JP3005435B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JP3005435B2 JP3005435B2 JP6276346A JP27634694A JP3005435B2 JP 3005435 B2 JP3005435 B2 JP 3005435B2 JP 6276346 A JP6276346 A JP 6276346A JP 27634694 A JP27634694 A JP 27634694A JP 3005435 B2 JP3005435 B2 JP 3005435B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁気記録再生装置に関
し、特にたとえばディジタル映像信号などのディジタル
データを記録再生するディジタルVTRなどに用いられ
る、ディジタル信号磁気記録再生装置に関する。
し、特にたとえばディジタル映像信号などのディジタル
データを記録再生するディジタルVTRなどに用いられ
る、ディジタル信号磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル映像信号などのディジタルデ
ータを記録再生する民生用ディジタルVTRについて
は、たとえば、日経BP社発行、日経エレクトロニクス
・ブック「データ圧縮とデータ変調」のp.137〜
p.150に紹介されている。図18は斯かるVTRに
おける記録フォーマットを示すべく、磁気ヘッドが接触
する面から磁気テープをみた図解図であり、磁気ヘッド
は記録トラックの下から上へ向かって走査するようにな
っている。
ータを記録再生する民生用ディジタルVTRについて
は、たとえば、日経BP社発行、日経エレクトロニクス
・ブック「データ圧縮とデータ変調」のp.137〜
p.150に紹介されている。図18は斯かるVTRに
おける記録フォーマットを示すべく、磁気ヘッドが接触
する面から磁気テープをみた図解図であり、磁気ヘッド
は記録トラックの下から上へ向かって走査するようにな
っている。
【0003】1つのトラックには4種類のデータが記録
されるが、これらのデータは、磁気ヘッドが走査する順
にインサート用データおよびトラック情報、音声デ
ータ、映像データ、サブコード・データである。こ
のようなトラックが図19のように10本(図19はN
TSC方式の場合であって、PALおよびSECAMの
場合は12本となる)集まって1フレームの画像が形成
される。映像データは各トラック1本につき135個の
シンクブロックといわれるブロック(図19)でトラッ
ク0を代表して番号0,1,…,134を付けて、その
ブロックの配列の様子を示す)が記録されるが、このブ
ロック1つの詳細なデータフォーマットを図20に示
す。
されるが、これらのデータは、磁気ヘッドが走査する順
にインサート用データおよびトラック情報、音声デ
ータ、映像データ、サブコード・データである。こ
のようなトラックが図19のように10本(図19はN
TSC方式の場合であって、PALおよびSECAMの
場合は12本となる)集まって1フレームの画像が形成
される。映像データは各トラック1本につき135個の
シンクブロックといわれるブロック(図19)でトラッ
ク0を代表して番号0,1,…,134を付けて、その
ブロックの配列の様子を示す)が記録されるが、このブ
ロック1つの詳細なデータフォーマットを図20に示
す。
【0004】すなわち、各ブロックは、映像のデータ
(DATA)に、そのデータパリティ(DATA PA
RITY),同期信号(SYNC),ブロック番号など
の情報を有するID信号(ID),およびこのID信号
のパリティ信号(IDP)が付加されて、図20のよう
に配列されて形成される。この同期信号には、予め定め
られた0,1の組み合わせからなる16ビットの固定パ
ターンの信号が記録されており、再生時にこの固定パタ
ーンの信号が検出されると同期信号(検出同期信号:図
21参照)が発生され、これが信号処理の基準信号とし
て使用される。しかし、この固定パターンの信号は有限
のビット数(2バイト)であるため、データのビット列
の中にも同じパターン信号が現れる可能性があり、これ
が誤り同期信号として検出されてしまう。また、記録媒
体上の傷などに起因して同期信号が欠落してしまうこと
もある。
(DATA)に、そのデータパリティ(DATA PA
RITY),同期信号(SYNC),ブロック番号など
の情報を有するID信号(ID),およびこのID信号
のパリティ信号(IDP)が付加されて、図20のよう
に配列されて形成される。この同期信号には、予め定め
られた0,1の組み合わせからなる16ビットの固定パ
ターンの信号が記録されており、再生時にこの固定パタ
ーンの信号が検出されると同期信号(検出同期信号:図
21参照)が発生され、これが信号処理の基準信号とし
て使用される。しかし、この固定パターンの信号は有限
のビット数(2バイト)であるため、データのビット列
の中にも同じパターン信号が現れる可能性があり、これ
が誤り同期信号として検出されてしまう。また、記録媒
体上の傷などに起因して同期信号が欠落してしまうこと
もある。
【0005】このように同期信号の誤検出や欠落を防止
するために従来から図21に示すような方法、すなわ
ち、任意の幅をもったゲート信号を作成し、ゲート以外
の期間にはマスクをかけるとともに、ゲート内に同期信
号がない場合は、カウンタによって作成された保護同期
信号で同期の保護をかける方法が用いられている。この
動作を、図22に示す従来の磁気記録再生装置1を参照
して説明する。
するために従来から図21に示すような方法、すなわ
ち、任意の幅をもったゲート信号を作成し、ゲート以外
の期間にはマスクをかけるとともに、ゲート内に同期信
号がない場合は、カウンタによって作成された保護同期
信号で同期の保護をかける方法が用いられている。この
動作を、図22に示す従来の磁気記録再生装置1を参照
して説明する。
【0006】入力端子1aから入力された再生信号はプ
リアンプ1bによって増幅され、復調器1cによって復
調された後、同期信号検出回路1dによって予め定めら
れた同期信号パターンが検出される。なお、プリアンプ
1bからの出力をPLL回路1b′に与えることによっ
て、クロックが発生される。検出された同期信号には、
ゲート信号作成回路1eで作成されたゲート信号によっ
てゲート回路1fでゲートがかけられる。ゲート信号作
成回路1eはヘッドのRFスイッチングパルスの前縁で
まずゲートが開かれ、ゲート回路1fは当初ゲートがか
かっていない状態になっている。この状態で同期信号が
検出されるとゲート信号作成回路1eによって、同期信
号と同期信号との間隔が一定であることを利用して、カ
ウンタ(図示せず)によってゲート信号が作成され、次
から検出される同期信号にはゲートがかけられることに
なる。同期信号にゲートがかけられゲート期間内に同期
信号が存在しないときには、保護同期信号作成回路1h
で作成された保護同期信号によって、同期保護回路1g
で保護がかけられる。
リアンプ1bによって増幅され、復調器1cによって復
調された後、同期信号検出回路1dによって予め定めら
れた同期信号パターンが検出される。なお、プリアンプ
1bからの出力をPLL回路1b′に与えることによっ
て、クロックが発生される。検出された同期信号には、
ゲート信号作成回路1eで作成されたゲート信号によっ
てゲート回路1fでゲートがかけられる。ゲート信号作
成回路1eはヘッドのRFスイッチングパルスの前縁で
まずゲートが開かれ、ゲート回路1fは当初ゲートがか
かっていない状態になっている。この状態で同期信号が
検出されるとゲート信号作成回路1eによって、同期信
号と同期信号との間隔が一定であることを利用して、カ
ウンタ(図示せず)によってゲート信号が作成され、次
から検出される同期信号にはゲートがかけられることに
なる。同期信号にゲートがかけられゲート期間内に同期
信号が存在しないときには、保護同期信号作成回路1h
で作成された保護同期信号によって、同期保護回路1g
で保護がかけられる。
【0007】また、ゲート期間内に同期信号がない状態
が続き、同期抜けカウント回路1iで同期抜けカウント
値(同期信号が何個抜けたかを示す値)が或る定められ
た値になると、ゲートは一旦開かれ、同期信号が検出さ
れると再びゲートは閉じられる。同期抜けカウント回路
1iは同期信号の誤りが伝播するのを防ぐための回路で
ある。このようにして保護がかけられた同期信号が基準
となり、これに基づいて同期信号を発生するパルスジェ
ネレータ1jの出力で以降の信号処理が行われる。
が続き、同期抜けカウント回路1iで同期抜けカウント
値(同期信号が何個抜けたかを示す値)が或る定められ
た値になると、ゲートは一旦開かれ、同期信号が検出さ
れると再びゲートは閉じられる。同期抜けカウント回路
1iは同期信号の誤りが伝播するのを防ぐための回路で
ある。このようにして保護がかけられた同期信号が基準
となり、これに基づいて同期信号を発生するパルスジェ
ネレータ1jの出力で以降の信号処理が行われる。
【0008】一方、復調回路1cから出力された信号
は、上述の同期信号処理回路に必要な時間分の遅延が遅
延回路1kでかけられた後、パルスジェネレータ1jか
ら出力される基準信号に基づいて、ID検出回路1lで
ID信号が検出される。検出されたID信号はパリティ
チェック回路1mで誤りがあるか否かがチェックされ
る。一方、検出されたID信号はブロックナンバー検出
回路1nでシンクブロックナンバーが検出され、スイッ
チ1oの一方の端子に入力されるとともに、ラッチ回路
1pおよびシンクブロックナンバーに「1」を加算する
+1加算器1qを通ってスイッチ1oの他方の端子に入
力される。スイッチ1oはゲート回路1rから出力され
るスイッチ制御信号によって制御され、通常再生時には
IDのパリティチェックがOK(合格)のときは上側に
倒れ、NG(不合格)のときは下側に倒れる。
は、上述の同期信号処理回路に必要な時間分の遅延が遅
延回路1kでかけられた後、パルスジェネレータ1jか
ら出力される基準信号に基づいて、ID検出回路1lで
ID信号が検出される。検出されたID信号はパリティ
チェック回路1mで誤りがあるか否かがチェックされ
る。一方、検出されたID信号はブロックナンバー検出
回路1nでシンクブロックナンバーが検出され、スイッ
チ1oの一方の端子に入力されるとともに、ラッチ回路
1pおよびシンクブロックナンバーに「1」を加算する
+1加算器1qを通ってスイッチ1oの他方の端子に入
力される。スイッチ1oはゲート回路1rから出力され
るスイッチ制御信号によって制御され、通常再生時には
IDのパリティチェックがOK(合格)のときは上側に
倒れ、NG(不合格)のときは下側に倒れる。
【0009】すなわち、IDのパリティチェックがOK
のときは検出されたシンクブロックナンバーが誤り訂正
回路1sの誤り訂正用メモリ(図示せず)のローアドレ
スとして入力され、IDのパリティチェックがNGのと
きには、1シンクブロック前のシンクナンバーに「1」
を加えた値がその誤り訂正用メモリのローアドレスとし
て入力される。また、カラムアドレスカウンタ1tから
は誤り訂正用メモリのカラムアドレスが入力される。さ
らに、入力端子1uから入力されたライトイネーブル信
号は、ゲート回路1rを通った後、誤り訂正用メモリの
書込制御信号として用いられる。
のときは検出されたシンクブロックナンバーが誤り訂正
回路1sの誤り訂正用メモリ(図示せず)のローアドレ
スとして入力され、IDのパリティチェックがNGのと
きには、1シンクブロック前のシンクナンバーに「1」
を加えた値がその誤り訂正用メモリのローアドレスとし
て入力される。また、カラムアドレスカウンタ1tから
は誤り訂正用メモリのカラムアドレスが入力される。さ
らに、入力端子1uから入力されたライトイネーブル信
号は、ゲート回路1rを通った後、誤り訂正用メモリの
書込制御信号として用いられる。
【0010】また、遅延回路1kで遅延がかけられた信
号は、パルスジェネレータ1jから出力される信号に基
