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JP3024210B2 - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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Publication number
JP3024210B2
JP3024210B2 JP2322677A JP32267790A JP3024210B2 JP 3024210 B2 JP3024210 B2 JP 3024210B2 JP 2322677 A JP2322677 A JP 2322677A JP 32267790 A JP32267790 A JP 32267790A JP 3024210 B2 JP3024210 B2 JP 3024210B2
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JP
Japan
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shutter
shutter plate
mode
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liquid crystal
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正良 奥山
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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  • Electric Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子時計に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、指針式電子時計の多機能化を図るために、液晶
表示装置などの電気光学的表示装置を備え、これに日
付、アラーム時刻、ストップウォッチの計測時間、スケ
ジュール情報を切換えて表示するものが実用に供されて
いる。ところで、この種の電子時計では、上記電気光学
的表示装置に情報を表示していないときもこの電気光学
的表示装置を露出しているものであり、このため外観を
損ねている。この欠点を解消すべく、例えば、特開平1
−242987では文字板に形成された表示窓部を通して見ら
れる液晶表示装置を設けると共に、上記表示窓部に開閉
可能に蓋体すなわちシャッター板を取付け、液晶表示装
置に情報を表示するときのみ、スイッチ操作でパルスモ
ータを駆動して上記シャッター板を移動して開くものが
提案されている。
しかし、上記の如き改良が施されたものでは、シャッ
ター板を円盤状とすると共に所定位置に開口部を形成
し、スイッチ操作で該シャッター板の開口部と文字板の
表示窓部とを一致させて液晶表示装置を露出せしめて見
えるようにするだけのものであり、単に表示窓部を隠す
ためだけに、パルスモータ、移動機構等を設けなければ
ならなかった。
[発明の目的] 本発明は、上記の如き事情に鑑みてなされたもので、
表示窓部を隠すために設けられているシャッター板およ
びこの開閉機構の有効利用を図ると共に、電気光学的表
示装置に表示されている情報の読取が容易な電子時計の
提供を目的とする。
[発明の要点] 本発明は、上記目的を達成するために、シャッター板
の少なくとも一部が透明部材で形成され、この透明部材
に、該シャッター板の移動に伴って電気光学的表示装置
の上面に位置する図形、記号或いは線分等の補助表示を
印刷形成したことを要旨とする。
[実施例] 以下、図面に示す一実施例に基づき本発明を具体的に
説明する。
構成 第1図は、本実施例の外観を示すものである。すなわ
ち、時計ケース1前面には時計ガラス2で覆われた指針
表示部3が配されており、この指針表示部3には、時針
4、分針5、秒針6および文字板7が設けられている。
また文字板7には、指針の回転中心を中心とした中心角
が約120゜の幅広の円弧状をした開口すなわち表示窓部7
aが形成されており、この表示窓部7aの内部後方には、
表示窓部7aと同一形状をして、後述の如く一定条件の下
で表示窓部7aを介して全面を見ることができる液晶表示
