JP3011942B2 - デジタル画像出力装置 - Google Patents
デジタル画像出力装置Info
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- JP3011942B2 JP3011942B2 JP1106759A JP10675989A JP3011942B2 JP 3011942 B2 JP3011942 B2 JP 3011942B2 JP 1106759 A JP1106759 A JP 1106759A JP 10675989 A JP10675989 A JP 10675989A JP 3011942 B2 JP3011942 B2 JP 3011942B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、デジタル複写機、ファクシミリ等のライン
イメージセンサを用いて原稿画像情報を光学的に読取っ
て電気信号に変換し、レーザプリンタ等の記録装置に出
力するデジタル画像出力装置に関する。
イメージセンサを用いて原稿画像情報を光学的に読取っ
て電気信号に変換し、レーザプリンタ等の記録装置に出
力するデジタル画像出力装置に関する。
従来の技術 近年、この種の機器では、画像編集機能が付加され、
各種画像処理が可能となっている。その一つの機能とし
て、原稿上にマーカによって領域指定し、マーカにより
囲まれたマーカ領域について画像処理を行うようにした
マーカ領域編集機能がある。処理内容としては、マーカ
領域内消去、マーカ領域外消去、マーカ領域センタリン
グ、マーカ領域コーナリング等がある。
各種画像処理が可能となっている。その一つの機能とし
て、原稿上にマーカによって領域指定し、マーカにより
囲まれたマーカ領域について画像処理を行うようにした
マーカ領域編集機能がある。処理内容としては、マーカ
領域内消去、マーカ領域外消去、マーカ領域センタリン
グ、マーカ領域コーナリング等がある。
このようなマーカ領域について画像処理を行う際に
は、原稿に付されたマーカ領域を検知する必要がある。
ここに、マーカはラインイメージセンサにより原稿画像
と区別して読取るため、一般に中間調濃度とされる。
は、原稿に付されたマーカ領域を検知する必要がある。
ここに、マーカはラインイメージセンサにより原稿画像
と区別して読取るため、一般に中間調濃度とされる。
発明が解決しようとする課題 ところが、原稿圧板や自動原稿搬送装置(ADF)にお
ける搬送ベルトに汚れを生じ、マーカの濃度に近くなる
ことがある。このような状態で、マーカ領域を検知しよ
うとすると、原稿外の圧板等の汚れ部分をもマーカとし
て検知してしまう可能性がある。つまり、マーカ領域の
位置検知に誤りを生ずる。このような誤りを生ずると、
特にマーカ領域センタリング、マーカ領域コーナリング
等の移動処理の場合には全く所望しない変な処理結果と
なってしまうことがある。
ける搬送ベルトに汚れを生じ、マーカの濃度に近くなる
ことがある。このような状態で、マーカ領域を検知しよ
うとすると、原稿外の圧板等の汚れ部分をもマーカとし
て検知してしまう可能性がある。つまり、マーカ領域の
位置検知に誤りを生ずる。このような誤りを生ずると、
特にマーカ領域センタリング、マーカ領域コーナリング
等の移動処理の場合には全く所望しない変な処理結果と
なってしまうことがある。
課題を解決するための手段 原稿画像情報をラインイメージセンサを用いて光学的
に読取って電気信号に変換して出力するデジタル画像出
力装置であって、原稿に対して中間調濃度のマーカによ
り囲み指定されたマーカ領域の原稿画像情報に対して画
像編集機能を持つものにおいて、原稿画像情報の読取り
に先立って原稿サイズを検知するサイズ検知手段と、前
記マーカ領域の位置を検知するマーカ領域検知手段と、
このマーカ領域検知手段によるマーカ領域検知範囲を前
記サイズ検知手段により検知された原稿サイズに応じて
可変する検知範囲可変手段と、検知されたマーカ領域の
原稿画像情報に編集処理を施す編集処理手段とを設け
た。
に読取って電気信号に変換して出力するデジタル画像出
