JP3000295B2 - ピロロ〔2,1―b〕チアゾール誘導体及びこれを含有する肝疾患予防・治療剤 - Google Patents
ピロロ〔2,1―b〕チアゾール誘導体及びこれを含有する肝疾患予防・治療剤Info
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- JP3000295B2 JP3000295B2 JP2267313A JP26731390A JP3000295B2 JP 3000295 B2 JP3000295 B2 JP 3000295B2 JP 2267313 A JP2267313 A JP 2267313A JP 26731390 A JP26731390 A JP 26731390A JP 3000295 B2 JP3000295 B2 JP 3000295B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はピロロ〔2,1−b〕チアゾール誘導体又はそ
の塩及びこれを含有し、優れた肝細胞変性・壊死抑制作
用及び肝障害改善作用を有する肝疾患予防・治療剤に関
する。
の塩及びこれを含有し、優れた肝細胞変性・壊死抑制作
用及び肝障害改善作用を有する肝疾患予防・治療剤に関
する。
従来、肝臓疾患の治療としては安静、高蛋白、高カロ
リーの食餌療法、禁酒等の一般療法の他ビタミン類、強
肝剤等の一般薬物療法、プレドニゾロン等の副腎皮質ス
テロイド、グリチルリチン製剤、インターフェロン等の
免疫賦活剤が繁用されてきた。
リーの食餌療法、禁酒等の一般療法の他ビタミン類、強
肝剤等の一般薬物療法、プレドニゾロン等の副腎皮質ス
テロイド、グリチルリチン製剤、インターフェロン等の
免疫賦活剤が繁用されてきた。
しかしながら、臨床上繁用されているグリチルリチン
製剤やインターフェロンは注射剤であり、長期投与には
不適であり、更にこれらの薬物やステロイド剤にあって
は重篤な副作用の問題があった。
製剤やインターフェロンは注射剤であり、長期投与には
不適であり、更にこれらの薬物やステロイド剤にあって
は重篤な副作用の問題があった。
従って、経口投与が可能で長期投与ができ、副作用の
少ない肝疾患予防・治療剤が望まれていた。
少ない肝疾患予防・治療剤が望まれていた。
上記実状に鑑み本発明者らは肝疾患予防・治療剤とな
りうる新規物質を得べく鋭意研究を行なった結果、ピロ
ロ〔2,1−b〕チアゾール骨格を基本骨格とし、その3
位に特定の置換基を有する化合物が、前記課題を克服し
た優れた肝疾患予防・治療剤となることを見出し本発明
を完成した。
りうる新規物質を得べく鋭意研究を行なった結果、ピロ
ロ〔2,1−b〕チアゾール骨格を基本骨格とし、その3
位に特定の置換基を有する化合物が、前記課題を克服し
た優れた肝疾患予防・治療剤となることを見出し本発明
を完成した。
すなわち、本発明は次の一般式 〔式中、 は二重結合又は単結合を示し、R1はアルキルオキシカル
ボニル基を示し、R6は水素原子又は低級アルキル基を示
し、Aは=CH−COR9(R9は水酸基、低級アルキル基、ハ
ロゲン原子もしくはニトロ基が置換することがあるフェ
ニルオキシ基又はフェニルチオ基)、 (R10は水素原子を、R11はシクロアルキル基、フェニル
基、ベンジル基、ピリジル基を示すか、R10とR11が一緒
になって、他の窒素原子、酸素原子もしくは硫黄原子を
含んでもよく、複素環を形成する)、 (R8は水素原子又はアルコキシカルボニル基)又は−CH
2−COR19(R19は水酸基、アルコキシ基、アミノ基、ア
ルキルアミノ基、モルホリノ基又はピペラジニル基)を
示す〕 で表わされるピロロ〔2,1−b〕チアゾール誘導体又は
その塩及びこれを有効成分とする肝疾患予防・治療剤を
提供するものである。
ボニル基を示し、R6は水素原子又は低級アルキル基を示
し、Aは=CH−COR9(R9は水酸基、低級アルキル基、ハ
ロゲン原子もしくはニトロ基が置換することがあるフェ
ニルオキシ基又はフェニルチオ基)、 (R10は水素原子を、R11はシクロアルキル基、フェニル
基、ベンジル基、ピリジル基を示すか、R10とR11が一緒
になって、他の窒素原子、酸素原子もしくは硫黄原子を
含んでもよく、複素環を形成する)、 (R8は水素原子又はアルコキシカルボニル基)又は−CH
2−COR19(R19は水酸基、アルコキシ基、アミノ基、ア
ルキルアミノ基、モルホリノ基又はピペラジニル基)を
示す〕 で表わされるピロロ〔2,1−b〕チアゾール誘導体又は
その塩及びこれを有効成分とする肝疾患予防・治療剤を
提供するものである。
一般式(I)で表わされる化合物には、=Aの場合に
はE体とZ体の幾何異性体が存在するが、その何れの異
性体も本発明に含まれる。
はE体とZ体の幾何異性体が存在するが、その何れの異
性体も本発明に含まれる。
本発明化合物の具体例は、下記の表−1〜表−10に示
す化合物の中から選ぶことができる。
す化合物の中から選ぶことができる。
本発明の式(I)の化合物は種々の方法により製造す
ることができ、その代表的な製造法を以下に示す。
ることができ、その代表的な製造法を以下に示す。
製造法A XC(R2)(R3)COCH(R8)COR9又は XC(R2)(R3)CH=C(R8)COR9 (式中、Xはハロゲン原子を示し、R1、R6、R8、R9およ
び は前記と同じものを示し、R2、R3、R4、R5、R7は水素原
子を示す) 式(II)の化合物にXC(R2)(R3)COCH(R8)COR9又
はXC(R2)(R3)CH=C(R8)COR9で示される化合物を
脱酸剤の存在下又は非存在下に適当な有機溶媒中、反応
させることにより式(I a)の化合物を製造することが
できる。
び は前記と同じものを示し、R2、R3、R4、R5、R7は水素原
子を示す) 式(II)の化合物にXC(R2)(R3)COCH(R8)COR9又
はXC(R2)(R3)CH=C(R8)COR9で示される化合物を
脱酸剤の存在下又は非存在下に適当な有機溶媒中、反応
させることにより式(I a)の化合物を製造することが
できる。
XC(R2)(R3)COCH(R8)COR9又はXC(R2)(R3)CH
=C(R6)COR9の例としては、4−ハロゲノアセト酢酸
低級アルキルエステル、4−ハロゲノアセト酢酸−4−
ニトロフェニルエスエル、4−ハロゲノアセト酢酸−2,
4,6−トリクロロフェニルエステル、4−ハロゲノアセ
トチオ酢酸フェニルエステル、4−ハロゲノアセト酢酸
2,2,2−トリクロロエチルエステル、4−ハロゲノクロ
トン酸低級アルキルエステル、ハロゲノアセチルマロン
酸ジ低級アルキルエステル、α−シアノ−γ−ハロゲノ
アセト酢酸低級アルキルエステル、ハロゲノアセチルア
セトン、N−エトキシカルボニル−4−ハロゲノ−3−
オキソブタンアミド、N−アリール−4−ハロゲノ−3
−オキソブタンアミドおよびその低級アルキル置換誘導
体等が挙げられる。
=C(R6)COR9の例としては、4−ハロゲノアセト酢酸
低級アルキルエステル、4−ハロゲノアセト酢酸−4−
ニトロフェニルエスエル、4−ハロゲノアセト酢酸−2,
4,6−トリクロロフェニルエステル、4−ハロゲノアセ
トチオ酢酸フェニルエステル、4−ハロゲノアセト酢酸
2,2,2−トリクロロエチルエステル、4−ハロゲノクロ
トン酸低級アルキルエステル、ハロゲノアセチルマロン
酸ジ低級アルキルエステル、α−シアノ−γ−ハロゲノ
アセト酢酸低級アルキルエステル、ハロゲノアセチルア
セトン、N−エトキシカルボニル−4−ハロゲノ−3−
オキソブタンアミド、N−アリール−4−ハロゲノ−3
−オキソブタンアミドおよびその低級アルキル置換誘導
体等が挙げられる。
溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロピ
ルアルコール等のアルコール系溶媒;エーテル、テトラ
ヒドロフラン等のエーテル系溶媒;ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等のベンゼン系溶媒をあげることができ
る。脱酸剤としては、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸水素ナトリウム等の無機塩基又は酢酸ナトリウム、
酢酸カリウム、トリエチルアミン等の有機塩基をあげる
ことができる。反応は通常室温〜100℃で数時間〜1昼
夜行なわれる。
ルアルコール等のアルコール系溶媒;エーテル、テトラ
ヒドロフラン等のエーテル系溶媒;ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等のベンゼン系溶媒をあげることができ
る。脱酸剤としては、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸水素ナトリウム等の無機塩基又は酢酸ナトリウム、
酢酸カリウム、トリエチルアミン等の有機塩基をあげる
ことができる。反応は通常室温〜100℃で数時間〜1昼
夜行なわれる。
製造法B (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R10、R11お
よび は前記に同じであり、R21は炭素数1〜10個の低級アル
コキシ基、炭素数3乃至7個の環状アルコキシ基、モ
ノ、ジ若しくはトリハロゲノ低級アルコキシ基、1個以
上の置換基を有してもよいアリールオキシ基、又は1個
以上の置換基を有してもよいアリールチオ基を意味す
る) 式(I b)の化合物を、金属塩の存在下又は非存在下
に式 で表わされるアミン類と反応させることにより、式(I
c)の化合物を製造することができる。
よび は前記に同じであり、R21は炭素数1〜10個の低級アル
コキシ基、炭素数3乃至7個の環状アルコキシ基、モ
ノ、ジ若しくはトリハロゲノ低級アルコキシ基、1個以
上の置換基を有してもよいアリールオキシ基、又は1個
以上の置換基を有してもよいアリールチオ基を意味す
る) 式(I b)の化合物を、金属塩の存在下又は非存在下
に式 で表わされるアミン類と反応させることにより、式(I
c)の化合物を製造することができる。
金属塩としては、トリフルオロ酢酸銀等の銀塩、ヨウ
化第一銅等の銅塩が挙げられる。溶媒は使用しなくても
よいが、水、メタノール、エタノール、イソプロピルア
ルコール等のアルコール系溶媒、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル系溶媒、ジクロルメタン、クロ
ロホルム等を用いることもできる。反応は0℃〜80℃で
1時間〜1昼夜行なわれる。好ましくは式(I b)とし
てR21が4−ニトロフェノキシ基、2,4,6−トリクロロフ
ェノキシ基又はフェニルチオ基である活性エステル類を
用い金属塩の存在下に室温程度で数時間行なわれる。
化第一銅等の銅塩が挙げられる。溶媒は使用しなくても
よいが、水、メタノール、エタノール、イソプロピルア
ルコール等のアルコール系溶媒、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル系溶媒、ジクロルメタン、クロ
ロホルム等を用いることもできる。反応は0℃〜80℃で
1時間〜1昼夜行なわれる。好ましくは式(I b)とし
てR21が4−ニトロフェノキシ基、2,4,6−トリクロロフ
ェノキシ基又はフェニルチオ基である活性エステル類を
用い金属塩の存在下に室温程度で数時間行なわれる。
製造法C (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8およびR21は
前記に同じ) 式(I b)の化合物を加水分解することにより、式(I
d)の化合物を製造することができる。加水分解は、水
又は含水アルコール中、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ、又
は酢酸等の酸の存在下に亜鉛末を用いて行なうのが好ま
しい。反応は、室温〜80℃で数時間行なわれる。
前記に同じ) 式(I b)の化合物を加水分解することにより、式(I
d)の化合物を製造することができる。加水分解は、水
又は含水アルコール中、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ、又
は酢酸等の酸の存在下に亜鉛末を用いて行なうのが好ま
しい。反応は、室温〜80℃で数時間行なわれる。
製造法D (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8および は前記に同じでありR31は、 (R10、R11は前記に同じ)若しくは置換基を1個以上有
してもよいアリールオキシ基又はアリールチオ基を意味
する) 式(I d)の化合物又はその混合酸無水物に、ヒドロ
キシ基もしくはメルカプト基を有する芳香族化合物又は
式 で示される化合物を反応させることにより、式(I e)
の化合物を製造することができる。
してもよいアリールオキシ基又はアリールチオ基を意味
する) 式(I d)の化合物又はその混合酸無水物に、ヒドロ
キシ基もしくはメルカプト基を有する芳香族化合物又は
式 で示される化合物を反応させることにより、式(I e)
の化合物を製造することができる。
式(I d)の化合物を直接反応させる場合は、テトラ
ヒドロフラン、ジクロルメタン等の溶媒中、4−N,N−
ジメチルアミノピリジン、1−ヒドロキシベンズトリア
ゾール又はN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド、
N,N′−ジイソプロピルカルボジイミド等のカルボジイ
ミド存在下もしくは、1,1′−カルボジイミダゾールの
存在下に反応を行なう。また式(I d)の化合物の混合
酸無水物は、テトラヒドロフラン等の溶媒中、トリエチ
ルアミン等の塩基の存在下、アルキル炭酸、ピバリン酸
又はそれらの誘導体と反応させることにより得られる。
反応は、通常室温程度で1時間〜24時間行なわれる。
ヒドロフラン、ジクロルメタン等の溶媒中、4−N,N−
ジメチルアミノピリジン、1−ヒドロキシベンズトリア
ゾール又はN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド、
N,N′−ジイソプロピルカルボジイミド等のカルボジイ
ミド存在下もしくは、1,1′−カルボジイミダゾールの
存在下に反応を行なう。また式(I d)の化合物の混合
酸無水物は、テトラヒドロフラン等の溶媒中、トリエチ
ルアミン等の塩基の存在下、アルキル炭酸、ピバリン酸
又はそれらの誘導体と反応させることにより得られる。
反応は、通常室温程度で1時間〜24時間行なわれる。
製造法E (式中R1、R2、R3、R4、R5、R6および Aは前記に同じ) 式(I f)の化合物を適当な有機溶媒中、脱水素剤と
反応させることにより式(I g)の化合物を製造するこ
とができる。
反応させることにより式(I g)の化合物を製造するこ
とができる。
脱水素剤としてはパラジウム黒、二酸化マンガン、ク
ロラニル又は2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノパラベンゾ
キノン等を挙げることができる。溶媒としてはジクロロ
メタン、ジクロロエタン、クロロホルム、ジオキサン、
テトラヒドロフラン又はそれらの混合溶媒等を挙げるこ
とができる。反応は通常−10℃〜80℃の温度で数時間行
なわれる。好ましくはテトラヒドロフランとジクロロメ
タンの混合溶媒中、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノパラ
ベンゾキノンを用い室温で1時間程度行なわれる。
ロラニル又は2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノパラベンゾ
キノン等を挙げることができる。溶媒としてはジクロロ
メタン、ジクロロエタン、クロロホルム、ジオキサン、
テトラヒドロフラン又はそれらの混合溶媒等を挙げるこ
とができる。反応は通常−10℃〜80℃の温度で数時間行
なわれる。好ましくはテトラヒドロフランとジクロロメ
タンの混合溶媒中、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノパラ
ベンゾキノンを用い室温で1時間程度行なわれる。
製造法F (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8および は前記に同じ) 式(I h)の化合物をジオキサン、クロロホルム、ジ
クロロメタン又はそれらの混合溶媒中、ピリジンおよび
無水トリフルオロ酢酸と反応させることにより式(I
i)の化合物を製造することができる。反応は0℃〜30
℃程度で数時間行なわれる。
クロロメタン又はそれらの混合溶媒中、ピリジンおよび
無水トリフルオロ酢酸と反応させることにより式(I
i)の化合物を製造することができる。反応は0℃〜30
℃程度で数時間行なわれる。
製造法G (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8および は前記に同じでありR41は炭素数1〜10個の低級アルコ
キシ基を意味する) 式(I j)の化合物をテトラヒドロフラン等の有機溶
媒中、水素化リチウムアルミニウム等の還元剤で還元す
ることにより式(I k)の化合物を製造することができ
る。反応は通常氷冷〜室温で0.5時間〜数時間で行なわ
れる。
キシ基を意味する) 式(I j)の化合物をテトラヒドロフラン等の有機溶
媒中、水素化リチウムアルミニウム等の還元剤で還元す
ることにより式(I k)の化合物を製造することができ
る。反応は通常氷冷〜室温で0.5時間〜数時間で行なわ
れる。
又、上記式(II)の原料化合物は公知の方法(薬学雑
誌92巻 465〜470頁 1972年、薬学雑誌95巻 889頁 1
975年 FARM,ED SCI 30巻917〜926頁1976年、Agr.Biol.
Chem.37巻 649頁 1973年、Journal of the American
Chemical Society 66巻 1883頁、Bull.Soc..Chim.Fr.5
93〜603頁 1962年、Synthesis 138頁 1957年 Nouv.
J.Chim.4巻 47〜51頁 1980年参照)を適宜組合せるこ
とにより製造可能であり、さらに詳しくは後述の参考例
に示した方法により製造することができる。
誌92巻 465〜470頁 1972年、薬学雑誌95巻 889頁 1
975年 FARM,ED SCI 30巻917〜926頁1976年、Agr.Biol.
Chem.37巻 649頁 1973年、Journal of the American
Chemical Society 66巻 1883頁、Bull.Soc..Chim.Fr.5
93〜603頁 1962年、Synthesis 138頁 1957年 Nouv.