づいて、シリアル/パラレル変換回路1vでシリアル/
パラレル変換され、先程検出された誤り訂正用メモリの
アドレス上にこのデータが書き込まれる。このようにし
て、ブロック単位で誤り訂正用メモリ上に書き込まれた
データは誤り訂正回路1sで誤り訂正がかけられ誤りが
訂正された後、フレームメモリ1wに入力される。この
フレームメモリ1wでは、誤り訂正回路1sから入力さ
れるデータが正しいかどうかを示すフラグが参照され、
データが正しいときのみデータが書き込まれる。すなわ
ち、データが間違っている場合はフレームメモリ1w上
には1フレーム前のデータが残っていることになり、し
たがってデータが間違っている場合には、1フレーム前
のデータで信号を補間することができる。このようにし
て補間されたデータは、記録時に圧縮されているのでデ
ータ伸長回路1xで元のデータに戻され、D/A変換回
路1yでアナログ信号に変換され出力端子1zから出力
される。
号は、パルスジェネレータ1jから出力される信号に基
づいて、シリアル/パラレル変換回路1vでシリアル/
パラレル変換され、先程検出された誤り訂正用メモリの
アドレス上にこのデータが書き込まれる。このようにし
て、ブロック単位で誤り訂正用メモリ上に書き込まれた
データは誤り訂正回路1sで誤り訂正がかけられ誤りが
訂正された後、フレームメモリ1wに入力される。この
フレームメモリ1wでは、誤り訂正回路1sから入力さ
れるデータが正しいかどうかを示すフラグが参照され、
データが正しいときのみデータが書き込まれる。すなわ
ち、データが間違っている場合はフレームメモリ1w上
には1フレーム前のデータが残っていることになり、し
たがってデータが間違っている場合には、1フレーム前
のデータで信号を補間することができる。このようにし
て補間されたデータは、記録時に圧縮されているのでデ
ータ伸長回路1xで元のデータに戻され、D/A変換回
路1yでアナログ信号に変換され出力端子1zから出力
される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図19に示
すトラックは、奇数トラックと偶数トラックとではそれ
ぞれアジマス角の異なる磁気ヘッドで記録されている。
すなわち、奇数トラックはAアジマスの磁気ヘッドで記
録され、偶数トラックはBアジマスの磁気ヘッドで記録
される。
すトラックは、奇数トラックと偶数トラックとではそれ
ぞれアジマス角の異なる磁気ヘッドで記録されている。
すなわち、奇数トラックはAアジマスの磁気ヘッドで記
録され、偶数トラックはBアジマスの磁気ヘッドで記録
される。
【0012】したがって、特殊再生時は、磁気ヘッドが
各トラックを跨いでトレースするため、磁気ヘッドが逆
アジマスの記録のトラックをトレースしている間は出力
レベルが小さく、同期信号が一定間隔で出力されない場
合が多い。このため、従来は、特殊再生時にはゲートを
予め開いておき、保護もかけないというような手法が用
いられている。しかし、この方法では磁気ヘッドが同一
アジマスのトラックをトレースしているときにもゲート
が開いているため、誤った同期信号を正しい同期信号と
みなしてしまう可能性が大きくなる。
各トラックを跨いでトレースするため、磁気ヘッドが逆
アジマスの記録のトラックをトレースしている間は出力
レベルが小さく、同期信号が一定間隔で出力されない場
合が多い。このため、従来は、特殊再生時にはゲートを
予め開いておき、保護もかけないというような手法が用
いられている。しかし、この方法では磁気ヘッドが同一
アジマスのトラックをトレースしているときにもゲート
が開いているため、誤った同期信号を正しい同期信号と
みなしてしまう可能性が大きくなる。
【0013】また、上述の従来技術では、誤り同期信号
の検出を防止するために、ゲート信号によってマスクを
かけるわけであるが、記録媒体上に傷があったり走行系
が不安定な場合にクロック発生用のPLL回路1b′が
誤動作し、本来出力される位置からずれて同期信号が出
力される場合がある。このときの同期信号は誤り同期信
号ではないが、上述のゲート信号の幅が小さすぎるとそ
れを検出できない場合があり、また逆に大きすぎると誤
り同期信号を検出してしまう確率が大きくなる。したが
って、ゲートの幅をどれくらいに設定するかによって同
期信号検出の性能が左右される。
の検出を防止するために、ゲート信号によってマスクを
かけるわけであるが、記録媒体上に傷があったり走行系
が不安定な場合にクロック発生用のPLL回路1b′が
誤動作し、本来出力される位置からずれて同期信号が出
力される場合がある。このときの同期信号は誤り同期信
号ではないが、上述のゲート信号の幅が小さすぎるとそ
れを検出できない場合があり、また逆に大きすぎると誤
り同期信号を検出してしまう確率が大きくなる。したが
って、ゲートの幅をどれくらいに設定するかによって同
期信号検出の性能が左右される。
【0014】ゲート幅は走行系の性能にもよるが、ほぼ
安定した走行系であれば正規の同期信号の位置に対して
±2ビット内にほとんどの同期信号が入ることが実験で
確認されている。したがって、ゲート幅としては5ビッ
トの幅に設定するのが一般的である。しかし、記録媒体
上の傷などが原因でごく稀ではあるが±2ビット内に入
らない場合がある。たとえば、正規の位置に対して同期
信号が3ビット以上ずれているとすると、従来はこの同
期信号は無視され保護同期信号に置き換えられる。以降
の処理はこの誤った保護同期信号を基準にして行われる
ので、このブロックのデータは誤ったデータになってし
まう。しかも、次の同期信号に対するゲート位置はこの
誤った保護同期信号を基準に作成されるので、同期抜け
が設定された回数だけ続いて次にゲートが開かれるまで
この誤りは伝播されてしまうという問題点があった。
安定した走行系であれば正規の同期信号の位置に対して
±2ビット内にほとんどの同期信号が入ることが実験で
確認されている。したがって、ゲート幅としては5ビッ
トの幅に設定するのが一般的である。しかし、記録媒体
上の傷などが原因でごく稀ではあるが±2ビット内に入
らない場合がある。たとえば、正規の位置に対して同期
信号が3ビット以上ずれているとすると、従来はこの同
期信号は無視され保護同期信号に置き換えられる。以降
の処理はこの誤った保護同期信号を基準にして行われる
ので、このブロックのデータは誤ったデータになってし
まう。しかも、次の同期信号に対するゲート位置はこの
誤った保護同期信号を基準に作成されるので、同期抜け
が設定された回数だけ続いて次にゲートが開かれるまで
この誤りは伝播されてしまうという問題点があった。
【0015】さらに、特殊再生時には、誤り訂正回路1
s内の誤り訂正用メモリへの書き込みに関しては、ゲー
ト回路1rを特殊再生信号で制御することによってスイ
ッチ1oを常に上側に倒すとともに、IDのパリティチ
ェックの結果がNGの場合はライトイネーブル信号をマ
スクし、メモリへの書き込みを中止し、前トラックのデ
ータを用いていた。
s内の誤り訂正用メモリへの書き込みに関しては、ゲー
ト回路1rを特殊再生信号で制御することによってスイ
ッチ1oを常に上側に倒すとともに、IDのパリティチ
ェックの結果がNGの場合はライトイネーブル信号をマ
スクし、メモリへの書き込みを中止し、前トラックのデ
ータを用いていた。
【0016】すなわち、特殊再生時には、IDのパリテ
ィチェックの結果に基づいて信号の確からしさを判断
し、IDのパリティチェックの結果がNGの場合は検出
されたシンクブロックナンバーおよびデータに誤りがあ
ると判断し、誤り訂正回路1s内の誤り訂正用メモリへ
の書き込みを中止し、パリティチェックの結果がOKの
場合のみ正しいデータであると判断して誤り訂正用メモ
リへの書き込みを行っていた。
ィチェックの結果に基づいて信号の確からしさを判断
し、IDのパリティチェックの結果がNGの場合は検出
されたシンクブロックナンバーおよびデータに誤りがあ
ると判断し、誤り訂正回路1s内の誤り訂正用メモリへ
の書き込みを中止し、パリティチェックの結果がOKの
場合のみ正しいデータであると判断して誤り訂正用メモ
リへの書き込みを行っていた。
【0017】確かに、IDのパリティチェックがOKの
ときはかなりの確率でデータが正しいことが実験で確か
められている。しかし、パリティチェックの結果がNG
であるからといって、シンクブロックナンバーおよびデ
ータに誤りがあるとは一概にはいえず、パリティチェッ
クの結果がNGであってもシンクブロックナンバーおよ
びデータが正しい場合もあり得る。たとえば、ID信号
のうちのシンクブロックナンバー以外の部分が記録媒体
の傷などによって誤った場合などがこれに相当する。ま
た、ID信号のうちのシンクブロックナンバーに相当す
る部分が誤ったとしても、誤り訂正回路1sによって1
ビットや2ビットの誤りは訂正でき、この場合もIDの
パリティチェックの結果がNGであるからといって、シ
ンクブロックナンバーおよびデータが誤っているとはい
えない。それにも拘わらず、従来では、このようなデー
タは誤り訂正用メモリに格納しないので、誤り訂正用メ
モリに格納される正しいデータの量が多くならないとい
う問題点があった。
ときはかなりの確率でデータが正しいことが実験で確か
められている。しかし、パリティチェックの結果がNG
であるからといって、シンクブロックナンバーおよびデ
ータに誤りがあるとは一概にはいえず、パリティチェッ
クの結果がNGであってもシンクブロックナンバーおよ
びデータが正しい場合もあり得る。たとえば、ID信号
のうちのシンクブロックナンバー以外の部分が記録媒体
の傷などによって誤った場合などがこれに相当する。ま
た、ID信号のうちのシンクブロックナンバーに相当す
る部分が誤ったとしても、誤り訂正回路1sによって1
ビットや2ビットの誤りは訂正でき、この場合もIDの
パリティチェックの結果がNGであるからといって、シ
ンクブロックナンバーおよびデータが誤っているとはい
えない。それにも拘わらず、従来では、このようなデー
タは誤り訂正用メモリに格納しないので、誤り訂正用メ
モリに格納される正しいデータの量が多くならないとい
う問題点があった。
【0018】それゆえに、この発明の主たる目的は、正
しいデータをより多く記憶することができる、磁気記録
再生装置を提供することである。
しいデータをより多く記憶することができる、磁気記録
再生装置を提供することである。
【0019】
【0020】
【課題を解決するための手段】 この発明は、 それぞれデ
ィジタル信号で構成される同期信号,ブロック番号を有
するID信号およびIDのパリティ信号を含むブロック
が磁気テープに複数配列されてなるトラックが複数形成
された磁気テープを再生する磁気記録再生装置であっ
て、ID信号を検出するID検出回路、検出されたID
信号が正しいか否かを判断するパリティチェック回路、
検出されたID信号からブロック番号を検出するブロッ
ク番号検出回路、正しいID信号から検出されたブロッ
ク番号をラッチするラッチ回路、現在のブロック番号と
ラッチされたブロック番号とを比較する比較器、および
現在のブロック番号がラッチされたブロック番号よりも
大きいとき、パリティチェック回路の判断結果に関係な
くデータの書き込みを行なう誤り訂正用記憶手段を備え
る、磁気記録再生装置である。
ィジタル信号で構成される同期信号,ブロック番号を有
するID信号およびIDのパリティ信号を含むブロック
が磁気テープに複数配列されてなるトラックが複数形成
された磁気テープを再生する磁気記録再生装置であっ
て、ID信号を検出するID検出回路、検出されたID
信号が正しいか否かを判断するパリティチェック回路、
検出されたID信号からブロック番号を検出するブロッ
ク番号検出回路、正しいID信号から検出されたブロッ
ク番号をラッチするラッチ回路、現在のブロック番号と
ラッチされたブロック番号とを比較する比較器、および
現在のブロック番号がラッチされたブロック番号よりも
大きいとき、パリティチェック回路の判断結果に関係な
くデータの書き込みを行なう誤り訂正用記憶手段を備え
る、磁気記録再生装置である。
【0021】
【0022】
【0023】
