JP3007211B2 - 電子部品コンタクトアセンブリおよびその接続方法 - Google Patents
電子部品コンタクトアセンブリおよびその接続方法Info
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- JP3007211B2 JP3007211B2 JP3351106A JP35110691A JP3007211B2 JP 3007211 B2 JP3007211 B2 JP 3007211B2 JP 3351106 A JP3351106 A JP 3351106A JP 35110691 A JP35110691 A JP 35110691A JP 3007211 B2 JP3007211 B2 JP 3007211B2
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積回路(IC)や半導
体チップ等の検査用電子部品のコンタクトアセンブリに
関するものである。また、本発明は検査用電子部品を搭
載するテストトレイを有する電子部品テストシステムに
使用される検査用ヘッドコンタクトメカニズムの生産性
と信頼性の向上に関するものである。
体チップ等の検査用電子部品のコンタクトアセンブリに
関するものである。また、本発明は検査用電子部品を搭
載するテストトレイを有する電子部品テストシステムに
使用される検査用ヘッドコンタクトメカニズムの生産性
と信頼性の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子業界では集積回路(IC)や半導体
チップ等の電子部品をより低いコストで、しかもより小
さい寸法で生産することの要請が常にある。そのような
電子部品の生産性を上げかつユニット価格を下げる方法
として、一つには、電子部品を同時に複数テストするこ
とにより、テストスピ−ドを上げることである。対応す
る多数のテストコンタクタを有したテストヘッド板と接
続するように、多数の検査用電子部品をテストトレイに
置き、位置決めすることがテスト技術標準となってきて
いる。ある部品がキャリアモジュ−ルの一箇所に置かれ
ると、各キャリアは一対の部品位置(シ−ト)を与えら
れる。その時モジュ−ルは、テストヘッドと垂直線上に
なるように(上部か下部のどちらかで)トレイに配置さ
れる。各モジュ−ルは、テストトレイかテストヘッドプ
レ−トのどちらかが垂直の方向に動いた時、コンタクタ
はキャリア内に配置された部品と接続するように、対応
するテストコンタクタと一直線に並べられる。コンタク
タは、検査用電子部品のリ−ド線と連絡を取り合う働き
をする多数のテストピンや電気リ−ド線を備えている。
テストシステムは電子部品に試験信号を供給するシグナ
ル発生器や、またテスト結果を分析するシグナルコンパ
レ−タを備えている。そのようなテスト結果から、電子
部品はテスト工程中の別の場所に転送されたり、また正
しくハンドリングされるように分類される。
チップ等の電子部品をより低いコストで、しかもより小
さい寸法で生産することの要請が常にある。そのような
電子部品の生産性を上げかつユニット価格を下げる方法
として、一つには、電子部品を同時に複数テストするこ
とにより、テストスピ−ドを上げることである。対応す
る多数のテストコンタクタを有したテストヘッド板と接
続するように、多数の検査用電子部品をテストトレイに
置き、位置決めすることがテスト技術標準となってきて
いる。ある部品がキャリアモジュ−ルの一箇所に置かれ
ると、各キャリアは一対の部品位置(シ−ト)を与えら
れる。その時モジュ−ルは、テストヘッドと垂直線上に
なるように(上部か下部のどちらかで)トレイに配置さ
れる。各モジュ−ルは、テストトレイかテストヘッドプ
レ−トのどちらかが垂直の方向に動いた時、コンタクタ
はキャリア内に配置された部品と接続するように、対応
するテストコンタクタと一直線に並べられる。コンタク
タは、検査用電子部品のリ−ド線と連絡を取り合う働き
をする多数のテストピンや電気リ−ド線を備えている。
テストシステムは電子部品に試験信号を供給するシグナ
ル発生器や、またテスト結果を分析するシグナルコンパ
レ−タを備えている。そのようなテスト結果から、電子
部品はテスト工程中の別の場所に転送されたり、また正
しくハンドリングされるように分類される。
【0003】このように、上記のような与えられた一定
時間内にテスト可能な電子部品の量を増やすためには、
あらかじめテストコンタクタと電子部品を積んだキャリ
アをも含めてテストコンタクトアセンブリの能率を最大
限に伸ばすことが望ましい。
時間内にテスト可能な電子部品の量を増やすためには、
あらかじめテストコンタクタと電子部品を積んだキャリ
アをも含めてテストコンタクトアセンブリの能率を最大
限に伸ばすことが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
標準電子部品テストシステムには数々の不利な点があ
る。一つには、部品の電気リ−ド線を接続するコンタク
タは、特殊な配列の部品と接続するように特別につくら
れている。さらに、従来のテストシステムにおけるそれ
らのコンタクタの構造は複雑である。というのは、コン
タクトピンの他に、圧縮空気のような外部動力源に基づ
いて検査用部品の各リ−ド線の接続、解放を選択的に行
う機械駆動メカニズムを採用するからである。そのよう
な、複雑かつ特殊なコンタクタの例は、米国特許番号第
4,370,011に示されている。
標準電子部品テストシステムには数々の不利な点があ
る。一つには、部品の電気リ−ド線を接続するコンタク
タは、特殊な配列の部品と接続するように特別につくら
れている。さらに、従来のテストシステムにおけるそれ
らのコンタクタの構造は複雑である。というのは、コン
タクトピンの他に、圧縮空気のような外部動力源に基づ
いて検査用部品の各リ−ド線の接続、解放を選択的に行
う機械駆動メカニズムを採用するからである。そのよう
な、複雑かつ特殊なコンタクタの例は、米国特許番号第
4,370,011に示されている。
【0005】第二に、そのような特別製のコンタクタは
市場から購入して使えるようなものでないので、比較的
高くつく。第三に、機械的構造が複雑であるという性質
から、コンタクタのサイズは大きくなる。それ故に、テ
ストコンタクトの密度を高めるために限られたスペ−ス
内で前述のコンタクタを多数を組み立てるのは難しく、
また、一度にテスト可能な電子部品の数も限られてく
る。第四に、従来のコンタクタはそのメカニズムの複雑
さから、特にテストヘッド板の上で大量に組み立てよう
とする時に、信頼性が高くない。加えて、標準電子チッ
プの大きさと配列は急速に変化している。例えば、高速
ICの中には、従来のデュアルインライン(DIP)タ
イプパッケ−ジに使われていた長いリ−ドの代わりに、
極く短いリ−ドを持つものがある。それら短いリ−ドを
検査するには、従来のコンタクタは、検査用電子部品と
の安定した接続がキャリアモジュ−ルの内壁によって妨
げられるため使えない。
市場から購入して使えるようなものでないので、比較的
高くつく。第三に、機械的構造が複雑であるという性質
から、コンタクタのサイズは大きくなる。それ故に、テ
ストコンタクトの密度を高めるために限られたスペ−ス