J.Chim.4巻 47〜51頁 1980年参照)を適宜組合せるこ
とにより製造可能であり、さらに詳しくは後述の参考例
に示した方法により製造することができる。
上記の如くして得られる本発明化合物(I)を医薬と
して使用する場合、その投与方法としては、経口、非経
口の両者をあげることができるが、一般には経口投与が
望ましい。
して使用する場合、その投与方法としては、経口、非経
口の両者をあげることができるが、一般には経口投与が
望ましい。
又、本発明化合物の投与量は患者の症状、年令、体重
等により適宜増減してもよく、一般的には経口投与の場
合成人1人当り1mg〜300mg/日、好ましくは10mg〜200mg
/日が適当である。
等により適宜増減してもよく、一般的には経口投与の場
合成人1人当り1mg〜300mg/日、好ましくは10mg〜200mg
/日が適当である。
投与剤型としては錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤な
どがあげられ、これらは通常の賦形剤、滑沢剤、結合剤
等の添加剤と共に公知の製剤投術により製造することが
できる。
どがあげられ、これらは通常の賦形剤、滑沢剤、結合剤
等の添加剤と共に公知の製剤投術により製造することが
できる。
本発明の化合物は,D−ガラクトサミンで誘発された実
験的肝障害(肝炎)モデルにおいて優れた肝障害改善作
用を示した。更に本発明化合物は抗肝細胞膜モノクロー
ナル抗体の静脈内投与によるラット補体依存性肝障害モ
デル(医学のあゆみ146巻、3、P179〜180(1988))に
おいても優れた肝障害改善作用を示した。
験的肝障害(肝炎)モデルにおいて優れた肝障害改善作
用を示した。更に本発明化合物は抗肝細胞膜モノクロー
ナル抗体の静脈内投与によるラット補体依存性肝障害モ
デル(医学のあゆみ146巻、3、P179〜180(1988))に
おいても優れた肝障害改善作用を示した。
従って、本発明化合物は肝疾患、例えば肝実質細胞の
壊死を伴う肝障害、慢性肝炎、肝硬変等の肝疾患の予防
および治療剤として有用である。
壊死を伴う肝障害、慢性肝炎、肝硬変等の肝疾患の予防
および治療剤として有用である。
以下、本発明を更に参考例、実施例、試験例により説
明するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。
明するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。
参考例1 tert−ブチル 2−オキソピリジン−3−カルボキシレ
ート 水酸化カリウム3.3gをエタノール200mlに溶解しイソ
プロピル−2−オキソピロリジン−3−カルボキシレー
ト8.6gを加え、50℃で0.5時間撹拌する。エタノールを
減圧下に留去したのち、水30mlおよび濃塩酸4mlを加
え、酢酸エチルエステルで抽出する。酢酸エチルエステ
ル層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄したのち、無水
硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去して得られる残
留物にテトラヒドロフラン100ml、tert−ブチルアルコ
ール1.7g、4−ジメチルアミノピリジン0.3gおよびN,
N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド4.8gを加え室温
で1時間撹拌する。反応液に酢酸2mlを加えたのち、不
溶物を濾去しクロロホルムで抽出する。クロロホルム層
を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、さらに飽和塩化ナト
リウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥す
る。溶媒を留去して得られる残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製し標記化合物3.4gを得た。
ート 水酸化カリウム3.3gをエタノール200mlに溶解しイソ
プロピル−2−オキソピロリジン−3−カルボキシレー
ト8.6gを加え、50℃で0.5時間撹拌する。エタノールを
減圧下に留去したのち、水30mlおよび濃塩酸4mlを加
え、酢酸エチルエステルで抽出する。酢酸エチルエステ
ル層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄したのち、無水
硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去して得られる残
留物にテトラヒドロフラン100ml、tert−ブチルアルコ
ール1.7g、4−ジメチルアミノピリジン0.3gおよびN,
N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド4.8gを加え室温
で1時間撹拌する。反応液に酢酸2mlを加えたのち、不
溶物を濾去しクロロホルムで抽出する。クロロホルム層
を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、さらに飽和塩化ナト
リウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥す
る。溶媒を留去して得られる残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製し標記化合物3.4gを得た。
融点 66〜67℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.49(9H,s),2.2〜2.6(2H,m),3.1〜3.7(3H,m). 参考例2 参考例1と同様にして参考例2の化合物を製造した。
2,4,6−トリクロロフェニル 4−メチル−2−オキソ
ピロリジン−3−カルボキシレート 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(3H,d),2.9〜3.3(2H,m),3.3〜3.5(1H,m),
3.5〜3.9(1H,m),7.38(2H,s). 参考例3 2,4,6−トリクロロフェニル4−メチル−2−チオキソ
ピロリジン−3−カルボキシレート 2,4,6−トリクロロフェニル4−メチル−2−オキソ
ピロリジン−3−カルボキシレート6.4gおよび五硫化リ
ン4.4gをベンゼン50mlに加え、50℃で2時間撹拌する。
不溶物を濾去し、溶媒を留去して得られる残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製し標記化合物を
3.9g得た。
ピロリジン−3−カルボキシレート 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(3H,d),2.9〜3.3(2H,m),3.3〜3.5(1H,m),
3.5〜3.9(1H,m),7.38(2H,s). 参考例3 2,4,6−トリクロロフェニル4−メチル−2−チオキソ
ピロリジン−3−カルボキシレート 2,4,6−トリクロロフェニル4−メチル−2−オキソ
ピロリジン−3−カルボキシレート6.4gおよび五硫化リ
ン4.4gをベンゼン50mlに加え、50℃で2時間撹拌する。
不溶物を濾去し、溶媒を留去して得られる残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製し標記化合物を
3.9g得た。
融点 158〜160℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(3H,d),3.0〜3.5(2H,m),3.7〜4.3(2H,m),
7.37(2H,s). 参考例4 N−メチル−4−メチル−2−チオキソピロリジン−3
−カルボキサミド 2,4,6−トリクロロフェニル4−メチル−2−チオキ
ソピロリジン−3−カルボキシレート0.75gをテトラヒ
ドロフラン5mlに溶解し40%モノメチルアミン水溶液0.3
0gを加え室温で0.5時間撹拌する。反応液に水30mlおよ
び酢酸1mlを加えクロロホルムで抽出する。クロロホル
ム層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄したのち無水硫
酸ナトリウムで乾燥、溶媒を留去して得られる残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、標記化
合物0.22gを得た。
7.37(2H,s). 参考例4 N−メチル−4−メチル−2−チオキソピロリジン−3
−カルボキサミド 2,4,6−トリクロロフェニル4−メチル−2−チオキ
ソピロリジン−3−カルボキシレート0.75gをテトラヒ
ドロフラン5mlに溶解し40%モノメチルアミン水溶液0.3
0gを加え室温で0.5時間撹拌する。反応液に水30mlおよ
び酢酸1mlを加えクロロホルムで抽出する。クロロホル
ム層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄したのち無水硫
酸ナトリウムで乾燥、溶媒を留去して得られる残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、標記化
合物0.22gを得た。
融点 181〜183℃ NMRスペクトルδ(CDCl3−DMSO−d6): 1.18(3H,d),2.83(3H,d),3.0〜3.4(3H,m),3.4〜
4.0(1H,m). 参考例5 フェナシル2−オキソピロリジン−3−カルボキシレー
ト 水酸化カリウム7.0gをエタノール400mlに溶解し、イ
ソプロピル2−オキソピロリジン3−カルボキシレート
17.2gを加え、50℃で1時間撹拌する。エタノールを減
圧下にて留去したのち、水20mlおよび濃塩酸8.8mlを加
え酢酸エチルエステルで抽出する。酢酸エチルエステル
層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄したのち無水硫酸
ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去して得られる残留物
にクロロホルム20ml、トリエチルアミン5mlおよびフェ
ナシルブロミド6.7gを加え室温で1時間撹拌する。反応
液にクロロホルムを加え水で洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥する。次いで溶媒を留去して得られる残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製したのちエ
ーテルで結晶化し標記化合物8.0gを得た。
4.0(1H,m). 参考例5 フェナシル2−オキソピロリジン−3−カルボキシレー
ト 水酸化カリウム7.0gをエタノール400mlに溶解し、イ
ソプロピル2−オキソピロリジン3−カルボキシレート
17.2gを加え、50℃で1時間撹拌する。エタノールを減
圧下にて留去したのち、水20mlおよび濃塩酸8.8mlを加
え酢酸エチルエステルで抽出する。酢酸エチルエステル
層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄したのち無水硫酸
ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去して得られる残留物
にクロロホルム20ml、トリエチルアミン5mlおよびフェ
ナシルブロミド6.7gを加え室温で1時間撹拌する。反応
液にクロロホルムを加え水で洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥する。次いで溶媒を留去して得られる残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製したのちエ
ーテルで結晶化し標記化合物8.0gを得た。
NMRスペクトルδ(CDCl3): 2.1〜2.8(2H,m),3.3〜3.7(3H,m),5.36(1H,d),
5.52(1H,d),7.3〜8.1(5H,m). 参考例6 tert−ブチル2−チオキソピロリジン−3−カルボキシ
レート tert−ブチル2−オキソピロリジン3−カルボキシレ
ート1.7gおよびLawesson's試薬1.8gをベンゼン20mlに加
え50〜60℃で1時間撹拌する。不溶物を濾去したのち溶
媒を留去し、得られる残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製し、標記化合物1.0gを得た。
5.52(1H,d),7.3〜8.1(5H,m). 参考例6 tert−ブチル2−チオキソピロリジン−3−カルボキシ
レート tert−ブチル2−オキソピロリジン3−カルボキシレ
ート1.7gおよびLawesson's試薬1.8gをベンゼン20mlに加
え50〜60℃で1時間撹拌する。不溶物を濾去したのち溶
媒を留去し、得られる残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製し、標記化合物1.0gを得た。
融点 110〜111℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.50(9H,s),2.3〜2.7(2H,m),3.4〜4.0(3H,m). 参考例6と同様にして参考例7〜14の化合物を製造し
た。
た。
参考例7 イソプロピル5−メチル−2−チオキソピロリジン−3
−カルボキシレート 融点 123〜125℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.37(6H,d),1.42(3H,d),1.9〜2.4(1H,m),2.4〜
2.9(1H,m),3.7〜4.0(1H,m),4.0〜4.5(1H,m),5.0
〜5.4(1H,m). 参考例8 エチル5−メチル−2−チオキソピロリジン−3−カル
ボキシレート 融点 124〜125℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.35(3H,t),1.38(3H,d),2.0〜2.3(1H,m),2.6〜
2.8(2H,m),3.81(1H,t),4.28(1H,t). 参考例9 エチル4,5−ジメチル−2−チオキソピロリジン−3−
カルボキシレート 融点 81〜83℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.0〜1.5(9H,m),2.3〜3.2(1H,m),3.3〜3.6(1H,
m),3.6〜4.1(1H,m),4.1〜4.5(2H,m). 参考例10 イソプロピル4,4−ジメチル−2−チオキソピロリジン
−3−カルボキシレート 融点 94〜96℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.20(6H,d),1.25(3H,d),1.32(3H,d),3.28(1H,
dd),3.38(1H,s),3.67(1H,d),5.09(1H,sept). 参考例11 ジエチル2−チオキソピロリジン−3,5−ジカルボキシ
レート 融点 57℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,t),2.78(2H,t),4.28(4H,m),4.55(1H,
m). 参考例12 イソプロピル2−チオキソピロリジン−3−カルボキシ
レート 融点 67〜68℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(3H,d),1.30(3H,d),5.10(1H,m). 参考例13 2−チオキソピロリジン−3−カルボニトリル 融点 126〜130℃ 参考例14 フェナシル2−チオキソピロリジン−3−カルボキシ
レート 融点 126〜127℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 2.4〜3.0(2H,m),3.5〜4.2(3H,m),4.45(1H,d),
4.57(1H,d),7.4〜8.2(5H,m). 参考例15 イソブチル2−チオキソピロリジン−3−カルボキシレ
ート イソプロピル2−チオキソピロリジン−3−カルボキ
シレート10.0gをイソブチルアルコール500mlに溶解しチ
タニウムテトライソプロポキシド22mlを加え3日間加熱
還流する。過剰のイソブチルアルコールを減圧下に留去
し、残留物に水およびベンゼンを加え不溶物を濾去し、
ベンゼン層を水および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄
し無水硫酸ナトリウムで乾燥する。ベンゼンを留去して
得た残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し標記化合物7.0gを得た。
−カルボキシレート 融点 123〜125℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.37(6H,d),1.42(3H,d),1.9〜2.4(1H,m),2.4〜
2.9(1H,m),3.7〜4.0(1H,m),4.0〜4.5(1H,m),5.0
〜5.4(1H,m). 参考例8 エチル5−メチル−2−チオキソピロリジン−3−カル
ボキシレート 融点 124〜125℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.35(3H,t),1.38(3H,d),2.0〜2.3(1H,m),2.6〜
2.8(2H,m),3.81(1H,t),4.28(1H,t). 参考例9 エチル4,5−ジメチル−2−チオキソピロリジン−3−
カルボキシレート 融点 81〜83℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.0〜1.5(9H,m),2.3〜3.2(1H,m),3.3〜3.6(1H,
m),3.6〜4.1(1H,m),4.1〜4.5(2H,m). 参考例10 イソプロピル4,4−ジメチル−2−チオキソピロリジン
−3−カルボキシレート 融点 94〜96℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.20(6H,d),1.25(3H,d),1.32(3H,d),3.28(1H,
dd),3.38(1H,s),3.67(1H,d),5.09(1H,sept). 参考例11 ジエチル2−チオキソピロリジン−3,5−ジカルボキシ
レート 融点 57℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,t),2.78(2H,t),4.28(4H,m),4.55(1H,
m). 参考例12 イソプロピル2−チオキソピロリジン−3−カルボキシ
レート 融点 67〜68℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(3H,d),1.30(3H,d),5.10(1H,m). 参考例13 2−チオキソピロリジン−3−カルボニトリル 融点 126〜130℃ 参考例14 フェナシル2−チオキソピロリジン−3−カルボキシ
レート 融点 126〜127℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 2.4〜3.0(2H,m),3.5〜4.2(3H,m),4.45(1H,d),
4.57(1H,d),7.4〜8.2(5H,m). 参考例15 イソブチル2−チオキソピロリジン−3−カルボキシレ
ート イソプロピル2−チオキソピロリジン−3−カルボキ
シレート10.0gをイソブチルアルコール500mlに溶解しチ
タニウムテトライソプロポキシド22mlを加え3日間加熱
還流する。過剰のイソブチルアルコールを減圧下に留去
し、残留物に水およびベンゼンを加え不溶物を濾去し、
ベンゼン層を水および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄
し無水硫酸ナトリウムで乾燥する。ベンゼンを留去して
得た残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製し標記化合物7.0gを得た。
融点 97〜98℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.97(6H,d),2.01(1H,m),2.3〜2.7(2H,m)2.6〜
3.0(3H,m),3.97(2H,dd). 参考例15と同様にして参考例16〜23の化合物を製造し
た。
3.0(3H,m),3.97(2H,dd). 参考例15と同様にして参考例16〜23の化合物を製造し
た。
参考例16 n−プロピル2−チオキソピロリジン−3−カルボキシ
レート 融点 64〜65℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.02(3H,t),1.72(2H,tq),2.3〜2.7(2H,m),3.5
〜4.0(3H,m),4.02(2H,td). 参考例17 n−ブチル 2−チオキソピロリジン−3−カルボキ
シレート 融点 68〜69℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.94(3H,t),1.1〜1.8(4H,m),2.3〜2.6(2H,m),
3.5〜3.9(3H,m),4.19(2H,t). 参考例18 sec−ブチル2−チオキソピロリジン−3−カルボキ
シレート 融点 44〜45℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.9〜1.4(6H,m),1.65(2H,m),2.55(2H,m),3.5〜
3.9(3H,m),4.84(1H,m). 参考例19 3−メチル−ブチル2−チオキソピロリジン−3−カル
ボキシレート 融点 84〜86℃ 参考例20 3−メチル−2−ブテニル2−チオキソピロリジン−3
−カルボキシレート 融点 112〜114℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.74(3H,s),1.78(3H,s),2.55(2H,m),3.6〜4.0
(3H,m),4.70(2H,d),5.40(1H,t). 参考例21 イソブチル4−メチル−2−チオキソピロリジン−3−
カルボキシレート 融点 59〜60℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.95(6H,d),1.21(3H,d),2.01(1H,sept),2.8〜
3.6(3H,m),3.7〜4.1(1H,m),3.99(2H,d). 参考例22 ジイソプロピル2−チオキソピロリジン−3,5−ジカル
ボキシレート 融点 108〜110℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),1.30(6H,d),2.74(2H,t),3.76(1H,
t),4.49(1H,t),5.07(1H,m).5.12(1H,m). 参考例23 イソプロピル4,5−ジメチル−2−チオキソピロリジン
−3−カルボキシレート 融点 90〜92℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.0〜1.5(12H,m),2.2〜3.2(1H,m),3.3〜3.6(1H,
m),3.6〜4.4(1H,m),4.9〜5.4(1H,m). 参考例24 イソプロピル5−ヒドロキシメチル−2−チオキソピロ
リジン−3−カルボキシレート ジイソプロピル2−チオキソピロリジン−3,5−ジカ
ルボキシレート47.9gをクロロホルム400mlおよびイソプ
ロピルアルコール200mlの混合溶媒に溶解し、水素化ホ
ウ素ナトリウム9.7gを加え室温で5日間撹拌する。反応
液に10%塩酸を加えて酸性としたのち、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液で弱アルカリ性とし、溶媒を留去する。
残留物をクロロホルムに溶解し、飽和塩化ナトリウム水
溶液で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶
媒を留去して得られる残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製し標記化合物27.1gを得る。
レート 融点 64〜65℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.02(3H,t),1.72(2H,tq),2.3〜2.7(2H,m),3.5
〜4.0(3H,m),4.02(2H,td). 参考例17 n−ブチル 2−チオキソピロリジン−3−カルボキ
シレート 融点 68〜69℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.94(3H,t),1.1〜1.8(4H,m),2.3〜2.6(2H,m),
3.5〜3.9(3H,m),4.19(2H,t). 参考例18 sec−ブチル2−チオキソピロリジン−3−カルボキ
シレート 融点 44〜45℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.9〜1.4(6H,m),1.65(2H,m),2.55(2H,m),3.5〜
3.9(3H,m),4.84(1H,m). 参考例19 3−メチル−ブチル2−チオキソピロリジン−3−カル
ボキシレート 融点 84〜86℃ 参考例20 3−メチル−2−ブテニル2−チオキソピロリジン−3
−カルボキシレート 融点 112〜114℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.74(3H,s),1.78(3H,s),2.55(2H,m),3.6〜4.0
(3H,m),4.70(2H,d),5.40(1H,t). 参考例21 イソブチル4−メチル−2−チオキソピロリジン−3−
カルボキシレート 融点 59〜60℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.95(6H,d),1.21(3H,d),2.01(1H,sept),2.8〜
3.6(3H,m),3.7〜4.1(1H,m),3.99(2H,d). 参考例22 ジイソプロピル2−チオキソピロリジン−3,5−ジカル
ボキシレート 融点 108〜110℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),1.30(6H,d),2.74(2H,t),3.76(1H,
t),4.49(1H,t),5.07(1H,m).5.12(1H,m). 参考例23 イソプロピル4,5−ジメチル−2−チオキソピロリジン
−3−カルボキシレート 融点 90〜92℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.0〜1.5(12H,m),2.2〜3.2(1H,m),3.3〜3.6(1H,
m),3.6〜4.4(1H,m),4.9〜5.4(1H,m). 参考例24 イソプロピル5−ヒドロキシメチル−2−チオキソピロ
リジン−3−カルボキシレート ジイソプロピル2−チオキソピロリジン−3,5−ジカ
ルボキシレート47.9gをクロロホルム400mlおよびイソプ
ロピルアルコール200mlの混合溶媒に溶解し、水素化ホ
ウ素ナトリウム9.7gを加え室温で5日間撹拌する。反応
液に10%塩酸を加えて酸性としたのち、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液で弱アルカリ性とし、溶媒を留去する。
残留物をクロロホルムに溶解し、飽和塩化ナトリウム水
溶液で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶
媒を留去して得られる残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製し標記化合物27.1gを得る。
融点 108〜110℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.29(3H,d),1.33(3H,d),2.0〜2.8(2H,m),3.0〜
4.4(4H,m),5.09(1H,m). 実施例1 エチル(7−n−プロポキシカルボニル−2,3,5,6−テ
トラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセテート n−プロヒル2−チオキソピロリジン−3−カルボキ
シレート3.5g、無水酢酸ナトリウム3.3gおよび4−ブロ
モアセト酢酸エチルエステル6.6gをエタノール60mlに加
え、室温で1時間撹拌する。反応液に水を加え析出する
結晶を濾取する。この粗結晶をクロロホルムに溶解し、
水で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥する。クロ
ロホルムを留去したのち、エーテルで結晶を濾取し標記
化合物2.9gを得た。
4.4(4H,m),5.09(1H,m). 実施例1 エチル(7−n−プロポキシカルボニル−2,3,5,6−テ
トラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセテート n−プロヒル2−チオキソピロリジン−3−カルボキ
シレート3.5g、無水酢酸ナトリウム3.3gおよび4−ブロ
モアセト酢酸エチルエステル6.6gをエタノール60mlに加
え、室温で1時間撹拌する。反応液に水を加え析出する
結晶を濾取する。この粗結晶をクロロホルムに溶解し、
水で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥する。クロ
ロホルムを留去したのち、エーテルで結晶を濾取し標記
化合物2.9gを得た。
融点 122〜124℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.99(3H,t),1.28(3H,t),1.65(2H,qt),3.0〜3.3
(2H,m),3.5〜3.8(2H,m),4.11(2H,t),4.16(2H,
q),4.7〜4.9(3H,m). 実施例1と同様にして、次の実施例2〜21の化合物を
製造した。
(2H,m),3.5〜3.8(2H,m),4.11(2H,t),4.16(2H,
q),4.7〜4.9(3H,m). 実施例1と同様にして、次の実施例2〜21の化合物を
製造した。
実施例2 エチル(7−イソブトキシカルボニル−2,3,5,6−テト
ラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセテート 融点 165〜168℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.97(6H,d),1.27(3H,t),2.00(1H,m),3.1〜3.4
(2H,m),3.6〜3.9(2H,m),3.93(2H,d),4.14(2H,
q),4.83(3H,m). 実施例3 エチル(7−tert−ブトキシカルボニル−2,3,5,6−テ
トラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセテート 融点 178〜180℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(3H,t),1.50(9H,s),3.0〜3.3(2H,m),3.5〜
3.9(2H,m),4.18(2H,q),4.87(3H,s). 実施例4 エチル(7−sec−ブトキシカルボニル)−2,3,5,6−テ
トラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセテート 融点 97〜98℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.94(3H,t),1.26(3H,d),1.28(3H,t),1.62(2H,
m),3.19(2H,t),3.69(2H,t),4.16(2H,q),4.84(3
H,m),4.95(1H,m). 実施例5 エチル〔7−(3−メチルブトキシカルボニル)−2,3,
5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−
イリデン〕アセテート 融点 133〜135℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.95(6H,d),1.29(3H,t),1.4〜1.9(3H,m),3.19
(2H,t),3.68(2H,t),4.15(2H,q),4.18(1H,t),4.
