JP3024442U - 電流検出器 - Google Patents
電流検出器Info
- Publication number
- JP3024442U JP3024442U JP1995013264U JP1326495U JP3024442U JP 3024442 U JP3024442 U JP 3024442U JP 1995013264 U JP1995013264 U JP 1995013264U JP 1326495 U JP1326495 U JP 1326495U JP 3024442 U JP3024442 U JP 3024442U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- gap
- current detector
- sensitive element
- magnetic
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- Expired - Lifetime
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- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型、安価で耐ノイズ性の高い電流検出器を
得る。 【構成】 磁性体コア1の一辺を円周方向にギャップ2
を有して重なるように配置し、このギャップ2に表面実
装タイプの感磁素子が実装された回路基板4を配置し
た。
得る。 【構成】 磁性体コア1の一辺を円周方向にギャップ2
を有して重なるように配置し、このギャップ2に表面実
装タイプの感磁素子が実装された回路基板4を配置し
た。
Description
【0001】
この考案は、磁性体コアのギャップに感磁素子を配置し、被検出電流による磁 界を感磁素子の出力に変換して電流を検出する電流検出器に関するものである。
【0002】
図2(a)及び図2(b)は例えば実開昭64−8668号公報に示された従 来の電流検出器の構造図で、図において、1はギャップ2を有する磁性体コアで 、ギャップ2は円周方向と直角に設けられている、3はギャップ2に配置され、 回路基板4に搭載された感磁素子、5は被検出電流を流すコイルである。6は磁 界を示す。 ここで図2(a)においては回路基板4はコアの円周方向と平行に配置されて おり、マザー基板への取り付けスペースが小さくなるように構成されている。 また、図2(b)においては回路基板4はコアの円周方向と垂直に配置されて おり、回路基板4に表面実装タイプの感磁素子を搭載することにより、実装コス トの削減を行っている。
【0003】
従来の電流検出器はこのように構成されているので、装置を小型にするために 回路基板をコアの円周方向と平行に配置しようとすると、ディスクリートタイプ の感磁素子を使用する必要があり、表面実装タイプの感磁素子を使用した場合に 比較して、実装コストが高くなるという問題点かあった。 また、感磁素子をギャップの中へ挿入するためには感磁素子のリード線が長く なり、コイル6より発生した電磁ノイズや静電ノイズの影響を受けやすく、誤動 作の原因になるという問題点があった。 また、表面実装タイプの感磁素子を使用するためには、回路基板をコアの円周 方向と垂直に配置する必要があり、装置が大きくなるという問題点があった。
【0004】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、小型、安価 で耐ノイズ性の高い電流検出器を得ることを目的とする。
【0005】
この考案による電流検出器は、磁性体コアの一辺を円周方向にギャップを有し て重なるように配置し、このギャップに回路基板と回路基板に実装された表面実 装タイプの感磁素子を配置したものである。
【0006】
このように構成された電流検出器によれば、ギャップがコアの円周方向に対し て平行に設けられるため、表面実装タイプの感磁素子を基板に搭載した状態で回 路基板をコアの円周方向と平行に配置することができ、実装コストの低減とスペ ースの有効利用による装置の小型化を同時に実現することができる。
【0007】 また、感磁素子から信号増幅回路までの配線を短くすることができるため、ノ イズの影響を受けにくくなり、ノイズによる誤動作を防止することができる。
【0008】
図1はこの考案の一実施例を示す構造図である。図においてコア1の一端1a と他端1bは直線状の平面で段違いに配置されており、その先端部分がギャップ 2を隔てて重なるようになっている。 また、感磁素子3は信号処理回路(図示せず)などと共に回路基板4に表面実 装され、前記ギャップ2に配置されている。5は被検出電流を流すコイル、6は 磁界を示す。 このように構成されたものでは、表面実装タイプの感磁素子3を使用してもコ ア1の端部の直線状平面に対して回路基板4を平行に配置できるため、スペース を有効に使うことができ、装置の小型化と実装コストの削減が同時に実現できる とともに、感磁素子3から回路基板4への配線長を短くすることができるのでノ イズの影響を受けにくくなり、誤動作を防止することができる。なお、この種の 電流検出器に使用する感磁素子としてはホール素子が適当である。
この考案による電流検出器は、表面実装タイプの感磁素子を使用してもコアの 円周方向に対して回路基板4を平行に配置できるため、スペースを有効に使うこ とができ、装置の小型化と実装コストの削減が同時に実現できるとともに、配線 長を短くすることができるのでノイズの影響を受けにくくなり、誤動作を防止す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す構造図である。
【図2】従来の電流検出器を示す構造図である。
1 磁性体コア 2 ギャップ 3 感磁素子 4 回路基板 5 コイル 6 磁界
Claims (1)
- ギャップを有する磁性体コアと、前記磁性体コアのギャ
ップ内に配置された感磁素子と、前記感磁素子と信号処
理回路が搭載された回路基板からなる電流検出器におい
て、上記磁性体コアの一端は上記回路基板に平行で、か
つ、上記回路基板の長さの1/2以上にわたって近接す
るように形成し、上記磁性体コアの他端は、上記回路基
板に搭載された感磁素子に対向する位置に所定のギャッ
プを介して配置したことを特徴とする電流検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013264U JP3024442U (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 電流検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013264U JP3024442U (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 電流検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3024442U true JP3024442U (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=43159678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995013264U Expired - Lifetime JP3024442U (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | 電流検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3024442U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011081197A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | Tdk株式会社 | 磁界検出装置及び電流センサ |
JP2021081450A (ja) * | 2017-05-08 | 2021-05-27 | ティディケイ−ミクロナス ゲー・エム・ベー・ハー | 磁場補償装置 |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP1995013264U patent/JP3024442U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011081197A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | Tdk株式会社 | 磁界検出装置及び電流センサ |
CN102713654A (zh) * | 2009-12-28 | 2012-10-03 | Tdk株式会社 | 磁场检测装置及电流传感器 |
JP5657570B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2015-01-21 | Tdk株式会社 | 磁界検出装置 |
US9086444B2 (en) | 2009-12-28 | 2015-07-21 | Tdk Corporation | Magnetic field detection device and current sensor |
CN102713654B (zh) * | 2009-12-28 | 2016-08-17 | Tdk株式会社 | 磁场检测装置及电流传感器 |
JP2021081450A (ja) * | 2017-05-08 | 2021-05-27 | ティディケイ−ミクロナス ゲー・エム・ベー・ハー | 磁場補償装置 |
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