内で前述のコンタクタを多数を組み立てるのは難しく、
また、一度にテスト可能な電子部品の数も限られてく
る。第四に、従来のコンタクタはそのメカニズムの複雑
さから、特にテストヘッド板の上で大量に組み立てよう
とする時に、信頼性が高くない。加えて、標準電子チッ
プの大きさと配列は急速に変化している。例えば、高速
ICの中には、従来のデュアルインライン(DIP)タ
イプパッケ−ジに使われていた長いリ−ドの代わりに、
極く短いリ−ドを持つものがある。それら短いリ−ドを
検査するには、従来のコンタクタは、検査用電子部品と
の安定した接続がキャリアモジュ−ルの内壁によって妨
げられるため使えない。
【0006】さらに、トレイを使用する従来のテストシ
ステムでは、トレイに設置されたキャリアモジュ−ルは
ある決められたタイプと形の電子部品にしか使えない。
もし検査用電子部品の外側の形が変わればキャリアモジ
ュ−ルも変わらねばならない。したがって、様々な配列
のキャリアモジュ−ルを大量に持つということは、非常
に費用がかかり、さらには、異なるチップを試験する
度、毎回キャリアを取り替えるのは時間のかかることで
ある。。このように電子部品をテストする業界では、上
記問題点を解決するようなコンタクトアセンブリが切望
されている。
ステムでは、トレイに設置されたキャリアモジュ−ルは
ある決められたタイプと形の電子部品にしか使えない。
もし検査用電子部品の外側の形が変わればキャリアモジ
ュ−ルも変わらねばならない。したがって、様々な配列
のキャリアモジュ−ルを大量に持つということは、非常
に費用がかかり、さらには、異なるチップを試験する
度、毎回キャリアを取り替えるのは時間のかかることで
ある。。このように電子部品をテストする業界では、上
記問題点を解決するようなコンタクトアセンブリが切望
されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、バラエティに
富んだ構造の電子部品へ適用可能で、しかも与えられた
時間内に多量の部品を試験できるような、改良されたコ
ンタクトアセンブリからなる。コンタクトアセンブリ
は、様々な配列のチップをしっかり保持することのでき
るソケット配列やICモジュ−ルを有する、改良された
テストコンタクタからなる。本発明のテストコンタクタ
は、ソケット配列を用いて、従来のDIPパッケ−ジの
リ−ドや最新のICのより短いリ−ドとの電気接続を効
率良くするものである。この配列は機構的には複雑なも
のではなく、高いテスト密度を可能にさせるものであ
る。
富んだ構造の電子部品へ適用可能で、しかも与えられた
時間内に多量の部品を試験できるような、改良されたコ
ンタクトアセンブリからなる。コンタクトアセンブリ
は、様々な配列のチップをしっかり保持することのでき
るソケット配列やICモジュ−ルを有する、改良された
テストコンタクタからなる。本発明のテストコンタクタ
は、ソケット配列を用いて、従来のDIPパッケ−ジの
リ−ドや最新のICのより短いリ−ドとの電気接続を効
率良くするものである。この配列は機構的には複雑なも
のではなく、高いテスト密度を可能にさせるものであ
る。
【0008】
【作用】本発明のチップキャリアは、チップを決まった
位置に正確に維持すると同時に、コンタクタとのインタ
−フェイスを可能にする。キャリアは、検査に先んじて
チップを決まった位置に保持する柔軟な保持機構を備え
ているが、コンタクタが電子部品と接続するとインタ−
フェイス位置から解放されて移動する。保持手段とはコ
ンタクタによってテスト接続が遂行されると、垂直面に
圧縮されるバネ仕掛けである。テストが終わると、バネ
仕掛けの保持機構は元の位置に戻り、チップを決まった
位置にてしっかりと保持する。
位置に正確に維持すると同時に、コンタクタとのインタ
−フェイスを可能にする。キャリアは、検査に先んじて
チップを決まった位置に保持する柔軟な保持機構を備え
ているが、コンタクタが電子部品と接続するとインタ−
フェイス位置から解放されて移動する。保持手段とはコ
ンタクタによってテスト接続が遂行されると、垂直面に
圧縮されるバネ仕掛けである。テストが終わると、バネ
仕掛けの保持機構は元の位置に戻り、チップを決まった
位置にてしっかりと保持する。
【0009】コンタクトアセンブリはまた、テストに先
んじてキャリアモジュ−ル内で電子部品の位置を正確に
位置づける、スライド位置機構も備えている。スライド
位置機構は、チップとコンタクタ間で垂直運動が起きる
時に電子部品と接続する、少なくとも一つのテ−パ−状
平面を有している。テ−パ−状表面と垂直運動の組合せ
により、チップがキャリア上のシ−トに正確に位置づけ
るようにする。スライド位置機構は、もしそのように望
めば、電子部品を必要に応じて縦方向に前後に、また横
方向に左から右にと動かすようなテ−パ−状エッジを含
むこともできる。
んじてキャリアモジュ−ル内で電子部品の位置を正確に
位置づける、スライド位置機構も備えている。スライド
位置機構は、チップとコンタクタ間で垂直運動が起きる
時に電子部品と接続する、少なくとも一つのテ−パ−状
平面を有している。テ−パ−状表面と垂直運動の組合せ
により、チップがキャリア上のシ−トに正確に位置づけ
るようにする。スライド位置機構は、もしそのように望
めば、電子部品を必要に応じて縦方向に前後に、また横
方向に左から右にと動かすようなテ−パ−状エッジを含
むこともできる。
【0010】このように、本発明のコンタクトアセンブ
リは、バラエティに富んだ電子部品を迅速且つ効果的に
検査できる、汎用ソケットコンタクタとキャリアを備え
ている。
リは、バラエティに富んだ電子部品を迅速且つ効果的に
検査できる、汎用ソケットコンタクタとキャリアを備え
ている。
【0011】
【実施例】図1は、コンタクトアセンブリとテストトレ
イを利用した電子部品テストシステムを大まかに説明し
たものである。代表的なテストトレイは図2に示されて
おり、以下はその詳細を述べたものである。本質的に、
電子部品を搭載したトレイは、電子部品の不良を調べる
ため図1中のテストシステムを段階毎に通って処理され
る。本発明の焦点は、コンタクトアセンブリが置かれる
テストヘッド段階にある。
イを利用した電子部品テストシステムを大まかに説明し
たものである。代表的なテストトレイは図2に示されて
おり、以下はその詳細を述べたものである。本質的に、
電子部品を搭載したトレイは、電子部品の不良を調べる
ため図1中のテストシステムを段階毎に通って処理され
る。本発明の焦点は、コンタクトアセンブリが置かれる
テストヘッド段階にある。
【0012】図1の電子部品テストシステムはロ−ダ−
2、「ソ−ク(soak)」段階4、テスト段階6、
「反ソ−ク(unsoak)」または終了段階8、アン
ロ−ダ−(unloader)10、コントロ−ルモジ
ュ−ル12と、電気(エレクトロニック)モジュ−ル1
4からなる。ロ−ダ−(loader)2はコントロ−
ルモジュ−ル12の指示により、テストトレイに複数の
電子部品をのせて、最初のゲ−ト16を通りソ−ク段階
4へ運ばれる。トレイは正確に順序よくソ−ク段階に運
ばれる。そこでは、テストシステムの外部の温度を高く
したり低くしたり選択して、この段階を過ぎたトレイが
この段階の終了地点で、上記電子部品が望ましい温度に
なるようにする。