力装置であって、原稿に対して中間調濃度のマーカによ
り囲み指定されたマーカ領域の原稿画像情報に対して画
像編集機能を持つものにおいて、原稿画像情報の読取り
に先立って原稿サイズを検知するサイズ検知手段と、前
記マーカ領域の位置を検知するマーカ領域検知手段と、
このマーカ領域検知手段によるマーカ領域検知範囲を前
記サイズ検知手段により検知された原稿サイズに応じて
可変する検知範囲可変手段と、検知されたマーカ領域の
原稿画像情報に編集処理を施す編集処理手段とを設け
た。
この場合、編集処理手段による編集処理は、例えば画
像移動処理とした。
像移動処理とした。
作用 編集処理手段により編集処理を施すマーカ領域の位置
はマーカ領域検知手段により検知される。この検知に先
立ち、サイズ検知手段によって原稿サイズが予め検知さ
れており、検知範囲可変手段によってマーカ領域検知範
囲が原稿サイズに応じてその原稿内となるように可変さ
れる。よって、原稿圧板又は搬送ベルト等にマーカと同
等の濃度の汚れが生じていたとしても、原稿外であれば
マーカ検知対象外となり、誤検知が防止される。この結
果、編集処理手段による編集処理が、例えばマーカ領域
センタリング等の画像移動処理の場合であれば、原稿外
の汚れ等をマーカ領域として含むことがなく、原稿上の
マーカ領域のみがその対象となるため、所望の処理が正
しく行われることになる。
はマーカ領域検知手段により検知される。この検知に先
立ち、サイズ検知手段によって原稿サイズが予め検知さ
れており、検知範囲可変手段によってマーカ領域検知範
囲が原稿サイズに応じてその原稿内となるように可変さ
れる。よって、原稿圧板又は搬送ベルト等にマーカと同
等の濃度の汚れが生じていたとしても、原稿外であれば
マーカ検知対象外となり、誤検知が防止される。この結
果、編集処理手段による編集処理が、例えばマーカ領域
センタリング等の画像移動処理の場合であれば、原稿外
の汚れ等をマーカ領域として含むことがなく、原稿上の
マーカ領域のみがその対象となるため、所望の処理が正
しく行われることになる。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本発明が適用されるデジタル複写機のスキャナ
部の構成・作用を第2図を参照して説明する。まず、コ
ンタクトガラス1上に読取るべき原稿を載置し、蛍光灯
2により照明する。3は蛍光等ヒータ、4は対向反射板
である。原稿からの反射光は、第1,2,3ミラー5,6,7及び
結像レンズ8を経てラインイメージセンサ(CCD)9に
結像される。ここに、前記蛍光灯2及び第1ミラー5は
第1スキャナ10に搭載されてコンタクトガラス1下面を
右側(ホームポジション側)から左側にスキャニング移
動する。また、第2,3ミラー6,7は第2スキャナ11に搭載
され、第1スキャナ10の1/2の速度で同一方向にスキャ
ニング移動する。このような光学系のスキャニング移動
により原稿面の副走査が行われ、2次元の読取りがなさ
れる。
部の構成・作用を第2図を参照して説明する。まず、コ
ンタクトガラス1上に読取るべき原稿を載置し、蛍光灯
2により照明する。3は蛍光等ヒータ、4は対向反射板
である。原稿からの反射光は、第1,2,3ミラー5,6,7及び
結像レンズ8を経てラインイメージセンサ(CCD)9に
結像される。ここに、前記蛍光灯2及び第1ミラー5は
第1スキャナ10に搭載されてコンタクトガラス1下面を
右側(ホームポジション側)から左側にスキャニング移
動する。また、第2,3ミラー6,7は第2スキャナ11に搭載
され、第1スキャナ10の1/2の速度で同一方向にスキャ
ニング移動する。このような光学系のスキャニング移動
により原稿面の副走査が行われ、2次元の読取りがなさ
れる。
本実施例の場合、画像読取りの解像度は16画素/mmに
設定され、かつ、A3サイズ(297mm×420mm)の原稿まで
読取り可能とされている。従って、A3サイズの短辺297m
mを主走査方向に読取るために、CCD9としては、5000画
素のものを用いている。CCD9の入力光のデータは、イー
ブン(even)ドットとオド(odd)ドットの2系列で出
