JP3003895B2 - レーザ加工装置 - Google Patents
レーザ加工装置Info
- Publication number
- JP3003895B2 JP3003895B2 JP4240244A JP24024492A JP3003895B2 JP 3003895 B2 JP3003895 B2 JP 3003895B2 JP 4240244 A JP4240244 A JP 4240244A JP 24024492 A JP24024492 A JP 24024492A JP 3003895 B2 JP3003895 B2 JP 3003895B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- rotation axis
- axis
- rotation
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばロボットの手
首に取付けられて穴あけなどの加工を行うレーザ加工装
置に関する。
首に取付けられて穴あけなどの加工を行うレーザ加工装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光を使用する加工は種々あるが、
薄板切断もその1つである。近年は自動車ボディなどの
3次元形状に対しての加工が求められており、このよう
な場合、産業用ロボットの手先にレーザの加工ヘッドを
設置して作業を行うのが一般的である。比較的小径の穴
をあける作業を行う場合、ロボットの持つ動作軸の全部
または大多数を使用して加工ヘッドを駆動しており、特
に穴を平面上にあける場合でも、その平面上を移動する
ためにはロボットの多数の軸を駆動する必要がある。し
かし、ロボットの各軸の動特性は一様でないために、高
速切断では動特性の差により加工ヘッドの軌跡が歪んで
しまい、真円の穴を形成しようとしても、その穴は真円
ではなく歪んだ形状の穴になってしまう。
薄板切断もその1つである。近年は自動車ボディなどの
3次元形状に対しての加工が求められており、このよう
な場合、産業用ロボットの手先にレーザの加工ヘッドを
設置して作業を行うのが一般的である。比較的小径の穴
をあける作業を行う場合、ロボットの持つ動作軸の全部
または大多数を使用して加工ヘッドを駆動しており、特
に穴を平面上にあける場合でも、その平面上を移動する
ためにはロボットの多数の軸を駆動する必要がある。し
かし、ロボットの各軸の動特性は一様でないために、高
速切断では動特性の差により加工ヘッドの軌跡が歪んで
しまい、真円の穴を形成しようとしても、その穴は真円
ではなく歪んだ形状の穴になってしまう。
【0003】この対策として、ロボットの先端に、穴あ
け用動作軸を追加する方式が実現されている。この先行
技術は、たとえばRobot No.67 第34頁〜
第38頁に開示されている。これはロボットが穴をあけ
る場所に移動して、作業対象面に対して位置、姿勢を保
持し、追加された共に高い動特性を持った2軸で穴の軌
跡を描くものであり、穴形状を極座標で取扱うことにな
る。第1の軸にツールを把持し、所定の円のツール軌跡
は、この第1の軸を回転させる回転軸となる第2の軸の
回転軌跡である。第1の軸の回転中心と第2の軸の回転
中心との距離は、装置の仕様によって決定される。第1
の軸の回転角によって、所定の半径が与えられ、周速度
の情報に基づいて、第1軸と第2軸とを制御することに
よって、小円加工を正確に行うことができる。
け用動作軸を追加する方式が実現されている。この先行
技術は、たとえばRobot No.67 第34頁〜
第38頁に開示されている。これはロボットが穴をあけ
る場所に移動して、作業対象面に対して位置、姿勢を保
持し、追加された共に高い動特性を持った2軸で穴の軌
跡を描くものであり、穴形状を極座標で取扱うことにな
る。第1の軸にツールを把持し、所定の円のツール軌跡
は、この第1の軸を回転させる回転軸となる第2の軸の
回転軌跡である。第1の軸の回転中心と第2の軸の回転
中心との距離は、装置の仕様によって決定される。第1
の軸の回転角によって、所定の半径が与えられ、周速度
の情報に基づいて、第1軸と第2軸とを制御することに
よって、小円加工を正確に行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この先行技術では、レ
ーザ光が光ファイバで伝送されているため、光ファイバ
の可撓性により、2次元運動する加工ヘッドに直接、光
ファイバを接続することが可能になっている。しかし、
レーザ光がCO2レーザのような大出力のものになる
と、光ファイバでの導光が不可能となり、その対策とし
て鏡による導光手段を採用すると、加工ヘッド部への反
射鏡を用いる光路を設けることが必要になる。
ーザ光が光ファイバで伝送されているため、光ファイバ
の可撓性により、2次元運動する加工ヘッドに直接、光
ファイバを接続することが可能になっている。しかし、
レーザ光がCO2レーザのような大出力のものになる
と、光ファイバでの導光が不可能となり、その対策とし
て鏡による導光手段を採用すると、加工ヘッド部への反
射鏡を用いる光路を設けることが必要になる。
【0005】このような反射鏡を用いた構造に、前述の
先行技術の考え方を適用した構成は、単純には図8に示
されるようになるであろう。第1と第2の反射鏡M1,
M2は支持部材1に固定されており、また第3および第
4の反射鏡M3,M4はもう1つの支持部材2に固定さ
れている。支持部材2は第1の軸A1まわりに角変位可
能である。支持部材1は第2の軸A2まわりに角変位可
能であり、この第2軸A2と一致した光軸を有するレー
ザ光が、レーザ光源から導かれる。反射鏡M1によって
反射されたレーザ光3は、参照符4で示されるように第
1の軸A1に一致した光軸を有して、反射鏡M2によっ
て反射され、反射鏡M3,M4を経て、第1および第2
の軸A1,A2に平行に、集光レンズ5aを介して参照
符5で示されるようにして射出され、穴加工のために用
いられる。