2、「ソ−ク(soak)」段階4、テスト段階6、
「反ソ−ク(unsoak)」または終了段階8、アン
ロ−ダ−(unloader)10、コントロ−ルモジ
ュ−ル12と、電気(エレクトロニック)モジュ−ル1
4からなる。ロ−ダ−(loader)2はコントロ−
ルモジュ−ル12の指示により、テストトレイに複数の
電子部品をのせて、最初のゲ−ト16を通りソ−ク段階
4へ運ばれる。トレイは正確に順序よくソ−ク段階に運
ばれる。そこでは、テストシステムの外部の温度を高く
したり低くしたり選択して、この段階を過ぎたトレイが
この段階の終了地点で、上記電子部品が望ましい温度に
なるようにする。
【0013】ソ−ク段階の終わりでは、電子部品をのせ
たトレイは通路18を通り、部品が望ましい温度を保っ
ていられるような環境にあるテスト段階6へと運ばれ
る。テスト段階にある間は、全部品の電気リ−ドはテス
トヘッド20によって電気的に接続されている。全部品
のリ−ドが同時に接続されるか、それとも一部分の部品
のリ−ドが順を追って同時に接続されるかは、テストヘ
ッドの能力次第である。テストヘッドを経て、部品はエ
ネルギ−を受け信号を与えられる。その部品の反応は、
テストヘッドを通して部品と連絡し合うテスタ−(図示
せず)によってモニタ−されている。
たトレイは通路18を通り、部品が望ましい温度を保っ
ていられるような環境にあるテスト段階6へと運ばれ
る。テスト段階にある間は、全部品の電気リ−ドはテス
トヘッド20によって電気的に接続されている。全部品
のリ−ドが同時に接続されるか、それとも一部分の部品
のリ−ドが順を追って同時に接続されるかは、テストヘ
ッドの能力次第である。テストヘッドを経て、部品はエ
ネルギ−を受け信号を与えられる。その部品の反応は、
テストヘッドを通して部品と連絡し合うテスタ−(図示
せず)によってモニタ−されている。
【0014】検査が終わると、電子部品の各セットは第
二ゲ−ト22を通り反ソ−ク段階8へと運ばれる。各上
記セットは反ソ−ク段階を少しずつ運ばれていく。それ
ら電子部品はこの期間において、部品から、または部品
に向けて熱が伝導するような環境にさらされ、この期間
の終わりには、上記部品の温度はテストシステムの外部
の環境と同等もしくはそれに近くなる。それから、トレ
イはアンロ−ダ−10によって通路23を通り反ソ−ク
段階から除去される。
二ゲ−ト22を通り反ソ−ク段階8へと運ばれる。各上
記セットは反ソ−ク段階を少しずつ運ばれていく。それ
ら電子部品はこの期間において、部品から、または部品
に向けて熱が伝導するような環境にさらされ、この期間
の終わりには、上記部品の温度はテストシステムの外部
の環境と同等もしくはそれに近くなる。それから、トレ
イはアンロ−ダ−10によって通路23を通り反ソ−ク
段階から除去される。
【0015】図2、3において、電子部品セットは通
常、平面搬送メディアかテストトレイ24によってテス
トシステム内を搬送され、そこで部品は、全部品の電気
リ−ドがトレイの平らな面最低一箇所から行き来できる
よう同平上面で組み合わされ調整される。テストトレイ
は図に表されたように、たて横一列に並べられた複数の
キャリアモジュ−ル28からなっている。テストヘッド
20のテストトレイ24に関する位置は、正確に決めら
れているので、各キャリアモジュ−ル28の外観は他と
まったく同一である。しかしながら、外観がまったく同
じのモジュ−ルの代わりに他の位置決め手段、例えばキ
ャリアモジュ−ルに取付けるためのコンタクト手段を含
めた縦横に整えられたフレ−ムワ−クを利用することも
可能である。図3の例では、キャリアモジュ−ル28は
電子部品用シ−ト27を持ち、そこではテスト用電子部
品31が電気リ−ド32を上にして置かれている。図3
で表されている電子部品31は、代表的な集積回路(I
C)である。
常、平面搬送メディアかテストトレイ24によってテス
トシステム内を搬送され、そこで部品は、全部品の電気
リ−ドがトレイの平らな面最低一箇所から行き来できる
よう同平上面で組み合わされ調整される。テストトレイ
は図に表されたように、たて横一列に並べられた複数の
キャリアモジュ−ル28からなっている。テストヘッド
20のテストトレイ24に関する位置は、正確に決めら
れているので、各キャリアモジュ−ル28の外観は他と
まったく同一である。しかしながら、外観がまったく同
じのモジュ−ルの代わりに他の位置決め手段、例えばキ
ャリアモジュ−ルに取付けるためのコンタクト手段を含
めた縦横に整えられたフレ−ムワ−クを利用することも
可能である。図3の例では、キャリアモジュ−ル28は
電子部品用シ−ト27を持ち、そこではテスト用電子部
品31が電気リ−ド32を上にして置かれている。図3
で表されている電子部品31は、代表的な集積回路(I
C)である。
【0016】図4は、本発明中のIC検査用テストコン
タクタ、またはソケット35の例の全体図である。テス
トソケット35はモ−ルドハウジング35a、ICのリ
−ドと接続するコンタクタリ−ド36、テスト用ICに
電気信号を送信したり受信したりしてテスタ−(図には
表されてない)と連絡を取り合う電気ピン37からなっ
ている。ここに述べられているようなタイプの試験目的
ではないが、この種のソケットは電子業界では普通に使
われているし、普通に入手することもできる。本発明の
重要な利点は、図1にあるように、標準ICソケットを
テストヘッド20のコンタクタとして利用できる点にあ
る。そうすれば、多数のコンタクタが使用できるように
なり、コストダウンやスペ−ス縮小、また高い信頼度な
どに貢献することができる。言い換えれば、ソケットタ
イプのコンタクタは、テストヘッドプレ−ト上にさらに
広いスペ−スをとり、同時に検査できるICの数を減ら
してしまうような複雑な機械機構を必要としない。
タクタ、またはソケット35の例の全体図である。テス
トソケット35はモ−ルドハウジング35a、ICのリ
−ドと接続するコンタクタリ−ド36、テスト用ICに
電気信号を送信したり受信したりしてテスタ−(図には
表されてない)と連絡を取り合う電気ピン37からなっ
ている。ここに述べられているようなタイプの試験目的
ではないが、この種のソケットは電子業界では普通に使
われているし、普通に入手することもできる。本発明の
重要な利点は、図1にあるように、標準ICソケットを
テストヘッド20のコンタクタとして利用できる点にあ
る。そうすれば、多数のコンタクタが使用できるように
なり、コストダウンやスペ−ス縮小、また高い信頼度な
どに貢献することができる。言い換えれば、ソケットタ
イプのコンタクタは、テストヘッドプレ−ト上にさらに
広いスペ−スをとり、同時に検査できるICの数を減ら
してしまうような複雑な機械機構を必要としない。
【0017】図5は、図4のテストソケット35を用い
たコンタクトアセンブリと、図3の従来のキャリアモジ
ュ−ル28の構造を示したものである。図5では、簡略
化のためにコンタクトアセンブリ1ユニットだけしか表
されてないが、現実には多数の同ユニットがテストシス
テムに並んでいる。例えば、プリント基板40にテスト
ソケット35が搭載されているとする。テストソケット
35の電気ピン37はプリント基板40の上側に突き出
ていて、テスタ−(図には表されてない)からのテスト
信号で検査用ICを刺激し、検査中に結果として生じる