パネル10が配設されている。なお、後に詳述するが、文
字板7の後方で液晶表示パネル10の前方には指針の回転
中心を中心とし回転する円板状のシャッター板8が設け
られている。
また、時計ケース1の側面にはモード切換スイッチSM
とその他の押釦スイッチSA〜SCおよびバンド取付部11が
設けられている。
第2図は本実施例の要部の断面図である。すなわち、
該要部は時針4、分針5、秒針6を運針する輪列機構15
とシャッター開閉装置16とから構成されている。輪列機
構15は、指針駆動用ステップモータ(図示せず)により
駆動されて上記各指針を運針するもので、地板17と輪列
受け18との間に四番車19が回転可能に取付けられている
と共に、この四番車19の軸19aに二番車20が回転可能に
取付けられ、地板17上における二番車20の筒軸20aに筒
車21が回転可能に取付けられている。この場合、四番車
19は秒針6を運針するもので、その軸19aが地板17の上
方へ突出し、この突出した先端に秒針6が取付けられ、
ステップモータの回転が中間車(図示せず)を介して伝
達され、これにより秒針6を運針する。二番車20は分針
5を運針するもので、その筒軸20aが地板17の上方へ突
出し、この突出した先端に分針5が取付けられ、四番車
19の回転が三番車(図示せず)を介して伝達され、これ
により分針5を運針する。筒車21は、時針4を運針する
もので、その筒車21aの上端に時針4が取付けられ、二
番車20の回転が日ノ裏車(図示せず)を介して伝達さ
れ、これにより時針4を運針する。
シャッター開閉装置16は、シャッター板8を回転させ
るもので、地板17に取付けられたシャッター駆動用ステ
ップモータ22および輪列機構23で構成されている。輪列
機構23はシャター駆動用ステップモータ22のロータかな
24に噛合う第1歯車23aと、この第1歯車23aの軸に固定
された第2歯車23bと、地板17の突起17aに回転可能に取
付けられ第2歯車23bに噛み合う第3歯車23cとで構成さ
れている。
一方、地板17上には、文字板7が固定されており、こ
の文字板7の下側にはシャッター板8が回転可能に配置
され、更に、このシャッター板8の下側には、液晶表示
パネル10が配置されているが、この液晶表示パネル10
は、前述の如く中心角が120゜の幅広の円弧状をしてい
る。また文字板7はその中心に筒車21の筒軸21aが挿入
される貫通孔7bが形成されていると共に、上記液晶表示
パネル10と同一形状でこれと重なる表示窓部7aが形成さ
れている。シャッター板8は、前述の如く円板状をなし
て、その中心には地板17の突出部17bが挿入される貫通
孔8aが形成され、更に後述の透明部9が形成されてい
る。またこのシャッター板8の下面外周付近にはリング
状の内歯車8bが接着されており、この内歯車8bは前述の
第3歯車23cに噛み合っている。従って、シャター駆動
用ステップモータ22が回転したときは、この回転がロー
タかな24、第1歯車23a、第2歯車23b、第3歯車23c、
内歯車8bと伝えられ、シャッター板8が回転することに
なる。
第3図は前記シャッター板8を詳細に示すものであ
る。すなわち、シャッター板8は円板状の透明合成樹脂
からなり、その中心部には地板17の突出部17bが挿入さ
れる前述の貫通孔8aが形成されている。またこのシャッ
ター板8の裏面側は、中心角が240゜の幅広の円弧状透
明部9を除いて文字板7の地色と同一色調のマスク部8c
が印刷形成されており、またシャッター板8の裏面側で
透明部9の中央部には、半径方向に、外向きの矢印9aが
印刷表示されている。
なお、前述のようにこのシャッター板8の裏面外周部
には、リング状の内歯車8bが接着されている。
第4図は液晶表示パネル10とシャッター板8の関係を
詳細に示す平面図であり、両者の関係を分かりやすくす
るために指針、文字板7を取り除いた状態としている。
すなわち時計ケース1に固定されている地板17の突出部
17bはシャッター板8の貫通孔8aに挿入され、シャッタ
ー板8は突出部17bを回転軸として回転自在となってい
る。また、地板17に固定されている液晶表示パネル10
は、シャッター板8の回転に伴ない該シャッター板8の
透明部9と重なり、この透明部9を介して液晶表示パネ
ル10の表示データが見えることになる。また、シャッタ
ー駆動用ステップモータ22からの回転力が第1歯車23