【作用】 I D検出回路で検出されたID信号がパリティ
チェック回路で正しいかどうかが判断される。正しいI
D信号だけが比較器へ入力される。比較器で、現在のブ
ロック番号と以前に検出されかつID信号が正しいブロ
ック番号とが比較される。現在のブロック番号の方が大
きいときにのみデータが誤り訂正用記憶手段に書き込ま
れ、そうでない場合には書き込まれない。
チェック回路で正しいかどうかが判断される。正しいI
D信号だけが比較器へ入力される。比較器で、現在のブ
ロック番号と以前に検出されかつID信号が正しいブロ
ック番号とが比較される。現在のブロック番号の方が大
きいときにのみデータが誤り訂正用記憶手段に書き込ま
れ、そうでない場合には書き込まれない。
【0024】
【0025】
【0026】
【発明の効果】 この 発明によれば、IDのパリティチェ
ックの結果はNGであるけれども、ブロック番号および
データに誤りがない情報を正しく記憶することができ、
より多くの正しいデータが得られるので、良好な特殊再
生画像を得ることができる。
ックの結果はNGであるけれども、ブロック番号および
データに誤りがない情報を正しく記憶することができ、
より多くの正しいデータが得られるので、良好な特殊再
生画像を得ることができる。
【0027】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明するが、テー
プの記録フォーマットなどは図18〜図21と同様であ
るので、その重複する説明は省略する。図1を参照し
て、この実施例の磁気記録再生装置10はプリアンプ1
2を含む。プリアンプ12には、入力端子14から再生
信号が入力され、プリアンプ12で増幅され、復調回路
16で復調された後、同期信号検出回路18によって予
め定められた同期信号パターンが検出される。なお、プ
リアンプ12からの出力はPLL回路15に与えられ、
クロックが発生される。同期信号検出回路18は誤り同
期信号の検出を防止する。その具体的な動作は、プリア
ンプ12から得られるシリアルな0,1の信号列を同期
信号検出回路18内のシフトレジスタ(図示せず)に与
え、このシフトレジスタの内容と予め用意された同期信
号検出パターンとが比較される。それらが一致すれば、
同期信号とみなして同期信号(検出同期信号)が発生さ
れる。この検出された同期信号にはゲート信号作成回路
20で作成されたゲート信号によってゲート回路22で
ゲートがかけられる。
プの記録フォーマットなどは図18〜図21と同様であ
るので、その重複する説明は省略する。図1を参照し
て、この実施例の磁気記録再生装置10はプリアンプ1
2を含む。プリアンプ12には、入力端子14から再生
信号が入力され、プリアンプ12で増幅され、復調回路
16で復調された後、同期信号検出回路18によって予
め定められた同期信号パターンが検出される。なお、プ
リアンプ12からの出力はPLL回路15に与えられ、
クロックが発生される。同期信号検出回路18は誤り同
期信号の検出を防止する。その具体的な動作は、プリア
ンプ12から得られるシリアルな0,1の信号列を同期
信号検出回路18内のシフトレジスタ(図示せず)に与
え、このシフトレジスタの内容と予め用意された同期信
号検出パターンとが比較される。それらが一致すれば、
同期信号とみなして同期信号(検出同期信号)が発生さ
れる。この検出された同期信号にはゲート信号作成回路
20で作成されたゲート信号によってゲート回路22で
ゲートがかけられる。
【0028】ゲート信号作成回路20は、たとえば図2
に示すように構成される。ここでは、図20に示す1シ
ンクブロックを750ビットとして説明する。図2に示
すゲート信号作成回路20は、ゲートを開く位置を設定
するためのカウンタ23を含む。カウンタ23では保護
同期信号作成回路38(後述)から図3(B)に示す保
護同期信号が入力されると図3(A)に示すクロックの
カウントが開始され(図3(D))、また、カウンタ2
3にはたとえばセレクタを含むゲート幅設定回路24が
接続され、ゲート幅設定回路24によってカウンタ23
での初期値が設定される。このゲート幅設定回路24は
エンベロープ検波出力に応じてゲート幅を設定すること
ができる。この実施例ではハイレベルのエンベロープ検
波出力が与えられたときのゲート幅を5ビットにする。
すなわち、ゲート幅を±2ビットにするために「2」が
設定され、カウンタ23に与えられる。カウンタ23の
カウント値が「748」になると、デコーダ26からは
図3(D)に示すようにローレベルな信号が出力され
る。この信号はカウンタ28に与えられるとともに、イ
ンバータ30を介してJK−FF32に与えられる。J
K−FF32はこの信号に基づいて1クロック後に、図
3(G)に示すようなローレベルのゲート信号を出力
し、ゲートを開ける。
に示すように構成される。ここでは、図20に示す1シ
ンクブロックを750ビットとして説明する。図2に示
すゲート信号作成回路20は、ゲートを開く位置を設定
するためのカウンタ23を含む。カウンタ23では保護
同期信号作成回路38(後述)から図3(B)に示す保
護同期信号が入力されると図3(A)に示すクロックの
カウントが開始され(図3(D))、また、カウンタ2
3にはたとえばセレクタを含むゲート幅設定回路24が
接続され、ゲート幅設定回路24によってカウンタ23
での初期値が設定される。このゲート幅設定回路24は
エンベロープ検波出力に応じてゲート幅を設定すること
ができる。この実施例ではハイレベルのエンベロープ検
波出力が与えられたときのゲート幅を5ビットにする。
すなわち、ゲート幅を±2ビットにするために「2」が
設定され、カウンタ23に与えられる。カウンタ23の
カウント値が「748」になると、デコーダ26からは
図3(D)に示すようにローレベルな信号が出力され
る。この信号はカウンタ28に与えられるとともに、イ
ンバータ30を介してJK−FF32に与えられる。J
K−FF32はこの信号に基づいて1クロック後に、図
3(G)に示すようなローレベルのゲート信号を出力
し、ゲートを開ける。
【0029】一方、カウンタ28は、デコーダ26から
の信号が入力されるとクロックのカウントを開始し(図
3(E))、カウント値を比較器34にPとして与え
る。比較器34にはゲート幅設定回路24から「2」が
与えられ、これを2倍した「4」が基準カウント値Qと
して格納される。そして、比較器34でP=Qになると
図3(F)に示すようなローレベルのパルスがJK−F
F32に与えられる。JK−FF32は、その信号の1
クロック後すなわちその信号の立ち上がりに基づいてハ
イレベルのゲート信号を出力し、ゲートが閉じられる。
の信号が入力されるとクロックのカウントを開始し(図
3(E))、カウント値を比較器34にPとして与え
る。比較器34にはゲート幅設定回路24から「2」が
与えられ、これを2倍した「4」が基準カウント値Qと
して格納される。そして、比較器34でP=Qになると
図3(F)に示すようなローレベルのパルスがJK−F
F32に与えられる。JK−FF32は、その信号の1
クロック後すなわちその信号の立ち上がりに基づいてハ
イレベルのゲート信号を出力し、ゲートが閉じられる。
【0030】なお、JK−FF32のPRE端子には常
にゲートを開けておくためのローレベルのゲートオープ
ンパルスが与えられる。ゲートオープンパルスが与えら
れている間JK−FF32からはローレベルのゲート信
号が出力され、ゲートは常に開かれる。このゲートオー
プンパルスとしてはローレベルのエンベロープ検波出力
のほか、RFスイッチングパルスや同期抜けカウント回
路40(後述)からのゲートオープン信号が用いられ
る。
にゲートを開けておくためのローレベルのゲートオープ
ンパルスが与えられる。ゲートオープンパルスが与えら
れている間JK−FF32からはローレベルのゲート信
号が出力され、ゲートは常に開かれる。このゲートオー
プンパルスとしてはローレベルのエンベロープ検波出力
のほか、RFスイッチングパルスや同期抜けカウント回
路40(後述)からのゲートオープン信号が用いられ
る。
【0031】このようなゲート信号作成回路20は、当
初ゲートがかかっていない状態になっているゲート回路
22に対し、入力端子35から与えられ図4(A)に示
す磁気ヘッドのRFスイッチングパルスの前縁でまずゲ
ートを開くようにするゲート信号を供給し、最初に表れ
る検出同期信号(図4(B))を通過させる。この状態
で検出同期信号が得られると、ゲート信号作成回路24
によって同期信号と同期信号との間隔が一定であること
を利用して、カウンタ23のカウント値をカウントする
(図4(C))などしてゲート信号が作成され、次から
検出される同期信号に図2(D)に示すゲート信号Aの
ようなゲートがかけられることになる。ゲート信号Aが
ゲート回路22に与えられているときにはゲート回路2
2からは図4(E)に示すような同期信号Aが出力され
る。
初ゲートがかかっていない状態になっているゲート回路
22に対し、入力端子35から与えられ図4(A)に示
す磁気ヘッドのRFスイッチングパルスの前縁でまずゲ
ートを開くようにするゲート信号を供給し、最初に表れ
る検出同期信号(図4(B))を通過させる。この状態
で検出同期信号が得られると、ゲート信号作成回路24
によって同期信号と同期信号との間隔が一定であること
を利用して、カウンタ23のカウント値をカウントする
(図4(C))などしてゲート信号が作成され、次から
検出される同期信号に図2(D)に示すゲート信号Aの
ようなゲートがかけられることになる。ゲート信号Aが
ゲート回路22に与えられているときにはゲート回路2
2からは図4(E)に示すような同期信号Aが出力され
る。
【0032】また、ローレベルのエンベロープ検波信号
がゲート信号作成回路20に与えられたときにはゲート
回路22に図4(F)に示すようなゲート信号Bが与え
られ、このときゲート回路22からは図4(G)に示す
ような同期信号Bが出力される。図1に戻って、同期信
号検出回路18で検出された同期信号はゲート回路22
に与えられる。そして、ゲート信号作成回路20で作成
されたゲート信号によってゲート回路22が開かれるこ
とにより、ゲート期間内に検出された同期信号はゲート
回路22を通過する。一方、ゲート期間外にたまたま同
期信号パターンと同じビット列があることによって発生
した誤り同期信号はマスクされるとともに、ゲート期間
内に同期信号がない場合は保護同期信号作成回路38で
作成された保護同期信号によって同期信号保護回路36
で保護がかけられる。換言すれば、ゲート回路22を同
期信号が通過すれば、同期信号保護回路36はその通過
した同期信号を選択して出力し、ゲート回路22を同期
信号が通過しなければ、同期信号保護回路36は保護同
期信号作成回路38から得られる保護同期信号を選択し
て出力する。なお、保護同期信号は同期信号保護回路3
6の出力信号をリセット信号とする保護同期信号作成回
路38内のカウンタ(図示せず)によって作成される。
がゲート信号作成回路20に与えられたときにはゲート
回路22に図4(F)に示すようなゲート信号Bが与え
られ、このときゲート回路22からは図4(G)に示す
ような同期信号Bが出力される。図1に戻って、同期信
号検出回路18で検出された同期信号はゲート回路22
に与えられる。そして、ゲート信号作成回路20で作成
されたゲート信号によってゲート回路22が開かれるこ
とにより、ゲート期間内に検出された同期信号はゲート
回路22を通過する。一方、ゲート期間外にたまたま同
期信号パターンと同じビット列があることによって発生
した誤り同期信号はマスクされるとともに、ゲート期間
内に同期信号がない場合は保護同期信号作成回路38で
作成された保護同期信号によって同期信号保護回路36
で保護がかけられる。換言すれば、ゲート回路22を同
期信号が通過すれば、同期信号保護回路36はその通過
した同期信号を選択して出力し、ゲート回路22を同期
信号が通過しなければ、同期信号保護回路36は保護同
期信号作成回路38から得られる保護同期信号を選択し
て出力する。なお、保護同期信号は同期信号保護回路3