ICからの信号をテスタ−に伝える。 検査用ICのよ
うな電子部品は、テストソケット35のコンタクタリ−
ド36と接続するように上向きに調節されている。シ−
ト27のサイズは、ICがシ−トの内側の壁にぴったり
と決められた位置に固定されるよう調整されている。し
たがって、従来のキャリアモジュ−ルでは、シ−トのサ
イズは検査される電子部品の外形とサイズによってまち
まちである。
たコンタクトアセンブリと、図3の従来のキャリアモジ
ュ−ル28の構造を示したものである。図5では、簡略
化のためにコンタクトアセンブリ1ユニットだけしか表
されてないが、現実には多数の同ユニットがテストシス
テムに並んでいる。例えば、プリント基板40にテスト
ソケット35が搭載されているとする。テストソケット
35の電気ピン37はプリント基板40の上側に突き出
ていて、テスタ−(図には表されてない)からのテスト
信号で検査用ICを刺激し、検査中に結果として生じる
ICからの信号をテスタ−に伝える。 検査用ICのよ
うな電子部品は、テストソケット35のコンタクタリ−
ド36と接続するように上向きに調節されている。シ−
ト27のサイズは、ICがシ−トの内側の壁にぴったり
と決められた位置に固定されるよう調整されている。し
たがって、従来のキャリアモジュ−ルでは、シ−トのサ
イズは検査される電子部品の外形とサイズによってまち
まちである。
【0018】図5のコンタクトアセンブリでは、検査用
IC部品の外形は例えば図6に表されているように、従
来のデュアルインラインタイプのパッケ−ジIC31a
のようなものに限られている。IC31aはパッケ−ジ
33から突き出ている真っ直ぐに長くのびたリ−ドまた
はピン32を有する。ソケット35とキャリアモジュ−
ル28が互いに接続すると、ICリ−ド32はテストソ
ケット35のコンタクトリ−ド36と接続する。
IC部品の外形は例えば図6に表されているように、従
来のデュアルインラインタイプのパッケ−ジIC31a
のようなものに限られている。IC31aはパッケ−ジ
33から突き出ている真っ直ぐに長くのびたリ−ドまた
はピン32を有する。ソケット35とキャリアモジュ−
ル28が互いに接続すると、ICリ−ド32はテストソ
ケット35のコンタクトリ−ド36と接続する。
【0019】しかしながら、最近の電子部品に対する高
速、高い信頼性への要請はICリ−ドの短小化を求めて
いる。この種のパッケ−ジの一例としては図5および図
6中のIC31bとして表されている、スモ−ルアウト
ラインJリ−ドパッケ−ジ(SOJ)と呼ばれるものが
ある。SOJタイプのIC31bは短くてJの形をした
電気リ−ドを有し、その端はパッケ−ジの表面に付いて
いる。図5中のコンタクトアセンブリでSOJタイプの
IC31bを検査する時、ソケット35のモ−ルドハウ
ジング35の上部とキャリアモジュ−ル28のシ−ト2
8aの側面は互いに接続する。これによって、テストリ
−ド36とリ−ド32bが接続するのを防ぐことができ
る。リ−ド32bがテストリ−ド36と充分に接続する
には、キャリアモジュ−ル28のシ−ト28aの側面部
分は点線29で表されているように削除されなければな
らない。
速、高い信頼性への要請はICリ−ドの短小化を求めて
いる。この種のパッケ−ジの一例としては図5および図
6中のIC31bとして表されている、スモ−ルアウト
ラインJリ−ドパッケ−ジ(SOJ)と呼ばれるものが
ある。SOJタイプのIC31bは短くてJの形をした
電気リ−ドを有し、その端はパッケ−ジの表面に付いて
いる。図5中のコンタクトアセンブリでSOJタイプの
IC31bを検査する時、ソケット35のモ−ルドハウ
ジング35の上部とキャリアモジュ−ル28のシ−ト2
8aの側面は互いに接続する。これによって、テストリ
−ド36とリ−ド32bが接続するのを防ぐことができ
る。リ−ド32bがテストリ−ド36と充分に接続する
には、キャリアモジュ−ル28のシ−ト28aの側面部
分は点線29で表されているように削除されなければな
らない。
【0020】図7は本発明の一実施例の断面図である。
本図は簡略化のためコンタクトアセンブリを1ユニット
しか表していないが、実際には多数の同ユニットがテス
トシステムの中に並んでいる。テストヘッドの構造は図
5と全く同じで、一例としてICソケット35はプリン
ト基板40に搭載されている。テストソケット35の電
気ピン37はプリント基板40の上側に突き出ていて、
テスタ−(図には表されてない)からのテスト信号で検
査用ICを刺激し、検査中に結果として生じるICから
の信号をテスタ−に伝える。
本図は簡略化のためコンタクトアセンブリを1ユニット
しか表していないが、実際には多数の同ユニットがテス
トシステムの中に並んでいる。テストヘッドの構造は図
5と全く同じで、一例としてICソケット35はプリン
ト基板40に搭載されている。テストソケット35の電
気ピン37はプリント基板40の上側に突き出ていて、
テスタ−(図には表されてない)からのテスト信号で検
査用ICを刺激し、検査中に結果として生じるICから
の信号をテスタ−に伝える。
【0021】図7ではキャリアモジュ−ル28はより広
いシ−ト27を有するため、ICソケット35の下部3
5aはシ−トに接続することができる。キャリアモジュ
−ル28はシ−トの両側にホ−ルドバ−43と平バネ4
4を含む。ホ−ルドバ−43と平バネ44は、検査の前
後にIC31をシ−ト27の正しい場所に保つような保
持機構からなる。平バネ44は例えばコイルバネやゴ
ム、また伸縮性シリコンなどの材質などで、同じ機能を
もつものと取替えられる。図7に示されるように、コン
タクトアセンブリが非接続の状態にある時、電子部品の
位置はホ−ルドバ−43によって保持されるように、ホ
−ルドバ−43のサイズは検査される電子部品の大きさ
で決められる。接続状態にある時、ICソケット35が
キャリアモジュ−ル28のシ−ト27へ延長できるよう
にと、ICソケット35の下部35aはホ−ルドバ−4
3と平バネ44を押し下げる。結果として、J形リ−ド
32とテストリ−ド36は十分に互いに接続し合うこと
ができる。
いシ−ト27を有するため、ICソケット35の下部3
5aはシ−トに接続することができる。キャリアモジュ
−ル28はシ−トの両側にホ−ルドバ−43と平バネ4
4を含む。ホ−ルドバ−43と平バネ44は、検査の前
後にIC31をシ−ト27の正しい場所に保つような保
持機構からなる。平バネ44は例えばコイルバネやゴ
ム、また伸縮性シリコンなどの材質などで、同じ機能を
もつものと取替えられる。図7に示されるように、コン
タクトアセンブリが非接続の状態にある時、電子部品の
位置はホ−ルドバ−43によって保持されるように、ホ
−ルドバ−43のサイズは検査される電子部品の大きさ
で決められる。接続状態にある時、ICソケット35が
キャリアモジュ−ル28のシ−ト27へ延長できるよう
にと、ICソケット35の下部35aはホ−ルドバ−4
3と平バネ44を押し下げる。結果として、J形リ−ド
32とテストリ−ド36は十分に互いに接続し合うこと
ができる。
【0022】図8は図7のキャリアモジュ−ル28の断
面の側面図である。この例によると、ホ−ルドバ−43
の中心に穴が開いていてそこに平バネ44の出っ張りが
固定されるようになっている。平バネ44の両端はキャ