83(3H,s). 実施例6 エチル〔7−(3−メチル−2−ブテニルオキシカルボ
ニル)−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チア
ゾール−3−イリデン)アセテート 融点 149〜150℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(3H,t),1.76(3H,s),1.78(3H,s),3.20(2H,
t),3.69(2H,t),4.16(2H,q),4.66(2H,d),4.83(3
H,s),5.40(1H,t). 実施例7 エチル(7−n−ブトキシカルボニル−2,3,5,6−テト
ラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセテート 融点 131〜132℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.94(3H,t),1.27(3H,t),1.1〜1.8(4H,m),3.0〜
3.3(2H,m),3.5〜3.8(2H,m),4.14(2H,q),4.14(2
H,t),4.81(3H,s). 実施例8 エチル(7−フェナシルオキシカルボニル−2,3,5,6−
テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリ
デン)アセテート 融点 192〜194℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.23(3H,t),3.0〜3.3(2H,m),3.6〜4.0(2H,m),
4.10(2H,q),4.88(2H,s),5.00(1H,s),5.51(2H,
s),7.5〜8.2(5H,m). 実施例9 エチル(7−イソブトキシカルボニル−6−メチル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセテート 融点 122〜124℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.99(6H,d),1.27(3H,t),1.34(3H,d),1.99(1H,
sept),3.1〜3.3(1H,m),3.4〜4.0(4H,m),4.14(2H,
q),4.78(2H,d),4.84(1H,t). 実施例10 エチル(7−メトキシカルボニル−6−メチル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセテート 融点 154〜156℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(3H,t),1.31(3H,d),3.1〜3.3(1H,m),3.4〜
3.9(2H,m),3.73(3H,s),4.14(2H,q),4.77(2H,
d),4.85(1H,t). 実施例11 エチル〔7−(N−メチルカルバモイル)−6−メチル
−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン〕アセテート 融点 228〜230℃ 元素分析値(C13H18N2O3Sとして) 計算値(%):C55.30 H6.43 N9.92 実測値(%):C55.23 H6.43 N9.89 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(3H,t),1.28(3H,d),2.80(3H,d),3.28(1H,
dd),3.2〜3.8(1H,m),3.84(1H,dd),4.10(2H,q),
4.71(2H,d),4.78(1H,t). 実施例12 エチル〔5,7−ビス(エトキシカルボニル)−2,3,5,6−
テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリ
デン〕アセテート 融点 121〜122℃ 元素分析値(C16H21NO6Sとして) 計算値(%):C54.07 H5.96 N3.94 実測値(%):C54.13 H5.99 N3.93 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.26(3H,t),1.29(3H,t),1.31(3H,t),3.16(1H,
dd),3.58(1H,dd),4.13(2H,q),4.19(2H,q),4.28
(2H,q),4.53(1H,dd),4.83(3H,br s). 実施例13 エチル(7−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセテート 融点 187〜189℃ 元素分析値(C14H19NO5Sとして) 計算値(%):C53.66 H6.11 N4.47 実測値(%):C53.38 H5.90 N4.27 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(3H,t),1.31(3H,t),3.09(1H,dd),3.37(1
H,dd),3.78(2H,m),3.9〜4.4(5H,m),4.82(2H,br
s),5.16(1H,br s). 実施例14 エチル(7−イソプロポキシカルボニル−6,6−ジメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセテート 融点 132〜133℃ 元素分析値(C16H23NO4Sとして) 計算値(%):C59.05 H7.12 N4.30 実測値(%):C59.15 H7.07 N4.23 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(3H,t),1.28(6H,d),1.40(6H,s),3.38(2H,
s),4.14(2H,q),4.76(2H,d),4.86(1H,d),5.07(1
H,m). 実施例15 エチル(6−エチル−7−イソプロポキシカルボニル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセテート 融点 97〜98℃ 元素分析値(C16H23NO4Sとして) 計算値(%):C59.05 H7.12 N4.30 実測値(%):C59.03 H7.10 N4.24 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.88(3H,t),1.27(3H,t),1.27(6H,d),1.3〜2.1
(2H,m),3.0〜3.9(3H,m),4.14(2H,q),4.75(2H,
d),4.87(1H,t),5.01(1H,sept). 実施例16 エチル〔7−エトキシカルボニル−6−(3,4,5−トリ
メトキシフェニル)−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ
〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン〕アセテート 融点 202〜204℃ 元素分析値(C22H27NO7Sとして) 計算値(%):C58.78 H6.05 N3.12 実測値(%):C58.63 H6.13 N3.03 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.17(3H,t),1.25(3H,t),3.53(1H,dd),3.81(3
H,s),3.83(6H,s),3.9〜4.1(5H,m),4.61(1H,dd),
4.85(3H,br s),6.41(2H,s). 実施例17 エチル(7−エトキシカルボニル−5−メチル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセテート 融点 138〜139℃ 元素分析値(C14H19NO4Sとして) 計算値(%):C56.55 H6.44 N4.71 実測値(%):C56.63 H6.71 N4.60 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(3H,t),1.29(3H,t),1.36(3H,d),2.72(1H,
q),3.45(1H,q),3.9〜4.3(5H,m),4.78(2H,d),4.9
9(1H,t). 実施例18 エチル(5−ヒドロキシメチル−7−イソプロポキシカ
ルボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセテート 融点 140〜141℃ 元素分析値(C15H21NO5Sとして) 計算値(%):C55.03 H6.47 N4.28 実測値(%):C55.04 H6.44 N4.38 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.26(6H,d),1.26(3H,t),2.62(1H,t),3.06(1H,
dd),3.38(1H,dd),3.7〜4.3(2H,m),4.12(2H,q),
4.78(2H,s),5.04(1H,m),5.12(1H,s). 実施例19 エチル(7−イソプロポキシカルボニル−5,6−ジメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセテート 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.1〜1.5(15H,m),2.8〜3.2(1H,m),3.5〜3.9(1H,
m),4.14(2H,q),4.76(2H,d),4.98(1H,t),5.06(1
H,sept). 実施例20 エチル(7−シアノ−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ
〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート 融点 173〜174℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.29(3H,t),3.24(2H,t),3.69(2H,t),4.17(2H,
q),4.86(1H,s),4.92(2H,s). 実施例21 (±)エチル(9−エトキシカルボニル−2,3,4aα,5,
6,7,8,8aβ−オクタヒドロチアゾロ〔3,2−a〕インド
ール−3−イリデン)アセテート 融点 115〜116℃ 元素分析値(C17H23NO4Sとして) 計算値(%):C60.51 H6.87 N4.15 実測値(%):C60.37 H6.77 N4.03 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(3H,t),1.30(3H,t),1.4〜3.5(10H,m),4.14
(2H,q),4.21(2H,q),4.74(2H,dd),5.30(1H,d). 実施例22 イソプロピル3−アセトニリデン−2,3,5,6−テトラヒ
ドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−7−カルボキシレ
ート イソプロピル2−チオキソピロリドン−3−カルボキ
シレート2.9gおよび無水酢酸ナトリウム6.1gをベンゼン
80mlに加え、撹拌下にこれにブロムアセチルアセトン5.
5gのベンゼン20ml溶液を加える。更に50℃で1.5時間撹
拌したのちベンゼン層を水で洗浄し無水硫酸ナトリウム
で乾燥する。溶媒を留去して得られる残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製したのちエーテルお
よびn−ヘキサンの混合溶媒で再結晶し標記化合物2.7g
を得た。
ラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセテート 融点 165〜168℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.97(6H,d),1.27(3H,t),2.00(1H,m),3.1〜3.4
(2H,m),3.6〜3.9(2H,m),3.93(2H,d),4.14(2H,
q),4.83(3H,m). 実施例3 エチル(7−tert−ブトキシカルボニル−2,3,5,6−テ
トラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセテート 融点 178〜180℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(3H,t),1.50(9H,s),3.0〜3.3(2H,m),3.5〜
3.9(2H,m),4.18(2H,q),4.87(3H,s). 実施例4 エチル(7−sec−ブトキシカルボニル)−2,3,5,6−テ
トラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセテート 融点 97〜98℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.94(3H,t),1.26(3H,d),1.28(3H,t),1.62(2H,
m),3.19(2H,t),3.69(2H,t),4.16(2H,q),4.84(3
H,m),4.95(1H,m). 実施例5 エチル〔7−(3−メチルブトキシカルボニル)−2,3,
5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−
イリデン〕アセテート 融点 133〜135℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.95(6H,d),1.29(3H,t),1.4〜1.9(3H,m),3.19
(2H,t),3.68(2H,t),4.15(2H,q),4.18(1H,t),4.
83(3H,s). 実施例6 エチル〔7−(3−メチル−2−ブテニルオキシカルボ
ニル)−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チア
ゾール−3−イリデン)アセテート 融点 149〜150℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(3H,t),1.76(3H,s),1.78(3H,s),3.20(2H,
t),3.69(2H,t),4.16(2H,q),4.66(2H,d),4.83(3
H,s),5.40(1H,t). 実施例7 エチル(7−n−ブトキシカルボニル−2,3,5,6−テト
ラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセテート 融点 131〜132℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.94(3H,t),1.27(3H,t),1.1〜1.8(4H,m),3.0〜
3.3(2H,m),3.5〜3.8(2H,m),4.14(2H,q),4.14(2
H,t),4.81(3H,s). 実施例8 エチル(7−フェナシルオキシカルボニル−2,3,5,6−
テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリ
デン)アセテート 融点 192〜194℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.23(3H,t),3.0〜3.3(2H,m),3.6〜4.0(2H,m),
4.10(2H,q),4.88(2H,s),5.00(1H,s),5.51(2H,
s),7.5〜8.2(5H,m). 実施例9 エチル(7−イソブトキシカルボニル−6−メチル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセテート 融点 122〜124℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.99(6H,d),1.27(3H,t),1.34(3H,d),1.99(1H,
sept),3.1〜3.3(1H,m),3.4〜4.0(4H,m),4.14(2H,
q),4.78(2H,d),4.84(1H,t). 実施例10 エチル(7−メトキシカルボニル−6−メチル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセテート 融点 154〜156℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(3H,t),1.31(3H,d),3.1〜3.3(1H,m),3.4〜
3.9(2H,m),3.73(3H,s),4.14(2H,q),4.77(2H,
d),4.85(1H,t). 実施例11 エチル〔7−(N−メチルカルバモイル)−6−メチル
−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン〕アセテート 融点 228〜230℃ 元素分析値(C13H18N2O3Sとして) 計算値(%):C55.30 H6.43 N9.92 実測値(%):C55.23 H6.43 N9.89 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(3H,t),1.28(3H,d),2.80(3H,d),3.28(1H,
dd),3.2〜3.8(1H,m),3.84(1H,dd),4.10(2H,q),
4.71(2H,d),4.78(1H,t). 実施例12 エチル〔5,7−ビス(エトキシカルボニル)−2,3,5,6−
テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリ
デン〕アセテート 融点 121〜122℃ 元素分析値(C16H21NO6Sとして) 計算値(%):C54.07 H5.96 N3.94 実測値(%):C54.13 H5.99 N3.93 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.26(3H,t),1.29(3H,t),1.31(3H,t),3.16(1H,
dd),3.58(1H,dd),4.13(2H,q),4.19(2H,q),4.28
(2H,q),4.53(1H,dd),4.83(3H,br s). 実施例13 エチル(7−エトキシカルボニル−5−ヒドロキシメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセテート 融点 187〜189℃ 元素分析値(C14H19NO5Sとして) 計算値(%):C53.66 H6.11 N4.47 実測値(%):C53.38 H5.90 N4.27 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(3H,t),1.31(3H,t),3.09(1H,dd),3.37(1
H,dd),3.78(2H,m),3.9〜4.4(5H,m),4.82(2H,br
s),5.16(1H,br s). 実施例14 エチル(7−イソプロポキシカルボニル−6,6−ジメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセテート 融点 132〜133℃ 元素分析値(C16H23NO4Sとして) 計算値(%):C59.05 H7.12 N4.30 実測値(%):C59.15 H7.07 N4.23 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(3H,t),1.28(6H,d),1.40(6H,s),3.38(2H,
s),4.14(2H,q),4.76(2H,d),4.86(1H,d),5.07(1
H,m). 実施例15 エチル(6−エチル−7−イソプロポキシカルボニル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセテート 融点 97〜98℃ 元素分析値(C16H23NO4Sとして) 計算値(%):C59.05 H7.12 N4.30 実測値(%):C59.03 H7.10 N4.24 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.88(3H,t),1.27(3H,t),1.27(6H,d),1.3〜2.1
(2H,m),3.0〜3.9(3H,m),4.14(2H,q),4.75(2H,
d),4.87(1H,t),5.01(1H,sept). 実施例16 エチル〔7−エトキシカルボニル−6−(3,4,5−トリ
メトキシフェニル)−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ
〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン〕アセテート 融点 202〜204℃ 元素分析値(C22H27NO7Sとして) 計算値(%):C58.78 H6.05 N3.12 実測値(%):C58.63 H6.13 N3.03 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.17(3H,t),1.25(3H,t),3.53(1H,dd),3.81(3
H,s),3.83(6H,s),3.9〜4.1(5H,m),4.61(1H,dd),
4.85(3H,br s),6.41(2H,s). 実施例17 エチル(7−エトキシカルボニル−5−メチル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセテート 融点 138〜139℃ 元素分析値(C14H19NO4Sとして) 計算値(%):C56.55 H6.44 N4.71 実測値(%):C56.63 H6.71 N4.60 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(3H,t),1.29(3H,t),1.36(3H,d),2.72(1H,
q),3.45(1H,q),3.9〜4.3(5H,m),4.78(2H,d),4.9
9(1H,t). 実施例18 エチル(5−ヒドロキシメチル−7−イソプロポキシカ
ルボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセテート 融点 140〜141℃ 元素分析値(C15H21NO5Sとして) 計算値(%):C55.03 H6.47 N4.28 実測値(%):C55.04 H6.44 N4.38 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.26(6H,d),1.26(3H,t),2.62(1H,t),3.06(1H,
dd),3.38(1H,dd),3.7〜4.3(2H,m),4.12(2H,q),
4.78(2H,s),5.04(1H,m),5.12(1H,s). 実施例19 エチル(7−イソプロポキシカルボニル−5,6−ジメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセテート 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.1〜1.5(15H,m),2.8〜3.2(1H,m),3.5〜3.9(1H,
m),4.14(2H,q),4.76(2H,d),4.98(1H,t),5.06(1
H,sept). 実施例20 エチル(7−シアノ−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ
〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート 融点 173〜174℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.29(3H,t),3.24(2H,t),3.69(2H,t),4.17(2H,
q),4.86(1H,s),4.92(2H,s). 実施例21 (±)エチル(9−エトキシカルボニル−2,3,4aα,5,
6,7,8,8aβ−オクタヒドロチアゾロ〔3,2−a〕インド
ール−3−イリデン)アセテート 融点 115〜116℃ 元素分析値(C17H23NO4Sとして) 計算値(%):C60.51 H6.87 N4.15 実測値(%):C60.37 H6.77 N4.03 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(3H,t),1.30(3H,t),1.4〜3.5(10H,m),4.14
(2H,q),4.21(2H,q),4.74(2H,dd),5.30(1H,d). 実施例22 イソプロピル3−アセトニリデン−2,3,5,6−テトラヒ
ドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−7−カルボキシレ
ート イソプロピル2−チオキソピロリドン−3−カルボキ
シレート2.9gおよび無水酢酸ナトリウム6.1gをベンゼン
80mlに加え、撹拌下にこれにブロムアセチルアセトン5.
5gのベンゼン20ml溶液を加える。更に50℃で1.5時間撹
拌したのちベンゼン層を水で洗浄し無水硫酸ナトリウム
で乾燥する。溶媒を留去して得られる残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製したのちエーテルお
よびn−ヘキサンの混合溶媒で再結晶し標記化合物2.7g
を得た。
融点 138〜142℃ 元素分析値(C13H17NO3S・0.2H2Oとして) 計算値(%):C57.63 H6.47 N5.17 実測値(%):C57.77 H6.72 N5.35 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(6H,d),2.20(3H,s),3.1〜3.4(2H,m),3.6〜
3.9(2H,m),4.90(2H,s),5.12(1H,sept),5.37(1H,
s). 実施例23 4−ニトロフェニル(7−イソプロポキシカルボニル−
6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕
チアゾール−3−イリデン)アセテート イソプロピル4−メチル−2−チオキソピロリジン−
3−カルボキシレート8.9gをベンゼン200mlに溶解し、
これに無水酢酸ナトリウム5.1gおよび4−ブロモアセト
酢酸4−ニトロフェニルエステル16.7gを加え、室温下
に8時間撹拌する。反応液にクロロホルム500mlを加
え、水さらに飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄したのち
無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去して得られ
る残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、ジクロロメタンで溶出する部分をエーテルおよびn
−ヘキサンの混合溶媒で結晶化し、標記化合物11.9gを
得た。
3.9(2H,m),4.90(2H,s),5.12(1H,sept),5.37(1H,
s). 実施例23 4−ニトロフェニル(7−イソプロポキシカルボニル−
6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕
チアゾール−3−イリデン)アセテート イソプロピル4−メチル−2−チオキソピロリジン−
3−カルボキシレート8.9gをベンゼン200mlに溶解し、
これに無水酢酸ナトリウム5.1gおよび4−ブロモアセト
酢酸4−ニトロフェニルエステル16.7gを加え、室温下
に8時間撹拌する。反応液にクロロホルム500mlを加
え、水さらに飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄したのち
無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去して得られ
る残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、ジクロロメタンで溶出する部分をエーテルおよびn
−ヘキサンの混合溶媒で結晶化し、標記化合物11.9gを
得た。
融点 182〜183℃ 元素分析値(C19H20N2O6Sとして) 計算値(%):C56.43 H4.98 N6.93 実測値(%):C56.41 H4.96 N6.85 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(6H,d),1.38(3H,d),3.2〜3.4(1H,m),3.5〜
4.1(2H,m),4.81(2H,s),5.05(1H,s),5.10(1H,sep
t),7.30(2H,d),8.28(2H,d). 実施例23と同様にして実施例24〜28の化合物を製造し
た。
4.1(2H,m),4.81(2H,s),5.05(1H,s),5.10(1H,sep
t),7.30(2H,d),8.28(2H,d). 実施例23と同様にして実施例24〜28の化合物を製造し
た。
実施例24 (2,4,6−トリクロロフェニル)(7−イソプロポキシ
カルボニル−6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロ
ロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート 融点 164〜166℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),1.35(3H,d),3.33(1H,dd),3.5〜3.9
(1H,m),3.94(1H,dd),4.80(2H,d),5.10(1H,sep
t),5.12(1H,t),7.36(2H,s). 実施例25 S−フェニル(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)チオアセテート 融点 216〜220℃ 元素分析値(C18H19NO3S2として) 計算値(%):C59.81 H5.30 N3.88 実測値(%):C60.00 H5.44 N3.97 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),3.20(2H,t),3.72(2H,t),4.78(2H,
s),5.06(1H,sept),5.30(1H,s),7.44(5H,s). 実施例26 S−フェニル(7−イソプロポキシカルボニル−6−メ
チル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)チオアセテート 融点 153〜154℃ 元素分析値(C19H21NO3S2として) 計算値(%):C60.77 H5.64 N3.73 実測値(%):C60.67 H5.70 N3.71 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.29(6H,d),1.35(3H,d),3.2〜4.0(3H,m),4.74
(2H,d),5.08(1H,sept),5.32(1H,t),7.44(5H,
s). 実施例27 メチル(7−イソプロポキシカルボニル−2−メチル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセテート 融点 85〜86℃ 元素分析値(C14H19NO4Sとして) 計算値(%):C56.55 H6.44 N4.71 実測値(%):C56.68 H6.23 N4.75 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),1.72(3H,d),3.0〜3.3(2H,m),3.4〜
3.8(5H,m),4.82(1H,s),5.10(1H,sept),5.47(1H,
q). 実施例28 エチル(7−イソプロポキシカルボニル−2−メチル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセテート 融点 88〜89℃ 元素分析値(C15H21NO4Sとして) 計算値(%):C57.86 H6.80 N4.50 実測値(%):C57.90 H6.73 N4.74 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(3H,t),2.28(6H,d),1.70(3H,d),3.0〜3.3
(2H,m),3.5〜3.8(2H,m),4.14(2H,q),4.77(1H,
d),5.05(1H,sept),5.41(1H,br q). 実施例29 メチル(7−イソプロポキシカルボニル−2,2−ジメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセテート イソプロピル2−チオキソピロリジン−3−アルボキ
シレート2.5g、無水酢酸ナトリウム1.6gおよびメチル4
−ブロモ−4−メチル−3−オキソペンタノエート4.2g
をトルエン50ml中に加え24時間加熱還流する。反応液を
水に注ぎベンゼンで抽出する。ベンゼン層を飽和塩化ナ
トリウム水溶液で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾
燥する。溶媒を留去して得られる残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製したのち石油エーテルで
再結晶し標記化合物1.9gを得た。
カルボニル−6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロ
ロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート 融点 164〜166℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),1.35(3H,d),3.33(1H,dd),3.5〜3.9
