JP3013613B2 - データ送受信装置 - Google Patents
データ送受信装置Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B3/00—Line transmission systems
- H04B3/02—Details
- H04B3/20—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
- H04B3/23—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
- H04B3/232—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers using phase shift, phase roll or frequency offset correction
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
アナログ電話回線等を介して送受信するデータ送受信装
置に関し、特に反響成分除去手段(エコーキャンセラ)
での効率的な遅延制御を図れるようにしたデータ送受信
装置に関する。
ィジタルデータを高速に全二重通信する場合、データ送
受信装置には、音声帯域用の変復調装置と反響路を介し
てのエコーを除去するためのエコーキャンセラが内蔵さ
れる。変復調方式としては、例えば4相PM、8相差動
PM等の方式が採用されるが、これらの変復調動作は、
サンプリング点の番号を変数とするサンプル値動作式ま
たは差分方程式に従ってリアルタイムに実行するディジ
タル信号処理による方法が一般的である。また、エコー
キャンセラで除去すべきエコー信号としては、自身及び
相手側の2線4線変換ハイブリッドをそれぞれ介して戻
ってくる近端エコー信号と遠端エコー信号とがあるが、
特に遠端エコー信号の除去に際しては、自身の送信信号
が通信回線を介してエコー信号として戻ってくるまでの
時間を遅延制御して受信信号からエコー成分を除去する
ようにしている。
うな従来のデータ送受信装置では、変調された送信信号
に対して遅延制御を施すようにしているので、そのため
の遅延メモリの容量が大きくなってしまうという問題点
がある。特に、伝送速度が9600bps と高速になると、必
要な遅延メモリの容量は膨大になり、装置の大型化及び
消費電力の増大を招くという問題点がある。
めになされたもので、反響成分除去の際の遅延制御で必
要とされる遅延メモリの容量を削減することができ、装
置の小型化及び消費電力の低減を図ることができるデー
タ送受信装置を提供することを目的とする。
受信装置は、送信データを変調して第1のディジタル変
調信号を出力する第1の変調手段と、この第1の変調手
段から出力される第1のディジタル変調信号をアナログ
送信信号に変換して通信回線に出力するD/A変換手段
と、前記送信データを前記通信回線による反響信号の戻
り時間に対応した時間だけ遅延させる遅延メモリと、こ
の遅延メモリで遅延された送信データを変調して第2の
ディジタル変調信号を出力する第2の変調手段と、前記
第1及び第2のディジタル変調信号に基づいて反響成分
除去用の信号を生成する反響成分除去用信号生成手段
と、前記通信回線を介して受信されたアナログ受信信号
をディジタル受信信号に変換するA/D変換手段と、前
記反響成分除去用信号生成手段により生成された反響成
分除去用の信号に基づいて前記ディジタル受信信号から
反響成分を除去する反響成分除去手段と、この反響成分
除去手段で反響成分が除去されたディジタル受信信号を
前記反響成分除去用信号生成手段に変調信号の状態でフ
ィードバックするフィードバック手段と、前記反響成分
除去手段で反響成分が除去されたディジタル受信信号を
復調して受信データを出力する復調手段とを具備してな
ることを特徴とする。なお、前記送信データが例えばシ
リアルデータであり、このシリアルデータが複数ビット
ずつブロック化されて前記第1の変調手段で位相変調さ
れる場合、前記遅延メモリは、例えば前記シリアルデー
タを各ブロック毎に遅延処理するシフトレジスタであっ
てもよいし、書き込みアドレスと読み出しアドレスとの
差を遅延量として制御されるランダムアクセス可能なメ
モリであっても良い。
ための1サンプリング期間に、送信データのうちの3〜
6ビットを1まとめにして変調し、10〜16ビットの
変調データを出力する。この発明によれば、変調前の送
信データを遅延手段で遅延させて反響成分除去用の信号
を生成するようにしているので、従来のように変調後の
データを遅延させる場合に比べ、必要な遅延メモリの容
量を数分の1に削減することができる。このため、装置
の小型化及び消費電力の低減を図ることができる。
例について説明する。図1はこの発明の一実施例に係る
データ送受信装置の構成を示すブロック図である。
「1」「0」の時系列構造からなる送信データは、送信
データブロック化部1に入力され、ここで例えば3ビッ
トの単位でブロック化される。ブロック化された送信デ
ータは、第1の変調器2で変調される。変調方式として
例えば8相差動PMを例にとると、入力される3ビット
と変調信号の位相偏移との関係は、図2に示すようにな
る。第1の変調器2はこの変調波形のディジタルデータ
を第1のディジタル変調信号として出力する。第1のデ