リアモジュ−ル28のスリット46に挿入されるので、
ホ−ルドバ−43が落ち込むと、平バネ44の両端はス
リット46に沿ってスライドする。休止状態にある時に
は、ホ−ルドバ−43の端部48は平バネ44のバイア
シングフォ−スによりキャリアモジュ−ル28のストッ
パ−47と接続する。図7および図8に表された構造
で、SOJパッケ−ジICのような極短のリ−ドを有す
る電子部品は、シ−ト27に正確に位置されホ−ルドバ
−43によって保持される。テストソケット35は部品
のリ−ドとソケット35のテストリ−ド36が十分に接
続できるよう、キャリア28のシ−トに入る。
面の側面図である。この例によると、ホ−ルドバ−43
の中心に穴が開いていてそこに平バネ44の出っ張りが
固定されるようになっている。平バネ44の両端はキャ
リアモジュ−ル28のスリット46に挿入されるので、
ホ−ルドバ−43が落ち込むと、平バネ44の両端はス
リット46に沿ってスライドする。休止状態にある時に
は、ホ−ルドバ−43の端部48は平バネ44のバイア
シングフォ−スによりキャリアモジュ−ル28のストッ
パ−47と接続する。図7および図8に表された構造
で、SOJパッケ−ジICのような極短のリ−ドを有す
る電子部品は、シ−ト27に正確に位置されホ−ルドバ
−43によって保持される。テストソケット35は部品
のリ−ドとソケット35のテストリ−ド36が十分に接
続できるよう、キャリア28のシ−トに入る。
【0023】図9は本発明を別な観点からみた一実施例
の全体図である。本発明のこの観点によると、スライド
位置機構51は異なった長さを持つ検査用電子部品の位
置決めを行う。ICのような電子部品の寸法を標準化す
るように努力する中で、電子業界は特定のタイプのIC
パッケ−ジに関し、標準の幅、高さ、リ−ド間の距離等
を提供している。例えば、図6の上部に表されたタイプ
のデュアルインライン(DIP)では、この種類のIC
は多くの機能や能力があるが、一部の寸法だけが、即ち
チップの長さだけが異なる。その長さは「ピンカウン
ト」や、多数の電気コンタクトやチップパッケ−ジから
伸びたリ−ドの数によって異なる。この標準化は、IC
の他の種類、例えば図7〜図9に表されているような、
スモ−ルアウトラインJ形パッケ−ジ(SOJ)のよう
なものにも言えることである。
の全体図である。本発明のこの観点によると、スライド
位置機構51は異なった長さを持つ検査用電子部品の位
置決めを行う。ICのような電子部品の寸法を標準化す
るように努力する中で、電子業界は特定のタイプのIC
パッケ−ジに関し、標準の幅、高さ、リ−ド間の距離等
を提供している。例えば、図6の上部に表されたタイプ
のデュアルインライン(DIP)では、この種類のIC
は多くの機能や能力があるが、一部の寸法だけが、即ち
チップの長さだけが異なる。その長さは「ピンカウン
ト」や、多数の電気コンタクトやチップパッケ−ジから
伸びたリ−ドの数によって異なる。この標準化は、IC
の他の種類、例えば図7〜図9に表されているような、
スモ−ルアウトラインJ形パッケ−ジ(SOJ)のよう
なものにも言えることである。
【0024】従来のIC部品検査用のキャリアモジュ−
ルでは、長さが異なるその度に各特定の部品に別のモジ
ュ−ルを用いる必要が出てくる。したがって、単に検査
用ICの長さが変わったのでテストトレイ上の多数のキ
ャリアモジュ−ルを交換するのは、非常に不便である上
に時間のかかることである。
ルでは、長さが異なるその度に各特定の部品に別のモジ
ュ−ルを用いる必要が出てくる。したがって、単に検査
用ICの長さが変わったのでテストトレイ上の多数のキ
ャリアモジュ−ルを交換するのは、非常に不便である上
に時間のかかることである。
【0025】図9の実施例では、スライド位置機構51
は、異なる長さの電子部品31の正しい位置を調節し決
定するために、各コンタクトアセンブリに備えられてい
る。再び、図9では簡略化のためにコンタクトアセンブ
リ1ユニットだけしか表されてないが、現実には多数の
同ユニットがテストシステムに並んでいる。テストヘッ
ドの構造は図5、7に類似しており、ICソケット35
はプリント基板50に搭載されている。ICソケット3
5は検査用ICで最も長いものに対応できるよう、テス
トリ−ド36(図7)と電気ピン37を最大数有してい
る。
は、異なる長さの電子部品31の正しい位置を調節し決
定するために、各コンタクトアセンブリに備えられてい
る。再び、図9では簡略化のためにコンタクトアセンブ
リ1ユニットだけしか表されてないが、現実には多数の
同ユニットがテストシステムに並んでいる。テストヘッ
ドの構造は図5、7に類似しており、ICソケット35
はプリント基板50に搭載されている。ICソケット3
5は検査用ICで最も長いものに対応できるよう、テス
トリ−ド36(図7)と電気ピン37を最大数有してい
る。
【0026】図9のコンタクトアセンブリで、スライド
バ−52は、先端が細くなっている52aとストッパ−
エンド52bを有し、サポ−トシリンダ−54に垂直に
スライドできるようにつながっている。各サポ−トシリ
ンダ−54は、プリント基板50の端部55で(図1
0)ねじなどで留められている。各サポ−トシリンダ−
54はその端の部分に、スライドする部分よりも大きい
半径のヘッド54aを持つ。ヘッド54aは、ガイド穴
58の所でキャリアモジュ−ルに滑らかに接続するよう
に先端が細くなっている。図9のコンタクトアセンブリ
はまたプリント基板50とスライドバ−52との間にコ
イルバネ56を有する。キャリアモジュ−ル28は、検
査用電子部品が置かれるシ−ト27を有する。シ−トは
最大の検査用ピンカウントICのような最長の部品にも
適するように十分に長いことが好ましい。また、シ−ト
27の両端は前述と図7で述べられているように、ホ−
ルドバ−43を含んだ保持手段が与えられていることが
好ましい。
バ−52は、先端が細くなっている52aとストッパ−
エンド52bを有し、サポ−トシリンダ−54に垂直に
スライドできるようにつながっている。各サポ−トシリ
ンダ−54は、プリント基板50の端部55で(図1
0)ねじなどで留められている。各サポ−トシリンダ−
54はその端の部分に、スライドする部分よりも大きい
半径のヘッド54aを持つ。ヘッド54aは、ガイド穴
58の所でキャリアモジュ−ルに滑らかに接続するよう
に先端が細くなっている。図9のコンタクトアセンブリ
はまたプリント基板50とスライドバ−52との間にコ
イルバネ56を有する。キャリアモジュ−ル28は、検
査用電子部品が置かれるシ−ト27を有する。シ−トは
最大の検査用ピンカウントICのような最長の部品にも
適するように十分に長いことが好ましい。また、シ−ト
27の両端は前述と図7で述べられているように、ホ−
ルドバ−43を含んだ保持手段が与えられていることが
好ましい。
【0027】図10、11は本発明によるコンタクトア
センブリの運動について説明する側面からの断面図であ
る。コンタクトアセンブリが接続していない場合、コイ
ルバネ56はスライドバ−52にサポ−トシリンダ−5
4のヘッド54aの所で止まるまで、下方向に弱電流を
流す。検査用電子部品31はキャリアモジュ−ル28の
シ−ト27で縦方向に自由で休止の状態にある。ガイド
穴58はサポ−トシリンダ−54のヘッド54aよりも