6の出力信号をリセット信号とする保護同期信号作成回
路38内のカウンタ(図示せず)によって作成される。
【0033】また、ゲート内に同期信号がない状態が続
き、同期抜けカウント回路40で同期抜けカウント値
(同期信号が何度抜けたかを示す値)が或る定められた
値になるとゲートオープン信号がゲート作成回路20に
与えられる。すると、ゲート信号作成回路20によって
ゲートは一旦全て開かれ、同期信号が検出されると再び
ゲートは閉じられる。これは同期信号の誤りが伝播する
のを防止するためである。
き、同期抜けカウント回路40で同期抜けカウント値
(同期信号が何度抜けたかを示す値)が或る定められた
値になるとゲートオープン信号がゲート作成回路20に
与えられる。すると、ゲート信号作成回路20によって
ゲートは一旦全て開かれ、同期信号が検出されると再び
ゲートは閉じられる。これは同期信号の誤りが伝播する
のを防止するためである。
【0034】また、プリアンプ12で増幅された信号は
エンベロープ検波回路42で、任意に設定した基準レベ
ルとエンベロープの出力レベルとが比較され、その比較
結果によってゲート信号作成回路20が制御される。エ
ンベロープ検波結果が任意に設定された基準レベル以下
の場合、すなわち、2倍速,3倍速などの特殊再生時に
磁気ヘッドが逆アジマスのトラックをトレースしている
ときは、出力レベルは小さくなるが、図4(F)に示す
ゲート信号Bによってゲートを開放するようにゲート回
路22が制御される。これによって同期信号検出回路1
8で検出された同期信号が全て正常な同期信号とみなす
ように作用する。このようにゲートを開放することによ
って、倍速再生時における同期信号の位置ずれが原因と
なって同期信号が検出されなくなるような事態が回避さ
れる。すなわち、誤り同期信号も取り込んでしまうが、
必要な正しい同期信号は必ず検出することができる。
エンベロープ検波回路42で、任意に設定した基準レベ
ルとエンベロープの出力レベルとが比較され、その比較
結果によってゲート信号作成回路20が制御される。エ
ンベロープ検波結果が任意に設定された基準レベル以下
の場合、すなわち、2倍速,3倍速などの特殊再生時に
磁気ヘッドが逆アジマスのトラックをトレースしている
ときは、出力レベルは小さくなるが、図4(F)に示す
ゲート信号Bによってゲートを開放するようにゲート回
路22が制御される。これによって同期信号検出回路1
8で検出された同期信号が全て正常な同期信号とみなす
ように作用する。このようにゲートを開放することによ
って、倍速再生時における同期信号の位置ずれが原因と
なって同期信号が検出されなくなるような事態が回避さ
れる。すなわち、誤り同期信号も取り込んでしまうが、
必要な正しい同期信号は必ず検出することができる。
【0035】逆に、特殊再生時にヘッドが正アジマスを
トレースしている場合、または、通常再生時には、エン
ベロープ検波結果が、基準レベルよりも大きくなり、ゲ
ート信号A(図4(D))がゲート回路22に供給され
る。このとき、ゲート期間内に同期信号が入っていない
場合は、保護同期信号作成回路38で作成された保護同
期信号を正常な同期信号とみなし、以降の信号処理の基
準信号として使用するという上述の動作が行われる。
トレースしている場合、または、通常再生時には、エン
ベロープ検波結果が、基準レベルよりも大きくなり、ゲ
ート信号A(図4(D))がゲート回路22に供給され
る。このとき、ゲート期間内に同期信号が入っていない
場合は、保護同期信号作成回路38で作成された保護同
期信号を正常な同期信号とみなし、以降の信号処理の基
準信号として使用するという上述の動作が行われる。
【0036】このようにして保護がかけられた同期信号
が基準となり、これに基づいて基準信号を発生するパル
スジェネレータ44の出力で以降の信号処理が行われ
る。パルスジェネレータ44からは、ID信号検出用の
パルス,信号をシリアル/パラレル変換するために必要
なパルス,およびカラムアドレスを作成するためのパル
スが出力される。
が基準となり、これに基づいて基準信号を発生するパル
スジェネレータ44の出力で以降の信号処理が行われ
る。パルスジェネレータ44からは、ID信号検出用の
パルス,信号をシリアル/パラレル変換するために必要
なパルス,およびカラムアドレスを作成するためのパル
スが出力される。
【0037】一方、復調回路16から出力される信号
は、上述の同期信号処理回路(18〜40)に必要な時
間分の遅延が遅延回路46によってかけられた後、ID
検出回路48でパルスジェネレータ44から出力される
基準信号に基づいてID信号が検出される。このID検
出回路48で検出されたID信号に含まれているブロッ
ク番号が後述する誤り訂正回路64内の誤り訂正用メモ
リ(図示せず)のローアドレスとして使用される。
は、上述の同期信号処理回路(18〜40)に必要な時
間分の遅延が遅延回路46によってかけられた後、ID
検出回路48でパルスジェネレータ44から出力される
基準信号に基づいてID信号が検出される。このID検
出回路48で検出されたID信号に含まれているブロッ
ク番号が後述する誤り訂正回路64内の誤り訂正用メモ
リ(図示せず)のローアドレスとして使用される。
【0038】すなわち、ID検出回路48で検出された
ID信号はパリティチェック回路50で誤りがあるか否
かがチェックされる。一方、検出されたID信号はブロ
ックナンバー検出回路52でシンクブロックナンバーが
検出され、スイッチ54の一方の端子に入力されるとと
もに、ラッチ回路56,およびシンクブロックナンバー
に「1」を加算する+1加算器58を通ってスイッチ5
4の他方の端子に入力される。スイッチ54はゲート回
路60から出力されるスイッチ制御信号によって制御さ
れる。
ID信号はパリティチェック回路50で誤りがあるか否
かがチェックされる。一方、検出されたID信号はブロ
ックナンバー検出回路52でシンクブロックナンバーが
検出され、スイッチ54の一方の端子に入力されるとと
もに、ラッチ回路56,およびシンクブロックナンバー
に「1」を加算する+1加算器58を通ってスイッチ5
4の他方の端子に入力される。スイッチ54はゲート回
路60から出力されるスイッチ制御信号によって制御さ
れる。
【0039】ここで、ゲート回路60は、たとえば図5
に示すように構成される。図5に示すゲート回路60
は、OR回路60a,60b,NOR回路60c,およ
びインバータ60dを含む。OR回路60aには、入力
端子61からの特殊再生信号(特再時「ハイレベル」)
およびパリティチェック回路50からのIDパリティチ
ェック出力(OK時「ハイレベル」)が入力され、スイ
ッチング制御信号が出力される。また、NOR回路60
cには、特殊再生信号がインバータ60dを介して与え
られるとともに、IDパリティチェック出力が与えられ
る。そして、OR回路60bには、NOR回路60cの
出力とともに、入力端子62からライトイネーブル信号
が入力され、OR回路60bからはライトイネーブル信
号が出力される。
に示すように構成される。図5に示すゲート回路60
は、OR回路60a,60b,NOR回路60c,およ
びインバータ60dを含む。OR回路60aには、入力
端子61からの特殊再生信号(特再時「ハイレベル」)
およびパリティチェック回路50からのIDパリティチ
ェック出力(OK時「ハイレベル」)が入力され、スイ
ッチング制御信号が出力される。また、NOR回路60
cには、特殊再生信号がインバータ60dを介して与え
られるとともに、IDパリティチェック出力が与えられ
る。そして、OR回路60bには、NOR回路60cの
出力とともに、入力端子62からライトイネーブル信号
が入力され、OR回路60bからはライトイネーブル信
号が出力される。
【0040】したがって、スイッチ54は、通常再生時
には、IDのパリティチェックがOKのときは上側に倒
れ、NGのときは下側に倒れる。IDのパリティチェッ
クOKのときは検出されたシンクブロックナンバーが誤
り訂正回路64内の誤り訂正用メモリのローアドレスと
して入力され、IDのパリティチェックがNGのときに
は、1シンクブロック前のシンクブロックナンバーに
「1」を加えた値がその誤り訂正用メモリのローアドレ
スとして入力される。
には、IDのパリティチェックがOKのときは上側に倒
れ、NGのときは下側に倒れる。IDのパリティチェッ
クOKのときは検出されたシンクブロックナンバーが誤
り訂正回路64内の誤り訂正用メモリのローアドレスと
して入力され、IDのパリティチェックがNGのときに
は、1シンクブロック前のシンクブロックナンバーに
「1」を加えた値がその誤り訂正用メモリのローアドレ
スとして入力される。
【0041】また、カラムアドレスカウンタ65のカウ
ント値が、誤り訂正回路64内の誤り訂正用メモリのカ
ラムアドレスとなる。ここで、誤り訂正用メモリのイメ
ージ図を図6に示す。図6に示すビデオデータ領域64
aにデータが格納される。また、図5からわかるよう
に、入力端子62から入力されたライトイネーブル信号
は、ゲート回路60を通った後、誤り訂正回路64内の
誤り訂正用メモリの書込制御信号として用いられる。
ント値が、誤り訂正回路64内の誤り訂正用メモリのカ
ラムアドレスとなる。ここで、誤り訂正用メモリのイメ
ージ図を図6に示す。図6に示すビデオデータ領域64
aにデータが格納される。また、図5からわかるよう
に、入力端子62から入力されたライトイネーブル信号
は、ゲート回路60を通った後、誤り訂正回路64内の
誤り訂正用メモリの書込制御信号として用いられる。
【0042】また、遅延回路46で遅延がかけられた信
号はパルスジェネレータ44から出力される信号によっ
て、シリアル/パラレル変換回路66でシリアル/パラ
レル変換され、誤り訂正回路64内の誤り訂正用メモリ
のアドレス上にデータとして書き込まれる。このように
して、ブロック単位で誤り訂正用メモリ上に書き込まれ
たデータは誤り訂正回路64で誤り訂正がかけられ誤り
が訂正された後、フレームメモリ68に入力される。こ
のフレームメモリ68では、誤り訂正回路64から入力
されるデータが正しいかどうかを示すフラグが参照さ
れ、データが正しいときのみデータが書き込まれる。す
なわち、データが誤っている場合はフレームメモリ68
上には1フレーム前のデータが残っていることになり、
したがってデータが間違っている場合には、1フレーム
前のデータで信号を補間することができる。このように
して補間されたデータは、記録時に圧縮されているので
データ伸長回路70で元のデータに戻され、D/A変換
回路72でアナログ信号に変換され、出力端子74から
出力される。
号はパルスジェネレータ44から出力される信号によっ
て、シリアル/パラレル変換回路66でシリアル/パラ
レル変換され、誤り訂正回路64内の誤り訂正用メモリ
のアドレス上にデータとして書き込まれる。このように
して、ブロック単位で誤り訂正用メモリ上に書き込まれ
たデータは誤り訂正回路64で誤り訂正がかけられ誤り
が訂正された後、フレームメモリ68に入力される。こ
のフレームメモリ68では、誤り訂正回路64から入力
されるデータが正しいかどうかを示すフラグが参照さ
れ、データが正しいときのみデータが書き込まれる。す
なわち、データが誤っている場合はフレームメモリ68
上には1フレーム前のデータが残っていることになり、
したがってデータが間違っている場合には、1フレーム
前のデータで信号を補間することができる。このように
して補間されたデータは、記録時に圧縮されているので
データ伸長回路70で元のデータに戻され、D/A変換
回路72でアナログ信号に変換され、出力端子74から
出力される。
【0043】このような磁気記録再生装置10の動作
を、図7を参照して説明する。まず、ステップS1にお
いてRFスイッチングパルスが入力されると、ステップ
S3においてゲートが開かれる。一方、ステップS1が
“NO”すなわちRFスイッチングパルスが出力された
後の時点では、ステップS5に進む。ステップS5にお
いて、ゲート信号作成回路20で所定幅のゲート信号が