先行技術の考え方を適用した構成は、単純には図8に示
されるようになるであろう。第1と第2の反射鏡M1,
M2は支持部材1に固定されており、また第3および第
4の反射鏡M3,M4はもう1つの支持部材2に固定さ
れている。支持部材2は第1の軸A1まわりに角変位可
能である。支持部材1は第2の軸A2まわりに角変位可
能であり、この第2軸A2と一致した光軸を有するレー
ザ光が、レーザ光源から導かれる。反射鏡M1によって
反射されたレーザ光3は、参照符4で示されるように第
1の軸A1に一致した光軸を有して、反射鏡M2によっ
て反射され、反射鏡M3,M4を経て、第1および第2
の軸A1,A2に平行に、集光レンズ5aを介して参照
符5で示されるようにして射出され、穴加工のために用
いられる。
【0006】このような図8に示される構成では、反射
鏡M1〜M4の数が多く、したがって光路長が長く、効
率が低下するという課題がある。また構成が複雑であり
全体の構成が大型になるという課題がある。
鏡M1〜M4の数が多く、したがって光路長が長く、効
率が低下するという課題がある。また構成が複雑であり
全体の構成が大型になるという課題がある。
【0007】本発明の目的は、前述した課題を解決する
ため、構成が小型かつ軽量であって、動特性が優れたレ
ーザ加工装置を提供することである。
ため、構成が小型かつ軽量であって、動特性が優れたレ
ーザ加工装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロボット手首
に取付け可能な第1筐体と、ロボットから供給されるレ
ーザ光を集束してスポット光Sを形成するための、複数
の反射鏡を含む光学系と、前記光学系を支持し、かつ第
1筐体に対して角変位可能に支持され、前記レーザ光の
光軸に一致する第1回転軸Pを有する第2筐体と、第2
筐体を第1回転軸Pまわりに角変位させて角変位量θを
制御するための第1駆動手段と、前記反射鏡の少なくと
も1つを、第1回転軸Pを含む平面の法線方向を第2回
転軸Qとして角変位させて、第1回転軸Pからスポット
光Sまでの角変位半径Rを制御するための第2駆動手段
とを備え、角変位量θおよび角変位半径Rの制御に基づ
いてスポット光Sを2次元的に移動させることを特徴と
するレーザ加工装置である。
に取付け可能な第1筐体と、ロボットから供給されるレ
ーザ光を集束してスポット光Sを形成するための、複数
の反射鏡を含む光学系と、前記光学系を支持し、かつ第
1筐体に対して角変位可能に支持され、前記レーザ光の
光軸に一致する第1回転軸Pを有する第2筐体と、第2
筐体を第1回転軸Pまわりに角変位させて角変位量θを
制御するための第1駆動手段と、前記反射鏡の少なくと
も1つを、第1回転軸Pを含む平面の法線方向を第2回
転軸Qとして角変位させて、第1回転軸Pからスポット
光Sまでの角変位半径Rを制御するための第2駆動手段
とを備え、角変位量θおよび角変位半径Rの制御に基づ
いてスポット光Sを2次元的に移動させることを特徴と
するレーザ加工装置である。
【0009】
【作用】本発明に従えば、第1駆動手段の動作に基づい
て第2筐体がレーザ光の光軸まわりに角変位して角変位
量θが制御され、第2筐体が支持する光学系によって形
成されるスポット光Sも第1回転軸Pまわりに角変位す
る。さらに、第2駆動手段の動作に基づいて第1回転軸
Pからスポット光Sまでの角変位半径Rが制御される。
こうした角変位量θおよび角変位半径Rを用いたRθ制
御によって、レーザ光がスポット光Sとして集束する加
工点の位置を、被加工物であるワークの上で2次元的に
高精度で制御することができるため、たとえば小径穴の
切断作業を高速かつ精度良く行うことが可能となる。
て第2筐体がレーザ光の光軸まわりに角変位して角変位
量θが制御され、第2筐体が支持する光学系によって形
成されるスポット光Sも第1回転軸Pまわりに角変位す
る。さらに、第2駆動手段の動作に基づいて第1回転軸
Pからスポット光Sまでの角変位半径Rが制御される。
こうした角変位量θおよび角変位半径Rを用いたRθ制
御によって、レーザ光がスポット光Sとして集束する加
工点の位置を、被加工物であるワークの上で2次元的に
高精度で制御することができるため、たとえば小径穴の
切断作業を高速かつ精度良く行うことが可能となる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるレーザ加工
装置の構成を示す断面図である。本実施例におけるレー
ザ加工装置6は、図2に示されるたとえば6軸の多関節
型のロボット7の手首8に取付けられ、レーザ光源15
から射出されたレーザ光は、軸9〜14に沿って反射鏡
などの導光手段によって導かれ、レーザ加工装置6の出
力側に形成されたスポット光Sが、薄板などのワーク
(不図示)に照射され、所望の形状に切断加工や穴加工
が行われる。
装置の構成を示す断面図である。本実施例におけるレー
ザ加工装置6は、図2に示されるたとえば6軸の多関節
型のロボット7の手首8に取付けられ、レーザ光源15
から射出されたレーザ光は、軸9〜14に沿って反射鏡
などの導光手段によって導かれ、レーザ加工装置6の出
力側に形成されたスポット光Sが、薄板などのワーク
(不図示)に照射され、所望の形状に切断加工や穴加工
が行われる。
【0011】図1に示すように、このレーザ加工装置6
は、レーザ光Lを集束してスポット光Sを形成するため
の平面鏡21,22およびレンズ29から成る光学系
と、当該光学系を支持しかつレーザ光Lの光軸20に一
致する回転軸Pを有する筐体44と、筐体44を回転軸
Pのまわりに角変位させるためのモータ45、駆動歯車
46および外歯車47などから成る第1駆動手段と、回
転軸Pを含む平面の法線方向(紙面垂直方向)を回転軸
Qとして平面鏡22を角変位させるためのプーリ31,
33、ベルト32およびモータ34などから成る第2駆
動手段30などから構成される。
は、レーザ光Lを集束してスポット光Sを形成するため
の平面鏡21,22およびレンズ29から成る光学系