幾分大きめの半径を持つ。テストソケット35とキャリ
アモジュ−ル28が互いに近づくと、スライドバ−52
の尖った端52aはIC31の左端に触れる。テストソ
ケット35がさらにキャリアモジュ−ル28に近づく
と、IC31はストッパ−52bで止まるまで右に移動
する。ストッパ−52bの位置は電子部品の右端のリ−
ドがテストソケット35のテストリ−ド36の右端にき
ちんと揃うようにあらかじめ決められている。このよう
に、電子部品31はテストソケット35と正しい決めら
れた位置で接続される。
センブリの運動について説明する側面からの断面図であ
る。コンタクトアセンブリが接続していない場合、コイ
ルバネ56はスライドバ−52にサポ−トシリンダ−5
4のヘッド54aの所で止まるまで、下方向に弱電流を
流す。検査用電子部品31はキャリアモジュ−ル28の
シ−ト27で縦方向に自由で休止の状態にある。ガイド
穴58はサポ−トシリンダ−54のヘッド54aよりも
幾分大きめの半径を持つ。テストソケット35とキャリ
アモジュ−ル28が互いに近づくと、スライドバ−52
の尖った端52aはIC31の左端に触れる。テストソ
ケット35がさらにキャリアモジュ−ル28に近づく
と、IC31はストッパ−52bで止まるまで右に移動
する。ストッパ−52bの位置は電子部品の右端のリ−
ドがテストソケット35のテストリ−ド36の右端にき
ちんと揃うようにあらかじめ決められている。このよう
に、電子部品31はテストソケット35と正しい決めら
れた位置で接続される。
【0028】電子部品31を検査した後、テストソケッ
ト35とキャリアモジュ−ル28は互いに反対の方向に
移動し離れていく。コイルバネ56の力によって、電子
部品31はテストソケット35と離れ、キャリアモジュ
−ル28のシ−ト27にとどまる。言い換えれば、ソケ
ット35がIC31から不接続運動によって上向きに持
ち上げられると、図11に表されているように、コイル
バネ56の力はもはやソケット35とIC31の接続に
よっては圧倒されない。そのため、コイルバネ56の力
はスライドバ−52上を下方向に作動する、またはIC
31上を下方向に作動することを許される。この、ソケ
ット35の上方向とスライドバ−のIC31上の下方向
へ作動する反対の運動が、二つの物体の分離を容易にす
る。(図10を参考にすると)IC31がシ−トから僅
かに右手方向にオフセットになっている場合、ストッパ
−52bが僅かに先細りになっているのは役に立つとい
うことに気が付く。さらには、図10に表わされている
ような同じ目的を果たすような様々なテ−パ−や他の構
造のスライドバ−52も可能である。またもし必要なら
ば、ICをシ−ト27に横方向に置くために、同様のス
ライドバ−をソケット35の同方向に搭載するというこ
ともできる。
ト35とキャリアモジュ−ル28は互いに反対の方向に
移動し離れていく。コイルバネ56の力によって、電子
部品31はテストソケット35と離れ、キャリアモジュ
−ル28のシ−ト27にとどまる。言い換えれば、ソケ
ット35がIC31から不接続運動によって上向きに持
ち上げられると、図11に表されているように、コイル
バネ56の力はもはやソケット35とIC31の接続に
よっては圧倒されない。そのため、コイルバネ56の力
はスライドバ−52上を下方向に作動する、またはIC
31上を下方向に作動することを許される。この、ソケ
ット35の上方向とスライドバ−のIC31上の下方向
へ作動する反対の運動が、二つの物体の分離を容易にす
る。(図10を参考にすると)IC31がシ−トから僅
かに右手方向にオフセットになっている場合、ストッパ
−52bが僅かに先細りになっているのは役に立つとい
うことに気が付く。さらには、図10に表わされている
ような同じ目的を果たすような様々なテ−パ−や他の構
造のスライドバ−52も可能である。またもし必要なら
ば、ICをシ−ト27に横方向に置くために、同様のス
ライドバ−をソケット35の同方向に搭載するというこ
ともできる。
【0029】本発明は好ましい実施例の名のもとに述べ
られてきたが、他の実施例でも同等の技術であることが
明白なものは、同じく本発明の範囲以内である。したが
って、本発明の範囲は、特許請求の範囲を参照すること
によってのみ定義されることを意図している。
られてきたが、他の実施例でも同等の技術であることが
明白なものは、同じく本発明の範囲以内である。したが
って、本発明の範囲は、特許請求の範囲を参照すること
によってのみ定義されることを意図している。
【0030】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、種
々の構造の電子部品に適用可能で、信頼性が高く、構造
が簡単で操作性にすぐれたコンタクトアセンブリが提供
できる。
々の構造の電子部品に適用可能で、信頼性が高く、構造
が簡単で操作性にすぐれたコンタクトアセンブリが提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テストトレイを用いて一度に多数の電子部品を
運ぶ、代表的な電子部品テストシステムの基本的構造と
流通経路の概略図である。
運ぶ、代表的な電子部品テストシステムの基本的構造と
流通経路の概略図である。
【図2】図1のテストシステムで使われる典型的なトレ
イの斜視図で、多数のキャリアモジュ−ルが各々二つの
シ−トを持ち、そこで電子部品を受取り、検査する様子
を示す図である。
イの斜視図で、多数のキャリアモジュ−ルが各々二つの
シ−トを持ち、そこで電子部品を受取り、検査する様子
を示す図である。
【図3】図2のテストトレイの上に何列にもわたって並
べられている従来のキャリアモジュ−ルの斜視図で、キ
ャリアにはそこで、電子部品のための二つのシ−トが与
えられていることを示す図である。
べられている従来のキャリアモジュ−ルの斜視図で、キ
ャリアにはそこで、電子部品のための二つのシ−トが与
えられていることを示す図である。
【図4】本発明のテストコンタクタ、またはテストソケ
ットの一例の斜視図である。
ットの一例の斜視図である。
【図5】本発明のソケットとキャリアモジュ−ルが内部
接続するところを説明した、部分的断面図である。
接続するところを説明した、部分的断面図である。
【図6】本発明のテストシステムによって検査される電
子部品の代表的な形状を表したものであり、上の部品は
従来のリ−ドを持ち、下の部品は最新の短いリ−ドを持
つ例について示した図である。
子部品の代表的な形状を表したものであり、上の部品は
従来のリ−ドを持ち、下の部品は最新の短いリ−ドを持
つ例について示した図である。
【図7】本発明の実例によって組み立てられる、コンタ
クトアセンブリの部分的断面図である。
クトアセンブリの部分的断面図である。
【図8】本発明のキャリアに搭載される保持機構の断面
図である。
図である。
【図9】スライド位置機構が本発明のコンタクトアセン
ブリへ結びつく様子の斜視図である。
ブリへ結びつく様子の斜視図である。
【図10】図9でコンタクトアセンブリが解放される時
の位置機構の働きを説明する部分断面図である。
の位置機構の働きを説明する部分断面図である。
【図11】図9でコンタクトアセンブリが接続される時
の位置機構の働きを説明する部分断面図である。
の位置機構の働きを説明する部分断面図である。