(1H,m),3.94(1H,dd),4.80(2H,d),5.10(1H,sep
t),5.12(1H,t),7.36(2H,s). 実施例25 S−フェニル(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)チオアセテート 融点 216〜220℃ 元素分析値(C18H19NO3S2として) 計算値(%):C59.81 H5.30 N3.88 実測値(%):C60.00 H5.44 N3.97 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),3.20(2H,t),3.72(2H,t),4.78(2H,
s),5.06(1H,sept),5.30(1H,s),7.44(5H,s). 実施例26 S−フェニル(7−イソプロポキシカルボニル−6−メ
チル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)チオアセテート 融点 153〜154℃ 元素分析値(C19H21NO3S2として) 計算値(%):C60.77 H5.64 N3.73 実測値(%):C60.67 H5.70 N3.71 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.29(6H,d),1.35(3H,d),3.2〜4.0(3H,m),4.74
(2H,d),5.08(1H,sept),5.32(1H,t),7.44(5H,
s). 実施例27 メチル(7−イソプロポキシカルボニル−2−メチル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセテート 融点 85〜86℃ 元素分析値(C14H19NO4Sとして) 計算値(%):C56.55 H6.44 N4.71 実測値(%):C56.68 H6.23 N4.75 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),1.72(3H,d),3.0〜3.3(2H,m),3.4〜
3.8(5H,m),4.82(1H,s),5.10(1H,sept),5.47(1H,
q). 実施例28 エチル(7−イソプロポキシカルボニル−2−メチル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセテート 融点 88〜89℃ 元素分析値(C15H21NO4Sとして) 計算値(%):C57.86 H6.80 N4.50 実測値(%):C57.90 H6.73 N4.74 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(3H,t),2.28(6H,d),1.70(3H,d),3.0〜3.3
(2H,m),3.5〜3.8(2H,m),4.14(2H,q),4.77(1H,
d),5.05(1H,sept),5.41(1H,br q). 実施例29 メチル(7−イソプロポキシカルボニル−2,2−ジメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセテート イソプロピル2−チオキソピロリジン−3−アルボキ
シレート2.5g、無水酢酸ナトリウム1.6gおよびメチル4
−ブロモ−4−メチル−3−オキソペンタノエート4.2g
をトルエン50ml中に加え24時間加熱還流する。反応液を
水に注ぎベンゼンで抽出する。ベンゼン層を飽和塩化ナ
トリウム水溶液で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾
燥する。溶媒を留去して得られる残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製したのち石油エーテルで
再結晶し標記化合物1.9gを得た。
融点 89〜90℃ 元素分析値(C15H21NO4Sとして) 計算値(%):C57.85 H6.80 N4.50 実測値(%):C57.74 H6.89 N4.24 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),2.00(6H,br s),3.11(2H,br t),3.6
6(3H,s),3.68(2H,m),4.68(1H,br s),5.05(1H,
m). 実施例29と同様にして実施例30〜36の化合物を製造し
た。
6(3H,s),3.68(2H,m),4.68(1H,br s),5.05(1H,
m). 実施例29と同様にして実施例30〜36の化合物を製造し
た。
実施例30 メチル(7−メトキシカルボニル−2,2−ジメチル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセテート 融点 142〜144℃ 元素分析値(C13H17NO4Sとして) 計算値(%):C55.11 H6.05 N4.94 実測値(%):C55.13 H6.08 N5.03 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.94(6H,s),2.8〜3.2(2H,m),3.56(3H,s),3.60
(3H,s),3.5〜3.9(2H,m),4.76(1H,s). 実施例31 メチル(7−エトキシカルボニル−2,2−ジメチル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセテート 融点 130〜131℃ 元素分析値(C14H19NO4Sとして) 計算値(%):C56.55 H6.44 N4.71 実測値(%):C56.56 H6.18 N4.74 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(3H,t),2.02(6H,s),3.0〜3.3(2H,m),3.5〜
3.8(2H,m),3.68(3H,s),4.22(2H,q),4.72(1H,
s). 実施例32 メチル(7−エトキシカルボニル−2,2,6−トリメチル
−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン)アセテート 融点 84〜87℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.19(3H,t),1.22(3H,d),1.93(3H,s),1.94(3H,
s),3.56(3H,s),3.1〜3.9(3H,m),4.06(2H,q),4.7
6(1H,s). 実施例33 エチル(7−イソプロポキシカルボニル−2,2−ジメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセテート 融点 93〜94℃ 元素分析値(C16H23NO4Sとして) 計算値(%):C59.05 H7.12 N4.30 実測値(%):C59.29 H7.13 N4.23 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),1.28(3H,t),2.02(6H,s),3.11(2H,
br t),3.67(2H,br t),4.12(2H,q),4.68(1H,s),
5.06(1H,m). 実施例34 2,2,2−トリクロロエチル(7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,2−ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ
〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート 融点 127〜128℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.29(6H,d),2.04(6H,s),3.13(2H,br t),3.75
(2H,br t),4.76(2H,s),4.78(1H,s),5.07(1H,
m). 実施例35 2,2,2−トリクロロエチル(7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,2,6−トリメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロ
ロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート 融点 130〜132℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),1.34(3H,d),2.01(3H,s),2.02(3H,
s),3.28(1H,dd),3.4〜3.8(1H,m),3.91(1H,dd),
4.73(2H,s),4.78(1H,s),5.06(1H,sept). 実施例36 (±)メチル(9−エトキシカルボニル−2,2−ジメチ
ル−2,3,4aα,5,6,7,8,8aβ−オクタヒドロチアゾロ
〔3,2−a〕インドール−3−イリデン)アセテート 融点 145〜147℃ 元素分析値(C18H25NO4Sとして) 計算値(%):C61.51 H7.17 N3.99 実測値(%):C61.54 H7.33 N4.01 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(3H,t),1.2〜3.5(10H,m),1.97(3H,s),1.99
(3H,s),3.67(3H,s),4.18(2H,q),5.21(1H,s). 実施例37 ジエチル(7−イソプロポキシカルボニル−6,6−ジメ
チル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)マロネート イソプロピル4,4−ジメチル−2−チオキソピロリジ
ン−3−カルボキシレート2.6gおよびジエチルクロロア
セチルマロネート5.7gを酢酸60mlに溶解し、60〜70℃で
5時間加熱撹拌する。酢酸を減圧下に留去し、残留物に
飽和炭素水素ナトリウム水溶液を加えアルカリ性としク
ロロホルムで抽出する。クロロホルム層を飽和塩化ナト
リウム水溶液で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥
する。溶媒を留去して得られる残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製し、標記化合物1.0gを得
た。
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセテート 融点 142〜144℃ 元素分析値(C13H17NO4Sとして) 計算値(%):C55.11 H6.05 N4.94 実測値(%):C55.13 H6.08 N5.03 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.94(6H,s),2.8〜3.2(2H,m),3.56(3H,s),3.60
(3H,s),3.5〜3.9(2H,m),4.76(1H,s). 実施例31 メチル(7−エトキシカルボニル−2,2−ジメチル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセテート 融点 130〜131℃ 元素分析値(C14H19NO4Sとして) 計算値(%):C56.55 H6.44 N4.71 実測値(%):C56.56 H6.18 N4.74 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(3H,t),2.02(6H,s),3.0〜3.3(2H,m),3.5〜
3.8(2H,m),3.68(3H,s),4.22(2H,q),4.72(1H,
s). 実施例32 メチル(7−エトキシカルボニル−2,2,6−トリメチル
−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン)アセテート 融点 84〜87℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.19(3H,t),1.22(3H,d),1.93(3H,s),1.94(3H,
s),3.56(3H,s),3.1〜3.9(3H,m),4.06(2H,q),4.7
6(1H,s). 実施例33 エチル(7−イソプロポキシカルボニル−2,2−ジメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセテート 融点 93〜94℃ 元素分析値(C16H23NO4Sとして) 計算値(%):C59.05 H7.12 N4.30 実測値(%):C59.29 H7.13 N4.23 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),1.28(3H,t),2.02(6H,s),3.11(2H,
br t),3.67(2H,br t),4.12(2H,q),4.68(1H,s),
5.06(1H,m). 実施例34 2,2,2−トリクロロエチル(7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,2−ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ
〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート 融点 127〜128℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.29(6H,d),2.04(6H,s),3.13(2H,br t),3.75
(2H,br t),4.76(2H,s),4.78(1H,s),5.07(1H,
m). 実施例35 2,2,2−トリクロロエチル(7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,2,6−トリメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロ
ロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート 融点 130〜132℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),1.34(3H,d),2.01(3H,s),2.02(3H,
s),3.28(1H,dd),3.4〜3.8(1H,m),3.91(1H,dd),
4.73(2H,s),4.78(1H,s),5.06(1H,sept). 実施例36 (±)メチル(9−エトキシカルボニル−2,2−ジメチ
ル−2,3,4aα,5,6,7,8,8aβ−オクタヒドロチアゾロ
〔3,2−a〕インドール−3−イリデン)アセテート 融点 145〜147℃ 元素分析値(C18H25NO4Sとして) 計算値(%):C61.51 H7.17 N3.99 実測値(%):C61.54 H7.33 N4.01 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(3H,t),1.2〜3.5(10H,m),1.97(3H,s),1.99
(3H,s),3.67(3H,s),4.18(2H,q),5.21(1H,s). 実施例37 ジエチル(7−イソプロポキシカルボニル−6,6−ジメ
チル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)マロネート イソプロピル4,4−ジメチル−2−チオキソピロリジ
ン−3−カルボキシレート2.6gおよびジエチルクロロア
セチルマロネート5.7gを酢酸60mlに溶解し、60〜70℃で
5時間加熱撹拌する。酢酸を減圧下に留去し、残留物に
飽和炭素水素ナトリウム水溶液を加えアルカリ性としク
ロロホルムで抽出する。クロロホルム層を飽和塩化ナト
リウム水溶液で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥
する。溶媒を留去して得られる残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製し、標記化合物1.0gを得
た。
融点 118〜119℃ 元素分析値(C19H27NO6Sとして) 計算値(%):C57.41 H6.85 N3.52 実測値(%):C57.54 H6.51 N3.55 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.1〜1.4(6H,m),1.28(6H,d),1.36(6H,s),3.49
(2H,s),4.17(2H,q),4.29(2H,q),4.77(2H,s),5.
08(1H,sept). 実施例38 エチル(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テ
トラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)シアノアセテート イソプロピル 2−チオキソピロリジン−3−カルボ
キシレート5.58gおよびα−シアノ−γ−クロロアセト
アセテート5.67gを酢酸20mlに加え、60〜70℃で5時間
加熱撹拌する。冷後、析出する結晶を濾取し、水で洗浄
したのち乾燥する。クロロホルムおよびエタノールの混
合溶媒で再結晶し、標記化合物3.57gを得た。
(2H,s),4.17(2H,q),4.29(2H,q),4.77(2H,s),5.
08(1H,sept). 実施例38 エチル(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テ
トラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)シアノアセテート イソプロピル 2−チオキソピロリジン−3−カルボ
キシレート5.58gおよびα−シアノ−γ−クロロアセト
アセテート5.67gを酢酸20mlに加え、60〜70℃で5時間
加熱撹拌する。冷後、析出する結晶を濾取し、水で洗浄
したのち乾燥する。クロロホルムおよびエタノールの混
合溶媒で再結晶し、標記化合物3.57gを得た。
融点 152〜154℃ 元素分析値(C15H18N2O4Sとして) 計算値(%):C55.90 H5.59 N8.70 実測値(%):C56.15 H5.41 N8.52 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),1.32(3H,t),3.22(2H,t),4.23(2H,
q),4.49(2H,t),4.96(2H,s),5.08(1H,m). 実施例39 メチル(7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イル)アセテート イソプロピル4−メチル−2−チオキソピロリジン−
3−カルボキシレート4.0g、メチル4−ブロモクロトネ
ート4.7gおよび無水酢酸ナトリウム2.1gをエタノール10
0mlに加え、60〜70℃で3時間撹拌する。減圧下にて溶
媒を留去し、残留物を酢酸エチルエステルに溶解し飽和
塩化ナトリウム水溶液で洗浄したのち無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥する。溶媒を留去して得られる残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで精製し標記化合物4.5g
を淡黄色油状物として得る。
q),4.49(2H,t),4.96(2H,s),5.08(1H,m). 実施例39 メチル(7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イル)アセテート イソプロピル4−メチル−2−チオキソピロリジン−
3−カルボキシレート4.0g、メチル4−ブロモクロトネ
ート4.7gおよび無水酢酸ナトリウム2.1gをエタノール10
0mlに加え、60〜70℃で3時間撹拌する。減圧下にて溶
媒を留去し、残留物を酢酸エチルエステルに溶解し飽和
塩化ナトリウム水溶液で洗浄したのち無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥する。溶媒を留去して得られる残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで精製し標記化合物4.5g
を淡黄色油状物として得る。
NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.1〜1.3(3H,m),1.25(6H,d),2.2〜3.8(8H,m),
3.72(3H,s),5.03(1H,sept). 実施例39と同様にして実施例40〜42の化合物を製造し
た。
3.72(3H,s),5.03(1H,sept). 実施例39と同様にして実施例40〜42の化合物を製造し
た。
実施例40 メチル(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テ
トラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イル)
アセテート 元素分析値(C13H19NO4Sとして) 計算値(%):C54.72 H6.71 N4.91 実測値(%):C54.71 H6.64 N4.74 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(6H,d),2.5〜3.8(9H,m),3.72(3H,s),5.03
(1H,sept). 実施例41 メチル(7−イソプロポキシカルボニル−6,6−ジメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イル)アセテート 融点 115〜115.5℃ 元素分析値(C15H23NO4Sとして) 計算値(%):C57.48 H7.40 N4.47 実測値(%):C57.48 H7.44 N4.39 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(6H,d),1.27(3H,s),1.34(3H,s),2.5〜3.7
(7H,m),3.72(3H,s),5.04(1H,sept). 実施例42 エチル(7−イソプロポキシカルボニル−2,2−ジメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イル)アセテート 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(6H,d),1.29(3H,t),1.44(3H,s),1.50(3H,
s),2.46(2H,d),2.8〜3.2(3H,m),3.3〜3.6(2H,
m),4.18(2H,q),5.01(1H,sept). 実施例43 N−メチル−(7−n−プロポキシカルボニル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド エチル(7−n−プロポキシカルボニル−2,3,5,6−
テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリ
デン)アセテート2.6gを40%モノメチルアミン水溶液70
mlに加え、室温で96時間撹拌する。析出晶を濾取したの
ちクロロホルムに溶解し、水さらに飽和塩化ナトリウム
水溶液で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥する。
溶媒を留去して得られる粗結晶をエタノールで再結晶し
標記化合物1.9gを得た。
トラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イル)
アセテート 元素分析値(C13H19NO4Sとして) 計算値(%):C54.72 H6.71 N4.91 実測値(%):C54.71 H6.64 N4.74 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(6H,d),2.5〜3.8(9H,m),3.72(3H,s),5.03
(1H,sept). 実施例41 メチル(7−イソプロポキシカルボニル−6,6−ジメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イル)アセテート 融点 115〜115.5℃ 元素分析値(C15H23NO4Sとして) 計算値(%):C57.48 H7.40 N4.47 実測値(%):C57.48 H7.44 N4.39 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(6H,d),1.27(3H,s),1.34(3H,s),2.5〜3.7
(7H,m),3.72(3H,s),5.04(1H,sept). 実施例42 エチル(7−イソプロポキシカルボニル−2,2−ジメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イル)アセテート 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(6H,d),1.29(3H,t),1.44(3H,s),1.50(3H,
s),2.46(2H,d),2.8〜3.2(3H,m),3.3〜3.6(2H,
m),4.18(2H,q),5.01(1H,sept). 実施例43 N−メチル−(7−n−プロポキシカルボニル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド エチル(7−n−プロポキシカルボニル−2,3,5,6−
テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリ
デン)アセテート2.6gを40%モノメチルアミン水溶液70
mlに加え、室温で96時間撹拌する。析出晶を濾取したの
ちクロロホルムに溶解し、水さらに飽和塩化ナトリウム
水溶液で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥する。
溶媒を留去して得られる粗結晶をエタノールで再結晶し
標記化合物1.9gを得た。
融点 209〜210℃ 元素分析値(C13H18N2O3Sとして) 計算値(%):C55.30 H6.43 N9.92 実測値(%):C55.39 H6.38 N9.83 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.00(3H,t),1.74(2H,m),2.88(3H,d),3.0〜3.4
(2H,m),3.5〜3.9(2H,m),4.14(2H,t),4.79(1H,
s),4.95(2H,s). 実施例43と同様にして実施例44〜69の化合物を製造し
た。
(2H,m),3.5〜3.9(2H,m),4.14(2H,t),4.79(1H,
s),4.95(2H,s). 実施例43と同様にして実施例44〜69の化合物を製造し
た。
実施例44 N−メチル−(7−イソブトキシカルボニル−2,3,5,6
−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド 融点 192〜195℃ 元素分析値(C14H20N2O3Sとして) 計算値(%):C56.71 H6.80 N9.49 実測値(%):C56.71 H6.76 N9.32 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.97(6H,d),1.96(1H,m),2.83(3H,d),3.1〜3.4
(2H,m),3.5〜3.8(2H,m),3.92(2H,d),4.74(1H,
t),4.89(2H,d). 実施例45 N−メチル(7−tert−ブトキシカルボニル−2,3,5,6
−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド 融点 200〜203℃ 元素分析値(C14H20N2O3Sとして) 計算値(%):C56.71 H6.80 N9.49 実測値(%):C56.65 H6.86 N9.40 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.50(9H,s),2.83(3H,d),3.0〜3.3(2H,m),3.5〜
3.8(2H,m),4.70(1H,t),4.87(2H,d). 実施例46 N−メチル−(7−sec−ブトキシカルボニル−2,3,5,6
−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド 融点 187〜188℃ 元素分析値(C14H20N2O3S・0.5H2Oとして) 計算値(%):C55.06 H6.93 N9.17 実測値(%):C55.00 H6.76 N9.20 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.93(3H,t),1.23(3H,d),1.60(2H,m),2.83(3H,
d),3.17(2H,t),3.62(2H,t),4.72(1H,br),4.89
(2H,br),4.91(1H,m). 実施例47 N−メチル−〔7−(3−メチルブトキシカルボニル)
−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン〕アセトアミド 融点 188〜189℃ 元素分析値(C15H22N2O3Sとして) 計算値(%):C58.04 H7.14 N9.30 実測値(%):C58.15 H7.06 N9.01 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.95(6H,d),1.4〜1.9(3H,m),2.86(3H,d),3.18
(2H,t),3.64(2H,t),4.18(2H,t),4.73(1H,s),4.
90(2H,s). 実施例48 N−メチル−〔7−(3−メチル−2−ブテニルオキシ
カルボニル)−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−
b〕チアゾール−3−イリデン〕アセトアミド 融点 184〜186℃ 元素分析値(C15H20N2O3Sとして) 計算値(%):C58.42 H6.54 N9.08 実測値(%):C58.22 H6.67 N8.89 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.74(6H,s),2.85(3H,d),3.18(2H,t),3.64(2H,
t),4.64(2H,d),4.74(1H,s),4.90(2H,s),5.40(1
H,t). 実施例49 N−メチル−(7−n−ブトキシカルボニル−2,3,5,6
−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド 融点 184〜186℃ 元素分析値(C14H20N2O3Sとして) 計算値(%):C57.12 H6.16 N9.52 実測値(%):C57.10 H6.06 N9.37 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.94(3H,t),1.2〜1.8(4H,m),2.83(3H,d),3.0〜
3.3(2H,m),3.4〜3.8(2H,m),4.13(2H,t),4.78(1
H,t),4.89(2H,s). 実施例50 N−メチル−(7−メトキシカルボニル−6−メチル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセトアミド 融点 170〜172℃ 元素分析値(C12H16N2O3Sとして) 計算値(%):C53.71 H6.01 N10.44 実測値(%):C53.46 H5.99 N10.16 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(3H,d),2.83(3H,d),3.0〜3.2(1H,m),3.4〜
3.9(2H,m),3.72(3H,s),4.76(1H,t),4.87(2H,
d). 実施例51 N−メチル−(7−イソブトキシカルボニル−6−メチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセトアミド 融点 149〜152℃ 元素分析値(C15H22N2O3Sとして) 計算値(%):C58.04 H7.14 N9.02 実測値(%):C58.08 H7.23 N8.77 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.98(6H,d),1.33(3H,d),1.98(1H,m),2.83(3H,
d),3.0〜3.3(1H,m),3.4〜3.9(2H,m),3.95(2H,
d),4.7〜5.0(3H,m). 実施例52 N−メチル−(7−シクロヘキシルオキシカルボニル−
6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕
チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 178〜180℃ 元素分析値(C17H24N2O3Sとして) 計算値(%):C60.69 H7.19 N8.33 実測値(%):C60.62 H7.19 N8.22 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.1〜2.1(13H,m),2.85(3H,d),2.1〜2.3(1H,m),
2.4〜3.0(2H,m),4.75(1H,s),4.87(2H,s),4.8〜5.
