JP3008318U - 開閉用つまみ具 - Google Patents
開閉用つまみ具Info
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- JP3008318U JP3008318U JP1994003940U JP394094U JP3008318U JP 3008318 U JP3008318 U JP 3008318U JP 1994003940 U JP1994003940 U JP 1994003940U JP 394094 U JP394094 U JP 394094U JP 3008318 U JP3008318 U JP 3008318U
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- JP
- Japan
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- opening
- closing
- closing knob
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- Expired - Lifetime
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ソフトにつまむことができ、指の滑り止めに
もなる使いごこちの優れた開閉用つまみ具を提供するこ
と。 【構成】 この考案の開閉用つまみ具は、弾力性を有す
る1本の線材を螺旋状に巻回した形状にすると共に中央
部を隆起させてつまみ方向に弾性を有するつまみ部を形
成し、前記つまみ部を有することを特徴とする。
もなる使いごこちの優れた開閉用つまみ具を提供するこ
と。 【構成】 この考案の開閉用つまみ具は、弾力性を有す
る1本の線材を螺旋状に巻回した形状にすると共に中央
部を隆起させてつまみ方向に弾性を有するつまみ部を形
成し、前記つまみ部を有することを特徴とする。
Description
【0001】
この考案は、ファスナーの引き手や、鞄の蓋部における前面板との掛止部、シ ステム手帳の開閉ベルトなどに取り付けられる開閉用つまみ具に関するものであ る。
【0002】
ファスナーの引き手には、ファスナーの開閉を行いやすくするために金属製の 小片が取付けられているが、これをつまんだときの感触はソフトではなく、指が 滑ったりして使いごこちの良いものではなかった。
【0003】 また、従来の鞄やシステム手帳においては、特に開閉を行いやすくするための 器具は取付けられてはいなかった。
【0004】
そこでこの考案は、ソフトにつまむことができ、指の滑り止めにもなる使いご こちの優れた開閉用つまみ具を提供することを課題とする。
【0005】
この考案の開閉用つまみ具は、弾力性を有する1本の線材を螺旋状に巻回した 形状にすると共に中央部を隆起させてつまみ方向に弾性を有するつまみ部を形成 し、前記つまみ部を有することを特徴とする。
【0006】 隆起部は表裏両側に形成しても一方側のみに形成しても実施することができる 。
【0007】 連結部をつまみ部に連設して実施することもできる。 つまみ部は、金属線材を曲げ加工したり、あるいは合成樹脂の一体成形により 形成することができる。金属線材に適宜の素材を被覆して実施することもできる 。
【0008】 つまみ部の外側には装飾材を取り付けてもよい。
【0009】
上述の手段を採用した結果、この考案は次のような作用を有する。
【0010】 この考案の開閉用つまみ具は、そのつまみ部が螺旋状に巻回した線材で形成さ れているので、弾性を有する上に伸縮性がよく、ファスナーや鞄の蓋部、システ ム手帳などを開閉する際、ソフトにつまむことができ、滑り止めにもなる。
【0011】 隆起部を表裏両側に形成すると高いクッション性が得られる。 また、隆起部を表裏の一方側のみに形成すれば、隆起していない他方側で適宜 のものに取り付けるようにすることができる。
【0012】 連結部をつまみ部に連設すると、ファスナーの引き手に連結してファスナーの 開閉用として使用することができる。この連結部は、つまみ部と別体としても、 一体としても形成することができる。
【0013】 つまみ部は金属線材の曲げ加工により形成すると、比較的丈夫である。金属線 材を適宜の素材で被覆すると、指や前記線材の保護、見栄え等を向上させること ができる。
【0014】 あるいは、合成樹脂の一体成形により形成すると、軽量化を図れる等の利点が ある。
【0015】 つまみ部の外側に装飾材を取り付けることにより、外観を見栄えのあるものと したり、指やつまみ部を保護することができる。
【0016】
以下、この考案の構成を実施例として示した図面を参照して説明する。
【0017】 図1は、この考案の開閉用つまみ具の実施例で、1本の金属線材を、曲げ加工 することにより螺旋状に巻回した形状にすると共に中央部を表裏両側に隆起させ てつまみ部1を形成し、そして連結部2を一体に連設したものである。
【0018】 この開閉用つまみ具は、その連結部2をファスナーの引き手3に連結すること により、ファスナーの開閉用として使用することができる。
【0019】 側面図である図2に示されるように、つまみ部1は表裏両側の隆起部1a、1bか ら構成されつまみ方向に十分な厚みがあり、弾性を有しているため、クッション 性に優れ、また、伸縮の幅が比較的大きいのでファスナーを開閉するときにこれ をつまんで引っ張ると指によくなじみ、滑り止めの機能も有している。
【0020】 この開閉用つまみ具は、そのままの状態でも使用することができるが、前記線 材をビニール等適宜の素材により被覆したり、外側にカバーとして装飾材4を取 り付けることもできる。図3に示したものは、つまみ部1を2枚の装飾材4a、4b で挟み、装飾材4aの中央部を切欠してつまみ部1の一部が露出するようにしたも のである。なお、この場合の連結部2は、つまみ部1とは別体として形成されて いる。装飾材4の素材は、ビニール、布等適宜の物で良い。
【0021】 このように装飾材4を取り付けると、色彩や模様等を工夫して外観を見栄えの あるものとすることが可能である。また、つまみ部1が露出しないように完全に 覆うようにすると、つまみ部1の線材間の隙間に指が挟まったりすることがなく 使用感が向上する。さらに、線材の損傷、錆付き、腐蝕等の防止効果が得られた り、指の滑り止めの効果をいっそう高めることも期待できる。
【0022】 次に、図4に示すのは、螺旋状の金属線材の中央部を表裏のうち一方側のみを 隆起部として隆起させることによりつまみ部1を形成した場合の開閉用つまみ具 の側面図である。この開閉用つまみ具は、隆起していない他方側で、鞄の蓋部5 における前面板6との掛止部7や、システム手帳の開閉ベルト8等の平坦な部分 に取り付けることができる。図5は、この第2の開閉用つまみ具を鞄の蓋部5の 掛止部7に取り付けた場合の図である。