2・・ローダー, 4・・ソーク段階, 6・・テスト
段階,8・・終了段階,10・・アンローダー,12・
・コントロールモジュール, 14・・電子モジュー
ル,16,22・・ゲート, 18,23・・通路,
20・・テストヘッド,24・・テストトレイ, 28
・・キャリアモジュール,31b・・IC,32・・J
リード, 35・・テストソケット,36・・テストリ
ード, 40・・プリント基板,43・・オールドバ
ー, 44・・平バネ,
段階,8・・終了段階,10・・アンローダー,12・
・コントロールモジュール, 14・・電子モジュー
ル,16,22・・ゲート, 18,23・・通路,
20・・テストヘッド,24・・テストトレイ, 28
・・キャリアモジュール,31b・・IC,32・・J
リード, 35・・テストソケット,36・・テストリ
ード, 40・・プリント基板,43・・オールドバ
ー, 44・・平バネ,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−116178(JP,A) 実開 平2−128575(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/26 H01L 21/66
Claims (17)
- 【請求項1】 テスト信号発生器と信号コンパレ−タ−
を有する電子部品検査システムに電子部品を接続するた
めのコンタクトアセンブリであって、試験下では電子部品のシグナルリ−ドと接続される複数
のテストリ−ドと、試験下での刺激を受けてテスト信号
発生器からのテスト信号を上記電子部品に供給し、また
さらに試験下において結果として生じる信号を上記電子
部品から上記信号コンパレ−タ−に供給し、上記テスト
リ−ドに対応する複数の電気ピンとを有するテストソケ
ットと、 上記電子部品検査システムの中で対応する位置に検査用
電子部品を運び、上記検査用電子部品をセットするシ−
トと、休止状態では上記検査用電子部品を上記キャリア
モジュ−ルの上記シ−ト上の決まった位置に維持し、試
験下で上記テストソケットと上記電子部品が接続する時
には、上記テストソケットとの係合によって上記検査用
電子部品を移動可能に解放する保持手段とを具備するキ
ャリアモジュ−ルと を有することを特徴とする、コンタ
クトアセンブリ。 - 【請求項2】 テスト信号発生器と信号コンパレ−タ−
を有する電子部品検査システムに接続するためのコンタ
クトアセンブリであって、 平行に同時に複数の電子部品を検査するテストヘッドか
らなり、 . 上記テストヘッドに搭載されたテストソケットは複数の
テストリ−ドと、上記テストリ−ドに対応する複数の電
気ピンを有し、上記テストリ−ドは試験下では電子部品
のシグナルリ−ドと接続し、上記電気ピンはテスト信号
発生器から出る試験下で刺激を与えるテスト信号を上記
電子部品に供給し、試験下において結果として生じる信
号を上記電子部品から上記信号コンパレ−タ−に供給
し、 キャリアモジュ−ルは、上記電子部品検査システムの中
で対応する位置に検査用電子部品を運び、上記キャリア
モジュ−ルはその中に上記検査用電子部品をセットする
シ−トを有し、 テストトレイは複数の上記キャリアモジュ−ルを運搬
し、かつ一列に並べ、上記キャリアモジュ−ル内に設け
られ、休止状態では上記検査用電子部品を上記キャリア
モジュ−ルの上記シ−トに保持し、上記テストソケット
と上記電子部品が試験下で接続する時には上記電子部品
を解放する保持手段を有することを特徴とする、コンタ
クトアセンブリ。 - 【請求項3】 一組のホ−ルドバ−と上記ホ−ルドバ−
を上記キャリアモジュ−ルの上部で支えるバネからなる
保持手段において、上記ホ−ルドバ−と上記バネは上記
キャリアモジュ−ルの上記シ−トの両側に供給されるこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第1項と第2項に記載
のコンタクトアセンブリ。 - 【請求項4】 上記バネは平バネであることを特徴とす
る、請求項3記載のコンタクトアセンブリ。 - 【請求項5】 上記バネはコイルバネであることを特徴
とする、請求項3記載のコンタクトアセンブリ。 - 【請求項6】 上記バネが伸縮自在の材質からなること
を特徴とする、請求請3記載のコンタクトアセンブリ。 - 【請求項7】 テスト信号発生器と信号コンパレ−タ−
を有する電子部品検査システムに接続するためのコンタ
クトアセンブリであって、 平行に同時に複数の電子部品を検査するテストヘッドか
らなり、 上記テストヘッドに搭載されたテストソケットは複数の
テストリ−ドと、上記テストリ−ドに対応する複数の電
気ピンを有し、上記テストリ−ドは試験下では電子部品
のシグナルリ−ドと接続し、上記電気ピンはテスト信号
発生器から出る試験下で刺激を与えるテスト信号を上記
電子部品に供給し、試験下において結果として生じる信
号を上記電子部品から上記信号コンパレ−タ−に供給
し、 キャリアモジュ−ルは、上記電子部品検査システムの中
で対応する位置に検査用電子部品を運び、上記キャリア
モジュ−ルはその中に上記検査用電子部品をセットする
シ−トを有し、 テストトレイは複数の上記キャリアモジュ−ルを運搬
し、かつ一列に並べ、 上記キャリアモジュ−ルの上記シ−トよりも長さが短い
上記検査用電子部品を上記テストソケットの上記テスト
リ−ドに対応する、あらかじめ決められた場所へとずら
しながら位置を決めていくスライド位置手段を有するこ
とを特徴とするコンタクトアセンブリ。 - 【請求項8】 テスト信号発生器と信号コンパレ−タ−
を有する電子部品検査システムに接続するためのコンタ
クトアセンブリであって、 平行に同時に複数の電子部品を検査するテストヘッドか
らなり、 上記テストヘッドに搭載されたテストソケットは複数の
テストリ−ドと、上記テストリ−ドに対応する複数の電
気ピンを有し、上記テストリ−ドは試験下では電子部品
のシグナルリ−ドと接続し、上記電気ピンはテスト信号
発生器から出る試験下で刺激を与えるテスト信号を上記
電子部品に供給し、試験下において結果として生じる信
号を上記電子部品から上記信号コンパレ−タ−に供給
し、 キャリアモジュ−ルは、上記電子部品検査システムの中
で対応する位置に検査用電子部品を運び、上記キャリア
モジュ−ルはその中に上記検査用電子部品をセットする
シ−トを有し、 テストトレイは複数の上記キャリアモジュ−ルを運搬
し、かつ一列に並べ、 上記キャリアモジュ−ルの上記シ−トよりも長さが短い
上記検査用電子部品を上記テストソケットの上記テスト
リ−ドに対応する、あらかじめ決められた場所へとずら
しながら位置を決めていくスライド位置手段を有し、 上記キャリアモジュ−ル内に設けられ、休止状態では上
記検査用電子部品を上記キャリアモジュ−ルの上記シ−
トに保持し、試験下で、上記テストソケットと上記電子
部品が接続する時には上記電子部品を解放する保持手段
を有することを特徴とする、コンタクトアセンブリ。 - 【請求項9】 上記スライド位置手段は、上記検査用電
子部品を縦方向にずらすためのスライドバ−と、上記テ
ストヘッドへと上記スライドバ−を支える一組のサポ−
トシリンダ−と、検査後上記テストソケットから電子部
品を分離させるための一組のバネからなることを特徴と