と、当該光学系を支持しかつレーザ光Lの光軸20に一
致する回転軸Pを有する筐体44と、筐体44を回転軸
Pのまわりに角変位させるためのモータ45、駆動歯車
46および外歯車47などから成る第1駆動手段と、回
転軸Pを含む平面の法線方向(紙面垂直方向)を回転軸
Qとして平面鏡22を角変位させるためのプーリ31,
33、ベルト32およびモータ34などから成る第2駆
動手段30などから構成される。
【0012】筐体44は、図2のロボット7の手首8に
取付けられるフランジ41を有する筐体42に対して、
角変位可能なように軸受43によって支持されている。
さらに、筐体44の上方には環状の外歯車47が固定さ
れ、筐体42の内側に固定されたモータ45の出力軸に
固定された駆動歯車46と噛み合うことにより、モータ
45の回転量に応じて筐体44が回転軸Pのまわりを角
変位する。
取付けられるフランジ41を有する筐体42に対して、
角変位可能なように軸受43によって支持されている。
さらに、筐体44の上方には環状の外歯車47が固定さ
れ、筐体42の内側に固定されたモータ45の出力軸に
固定された駆動歯車46と噛み合うことにより、モータ
45の回転量に応じて筐体44が回転軸Pのまわりを角
変位する。
【0013】筐体44に固定された平面鏡21は、レー
ザ光Lの光軸20が通る位置に設けられ、レーザ光Lを
回転軸Pから外すように反射する。
ザ光Lの光軸20が通る位置に設けられ、レーザ光Lを
回転軸Pから外すように反射する。
【0014】平面鏡22は、回転軸Qのまわりを回転す
るプーリ31と連結しており、筐体44の内側に設けら
れたモータ34の出力軸に固定されたプーリ33の回転
がベルト32によって伝達されることによって、モータ
34の回転量に応じて平面鏡22が回転軸Qのまわりで
角変位する。
るプーリ31と連結しており、筐体44の内側に設けら
れたモータ34の出力軸に固定されたプーリ33の回転
がベルト32によって伝達されることによって、モータ
34の回転量に応じて平面鏡22が回転軸Qのまわりで
角変位する。
【0015】図2に示すレーザ光源15から導入された
レーザ光Lは、その光軸20が筐体44の回転軸Pに一
致するように入射して、平面鏡21および平面鏡22に
よって反射され、レンズ29に入射することによって、
レンズ29の焦点位置にスポット光Sが形成され、ワー
ク(不図示)に照射される。
レーザ光Lは、その光軸20が筐体44の回転軸Pに一
致するように入射して、平面鏡21および平面鏡22に
よって反射され、レンズ29に入射することによって、
レンズ29の焦点位置にスポット光Sが形成され、ワー
ク(不図示)に照射される。
【0016】スポット光Sを2次元的に移動させる場
合、モータ45の回転量を制御することによって、スポ
ット光Sの回転軸Pまわりの角変位量θが制御され、一
方、モータ34の回転量を制御することによってスポッ
ト光Sの回転軸Pに対する角変位半径Rが制御される。
したがって、たとえば丸穴加工を行う場合、ロボット7
の軸9〜14を制御して、加工すべき穴の中心と回転軸
Pを一致させた後、モータ34を制御して丸穴の半径R
に相当する位置にスポット光Sを形成してから、モータ
45を制御して筐体44を一回転以上回転させることに
よって、所望の丸穴を形成することができる。また、半
円、長円、多角形などの複雑な幾何図形についても、半
径Rおよび角変位量θの極座標系で表現することによっ
て、丸穴と同様な加工を行うことができる。
合、モータ45の回転量を制御することによって、スポ
ット光Sの回転軸Pまわりの角変位量θが制御され、一
方、モータ34の回転量を制御することによってスポッ
ト光Sの回転軸Pに対する角変位半径Rが制御される。
したがって、たとえば丸穴加工を行う場合、ロボット7
の軸9〜14を制御して、加工すべき穴の中心と回転軸
Pを一致させた後、モータ34を制御して丸穴の半径R
に相当する位置にスポット光Sを形成してから、モータ
45を制御して筐体44を一回転以上回転させることに
よって、所望の丸穴を形成することができる。また、半
円、長円、多角形などの複雑な幾何図形についても、半
径Rおよび角変位量θの極座標系で表現することによっ
て、丸穴と同様な加工を行うことができる。
【0017】図3は、本発明の他の実施例であるレーザ
加工装置の構成を示す断面図である。本実施例における
レーザ加工装置6は、図1に示したものと同様に、図2
に示されるたとえば6軸の多関節型のロボット7の手首
8に取付けられる。レーザ光源15から射出されたレー
ザ光は、レーザ加工装置6に導入されて、その出力側に
スポット光Sが形成され、薄板などのワーク(不図示)
に照射されることによって切断加工や穴加工が行われ
る。
加工装置の構成を示す断面図である。本実施例における
レーザ加工装置6は、図1に示したものと同様に、図2
に示されるたとえば6軸の多関節型のロボット7の手首
8に取付けられる。レーザ光源15から射出されたレー
ザ光は、レーザ加工装置6に導入されて、その出力側に
スポット光Sが形成され、薄板などのワーク(不図示)
に照射されることによって切断加工や穴加工が行われ
る。
【0018】図3に示すように、このレーザ加工装置6
は、レーザ光Lを集束してスポット光Sを形成するめた
の平面鏡21,22,23およびレンズ29から成る光
学系と、当該光学系を支持しかつレーザ光Lの光軸に一
致する回転軸Pを有する筐体44と、筐体44を回転軸
Pのまわりに角変位させるためのモータ45、駆動歯車
46および外歯車47などから成る第1駆動手段と、回
転軸Pを含む平面法線方向(紙面垂直方向)を回転軸Q
として平面鏡23を角変位させるためのプーリ31,3
3、ベルト32およびモータ34などから成る第2駆動
手段30から構成される。
は、レーザ光Lを集束してスポット光Sを形成するめた
の平面鏡21,22,23およびレンズ29から成る光
学系と、当該光学系を支持しかつレーザ光Lの光軸に一
致する回転軸Pを有する筐体44と、筐体44を回転軸
Pのまわりに角変位させるためのモータ45、駆動歯車