0(1H,m). 実施例53 N−メチル−(7−n−オクチルオキシカルボニル−6
−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 144〜145℃ 元素分析値(C19H30N2O3Sとして) 計算値(%):C62.26 H8.25 N7.64 実測値(%):C62.23 H8.24 N7.61 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.7〜1.9(18H,m),1.86(3H,d),3.0〜3.3(1H,m),
3.3〜3.9(2H,m),4.16(2H,t),4.7〜5.0(3H,m). 実施例54 N−エチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6−フ
ェニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チア
ゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 159〜160℃ 元素分析値(C20H24N2O3Sとして) 計算値(%):C64.49 H6.50 N7.52 実測値(%):C64.28 H6.53 N7.48 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.05(3H,t),1.16(6H,d),3.1〜3.6(3H,m),3.98
(1H,t),4.4〜5.1(3H,m),4.90(2H,s),5.24(5H,
s). 実施例55 N−メチル−〔7−エトキシカルボニル−6−(3,4,5
−トリメトキシフェニル)−2,3,5,6−テトラヒドロピ
ロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン〕アセトア
ミド 融点 193〜194℃ 元素分析値(C21H26N2O6Sとして) 計算値(%):C58.05 H6.03 N6.45 実測値(%):C58.09 H6.20 N6.21 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.18(3H,t),2.83(3H,d),3.82(3H,s),3.84(6H,
s),3.48(1H,m),4.60(1H,m),3.9〜4.1(3H,m),4.7
4(1H,s),4.94(2H,s),6.42(2H,s). 実施例56 N−メチル−(6−エチル−7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド 融点 196〜198℃ 元素分析値(C15H22N2O3Sとして) 計算値(%):C58.04 H7.14 N9.03 実測値(%):C58.09 H7.14 N8.95 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.88(3H,t),1.27(6H,d),1.4〜2.0(2H,m),2.83
(3H,d),3.1〜3.8(3H,m),4.76(1H,br s),4.84(2
H,br s),5.05(1H,sept). 実施例57 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−5−メ
チル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド 融点 159〜161℃ 元素分析値(C14H20N2O3Sとして) 計算値(%):C56.74 H6.80 N9.45 実測値(%):C56.46 H7.06 N9.16 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.26(6H,d),1.30(3H,d),2.68(1H,dd),2.83(3
H,d),3.40(1H,dd),4.0〜4.4(1H,m),4.88(3H,s),
5.04(1H,sept). 実施例58 N−メチル−(7−エトキシカルボニル−5−メチル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセトアミド 融点 153〜155℃ 元素分析値(C13H18N2O3Sとして) 計算値(%):C55.30 H6.43 N9.92 実測値(%):C55.24 H6.40 N9.76 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(3H,t),1.33(3H,d),2.69(1H,dd),2.83(3
H,d),3.42(1H,dd),4.0〜4.4(3H,m),4.88(3H,
s). 実施例59 N−メチル−(5−エチル−7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド 融点 169〜172℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.91(3H,t),1.27(6H,d),1.5〜2.0(2H,m),2.80
(1H,dd),2.83(3H,d),3.33(1H,dd),3.8〜4.2(1H,
m),4.86(3H,s),5.04(1H,m). 実施例60 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−5,6−
ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセトアミド 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.24(3H,d),1.28(6H,d),1.30(3H,d),2.83(3H,
d),2.9〜3.3(1H,m),3.4〜4.0(1H,m),4.86(3H,
s),5.05(1H,sept). 実施例61 N−メチル−(7−エトキシカルボニル−5,6−ジメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセトアミド 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.1〜1.5(9H,m),2.83(3H,d),2.9〜3.2(1H,m),
3.4〜4.0(1H,m),4.18(2H,q),4.8〜5.1(3H,m). 実施例62 N−メチル−(7−シアノ−2,3,5,6−テトラヒドロピ
ロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン(アセトア
ミド) 融点 235〜237℃ 元素分析値(C10H11N3OSとして) 計算値(%):C54.28 H5.01 N18.99 実測値(%):C54.10 H4.92 N18.78 NMRスペクトルδ(CDCl3): 2.80(3H,d),3.20(2H,t),3.65(2H,t),4.91(1H,
s),4.98(2H,s). 実施例63 N−メチル−(7−エトキシカルボニル−5−ヒドロキ
シメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 209〜211℃ 元素分析値(C13H18N2O4Sとして) 計算値(%):C52.33 H6.08 N9.39 実測値(%):C52.23 H6.16 N9.28 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(3H,t),2.76(3H,d),3.02(1H,dd),3.35(1
H,dd),3.71(2H,t)4.14(2H,q),4.55(1H,br t),4.
84(2H,dd),5.20(1H,d),6.50(1H,br s). 実施例64 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6,6−
ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 180〜189℃ 元素分析値(C15H22N2O3Sとして) 計算値(%):C58.04 H7.14 N9.03 実測値(%):C57.94 H7.28 N8.96 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),1.40(6H,s),2.83(3H,d),3.32(2H,
s),4.81(3H,br s),5.06(1H,m). 実施例65 N−エチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6,6−
ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 162〜165℃ 元素分析値(C16H24N2O3Sとして) 計算値(%):C59.23 H7.46 N8.63 実測値(%):C59.51 H7.72 N8.73 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.16(3H,t),1.28(6H,d),1.40(6H,s),3.1〜3.5
(2H,m),3.36(2H,s),4.74(1H,br s),4.86(2H,d)
5.10(1H,sept). 実施例66 (7−イソプロポキシカルボニル−6,6−ジメチル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 208〜211℃ 元素分析値(C14H20N2O3Sとして) 計算値(%):C56.73 H6.80 N9.45 実測値(%):C56.68 H7.08 N9.46 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.20(6H,d),1.33(6H,s),3.35(2H,s),4.68(2H,
d),4.90(1H,sept),4.98(1H,br s). 実施例67 N−(2−ヒドロキシエチル)−(7−イソプロポキシ
カルボニル−6,6−ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピ
ロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトア
ミド 融点 225〜229℃ 元素分析値(C16H24N2O4Sとして) 計算値(%):C56.45 H7.11 N8.23 実測値(%):C56.18 H6.96 N8.21 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.26(6H,d),1.43(6H,s),3.0〜3.8(6H,m),3.36
(2H,d),4.73(2H,d). 実施例68 N−(2−ヒドロキシエチル)−(7−イソプロポキシ
カルボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕
チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 198〜199℃ 元素分析値(C14H20N2O4Sとして) 計算値(%):C53.83 H6.45 N8.97 実測値(%):C53.65 H6.23 N8.95 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(6H,d),3.0〜3.8(8H,m),4.88(2H,d),5.08
(1H,m),7.20(1H,t). 実施例69 N−(2−ヒドロキシエチル)−(7−イソプロポキシ
カルボニル−6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロ
ロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミ
ド 融点 168〜174℃ 元素分析値(C15H22N2O4Sとして) 計算値(%):C55.19 H6.79 N8.58 実測値(%):C55.20 H6.80 N8.44 NMRスペクトルδ(DMSO−d6): 1.19(6H,d),1.21(3H,d),3.0〜4.0(8H,m),4.74
(2H,br s),4.90(1H,sept),5.02(1H,br s). 実施例70 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
ル)アセトアミド 融点 90〜95℃ 元素分析値(C13H20N2O3Sとして) 計算値(%):C54.91 H7.09 N9.85 実測値(%):C54.86 H7.05 N9.91 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(6H,d),2.3〜3.8(9H,m),2.81(3H,d),5.00
(1H,sept). 実施例71 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6−メ
チル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イル)アセトアミド 油状物 マススペクトルm/z 298(M+) NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(9H,d),1.8〜3.9(8H,m),2.81(3H,d),5.01
(1H,sept). 実施例72 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6,6−
ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イル)アセトアミド 融点 100〜101℃ 元素分析値(C15H24N2O3Sとして) 計算値(%):C57.66 H7.74 N8.97 実測値(%):C57.66 H7.77 N9.00 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(6H,d),1.26(3H,s),1.32(3H,s),2.3〜2.6
(2H,m),2.82(3H,d),2.9〜3.9(5H,m),5.01(1H,se
pt). 実施例73 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,2−
ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イル)アセトアミド 融点 111〜112℃ 元素分析値(C15H24N2O3Sとして) 計算値(%):C57.67 H7.74 N8.97 実測値(%):C57.64 H7.90 N8.94 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.24(6H,d),1.42(3H,s),1.51(3H,s),2.2〜2.4
(2H,m),2.83(3H,d),2.8〜3.2(3H,m),3.2〜3.7(3
H,m),5.00(1H,sept). 実施例74 N−アリル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド S−フェニル(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,
5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−
イリデン)チオアセテート1.0gをアリルアミン5mlに溶
解し、室温で1時間撹拌する。過剰のアリルアミンを留
去して得られる粗結晶をイソプロピルアルコールとイソ
プロピルエーテルの混合溶媒で再結晶し、標記化合物0.
9gを得た。
−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド 融点 192〜195℃ 元素分析値(C14H20N2O3Sとして) 計算値(%):C56.71 H6.80 N9.49 実測値(%):C56.71 H6.76 N9.32 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.97(6H,d),1.96(1H,m),2.83(3H,d),3.1〜3.4
(2H,m),3.5〜3.8(2H,m),3.92(2H,d),4.74(1H,
t),4.89(2H,d). 実施例45 N−メチル(7−tert−ブトキシカルボニル−2,3,5,6
−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド 融点 200〜203℃ 元素分析値(C14H20N2O3Sとして) 計算値(%):C56.71 H6.80 N9.49 実測値(%):C56.65 H6.86 N9.40 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.50(9H,s),2.83(3H,d),3.0〜3.3(2H,m),3.5〜
3.8(2H,m),4.70(1H,t),4.87(2H,d). 実施例46 N−メチル−(7−sec−ブトキシカルボニル−2,3,5,6
−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド 融点 187〜188℃ 元素分析値(C14H20N2O3S・0.5H2Oとして) 計算値(%):C55.06 H6.93 N9.17 実測値(%):C55.00 H6.76 N9.20 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.93(3H,t),1.23(3H,d),1.60(2H,m),2.83(3H,
d),3.17(2H,t),3.62(2H,t),4.72(1H,br),4.89
(2H,br),4.91(1H,m). 実施例47 N−メチル−〔7−(3−メチルブトキシカルボニル)
−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン〕アセトアミド 融点 188〜189℃ 元素分析値(C15H22N2O3Sとして) 計算値(%):C58.04 H7.14 N9.30 実測値(%):C58.15 H7.06 N9.01 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.95(6H,d),1.4〜1.9(3H,m),2.86(3H,d),3.18
(2H,t),3.64(2H,t),4.18(2H,t),4.73(1H,s),4.
90(2H,s). 実施例48 N−メチル−〔7−(3−メチル−2−ブテニルオキシ
カルボニル)−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−
b〕チアゾール−3−イリデン〕アセトアミド 融点 184〜186℃ 元素分析値(C15H20N2O3Sとして) 計算値(%):C58.42 H6.54 N9.08 実測値(%):C58.22 H6.67 N8.89 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.74(6H,s),2.85(3H,d),3.18(2H,t),3.64(2H,
t),4.64(2H,d),4.74(1H,s),4.90(2H,s),5.40(1
H,t). 実施例49 N−メチル−(7−n−ブトキシカルボニル−2,3,5,6
−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド 融点 184〜186℃ 元素分析値(C14H20N2O3Sとして) 計算値(%):C57.12 H6.16 N9.52 実測値(%):C57.10 H6.06 N9.37 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.94(3H,t),1.2〜1.8(4H,m),2.83(3H,d),3.0〜
3.3(2H,m),3.4〜3.8(2H,m),4.13(2H,t),4.78(1
H,t),4.89(2H,s). 実施例50 N−メチル−(7−メトキシカルボニル−6−メチル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセトアミド 融点 170〜172℃ 元素分析値(C12H16N2O3Sとして) 計算値(%):C53.71 H6.01 N10.44 実測値(%):C53.46 H5.99 N10.16 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(3H,d),2.83(3H,d),3.0〜3.2(1H,m),3.4〜
3.9(2H,m),3.72(3H,s),4.76(1H,t),4.87(2H,
d). 実施例51 N−メチル−(7−イソブトキシカルボニル−6−メチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセトアミド 融点 149〜152℃ 元素分析値(C15H22N2O3Sとして) 計算値(%):C58.04 H7.14 N9.02 実測値(%):C58.08 H7.23 N8.77 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.98(6H,d),1.33(3H,d),1.98(1H,m),2.83(3H,
d),3.0〜3.3(1H,m),3.4〜3.9(2H,m),3.95(2H,
d),4.7〜5.0(3H,m). 実施例52 N−メチル−(7−シクロヘキシルオキシカルボニル−
6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕
チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 178〜180℃ 元素分析値(C17H24N2O3Sとして) 計算値(%):C60.69 H7.19 N8.33 実測値(%):C60.62 H7.19 N8.22 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.1〜2.1(13H,m),2.85(3H,d),2.1〜2.3(1H,m),
2.4〜3.0(2H,m),4.75(1H,s),4.87(2H,s),4.8〜5.
0(1H,m). 実施例53 N−メチル−(7−n−オクチルオキシカルボニル−6
−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 144〜145℃ 元素分析値(C19H30N2O3Sとして) 計算値(%):C62.26 H8.25 N7.64 実測値(%):C62.23 H8.24 N7.61 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.7〜1.9(18H,m),1.86(3H,d),3.0〜3.3(1H,m),
3.3〜3.9(2H,m),4.16(2H,t),4.7〜5.0(3H,m). 実施例54 N−エチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6−フ
ェニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チア
ゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 159〜160℃ 元素分析値(C20H24N2O3Sとして) 計算値(%):C64.49 H6.50 N7.52 実測値(%):C64.28 H6.53 N7.48 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.05(3H,t),1.16(6H,d),3.1〜3.6(3H,m),3.98
(1H,t),4.4〜5.1(3H,m),4.90(2H,s),5.24(5H,
s). 実施例55 N−メチル−〔7−エトキシカルボニル−6−(3,4,5
−トリメトキシフェニル)−2,3,5,6−テトラヒドロピ
ロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン〕アセトア
ミド 融点 193〜194℃ 元素分析値(C21H26N2O6Sとして) 計算値(%):C58.05 H6.03 N6.45 実測値(%):C58.09 H6.20 N6.21 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.18(3H,t),2.83(3H,d),3.82(3H,s),3.84(6H,
s),3.48(1H,m),4.60(1H,m),3.9〜4.1(3H,m),4.7
4(1H,s),4.94(2H,s),6.42(2H,s). 実施例56 N−メチル−(6−エチル−7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド 融点 196〜198℃ 元素分析値(C15H22N2O3Sとして) 計算値(%):C58.04 H7.14 N9.03 実測値(%):C58.09 H7.14 N8.95 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.88(3H,t),1.27(6H,d),1.4〜2.0(2H,m),2.83
(3H,d),3.1〜3.8(3H,m),4.76(1H,br s),4.84(2
H,br s),5.05(1H,sept). 実施例57 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−5−メ
チル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド 融点 159〜161℃ 元素分析値(C14H20N2O3Sとして) 計算値(%):C56.74 H6.80 N9.45 実測値(%):C56.46 H7.06 N9.16 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.26(6H,d),1.30(3H,d),2.68(1H,dd),2.83(3
H,d),3.40(1H,dd),4.0〜4.4(1H,m),4.88(3H,s),
5.04(1H,sept). 実施例58 N−メチル−(7−エトキシカルボニル−5−メチル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセトアミド 融点 153〜155℃ 元素分析値(C13H18N2O3Sとして) 計算値(%):C55.30 H6.43 N9.92 実測値(%):C55.24 H6.40 N9.76 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(3H,t),1.33(3H,d),2.69(1H,dd),2.83(3
H,d),3.42(1H,dd),4.0〜4.4(3H,m),4.88(3H,
s). 実施例59 N−メチル−(5−エチル−7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド 融点 169〜172℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.91(3H,t),1.27(6H,d),1.5〜2.0(2H,m),2.80
(1H,dd),2.83(3H,d),3.33(1H,dd),3.8〜4.2(1H,
m),4.86(3H,s),5.04(1H,m). 実施例60 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−5,6−
ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセトアミド 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.24(3H,d),1.28(6H,d),1.30(3H,d),2.83(3H,
d),2.9〜3.3(1H,m),3.4〜4.0(1H,m),4.86(3H,
s),5.05(1H,sept). 実施例61 N−メチル−(7−エトキシカルボニル−5,6−ジメチ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセトアミド 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.1〜1.5(9H,m),2.83(3H,d),2.9〜3.2(1H,m),
3.4〜4.0(1H,m),4.18(2H,q),4.8〜5.1(3H,m). 実施例62 N−メチル−(7−シアノ−2,3,5,6−テトラヒドロピ
ロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン(アセトア
ミド) 融点 235〜237℃ 元素分析値(C10H11N3OSとして) 計算値(%):C54.28 H5.01 N18.99 実測値(%):C54.10 H4.92 N18.78 NMRスペクトルδ(CDCl3): 2.80(3H,d),3.20(2H,t),3.65(2H,t),4.91(1H,
s),4.98(2H,s). 実施例63 N−メチル−(7−エトキシカルボニル−5−ヒドロキ
シメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 209〜211℃ 元素分析値(C13H18N2O4Sとして) 計算値(%):C52.33 H6.08 N9.39 実測値(%):C52.23 H6.16 N9.28 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(3H,t),2.76(3H,d),3.02(1H,dd),3.35(1
H,dd),3.71(2H,t)4.14(2H,q),4.55(1H,br t),4.
84(2H,dd),5.20(1H,d),6.50(1H,br s). 実施例64 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6,6−
ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 180〜189℃ 元素分析値(C15H22N2O3Sとして) 計算値(%):C58.04 H7.14 N9.03 実測値(%):C57.94 H7.28 N8.96 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),1.40(6H,s),2.83(3H,d),3.32(2H,
s),4.81(3H,br s),5.06(1H,m). 実施例65 N−エチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6,6−
ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 162〜165℃ 元素分析値(C16H24N2O3Sとして) 計算値(%):C59.23 H7.46 N8.63 実測値(%):C59.51 H7.72 N8.73 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.16(3H,t),1.28(6H,d),1.40(6H,s),3.1〜3.5
(2H,m),3.36(2H,s),4.74(1H,br s),4.86(2H,d)
5.10(1H,sept). 実施例66 (7−イソプロポキシカルボニル−6,6−ジメチル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 208〜211℃ 元素分析値(C14H20N2O3Sとして) 計算値(%):C56.73 H6.80 N9.45 実測値(%):C56.68 H7.08 N9.46 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.20(6H,d),1.33(6H,s),3.35(2H,s),4.68(2H,
d),4.90(1H,sept),4.98(1H,br s). 実施例67 N−(2−ヒドロキシエチル)−(7−イソプロポキシ
カルボニル−6,6−ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピ
ロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトア
ミド 融点 225〜229℃ 元素分析値(C16H24N2O4Sとして) 計算値(%):C56.45 H7.11 N8.23 実測値(%):C56.18 H6.96 N8.21 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.26(6H,d),1.43(6H,s),3.0〜3.8(6H,m),3.36
(2H,d),4.73(2H,d). 実施例68 N−(2−ヒドロキシエチル)−(7−イソプロポキシ
カルボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕
チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 198〜199℃ 元素分析値(C14H20N2O4Sとして) 計算値(%):C53.83 H6.45 N8.97 実測値(%):C53.65 H6.23 N8.95 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(6H,d),3.0〜3.8(8H,m),4.88(2H,d),5.08
(1H,m),7.20(1H,t). 実施例69 N−(2−ヒドロキシエチル)−(7−イソプロポキシ
カルボニル−6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロ
ロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミ
ド 融点 168〜174℃ 元素分析値(C15H22N2O4Sとして) 計算値(%):C55.19 H6.79 N8.58 実測値(%):C55.20 H6.80 N8.44 NMRスペクトルδ(DMSO−d6): 1.19(6H,d),1.21(3H,d),3.0〜4.0(8H,m),4.74
(2H,br s),4.90(1H,sept),5.02(1H,br s). 実施例70 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
ル)アセトアミド 融点 90〜95℃ 元素分析値(C13H20N2O3Sとして) 計算値(%):C54.91 H7.09 N9.85 実測値(%):C54.86 H7.05 N9.91 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(6H,d),2.3〜3.8(9H,m),2.81(3H,d),5.00
(1H,sept). 実施例71 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6−メ
チル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イル)アセトアミド 油状物 マススペクトルm/z 298(M+) NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(9H,d),1.8〜3.9(8H,m),2.81(3H,d),5.01
(1H,sept). 実施例72 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6,6−
ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イル)アセトアミド 融点 100〜101℃ 元素分析値(C15H24N2O3Sとして) 計算値(%):C57.66 H7.74 N8.97 実測値(%):C57.66 H7.77 N9.00 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(6H,d),1.26(3H,s),1.32(3H,s),2.3〜2.6
(2H,m),2.82(3H,d),2.9〜3.9(5H,m),5.01(1H,se
pt). 実施例73 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,2−
ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イル)アセトアミド 融点 111〜112℃ 元素分析値(C15H24N2O3Sとして) 計算値(%):C57.67 H7.74 N8.97 実測値(%):C57.64 H7.90 N8.94 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.24(6H,d),1.42(3H,s),1.51(3H,s),2.2〜2.4
(2H,m),2.83(3H,d),2.8〜3.2(3H,m),3.2〜3.7(3
H,m),5.00(1H,sept). 実施例74 N−アリル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド S−フェニル(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,
5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−
イリデン)チオアセテート1.0gをアリルアミン5mlに溶
解し、室温で1時間撹拌する。過剰のアリルアミンを留
去して得られる粗結晶をイソプロピルアルコールとイソ
プロピルエーテルの混合溶媒で再結晶し、標記化合物0.
9gを得た。
融点 190〜191℃ 元素分析値(C15H20N2O3Sとして) 計算値(%):C58.42 H6.54 N9.08 実測値(%):C58.28 H6.52 N9.08 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.29(6H,d),3.20(2H,t),3.67(2H,t),3.94(2H,
t),4.79(1H,s),4.94(2H,s),5.0〜6.2(4H,m). 実施例74と同様にして実施例75〜84の化合物を製造し
た。
t),4.79(1H,s),4.94(2H,s),5.0〜6.2(4H,m). 実施例74と同様にして実施例75〜84の化合物を製造し
た。
実施例75 N,N−ジメチル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 159〜160℃ 元素分析値(C14H20N2O3S・0.6H2Oとして) 計算値(%):C54.73 H6.90 N9.12 実測値(%):C54.80 H7.05 N8.95 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(6H,d),3.06(6H,s),3.21(2H,t),3.72(2H,
t),4.95(2H,s),5.11(1H,sept),5.13(1H,s). 実施例76 N−シクロプロピル−(7−イソプロポキシカルボニル
−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン)アセトアミド 融点 98〜101℃ 元素分析値(C15H20N2O3S・H2Oとして) 計算値(%):C55.19 H6.79 N8.58 実測値(%):C55.26 H6.54 N8.59 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.5〜0.9(4H,m),1.30(6H,d),2.70(1H,m),3.20
(2H,t),3.66(2H,t),4.72(1H,s),4.95(2H,s),5.