力されている。このようなCCD9により光電変換されて読
取られた電気信号は、アンプにより増幅された後、2系
統の信号が合成され、AGCのデータに応じて、再び一定
レベルまで、第5図に示すようにアンプ12により増幅さ
れる。増幅後、A/Dコンバータ13によりD01〜D06までの
6ビットのデジタルデータに変換される。このA/Dコン
バータ13までの処理は、CCD9が取付けられた画像読取り
板14にて行われる。
設定され、かつ、A3サイズ(297mm×420mm)の原稿まで
読取り可能とされている。従って、A3サイズの短辺297m
mを主走査方向に読取るために、CCD9としては、5000画
素のものを用いている。CCD9の入力光のデータは、イー
ブン(even)ドットとオド(odd)ドットの2系列で出
力されている。このようなCCD9により光電変換されて読
取られた電気信号は、アンプにより増幅された後、2系
統の信号が合成され、AGCのデータに応じて、再び一定
レベルまで、第5図に示すようにアンプ12により増幅さ
れる。増幅後、A/Dコンバータ13によりD01〜D06までの
6ビットのデジタルデータに変換される。このA/Dコン
バータ13までの処理は、CCD9が取付けられた画像読取り
板14にて行われる。
この後は、IPU(イメージ・プロセッシング・ユニッ
ト)内で画像処理される。まず、蛍光灯2の照度ムラや
CCD9の各画素間の感度のバラツ等を補正するシェーディ
ング補正がシェーディング補正部16により行われる。こ
の処理のため、コンタクトガラス1のホームポジション
側には基準白板17が設けられており、この基準白板17の
読取りによりシェーディングデータが得られる。シェー
ディング補正後、MTF補正部18、変倍部19により光学系
によるボケが補正され、さらに、変倍処理される。本実
施例の変倍処理は、主走査方向についてはこの電気信号
処理による変倍であるが、副走査方向についてはCCD9の
読取りタイミングを通常のままとし、第1,2スキャナ10,
11の副走査速度を変えることにより行う。その後、さら
に、必要に応じて、白黒反転、中抜き等の種々の処理が
施され、2値化部20、ゲート21を経て、パルス幅変調回
路(図示せず)に送られる。このパルス幅変調回路で画
像の濃度に対する幅のパルスが作成され、レーザドライ
バに送られ、半導体レーザを制御して感光体上への光書
込みか行われる。上記の処理が、通常のデジタル複写モ
ードの動作である。
ト)内で画像処理される。まず、蛍光灯2の照度ムラや
CCD9の各画素間の感度のバラツ等を補正するシェーディ
ング補正がシェーディング補正部16により行われる。こ
の処理のため、コンタクトガラス1のホームポジション
側には基準白板17が設けられており、この基準白板17の
読取りによりシェーディングデータが得られる。シェー
ディング補正後、MTF補正部18、変倍部19により光学系
によるボケが補正され、さらに、変倍処理される。本実
施例の変倍処理は、主走査方向についてはこの電気信号
処理による変倍であるが、副走査方向についてはCCD9の
読取りタイミングを通常のままとし、第1,2スキャナ10,
11の副走査速度を変えることにより行う。その後、さら
に、必要に応じて、白黒反転、中抜き等の種々の処理が
施され、2値化部20、ゲート21を経て、パルス幅変調回
路(図示せず)に送られる。このパルス幅変調回路で画
像の濃度に対する幅のパルスが作成され、レーザドライ
バに送られ、半導体レーザを制御して感光体上への光書
込みか行われる。上記の処理が、通常のデジタル複写モ
ードの動作である。
しかして、本実施例では、原稿サイズを検知するサイ
ズ検知手段25が搭載されている。このサイズ検知手段25
はCCD9を含むスキャナ光学系を共用し、原稿圧板の黄色
地と原稿地肌の白色地との濃度差を利用して、両者の境
界をCCD9により読取り、位置データとして検出するもの
である。このため、ホームポジション付近に設けられて
走査されるサイズ検知白板26と、結像レンズ8の手前側
に起伏自在に設けられた黄色カット用のブルーフィルタ
27とが含まれる。このサイズ検知手段25によるサイズ検