作成され、ステップS7に進む。ステップS7におい
て、エンベロープ検波回路42でエンベロープ検波出力
>基準レベルか否かが判断される。ステップS7が“N
O”であれば、ステップS9においてゲート幅が変更さ
れる。この実施例では常にゲートを開くようなゲート信
号が作成され、ゲート幅が変更される。ステップS7が
“YES”のとき,ステップS3およびS9の処理後に
は、それぞれステップS11に進む。
を、図7を参照して説明する。まず、ステップS1にお
いてRFスイッチングパルスが入力されると、ステップ
S3においてゲートが開かれる。一方、ステップS1が
“NO”すなわちRFスイッチングパルスが出力された
後の時点では、ステップS5に進む。ステップS5にお
いて、ゲート信号作成回路20で所定幅のゲート信号が
作成され、ステップS7に進む。ステップS7におい
て、エンベロープ検波回路42でエンベロープ検波出力
>基準レベルか否かが判断される。ステップS7が“N
O”であれば、ステップS9においてゲート幅が変更さ
れる。この実施例では常にゲートを開くようなゲート信
号が作成され、ゲート幅が変更される。ステップS7が
“YES”のとき,ステップS3およびS9の処理後に
は、それぞれステップS11に進む。
【0044】ステップS11において、同期信号検出回
路18で同期信号の検出が行われる。その後、ステップ
S13において、同期信号が検出されると、ステップS
15に進む。ステップS13において、同期信号を検出
していなければ、ステップS17に進む。ステップS1
7において、同期抜けカウント回路40からゲートオー
プン信号が出力されていれば、ステップS19において
ゲートが開かれステップS11に戻る。
路18で同期信号の検出が行われる。その後、ステップ
S13において、同期信号が検出されると、ステップS
15に進む。ステップS13において、同期信号を検出
していなければ、ステップS17に進む。ステップS1
7において、同期抜けカウント回路40からゲートオー
プン信号が出力されていれば、ステップS19において
ゲートが開かれステップS11に戻る。
【0045】一方、ステップS17において、ゲートオ
ープン信号が出力されていなければ、ステップS21に
おいて保護同期信号作成回路38で保護同期信号が作成
され、ステップS15に進む。ステップS15では、I
D信号検出回路48でID信号が検出され、ステップS
23に進む。ステップS23において、パリティチェッ
ク回路50でID信号のパリティチェックが正しければ
ステップS25においてシンクブロックナンバーが誤り
訂正回路64内の誤り訂正用メモリにロードされる。一
方、ステップS23において、パリティチェックが誤っ
ていれば、ステップS27において、1シンクブロック
前のシンクブロックナンバーに「1」が加えられ、ステ
ップS29において、その値が誤り訂正用メモリにロー
ドされる。
ープン信号が出力されていなければ、ステップS21に
おいて保護同期信号作成回路38で保護同期信号が作成
され、ステップS15に進む。ステップS15では、I
D信号検出回路48でID信号が検出され、ステップS
23に進む。ステップS23において、パリティチェッ
ク回路50でID信号のパリティチェックが正しければ
ステップS25においてシンクブロックナンバーが誤り
訂正回路64内の誤り訂正用メモリにロードされる。一
方、ステップS23において、パリティチェックが誤っ
ていれば、ステップS27において、1シンクブロック
前のシンクブロックナンバーに「1」が加えられ、ステ
ップS29において、その値が誤り訂正用メモリにロー
ドされる。
【0046】なお、エンベロープ検波回路42の代わり
に、図8に示すようなPLLのロック状態によってゲー
ト幅を制御する制御回路76が用いられてもよい。図8
に示す制御回路76は、プリアンプ12から出力される
データのエッジが検出されるエッジ検出回路78を含
む。エッジ検出回路78からの出力は単安定マルチバイ
ブレータ80を介してAND回路82に与えられる。A
ND回路82にはクロックがインバータ84を介して与
えられ、ANDゲート82の出力はローパスフィルタ8
6を介してコンパレータ88に与えられる。コンパレー
タ88で所定の基準信号と比較され、その比較結果に応
じた出力がゲート信号作成回路20に与えられる。
に、図8に示すようなPLLのロック状態によってゲー
ト幅を制御する制御回路76が用いられてもよい。図8
に示す制御回路76は、プリアンプ12から出力される
データのエッジが検出されるエッジ検出回路78を含
む。エッジ検出回路78からの出力は単安定マルチバイ
ブレータ80を介してAND回路82に与えられる。A
ND回路82にはクロックがインバータ84を介して与
えられ、ANDゲート82の出力はローパスフィルタ8
6を介してコンパレータ88に与えられる。コンパレー
タ88で所定の基準信号と比較され、その比較結果に応
じた出力がゲート信号作成回路20に与えられる。
【0047】このように構成される制御回路76におい
て、PLLがロックしているときは各回路からの出力は
図9(A)に示すようになり、コンパレータ88の出力
はローレベルとなる。一方、PLLがロックしていない
ときは、各回路からの出力は図9(B)に示すようにな
り、コンパレータ88の出力はハイレベルとなる。次い
で、図10を参照して、他の実施例の磁気記録再生装置
100を説明する。なお、磁気記録再生装置100にお
いて、図1に示す磁気記録再生装置10と同様の構成回
路については、同一または類似の参照番号を付すことに
よって、その重複する説明は省略する。
て、PLLがロックしているときは各回路からの出力は
図9(A)に示すようになり、コンパレータ88の出力
はローレベルとなる。一方、PLLがロックしていない
ときは、各回路からの出力は図9(B)に示すようにな
り、コンパレータ88の出力はハイレベルとなる。次い
で、図10を参照して、他の実施例の磁気記録再生装置
100を説明する。なお、磁気記録再生装置100にお
いて、図1に示す磁気記録再生装置10と同様の構成回
路については、同一または類似の参照番号を付すことに
よって、その重複する説明は省略する。
【0048】この磁気記録再生装置100では、保護が
かけられた同期信号に基づいて、遅延回路46を通して
得られる信号からID信号検出回路48aでID信号が
検出され、ブロックナンバー検出回路52aでブロック
ナンバーが検出される。なお、ここで遅延回路46およ
び102aは、ID信号検出回路48aに入力される信
号のタイミングを合わせるために設けられている。
かけられた同期信号に基づいて、遅延回路46を通して
得られる信号からID信号検出回路48aでID信号が
検出され、ブロックナンバー検出回路52aでブロック
ナンバーが検出される。なお、ここで遅延回路46およ
び102aは、ID信号検出回路48aに入力される信
号のタイミングを合わせるために設けられている。
【0049】このとき、パリティチェック回路50aに
よってパリティチェックが行われ、その結果がOKであ
れば検出されたブロック番号は正しいとみなされその値
がそのまま誤り訂正回路64内の誤り訂正用メモリのロ
ーアドレスになるが、NGである場合は、ラッチ回路5
6aでラッチされた1シンクブロック前のブロック番号
に+1加算器58aで「1」を加算した値が誤り訂正用
メモリのローアドレスになるように、スイッチ54aが
パリティチェック回路50aからの信号に応じて切り換
えられる。
よってパリティチェックが行われ、その結果がOKであ
れば検出されたブロック番号は正しいとみなされその値
がそのまま誤り訂正回路64内の誤り訂正用メモリのロ
ーアドレスになるが、NGである場合は、ラッチ回路5
6aでラッチされた1シンクブロック前のブロック番号
に+1加算器58aで「1」を加算した値が誤り訂正用
メモリのローアドレスになるように、スイッチ54aが
パリティチェック回路50aからの信号に応じて切り換
えられる。
【0050】一方、同期信号検出回路18で検出された
同期信号(図11(A))はゲート回路22bにも与え
られる。ゲート信号作成回路20bで作成された幅b
(a<b)のゲート信号によって、ゲート回路22bが
開かれることによって、ゲート期間内に検出された同期
信号は通過する。一方、ゲート期間外にたまたま同期信
号パターンと同じビット列があることによって発生した
誤り同期信号はマスクされる。
同期信号(図11(A))はゲート回路22bにも与え
られる。ゲート信号作成回路20bで作成された幅b
(a<b)のゲート信号によって、ゲート回路22bが
開かれることによって、ゲート期間内に検出された同期
信号は通過する。一方、ゲート期間外にたまたま同期信
号パターンと同じビット列があることによって発生した
誤り同期信号はマスクされる。
【0051】このゲート回路22bを通過した同期信号
に基づいて、遅延回路46を通して得られる信号からI
D信号検出回路48bでID信号が検出され、ブロック
ナンバー検出回路52bでブロックナンバーが検出され
る。そして、パリティチェック回路50bによってパリ
ティチェックが行われ、ID信号に誤りがないかどうか
がチェックされる。
に基づいて、遅延回路46を通して得られる信号からI
D信号検出回路48bでID信号が検出され、ブロック
ナンバー検出回路52bでブロックナンバーが検出され
る。そして、パリティチェック回路50bによってパリ
ティチェックが行われ、ID信号に誤りがないかどうか
がチェックされる。
【0052】また、ブロックナンバー検出回路52bで
ID信号から検出されたブロックナンバーは比較回路1
04に与えられる。また、スイッチ54bを介して出力
される1シンクブロック前のブロックナンバーはラッチ
回路56bでラッチされ+1加算器58bでさらに
「1」を加算した値が比較器104に与えられる。比較
器104では、これらの2入力が比較され、ブロックナ
ンバーが正しいかどうかが判断される。
ID信号から検出されたブロックナンバーは比較回路1
04に与えられる。また、スイッチ54bを介して出力
される1シンクブロック前のブロックナンバーはラッチ
回路56bでラッチされ+1加算器58bでさらに
「1」を加算した値が比較器104に与えられる。比較
器104では、これらの2入力が比較され、ブロックナ
ンバーが正しいかどうかが判断される。
【0053】このようにして、ゲート回路22bを通過
した同期信号に関連する処理では、ID信号のパリティ
チェックが行われるとともにブロックナンバーのチェッ
クも行われ、この両方がOKのとき、スイッチ54bお
よび106はともにその下側の端子、すなわちスイッチ
54bはブロックナンバー検出回路52bからの出力を
選択し、スイッチ106はゲート回路22bから出力さ
れる同期信号を選択する。そして、それ以外の場合、す
なわちパリティチェック回路50bにおけるIDパリテ
ィチェックの結果と、ブロックナンバー検出回路52b
での検出結果のうち少なくともいずれか一方がNGのと
きは、スイッチ54bおよび106はそれぞれ上側の端
子、すなわち、スイッチ54bはスイッチ54aの出力
を選択し、スイッチ106は遅延回路108aの出力を
選択する。
した同期信号に関連する処理では、ID信号のパリティ
チェックが行われるとともにブロックナンバーのチェッ
クも行われ、この両方がOKのとき、スイッチ54bお
よび106はともにその下側の端子、すなわちスイッチ
54bはブロックナンバー検出回路52bからの出力を
選択し、スイッチ106はゲート回路22bから出力さ
れる同期信号を選択する。そして、それ以外の場合、す
なわちパリティチェック回路50bにおけるIDパリテ
ィチェックの結果と、ブロックナンバー検出回路52b
での検出結果のうち少なくともいずれか一方がNGのと
きは、スイッチ54bおよび106はそれぞれ上側の端
子、すなわち、スイッチ54bはスイッチ54aの出力
を選択し、スイッチ106は遅延回路108aの出力を
選択する。
【0054】なお、遅延回路102b,108aおよび
108bは、回路系を信号を通過するに伴う時間遅れを
調整するためのものである。そして、スイッチ54bの
出力、すなわち、ブロックナンバーは誤り訂正回路64
内の誤り訂正用メモリのローアドレスとして使用され、
スイッチ106の出力はパルスジェネレータ110に入
力され、パルスジェネレータ110からの出力は、シリ
アル/パラレル変換器66およびカラムアドレスカウン
タ65の基準信号として使用される。
108bは、回路系を信号を通過するに伴う時間遅れを
調整するためのものである。そして、スイッチ54bの
出力、すなわち、ブロックナンバーは誤り訂正回路64
内の誤り訂正用メモリのローアドレスとして使用され、
スイッチ106の出力はパルスジェネレータ110に入
力され、パルスジェネレータ110からの出力は、シリ
アル/パラレル変換器66およびカラムアドレスカウン
タ65の基準信号として使用される。
【0055】このようにして、遅延回路46から出力さ
れた信号はシリアル/パラレル変換回路66でシリアル
/パラレル変換された後、誤り訂正回路64内の誤り訂
正用メモリに格納されるが、このとき、カラムアドレス
カウンタ65の出力は誤り訂正回路64内の誤り訂正用
メモリのカラムアドレスを決定し、スイッチ54bから
出力されるブロックナンバーは誤り訂正回路64内の誤
り訂正用メモリのローアドレスを決定する。
れた信号はシリアル/パラレル変換回路66でシリアル
/パラレル変換された後、誤り訂正回路64内の誤り訂
正用メモリに格納されるが、このとき、カラムアドレス
カウンタ65の出力は誤り訂正回路64内の誤り訂正用
メモリのカラムアドレスを決定し、スイッチ54bから
出力されるブロックナンバーは誤り訂正回路64内の誤
り訂正用メモリのローアドレスを決定する。
【0056】このような磁気記録再生装置100の同期
信号検出動作は、図11を参照すれば一層明らかにな
る。すなわち、図11(A)は同期信号検出回路18の
出力波形を示しており、図中○は正しい同期信号を示
し、×は誤り同期信号を示す。すなわち、この図では6
番目の同期信号(Sync6)が誤り同期信号であると仮定
している。
信号検出動作は、図11を参照すれば一層明らかにな
る。すなわち、図11(A)は同期信号検出回路18の
出力波形を示しており、図中○は正しい同期信号を示
し、×は誤り同期信号を示す。すなわち、この図では6
番目の同期信号(Sync6)が誤り同期信号であると仮定
している。
【0057】図11(B)は幅aのゲート信号、すなわ
ちゲート信号作成回路20aの出力を示しており、この
ゲート信号は、図11(E)に示す同期信号保護回路3
6の出力信号すなわち保護がかけられた同期信号を基準
に、ゲート信号作成回路20a内でカウンタ等を用いて
作成される。同期信号(Sync5)の付近に幅aのゲート
信号がないのは、ゲート信号が作成される直前に、同期
抜けカウント回路40から出力されるゲートオープン信
号(図11(D))によってゲートが開かれ、これによ
って検出された同期信号によってゲート信号作成回路2
0a内のカウンタがリセットされるためである。なお、
この実施例では幅aのゲート信号内に同期信号がない状
態が2回続くとゲート回路22aが強制的に開かれ、そ
の状態で次の同期信号が検出されると再びゲートが閉じ
る場合を示している。
ちゲート信号作成回路20aの出力を示しており、この
ゲート信号は、図11(E)に示す同期信号保護回路3
6の出力信号すなわち保護がかけられた同期信号を基準
に、ゲート信号作成回路20a内でカウンタ等を用いて
作成される。同期信号(Sync5)の付近に幅aのゲート
信号がないのは、ゲート信号が作成される直前に、同期
抜けカウント回路40から出力されるゲートオープン信
号(図11(D))によってゲートが開かれ、これによ
って検出された同期信号によってゲート信号作成回路2
0a内のカウンタがリセットされるためである。なお、
この実施例では幅aのゲート信号内に同期信号がない状
態が2回続くとゲート回路22aが強制的に開かれ、そ
の状態で次の同期信号が検出されると再びゲートが閉じ
る場合を示している。
【0058】ここで、たとえばゲート回路22aだけの
場合には、図11に示す同期信号(Sync2)および同期
信号(Sync3)が正しい同期信号であるにも拘わらず、
ゲート信号によってマスクされ誤り同期信号として検出
されてしまい、その代わりに図11(E)に示すような
×を付けた同期信号(保護同期信号から得られる)が誤
って検出されることになる。
場合には、図11に示す同期信号(Sync2)および同期
信号(Sync3)が正しい同期信号であるにも拘わらず、
ゲート信号によってマスクされ誤り同期信号として検出
されてしまい、その代わりに図11(E)に示すような
×を付けた同期信号(保護同期信号から得られる)が誤
って検出されることになる。
【0059】図11(C)はゲート幅bのゲート信号、
すなわちゲート回路22bの出力信号を示しており、こ
のゲート信号によってゲートがかけられた同期信号は図
11(F)に示すようになる。この図11(F)におい
て、○を付けた同期信号は正しい同期信号であり、パリ
ティチェック回路50bの結果はOKとなり、かつ比較
回路104の比較結果も一致していることを示すので、
図10に示すスイッチ106は下側に切り換わり、図1
1(F)すなわち図11(J)の同期信号が選択され
る。
すなわちゲート回路22bの出力信号を示しており、こ
のゲート信号によってゲートがかけられた同期信号は図
11(F)に示すようになる。この図11(F)におい
て、○を付けた同期信号は正しい同期信号であり、パリ
ティチェック回路50bの結果はOKとなり、かつ比較
回路104の比較結果も一致していることを示すので、
図10に示すスイッチ106は下側に切り換わり、図1
1(F)すなわち図11(J)の同期信号が選択され
る。
【0060】一方、図11(F)で×を付けた同期信号
は誤り同期信号であるので、図11(G)に示すように
パリティチェック回路50bの結果はNG(ローレベ
ル)となり、また、図11(H)に示すように比較回路
104の比較結果は不一致(ローレベル)となる。この
ときはスイッチ106は上側に切り換わり、図11
(E)すなわち図9(I)の同期信号が出力される。こ
のようにしてスイッチ106から出力される同期信号
は、図11(K)に示すようになり、誤りのない正しい
同期信号が検出される。
は誤り同期信号であるので、図11(G)に示すように
パリティチェック回路50bの結果はNG(ローレベ
ル)となり、また、図11(H)に示すように比較回路
104の比較結果は不一致(ローレベル)となる。この
ときはスイッチ106は上側に切り換わり、図11
(E)すなわち図9(I)の同期信号が出力される。こ
のようにしてスイッチ106から出力される同期信号
は、図11(K)に示すようになり、誤りのない正しい
同期信号が検出される。
【0061】このような磁気記録再生装置の動作を図1
2および図13を参照して説明する。図12に示すよう
に、ステップ番号に「a」を付したものはゲート信号a
に関する処理を示し、図13に示すように、ステップ番
号に「b」を付したものはゲート信号bに関する処理を
示す。これらの処理は平行して行われるが、説明の便宜
上まずゲート信号aに関する処理を先に説明する。
2および図13を参照して説明する。図12に示すよう
に、ステップ番号に「a」を付したものはゲート信号a
に関する処理を示し、図13に示すように、ステップ番
号に「b」を付したものはゲート信号bに関する処理を
示す。これらの処理は平行して行われるが、説明の便宜
上まずゲート信号aに関する処理を先に説明する。
【0062】まず、ステップS41aにおいて、RSス
イッチングパルスが入力されると、ステップS43aに
おいて、ゲート信号作成回路20aによってゲート回路
22aのゲートが開かれる。一方、ステップS41aが
“NO”すなわちRFスイッチングパルスが入力された
以降の時点では、ステップS45aにおいてゲート信号
作成回路20aによってゲートaが作成される。ステッ
プS43aおよびS45aの処理後、ステップS47a
に進む。
イッチングパルスが入力されると、ステップS43aに
おいて、ゲート信号作成回路20aによってゲート回路
22aのゲートが開かれる。一方、ステップS41aが
“NO”すなわちRFスイッチングパルスが入力された
以降の時点では、ステップS45aにおいてゲート信号
作成回路20aによってゲートaが作成される。ステッ
プS43aおよびS45aの処理後、ステップS47a
に進む。
【0063】ステップS47aにおいて、同期信号検出
回路18によって同期信号の検出が行われ、ステップS
49aに進む。ステップS49aにおいて、同期信号が
検出されなければ、ステップS51aに進む。ステップ
S51aにおいて、同期抜けカウント回路40からゲー
トオープン信号が出力されていれば、ステップS53a
においてゲート回路22aのゲートが開かれ、ステップ
S47aに戻る。ステップS51aにおいて、ゲートオ
ープン信号が出力されていなければ、ステップS55a
において、保護同期信号作成回路26aで保護同期信号
が作成される。ステップS49aで同期信号を検出した
ときおよびS55aの処理後、ステップS57aに進
み、ID信号検出回路48aでID信号が検出され、ス
テップS59aに進む。ステップS59aにおいて、ゲ
ート信号bによるIDパリティチェックがOKであれ
ば、ステップS61aに進む。ステップS61aにおい
てゲート信号bによる1シンクブロック前のシンクブロ
ックナンバーに「1」を加えた値とブロックナンバー検
出回路52bからのブロックナンバーとが一致すれば、
スイッチ54bおよび106が下側の端子に接続され、
後述するステップS55bに進む。
回路18によって同期信号の検出が行われ、ステップS
49aに進む。ステップS49aにおいて、同期信号が
検出されなければ、ステップS51aに進む。ステップ
S51aにおいて、同期抜けカウント回路40からゲー
トオープン信号が出力されていれば、ステップS53a
においてゲート回路22aのゲートが開かれ、ステップ
S47aに戻る。ステップS51aにおいて、ゲートオ
ープン信号が出力されていなければ、ステップS55a
において、保護同期信号作成回路26aで保護同期信号
が作成される。ステップS49aで同期信号を検出した
ときおよびS55aの処理後、ステップS57aに進
み、ID信号検出回路48aでID信号が検出され、ス
テップS59aに進む。ステップS59aにおいて、ゲ
ート信号bによるIDパリティチェックがOKであれ
ば、ステップS61aに進む。ステップS61aにおい
てゲート信号bによる1シンクブロック前のシンクブロ
ックナンバーに「1」を加えた値とブロックナンバー検
出回路52bからのブロックナンバーとが一致すれば、
スイッチ54bおよび106が下側の端子に接続され、
後述するステップS55bに進む。
【0064】ステップS59aが“NO”のときやステ
ップS61aが“NO”のときはステップS63aに進
む。ステップS63aにおいて、パリティチェック回路
50aでID信号のパリティチェックがOKであれば、
ステップS65aにおいて、シンクブロックナンバーが
誤り訂正回路64内の誤り訂正用メモリにロードされ
る。一方、ステップS63aが“NO”であれば、ステ
ップS67aにおいて、1同期信号前のブロックナンバ
ーに「1」が加算され、ステップS69aにおいて、そ
の値が誤り訂正用メモリに格納される。
ップS61aが“NO”のときはステップS63aに進
む。ステップS63aにおいて、パリティチェック回路
50aでID信号のパリティチェックがOKであれば、
ステップS65aにおいて、シンクブロックナンバーが
誤り訂正回路64内の誤り訂正用メモリにロードされ
る。一方、ステップS63aが“NO”であれば、ステ
ップS67aにおいて、1同期信号前のブロックナンバ
ーに「1」が加算され、ステップS69aにおいて、そ
の値が誤り訂正用メモリに格納される。
【0065】一方、図13に示すステップS41bにお
いて、RFスイッチングパルスが与えられるとステップ
S43bにおいてゲート回路22bのゲートが開かれ