46および外歯車47などから成る第1駆動手段と、回
転軸Pを含む平面法線方向(紙面垂直方向)を回転軸Q
として平面鏡23を角変位させるためのプーリ31,3
3、ベルト32およびモータ34などから成る第2駆動
手段30から構成される。
【0019】筐体44は、図1と同様に、筐体42に対
して角変位可能なように軸受43によって支持されてお
り、モータ45の回転量に応じて回転軸Pのまわりを角
変位する。
して角変位可能なように軸受43によって支持されてお
り、モータ45の回転量に応じて回転軸Pのまわりを角
変位する。
【0020】平面鏡23は、図1中の平面鏡22と同様
に、モータ34の回転量に応じて回転軸Qのまわりを角
変位する。なお、平面鏡21,22は、筐体44に固定
されている。
に、モータ34の回転量に応じて回転軸Qのまわりを角
変位する。なお、平面鏡21,22は、筐体44に固定
されている。
【0021】レーザ光Lは、その光軸20が回転軸Pに
一致するように入射して、平面鏡21,22,23によ
って反射され、レンズ29に入射することによって、レ
ンズ29の焦点位置にスポット光Sが形成され、ワーク
(不図示)に照射される。スポット光Sを2次元的に移
動させる場合、モータ45の回転量を制御することによ
って、スポット光Sの回転軸Pまわりの角変位量θが制
御され、一方、モータ34の回転量を制御することによ
って、スポット光Sの回転軸Pに対する角変位半径Rが
制御される。したがって、たとえば丸穴加工を行う場
合、ロボツト7の軸9〜14を制御して加工すべき穴の
中心と回転軸Pを一致させた後、モータ34を制御して
丸穴の半径Rに相当する位置にスポット光Sを形成して
から、モータ45を制御して筐体44を一回転以上角変
位させることによって所望の丸穴を形成することができ
る。
一致するように入射して、平面鏡21,22,23によ
って反射され、レンズ29に入射することによって、レ
ンズ29の焦点位置にスポット光Sが形成され、ワーク
(不図示)に照射される。スポット光Sを2次元的に移
動させる場合、モータ45の回転量を制御することによ
って、スポット光Sの回転軸Pまわりの角変位量θが制
御され、一方、モータ34の回転量を制御することによ
って、スポット光Sの回転軸Pに対する角変位半径Rが
制御される。したがって、たとえば丸穴加工を行う場
合、ロボツト7の軸9〜14を制御して加工すべき穴の
中心と回転軸Pを一致させた後、モータ34を制御して
丸穴の半径Rに相当する位置にスポット光Sを形成して
から、モータ45を制御して筐体44を一回転以上角変
位させることによって所望の丸穴を形成することができ
る。
【0022】図4は、本発明の他の実施例であるレーザ
加工装置の構成を示す断面図である。本実施例における
レーザ加工装置6は、図1に示したものと同様に、図2
に示されるたとえば6軸の多関節型のロボット7の手首
8に取付けられる。レーザ光源15から射出されたレー
ザ光は、レーザ加工装置6に導入されて、その出力側に
スポット光Sが形成され、薄板などのワーク(不図示)
に照射されることによって切断加工や穴加工が行われ
る。
加工装置の構成を示す断面図である。本実施例における
レーザ加工装置6は、図1に示したものと同様に、図2
に示されるたとえば6軸の多関節型のロボット7の手首
8に取付けられる。レーザ光源15から射出されたレー
ザ光は、レーザ加工装置6に導入されて、その出力側に
スポット光Sが形成され、薄板などのワーク(不図示)
に照射されることによって切断加工や穴加工が行われ
る。
【0023】図4に示すように、このレーザ加工装置6
は、レーザ光Lを集束してスポット光Sを形成するめた
の平面鏡21,22,23,24およびレンズ29から
成る光学系と、当該光学系を支持しかつレーザ光Lの光
軸に一致する回転軸Pを有する筐体44と、筐体44を
回転軸Pのまわりに角変位させるためのモータ45、駆
動歯車46および外歯車47などから成る第1駆動手段
と、回転軸Pを含む平面法線方向(紙面垂直方向)を回
転軸Qとして平面鏡24を角変位させるためのプーリ3
1,33、ベルト32およびモータ34などから成る第
2駆動手段30から構成される。
は、レーザ光Lを集束してスポット光Sを形成するめた
の平面鏡21,22,23,24およびレンズ29から
成る光学系と、当該光学系を支持しかつレーザ光Lの光
軸に一致する回転軸Pを有する筐体44と、筐体44を
回転軸Pのまわりに角変位させるためのモータ45、駆
動歯車46および外歯車47などから成る第1駆動手段
と、回転軸Pを含む平面法線方向(紙面垂直方向)を回
転軸Qとして平面鏡24を角変位させるためのプーリ3
1,33、ベルト32およびモータ34などから成る第
2駆動手段30から構成される。
【0024】筐体44は、図1と同様に、筐体42に対
して角変位可能なように軸受43によって支持されてお
り、モータ45の回転量に応じて回転軸Pのまわりを角
変位する。
して角変位可能なように軸受43によって支持されてお
り、モータ45の回転量に応じて回転軸Pのまわりを角
変位する。
【0025】平面鏡24は、図1中の平面鏡22と同様
に、モータ34の回転量に応じて回転軸Qのまわりを角
変位する。なお、平面鏡21,22,23は、筐体44
に固定されている。
に、モータ34の回転量に応じて回転軸Qのまわりを角
変位する。なお、平面鏡21,22,23は、筐体44
に固定されている。
【0026】レーザ光Lは、その光軸20が回転軸Pに
一致するように入射して、平面鏡21,22,23,2
4によって反射され、レンズ29に入射することによっ
て、レンズ29の焦点位置にスポット光Sが形成され、
ワーク(不図示)に照射される。スポット光Sを2次元
的に移動させる場合、モータ45の回転量を制御するこ
とによって、スポット光Sの回転軸Pまわりの角変位量
θが制御され、一方、モータ34の回転量を制御するこ
とによって、スポット光Sの回転軸Pに対する角変位半
径Rが制御される。したがって、たとえば丸穴加工を行
う場合、ロボツト7の軸9〜14を制御して加工すべき