【0023】 図6は、この開閉用つまみ具をシステム手帳の開閉ベルト8に取り付けた場合 の斜視図で、図7がその断面図である。
【0024】 この開閉用つまみ具は、開閉ベルト8の上皮8aの一部をつまみ部1の下端の径 より小さめに切欠し、この切欠の周囲の部分が前記つまみ部1の下端の線材を覆 うようにし、前記下端の線材を開閉ベルト8の下皮8bに接着、縫着等により取り 付けている。このように、つまみ部1は開閉ベルトの外面より内側に引っ込んだ 状態で取り付けられるため、その分、つまみ部1の隆起を少し大きくしてクッシ ョン性を確保することができる。また、横方向から押されても力の作用の大部分 はつまみ部1で吸収され、取付部分には直接作用が及ばないので外れにくい。
【0025】 この開閉用つまみ具は、開閉ベルトの裏面に取り付けられたホック10をこれと 係合するシステム手帳本体側のホックにとめる際に生じるショックを吸収する。 従って、強く押さえつけないと前記両ホックが係合しないような場合でも、指に 痛みを感じることが少ない。
【0026】 なお、この開閉用つまみ具は、つまみ部1を合成樹脂の一体成形により形成す ることもできる。この場合、前述の金属線材を曲げ加工して形成するよりも軽量 で、あるいは安価に製造できるものと考えられる。また、装飾材4を取り付けな くとも、比較的自由に着色を施すことができる。
【0027】 また、何らかの原因で破損しても、金属線材で形成したものに比べて破断面で 指を傷つける等の危険性が低い。
【0028】
この考案の開閉用つまみ具は、上述のような構成を有するものであり、従って 、種々の物の開閉操作箇所に用いた際に、ソフトにつまむことができると共に、 指の滑り止めにもなり、非常に使いごこちがよい。
【図1】 この考案の開閉用つまみ具の実施例の平面
図。
図。
【図2】 前記実施例の側面図。
【図3】 装飾材を取り付けた他の実施例の斜視図。
【図4】 隆起部を表裏の一方側のみに形成した他の実
施例の側面図。
施例の側面図。
【図5】 前記実施例を鞄の蓋部の掛止部に取り付けた
場合の平面図。
場合の平面図。
【図6】 前記実施例をシステム手帳の開閉ベルトに取
り付けた場合の斜視図。
り付けた場合の斜視図。
【図7】 前記実施例を前記開閉ベルトに取り付けた場
合の断面図。
合の断面図。
1 つまみ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項9
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (9)
- 【請求項1】 弾力性を有する1本の線材を螺旋状に巻
回した形状にすると共に中央部を隆起させてつまみ方向
に弾性を有するつまみ部を形成し、前記つまみ部を有す
ることを特徴とする開閉用つまみ具。 - 【請求項2】 隆起部が表裏両側に形成されている請求
項1記載の開閉用つまみ具。 - 【請求項3】 隆起部が表裏の一方側のみに形成されて
いる請求項1記載の開閉用つまみ具。 - 【請求項4】 連結部をつまみ部に連設している請求項
1乃至3記載の開閉用つまみ具。 - 【請求項5】 連結部をつまみ部と一体として連設して
いる請求項1乃至3記載の開閉用つまみ具。 - 【請求項6】 つまみ部を金属線材を曲げ加工して形成
した請求項1乃至5記載の開閉用つまみ具。 - 【請求項7】 金属線材に適宜の素材を被覆した請求項
6記載の開閉用つまみ具。 - 【請求項8】 つまみ部を合成樹脂の一体成形により形
成した請求項1乃至5記載の開閉用つまみ具。 - 【請求項9】 つまみ部の外側に装飾材を取り付けて成
る請求項1乃至8記載の開閉用つまみ具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994003940U JP3008318U (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 開閉用つまみ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994003940U JP3008318U (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 開閉用つまみ具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3008318U true JP3008318U (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=43144146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994003940U Expired - Lifetime JP3008318U (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 開閉用つまみ具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3008318U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013157141A1 (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-24 | Ykk株式会社 | ファスナースライダー及びスライドファスナー |
WO2014064841A1 (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-01 | Ykk株式会社 | 引手、ファスナースライダー、及びスライドファスナー |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP1994003940U patent/JP3008318U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013157141A1 (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-24 | Ykk株式会社 | ファスナースライダー及びスライドファスナー |
WO2014064841A1 (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-01 | Ykk株式会社 | 引手、ファスナースライダー、及びスライドファスナー |
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