交換を簡単かつ迅速に行えるように、ダミー缶3の背面に 背当板を配設しラベル4の両端部をダミー缶3と背当板との間に入れてラベル4 をダミー缶3に巻き付けた状態に保持することができるダミー缶3が提案されて いる。 しかし、このダミー缶3は背当板を必要とするので製造工程が多くなると共に ダミー缶3が高価になるという不具合がある。
【0003】
本考案は上記事実に鑑みなされたものであり、背当板を用いないで迅速かつ容 易にラベルの交換を行うことができる自動販売機用ダミー缶を提供することであ る。
【0004】
請求項1の考案は、自動販売機に配設されるダミー缶と、このダミー缶の周面 に向かい合って形成されると共にダミー缶の周面に巻き付けられるラベルの両端 部が差し込まれるスリットと、前記ダミー缶の下部に突設されると共に自動販売 機のダミー缶取付台に穿設された取付孔に嵌入されて前記ダミー缶を立設状態に 保持する保持脚と、この保持脚の外側に突設され嵌入案内面と取外案内面とから なる係止突起と、を有してなることを特徴としている。 請求項2の考案は、前記スリットを円弧状に形成したことを特徴としている。 請求項3の考案は、前記スリットをく字状に形成したことを特徴としている。 請求項4の考案は、前記スリットをコ字状に形成したことを特徴としている。 請求項5の考案は、前記スリットを直線状に形成したことを特徴としている。
【0005】
図1乃至図4には本考案に係る自動販売機用ダミー缶の第1実施例が示されて いる。 図1及び図2に示すように、自動販売機用ダミー缶10は円筒状のダミー缶本 体12とダミー缶本体12の上部に嵌合される上蓋14とダミー缶本体12の下 部に嵌合される下蓋16とから構成されている。このダミー缶本体12は透明な 耐熱性の合成樹脂材(例えばポリカーボ)でブロー成型されている。また、上蓋 14と下蓋16は耐熱性の合成樹脂材(例えばポリエチレン)で形成されている 。 前記ダミー缶本体12の周面には円弧状のスリット20,20が対向して貫通 形成されている(図2参照)。これらスリット20,20の両端部には円孔20 Aが連通して形成されている。また、スリット20の中央部20Bはダミー缶本 体12の正面方向(図1左方向)に向かって突出している。 図1に示されるように、前記スリット20,20には前記ダミー缶本体12に 巻き付けられるラベル4の両端部4Aが挿入されるようになっている。 図1及び図3に示すように、前記下蓋16には一体形成で保持脚24,24が 突設されている。これら保持脚24,24は公知の自動販売機1のダミー缶取付 台2に形成された取付孔28に嵌入されるようになっている。前記保持脚24の 外側には円弧状の係止突起26が形成されている。この係止突起26の下側面は 嵌入案内面26Aとされ、係止突起26の上側面は取外案内面26Bとされてい る。 図4に示されるように、この取付孔28には対向する第1切欠28A,28A と第2切欠28B,28Bがそれぞれ対向して形成されている。図3に示すよう に、前記取付孔28の直径寸法Aは前記保持脚24と保持脚24の幅寸法Bより 少し小さく形成されている。
【0006】 次に、第1実施例の作用について説明する。 ラベル4をダミー缶本体12に取り付ける場合は図2に示すようにラベル4を 湾曲させてダミー缶本体12方向に押し込むとラベル4の両端部4Aはスリット 20に差し込まれ、これによりラベル4は前記ダミー缶本体12に巻かれた状態 で取り付けられる。しかも前記スリット20の中央部20Bはラベル4方向(図 2左方向)に突出しているのでラベル4をスリット20に差し込む場合にガイド の役目を果たしてラベル4を円滑に差し込むことができる。 ラベル4が取り付けられた自動販売機用ダミー缶10を自動販売機1に配設す る場合は保持脚24をダミー缶取付台2に穿設された取付孔28に嵌入する。こ の場合、前記保持脚24,24を第1切欠28A,28Aに対応させて自動販売 機用ダミー缶10を上から押し付けると可撓性材料のポリエチレンで形成されて いる保持脚24は係止突起26の嵌入案内面26Aが前記第1切欠28Aの内周 面に当接した後、序々に第1切欠28Aの内周面によって強制的に内側に撓まさ れ、その結果取付孔28を通過できる。係止突起26が取付孔28を通過すると 保持脚24は弾性復帰する。これにより、自動販売機用ダミー缶10は自動販売 機1に設置される。しかも、自動販売機用ダミー缶10は上から下に押すだけで よいので、従来のように自動販売機用ダミー缶10を回して取付ける必要がない ので差し込んだラベル4が外れることがなく、設置作業の効率化を図ることがで きる。 なお、ラベル4が変色、褪色してラベル4を変える場合はラベル4を引くと、 スリット22に差し込まれていたラベル4の両端部4Aが抜けるため簡単にラベ ル4を交換を行うことができる。 また、自動販売機用ダミー缶10をダミー缶取付台2から取り外す場合は、自 動販売機用ダミー缶10を上に引っ張れば保持脚24の係止突起26の取外案内 面26Bは前記第1切欠28Aの内周面に当接した後、序々に第1切欠28Aの 内周面によって強制的に内側に撓まされ、その結果取付孔28を通過できるので 、簡単に自動販売機用ダミー缶10を取り外すことができる。
【0007】 図6には、自動販売機用ダミー缶の第2実施例が示されている。 なお、第1実施例と同一の構成は同一の符号を用いてその説明を省略する。 図6に示すように自動販売機用ダミー缶40のダミー缶本体12には略く字状 のスリット42が対向して形成されている。 なお、他の構成及び作用は第1実施例と同一であるので、その説明は省略する 。