11(1H,m). 実施例77 N−(2−N,N−ジメチルアミノエチル)−(7−イソ
プロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ
〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 80〜83℃ 元素分析値(C16H25N3O3S・H2Oとして) 計算値(%):C53.76 H7.61 N11.76 実測値(%):C53.98 H7.44 N11.86 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.26(6H,d),2.30(6H,s),2.52(2H,m),3.19(2H,
m),3.31(2H,m),3.64(2H,m),4.82(1H,br s),4.88
(2H,br s),5.06(1H,m). 実施例78 N−n−プロピル−(7−イソプロポキシカルボニル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセトアミド 融点 152〜154℃ 元素分析値(C15H22N2O3Sとして) 計算値(%):C58.04 H7.14 N9.03 実測値(%):C57.82 H7.06 N9.02 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.95(3H,t),1.29(6H,d),1.50(2H,m),3.1〜3.4
(4H,m),3.64(2H,t),4.73(1H,s),4.90(2H,s),5.
07(1H,sept). 実施例79 N−イソプロピル−(7−イソプロポキシカルボニル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセトアミド 融点 131〜133℃ 元素分析値(C15H22N2O3S・H2Oとして) 計算値(%):C54.85 H7.37 N8.53 実測値(%):C54.82 H7.81 N8.53 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.17(6H,d),1.27(6H,d),3.16(2H,t),3.62(2H,
t),4.06(1H,m),4.69(1H,s),4.88(2H,s),5.06(1
H,sept). 実施例80 N−n−ブチル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 143〜144℃ 元素分析値(C16H24N2O3S・0.2H2Oとして) 計算値(%):C58.58 H7.50 N8.54 実測値(%):C58.40 H7.39 N8.75 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.94(3H,t),1.27(6H,d),1.42(4H,m),3.0〜3.4
(4H,m),3.63(2H,t),4.72(1H,t),4.90(2H,d),5.
06(1H,sept). 実施例81 N−イソブチル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 145〜147℃ 元素分析値(C16H24N2O3S・0.5H2Oとして) 計算値(%):C57.63 H7.56 N8.40 実測値(%):C57.72 H7.59 N8.51 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.94(6H,d),1.30(6H,d),1.80(1H,m),3.0〜3.3
(4H,m),3.68(2H,t),4.79(1H,t),4.94(2H,d),5.
12(1H,m). 実施例82 N−シクロヘキシル−(7−イソプロポキシカルボニル
−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン)アセトアミド 融点 152〜153℃ 元素分析値(C18H26N2O3Sとして) 計算値(%):C61.68 H7.48 N7.99 実測値(%):C61.64 H7.62 N7.95 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.1〜2.1(10H,m),1.29(6H,d),3.30(2H,br t),
3.5〜4.0(3H,m),4.74(1H,br s),4.93(2H,d),5.10
(1H,m). 実施例83 N−イソプロピル−(7−イソプロポキシカルボニル−
6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕
チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 161〜163℃ 元素分析値(C16H24N2O3Sとして) 計算値(%):C59.23 H7.46 N8.63 実測値(%):C59.15 H7.51 N8.46 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.16(6H,d),1.27(6H,d),1.31(3H,d),3.1〜3.3
(1H,m),3.4〜3.9(2H,m),4.12(1H,d sept),4.70
(1H,s),4.84(2H,s),5.12(1H,sept). 実施例84 N−イソブチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6
−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセテート 融点 134〜135℃ 元素分析値(C17H26N2O3S・H2Oとして) 計算値(%):C57.28 H7.92 N7.86 実測値(%):C57.16 H7.87 N7.75 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.92(6H,d),1.27(6H,d),1.32(3H,d),1.6〜2.0
(1H,m),3.10(2H,t),3.3〜3.9(3H,m),4.73(1H,
t),4.84(2H,d),5.06(1H,sept). 実施例85 (7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒ
ドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)ア
セチルピペリジン S−フェニル(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,
5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−
イリデン)チオアセテート1.0gおよびピペリジン1.2gを
テトラヒドロフラン40mlに懸濁し、室温、撹拌下にてト
リフルオロ酢酸銀740mgを加える。2時間後に不溶物を
濾去し濾液を濃縮する。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製したのちエタノールで再結晶し標
記化合物0.65gを得た。
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 159〜160℃ 元素分析値(C14H20N2O3S・0.6H2Oとして) 計算値(%):C54.73 H6.90 N9.12 実測値(%):C54.80 H7.05 N8.95 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(6H,d),3.06(6H,s),3.21(2H,t),3.72(2H,
t),4.95(2H,s),5.11(1H,sept),5.13(1H,s). 実施例76 N−シクロプロピル−(7−イソプロポキシカルボニル
−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン)アセトアミド 融点 98〜101℃ 元素分析値(C15H20N2O3S・H2Oとして) 計算値(%):C55.19 H6.79 N8.58 実測値(%):C55.26 H6.54 N8.59 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.5〜0.9(4H,m),1.30(6H,d),2.70(1H,m),3.20
(2H,t),3.66(2H,t),4.72(1H,s),4.95(2H,s),5.
11(1H,m). 実施例77 N−(2−N,N−ジメチルアミノエチル)−(7−イソ
プロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ
〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 80〜83℃ 元素分析値(C16H25N3O3S・H2Oとして) 計算値(%):C53.76 H7.61 N11.76 実測値(%):C53.98 H7.44 N11.86 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.26(6H,d),2.30(6H,s),2.52(2H,m),3.19(2H,
m),3.31(2H,m),3.64(2H,m),4.82(1H,br s),4.88
(2H,br s),5.06(1H,m). 実施例78 N−n−プロピル−(7−イソプロポキシカルボニル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセトアミド 融点 152〜154℃ 元素分析値(C15H22N2O3Sとして) 計算値(%):C58.04 H7.14 N9.03 実測値(%):C57.82 H7.06 N9.02 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.95(3H,t),1.29(6H,d),1.50(2H,m),3.1〜3.4
(4H,m),3.64(2H,t),4.73(1H,s),4.90(2H,s),5.
07(1H,sept). 実施例79 N−イソプロピル−(7−イソプロポキシカルボニル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセトアミド 融点 131〜133℃ 元素分析値(C15H22N2O3S・H2Oとして) 計算値(%):C54.85 H7.37 N8.53 実測値(%):C54.82 H7.81 N8.53 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.17(6H,d),1.27(6H,d),3.16(2H,t),3.62(2H,
t),4.06(1H,m),4.69(1H,s),4.88(2H,s),5.06(1
H,sept). 実施例80 N−n−ブチル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 143〜144℃ 元素分析値(C16H24N2O3S・0.2H2Oとして) 計算値(%):C58.58 H7.50 N8.54 実測値(%):C58.40 H7.39 N8.75 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.94(3H,t),1.27(6H,d),1.42(4H,m),3.0〜3.4
(4H,m),3.63(2H,t),4.72(1H,t),4.90(2H,d),5.
06(1H,sept). 実施例81 N−イソブチル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 145〜147℃ 元素分析値(C16H24N2O3S・0.5H2Oとして) 計算値(%):C57.63 H7.56 N8.40 実測値(%):C57.72 H7.59 N8.51 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.94(6H,d),1.30(6H,d),1.80(1H,m),3.0〜3.3
(4H,m),3.68(2H,t),4.79(1H,t),4.94(2H,d),5.
12(1H,m). 実施例82 N−シクロヘキシル−(7−イソプロポキシカルボニル
−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン)アセトアミド 融点 152〜153℃ 元素分析値(C18H26N2O3Sとして) 計算値(%):C61.68 H7.48 N7.99 実測値(%):C61.64 H7.62 N7.95 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.1〜2.1(10H,m),1.29(6H,d),3.30(2H,br t),
3.5〜4.0(3H,m),4.74(1H,br s),4.93(2H,d),5.10
(1H,m). 実施例83 N−イソプロピル−(7−イソプロポキシカルボニル−
6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕
チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 161〜163℃ 元素分析値(C16H24N2O3Sとして) 計算値(%):C59.23 H7.46 N8.63 実測値(%):C59.15 H7.51 N8.46 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.16(6H,d),1.27(6H,d),1.31(3H,d),3.1〜3.3
(1H,m),3.4〜3.9(2H,m),4.12(1H,d sept),4.70
(1H,s),4.84(2H,s),5.12(1H,sept). 実施例84 N−イソブチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6
−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセテート 融点 134〜135℃ 元素分析値(C17H26N2O3S・H2Oとして) 計算値(%):C57.28 H7.92 N7.86 実測値(%):C57.16 H7.87 N7.75 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.92(6H,d),1.27(6H,d),1.32(3H,d),1.6〜2.0
(1H,m),3.10(2H,t),3.3〜3.9(3H,m),4.73(1H,
t),4.84(2H,d),5.06(1H,sept). 実施例85 (7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒ
ドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)ア
セチルピペリジン S−フェニル(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,
5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−
イリデン)チオアセテート1.0gおよびピペリジン1.2gを
テトラヒドロフラン40mlに懸濁し、室温、撹拌下にてト
リフルオロ酢酸銀740mgを加える。2時間後に不溶物を
濾去し濾液を濃縮する。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製したのちエタノールで再結晶し標
記化合物0.65gを得た。
融点 128〜130℃ 元素分析値(C17H24N2O3Sとして) 計算値(%):C60.68 H7.19 N8.33 実測値(%):C60.39 H7.30 N8.26 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.29(6H,d),1.65(6H,m),3.18(2H,t),3.50(4H,
m),3.68(2H,t),4.90(2H,s),5.09(1H,sept),5.13
(1H,s). 実施例85と同様にして実施例86〜100の化合物を製造
した。
m),3.68(2H,t),4.90(2H,s),5.09(1H,sept),5.13
(1H,s). 実施例85と同様にして実施例86〜100の化合物を製造
した。
実施例86 N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−(7−イソプロ
ポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1
−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 207〜209℃ 元素分析値(C14H17F3N2O3S・0.3H2Oとして) 計算値(%):C47.26 H4.99 N7.88 実測値(%):C47.21 H4.78 N7.68 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),3.19(2H,t),3.66(2H,t),3.94(2H,
m),4.75(1H,s),4.88(2H,s),5.07(1H,sept). 実施例87 (7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒ
ドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)ア
セチルモルホリン 融点 186〜187℃ 元素分析値(C16H22N2O4Sとして) 計算値(%):C56.78 H6.55 N8.28 実測値(%):C56.48 H6.57 N8.14 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),3.19(2H,t),3.5〜3.8(10H,m),4.91
(2H,s),5.06(1H,s),5.07(1H,sept). 実施例88 (7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒ
ドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)ア
セチルチオモルホリン 融点 183〜185℃ 元素分析値(C16H22N2O3S2として) 計算値(%):C54.21 H6.26 N7.90 実測値(%):C53.97 H6.28 N7.74 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.29(6H,d),2.66(4H,t),3.22(2H,t),3.72(2H,
t),3.88(4H,t),4.94(2H,s),5.08(1H,sept),5.10
(1H,s). 実施例89 N−〔3−(2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ)チ
エニル〕−(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6
−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド 融点 179〜181℃ 元素分析値(C16H20N2O4S2・0.3H2Oとして) 計算値(%):C51.40 H5.55 N7.49 実測値(%):C51.12 H5.45 N7.53 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),2.8〜3.4(6H,m),3.64(2H,br t),4.
55(1H,m),4.80(1H,d),4.86(2H,br s,5.07(1H,
m). 実施例90 N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)−(7−イソ
プロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ
〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 194〜197℃ 元素分析値(C18H21ClN2O3Sとして) 計算値(%):C56.76 H5.56 N7.35 実測値(%):C56.53 H5.62 N7.40 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.38(6H,d),2.19(3H,s),3.18(2H,br t),3.64
(2H,br t),3.94(2H,s),4.86(1H,s),5.22(1H,sep
t),6.9〜7.3(3H,m). 実施例91 N−(2−ピリジル)−(7−イソプロポキシカルボニ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセトアミド 融点 218〜220℃ 元素分析値(C17H19N3O3Sとして) 計算値(%):C59.11 H5.54 N12.17 実測値(%):C59.13 H5.85 N12.22 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.22(6H,d),2.9〜3.3(2H,m),3.5〜3.8(2H,m),
4.85(2H,s),4.92(1H,sept),5.40(1H,s),7.0〜8.2
(4H,m). 実施例92 N−〔(2−ピリジル)−メチル〕−(7−イソプロポ
キシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−
b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 119〜121℃ 元素分析値(C18H21N3O3Sとして) 計算値(%):C60.14 H5.89 N11.69 実測値(%):C60.37 H5.61 N11.67 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),3.17(2H,t),3.64(2H,t),4.59(2H,
d),4.90(3H,s),5.06(1H,m),7.1〜7.4(2H,m),7.6
8(1H,m),8.55(1H,d). 実施例93 N−〔2−(3−メトキシフェニル)エチル〕−(7−
イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピ
ロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトア
ミド 融点 126〜127℃ 元素分析値(C21H26N2O4Sとして) 計算値(%):C62.66 H6.51 N6.96 実測値(%):C62.61 H6.54 N6.94 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.29(6H,d),2.82(2H,t),3.16(2H,t),3.52(2H,
t),3.60(2H,t),3.83(3H,s),4.66(1H,t),4.80(2
H,d),5.17(1H,sept),6.8〜7.3(4H,m). 実施例94 N−エトキシカルボニル−(7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド 融点 188〜190℃ 元素分析値(C15H20N2O5Sとして) 計算値(%):C52.92 H5.92 N8.23 実測値(%):C53.05 H5.74 N8.16 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),1.30(3H,t),3.19(2H,br t),3.79
(2H,br t),4.20(2H,q),4.87(2H,br s),5.07(1H,
m),6.14(1H,brs). 実施例95 N−ベンジル−N−メチル−(7−イソプロポキシカル
ボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チア
ゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 177〜178℃ 元素分析値(C20H24N2O3Sとして) 計算値(%):C64.49 H6.49 N7.52 実測値(%):C64.41 H6.64 N7.44 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),3.00(3H,s),3.16(2H,t),3.58(2H,
t),4.60(2H,s),4.94(2H,d),5.07(1H,sept),5.10
(1H,t),7.28(5H,m). 実施例96 N−シクロプロピル−(7−イソプロポキシカルボニル
−6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−
b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.3〜0.9(4H,m),1.28(9H,d),2.5〜2.9(1H,m),
3.0〜3.4(1H,m),3.4〜3.8(2H,m),4.83(3H,s),5.0
0(1H,sept). 実施例97 N−シクロヘキシル−(7−イソプロポキシカルボニル
−6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−
b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 166〜168℃ 元素分析値(C19H28N2O3Sとして) 計算値(%):C62.61 H7.74 N7.69 実測値(%):C62.55 H7.72 N7.69 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),1.31(3H,d),1.5〜2.1(10H,m),3.1
〜4.0(4H,m),4.70(1H,s),4.84(2H,d),5.06(1H,s
ept). 実施例98 N−ベンジル−N−メチル−(7−イソプロポキシカル
ボニル−6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ
〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 126〜128℃ 元素分析値(C21H26N2O3Sとして) 計算値(%):C65.26 H6.78 N7.25 実測値(%):C65.22 H6.78 N7.19 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(9H,d),2.98(3H,s),3.0〜3.9(3H,m),4.60
(2H,s),4.90(2H,d),5.10(1H,sept),5.10(1H,
s),7.1〜7.6(5H,m). 実施例99 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセチルピペリジン 融点 155〜158℃ 元素分析値(C18H26N2O3Sとして) 計算値(%):C61.69 H7.48 N7.99 実測値(%):C61.56 H7.44 N7.80 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),1.33(3H,d),2.5〜2.8(6H,m),3.2〜
3.8(7H,m),4.85(2H,d),5.06(1H,sept),5.13(1H,
t). 実施例100 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセチルモルホリン 融点 138〜140℃ 元素分析値(C17H24N2O4Sとして) 計算値(%):C57.93 H6.86 N7.95 実測値(%):C57.76 H6.90 N7.80 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),1.33(3H,d),3.1〜3.4(1H,m),3.4〜
3.9(10H,m),4.85(2H,d),5.05(1H,t),5.13(1H,se
pt). 実施例101 N,N−ジメチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6
−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセトアミド 4−ニトロフェニル(7−イソプロポキシカルボニル
−6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−
b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート1.5gに25%
ジメチルアミン水溶液40mlを加え、室温で3日間撹拌す
る。これに水40mlを加え析出する結晶を濾取する。この
粗結晶をクロロホルムに溶解し水で洗浄したのち無水硫
酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去して得られる粗結
晶をエーテルおよびn−ヘキサンの混合溶媒で再結晶し
標記化合物0.6gを得た。
ポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1
−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 207〜209℃ 元素分析値(C14H17F3N2O3S・0.3H2Oとして) 計算値(%):C47.26 H4.99 N7.88 実測値(%):C47.21 H4.78 N7.68 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),3.19(2H,t),3.66(2H,t),3.94(2H,
m),4.75(1H,s),4.88(2H,s),5.07(1H,sept). 実施例87 (7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒ
ドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)ア
セチルモルホリン 融点 186〜187℃ 元素分析値(C16H22N2O4Sとして) 計算値(%):C56.78 H6.55 N8.28 実測値(%):C56.48 H6.57 N8.14 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),3.19(2H,t),3.5〜3.8(10H,m),4.91
(2H,s),5.06(1H,s),5.07(1H,sept). 実施例88 (7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒ
ドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)ア
セチルチオモルホリン 融点 183〜185℃ 元素分析値(C16H22N2O3S2として) 計算値(%):C54.21 H6.26 N7.90 実測値(%):C53.97 H6.28 N7.74 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.29(6H,d),2.66(4H,t),3.22(2H,t),3.72(2H,
t),3.88(4H,t),4.94(2H,s),5.08(1H,sept),5.10
(1H,s). 実施例89 N−〔3−(2−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ)チ
エニル〕−(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6
−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド 融点 179〜181℃ 元素分析値(C16H20N2O4S2・0.3H2Oとして) 計算値(%):C51.40 H5.55 N7.49 実測値(%):C51.12 H5.45 N7.53 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),2.8〜3.4(6H,m),3.64(2H,br t),4.