穴の中心と回転軸Pを一致させた後、モータ34を制御
して丸穴の半径Rに相当する位置にスポット光Sを形成
してから、モータ45を制御して筐体44を一回転以上
角変位させることによって所望の丸穴を形成することが
できる。
一致するように入射して、平面鏡21,22,23,2
4によって反射され、レンズ29に入射することによっ
て、レンズ29の焦点位置にスポット光Sが形成され、
ワーク(不図示)に照射される。スポット光Sを2次元
的に移動させる場合、モータ45の回転量を制御するこ
とによって、スポット光Sの回転軸Pまわりの角変位量
θが制御され、一方、モータ34の回転量を制御するこ
とによって、スポット光Sの回転軸Pに対する角変位半
径Rが制御される。したがって、たとえば丸穴加工を行
う場合、ロボツト7の軸9〜14を制御して加工すべき
穴の中心と回転軸Pを一致させた後、モータ34を制御
して丸穴の半径Rに相当する位置にスポット光Sを形成
してから、モータ45を制御して筐体44を一回転以上
角変位させることによって所望の丸穴を形成することが
できる。
【0027】図5は、本発明の他の実施例であるレーザ
加工装置の構成を示す断面図である。本実施例における
レーザ加工装置6は、図1に示したものと同様に、図2
に示されるたとえば6軸の多関節型のロボット7の手首
8に取付けられる。レーザ光源15から射出されたレー
ザ光は、レーザ加工装置6に導入されて、その出力側に
スポット光Sが形成され、薄板などのワーク(不図示)
に照射されることによって切断加工や穴加工が行われ
る。
加工装置の構成を示す断面図である。本実施例における
レーザ加工装置6は、図1に示したものと同様に、図2
に示されるたとえば6軸の多関節型のロボット7の手首
8に取付けられる。レーザ光源15から射出されたレー
ザ光は、レーザ加工装置6に導入されて、その出力側に
スポット光Sが形成され、薄板などのワーク(不図示)
に照射されることによって切断加工や穴加工が行われ
る。
【0028】図5に示すように、このレーザ加工装置6
は、レーザ光Lを集束してスポット光Sを形成するめた
の平面鏡21,22,23およびレンズ29から成る光
学系と、当該光学系を支持しかつレーザ光Lの光軸に一
致する回転軸Pを有する筐体44と、筐体44を回転軸
Pのまわりに角変位させるためのモータ45、駆動歯車
46および外歯車47などから成る第1駆動手段と、回
転軸Pを含む平面法線方向(紙面垂直方向)を回転軸Q
として平面鏡23を角変位させるためのプーリ31,3
3、ベルト32およびモータ34などから成る第2駆動
手段30から構成される。
は、レーザ光Lを集束してスポット光Sを形成するめた
の平面鏡21,22,23およびレンズ29から成る光
学系と、当該光学系を支持しかつレーザ光Lの光軸に一
致する回転軸Pを有する筐体44と、筐体44を回転軸
Pのまわりに角変位させるためのモータ45、駆動歯車
46および外歯車47などから成る第1駆動手段と、回
転軸Pを含む平面法線方向(紙面垂直方向)を回転軸Q
として平面鏡23を角変位させるためのプーリ31,3
3、ベルト32およびモータ34などから成る第2駆動
手段30から構成される。
【0029】筐体44は、図1と同様に、筐体42に対
して角変位可能なように軸受43によって支持されてお
り、モータ45の回転量に応じて回転軸Pのまわりを角
変位する。
して角変位可能なように軸受43によって支持されてお
り、モータ45の回転量に応じて回転軸Pのまわりを角
変位する。
【0030】平面鏡23は、図1中の平面鏡22と同様
に、モータ34の回転量に応じて回転軸Qのまわりを角
変位する。なお、平面鏡21,22は、筐体44に固定
されている。
に、モータ34の回転量に応じて回転軸Qのまわりを角
変位する。なお、平面鏡21,22は、筐体44に固定
されている。
【0031】レーザ光Lは、その光軸20が回転軸Pに
一致するように入射して、平面鏡21,22,23によ
って反射され、レンズ29に入射することによって、レ
ンズ29の焦点位置にスポット光Sが形成され、ワーク
(不図示)に照射される。スポット光Sを2次元的に移
動させる場合、モータ45の回転量を制御することによ
って、スポット光Sの回転軸Pまわりの角変位量θが制
御され、一方、モータ34の回転量を制御することによ
って、スポット光Sの回転軸Pに対する角変位半径Rが
制御される。したがって、たとえば丸穴加工を行う場
合、ロボツト7の軸9〜14を制御して加工すべき穴の
中心と回転軸Pを一致させた後、モータ34を制御して
丸穴の半径Rに相当する位置にスポット光Sを形成して
から、モータ45を制御して筐体44を一回転以上角変
位させることによって所望の丸穴を形成することができ
る。なお、本実施例におけるレーザ加工装置6は、平面
鏡21と平面鏡22の間の光学経路を長く設定している
ため、大きい半径の丸穴加工を行うことができる。
一致するように入射して、平面鏡21,22,23によ
って反射され、レンズ29に入射することによって、レ
ンズ29の焦点位置にスポット光Sが形成され、ワーク
(不図示)に照射される。スポット光Sを2次元的に移
動させる場合、モータ45の回転量を制御することによ
って、スポット光Sの回転軸Pまわりの角変位量θが制
御され、一方、モータ34の回転量を制御することによ
って、スポット光Sの回転軸Pに対する角変位半径Rが
制御される。したがって、たとえば丸穴加工を行う場
合、ロボツト7の軸9〜14を制御して加工すべき穴の
中心と回転軸Pを一致させた後、モータ34を制御して
丸穴の半径Rに相当する位置にスポット光Sを形成して
から、モータ45を制御して筐体44を一回転以上角変
位させることによって所望の丸穴を形成することができ
る。なお、本実施例におけるレーザ加工装置6は、平面
鏡21と平面鏡22の間の光学経路を長く設定している
ため、大きい半径の丸穴加工を行うことができる。
【0032】図6は、本発明の他の実施例であるレーザ
加工装置の構成を示す断面図である。本実施例における