b、第3歯車23c、内歯車8bと伝えられシャッター板8が
回転していつたときには、透明部9の矢印9aは液晶表示
パネル10に表示される情報すなわち数値の特定の桁を順
次指していくことになる。なお、液晶表示パネル10には
それぞれ2つの7セグメント表示体からなり、1つの数
値を表示する表示体対が18゜間隔で7つ配設されてお
り、これらは、前述の如く文字板7の表示窓部7aの真下
に位置しているので、該表示窓部7aと液晶表示パネル10
の間に透明部9が移動していったときは液晶表示パネル
10の上記表示体対による数値は見え、表示窓部7aと液晶
表示パネル10の間にマスク部8cが移動していったときは
上記数値は見えなくなる。
第4図は、本実施例の回路構成を示すものである。す
なわち、本実施例は、CPU30を中心に他の回路部がこれ
に接続する構成となっている。CPU30は、送られてくる
データを処理・加工して送出すると共に各回路部に信号
を送って、それらを制御する回路である。
発振回路31は、常時、一定周波数の信号を送出してい
る回路である。分周回路32は、発振回路31からの信号を
所定周波数にまで分周して、それを計時計数回路33、モ
ータ駆動回路34に送出する回路部である。計時計数回路
33は、上記分周回路32からの信号を計数して、現在時刻
T、当日の日付Dおよび曜日を表わす曜日値Y(日曜が
0、月曜が1、以下同様にして土曜日が6となってい
る)を得て、これらをCPU30に送出すると共に午後12時
を計数する度に日キャリー信号を送出する回路である。
モータ駆動回路34は、分周回路32からの信号を得て、
ステップモータ35を駆動する回路でありステップモータ
35は、モータ駆動回路34に駆動されて回転して回転力を
輪列機構15を介して指針36に与え該指針36を運針する。
RAM38は、CPU30に制御されて、CPU30からのデータを
記憶し、また記憶しているデータをCPU30に送出する回
路部であり、該RAM38にはモードレジスタM、シャッタ
ー位置レジスタSRも設けられている。モードレジスタM
はモードを指定するレジスタで、0がセットされている
ときは表示窓部7aがシャッター部8により閉じられ、指
針36によって現在時刻が表示される時計モードを指定
し、1がセットされているときは、シャッター部8を開
き液晶表示パネル10に当日の日付および現在時刻を表示
する日付表示モードを指定し、2がセットされていると
きは液晶表示パネル10に今週一週間分のカレンダを表示
するカレンダ表示モードを指定する。シャッター位置レ
ジスタSRはシャッター板8の回転位置を示すステップ数
0〜60がセットされるレジスタであり、シャッター板8
のマスク部8cにより、表示窓部7aが全て塞じられている
ときにはステップ数0がセットされ、以後6゜だけ左回
転すなわち正転する度に1だけ大きいステップ数がセッ
トされる。スイッチ部39は前述の押釦スイッチSA〜SD等
を備え、それらのいずれかが操作されたときに、対応す
るスイッチ入力信号をCPU30に送出する回路部である。
モータ駆動回路40は、CPU30からの正転信号R又は逆
転信号Lを受けて、その都度、シャッター駆動用ステッ
プモータ22を所定角度だけ正転又は反転方向に回転駆動
する回路であり、シャッタ駆動用ステップモータ22の回
転は、輪列機構23を介して、シャッター板8に与えら
れ、このシャッター板8を回転せしめる。なお、この場
合、シャッター板8は、CPU30から正転信号R又は逆転
信号Lが送出される毎に、6゜だけ回転する。表示駆動
回路41は、CPU30からの表示起動信号DSにより駆動を開
始してCPU30からのデータを液晶表示装置42の液晶表示
パネル10に表示せしめると共に、CPU30からの表示停止
信号DEを受けて、該動作を停止する回路である。
動作 次に、上述の如くに構成された本実施例の動作を説明
する。
第6図は、本実施例の動作の概要を示すジェネラルフ
ローチャートであり、第7図は上記第6図中のスイッチ
処理(ステップS2)を詳細に示すフローチャートであ
り、第8図は、上記第6図中のシャッター補正処理(ス
テップS8)を詳細に示すフローチャートである。以下、
これらのフローチャートに基づき各種状態における動作
を説明していく。
(イ)時計モードでの動作 いまモードレジスタMに0がセットされ時計モードと
なっており、シャッター位置レジスタSRには0がセット
されており第9図(a)に示す如く表示窓部7aはシャッ