55(1H,m),4.80(1H,d),4.86(2H,br s,5.07(1H,
m). 実施例90 N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)−(7−イソ
プロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ
〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 194〜197℃ 元素分析値(C18H21ClN2O3Sとして) 計算値(%):C56.76 H5.56 N7.35 実測値(%):C56.53 H5.62 N7.40 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.38(6H,d),2.19(3H,s),3.18(2H,br t),3.64
(2H,br t),3.94(2H,s),4.86(1H,s),5.22(1H,sep
t),6.9〜7.3(3H,m). 実施例91 N−(2−ピリジル)−(7−イソプロポキシカルボニ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセトアミド 融点 218〜220℃ 元素分析値(C17H19N3O3Sとして) 計算値(%):C59.11 H5.54 N12.17 実測値(%):C59.13 H5.85 N12.22 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.22(6H,d),2.9〜3.3(2H,m),3.5〜3.8(2H,m),
4.85(2H,s),4.92(1H,sept),5.40(1H,s),7.0〜8.2
(4H,m). 実施例92 N−〔(2−ピリジル)−メチル〕−(7−イソプロポ
キシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−
b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 119〜121℃ 元素分析値(C18H21N3O3Sとして) 計算値(%):C60.14 H5.89 N11.69 実測値(%):C60.37 H5.61 N11.67 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),3.17(2H,t),3.64(2H,t),4.59(2H,
d),4.90(3H,s),5.06(1H,m),7.1〜7.4(2H,m),7.6
8(1H,m),8.55(1H,d). 実施例93 N−〔2−(3−メトキシフェニル)エチル〕−(7−
イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピ
ロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトア
ミド 融点 126〜127℃ 元素分析値(C21H26N2O4Sとして) 計算値(%):C62.66 H6.51 N6.96 実測値(%):C62.61 H6.54 N6.94 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.29(6H,d),2.82(2H,t),3.16(2H,t),3.52(2H,
t),3.60(2H,t),3.83(3H,s),4.66(1H,t),4.80(2
H,d),5.17(1H,sept),6.8〜7.3(4H,m). 実施例94 N−エトキシカルボニル−(7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド 融点 188〜190℃ 元素分析値(C15H20N2O5Sとして) 計算値(%):C52.92 H5.92 N8.23 実測値(%):C53.05 H5.74 N8.16 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),1.30(3H,t),3.19(2H,br t),3.79
(2H,br t),4.20(2H,q),4.87(2H,br s),5.07(1H,
m),6.14(1H,brs). 実施例95 N−ベンジル−N−メチル−(7−イソプロポキシカル
ボニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チア
ゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 177〜178℃ 元素分析値(C20H24N2O3Sとして) 計算値(%):C64.49 H6.49 N7.52 実測値(%):C64.41 H6.64 N7.44 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),3.00(3H,s),3.16(2H,t),3.58(2H,
t),4.60(2H,s),4.94(2H,d),5.07(1H,sept),5.10
(1H,t),7.28(5H,m). 実施例96 N−シクロプロピル−(7−イソプロポキシカルボニル
−6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−
b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.3〜0.9(4H,m),1.28(9H,d),2.5〜2.9(1H,m),
3.0〜3.4(1H,m),3.4〜3.8(2H,m),4.83(3H,s),5.0
0(1H,sept). 実施例97 N−シクロヘキシル−(7−イソプロポキシカルボニル
−6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−
b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 166〜168℃ 元素分析値(C19H28N2O3Sとして) 計算値(%):C62.61 H7.74 N7.69 実測値(%):C62.55 H7.72 N7.69 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),1.31(3H,d),1.5〜2.1(10H,m),3.1
〜4.0(4H,m),4.70(1H,s),4.84(2H,d),5.06(1H,s
ept). 実施例98 N−ベンジル−N−メチル−(7−イソプロポキシカル
ボニル−6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ
〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 126〜128℃ 元素分析値(C21H26N2O3Sとして) 計算値(%):C65.26 H6.78 N7.25 実測値(%):C65.22 H6.78 N7.19 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(9H,d),2.98(3H,s),3.0〜3.9(3H,m),4.60
(2H,s),4.90(2H,d),5.10(1H,sept),5.10(1H,
s),7.1〜7.6(5H,m). 実施例99 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセチルピペリジン 融点 155〜158℃ 元素分析値(C18H26N2O3Sとして) 計算値(%):C61.69 H7.48 N7.99 実測値(%):C61.56 H7.44 N7.80 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),1.33(3H,d),2.5〜2.8(6H,m),3.2〜
3.8(7H,m),4.85(2H,d),5.06(1H,sept),5.13(1H,
t). 実施例100 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセチルモルホリン 融点 138〜140℃ 元素分析値(C17H24N2O4Sとして) 計算値(%):C57.93 H6.86 N7.95 実測値(%):C57.76 H6.90 N7.80 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),1.33(3H,d),3.1〜3.4(1H,m),3.4〜
3.9(10H,m),4.85(2H,d),5.05(1H,t),5.13(1H,se
pt). 実施例101 N,N−ジメチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6
−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセトアミド 4−ニトロフェニル(7−イソプロポキシカルボニル
−6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−
b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート1.5gに25%
ジメチルアミン水溶液40mlを加え、室温で3日間撹拌す
る。これに水40mlを加え析出する結晶を濾取する。この
粗結晶をクロロホルムに溶解し水で洗浄したのち無水硫
酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去して得られる粗結
晶をエーテルおよびn−ヘキサンの混合溶媒で再結晶し
標記化合物0.6gを得た。
融点 126〜128℃ 元素分析値(C15H22N2O3Sとして) 計算値(%):C58.04 H7.14 N9.02 実測値(%):C58.28 H7.15 N9.08 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.24(6H,d),1.33(3H,d),3.02(6H,s),3.1〜3.3
(1H,m),3.5〜3.9(2H,m),4.85(2H,d),5.08(1H,se
pt),5.10(1H,t). 実施例101と同様にして実施例102の化合物を合成し
た。
(1H,m),3.5〜3.9(2H,m),4.85(2H,d),5.08(1H,se
pt),5.10(1H,t). 実施例101と同様にして実施例102の化合物を合成し
た。
実施例102 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセチルチオモルホリン 融点 164〜165℃ 元素分析値(C17H24N2O3S2として) 計算値(%):C55.41 H6.56 N7.60 実測値(%):C55.23 H6.56 N7.38 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),1.33(3H,d),2.5〜2.8(4H,m),3.21
(1H,dd),3.6〜4.0(6H,m),4.85(2H,d),5.07(1H,
s),5.13(1H,sept). 実施例103 4−メチル−1−(7−イソプロポキシカルボニル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセチルピペラジン エチル(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−
テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリ
デン)アセテート3.5gを0.5規定水酸化ナトリウム13ml
およびエタノール13mlに加え室温で2時間撹拌する。こ
の後減圧下に溶媒を留去し、乾固せしめる。これにテト
ラヒドロフラン20mlおよびトリエチルアミン2.2mlを加
える。次いで0℃に冷却し、ピバロイルクロリド1.9ml
を加え0.5時間撹拌する。この反応液にN−メチルピペ
ラジン1.5gを加え、室温で1時間撹拌する。反応液を水
に注ぎクロロホルムで抽出し、クロロホルム層を水で洗
浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去
して得られる残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製したのちイソプロピルアルコールおよびエー
テルの混合溶媒で再結晶して標記化合物1.2gを得た。
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセチルチオモルホリン 融点 164〜165℃ 元素分析値(C17H24N2O3S2として) 計算値(%):C55.41 H6.56 N7.60 実測値(%):C55.23 H6.56 N7.38 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(6H,d),1.33(3H,d),2.5〜2.8(4H,m),3.21
(1H,dd),3.6〜4.0(6H,m),4.85(2H,d),5.07(1H,
s),5.13(1H,sept). 実施例103 4−メチル−1−(7−イソプロポキシカルボニル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセチルピペラジン エチル(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−
テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリ
デン)アセテート3.5gを0.5規定水酸化ナトリウム13ml
およびエタノール13mlに加え室温で2時間撹拌する。こ
の後減圧下に溶媒を留去し、乾固せしめる。これにテト
ラヒドロフラン20mlおよびトリエチルアミン2.2mlを加
える。次いで0℃に冷却し、ピバロイルクロリド1.9ml
を加え0.5時間撹拌する。この反応液にN−メチルピペ
ラジン1.5gを加え、室温で1時間撹拌する。反応液を水
に注ぎクロロホルムで抽出し、クロロホルム層を水で洗
浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去
して得られる残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製したのちイソプロピルアルコールおよびエー
テルの混合溶媒で再結晶して標記化合物1.2gを得た。
融点 153〜156℃ 元素分析値(C17H25N3O3Sとして) 計算値(%):C58.10 H7.17 N11.96 実測値(%):C58.32 H7.09 N12.12 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.26(6H,d),2.34(3H,s),2.42(4H,m),3.17(2H,
t),3.5〜3.8(6H,m),4.87(2H,s),5.07(1H,d),5.1
2H,m). 実施例103と同様にして実施例104〜105の化合物を製
造した。
t),3.5〜3.8(6H,m),4.87(2H,s),5.07(1H,d),5.1
2H,m). 実施例103と同様にして実施例104〜105の化合物を製
造した。
実施例104 N−ベンジル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,
5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−
イリデン)アセトアミド 融点 150〜152℃ 元素分析値(C19H22N2O3Sとして) 計算値(%):C63.66 H6.19 N7.81 実測値(%):C63.81 H6.03 N7.84 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),3.18(2H,t),3.64(2H,t),4.50(2H,
d),4.79(2H,s),5.90(1H,sept),7.36(5H,s). 実施例105 S−フェニル(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデンアセテート 得られた化合物のデータは実施例25の化合物のそれに
一致した。
5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−
イリデン)アセトアミド 融点 150〜152℃ 元素分析値(C19H22N2O3Sとして) 計算値(%):C63.66 H6.19 N7.81 実測値(%):C63.81 H6.03 N7.84 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),3.18(2H,t),3.64(2H,t),4.50(2H,
d),4.79(2H,s),5.90(1H,sept),7.36(5H,s). 実施例105 S−フェニル(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデンアセテート 得られた化合物のデータは実施例25の化合物のそれに
一致した。
融点 216〜220℃ 実施例106 N−(2−ピリジル)−(7−イソプロポキシカルボニ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセトアミド イソプロピル2−チオキソピロリジン−3−カルボキ
シレート1.5gおよびN−(2−ピリジル)−4−ブロモ
−3−オキソブタンアミド2.1gをベンゼン50mlに加え、
50〜60℃で1時間加熱撹拌する。冷後析出晶を濾取し、
水で洗浄し乾燥する。次いでエタノールで再結晶し標記
化合物2.0gを得た。得られた化合物のデータは実施例91
の化合物のそれに一致した。
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセトアミド イソプロピル2−チオキソピロリジン−3−カルボキ
シレート1.5gおよびN−(2−ピリジル)−4−ブロモ
−3−オキソブタンアミド2.1gをベンゼン50mlに加え、
50〜60℃で1時間加熱撹拌する。冷後析出晶を濾取し、
水で洗浄し乾燥する。次いでエタノールで再結晶し標記
化合物2.0gを得た。得られた化合物のデータは実施例91
の化合物のそれに一致した。
融点 218〜220℃ 実施例106と同様にして実施例107〜108の化合物を製
造した。
造した。
実施例107 N−エトキシカルボニル−(7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド 得られた化合物のデータは実施例94の化合物のそれに
一致した。
ニル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド 得られた化合物のデータは実施例94の化合物のそれに
一致した。
融点 188〜190℃ 実施例108 N−ベンジルスルホニル−N−メチル−(7−エトキシ
カルボニル−6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロ
ロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミ
ド 融点 183〜184℃ 元素分析値(C20H24N2O5S2として) 計算値(%):C55.02 H5.54 N6.42 実測値(%):C54.84 H5.34 N6.36 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(3H,t),1.34(3H,d),2.99(3H,s),3.0〜3.8
(3H,m),4.22(2H,q),4.56(2H,s),4.77(2H,d),5.
37(1H,t),7.36(5H,s). 実施例109 N−ヒドロキシメチル−(7−イソプロポキシカルボニ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセトアミド テトラヒドロフラン50mlに水素化リチウムアルミニウ
ム0.26gを加え、氷冷撹拌下にN−エトキシカルボニル
−(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラ
ヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)
アセトアミド1.3gを加え、同温で0.5時間撹拌する。こ
れに酢酸エステル及びさらに水を加え撹拌する。酢酸エ
チルエステル層を水で洗浄したのち無水硫酸ナトリウム
で乾燥する。溶媒を留去して得られた残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製し標記化合物0.2gを
得た。
カルボニル−6−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロ
ロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミ
ド 融点 183〜184℃ 元素分析値(C20H24N2O5S2として) 計算値(%):C55.02 H5.54 N6.42 実測値(%):C54.84 H5.34 N6.36 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(3H,t),1.34(3H,d),2.99(3H,s),3.0〜3.8
(3H,m),4.22(2H,q),4.56(2H,s),4.77(2H,d),5.
37(1H,t),7.36(5H,s). 実施例109 N−ヒドロキシメチル−(7−イソプロポキシカルボニ
ル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセトアミド テトラヒドロフラン50mlに水素化リチウムアルミニウ
ム0.26gを加え、氷冷撹拌下にN−エトキシカルボニル
−(7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラ
ヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)
アセトアミド1.3gを加え、同温で0.5時間撹拌する。こ
れに酢酸エステル及びさらに水を加え撹拌する。酢酸エ
チルエステル層を水で洗浄したのち無水硫酸ナトリウム
で乾燥する。溶媒を留去して得られた残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製し標記化合物0.2gを
得た。
融点 181〜182℃ 元素分析値(C13H18N2O4Sとして) 計算値(%):C52.33 H6.08 N9.39 実測値(%):C52.15 H6.35 N9.33 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.22(6H,d),3.10(2H,t),3.66(2H,t),4.59(2H,
q),4.80(2H,s),4.93(1H,sept),4.99(1H,s). 実施例110 (7−イソプロポキシカルボニル−2,2−ジメチル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)酢酸 2,2,2−トリクロロエチル(7−イソプロポキシカル
ボニル−2,2−ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ
〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート1.3
5gをテトラヒドロフラン30mlに溶解し、塩化アンモニウ
ム1.0gおよび亜鉛末1.0gを加え10分間加熱撹拌する。水
5mlを加え不溶物を濾去し、濾液をジクロロメタンで抽
出する。ジクロロメタン層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
したのち溶媒を留去し(7−イソプロポキシカルボニル
−2,2−ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1
−b〕チアゾール−3−イリデン)酢酸0.75gを得た。
q),4.80(2H,s),4.93(1H,sept),4.99(1H,s). 実施例110 (7−イソプロポキシカルボニル−2,2−ジメチル−2,
3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)酢酸 2,2,2−トリクロロエチル(7−イソプロポキシカル
ボニル−2,2−ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ
〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート1.3
5gをテトラヒドロフラン30mlに溶解し、塩化アンモニウ
ム1.0gおよび亜鉛末1.0gを加え10分間加熱撹拌する。水
5mlを加え不溶物を濾去し、濾液をジクロロメタンで抽
出する。ジクロロメタン層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
したのち溶媒を留去し(7−イソプロポキシカルボニル
−2,2−ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1
−b〕チアゾール−3−イリデン)酢酸0.75gを得た。
NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.28(6H,d),2.02(6H,s),3.12(2H,br t),3.70
(2H,br t),4.70(1H,s),5.06(1H,m). 実施例111 (B)−N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル
−2,2−ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1
−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド (7−イソプロポキシカルボニル−2,2−ジメチル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)酢酸0.75gをテトラヒドロフラン30mlに
溶解し、これに1−ヒドロキシベンゾトリアゾール520m
g次いでN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド900mg
を加え室温で20時間撹拌する。次に反応液を氷水で冷却
し撹拌下に40%メチルアミン水溶液3mlを加える。0.5時
間後溶媒を留去し残留物に酢酸エチルエステルを加え不
溶物を除去する。濾液の溶媒を留去して得られる残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製したのち
イソプロピルエーテルで再結晶し標記化合物350mgを得
た。
(2H,br t),4.70(1H,s),5.06(1H,m). 実施例111 (B)−N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル
−2,2−ジメチル−2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1
−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド (7−イソプロポキシカルボニル−2,2−ジメチル−
2,3,5,6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)酢酸0.75gをテトラヒドロフラン30mlに
溶解し、これに1−ヒドロキシベンゾトリアゾール520m
g次いでN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド900mg
を加え室温で20時間撹拌する。次に反応液を氷水で冷却
し撹拌下に40%メチルアミン水溶液3mlを加える。0.5時
間後溶媒を留去し残留物に酢酸エチルエステルを加え不
溶物を除去する。濾液の溶媒を留去して得られる残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製したのち
イソプロピルエーテルで再結晶し標記化合物350mgを得
た。
融点 172〜176℃ 元素分析値(C15H22N2O3Sとして) 計算値(%):C58.04 H7.14 N9.03 実測値(%):C57.96 H7.23 N9.01 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.26(6H,d),2.06(6H,s),2.82(3H,d),3.10(2H,
br t),3.60(2H,br t),4.52(1H,s),5.04(1H,m). 実施例112 (7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒ
ドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)ア
セトニトリル (7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラ
ヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)
アセトアミド1.0gおよびピリジン1.0gをジオキサン10ml
およびクロロホルム10mlの混合溶媒に溶解し氷冷、撹拌
下にてトリフルオロ無水酢酸0.6mlを滴下する。室温で
2時間撹拌したのち反応液に水を加えクロロホルムで抽
出する。クロロホルム層を水で洗浄したのち無水硫酸ナ
トリウムで乾燥する。溶媒を留去して得られる残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製したのちイ
ソプロピルアルコールおよびイソプロピルエーテルの混
合溶媒で再結晶し標記化合物0.5gを得た。
br t),3.60(2H,br t),4.52(1H,s),5.04(1H,m). 実施例112 (7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラヒ
ドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)ア
セトニトリル (7−イソプロポキシカルボニル−2,3,5,6−テトラ
ヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)
アセトアミド1.0gおよびピリジン1.0gをジオキサン10ml
およびクロロホルム10mlの混合溶媒に溶解し氷冷、撹拌
下にてトリフルオロ無水酢酸0.6mlを滴下する。室温で
2時間撹拌したのち反応液に水を加えクロロホルムで抽
出する。クロロホルム層を水で洗浄したのち無水硫酸ナ
トリウムで乾燥する。溶媒を留去して得られる残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製したのちイ
ソプロピルアルコールおよびイソプロピルエーテルの混
合溶媒で再結晶し標記化合物0.5gを得た。
融点 138〜140℃ 元素分析値(C12H14N2O2S・0.2H2Oとして) 計算値(%):C56.76 H5.72 N11.03 実測値(%):C57.02 H5.92 N10.88 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.29(6H,d),3.22(2H,t),3.69(2H,t),4.14(1H,
s),4.60(2H,s),5.11(1H,sept). 実施例113 N−メチル−(7−n−ブトキシカルボニル−2,3−ジ
ヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)
アセトアミド N−メチル−(7−n−ブトキシカルボニル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド5.9gをクロロホルム200mlおよび
テトラヒドロフラン70mlの混合溶媒に溶解し、氷冷、撹
拌下にてこれに2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノパラベン
ゾキノン5.7gを加える。0.5時間後、飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液を加え撹拌したのち不溶物をセライトを用
いて濾去し、濾液をクロロホルムで抽出する。クロロホ
ルム層を水、続いて飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し
無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去して得られ
る残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し標記化合物3.2gを得た。
s),4.60(2H,s),5.11(1H,sept). 実施例113 N−メチル−(7−n−ブトキシカルボニル−2,3−ジ
ヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)
アセトアミド N−メチル−(7−n−ブトキシカルボニル−2,3,5,
6−テトラヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセトアミド5.9gをクロロホルム200mlおよび
テトラヒドロフラン70mlの混合溶媒に溶解し、氷冷、撹
拌下にてこれに2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノパラベン
ゾキノン5.7gを加える。0.5時間後、飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液を加え撹拌したのち不溶物をセライトを用
いて濾去し、濾液をクロロホルムで抽出する。クロロホ
ルム層を水、続いて飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し
無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去して得られ
る残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
し標記化合物3.2gを得た。
融点 139〜141℃ 元素分析値(C14H18N2O3Sとして) 計算値(%):C57.12 H6.16 N9.52 実測値(%):C57.10 H6.06 N9.37 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.96(3H,t),1.2〜1.9(4H,m),2.90(3H,d),4.23
(2H,t),4.98(2H,d),5.79(1H,t),6.73(1H,d),6.
86(1H,d). 実施例113と同様にして実施例114〜147の化合物を製
造した。
(2H,t),4.98(2H,d),5.79(1H,t),6.73(1H,d),6.
86(1H,d). 実施例113と同様にして実施例114〜147の化合物を製
造した。
実施例114 N−メチル−(7−イソブトキシカルボニル−2,3−ジ
ヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)
アセトアミド 融点 172〜174℃ 元素分析値(C14H18N2O3Sとして) 計算値(%):C57.10 H6.17 N9.52 実測値(%):C57.21 H6.24 N9.45 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.01(6H,d),1.8〜2.3(1H,m),2.90(3H,d),4.02
(2H,d),4.99(2H,d),5.77(1H,t),6.82(1H,d),6.
87(1H,d). 実施例115 N−メチル−(7−イソブトキシカルボニル−6−メチ
ル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−
イリデン)アセトアミド 融点 172〜173℃ 元素分析値(C15H20N2O3Sとして) 計算値(%):C58.42 H6.54 N9.08 実測値(%):C58.50 H6.50 N9.10 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.02(6H,d),2.03(1H,t sept),2.27(3H,d),2.89
(3H,d),4.03(2H,d),4.91(2H,d),5.70(1H,t),6.
67(1H,br s). 実施例116 N−メチル−(7−シクロヘキシルオキシカルボニル−
6−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセトアミド 融点 179〜181℃ 元素分析値(C17H22N2O3Sとして) 計算値(%):C61.05 H6.63 N8.38 実測値(%):C61.02 H6.68 N8.20 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.1〜2.2(10H,m),2.27(3H,d),2.89(3H,d),4.91
(2H,d),4.9〜5.1(1H,m),5.69(1H,t),6.65(1H,
q). 実施例117 N−メチル−(7−n−オクチルオキシカルボニル−6
−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン)アセトアミド 融点 142〜143℃ 元素分析値(C19H28N2O3Sとして) 計算値(%):C62.61 H7.74 N7.69 実測値(%):C62.53 H7.82 N7.52 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.7〜2.0(15H,m),2.26(3H,d),2.89(3H,d),4.21
(2H,t),4.90(2H,d),5.70(1H,t),6.65(1H,q). 実施例118 N−メチル−(7−メトキシカルボニル−6−メチル−
2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリ
デン)アセトアミド 融点 185〜187℃ 元素分析値(C12H14N2O3Sとして) 計算値(%):C54.12 H5.30 N10.52 実測値(%):C53.99 H5.27 N10.31 NMRスペクトルδ(CDCl3): 2.27(3H,d),2.89(3H,d),3.82(3H,s),4.91(2H,
d),5.67(1H,t),6.66(1H,q). 実施例119 N−エチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6−メ
チル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 139〜140℃ 元素分析値(C15H20N2O3Sとして) 計算値(%):C58.42 H6.54 N9.08 実測値(%):C58.30 H6.63 N9.01 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.15(3H,t),1.27(6H,d),2.28(3H,s),3.1〜3.6
(2H,m),4.90(2H,d),5.15(1H,sept),5.68(1H,
t),6.65(1H,s). 実施例120 N−シクロプロピル−(7−イソプロポキシカルボニル
−6−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド 融点 155〜157℃ 元素分析値(C16H20N2O3Sとして) 計算値(%):C59.98 H6.29 N8.74 実測値(%):C60.07 H6.30 N8.86 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.5〜1.0(4H,m),1.33(6H,d),2.25(3H,br s),2.