知動作は、本来の原稿画像スキャニングに先立つプレス
キャニングにより行われる。まず、第3図に示すように
フィルタソレノイド28がオンされて、レバー29を吸引す
ることにより、ブルーフィルタ27を結像レンズ8前の光
路上に立上げた状態にさせる。この状態で第1,2スキャ
ナ10,11が等倍時の4倍の速度でフルスキャニングし(4
35mm)、その最初にサイズ検知白板26をブルーフィルタ
27を通してCCD9で読取り、白レベル補正及びシェーディ
ング補正を行う。そして、黄色地との違いを利用して、
主走査方向及び副走査方向の原稿の大きさ(位置)を検
出する。この処理は、IPU中のGA3により行われるる。検
知された原稿サイズのデータは、一旦、光学制御板に送
られる。原稿サイズ検知動作が終了すると、ソレノイド
28がオフし、ブルーフィルタ27は戻しばね30によって倒
れた状態(光路から外れた状態)に戻される。なお、AD
Fを備えたものでは、ADF搭載のサイズ検知手段により原
稿セット又は搬送時に原稿サイズが検知され、その定形
サイズコードが光学制御板のCPUに送られる。
ズ検知手段25が搭載されている。このサイズ検知手段25
はCCD9を含むスキャナ光学系を共用し、原稿圧板の黄色
地と原稿地肌の白色地との濃度差を利用して、両者の境
界をCCD9により読取り、位置データとして検出するもの
である。このため、ホームポジション付近に設けられて
走査されるサイズ検知白板26と、結像レンズ8の手前側
に起伏自在に設けられた黄色カット用のブルーフィルタ
27とが含まれる。このサイズ検知手段25によるサイズ検
知動作は、本来の原稿画像スキャニングに先立つプレス
キャニングにより行われる。まず、第3図に示すように
フィルタソレノイド28がオンされて、レバー29を吸引す
ることにより、ブルーフィルタ27を結像レンズ8前の光
路上に立上げた状態にさせる。この状態で第1,2スキャ
ナ10,11が等倍時の4倍の速度でフルスキャニングし(4
35mm)、その最初にサイズ検知白板26をブルーフィルタ
27を通してCCD9で読取り、白レベル補正及びシェーディ
ング補正を行う。そして、黄色地との違いを利用して、
主走査方向及び副走査方向の原稿の大きさ(位置)を検
出する。この処理は、IPU中のGA3により行われるる。検
知された原稿サイズのデータは、一旦、光学制御板に送
られる。原稿サイズ検知動作が終了すると、ソレノイド
28がオフし、ブルーフィルタ27は戻しばね30によって倒
れた状態(光路から外れた状態)に戻される。なお、AD
Fを備えたものでは、ADF搭載のサイズ検知手段により原
稿セット又は搬送時に原稿サイズが検知され、その定形
サイズコードが光学制御板のCPUに送られる。
また、本実施例の画像編集機能中には、オペレータに
より原稿上にマーカ指定されたマーカ領域についてマー
カ編集機能を持つものである。このための編集処理手段
は、図示を省略する。上記の原稿サイズ検知動作は、通
常の複写モードであっても自動用紙サイズ選択モード等
においてプレスキャニングにより行われるものである
が、本実施例の対象とするマーカ領域編集モード時、特
に、マーカ領域センタリング、マーカ領域コーナリング
等の画像移動処理を伴う時には、本来の原稿画像スキャ
ニングに先立ち、この原稿サイズ検知のための1回目の
プレスキャニングが行われ、さらには、マーカ領域検知
手段31によるマーカ領域の位置を検知するための2回目
のプレスキャニングも行われる。マーカは中間調濃度の
ものである。
より原稿上にマーカ指定されたマーカ領域についてマー
カ編集機能を持つものである。このための編集処理手段
は、図示を省略する。上記の原稿サイズ検知動作は、通
常の複写モードであっても自動用紙サイズ選択モード等
においてプレスキャニングにより行われるものである
が、本実施例の対象とするマーカ領域編集モード時、特
に、マーカ領域センタリング、マーカ領域コーナリング
等の画像移動処理を伴う時には、本来の原稿画像スキャ
ニングに先立ち、この原稿サイズ検知のための1回目の
プレスキャニングが行われ、さらには、マーカ領域検知
手段31によるマーカ領域の位置を検知するための2回目
