JP3017683U - 合成ゴムボール付きの車カバー留めロープ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車カバー留めが容易に行えるボール付きロー
プを提供する。 【構成】 ボールに穴を明けロープを通しロープの端を
一重に結びボールを結び目に押しつけ、ロープの３０〜
４０ｃｍ程の所にフックを取り付ける。車カバーのサイ
ド中央の裾１〜２ｃｍの箇所にロープを結び付ける為の
ハトメを取り付けロープを結び付ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、合成ゴムボール付きの車カバー留めロープである。

【０００２】

【従来の技術】

ただのロープで車ごと縛るか、カバーの前後にゴムを縫い込んだ物しかな った

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これまでは次のような欠点があった。 （イ）ロープだけで縛る為には長いロープとロープを狭い車の下を通す難 しさがあった。 （ロ）カバーの前後にゴムを縫い込んだ物も風にあおられて捲れたり、悪 くすると強風で吹き飛ばされ紛失する場合もあった。 （ハ）縫い込んだゴムも屋外の為劣化が激しく弾力性を失う欠点があった 。 本考案は、これらの欠点を除く為になされたものである。

【０００４】

【問題を解決する為の手段】

ロープにボールを付け、そのロープにフックを付け、車カバーにロープ とフックを付ける為のハトメを取り付けた物である。 本考案は、以上のような構成よりなる車カバー留めロープである。

【０００５】

【作用】

ロープに付いたボールは狭い車の下でも投げ易く通り易く、ボール自体 も合成ゴムであれば車をキズ付けることもなく、ロープが付いているので 隣の車も同様にキズ付ける心配もなく、合成樹脂のフックで容易に速やか に車のカバー留めができる。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ）ロープに付けるボールは蛍光色の合成ゴムボール（１）を使用 ［弾力性・耐水性・耐油性に富み投げ易い直径５ｃｍ程の物を使用］ （ロ）ロープ（２）は綿織りのほつれ難い物を使用 ［長さは車種の車幅によって車カバーに結び付ける際に調整］ （ハ）フック（３）はポリエチレンのＳ字型を使用 （ニ）ハトメ（４）はアルミの内径１２ｍｍを使用 （ホ）ボールにロープの通る穴を明けロープの端を一重に結びボールを抜 けない様にし、ロープの３０〜４０ｃｍ程の所にフックを取り付ける 。 ［この時ボールは一重結び目側の位置］ （ヘ）車カバーにロープとフックの為の穴とハトメを取り付ける。 ［片方のハトメにボールと反対の端のロープを結ぶ］

【０００７】

【考案の効果】

本案は以上のような構造で、これを使用するときは、合成ゴムボールを 軽く車の下を転がす様に投げ、夜間でも蛍光色のボールでロープの位置が 容易に判り車のカバー止めが速やかに出来、強風によるカバーの紛失事故 も車内の盗難予防にも役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の斜視図である。

【符号の説明】

１はボール、２はロープ、３はフック、４はハトメ

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【手続補正書】

【提出日】平成７年３月１６日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項１

【補正方法】追加

【補正内容】

【合成ゴムボール（１）の中心にロープ
（２）の通る穴を開け、ロープを一重に結び合成ゴムボ
ールが抜け落ちない様にし、次に結びから３０〜４０ｃ
ｍの箇所に合成樹脂のフック（３）を結び付ける。】

【更に車カバーのサイド中央の裾１〜２ｃｍの箇所にロ
ープを結び付ける為とフックを掛ける為のハトメ（４）
を取り付ける。】

【このハトメにロープのボール付きでない端を結び付け
る。】以上の構成から成る合成ゴムボール付きの車カバ
ー留めロープ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 合成ゴムボール（１）の中心にロープ
   （２）の通る穴を開け、ロープを一重に結び合成ゴムボ
   ールが抜け落ちない様にし、次に結びから３０〜４０ｃ
   ｍの箇所に合成樹脂のフック（３）を結び付ける。更に
   車カバーのサイド中央の裾１〜２ｃｍの箇所にロープを
   結び付ける為とフックを掛ける為のハトメ（４）を取り
   付ける。このハトメにロープのボール付きでない端を結
   び付ける。