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JP3008697B2 - 論理回路 - Google Patents

論理回路

Info

Publication number
JP3008697B2
JP3008697B2 JP4278057A JP27805792A JP3008697B2 JP 3008697 B2 JP3008697 B2 JP 3008697B2 JP 4278057 A JP4278057 A JP 4278057A JP 27805792 A JP27805792 A JP 27805792A JP 3008697 B2 JP3008697 B2 JP 3008697B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
level
phase signal
level shift
shift circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4278057A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06104736A (ja
Inventor
信一 小江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4278057A priority Critical patent/JP3008697B2/ja
Publication of JPH06104736A publication Critical patent/JPH06104736A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3008697B2 publication Critical patent/JP3008697B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理回路に関し、特に
n型JFET集積回路における論理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のn型JFETでSCFL(Sou
rce Coupled FET Logic)の論理
回路を図2に示す。
【0003】従来のn型JFETでSCFLの論理回路
は、n型JFET1〜7と、ダイオード10〜13と、
抵抗14,15からなる。
【0004】n型JET1〜3と、抵抗14,15から
なる差動対にて基準電圧に対する入力電圧の正相,逆相
の信号を作り、他の論理回路の入力レベルとインターフ
ェースを得るため、n型JFET4〜7とダイオード1
0〜13とからなるレベルシフト回路によりレベルシフ
トを行って出力する。
【0005】負荷容量がある場合、出力がHighレベ
ルの時、レベルシフト回路の上側のn型JFET4,5
により負荷容量を充電し、出力がLowレベルの時、レ
ベルシフト回路の下側のn型JFET6,7により負荷
容量を放電する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のn型J
FETでSCFLの論理回路は、出力のレベルシフト回
路の電流をn型JFET及びそのバイアス電圧(Vbi
as)で決定し、出力のHigh,Lowレベルによら
ず一定の電流で行っているため、出力の負荷電流により
定電流を大きくしなければならなくなり、電流が増加す
るという問題があった。又、定電流を大きくしないと、
速度が遅くなるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、消費電流を大きくするこ
となく、動作速度を速くした論理回路を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る論理回路は、差動対と、レベルシフト
回路とを有する論理回路であって、前記差動対は、入力
電圧と基準電圧との比較結果に基づいて前記入力電圧に
対する正相信号及び逆相信号を出力するものであり、
記レベルシフト回路は、前記正相信号及び逆相信号を入
力信号とし、それぞれレベルシフトして個々に出力端子
に出力するものであって、電源電圧を供給する電源線と
前記出力端子との間に並列接続された第1のトランジス
タと第2のトランジスタとを有し、前記第1のトランジ
スタは入力信号の論理レベルに応じてオンまたはオフ
し、前記第2のトランジスタは前記出力端子への出力信
号が前記電源電圧に対応する論理レベルへの遷移時のみ
オンするよう制御されるものである。また、本発明に係
る論理回路は、差動対と、レベルシフト回路とを有する
論理回路であって、 前記差動対は、入力電圧と基準電圧
との比較結果に基づいて前記入力電圧に対する正相信号
及び逆相信号を出力するものであり、 前記レベルシフト
回路は、前記正相信号及び逆相信号を入力信号とし、そ
れぞれレベルシフトして個々に出力端子に出力するもの
であって、前記レベルシフト回路は、前記正相信号をレ
ベルシフトして第1の出力端子に出力する第1のレベル
シフト回路および前記逆相信号をレベルシフトして第2
の出力端子に出力する第2のレベルシフト回路を有し、
前記第1及び第2のレベルシフト回路のそれぞれは、前
記電源電圧を供給する電源線と前記出力端子との間に並
列接続された第1のトランジスタと第2のトランジスタ
とを有し、第1のトランジスタは入力信号の論理レベル
に応じてオンまたはオフし、前記第1のトランジスタの
一方の電極と前記第2のトランジスタのゲート電極との
容量結合により、前記第1のトランジスタがオンからオ
フへの遷移時に前記第2のトランジスタがオンするもの
である。
【0009】また前記差動対は、2つの入力信号に対し
OR(NOR)ゲートの機能を有するものである。
【0010】