のプレスキャニングも行われる。マーカは中間調濃度の
ものである。
このマーカ領域の位置を検知するための2回目のプレ
スキャニングでは、GA1からマーカ領域の検知範囲を制
限する信号MSVNが出力される。ここに、マーカ領域編集
モード時中、通常のマーカ編集時、例えばマーカ領域内
消去、マーカ領域外消去といった、画像位置の移動を伴
なわない画像処理時であれば、この信号MSVNは第4図の
ようになっている。まず、主走査方向はコンタクトガラ
ス1の端部7mmの位置よりアクティブとなり、最大原稿
幅の7mm手前において切れるゲート信号(GA1内部のカウ
ンタでオン・オフされる)により生成される。また、副
走査方向は光学制御板のCPUからの副走査方向の有効期
間を決定するフレーム信号FGATEによりオン・オフする
ゲート信号により生成される。これらの主・副走査方向
のゲート信号のAND領域が信号MSVNを示すもので、マー
カ領域検知有効範囲Eとなっている。これが、通常の編
集時の信号MSVNである。
スキャニングでは、GA1からマーカ領域の検知範囲を制
限する信号MSVNが出力される。ここに、マーカ領域編集
モード時中、通常のマーカ編集時、例えばマーカ領域内
消去、マーカ領域外消去といった、画像位置の移動を伴
なわない画像処理時であれば、この信号MSVNは第4図の
ようになっている。まず、主走査方向はコンタクトガラ
ス1の端部7mmの位置よりアクティブとなり、最大原稿
幅の7mm手前において切れるゲート信号(GA1内部のカウ
ンタでオン・オフされる)により生成される。また、副
走査方向は光学制御板のCPUからの副走査方向の有効期
間を決定するフレーム信号FGATEによりオン・オフする
ゲート信号により生成される。これらの主・副走査方向
のゲート信号のAND領域が信号MSVNを示すもので、マー
カ領域検知有効範囲Eとなっている。これが、通常の編
集時の信号MSVNである。
しかして、前述したマーカ領域センタリング、マーカ
領域コーナリング等の画像移動処理を伴うマーカ領域編
集モード時には、光学制御板からIPU中のGA1に対し、マ
ーカ領域の検知範囲を制限するモードであることを示す
信号MKMDと原稿サイズデータとが、コマンド形式で送ら
れる。この結果、第1図に示すような検知範囲可変手段
32により、マーカ領域の検知範囲は原稿サイズデータに
応じて可変され、修正された信号MSVNが得られる。ここ
に、検知範囲可変手段32は、2画素単位のクロックCK2
を計数する主走査カウンタ33の出力と主走査方向原稿サ
イズデータXADRSとを入力として主走査方向の原稿領域
データを出力するコンパレータ34と、1ライン毎の基準
信号(ライン信号)MSYNCを計数する副走査カウンタ35
の出力と副走査方向原稿サイズデータYADRSとを入力と
して副走査方向の原稿領域データを出力するコンパレー
タ36と、前記コンパレータ34,36の出力と修正前の通常
の信号MSVNとを入力とするゲート回路37とからなる。原
稿サイズデータXADRS,YADRSはコマンド形式で送られ
る。よって、ゲート回路37から得られる可変修正された
信号MSVNは、通常の信号MSVNを制限し、原稿範囲内のみ
がマーカ領域の検知対象となる。
領域コーナリング等の画像移動処理を伴うマーカ領域編
集モード時には、光学制御板からIPU中のGA1に対し、マ
ーカ領域の検知範囲を制限するモードであることを示す
信号MKMDと原稿サイズデータとが、コマンド形式で送ら
れる。この結果、第1図に示すような検知範囲可変手段
32により、マーカ領域の検知範囲は原稿サイズデータに
応じて可変され、修正された信号MSVNが得られる。ここ
に、検知範囲可変手段32は、2画素単位のクロックCK2
を計数する主走査カウンタ33の出力と主走査方向原稿サ
イズデータXADRSとを入力として主走査方向の原稿領域
データを出力するコンパレータ34と、1ライン毎の基準
信号(ライン信号)MSYNCを計数する副走査カウンタ35
の出力と副走査方向原稿サイズデータYADRSとを入力と
して副走査方向の原稿領域データを出力するコンパレー
タ36と、前記コンパレータ34,36の出力と修正前の通常