【0008】 図7には、自動販売機のダミー缶の第3実施例が示されている。 なお、第1実施例と同一の構成は同一の符号を用いてその説明を省略する。 図7に示すように自動販売機用ダミー缶50のダミー缶本体12には略コ字状 のスリット52が対向して形成されている。 なお、他の構成及び作用は第1実施例と同一であるので、その説明は省略する 。
【0009】 図8には、自動販売機のダミー缶の第4実施例が示されている。 なお、第1実施例と同一の構成は同一の符号を用いてその説明を省略する。 図8に示すように自動販売機用ダミー缶60のダミー缶本体12には上下方向 に向かって直線状のスリット62が対向して形成されている。 なお、他の構成及び作用は第1実施例と同一であるので、その説明は省略する 。
【0010】 なお、実施例では前記スリット20,42,52,62を形成したがスリット の形状は前記実施例に示した形状に限定されるものではなく他の形状であっても よいことは勿論である。
【0011】
以上説明した如く、本考案に係る自動販売機用ダミー缶はダミー缶にラベルの 両端部を差し込むことができるスリットが形成されているので、背当板等の他の 装置を別途に用意しなくてもラベルを簡単かつ迅速に交換することができるとい う優れた効果を有する。 また、本考案に係る自動販売機用ダミー缶は上下方向に移動させるだけで自動 販売機用ダミー缶の着脱ができるので、自動販売機用ダミー缶に巻き付けられた ラベルが外れるのを防止できるという優れた効果を有する。
【図1】図1は第1実施例の自動販売機用ダミー缶の側
面図である。
面図である。
【図2】図2は第1実施例の自動販売機用ダミー缶のダ
ミー缶本体及びラベルの斜視図である。
ミー缶本体及びラベルの斜視図である。
【図3】図3は第1実施例の自動販売機用ダミー缶の下
蓋と取付台の側面図である。
蓋と取付台の側面図である。
【図4】図4は第1実施例の自動販売機用ダミー缶の下
蓋と取付台の斜視図である。
蓋と取付台の斜視図である。
【図5】図5は自動販売機の斜視図である。
【図6】図6は第2実施例の自動販売機用ダミー缶の側
面図である。
面図である。
【図7】図7は第3実施例の自動販売機用ダミー缶の側
面図である。
面図である。
【図8】図8は第4実施例の自動販売機用ダミー缶の側
面図である。
面図である。
10・・・自動販売機用ダミー缶 12・・・ダミー缶本体 20・・・スリット 24・・・保持脚 26・・・係止突起
Claims (5)
- 【請求項1】 自動販売機に配設されるダミー缶と、こ
のダミー缶の周面に向かい合って形成されると共にダミ
ー缶の周面に巻き付けられるラベルの両端部が差し込ま
れるスリットと、前記ダミー缶の下部に突設されると共
に自動販売機のダミー缶取付台に穿設された取付孔に嵌
入されて前記ダミー缶を立設状態に保持する保持脚と、
この保持脚の外側に突設され嵌入案内面と取外案内面と
からなる係止突起と、を有してなることを特徴とする自
動販売機用ダミー缶。 - 【請求項2】 前記スリットを円弧状に形成したことを
特徴とする請求項1記載の自動販売機用ダミー缶。 - 【請求項3】 前記スリットをく字状に形成したことを
特徴とする請求項1記載の自動販売機用ダミー缶。 - 【請求項4】 前記スリットをコ字状に形成したことを
特徴とする請求項1記載の自動販売機用ダミー缶。 - 【請求項5】 前記スリットを直線状に形成したことを
特徴とする請求項1記載の自動販売機用ダミー缶。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995014240U JP3025979U (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 自動販売機用ダミー缶 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995014240U JP3025979U (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 自動販売機用ダミー缶 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3025979U true JP3025979U (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=43161159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995014240U Expired - Lifetime JP3025979U (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 自動販売機用ダミー缶 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025979U (ja) |
-
1995
- 1995-12-18 JP JP1995014240U patent/JP3025979U/ja not_active Expired - Lifetime
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