【作用】レベルシフト回路にてHighレベルに変化す
る時にのみ負荷容量への充電電流を増やすことにより動
作速度を速くする。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図により説明する。
【0012】(実施例1)図1は、本発明の実施例1を
示す回路図である。
【0013】図1において、本発明は、入力端子にゲー
トが接続されたn型JFET1と、ゲートが基準電圧に
接続されソースがn型JFET1のソースに接続された
n型JFET2と、ドレインがn型JFET1,2のソ
ースに接続されゲートがバイアス電圧に接続されソース
が接地されたn型JFET3と、一端がn型JFET1
のドレインに接続され他端が電源に接続された抵抗14
と、一端がn型JFET2のドレインに接続され他端が
電源に接続された抵抗15とを有している。すなわち図
1に示す差動対を構成する、並列接続したJFET1と
JFET2は、そのドレインが抵抗14,15を介して
それぞれ電源側に接続され、そのソースがJFET3を
介してそれぞれ接地側に接続され、かつ、JFET1の
ゲートに入力信号が入力し、JFET2のゲートに基準
電圧が入力するようになっている。
【0014】さらに、ゲートがn型JFET1のドレイ
ンに接続されドレインが電源に接続されたn型JFET
4と、ゲートがn型JFET2のドレインに接続されド
レインが電源に接続されたn型JFET5と、アノード
がn型JFET4のソースに接続されたダイオード10
と、アノードがダイオード10のカソードに接続されカ
ソードが逆相出力端子(逆相)に接続されたダイオー
ド11と、ドレインが逆相出力端子(逆相)に接続さ
れゲートがバイアス電圧に接続されソースが接地された
n型JFET6と、アノードがn型JFET5のソース
に接続されたダイオード12と、アノードがダイオード
12のカソードに接続されカソードが正相出力端子Q
(正相)に接続されたダイオード13と、ドレインが正
相出力端子Q(正相)に接続されゲートがバイアス電圧
に接続されソースが接地されたn型JFET7と、ドレ
インが電源に接続されソースがダイオード11のアノー
ドに接続されたn型JFET8と、ドレインが電源に接
続されソースがダイオード13のアノードに接続された
n型JFET9と、一端がn型JFET4のソースに接
続され他端がn型JFET8のゲートに接続された容量
18と、一端がn型JFET5のソースに接続され他端
がn型JFET9のゲートに接続された容量19と、一
端がn型JFET8のゲートに接続され他端が逆相出力
端子(逆相)に接続された抵抗16と、一端がn型J
FET9のゲートに接続され他端が正相出力端子Q(正
相)に接続された抵抗17とを有する。すなわち図1に
示すレベルシフト回路は、JFET1及びJFET2の
ドレインからそれぞれ出力される信号のレベルシフトを
行って正相出力端子Qと逆相出力端子Qとにそれぞれ出
力する第1のレベルシフト回路と第2のレベルシフト回
路を有しており、この第1のレベルシフト回路及び第2
のレベルシフト回路は、レベルシフトを行うJFET
8,9を含む同一構成となっている。 前記第1及び第2
の各レベルシフト回路に含まれるJFET8,9は、ゲ
ートとソースの間が容量18,19により電圧容量結合
され、ゲートと正相出力端子及び逆相出力端子Qの間
がそれぞれ抵抗16,17を介して接続され、JFET
1及びJFET2からの出力の変化、及び抵抗16,1
7と容量18,19の時定数によりゲート・ソース間電
圧が変化する。
【0015】入力部の差動対は従来例と同じであるた
め、動作が異なるレベルシフト回路(n型JFET4〜
9、ダイオード10〜13、抵抗16,17、容量1
8,19)について説明する。(図3参照)
【0016】定常状態においては、n型JFET8,9
はOFF状態(Vgs<スレシュホールド電圧)にあり従
来例と同じ状態にある。
【0017】出力がHighレベルに変化する時、n型
JFET8,9のゲート,ソース間電圧容量結合により
大きくなりON状態となり、負荷容量を充電するための
電流を供給する。変化後、出力の変化及び抵抗16,1
7と容量18,,19の時定数によりn型JFET8,
9のゲート・ソース間電圧が小さくなり、定常状態のO
FF状態となる。
【0018】出力がLowレベルに変化する時、n型J
FET8,9のゲート・ソース間電圧は、小さくなりO
FF状態のまま変化しない。ゲート・ソース間電圧は、
Highレベルに変化した場合と同様に一定時間後に元
に戻る。
【0019】(実施例2)図4は、本発明の実施例2を
示す回路図である。
【0020】本実施例は図4に示すように、n型JFE
T1〜9,20と、ダイオード10〜13と、抵抗14
〜17と、容量18,19と、2入力のOR(NOR)
ゲートとを有している。2入力のOR(NOR)ゲート
は、n型JFET1とn型JFET20とが並列接続さ
れ、その並列接続されたn型JFET1とn型JFET
20とのゲートに入力端子,がそれぞれ接続された
構成になっている。その他の構成は実施例1と同じであ
り、実施例1と同様な効果がある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、レベルシ
フト回路にてHighレベルに変化する時にのみ負荷容
量への充電電流を増やすことにより、従来の定電流のレ
ベルシフトよりも消費電流を大きくすることなく動作速
度を速くすることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す回路図である。
【図2】従来例を示す回路図である。
【図3】動作説明図である。
【図4】本発明の実施例2を示す回路図である。
【符号の説明】
1〜9,20 n型JFET 10〜13 ダイオード 14〜17 抵抗 18,19 容量