の信号MSVNとを入力とするゲート回路37とからなる。原
稿サイズデータXADRS,YADRSはコマンド形式で送られ
る。よって、ゲート回路37から得られる可変修正された
信号MSVNは、通常の信号MSVNを制限し、原稿範囲内のみ
がマーカ領域の検知対象となる。
このように制限されて修正された信号MSVNは、第5図
中に示すマーカアドレス検知部38に、2値化された原稿
画像情報と同期して入力される。なお、原稿サイズデー
タはタイミングコントローラ39を介して入力される。
中に示すマーカアドレス検知部38に、2値化された原稿
画像情報と同期して入力される。なお、原稿サイズデー
タはタイミングコントローラ39を介して入力される。
この結果、マーカ領域センタリングやマーカ領域コー
ナリング時の可変修正された信号MSVNと主走査同期信号
(ライン信号)MSYNCとの関係は、第6図に実線で示す
ようになり、同図中に破線で示す修正前の通常の信号MS
VNに比して制限されたものとなる。よって、原稿圧板や
搬送ベルトにマーカと同等の濃度の汚れがあったとして
も、これを本来のマーカとして検知することがなく、マ
ーカアドレス検知部38からCPUに出力されるマーカ領域
を示すアドレス情報は、このような汚れの影響を受けな
い正しいデータとなる。特に、マーカ領域センタリング
等の画像移動処理を伴う画像処理時に、マーカ領域検知
範囲を原稿サイズ範囲内に制限しているので、原稿サイ
ズ外までもセンタリング等の対象として誤検知して変な
センタリング処理等を行うことがなくなる。
ナリング時の可変修正された信号MSVNと主走査同期信号
(ライン信号)MSYNCとの関係は、第6図に実線で示す
ようになり、同図中に破線で示す修正前の通常の信号MS
VNに比して制限されたものとなる。よって、原稿圧板や
搬送ベルトにマーカと同等の濃度の汚れがあったとして
も、これを本来のマーカとして検知することがなく、マ
ーカアドレス検知部38からCPUに出力されるマーカ領域
を示すアドレス情報は、このような汚れの影響を受けな
い正しいデータとなる。特に、マーカ領域センタリング
等の画像移動処理を伴う画像処理時に、マーカ領域検知
範囲を原稿サイズ範囲内に制限しているので、原稿サイ
ズ外までもセンタリング等の対象として誤検知して変な
センタリング処理等を行うことがなくなる。
発明の効果 本発明は、上述したように、原稿画像情報の読取りに
先立って原稿サイズを検知するサイズ検知手段と、マー
カ領域の位置を検知するマーカ領域検知手段と、マーカ
領域検知手段によるマーカ領域検知範囲を原稿サイズに
応じて可変する検知範囲可変手段と、検知されたマーカ
領域の原稿画像情報に編集処理を施す編集処理手段とを
設けたので、マーカ領域検知の有効範囲が原稿範囲内に
制限されることになり、よって、原稿圧板や自動原稿搬
送装置の搬送ベルト等にマーカと同等の濃度の汚れが生
じていたとしても、原稿範囲外であればマーカ領域検知
対象外となり、マーカ領域の誤検知を防止でき、所望の
領域について編集処理を施すことができ、特に編集処理
手段による編集処理が、例えばマーカ領域センタリング
等の画像移動処理の場合には、原稿外の汚れ等をマーカ
領域として含むことがなく、原稿上のマーカ領域のみを
その処理対象として、所望のセンタリング処理等を正し
く行わせることができる。
先立って原稿サイズを検知するサイズ検知手段と、マー
カ領域の位置を検知するマーカ領域検知手段と、マーカ
領域検知手段によるマーカ領域検知範囲を原稿サイズに
応じて可変する検知範囲可変手段と、検知されたマーカ
領域の原稿画像情報に編集処理を施す編集処理手段とを
設けたので、マーカ領域検知の有効範囲が原稿範囲内に
制限されることになり、よって、原稿圧板や自動原稿搬
送装置の搬送ベルト等にマーカと同等の濃度の汚れが生
じていたとしても、原稿範囲外であればマーカ領域検知
対象外となり、マーカ領域の誤検知を防止でき、所望の
領域について編集処理を施すことができ、特に編集処理
手段による編集処理が、例えばマーカ領域センタリング
等の画像移動処理の場合には、原稿外の汚れ等をマーカ