レーザ加工装置6は、図1に示したものと同様に、図2
に示されるたとえば6軸の多関節型のロボット7の手首
8に取付けられる。レーザ光源15から射出されたレー
ザ光は、レーザ加工装置6に導入されて、その出力側に
スポット光Sが形成され、薄板などのワーク(不図示)
に照射されることによって切断加工や穴加工が行われ
る。
加工装置の構成を示す断面図である。本実施例における
レーザ加工装置6は、図1に示したものと同様に、図2
に示されるたとえば6軸の多関節型のロボット7の手首
8に取付けられる。レーザ光源15から射出されたレー
ザ光は、レーザ加工装置6に導入されて、その出力側に
スポット光Sが形成され、薄板などのワーク(不図示)
に照射されることによって切断加工や穴加工が行われ
る。
【0033】図6に示すように、このレーザ加工装置6
は、レーザ光Lを集束してスポット光Sを形成するめた
の平面鏡21,22およびレンズ29から成る光学系
と、当該光学系を支持しかつレーザ光Lの光軸に一致す
る回転軸Pを有する筐体44と、筐体44を回転軸Pの
まわりに角変位させるためのモータ45、駆動歯車46
および外歯車47などから成る第1駆動手段と、回転軸
Pを含む平面法線方向(紙面垂直方向)を回転軸Qとし
て平面鏡21を角変位させるためのプーリ31,33、
ベルト32およびモータ34などから成る第2駆動手段
30から構成される。
は、レーザ光Lを集束してスポット光Sを形成するめた
の平面鏡21,22およびレンズ29から成る光学系
と、当該光学系を支持しかつレーザ光Lの光軸に一致す
る回転軸Pを有する筐体44と、筐体44を回転軸Pの
まわりに角変位させるためのモータ45、駆動歯車46
および外歯車47などから成る第1駆動手段と、回転軸
Pを含む平面法線方向(紙面垂直方向)を回転軸Qとし
て平面鏡21を角変位させるためのプーリ31,33、
ベルト32およびモータ34などから成る第2駆動手段
30から構成される。
【0034】筐体44は、図1と同様に、筐体42に対
して角変位可能なように軸受43によって支持されてお
り、モータ45の回転量に応じて回転軸Pのまわりを角
変位する。
して角変位可能なように軸受43によって支持されてお
り、モータ45の回転量に応じて回転軸Pのまわりを角
変位する。
【0035】平面鏡21は、図1中の平面鏡22と同様
に、モータ34の回転量に応じて回転軸Qのまわりを角
変位する。なお、平面鏡22は、筐体44に固定されて
いる。
に、モータ34の回転量に応じて回転軸Qのまわりを角
変位する。なお、平面鏡22は、筐体44に固定されて
いる。
【0036】レーザ光Lは、その光軸20が回転軸Pに
一致するように入射して、平面鏡21,22によって反
射され、レンズ29に入射することによって、レンズ2
9の焦点位置にスポット光Sが形成され、ワーク(不図
示)に照射される。スポット光Sを2次元的に移動させ
る場合、モータ45の回転量を制御することによって、
スポット光Sの回転軸Pまわりの角変位量θが制御さ
れ、一方、モータ34の回転量を制御することによっ
て、スポット光Sの回転軸Pに対する角変位半径Rが制
御される。したがって、たとえば丸穴加工を行う場合、
ロボツト7の軸9〜14を制御して加工すべき穴の中心
と回転軸Pを一致させた後、モータ34を制御して丸穴
の半径Rに相当する位置にスポット光Sを形成してか
ら、モータ45を制御して筐体44を一回転以上角変位
させることによって所望の丸穴を形成することができ
る。
一致するように入射して、平面鏡21,22によって反
射され、レンズ29に入射することによって、レンズ2
9の焦点位置にスポット光Sが形成され、ワーク(不図
示)に照射される。スポット光Sを2次元的に移動させ
る場合、モータ45の回転量を制御することによって、
スポット光Sの回転軸Pまわりの角変位量θが制御さ
れ、一方、モータ34の回転量を制御することによっ
て、スポット光Sの回転軸Pに対する角変位半径Rが制
御される。したがって、たとえば丸穴加工を行う場合、
ロボツト7の軸9〜14を制御して加工すべき穴の中心
と回転軸Pを一致させた後、モータ34を制御して丸穴
の半径Rに相当する位置にスポット光Sを形成してか
ら、モータ45を制御して筐体44を一回転以上角変位
させることによって所望の丸穴を形成することができ
る。
【0037】図7は、本発明の他の実施例であるレーザ
加工装置の構成を示す断面図である。本実施例における
レーザ加工装置6は、図1に示したものと同様に、図2
に示されるたとえば6軸の多関節型のロボット7の手首
8に取付けられる。レーザ光源15から射出されたレー
ザ光は、レーザ加工装置6に導入されて、その出力側に
スポット光Sが形成され、薄板などのワーク(不図示)
に照射されることによって切断加工や穴加工が行われ
る。
加工装置の構成を示す断面図である。本実施例における
レーザ加工装置6は、図1に示したものと同様に、図2
に示されるたとえば6軸の多関節型のロボット7の手首
8に取付けられる。レーザ光源15から射出されたレー
ザ光は、レーザ加工装置6に導入されて、その出力側に
スポット光Sが形成され、薄板などのワーク(不図示)
に照射されることによって切断加工や穴加工が行われ
る。
【0038】図7に示すように、このレーザ加工装置6
は、レーザ光Lを集束してスポット光Sを形成するめた
の平面鏡21および凹面鏡25から成る光学系と、当該
光学系を支持しかつレーザ光Lの光軸に一致する回転軸
Pを有する筐体44と、筐体44を回転軸Pのまわりに
角変位させるためのモータ45、駆動歯車46および外
歯車47などから成る第1駆動手段と、回転軸Pを含む
平面法線方向(紙面垂直方向)を回転軸Qとして凹面鏡
25を角変位させるためのプーリ31,33、ベルト3
2およびモータ34などから成る第2駆動手段30から
構成される。
は、レーザ光Lを集束してスポット光Sを形成するめた
の平面鏡21および凹面鏡25から成る光学系と、当該
光学系を支持しかつレーザ光Lの光軸に一致する回転軸
Pを有する筐体44と、筐体44を回転軸Pのまわりに