ィジタル変調信号は、D/A変換器3でアナログ送信信
号に変換され、図示しない2線4線変換ハイブリッド及
び電話回線を介して相手側端末に送信される。また、第
1の変調器2から出力された第1のディジタル変調信号
は、近端エコー信号としてエコーキャンセラ4に供給さ
れている。
される3ビット単位の送信データは、遅延メモリ5で所
定時間遅延される。遅延時間は、反響路の状況によって
異なるが、例えばエコーキャンセラ4から与えられる情
報に基づいて決定される。遅延メモリ5で遅延された送
信データは、第2の変調器6に入力され、ここで第1の
変調器2と同じアルゴリズムで変調される。この第2の
変調器6から出力される第2のディジタル変調信号は、
遠端エコー信号としてエコーキャンセラ4に供給されて
いる。
ンパルス応答h(t)を記憶するメモリを備え、このイ
ンパルス応答h(t)と第1及び第2のディジタル変調
信号との畳み込み演算結果をエコー成分として加算器8
の一方の端子に出力する。一方、図示しない電話回線及
び2線4線変換ハイブリッドを介して受信された受信信
号は、A/D変換器7でA/D変換される。A/D変換
器7から出力されるディジタル受信信号は、加算器8の
他方の端子に入力されている。加算器8は、ディジタル
受信信号からエコー成分を除去する。エコー消去結果の
ディジタル受信信号は、エコーキャンセラ4にフィード
バックされている。エコーキャンセラ4に記憶される反
響路のインパルス応答h(t)は、このフィードバック
信号を用いた適応制御により、通信中に適応的に同定さ
れるようになっている。また、このインパルス応答結果
から得られた遅延時間の情報が遅延メモリ5に供給され
るようになっている。加算器8から出力されるディジタ
ル受信信号は、復調器9で3ビット単位の受信データに
復調され、さらに受信データ連続化部10で「1」
「0」の時系列データに組立られて図示しないデータ処
理手段に出力される。
よれば、変調後のデータではなく、送信データを直接、
遅延メモリ5によって遅延させるようにしているので、
遅延させるデータ量を従来に比べて数分の1に削減する
ことができ、遅延メモリ5の容量を削減することができ
る。また、変調速度が低速である場合、遅延メモリ5中
で「0」に固定されるデータが増えるので、消費電力を
削減することができる。
えば図3に示すように、ブロック化された送信データを
シフトレジスタ11に入力し、その出力位置をスイッチ
回路12によって切換えるか、又は図4に示すように、
RAM21の書込アドレスと読出アドレスの差を遅延量
として制御するアドレス制御回路22を備えたもの等を
用いることにより容易に実現できる。
変調前の送信データを遅延手段で遅延させて反響成分除
去用の信号を生成するようにしているので、従来のよう
に変調後のデータを遅延させる場合に比べ、必要な遅延
メモリの容量を数分の1に削減することができる。この
ため、この発明によれば、装置の小型化及び消費電力の
低減を図ることができるという効果を奏する。
の構成を示すブロック図である。
示す図である。
ロック図である。
すブロック図である。
D/A変換器、4…エコーキャンセラ、5…遅延メモ
リ、6…第2の変調器、7…A/D変換器、8…加算
器、9…復調器、10…受信データ連続化部、11…シ
フトレジスタ、12…スイッチ回路、21…RAM、2
2…アドレス制御回路。
Claims (3)
- 【請求項1】 送信データを変調して第1のディジタル
変調信号を出力する第1の変調手段と、 この第1の変調手段から出力される第1のディジタル変
調信号をアナログ送信信号に変換して通信回線に出力す
るD/A変換手段と、 前記送信データを前記通信回線による反響信号の戻り時
間に対応した時間だけ遅延させる遅延メモリと、 この遅延メモリで遅延された送信データを変調して第2
のディジタル変調信号を出力する第2の変調手段と、前記第1及び第2のディジタル変調信号に基づいて反響
成分除去用の信号を生成する反響成分除去用信号生成手
段と、 前記通信回線を介して受信されたアナログ受信信号をデ
ィジタル受信信号に変換するA/D変換手段と、前記反響成分除去用信号生成手段により生成された反響
成分除去用の信号に基づいて前記ディジタル受信信号か
ら反響成分を除去する反響成分除去手段と、 この反響成分除去手段で反響成分が除去されたディジタ
ル受信信号を前記反響成分除去用信号生成手段に変調信
号の状態でフィードバックするフィードバック手段と、 前記 反響成分除去手段で反響成分が除去されたディジタ
ル受信信号を復調して受信データを出力する復調手段と
を具備してなることを特徴とするデータ送受信装置。 - 【請求項2】 前記送信データはシリアルデータであ
り、 このシリアルデータは複数ビットずつブロック化されて
前記第1の変調手段で位相変調されるものであり、 前記遅延メモリは、前記シリアルデータを各ブロック毎
に遅延処理するシフトレジスタである ことを特徴とする
請求項1記載のデータ送受信装置。 - 【請求項3】 前記送信データはシリアルデータであ
り、 このシリアルデータは複数ビットずつブロック化されて
前記第1の変調手段で 位相変調されるものであり、 前記遅延メモリは、書き込みアドレスと読み出しアドレ
スとの差を遅延量として制御されるものである ことを特