領域として含むことがなく、原稿上のマーカ領域のみを
その処理対象として、所望のセンタリング処理等を正し
く行わせることができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は検知範
囲可変手段の回路図、第2図はデジタル複写機のスキャ
ナ部の概略構成図、第3図はフィルタ機構の斜視図、第
4図は信号MSVNの意味を示す平面図的な説明図、第5図
はブロック図、第6図はタイミングチャートである。 9……ラインイメージセンサ、25……サイズ検知手段、
31……マーク領域検知手段、32……検知範囲可変手段
囲可変手段の回路図、第2図はデジタル複写機のスキャ
ナ部の概略構成図、第3図はフィルタ機構の斜視図、第
4図は信号MSVNの意味を示す平面図的な説明図、第5図
はブロック図、第6図はタイミングチャートである。 9……ラインイメージセンサ、25……サイズ検知手段、
31……マーク領域検知手段、32……検知範囲可変手段
Claims (2)
- 【請求項1】原稿画像情報をラインイメージセンサを用
いて光学的に読取って電気信号に変換して出力するデジ
タル画像出力装置であって、原稿に対して中間調濃度の
マーカにより囲み指定されたマーカ領域の原稿画像情報
に対して画像編集機能を持つものにおいて、原稿画像情
報の読取りに先立って原稿サイズを検知するサイズ検知
手段と、前記マーカ領域の位置を検知するマーカ領域検
知手段と、このマーカ領域検知手段によるマーカ領域検
知範囲を前記サイズ検知手段により検知された原稿サイ
ズに応じて可変する検知範囲可変手段と、検知されたマ
ーカ領域の原稿画像情報に編集処理を施す編集処理手段
とを設けたことを特徴とするデジタル画像出力装置。 - 【請求項2】編集処理手段による編集処理が、画像移動
処理であることを特徴とする請求項1記載のデジタル画
像出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1106759A JP3011942B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | デジタル画像出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1106759A JP3011942B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | デジタル画像出力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH02285769A JPH02285769A (ja) | 1990-11-26 |
JP3011942B2 true JP3011942B2 (ja) | 2000-02-21 |
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ID=14441843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1106759A Expired - Lifetime JP3011942B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | デジタル画像出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3011942B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2908064B2 (ja) * | 1991-05-27 | 1999-06-21 | 大日本スクリーン製造株式会社 | 画像読取方法 |
-
1989
- 1989-04-26 JP JP1106759A patent/JP3011942B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02285769A (ja) | 1990-11-26 |
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