角変位させるためのモータ45、駆動歯車46および外
歯車47などから成る第1駆動手段と、回転軸Pを含む
平面法線方向(紙面垂直方向)を回転軸Qとして凹面鏡
25を角変位させるためのプーリ31,33、ベルト3
2およびモータ34などから成る第2駆動手段30から
構成される。
【0039】筐体44は、図1と同様に、筐体42に対
して角変位可能なように軸受43によって支持されてお
り、モータ45の回転量に応じて回転軸Pのまわりを角
変位する。
して角変位可能なように軸受43によって支持されてお
り、モータ45の回転量に応じて回転軸Pのまわりを角
変位する。
【0040】凹面鏡25は、図1中の平面鏡22と同様
に、モータ34の回転量に応じて回転軸Qのまわりを角
変位する。なお、平面鏡21は、筐体44に固定されて
いる。
に、モータ34の回転量に応じて回転軸Qのまわりを角
変位する。なお、平面鏡21は、筐体44に固定されて
いる。
【0041】レーザ光Lは、その光軸20が回転軸Pに
一致するように入射して、平面鏡21によって反射さ
れ、凹面鏡25に入射することによって、その焦点位置
にスポット光Sが形成され、ワーク(不図示)に照射さ
れる。スポット光Sを2次元的に移動させる場合、モー
タ45の回転量を制御することによって、スポット光S
の回転軸Pまわりの角変位量θが制御され、一方、モー
タ34の回転量を制御することによって、スポット光S
の回転軸Pに対する角変位半径Rが制御される。したが
って、たとえば丸穴加工を行う場合、ロボツト7の軸9
〜14を制御して加工すべき穴の中心と回転軸Pを一致
させた後、モータ34を制御して丸穴の半径Rに相当す
る位置にスポット光Sを形成してから、モータ45を制
御して筐体44を一回転以上角変位させることによって
所望の丸穴を形成することができる。
一致するように入射して、平面鏡21によって反射さ
れ、凹面鏡25に入射することによって、その焦点位置
にスポット光Sが形成され、ワーク(不図示)に照射さ
れる。スポット光Sを2次元的に移動させる場合、モー
タ45の回転量を制御することによって、スポット光S
の回転軸Pまわりの角変位量θが制御され、一方、モー
タ34の回転量を制御することによって、スポット光S
の回転軸Pに対する角変位半径Rが制御される。したが
って、たとえば丸穴加工を行う場合、ロボツト7の軸9
〜14を制御して加工すべき穴の中心と回転軸Pを一致
させた後、モータ34を制御して丸穴の半径Rに相当す
る位置にスポット光Sを形成してから、モータ45を制
御して筐体44を一回転以上角変位させることによって
所望の丸穴を形成することができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳説したように、本発明によれば、
多関節型のロボット全体を制御することなくロボットア
ームの先端に取付けられたレーザ加工装置によって、レ
ーザ加工を行うことができる。したがって、動作部分が
軽量かつ小型になるため、動特性の改善が図れ、高精度
かつ高速に穴加工や切断加工を行うことができる。
多関節型のロボット全体を制御することなくロボットア
ームの先端に取付けられたレーザ加工装置によって、レ
ーザ加工を行うことができる。したがって、動作部分が
軽量かつ小型になるため、動特性の改善が図れ、高精度
かつ高速に穴加工や切断加工を行うことができる。
【図1】本発明の一実施例であるレーザ加工装置の構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】本発明に係るレーザ加工装置6が取付けられる
多関節型ロボットの一例を示す構成図である。
多関節型ロボットの一例を示す構成図である。
【図3】本発明の他の実施例であるレーザ加工装置の構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例であるレーザ加工装置の構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例であるレーザ加工装置の構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施例であるレーザ加工装置の構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施例であるレーザ加工装置の構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図8】先行技術に係るレーザ加工装置の光学系の一例
を示す部分斜視図である。
を示す部分斜視図である。
6 レーザ加工装置 7 ロボット 8 手首 9〜14 軸 15 レーザ光源 20 光軸 21,22,23,24 平面鏡 25 凹面鏡 29 レンズ 30 第2駆動手段 31,33 プーリ 32 ベルト 34,45 モータ 41 フランジ 42,44 筐体 43 軸受 46 駆動歯車 47 外歯車
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−229688(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/00,26/08
Claims (1)
- 【請求項1】 ロボット手首に取付け可能な第1筐体
と、 ロボットから供給されるレーザ光を集束してスポット光
Sを形成するための、複数の反射鏡を含む光学系と、 前記光学系を支持し、かつ第1筐体に対して角変位可能
に支持され、前記レーザ光の光軸に一致する第1回転軸
Pを有する第2筐体と、 第2筐体を第1回転軸Pまわりに角変位させて角変位量
θを制御するための第1駆動手段と、 前記反射鏡の少なくとも1つを、第1回転軸Pを含む平
面の法線方向を第2回転軸Qとして角変位させて、第1
回転軸Pからスポット光Sまでの角変位半径Rを制御す
るための第2駆動手段とを備え、 角変位量θおよび角変位半径Rの制御に基づいてスポッ
ト光Sを2次元的に移動させることを特徴とするレーザ