徴とする請求項1記載のデータ送受信装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4194872A JP3013613B2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | データ送受信装置 |
US08/081,792 US5425098A (en) | 1992-06-29 | 1993-06-23 | Data transmitter-receiver having echo canceler with data delay |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4194872A JP3013613B2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | データ送受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621851A JPH0621851A (ja) | 1994-01-28 |
JP3013613B2 true JP3013613B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=16331714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4194872A Expired - Fee Related JP3013613B2 (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | データ送受信装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP3013613B2 (ja) |
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US5682378A (en) * | 1995-11-14 | 1997-10-28 | Paradyne Corporation | Echo cancellation for modems |
US5864714A (en) | 1996-04-16 | 1999-01-26 | Comsys Communication & Signal Processing Ltd. | Communication system which dynamically switches sizes of sample buffer between first size for quick response time and second size for robustness to interrupt latency |
US6278785B1 (en) * | 1999-09-21 | 2001-08-21 | Acoustic Technologies, Inc. | Echo cancelling process with improved phase control |
Family Cites Families (4)
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---|---|---|---|---|
NZ214905A (en) * | 1985-01-29 | 1988-09-29 | British Telecomm | Noise cancellation by adaptive filter compensates for timing variations |
NL8600817A (nl) * | 1986-03-28 | 1987-10-16 | At & T & Philips Telecomm | Adaptief filter voor het vormen van een echokompensatiesignaal in een zend-ontvangstelsel voor het in duplexvorm bedrijven van digitale communicatie over een enkel geleiderpaar. |
GB2205468A (en) * | 1987-06-01 | 1988-12-07 | Atlantic Network Systems Plc | Modems and echo cancellers |
US4987569A (en) * | 1989-04-05 | 1991-01-22 | Codex Corporation | Fast training echo canceller |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP4194872A patent/JP3013613B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-06-23 US US08/081,792 patent/US5425098A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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US5425098A (en) | 1995-06-13 |
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