る。ステップS41bが“NO”であれば、ステップS
45bにおいてゲート信号作成回路20bでゲート信号
bが作成され、ゲート回路22bに与えられる。ステッ
プS43bおよびS45bの処理後、ステップS47b
に進む。
いて、RFスイッチングパルスが与えられるとステップ
S43bにおいてゲート回路22bのゲートが開かれ
る。ステップS41bが“NO”であれば、ステップS
45bにおいてゲート信号作成回路20bでゲート信号
bが作成され、ゲート回路22bに与えられる。ステッ
プS43bおよびS45bの処理後、ステップS47b
に進む。
【0066】ステップS47bにおいて、ゲート信号a
によるゲートオープン信号が出力されると、ステップS
49bに進む。ステップS49bにおいて、ゲート回路
22bのゲートが開かれ、ステップS51bに進む。ス
テップS47bが“NO”のときもステップS51bに
進む。ステップS51bにおいて、同期信号検出回路1
8で同期信号の検出が行われ、ステップS53bにおい
て、ID検出回路48bでID信号が検出され、ステッ
プS55bに進む。
によるゲートオープン信号が出力されると、ステップS
49bに進む。ステップS49bにおいて、ゲート回路
22bのゲートが開かれ、ステップS51bに進む。ス
テップS47bが“NO”のときもステップS51bに
進む。ステップS51bにおいて、同期信号検出回路1
8で同期信号の検出が行われ、ステップS53bにおい
て、ID検出回路48bでID信号が検出され、ステッ
プS55bに進む。
【0067】ステップS55bにおいて、パリティチェ
ック回路50bでのIDパリティチェックがOKであれ
ば、ステップS57bにおいて、ブロックナンバー検出
回路52bでシンクブロックナンバーが検出され、ステ
ップS59bに進む。ステップS59bにおいて、1シ
ンクブロック前のブロックナンバーに「1」を加えた値
とブロックナンバー検出回路52bからのブロックナン
バーとが一致すれば、ステップS61bにおいて、その
シンクブロックナンバーが誤り訂正回路64内の誤り訂
正用メモリに格納される。
ック回路50bでのIDパリティチェックがOKであれ
ば、ステップS57bにおいて、ブロックナンバー検出
回路52bでシンクブロックナンバーが検出され、ステ
ップS59bに進む。ステップS59bにおいて、1シ
ンクブロック前のブロックナンバーに「1」を加えた値
とブロックナンバー検出回路52bからのブロックナン
バーとが一致すれば、ステップS61bにおいて、その
シンクブロックナンバーが誤り訂正回路64内の誤り訂
正用メモリに格納される。
【0068】ステップS55bが“NO”のときやステ
ップS59bが“NO”のときはステップS59aに進
む。なお、ステップS61aが“YES”でありステッ
プS55bに進むときは、当然ステップS55bおよび
S59bは“YES”となる。また、ステップS55b
やS59bが“NO”であるためにステップS59aに
進むときは、当然ステップS59aは“NO”になる。
ップS59bが“NO”のときはステップS59aに進
む。なお、ステップS61aが“YES”でありステッ
プS55bに進むときは、当然ステップS55bおよび
S59bは“YES”となる。また、ステップS55b
やS59bが“NO”であるためにステップS59aに
進むときは、当然ステップS59aは“NO”になる。
【0069】さらに、図14を参照して、他の実施例の
磁気記録再生装置120を説明する。なお、磁気記録再
生装置120は、図1に示す磁気記録再生装置10のよ
うにエンベロープ検波回路42の検波結果に応じてゲー
ト信号作成回路20で作成されるゲート信号のゲート幅
を変更するものではないが、基本的には同様に構成さ
れ、また、通常再生時はスイッチ54はパリティチェッ
ク回路50の出力によって制御され、マスク122のマ
スク動作は解除されているので、回路動作も図1に示す
磁気記録再生装置10と同様になる。したがって、同一
の番号を付すことによって重複する説明は省略する。
磁気記録再生装置120を説明する。なお、磁気記録再
生装置120は、図1に示す磁気記録再生装置10のよ
うにエンベロープ検波回路42の検波結果に応じてゲー
ト信号作成回路20で作成されるゲート信号のゲート幅
を変更するものではないが、基本的には同様に構成さ
れ、また、通常再生時はスイッチ54はパリティチェッ
ク回路50の出力によって制御され、マスク122のマ
スク動作は解除されているので、回路動作も図1に示す
磁気記録再生装置10と同様になる。したがって、同一
の番号を付すことによって重複する説明は省略する。
【0070】したがって、以下では、特殊再生時に関す
る動作のうち、主要な注目すべき点について説明する。
スイッチ54から出力されるシンクブロックナンバー
は、比較器124およびラッチ回路126に入力され
る。ラッチ回路126の出力は、RFスイッチングパル
スの前縁でリセットされ、当初は値が「0」になってい
る。そして、ID信号のパリティチェック回路50の出
力をみて、パリティチェックがOKのときのみスイッチ
54の出力であるシンクブロックナンバーがラッチ回路
126によってラッチされる。
る動作のうち、主要な注目すべき点について説明する。
スイッチ54から出力されるシンクブロックナンバー
は、比較器124およびラッチ回路126に入力され
る。ラッチ回路126の出力は、RFスイッチングパル
スの前縁でリセットされ、当初は値が「0」になってい
る。そして、ID信号のパリティチェック回路50の出
力をみて、パリティチェックがOKのときのみスイッチ
54の出力であるシンクブロックナンバーがラッチ回路
126によってラッチされる。
【0071】すなわち、ラッチ回路126の出力は、I
DのパリティチェックがOKのときのみ更新され、現在
のシンクブロックナンバーより小さいシンクブロックナ
ンバーのうち、IDのパリティチェックがOKのものが
常に出力される。比較器124では、この値と現在のシ
ンクブロックナンバーとが比較され、現在のシンクブロ
ックナンバーがラッチ回路126からのシンクブロック
ナンバー以下のときは比較器124からローレベルのラ
イトイネーブルマスク信号が出力され、マスク回路12
2でライトイネーブル信号がマスクされ、誤り訂正回路
64内の誤り訂正用メモリへの書き込みが中止される。
一方、現在のシンクブロックナンバーの方が大きいとき
は比較器124からハイレベルのライトイネーブルマス
ク信号が出力され、シンクブロックナンバーおよびカラ
モアドレスカウンタ65で作成されたアドレス上にデー
タが書き込まれる。
DのパリティチェックがOKのときのみ更新され、現在
のシンクブロックナンバーより小さいシンクブロックナ
ンバーのうち、IDのパリティチェックがOKのものが
常に出力される。比較器124では、この値と現在のシ
ンクブロックナンバーとが比較され、現在のシンクブロ
ックナンバーがラッチ回路126からのシンクブロック
ナンバー以下のときは比較器124からローレベルのラ
イトイネーブルマスク信号が出力され、マスク回路12
2でライトイネーブル信号がマスクされ、誤り訂正回路
64内の誤り訂正用メモリへの書き込みが中止される。
一方、現在のシンクブロックナンバーの方が大きいとき
は比較器124からハイレベルのライトイネーブルマス
ク信号が出力され、シンクブロックナンバーおよびカラ
モアドレスカウンタ65で作成されたアドレス上にデー
タが書き込まれる。
【0072】ここで、マスク回路122は、たとえば図
15に示すように構成される。図2に示すマスク回路1
22は、OR回路128,NORゲート130およびイ
ンバータ132を含む。NOR回路130には入力端子
61からの信号がインバータ132を介して与えられる
とともに、比較回路124からのライトイネーブルマス
ク信号が与えられる。NOR回路130の出力および入
力端子62からのライトイネーブル信号はOR回路12
8に与えられ、OR回路128の出力がマスク回路12
2の出力として誤り訂正回路64に与えられる。
15に示すように構成される。図2に示すマスク回路1
22は、OR回路128,NORゲート130およびイ
ンバータ132を含む。NOR回路130には入力端子
61からの信号がインバータ132を介して与えられる
とともに、比較回路124からのライトイネーブルマス
ク信号が与えられる。NOR回路130の出力および入
力端子62からのライトイネーブル信号はOR回路12
8に与えられ、OR回路128の出力がマスク回路12
2の出力として誤り訂正回路64に与えられる。
【0073】マスク回路122において、特殊再生信号
およびローレベルのライトイネーブルマスク信号が出力
されていれば、ライトイネーブル信号は誤り訂正回路6
4に出力されない。一方、ハイレベルのライトイネーブ
ルマスク信号が出力されているときにはライトイネーブ
ル信号が誤り訂正回路64に与えられる。図16を参照
して説明すると、同期信号保護回路36からは図16
(A)に示すような保護同期信号が出力され、それに応
じてパルスジェネレータ44からは図16(B)に示す
ようなID検出パルスが出力される。そして、パリティ
チェック回路50からは図16(C)に示すような信号
が出力される。図16(A)に示す保護同期信号(Sync
2)が誤っているので、それに応じてパリティチェック
回路50からの出力はローレベルになる。
およびローレベルのライトイネーブルマスク信号が出力
されていれば、ライトイネーブル信号は誤り訂正回路6
4に出力されない。一方、ハイレベルのライトイネーブ
ルマスク信号が出力されているときにはライトイネーブ
ル信号が誤り訂正回路64に与えられる。図16を参照
して説明すると、同期信号保護回路36からは図16
(A)に示すような保護同期信号が出力され、それに応
じてパルスジェネレータ44からは図16(B)に示す
ようなID検出パルスが出力される。そして、パリティ
チェック回路50からは図16(C)に示すような信号
が出力される。図16(A)に示す保護同期信号(Sync
2)が誤っているので、それに応じてパリティチェック
回路50からの出力はローレベルになる。
【0074】このとき、スイッチ54を介して出力され
るシンクブロックナンバーが図16(D)に示すよう
に、「30→25→32→33→34」となる場合を想
定すると、「25」は誤ったシンクブロックナンバーで
ある。それに応じて、ラッチ回路126からのシンクブ
ロックナンバーは「29→30→30→32→33」と
なる。図16(D)と(E)とを比較してわかるよう
に、誤ったシンクブロックナンバー「25」をラッチ回
路126は保持せず、その前に取り込んだ「30」をそ
のまま保持しておく。そして、比較器124で、入力さ
れる2つの信号を比較して、図16(D)に示す現在の
シンクブロックナンバーが図16(E)に示すラッチ回
路126からのシンクブロックナンバー以下の場合に、
図16(F)に示すように比較器124はローレベルの
ライトイネーブルマスク信号をマスク回路122に出力
する。すると、マスク回路122のOR回路128から
はライトイネーブル信号が出力されず、誤り訂正回路6
4内の誤り訂正用メモリへのデータの書き込みが中止さ
れる。
るシンクブロックナンバーが図16(D)に示すよう
に、「30→25→32→33→34」となる場合を想
定すると、「25」は誤ったシンクブロックナンバーで
ある。それに応じて、ラッチ回路126からのシンクブ
ロックナンバーは「29→30→30→32→33」と
なる。図16(D)と(E)とを比較してわかるよう
に、誤ったシンクブロックナンバー「25」をラッチ回
路126は保持せず、その前に取り込んだ「30」をそ
のまま保持しておく。そして、比較器124で、入力さ
れる2つの信号を比較して、図16(D)に示す現在の
シンクブロックナンバーが図16(E)に示すラッチ回
路126からのシンクブロックナンバー以下の場合に、
図16(F)に示すように比較器124はローレベルの
ライトイネーブルマスク信号をマスク回路122に出力
する。すると、マスク回路122のOR回路128から
はライトイネーブル信号が出力されず、誤り訂正回路6