加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4240244A JP3003895B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | レーザ加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4240244A JP3003895B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | レーザ加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0687088A JPH0687088A (ja) | 1994-03-29 |
JP3003895B2 true JP3003895B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=17056606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4240244A Expired - Fee Related JP3003895B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | レーザ加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003895B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5574262A (en) * | 1994-10-04 | 1996-11-12 | At&T Global Information Solutions Company | Noise cancellation for non-ideal electrostatic shielding |
DE10045973A1 (de) * | 2000-09-16 | 2002-04-04 | Bosch Gmbh Robert | Optische Vorrichtung zum Bohren mittels Laserstrahl |
JP4852256B2 (ja) * | 2005-04-01 | 2012-01-11 | 株式会社光フィジクス研究所 | 高剛性構造を有する光学装置 |
JP2007178944A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Brother Ind Ltd | 光学装置及び画像表示装置 |
JP4840110B2 (ja) | 2006-03-09 | 2011-12-21 | 日産自動車株式会社 | レーザ溶接装置およびレーザ溶接方法 |
CN103028843B (zh) * | 2012-12-26 | 2014-12-24 | 中科中涵激光设备(福建)股份有限公司 | 一种激光打孔光学元件的驱动电机控制系统及控制方法 |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP4240244A patent/JP3003895B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0687088A (ja) | 1994-03-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5132887A (en) | Multi-articulation type robot for laser operation | |
JP3831271B2 (ja) | 遠隔操作によるレーザ溶接システム及び溶接方法 | |
EP0823303A1 (en) | Laser processing device | |
JPS59134682A (ja) | マニピュレ−タ装置 | |
US3993402A (en) | Apparatus for directing a laser beam | |
US4710606A (en) | Two-axis optic wrist for laser applications | |
JPH0352791A (ja) | 多関節腕形産業用レーザロボット | |
JP3003895B2 (ja) | レーザ加工装置 | |
US6858814B2 (en) | Buckling arm robot | |
JPH05506104A (ja) | レーザービーム等の平行ビームを配送するための装置 | |
JP2824170B2 (ja) | ロボット用レーザ加工装置 | |
JPH08132264A (ja) | レーザ加工機 | |
JPH10216981A (ja) | 光軸移動型レーザー加工装置 | |
WO2021199621A1 (ja) | 焦点距離調整装置及びレーザ加工装置 | |
EP0413826A1 (en) | Method and apparatus for laser machining using non-axisymmetric parabolic reflector | |
JP2665232B2 (ja) | 5軸制御機械のティーチング装置 | |
JPH0691386A (ja) | レーザ加工装置 | |
JPH0687089A (ja) | レーザ加工装置 | |
JPH03210990A (ja) | レーザ加工方法 | |
JP3511049B2 (ja) | レ−ザ加工装置 | |
JPS62197289A (ja) | レ−ザ加工装置 | |
JPH06315784A (ja) | 円筒状内面の加工方法 | |
JPH04319090A (ja) | 多関節形レーザ加工ロボット | |
JPH01130894A (ja) | レーザ加工装置 | |
JPS60218Y2 (ja) | レ−ザ加工装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |