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JP3011636B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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Publication number
JP3011636B2
JP3011636B2 JP7098068A JP9806895A JP3011636B2 JP 3011636 B2 JP3011636 B2 JP 3011636B2 JP 7098068 A JP7098068 A JP 7098068A JP 9806895 A JP9806895 A JP 9806895A JP 3011636 B2 JP3011636 B2 JP 3011636B2
Authority
JP
Japan
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drum
laundry
motor
rotation speed
washing
Prior art date
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JP7098068A
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Inventor
智也 川口
浩一 田中
正雄 岩田
謙治 中川
聖行 周防
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08266776A publication Critical patent/JPH08266776A/ja
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Publication of JP3011636B2 publication Critical patent/JP3011636B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類等の洗濯物を内部
に収容する籠状のドラムを洗濯槽内に設け、そのドラム
を水平軸を中心に回転させることによって洗濯物の洗い
行程やすすぎ行程を実行するドラム式洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】ドラム式洗濯機は、衣類等の洗濯物を内
部に収容する籠状のドラムを洗濯槽内に設け、そのドラ
ムを水平軸を中心に回転させる構造となっている。特開
平4−276293号公報に記載の従来のドラム式洗濯
機では、衣類の洗浄を行なうとき、ドラム内部に収容し
た衣類がドラムの回転による遠心力に抗してドラムの内
周壁面から落下する回転速度を含む範囲内でドラムの回
転速度を変動させるようにしている。このように回転速
度を変動させることによって、ドラム内部での衣類の落
下軌跡が変動し、衣類の攪拌が促進されて万遍なく洗浄
が行なわれるという効果が期待できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ドラム内部
に多量の衣類を収容して洗い行程又はすすぎ行程を実行
しようとすると、洗いやすすぎが均一に行なわれず、い
わゆる「むら」が生じてしまう。図6は、従来のドラム
式洗濯機において、多量の衣類をドラム内部に収容して
洗い行程を行なうときのドラム内部の衣類の攪拌状況を
模式的に示す図である。ドラムの内周壁面に近い部分に
ある衣類は、ドラムの回転に伴いドラムの内周壁面に沿
って移動させられるが、ドラム中央部にある衣類はその
場所で回転するのみであるため、洗剤水が行き渡りにく
く、十分な洗浄の効果が得られない。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、ドラム内部に多量の衣類を入れた
場合でも、むらなく均一に洗いやすすぎが行なえるドラ
ム式洗濯機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記課題
を解決するためになされた第1の発明は、衣類等の洗濯
物を内部に収容する籠状のドラムを洗濯槽内に設け、該
ドラムを水平軸を中心に回転させることによって該洗濯
物の洗い行程すすぎ行程を実行するドラム式洗濯機に
おいて、前記ドラムを回転駆動するモータと、前記ドラ
ム内部の洗濯物が該ドラムの内周壁面に密着した状態で
回転するような遠心力を生じさせる第1の回転速度と、
該洗濯物が該ドラムの内周壁面に密着せず回転途中で落
下するような第2の回転速度とを切り替えて前記モータ
を回転させる回転速度制御手段と、を備え、前記回転速
度制御手段は、すすぎ行程において、まず第1の回転速
度にて所定時間前記モータを回転させ、次に第2の回転
速度にて前記モータを回転させることを特徴とする。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】すすぎ行程において、始めに所定時間、
1の回転速度にてドラムが回転されるとき、ドラム内部
の水は激しく波立ち水位が上昇し、この水の中を洗濯物
が高速で通過するため、洗濯物に水が行き渡り易くなる
とともに、洗濯物に浸透している洗剤水が取り除かれ易
くなる。次に、第2の回転速度にてドラムが回転される
と、水の行き渡った洗濯物が攪拌されるため、洗濯物に
浸透している洗剤水が一層取り除かれる。このため、す
すぎの効率を向上することができる。
【0010】また、第2の発明は、衣類等の洗濯物を内
部に収容する籠状のドラムを洗濯槽内に設け、該ドラム
を水平軸を中心に回転させることによって少なくとも該
洗濯物の洗い行程又はすすぎ行程を実行するドラム式洗
濯機において、 前記ドラムを回転駆動するモータと、
記ドラム内部の洗濯物が該ドラムの内周壁面に密着した
状態で回転するような遠心力を生じさせる第1の回転速
度と、該洗濯物が該ドラムの内周壁面に密着せず回転途
中で落下するような第2の回転速度とを切り替えて前記
モータを回転させる回転速度制御手段と、を備えるとと
もに、 前記ドラムの内部に収容した洗濯物の量を検出す
る検出手段と、 前記検出手段により検出された洗濯物の
量を所定値と比較する比較手段と、を更に備え、 前記回
転速度制御手段は、前記洗濯物の量が所定値以上の場合
に第1の回転速度と第2の回転速度とを切り替えて前記
モータを回転させることを特徴とする
【0011】そして、更には、前記回転速度制御手段
は、前記洗濯物の量が所定値より少ない場合には第1の
回転速度と第2の回転速度との切り替えを行なわず、第
2の回転速度にて前記モータを回転させることを特徴と
する。
【0012】第1の回転速度にてドラムを回転させる
と、むらの無い洗いやすすぎが行なえる。本発明のより
好ましい構成によれば、洗濯物の量に応じて回転速度の
切り替えが行なわれるか否かが決定される。すなわち、
洗濯物の量が多い場合には、むらの無い洗い又はすすぎ
が行なわれる第1の回転速度が選ばれ、洗濯物の量が少
ない場合には、第1の回転速度は不要であり、第2の回
転速度だけが選ばれる。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例によるドラム式洗濯乾燥
機の電気系ブロック構成図、図2は本実施例のドラム式
洗濯乾燥機の縦断面図、図3は本実施例における洗い行
程の制御フローチャート、図4は本実施例におけるドラ
ム内部の衣類の攪拌状況を模式的に示す図、図5は本実
施例における洗い方のパターンを示す図である。
【0017】まず、図2に基づき、本実施例のドラム式
洗濯乾燥機の全体構成について説明する。洗濯乾燥機本
体の外箱50の内部には洗い及びすすぎ行程時に水を溜
めるための外槽52が配置されている。外槽52の内部
には衣類を収容するためのドラム28が主軸60に支持
されて設置されており、衣類投入口54を介して外側か
らドラム28に衣類が投入される。ドラム28の周壁に
は通水孔58が形成されており、外槽52に給水された
水はこの通水孔58を通してドラム28内へ流入し、ま
たドラム28内で衣類から脱水された水が外槽52へ排
出される。また、ドラム28の内側には、回転に伴い衣
類を下から上へ掻き上げるためのバッフル56が設けら
れている。主軸60は外槽52に装着された軸受62に
よって保持されており、更にその先には主プーリ64が
取り付けられている。外槽52の下側にはドラム28を
回転駆動するためのモータ26が配置され、そのモータ
26の回転軸にはモータプーリ68が取り付けられてい
る。モータプーリ68の回転はベルト66を通して主プ
ーリ64へ伝達される。
【0018】洗いやすすぎを行なうための水は給水口7
0を通して外部から給水され、給水電磁弁32によって
その水量が調節される。給水口70から給水された水
は、洗い行程時には洗剤投入口72を介して洗剤水とな
って外槽52内へ注がれ、すすぎ行程時には洗剤投入口
72を介さず外槽52内へ注がれる。外槽52内の不要
になった水は排水口74を通して排水される。排水口7
4は排水電磁弁34によって開閉される。モータ26に
は、回路部76から駆動電圧が供給される。回路部76
には、後述するような電気回路が収納されており、モー
タ26の回転制御や給水電磁弁32及び排水電磁弁34
等の動作を制御する。
【0019】次に、図1に基づき電気系の構成を説明す
る。主としてマイクロコンピュータから構成される制御
/処理回路10の内部メモリには洗い、すすぎ、脱水及
び乾燥から成る一連の行程を進めるための運転プログラ
ムが予め記憶されている。この運転プログラムは、操作
部12からの操作を受けて、例えば洗い行程においては
給水、洗浄及び排水の各段階を逐次的に実行するための
ものである。
【0020】制御/処理回路10は、運転プログラムの
各ステップの処理を実行するときに、必要に応じて後述
する各部からの信号を受け取るとともに、各部の運転を
制御するための信号を出力する。制御/処理回路10に
は、ドラム28が配置される外槽52内部の水位を検出
するための水位検出器14、外槽52内部に溜められた
水の温度を検出するための水温検出器16、乾燥行程時
にドラム28本体の温度を検出するためのドラム温度検
出器18及びドラム28内部に収容された衣類の量を検
出するための負荷量検出器20からそれぞれ検出信号が
入力される。
【0021】また、制御/処理回路10は表示部22に
対して表示を行なうとともに、モータ駆動回路24に対
してモータ26の回転速度を制御するための制御信号を
出力し、モータ駆動回路24はこの制御信号に基づいた
駆動電圧をモータ26に印加することによってモータ2
6を回転させる。前述したように、モータ26の回転は
ドラム28に伝達されてドラム28が回転させられる。
更に、制御/処理回路10は、給水電磁弁32、排水電
磁弁34、外槽52内の水を加熱するための湯沸かし用
加熱ヒータ36、ドラム28を加熱するための乾燥用加
熱ヒータ38及び乾燥行程時に外槽52内に風を送り込
むための送風ファン40の運転又は動作を制御するため
の制御信号を駆動回路30へ出力する。駆動回路30は
制御信号を受けて、給水電磁弁32、排水電磁弁34、
湯沸かし用加熱ヒータ36、乾燥用加熱ヒータ38及び
送風ファン40を駆動する。
【0022】以下、図1、図2、図4及び図5を参照し
つつ、図3の制御フローチャートの手順に沿って洗い行
程の動作を説明する。洗い行程では、給水、洗浄及び排
水の各段階が順次実行される。
【0023】作業者によってドラム28内部に汚れた衣
類が収容され、操作部12から洗い行程開始のキー操作
が行なわれると、制御/処理回路10は内部メモリに記
憶されている運転プログラムに従って洗い行程を開始さ
せる。まず、外槽52内への給水がなされ、外槽52内
に溜めたられた洗剤水の加熱が行なわれる(ステップS
10)。すなわち、まず給水電磁弁32が作動されて、
外槽52への給水が開始される。このとき、給水された
水は洗剤投入口72を通り、洗剤水となって外槽52内
に注入されて溜められる。この洗剤水の水位は水位検出
器14によって検出され、制御/処理回路10は所定の
水量の水が溜まったことを検知すると給水電磁弁32を
閉じるように制御信号を出力する。次いで、湯沸かし用
加熱ヒータ36を作動させて外槽52内の洗剤水を加熱
する。水温は水温検出器16によって検出され、制御/
処理回路10は所定の水温にまで加熱されたことを検知
すると加熱を停止するように制御信号を出力する。この
時点で、洗浄段階に進むための準備が完了する。
【0024】洗浄段階に先立って、ドラム28内部に収
容されている衣類の量を検出するための動作が行なわれ
る。制御/処理回路10は、モータ駆動回路24に対し
ドラム28を所定の回転速度にて回転させるように制御
信号を出力する。負荷量検出器20は、モータ26の回
転速度が所定の回転速度に到達したときのモータ26へ
の印加電圧の電圧値を検出し、この電圧値によって負荷
量Lを検知する(ステップS12)。すなわち、衣類の
量が多い場合には、モータ26に対する負荷が大きいた
め、所定の回転速度を得るために高い印加電圧が必要と
なり、逆に衣類の量が少ない場合には、モータ26に対
する負荷が小さいため、同じ所定の回転速度を得るため
の印加電圧は低くて済む。このことを利用して、負荷量
検出器20ではモータへの印加電圧が負荷量Lに換算さ
れる。
【0025】次に、制御/処理回路10において、負荷
量Lは予め定めた所定値と比較される(ステップS1
4)。負荷量Lが所定値より大きい場合には、ドラム2
8内部の衣類が遠心力によってドラム28の内周壁面に
張り付いた状態で回転されるような回転速度(第1の回
転速度)と、ドラム28内部の衣類が遠心力に抗してド
ラム28の回転途中で落下する状態で回転されるような
回転速度(第2の回転速度)とを切り替えてモータ26
が回転するように速度制御を行なう。ここで、第1の回
転速度にてドラム28が回転されるときの洗い方を「遠
心洗い」と呼び、第2の回転速度にてドラム28が回転
されるときの洗い方を「たたき洗い」と呼ぶこととす
る。
【0026】図4(a)は遠心洗いのときのドラム28
内部の衣類の攪拌状況、図4(b)はたたき洗いのとき
のドラム28内部の衣類の攪拌状況を示している。例え
ば、ドラム径が500[mm]のとき、遠心洗い時の回転
速度は100[rpm]、たたき洗い時の回転速度は50
[rpm]程度とされる。遠心洗い時には、ドラム28内
部に収容されたすべての衣類がドラム28の内周壁面に
張り付いた状態でドラム回転に伴って一緒に回転移動す
る。このとき、ドラム28内部の洗剤水は激しく波立
ち、その洗剤水の水面に衣類が激しく衝突するため、洗
剤水は衣類に万遍なく行き渡る。一方たたき洗い時に
は、衣類はドラム28の回転に伴って下から上へ運ばれ
るが、遠心力が弱いため図中の矢印で示すごとく回転途
中で落下し、水面に衝突する。この衝突によって、衣類
に付着した汚れが洗い落とされる。
【0027】ここでは、遠心洗いとたたき洗いとが交互
に3回づつ実行される。制御/処理回路10は、負荷量
Lが所定値以上であると判断した場合には変数nをリセ
ットする(ステップS16)。変数nは、遠心洗いとた
たき洗いとをそれぞれ1回づつ実行する洗いパターンの
繰り返し回数を指定するための変数である。次いで、モ
ータ26を第1の回転速度にて回転させるように制御信
号をモータ駆動回路24へ出力する。このときは遠心洗
いが実行される(ステップS18)。
【0028】制御/処理回路10は、遠心洗いの運転時
間が所定の運転時間Aに達するまで遠心洗いを継続した
後(ステップS20)、モータ26の回転速度を落とし
て第2の回転速度にて回転させるように制御信号をモー
タ駆動回路24へ出力する。このときはたたき洗いが実
行される(ステップS22)。たたき洗いの運転時間が
所定の運転時間Bに達するまでたたき洗いを継続したな
らば(ステップS24)、変数nに1を加算して新しい
変数nとする(ステップS26)。
【0029】以降、変数nが3になるまで(ステップS
28)、ステップS18からステップS28までの処理
を繰り返す。これにより、図5に示すように、遠心洗い
とたたき洗いとがそれぞれ3回づつ交互に繰り返され
る。そして、この洗浄段階が終了したならば、制御/処
理回路10は排水電磁弁34を作動させるように制御信
号を出力し、外槽52内の洗剤水を排水口74を通して
排水させる(ステップS34)。排水が完了すれば一連
の洗い行程は終了する。
【0030】ここで、たたき洗いだけでは洗いむらが生
じるが、遠心洗いを組み合わせることにより効果的に洗
いむらを解消できる。この場合、運転時間Aは運転時間
Bよりも短時間とすることが望ましい。例えば、図5の
ように遠心洗いとたたき洗いとをそれぞれ3回づつ交互
に繰り返すときに、Aを30秒、Bを4分30秒とし、
全体で15分の洗浄時間とすると良い。
【0031】制御/処理回路10は、負荷量Lが所定値
より小さいと判断した場合には、始めからモータ26が
第2の回転速度にて回転するようにモータ駆動回路24
へ制御信号を出力する(ステップS30)。このとき
は、たたき洗いのみが行なわれ、所定の運転時間が経過
したならば(ステップS32)モータ26の回転を停止
させ、排水電磁弁34を作動させる(ステップS3
4)。
【0032】なお、上述の説明は洗い行程について行な
ったが、すすぎ行程においても図3の制御フローチャー
トに相当する回転制御を行なうことができる。すすぎ行
程の場合は、給水、すすぎ及び排水の各段階を実行する
上で、この中のすすぎ段階時に上述したようなモータ2
6の回転制御を行なう。そして、すすぎ段階後の汚水を
排水した後、再度給水を行なってすすぎを繰り返す。特
にすすぎを行なう場合には、1回の「たたき洗い」によ
ってすすぎのための水が汚れるため、図3の制御フロー
チャートにおいて変数n=1とすることが好ましい。
【0033】すなわち、まず第1の回転速度にて「遠心
洗い」に相当する「遠心すすぎ」を実行し、次に第2の
回転速度にて「たたき洗い」に相当する「たたきすす
ぎ」を実行する。その後、汚水を排水し新しく給水を行
なった後に再度1回づつ遠心すすぎとたたきすすぎを実
行する(あるいは、再度たたきすすぎを1回実行す
る)。
【0034】なお、上述の実施例において、遠心洗いと
たたき洗いの組み合わせ方、例えば、それぞれの洗いの
運転時間A及びBや繰り返しの回数nなど、更にはモー
タ26の回転速度等は、衣類の繊維の種類、ドラム径あ
るいはドラム内部のバッフル56の高さ等の種々の条件
に合わせて変更することが可能である。
【0035】また、負荷量検出器による衣類の量の検出
方法は上述の実施例の方法に限定されず、例えば重量セ
ンサを用いて直接ドラム内部の衣類の重量を測定するな
ど種々の方法が適用され得る。
【0036】なお、遠心洗い又はたたき洗いを行なうと
きに、回転途中でドラムの回転方向を反転させるように
しても良い。
【0037】更に、上記実施例は、第1及び第2の回転
速度という2つの回転速度の組み合わせにより洗いを行
なうようにしたが、前述の従来技術に記載のごとく、第
1及び第2の回転速度という2つの回転速度を含む範囲
でそれぞれモータの回転速度を変動させるようにしても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例によるドラム式洗濯乾燥機の
電気系ブロック構成図。
【図2】 本発明の実施例によるドラム式洗濯乾燥機の
縦断面図。
【図3】 本発明の実施例における洗い行程の制御フロ
ーチャート。
【図4】 本発明の実施例におけるドラム内部の衣類の
攪拌状況を示す模式図。
【図5】 本発明の実施例における洗い方のパターンを
示す図。
【図6】 従来のドラム式洗濯機においてドラム内部に
多量の衣類を収容したときの衣類の攪拌状況を示す模式
図。
【符号の説明】
10…制御/処理回路(比較手段及び回転速度制御手
段) 20…負荷量検出器(検出手段) 24…モータ駆動回路 26…モータ 28…ドラム 52…外槽
フロントページの続き (72)発明者 中川 謙治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 周防 聖行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−17689(JP,A) 特開 平4−276293(JP,A) 特開 平4−336097(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 33/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類等の洗濯物を内部に収容する籠状の
    ドラムを洗濯槽内に設け、該ドラムを水平軸を中心に回
    転させることによって該洗濯物の洗い行程すすぎ行程
    を実行するドラム式洗濯機において、 前記ドラムを回転駆動するモータと、 前記ドラム内部の洗濯物が該ドラムの内周壁面に密着し
    た状態で回転するような遠心力を生じさせる第1の回転
    速度と、該洗濯物が該ドラムの内周壁面に密着せず回転
    途中で落下するような第2の回転速度とを切り替えて前
    記モータを回転させる回転速度制御手段と、 を備え、前記回転速度制御手段は、すすぎ行程におい
    て、まず第1の回転速度にて所定時間前記モータを回転
    させ、次に第2の回転速度にて前記モータを回転させる
    ことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 【請求項2】 衣類等の洗濯物を内部に収容する籠状の
    ドラムを洗濯槽内に設け、該ドラムを水平軸を中心に回
    転させることによって少なくとも該洗濯物の洗い行程又
    はすすぎ行程を実行するドラム式洗濯機において、 前記ドラムを回転駆動するモータと、 前記ドラム内部の洗濯物が該ドラムの内周壁面に密着し
    た状態で回転するような遠心力を生じさせる第1の回転
    速度と、該洗濯物が該ドラムの内周壁面に密着せず回転
    途中で落下するような第2の回転速度とを切り替えて前
    記モータを回転させる回転速度制御手段と、 を備えるとともに、 前記ドラムの内部に収容した洗濯物の量を検出する検出
    手段と、 前記検出手段により検出された洗濯物の量を所定値と比
    較する比較手段と、 を更に備え、 前記回転速度制御手段は、前記洗濯物の量が所定値以上
    の場合に第1の回転速度と第2の回転速度とを切り替え
    て前記モータを回転させることを特徴とするドラム式洗
    濯機。
  3. 【請求項3】 前記回転速度制御手段は、前記洗濯物の
    量が所定値より少ない場合には第1の回転速度と第2の
    回転速度との切り替えを行なわず、第2の回 転速度にて
    前記モータを回転させることを特徴とする請求項2に記
    載のドラム式洗濯機。
JP7098068A 1995-03-29 1995-03-29 ドラム式洗濯機 Expired - Lifetime JP3011636B2 (ja)

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