4内の誤り訂正用メモリへのデータの書き込みが中止さ
れる。
【0075】このような磁気記録再生装置120の主要
な動作を、図17を参照して説明する。まず、図17に
示すステップS71において、RFスイッチングパルス
が与えられるとステップS73に進む。ステップS73
において、ゲート回路22のゲートが開かれる。一方、
ステップS71が“NO”であれば、ステップS75に
おいて所定幅のゲート信号が作成され、ゲートが設定さ
れる。ステップS73およびS75の処理後は、それぞ
れステップS77に進む。ステップS77において、同
期信号検出回路18で同期信号の検出が行われ、ステッ
プS79において同期信号が検出されなければステップ
S81に進む。ステップS81において、同期抜けカウ
ント回路40からゲートオープン信号が出力されていれ
ば、ステップS83においてゲート回路22のゲートを
開き、ステップS77に戻る。一方、ステップS81に
おいて、ゲートオープン信号が出力されていなければ、
ステップS85において、保護同期信号作成回路38で
保護同期信号が作成され、ステップS87に進む。ステ
ップS79が“NO”のときもステップS87に進む。
な動作を、図17を参照して説明する。まず、図17に
示すステップS71において、RFスイッチングパルス
が与えられるとステップS73に進む。ステップS73
において、ゲート回路22のゲートが開かれる。一方、
ステップS71が“NO”であれば、ステップS75に
おいて所定幅のゲート信号が作成され、ゲートが設定さ
れる。ステップS73およびS75の処理後は、それぞ
れステップS77に進む。ステップS77において、同
期信号検出回路18で同期信号の検出が行われ、ステッ
プS79において同期信号が検出されなければステップ
S81に進む。ステップS81において、同期抜けカウ
ント回路40からゲートオープン信号が出力されていれ
ば、ステップS83においてゲート回路22のゲートを
開き、ステップS77に戻る。一方、ステップS81に
おいて、ゲートオープン信号が出力されていなければ、
ステップS85において、保護同期信号作成回路38で
保護同期信号が作成され、ステップS87に進む。ステ
ップS79が“NO”のときもステップS87に進む。
【0076】ステップS87において、ID検出回路4
8でID信号が検出され、ステップS89aにおいてパ
リティチェック回路50でIDパリティチェックがOK
であれば、ステップS91aにおいてラッチ回路126
でシンクブロックナンバーがラッチされ、ステップS9
3に進む。ステップS89aにおいてID信号のパリテ
ィチェックがNGであればシンクブロックナンバーを更
新することなく直接ステップS93に進む。また、ステ
ップS87の処理後ステップS89bにおいて、ブロッ
クナンバー検出回路52で現在のシンクブロックナンバ
ーが検出され、ステップS93に進む。
8でID信号が検出され、ステップS89aにおいてパ
リティチェック回路50でIDパリティチェックがOK
であれば、ステップS91aにおいてラッチ回路126
でシンクブロックナンバーがラッチされ、ステップS9
3に進む。ステップS89aにおいてID信号のパリテ
ィチェックがNGであればシンクブロックナンバーを更
新することなく直接ステップS93に進む。また、ステ
ップS87の処理後ステップS89bにおいて、ブロッ
クナンバー検出回路52で現在のシンクブロックナンバ
ーが検出され、ステップS93に進む。
【0077】ステップS93において、比較器124で
現在のシンクブロックナンバーとラッチ回路126から
のシンクブロックナンバーとが比較される。現在のシン
クブロックナンバーの方が大きければステップS95に
おいて現在のシンクブロックナンバーが誤り訂正回路6
4内の誤り訂正用メモリに書き込まれる。ステップS9
3において、現在のシンクブロックナンバーがラッチ回
路126からのシンクブロックナンバー以下であれば、
ステップS97において、誤り訂正回路64内の誤り訂
正用メモリへのデータの書き込みが中止される。
現在のシンクブロックナンバーとラッチ回路126から
のシンクブロックナンバーとが比較される。現在のシン
クブロックナンバーの方が大きければステップS95に
おいて現在のシンクブロックナンバーが誤り訂正回路6
4内の誤り訂正用メモリに書き込まれる。ステップS9
3において、現在のシンクブロックナンバーがラッチ回
路126からのシンクブロックナンバー以下であれば、
ステップS97において、誤り訂正回路64内の誤り訂
正用メモリへのデータの書き込みが中止される。
【0078】なお、上述の実施例では、磁気テープ上に
ディジタルデータを記録する磁気記録再生装置について
説明したが、この発明は、光学記録方式の記録再生装置
にも適用できることはいうまでもない。
ディジタルデータを記録する磁気記録再生装置について
説明したが、この発明は、光学記録方式の記録再生装置
にも適用できることはいうまでもない。
【図1】この発明の一実施例である磁気記録再生装置の
再生系の要部を示すブロック図である。
再生系の要部を示すブロック図である。
【図2】ゲート信号作成回路の一例を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】ゲート信号作成回路の動作を説明するためのタ
イミング図である。
イミング図である。
【図4】図1実施例の主要な動作を説明するためのタイ
ミング図である。
ミング図である。
【図5】ゲート回路の一例を示す回路図である。
【図6】誤り訂正用メモリのメモリイメージを示す図解
図である。
図である。
【図7】図1実施例の主要な動作を示すフローチャート
である。
である。
【図8】PLLのロック状態に基づいてゲートの幅を制
御する制御回路の一例を示すブロック図である。
御する制御回路の一例を示すブロック図である。
【図9】(A)はPLLがロックしているときの制御回
路の動作を示すタイミング図であり、(B)はPLLが
ロックしていないときの制御回路の動作を示すタイミン
グ図である。
路の動作を示すタイミング図であり、(B)はPLLが
ロックしていないときの制御回路の動作を示すタイミン
グ図である。
【図10】この発明の他の実施例である磁気記録再生装
置の再生系の要部を示すブロック図である。
置の再生系の要部を示すブロック図である。
【図11】図10実施例の主要な動作を説明するための
タイミング図である。
タイミング図である。
【図12】図10実施例の主要な動作を示すフロー図で
ある。
ある。
【図13】図12の動作の続きを示すフロー図である。
【図14】この発明のその他の実施例である磁気記録再
生装置の再生系の要部を示すブロック図である。
生装置の再生系の要部を示すブロック図である。
【図15】マスク回路の一例を示す回路図である。
【図16】図14実施例の主要な動作を説明するための
タイミング図である。
タイミング図である。
【図17】図14実施例の主要な動作を示すフロー図で
ある。
ある。
【図18】ディジタルVTRの記録フォーマットを説明
するための図解図である。
するための図解図である。
【図19】ディジタルVTRの信号の記録状態を説明す
るための図解図である。
るための図解図である。
【図20】ディジタルVTRにおける信号の1シンクブ
ロックの詳細な構成を示すブロック図である。
ロックの詳細な構成を示すブロック図である。
【図21】同期信号の保護動作を説明するための図解図
である。
である。
【図22】従来技術を示すブロック図である。
10,100,120 …磁気記録再生装置 15 …PLL回路 18 …同期信号検出回路 20,20a,20b …ゲート信号作成回路 22,22a,22b,60 …ゲート回路 36 …同期信号保護回路 38 …保護同期信号作成回路 40 …同期抜けカウント回路 42 …エンベロープ検出回路 48,48a,48b …ID検出回路 50,50a,50b …パリティチェック回路 52,52a,52b …ブロックナンバー検出回路 54,54a,54b,106 …スイッチ 56,56a,56b,126 …ラッチ回路 58,58a,58b …+1加算器 64 …誤り訂正回路 76 …制御回路 104,124 …比較器 122 …マスク回路
Claims (1)
- 【請求項1】それぞれディジタル信号で構成される同期
信号,ブロック番号を有するID信号およびIDのパリ
ティ信号を含むブロックが磁気テープに複数配列されて
なるトラックが複数形成された磁気テープを再生する磁
気記録再生装置であって、 ID信号を検出するID検出回路、 検出されたID信号が正しいか否かを判断するパリティ
チェック回路、前記 検出されたID信号からブロック番号を検出するブ
ロック番号検出回路、正しいID信号から検出されたブ
ロック番号をラッチするラッチ回路、 現在のブロック番号とラッチされたブロック番号 とを比
較する比較器、および前記現在のブロック番号が前記ラ
ッチされたブロック番号よりも大きいとき、前記パリテ
ィチェック回路の判断結果に関係なくデータの書き込み
を行なう誤り訂正用記憶手段を備える、磁気記録再生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6276346A JP3005435B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-11-10 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9993794 | 1994-05-13 | ||
JP6-207752 | 1994-08-31 | ||
JP20775294 | 1994-08-31 | ||
JP6-99937 | 1994-08-31 | ||
JP6276346A JP3005435B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-11-10 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08124300A JPH08124300A (ja) | 1996-05-17 |
JP3005435B2 true JP3005435B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=27309088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6276346A Expired - Fee Related JP3005435B2 (ja) | 1994-05-13 | 1994-11-10 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3005435B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3589802B2 (ja) * | 1996-08-22 | 2004-11-17 | パイオニア株式会社 | 情報記録方法及び装置 |
WO2001073785A1 (fr) | 2000-03-28 | 2001-10-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif de reproduction de donnees |
JP3666665B2 (ja) * | 2003-08-21 | 2005-06-29 | パイオニア株式会社 | 情報記録方法及び装置 |
-
1994
- 1994-11-10 JP JP6276346A patent/JP3005435B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08124300A (ja) | 1996-05-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991026 |
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