ター板8のマスク部8cにより閉じられているものとす
る。このときスイッチ操作がない限り、ステップS1でス
イッチ入力がなかったことを判断し、モードレジスタM
に0がセットされており、時計モードとなっていること
を判断して(ステップS3)、然る後、ステップS1に戻る
動作を繰返す。
また、スイッチ操作があったときは、ステップS1でス
イッチ入力があったことを判断しステップS2すなわち第
7図のスイッチ処理のフローチャートに進む。そしてス
テップS10で操作されたスイッチはモード切換スイッチS
Mかを判断し、モード切換スイッチSMではなかったとき
は、ステップS28に進んで対応するスイッチ処理を実行
するが、モード切換スイッチSMであったときは、モード
レジスタMの値をそれまでの0から1だけ大きい1とし
て日時表示モードとする(ステップS11)。次いでステ
ップS12では、モードレジスタMの値が2を超えるもの
でないことを判断して、ステップS15に進んでモードレ
ジスタMの値が0か1か2かすなわちいずれのモードと
なっているかを判断する。いま、モードレジスタMには
1がセットされており、日時表示モードとなっているか
ら、ステップS15からステップS21に進みモータ駆動回路
40に正転信号Rを与えシャッター駆動用ステップモータ
22を1ステップ分だけ回転し、これによりシャッター板
8を6゜だけ正転せしめる。然る後、上記回転を記憶す
べくシャッター位置レジスタSRの値を1だけ大きいもの
すなわちこの場合は0から1とし(ステップS22)、次
いでシャッター位置レジスタSRの値が未だ20に達してい
ないことを判断してステップS21に戻る。以下、上記同
様、シャッター板8を6゜だけ正転せしめてはシャッタ
ー位置レジスタSRの値を1だけ大きくしていく動作をシ
ャッター位置レジスタSRの値が20になるまですなわち表
示窓部7aと透明部9と液晶表示パネル10が重なり液晶表
示パネル10の全面が見えるまで(この場合液晶表示パネ
ル10と透明部9との位置関係は第4図に示す如くにな
る)、繰返し(ステップS21〜S23)、シャッター位置レ
ジスタSRの値が20に至ったときは、それをステップS23
で検出してステップS24に進み、表示駆動回路41に表示
起動信号DSを送って液晶表示装置42の液晶表示パネル10
を表示可能状態とし、第6図のステップS3に進む。そし
てこのステップS3ではモードレジスタMの値が既に0で
はないことを判断し、次いでモードレジスタMの値は1
となっており日時表示モードになっていることを判断し
てステップS5に進む。そして、該ステップS5では液晶表
示装置42の液晶表示パネル10に計時計数回路33からの日
時Dおよび現在時刻Tを表示し、ステップS1に戻る。例
えば、現在、8月15日の10時8分であるとすると、液晶
表示パネル10には第9図(b)の如き表示がなされ、こ
れが表示窓部7aおよび透明部9を介して見える。
(ロ)カレンダ表示モードでの動作 上記日時表示モードからカレンダ表示モードにモード
を切換えるには、モード切換スイッチSMを操作する。こ
のとき該操作を第7図のステップS10で検出し、モード
レジスタMの値を1だけ大きくして2として上記カレン
ダ表示モードとして(ステップS11)、次いでモードレ
ジスタMの値は未だ2を超えていないことを判断し(ス
テップS12)、ステップS15へと進む。このステップS15
ではモードレジスタMの値が2となっており、既にカレ
ンダ表示モードとなっていることを判断し、モータ駆動
回路40に正転信号Rを送出してシャッター駆動用ステッ
プモータ22すなわちシャッター板8を回転しては、シャ
ッター位置レジスタSRの値を1だけ大きいものとする動
作をシャッター位置レジスタSRの値が40−(3×Y)に
なるまで繰返す(なお、ここでYは前記曜日値Yであ
る)。この場合、シャッター位置レジスタSRの値が40−
(3×Y)になるということは、シャッター位置レジス
タSRの値が40で矢印9aが液晶表示パネル10の左端の表示
体対を指す位置となるので、それから右側に(3×Y)
ステップだけ戻った位置となる。なお、前述のように1
ステップに対応するシャッター板8の回転角度は6゜で
表示体対の間隔は18゜だから表示体対間は3ステップに
相当する。従って、左端の表示体対から順次、今週の日
曜(Y=0)、月曜(Y=1)、火曜(Y=2)……の
各日付をそれぞれ表示するものとすると、上記40−(3
×Y)は、当日の日付が表示されている表示体対を矢印
9aが指すことになるシャッター位置レジスタSRのステッ
プ数となる。以上の如くして、スイッチ処理を終えた後
には、第6図のステップS3でモードレジスタMの値が0
でないことすなわち時計モードになっていないことを判
断して、更にステップS4でモードレジスタMの値が1で
なく日時表示モードになっていないことを判断して、次
のステップS6に進む。該ステップS6では、液晶表示パネ
ル10の7個の表示体対により、今週1週間の各日付を表
示する(最左端の表示体対で日曜日の日付を表示し、以
下、順次各表示体対で月、火、……土の各曜日の日付を
表示する)。例えば今週は13日から始まり今日は15日の
火曜であるとすると液晶表示パネル10の表示は第9図
(c)の如くになる。以上の処理の後、計時計数回路33
から日キャリー信号が送られてきているかを判断するが
(ステップS7)、送られてきていないときは、ステップ
S1に戻り、送られてきているときは、ステップS8すなわ
ち第8図のシャッター補正処理へと進む。そして、ステ
ップS30では計時計数回路33からの曜日値Yが0か、す
なわち週がかわって日曜日になったかを調べ、曜日値Y
が0になった場合は、正転信号Rをシャッター駆動用ス
テップモータ22に送出し、シャッター板8を6゜だけ正
転(左回転)せしめ(ステップS31)、シャッター位置
レジスタSRの値を1だけ大きいものとする(ステップS3
2)動作をシャッター位置レジスタSRの値が40になりシ
ャッター板8の矢印9aが日曜日の日付を指すまで繰返し
(ステップS33)、該状態に達したときはステップS33で
それを検出して第6図のステップS1に戻る。他方、上記
ステップS30で曜日値Yは0以外になったと判断したと
きすなわち同一週内で単に曜日がかわっただけであると
判断したときは逆転信号Lをシャッター駆動用ステップ
モータ22に送出しシャッター板8を6゜だけ逆転(右回
転)せしめ(ステップS34)、シャッター位置レジスタS
Rの値を1だけ小さいものとする(ステップS35)動作を
シャッター位置レジスタSRの値が40−(3×Y)になる
まで繰返す(ステップS36)。この場合、曜日値Yは1
だけ大きくなるだけであるので、シャッター位置レジス
タSRの値が3だけ小さいものになるまで上記動作が繰返
される。すなわち上記繰返し動作は3回だけ行われ、シ
ャッター板8は18゜(前述の如く液晶表示パネル10にお
ける各表示体対の間の角度)だけ逆転し矢印9aは日キャ
リー信号が送出されてきた後の新たな日付を指すことに
なる。また、上記ステップS36でシャッター位置レジス
タSRの値が40−(3×Y)に至ったと判断した後は、該
ステップS36から第6図のステップS1に戻る。
上記のカレンダ表示モードでの利用を終えて時計モー
ドに戻すにはモード切換スイッチSMを操作する。このと
き該操作を第7図のステップS10で検出し、モードレジ
スタMの値を1だけ大きいものにしているとし(ステッ
プS11)、然る後、モードレジスタMの値が2を超える
ものであることを判断し(ステップS12)、モードレジ
スタMの値を0として時計モードに戻す(ステップS1
3)。次いでステップS15でモードレジスタMの値が既に
0になっており、時計モードに戻っていることを判断
し、正転信号Rを送出してシャッター駆動用ステップモ
ータ22すなわちシャッター板8を6゜だけ回転せしめて
はシャッター位置レジスタSRの値を1だけ大きいものと
する動作をシャッター位置レジスタSRの値が60に至るま
で繰返す(ステップS16〜S18)。これにより表示窓部7a
はシャッター板8のマスク部8cにより完全に塞がれ第9
図(a)の状態に戻る。そしてシャッター位置レジスタ
SRの値が60に至ったときは、それをステップS18で検出
してシャッター位置レジスタSRの値を0とし(ステップ
S19)、次いで表示駆動回路41に表示停止信号DEを送出
して既にシャッター板8のマスク部8cによって見えなく
なっている液晶表示パネル10での表示動作を停止せしめ
(ステップS20)、その上で第6図のステップS1に戻
る。
以上の如く本実施例ではシャッター板を透明部材で形
成してマスク部、矢印を印刷で形成したので不透明部材
で形成したときに必要な開口部の形成を必要とせずシャ
ッター板の製造が極めて容易である。
なお、この発明は上記実施例に限定されず、この発明
を逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。
例えば、上記実施例ではシャッター板全体を透明部材
で形成したがシャッター板を金属等で形成すると共に、
円弧状の開口を形成して、この開口と同一形状、同一サ
イズの透明部材を形成して該透明部材を上記開口にはめ
込むようにしてもよいことは勿論である。
また、本実施例は、シャッター板の透明部に印刷表示
した矢印により当日の日付を指し示すものであったが、
これを、第10図に外観を示すように、電気光学的表示装
置に残り時間30分、25分、20分……0分を表示すると共
にシャッター板の透明部に半径方向の1本の線を印刷表
示しておき、シャッター板の右回転に伴いこの線を移動
せしめ、現在における残り時間を示す減算タイマとして
もよい。
更に、本実施例におけるシャッター板の移動は中心部
を回転中心とする回転によるものであったが、これを水
平方向への平行移動によって行ってもよいことは無論で
ある。
[発明の効果] この発明は以上詳述したようにシャッター板の少なく
とも一部が透明部材で形成され、この透明部材に、該シ
ャッター板の移動に伴って電気光学的表示装置の上面に
位置する図形、記号或いは線分等の補助表示を印刷形成
した電子時計に係るものであるから、表示窓部を隠すた
めに設けられているシャッター板およびこの開閉機構の
有効利用を図ると共に、電気光学的表示装置に表示され
ている情報の読取が容易な電子時計の提供を可能とす
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の外観を示す図、第2図は上
記実施例の要部構造を示す断面図、第3図は上記第2図
によって示されるシャッター板を詳細に示す図、第4図
は上記第3図のシャッター板と液晶表示パネルの位置関
係を説明するための図、第5図は上記実施例の回路構成
を示す図、第6図は本実施例の動作の概要を示すジェネ
ラルフローチャート、第7図は上記第6図におけるスイ
ッチ処理を詳細に示すフローチャート、第8図は上記第
6図におけるシャッター補正処理を詳細に示すフローチ
ャート、第9図はモード変遷に伴う外観および表示の変
遷を示す図、第10図は本発明の他の実施例を説明するた
めの図である。 3……指針表示部、6……秒針、7a……表示窓部、8…
…シャッター板、8b……内歯車、9……透明部、10……
液晶表示パネル、15……輪列機構、16……シャッター開
閉装置、17……地板、17a……突起、19……四番車、19a
……軸、20……二番車、20a……筒軸、21……筒車、21a
……筒軸、22……シャッター駆動用ステップモータ、23
……輪列機構、24……ロータかな、23a……第1歯車、2
3b……第2歯車、23c……第3歯車、30……CPU、31……
発振回路、32……分周回路、34……モータ駆動回路、35
……ステップモータ、36……指針、38……RAM、40……
モータ駆動回路、41……表示駆動回路、42……液晶表示
装置、R……正転信号、L……逆転信号、M……モード
レジスタ、SR……シャッタ位置レジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04C 3/00 G04G 9/00 303 G09F 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステップモータにより文字板上で指針を駆
    動して時刻を指示する指針表示装置と、 前記文字板に形成された表示窓部の下側に設けられた電
    気光学的表示装置と、 この電気光学的表示装置上側に設けられ前記表示窓部を
    開閉するシャッター板と、 前記表示窓部を開閉するために前記のシャッター板を移
    動させる移動制御手段とを具備し、 前記シャッター板は少なくとも一部が透明部材で形成さ
    れ、この透明部材に前記シャッター板の移動に伴って前
    記電気光学的表示装置の上面に位置する図形、記号或い
    は線分等の補助表示が印刷形成されていることを特徴と
    する電子時計。
JP2322677A 1990-11-28 1990-11-28 電子時計 Expired - Fee Related JP3024210B2 (ja)

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