する、請求項7または8記載のコンタクトアセンブリ。 - 【請求項10】 上記テストソケットは最大限のテスト
リ−ドを含み、電気ピンは検査用電子部品で最長のもの
に対応することを特徴とする、請求項8記載のコンタク
トアセンブリ。 - 【請求項11】 上記キャリアモジュ−ル上の上記シ−
トは、一番長い検査用電子部品をそこにセットできるよ
うな最大限の長さを持つことを特徴とする、請求項8記
載のコンタクトアセンブリ。 - 【請求項12】 上記スライドバ−は、最も長い上記電
子部品と最も短い検査用電子部品に対応するテ−パ−を
含み、ストッパ−は、検査用上記電子部品の一つが上記
テストソケットのあらかじめ決められている端に当たる
よう、上記電子部品の縦方向の動きを止めることを特徴
とする、請求項9記載のコンタクトアセンブリ。 - 【請求項13】 上記キャリアモジュ−ルは上記の一対
のサポ−トシリンダ−のヘッドが入れるような一対のガ
イド穴を含み、上記ガイド穴は上記サポ−トシリンダ−
が上記ガイド穴に奥深く入り過ぎないようなヘッドスト
ッパ−を含むことを特徴とする、請求項7または8記載
のコンタクトアセンブリ。 - 【請求項14】 テスト信号発生器と信号コンパレ−タ
−を有する電子部品検査システムにより上記電子部品を
検査するコンタクトアセンブリにおける電気的に電子部
品のリ−ドを接続する方法であって, 複数のテストリ−ドと電気ピンを有するテストソケット
を備え、上記テストリ−ドは試験下で電子部品の信号リ
−ドと接続し、試験下で上記電気ピンは、信号発生器か
ら発生する刺激を与える役目のテスト信号を上記電子部
品に供給し、また試験下で上記電子部品から結果として
出る信号を上記シグナルコンパレ−タに供給し、 検査用電子部品を上記電子部品検査システムの中の対応
する位置に運ぶようにキャリアモジュ−ルの位置決めを
し、上記キャリアモジュ−ルはその中に上記検査用電子
部品をセットするシ−トを有し、 上記キャリアモジュ−ル内に設けられ、休止状態にある
時には、上記検査用電子部品を上記キャリアモジュ−ル
の上記シ−ト上の決まった位置に保持し、試験下で上記
テストソケットと上記電子部品が接続する時には、上記
テストソケットと上記電子部品との接続動作に連携して
上記電子部品を移動可能に解放することを特徴とする電
子部品のリ−ドを接続する方法。 - 【請求項15】 テスト信号発生器と信号コンパレ−タ
−を有する電子部品検査システムにより上記電子部品を
検査するコンタクトアセンブリにおける、電気的に電子
部品のリ−ドを接続する方法であって, 平行に同時に複数の電子部品を検査するテストヘッドを
備え、 上記テストヘッドにテストソケットを搭載し、複数のテ
ストリ−ドと電気ピンを有し、上記テストリ−ドは試験
下で電子部品の信号リ−ドと接続し、試験下で上記電気
ピンは、信号発生器から発生する刺激を与える役目のテ
スト信号を上記電子部品に供給し、また試験下で上記電
子部品から結果として出る信号を上記シグナルコンパレ
−タに供給し、 検査用上記電子部品をキャリアモジュ−ルのシ−トにセ
ットし、 上記キャリアモジュ−ルを上記テストソケットに対応す
るあらかじめ決められた位置に運搬しかつ位置決めをす
るために、複数の上記キャリアモジュ−ルをテストトレ
イ上にきちんと揃えて並べ、 試験下で上記電子部品と上記テストソケットが互いに接
続し合うよう、上記テストヘッドと上記テストトレイの
どちらかを垂直方向へ動かし、 上記キャリアモジュ−ル内に設けられ、休止状態にある
時には、検査用上記電子部品を上記キャリアモジュ−ル
の上記シ−トに保持し、試験下で上記テストソケットと
上記電子部品が接続する時には、上記電子部品を解放す
ることを特徴とする電子部品のリ−ドを接続する方法。 - 【請求項16】 テスト信号発生器と信号コンパレ−タ
−を有する電子部品検査システムにより上記電子部品を
検査するコンタクトアセンブリにおける、電気的に電子
部品のリ−ドを接続する方法であって、 平行に同時に複数の電子部品を検査するテストヘッドを
備え、 上記テストヘッドにテストソケットを搭載し、複数のテ
ストリ−ドと電気ピンを有し、上記テストリ−ドは試験
下で電子部品の信号リ−ドと接続し、試験下で上記電気
ピンは、信号発生器から発生する刺激を与える役目のテ
スト信号を上記電子部品に供給し、また試験下で上記電
子部品から結果として出る信号を上記シグナルコンパレ
−タに供給し、 検査用上記電子部品をキャリアモジュ−ルのシ−トにセ
ットし、 上記キャリアモジュ−ルを上記テストソケットに対応す
るあらかじめ決められた位置に運搬しかつ位置決めをす
るために、複数の上記キャリアモジュ−ルをテストトレ
イ上にきちんと揃えて並べ、 試験下で上記電子部品と上記テストソケットが互いに接
続し合うよう、上記テストヘッドと上記テストトレイの
どちらかを垂直方向へ動かし、 上記テストヘッドと上記テストトレイの垂直運動に従
い、上記キャリアモジュ−ルの上記シ−トよりも長さが
短い上記検査用電子部品を、上記テストソケットの上記
テストリ−ドに対応するあらかじめ決められた場所へと
ずらしながら位置決めをし、 上記テストヘッドと上記テストトレイがノンコンタクト
(非接続)状態に戻る時、上記電子部品を上記スライド
バ−で押して試験した後で上記電子部品を上記テストソ
ケットから離すことを特徴とする電子部品のリ−ドを接
続する方法。 - 【請求項17】 テスト信号発生器と信号コンパレ−タ
−を有する電子部品検査システムにより上記電子部品を
検査するコンタクトアセンブリにおける、電気的に電子
部品のリ−ドを接続する方法であって、 平行に同時に複数の電子部品を検査するテストヘッドを
備え、 上記テストヘッドにテストソケットを搭載し、複数のテ
ストリ−ドと電気ピンを有し、上記テストリ−ドは試験
下で電子部品の信号リ−ドと接続し、試験下で上記電気
ピンは、信号発生器から発生する刺激を与える役目のテ
スト信号を上記電子部品に供給し、また試験下で上記電
子部品から結果として出る信号を上記シグナルコンパレ
−タに供給し、 検査用上記電子部品をキャリアモジュ−ルのシ−トにセ
ットし、 上記キャリアモジュ−ルを上記テストソケットに対応す
るあらかじめ決められた位置に運搬しかつ位置決めをす
るために、複数の上記キャリアモジュ−ルをテストトレ
イ上にきちんと揃えて並べ、 試験下で上記電子部品と上記テストソケットが互いに接
続し合うよう、上記テストヘッドと上記テストトレイの
どちらかを垂直方向へ動かし、 休止状態にある時には、検査用上記電子部品を上記キャ
リアモジュ−ルの上記シ−トに保持し、試験下で上記テ
ストソケットと上記電子部品が接続する時には上記テス
トヘッドと上記テストトレイの上記垂直運動に従い、上
記電子部品を保持することを止め、 上記テストヘッドと上記テストトレイの垂直運動に従
い、上記キャリアモジュ−ルの上記シ−トよりも長さが
短い上記検査用電子部品を、上記テストソケットの上記
テストリ−ドに対応するあらかじめ決められた場所へと
ずらしながら位置決めをし、 上記テストヘッドと上記テストトレイが非接続状態に戻
る時、上記電子部品を上記スライドバ−で押して試験し
た後で上記電子部品を上記テストソケットから離すこと
を特徴とする電子部品のリードを接続する方法。
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