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差動対と、レベルシフト回路とを有する
    論理回路であって、前記差動対は、入力電圧と基準電圧との比較結果に基づ
    いて前記入力電圧に対する正相信号及び逆相信号を出力
    するものであり、 前記レベルシフト回路は、前記正相信号及び逆相信号を
    入力信号とし、それぞれレベルシフトして個々に出力端
    子に出力するものであって、電源電圧を供給する電源線
    と前記出力端子との間に並列接続された第1のトランジ
    スタと第2のトランジスタとを有し、前記第1のトラン
    ジスタは入力信号の論理レベルに応じてオンまたはオフ
    し、前記第2のトランジスタは前記出力端子への出力信
    号が前記電源電圧に対応する論理レベルへの遷移時のみ
    オンするよう制御される ことを特徴とする論理回路。
  2. 【請求項2】 差動対と、レベルシフト回路とを有する
    論理回路であって、 前記差動対は、入力電圧と基準電圧との比較結果に基づ
    いて前記入力電圧に対する正相信号及び逆相信号を出力
    するものであり、 前記レベルシフト回路は、前記正相信号及び逆相信号を
    入力信号とし、それぞれレベルシフトして個々に出力端
    子に出力するものであって、 前記レベルシフト回路は、前記正相信号をレベルシフト
    して第1の出力端子に出力する第1のレベルシフト回路
    および前記逆相信号をレベルシフトして第2の出力端子
    に出力する第2のレベルシフト回路を有し、 前記第1及び第2のレベルシフト回路のそれぞれは、前
    記電源電圧を供給する電源線と前記出力端子との間に並
    列接続された第1のトランジスタと第2のトランジスタ
    とを有し、第1のトランジスタは入力信号の論理レベル
    に応じてオンまたはオフし、前記第1のトランジスタの
    一方の電極と前記第2のトランジスタのゲート電極との
    容量結合により、前記第1のトランジスタがオンからオ
    フへの遷移時に前記第2のトランジスタがオンすること
    を特徴とする論理回路。
  3. 【請求項3】 前記差動対は、2つの入力信号に対して
    OR(NOR)ゲートの機能を有することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の論理回路。
JP4278057A 1992-09-22 1992-09-22 論理回路 Expired - Lifetime JP3008697B2 (ja)

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JPH06104736A JPH06104736A (ja) 1994-04-15
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JP7254308B2 (ja) 2021-02-01 2023-04-10 プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 オレフィン系樹脂多孔質体の製造方法

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