5〜2.9(1H,br),4.90(2H,d),5.14(1H,sept),5.64
(1H,br),6.62(1H,br s). 実施例121 N−イソプロピル−(7−イソプロポキシカルボニル−
6−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセトアミド 融点 130〜131℃ 元素分析値(C16H22N2O3Sとして) 計算値(%):C59.60 H6.88 N8.69 実測値(%):C59.62 H6.88 N8.46 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.19(6H,d),1.33(6H,d),2.25(3H,d),4.14(1H,
sept),4.89(2H,d),5.15(1H,sept),5.67(1H,t),
6.63(1H,q). 実施例122 N−イソブチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6
−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン)アセトアミド 融点 138〜139℃ 元素分析値(C17H24N2O3Sとして) 計算値(%):C60.69 H7.19 N8.33 実測値(%):C60.72 H7.31 N8.10 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.94(6H,d),1.33(6H,d),1.6〜2.0(1H,m),2.26
(3H,d),3.15(2H,t),4.89(2H,d),5.15(1H,sep
t),5.72(1H,t),6.65(1H,q). 実施例123 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3−
ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセチルモルホリン 融点 156〜158℃ 元素分析値(C17H22N2O4Sとして) 計算値(%):C58.27 H6.33 N7.99 実測値(%):C58.45 H6.32 N7.90 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,d),2.88(3H,d),3.4〜3.9(8H,m),4.87
(2H,d),5.15(1H,sept),6.06(1H,t),6.74(1H,br
s). 実施例124 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3−
ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセチルチオモルホリン 融点 149〜155℃ 元素分析値(C17H22N2O3Sとして) 計算値(%):C55.71 H6.05 N7.64 実測値(%):C55.55 H5.99 N7.48 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,d),2.28(3H,d),2.6〜2.8(4H,m),3.7〜
4.1(4H,m),4.86(2H,d),5.18(1H,sept),6.06(1H,
t),6.77(1H,d). 実施例125 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3−
ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセチルピペリジン 融点 122〜123℃ 元素分析値(C18H24N2O3Sとして) 計算値(%):C62.04 H6.94 N8.04 実測値(%):C61.80 H6.98 N7.88 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,d),1.5〜1.8(6H,m),2.28(3H,d),3.4〜
3.7(4H,m),4.87(2H,d),5.15(1H,sept),6.13(1H,
t),6.76(1H,d). 実施例126 N−シクロヘキシル−(7−イソプロポキシカルボニル
−6−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,d),1.4〜2.1(10H,m),2.25(3H,s),3.6
〜4.0(1H,m),4.89(2H,d),5.14(1H,sept),5.73(1
H,t),6.63(1H,s). 実施例127 N,N−ジメチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6
−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン)アセトアミド 融点 132〜135℃ 元素分析値(C15H20N2O3Sとして) 計算値(%):C58.40 H6.54 N9.09 実測値(%):C58.37 H6.50 N8.96 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,d),2.29(3H,d),3.07(6H,s),4.88(2H,
d),5.15(1H,sept),6.10(1H,t),6.75(1H,d). 実施例128 N−メチル−N−ベンジル−(7−イソプロポキシカル
ボニル−6−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕
チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,d),2.25(3H,s),3.02(3H,s),4.63(2H,
s),4.92(2H,d),5.14(1H,sept),6.12(1H,br s),
6.5〜6.9(1H,br),7.1〜7.6(5H,m). 実施例129 N−(2−ヒドロキシエチル)−(7−イソプロポキシ
カルボニル−6−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−
b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 178〜180℃ 元素分析値(C15H20N2O4Sとして) 計算値(%):C55.54 H6.21 N8.64 実測値(%):C55.56 H6.27 N8.66 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(6H,d),2.19(3H,d),3.0〜3.6(4H,m),4.83
(2H,d),4.99(1H,sept),6.10(1H,t),6.96(1H,
d). 実施例130 N−エトキシカルボニル−(7−イソプロポキシカルボ
ニル−6−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 166〜167℃ 元素分析値(C16H20N2O5Sとして) 計算値(%):C54.53 H5.72 N7.95 実測値(%):C54.52 H5.80 N7.94 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.32(3H,t),1.34(6H,d),2.28(3H,d),4.24(2H,
q),4.85(2H,d),5.16(1H,sept),6.85(1H,q),7.11
(1H,t). 実施例131 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−5−メ
チル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 183〜187℃ 元素分析値(C14H18N2O3Sとして) 計算値(%):C57.12 H6.16 N9.52 実測値(%):C56.95 H5.97 N9.40 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(6H,d),2.42(3H,d),2.89(3H,d),4.99(2H,
d),5.13(1H,sept),5.95(1H,t),6.36(1H,br s). 実施例132 N−メチル−(5−エチル−7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 181〜183℃ 元素分析値(C15H20N2O3Sとして) 計算値(%):C58.42 H6.54 N9.08 実測値(%):C58.24 H6.57 N8.98 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(3H,t),1.31(6H,d),2.77(2H,q),2.89(3H,
d),4.99(2H,d),5.14(1H,sept),5.91(1H,t),6.41
(1H,s). 実施例133 N−メチル−(6−エチル−7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 179〜182℃ 元素分析値(C15H20N2O3Sとして) 計算値(%):C58.42 H6.54 N9.08 実測値(%):C58.41 H6.49 N9.12 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.19(3H,t),1.33(6H,d),2.73(2H,q),2.89(3H,
d),4.90(2H,d),5.15(1H,sept),5.71(1H,t),6.60
(1H,s). 実施例134 N−メチル−(7−エトキシカルボニル−5,6−ジメチ
ル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−
イリデン)アセトアミド 融点 255〜258℃ 元素分析値(C14H18N2O3Sとして) 計算値(%):C57.12 H6.16 N9.52 実測値(%):C57.32 H6.25 N9.39 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.35(3H,t),2.20(3H,s),2.35(3H,s),2.88(3H,
d),4.27(2H,q),4.94(2H,d),5.95(1H,t). 実施例135 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−5,6−
ジメチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン)アセトアミド 融点 184〜185℃ 元素分析値(C15H20N2O3Sとして) 計算値(%):C58.42 H6.54 N9.08 実測値(%):C58.39 H6.65 N9.31 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(6H,d),2.20(3H,s),2.35(3H,s),2.88(3H,
d),4.93(2H,d),5.14(1H,sept),5.94(1H,t). 実施例136 N−エチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6−フ
ェニル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセトアミド 融点 133〜135℃ 元素分析値(C20H22N2O3Sとして) 計算値(%):C64.84 H5.99 N7.56 実測値(%):C65.03 H6.20 N7.38 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.17(3H,t),1.25(6H,d),3.1〜3.5(2H,m),4.91
(2H,d),5.10(1H,sept),5.74(1H,t),6.84(1H,
s),7.2〜7.6(5H,m). 実施例137 エチル(7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−
2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリ
デン)アセテート 融点 114〜116℃ 元素分析値(C15H19NO4Sとして) 計算値(%):C58.23 H6.19 N4.53 実測値(%):C58.35 H6.26 N4.38 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(3H,t),1.33(6H,d),2.27(3H,d),4.21(2H,
q),4.80(2H,d),5.15(1H,sept),5.77(1H,t),6.71
(1H,d). 実施例138 エチル(5−ホルミル−7−イソプロポキシカルボニル
−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセテート 融点 147〜150℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.32(3H,t),1.35(6H,d),4.23(2H,q),4.93(2H,
d),5.19(1H,sept),7.52(1H,t),7.58(1H,s),9.37
(1H,s). 実施例139 エチル〔7−(N−メチルカルバモイル)−6−メチル
−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン〕アセテート 融点 143〜146℃ 元素分析値(C13H16N2O3Sとして) 計算値(%):C55.70 H5.75 N9.99 実測値(%):C55.55 H5.80 N9.90 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(3H,t),2.30(3H,s),2.97(3H,d),4.22(2H,
q),4.80(2H,d),5.77(1H,t),6.74(1H,s). 実施例140 メチル(7−エトキシカルボニル−2,2,6−トリメチル
−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセテート 融点 83〜84℃ 元素分析値(C15H19NO4Sとして) 計算値(%):C58.23 H6.19 N4.53 実測値(%):C58.26 H6.19 N4.40 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.34(3H,t),2.04(6H,s),2.26(3H,d),3.72(3H,
s),4.26(2H,q),5.73(1H,s),6.64(1H,q). 実施例141 2,2,2−トリクロロエチル(7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,2,6−トリメチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1
−b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート 融点 113〜114℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,d),2.05(6H,s),2.27(3H,d),4.78(2H,
s),5.14(1H,sept),5.82(1H,s),6.73(1H,q). 実施例142 メチル(7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−
2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
ル)アセテート 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(6H,d),2.22(3H,d),2.7〜2.9(2H,m),3.35
(1H,dd),3.73(3H,s),3.91(1H,dd),4.5〜4.9(1H,
m),5.13(1H,sept),6.40(1H,d). 実施例143 メチル(7−イソプロポキシカルボニル−2,3−ジヒド
ロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イル)アセテー
ト 融点 42℃ 元素分析値(C13H17NO4Sとして) 計算値(%):C55.11 H6.05 N4.94 実測値(%):C55.16 H6.13 N4.88 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(6H,d),2.77(1H,d),2.85(1H,d),3.42(1H,
dd),3.73(3H,s),3.99(1H,dd),4.7〜5.0(1H,m),
5.13(1H,sept),6.56(1H,d),6.60(1H,d). 実施例144 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6−メ
チル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イル)アセトアミド 融点 108〜109℃ 元素分析値(C14H20N2O3Sとして) 計算値(%):C56.73 H6.80 N9.45 実測値(%):C56.71 H6.83 N9.49 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(6H,d),2.18(3H,d),2.3〜2.7(2H,m),2.80
(3H,d),3.32(1H,dd),3.89(1H,dd),4.7〜5.0(1H,
m),5.08(1H,sept),6.38(1H,d). 実施例145 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,3−
ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イル)ア
セトアミド 融点 117〜119℃ 元素分析値(C13H18N2O3Sとして) 計算値(%):C55.30 H6.43 N9.92 実測値(%):C55.27 H6.38 N9.86 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(6H,d),2.57(1H,s),2.64(1H,s),2.80(3H,
d),3.38(1H,dd),3.99(1H,dd),4.93(1H,ddt),5.1
0(1H,sept),6.53(1H,d),6.56(1H,d). 実施例146 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3−
ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イル)ア
セトアミド 融点 143〜146℃ 元素分析値(C13H18N2O3Sとして) 計算値(%):C55.30 H6.43 N9.92 実測値(%):C55.20 H6.47 N9.71 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(6H,d),2.21(3H,d),2.6〜2.8(2H,m),3.34
(1H,dd),3.94(1H,dd),4.7〜5.0(1H,m),5.12(1H,
sept),6.43(1H,d). 実施例147 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3−
ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イル)酢
酸 メチル(7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル
−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
ル)アセテート7.0gをメタノール70mlに溶解し、1規定
水酸化ナトリウム水溶液25mlを加え室温で5時間撹拌す
る。溶媒を留去して得られる残留物に1規定塩酸40mlを
加え酸性としたのちクロロホルムで抽出する。クロロホ
ルム層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄したのち、無
水硫酸ナトリウムで乾燥する。次いで溶媒を留去して得
られる残留物をエーテルおよびn−ヘキサンの混合溶媒
で結晶化し標記化合物5.0gを得た。
ヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)
アセトアミド 融点 172〜174℃ 元素分析値(C14H18N2O3Sとして) 計算値(%):C57.10 H6.17 N9.52 実測値(%):C57.21 H6.24 N9.45 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.01(6H,d),1.8〜2.3(1H,m),2.90(3H,d),4.02
(2H,d),4.99(2H,d),5.77(1H,t),6.82(1H,d),6.
87(1H,d). 実施例115 N−メチル−(7−イソブトキシカルボニル−6−メチ
ル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−
イリデン)アセトアミド 融点 172〜173℃ 元素分析値(C15H20N2O3Sとして) 計算値(%):C58.42 H6.54 N9.08 実測値(%):C58.50 H6.50 N9.10 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.02(6H,d),2.03(1H,t sept),2.27(3H,d),2.89
(3H,d),4.03(2H,d),4.91(2H,d),5.70(1H,t),6.
67(1H,br s). 実施例116 N−メチル−(7−シクロヘキシルオキシカルボニル−
6−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセトアミド 融点 179〜181℃ 元素分析値(C17H22N2O3Sとして) 計算値(%):C61.05 H6.63 N8.38 実測値(%):C61.02 H6.68 N8.20 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.1〜2.2(10H,m),2.27(3H,d),2.89(3H,d),4.91
(2H,d),4.9〜5.1(1H,m),5.69(1H,t),6.65(1H,
q). 実施例117 N−メチル−(7−n−オクチルオキシカルボニル−6
−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン)アセトアミド 融点 142〜143℃ 元素分析値(C19H28N2O3Sとして) 計算値(%):C62.61 H7.74 N7.69 実測値(%):C62.53 H7.82 N7.52 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.7〜2.0(15H,m),2.26(3H,d),2.89(3H,d),4.21
(2H,t),4.90(2H,d),5.70(1H,t),6.65(1H,q). 実施例118 N−メチル−(7−メトキシカルボニル−6−メチル−
2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリ
デン)アセトアミド 融点 185〜187℃ 元素分析値(C12H14N2O3Sとして) 計算値(%):C54.12 H5.30 N10.52 実測値(%):C53.99 H5.27 N10.31 NMRスペクトルδ(CDCl3): 2.27(3H,d),2.89(3H,d),3.82(3H,s),4.91(2H,
d),5.67(1H,t),6.66(1H,q). 実施例119 N−エチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6−メ
チル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 139〜140℃ 元素分析値(C15H20N2O3Sとして) 計算値(%):C58.42 H6.54 N9.08 実測値(%):C58.30 H6.63 N9.01 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.15(3H,t),1.27(6H,d),2.28(3H,s),3.1〜3.6
(2H,m),4.90(2H,d),5.15(1H,sept),5.68(1H,
t),6.65(1H,s). 実施例120 N−シクロプロピル−(7−イソプロポキシカルボニル
−6−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド 融点 155〜157℃ 元素分析値(C16H20N2O3Sとして) 計算値(%):C59.98 H6.29 N8.74 実測値(%):C60.07 H6.30 N8.86 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.5〜1.0(4H,m),1.33(6H,d),2.25(3H,br s),2.
5〜2.9(1H,br),4.90(2H,d),5.14(1H,sept),5.64
(1H,br),6.62(1H,br s). 実施例121 N−イソプロピル−(7−イソプロポキシカルボニル−
6−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾー
ル−3−イリデン)アセトアミド 融点 130〜131℃ 元素分析値(C16H22N2O3Sとして) 計算値(%):C59.60 H6.88 N8.69 実測値(%):C59.62 H6.88 N8.46 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.19(6H,d),1.33(6H,d),2.25(3H,d),4.14(1H,
sept),4.89(2H,d),5.15(1H,sept),5.67(1H,t),
6.63(1H,q). 実施例122 N−イソブチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6
−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン)アセトアミド 融点 138〜139℃ 元素分析値(C17H24N2O3Sとして) 計算値(%):C60.69 H7.19 N8.33 実測値(%):C60.72 H7.31 N8.10 NMRスペクトルδ(CDCl3): 0.94(6H,d),1.33(6H,d),1.6〜2.0(1H,m),2.26
(3H,d),3.15(2H,t),4.89(2H,d),5.15(1H,sep
t),5.72(1H,t),6.65(1H,q). 実施例123 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3−
ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセチルモルホリン 融点 156〜158℃ 元素分析値(C17H22N2O4Sとして) 計算値(%):C58.27 H6.33 N7.99 実測値(%):C58.45 H6.32 N7.90 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,d),2.88(3H,d),3.4〜3.9(8H,m),4.87
(2H,d),5.15(1H,sept),6.06(1H,t),6.74(1H,br
s). 実施例124 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3−
ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセチルチオモルホリン 融点 149〜155℃ 元素分析値(C17H22N2O3Sとして) 計算値(%):C55.71 H6.05 N7.64 実測値(%):C55.55 H5.99 N7.48 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,d),2.28(3H,d),2.6〜2.8(4H,m),3.7〜
4.1(4H,m),4.86(2H,d),5.18(1H,sept),6.06(1H,
t),6.77(1H,d). 実施例125 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3−
ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデ
ン)アセチルピペリジン 融点 122〜123℃ 元素分析値(C18H24N2O3Sとして) 計算値(%):C62.04 H6.94 N8.04 実測値(%):C61.80 H6.98 N7.88 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,d),1.5〜1.8(6H,m),2.28(3H,d),3.4〜
3.7(4H,m),4.87(2H,d),5.15(1H,sept),6.13(1H,
t),6.76(1H,d). 実施例126 N−シクロヘキシル−(7−イソプロポキシカルボニル
−6−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,d),1.4〜2.1(10H,m),2.25(3H,s),3.6
〜4.0(1H,m),4.89(2H,d),5.14(1H,sept),5.73(1
H,t),6.63(1H,s). 実施例127 N,N−ジメチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6
−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン)アセトアミド 融点 132〜135℃ 元素分析値(C15H20N2O3Sとして) 計算値(%):C58.40 H6.54 N9.09 実測値(%):C58.37 H6.50 N8.96 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,d),2.29(3H,d),3.07(6H,s),4.88(2H,
d),5.15(1H,sept),6.10(1H,t),6.75(1H,d). 実施例128 N−メチル−N−ベンジル−(7−イソプロポキシカル
ボニル−6−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕
チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,d),2.25(3H,s),3.02(3H,s),4.63(2H,
s),4.92(2H,d),5.14(1H,sept),6.12(1H,br s),
6.5〜6.9(1H,br),7.1〜7.6(5H,m). 実施例129 N−(2−ヒドロキシエチル)−(7−イソプロポキシ
カルボニル−6−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−
b〕チアゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 178〜180℃ 元素分析値(C15H20N2O4Sとして) 計算値(%):C55.54 H6.21 N8.64 実測値(%):C55.56 H6.27 N8.66 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(6H,d),2.19(3H,d),3.0〜3.6(4H,m),4.83
(2H,d),4.99(1H,sept),6.10(1H,t),6.96(1H,
d). 実施例130 N−エトキシカルボニル−(7−イソプロポキシカルボ
ニル−6−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チ
アゾール−3−イリデン)アセトアミド 融点 166〜167℃ 元素分析値(C16H20N2O5Sとして) 計算値(%):C54.53 H5.72 N7.95 実測値(%):C54.52 H5.80 N7.94 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.32(3H,t),1.34(6H,d),2.28(3H,d),4.24(2H,
q),4.85(2H,d),5.16(1H,sept),6.85(1H,q),7.11
(1H,t). 実施例131 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−5−メ
チル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 183〜187℃ 元素分析値(C14H18N2O3Sとして) 計算値(%):C57.12 H6.16 N9.52 実測値(%):C56.95 H5.97 N9.40 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(6H,d),2.42(3H,d),2.89(3H,d),4.99(2H,
d),5.13(1H,sept),5.95(1H,t),6.36(1H,br s). 実施例132 N−メチル−(5−エチル−7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 181〜183℃ 元素分析値(C15H20N2O3Sとして) 計算値(%):C58.42 H6.54 N9.08 実測値(%):C58.24 H6.57 N8.98 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.27(3H,t),1.31(6H,d),2.77(2H,q),2.89(3H,
d),4.99(2H,d),5.14(1H,sept),5.91(1H,t),6.41
(1H,s). 実施例133 N−メチル−(6−エチル−7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトアミド 融点 179〜182℃ 元素分析値(C15H20N2O3Sとして) 計算値(%):C58.42 H6.54 N9.08 実測値(%):C58.41 H6.49 N9.12 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.19(3H,t),1.33(6H,d),2.73(2H,q),2.89(3H,
d),4.90(2H,d),5.15(1H,sept),5.71(1H,t),6.60
(1H,s). 実施例134 N−メチル−(7−エトキシカルボニル−5,6−ジメチ
ル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−
イリデン)アセトアミド 融点 255〜258℃ 元素分析値(C14H18N2O3Sとして) 計算値(%):C57.12 H6.16 N9.52 実測値(%):C57.32 H6.25 N9.39 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.35(3H,t),2.20(3H,s),2.35(3H,s),2.88(3H,
d),4.27(2H,q),4.94(2H,d),5.95(1H,t). 実施例135 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−5,6−
ジメチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イリデン)アセトアミド 融点 184〜185℃ 元素分析値(C15H20N2O3Sとして) 計算値(%):C58.42 H6.54 N9.08 実測値(%):C58.39 H6.65 N9.31 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.25(6H,d),2.20(3H,s),2.35(3H,s),2.88(3H,
d),4.93(2H,d),5.14(1H,sept),5.94(1H,t). 実施例136 N−エチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6−フ
ェニル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセトアミド 融点 133〜135℃ 元素分析値(C20H22N2O3Sとして) 計算値(%):C64.84 H5.99 N7.56 実測値(%):C65.03 H6.20 N7.38 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.17(3H,t),1.25(6H,d),3.1〜3.5(2H,m),4.91
(2H,d),5.10(1H,sept),5.74(1H,t),6.84(1H,
s),7.2〜7.6(5H,m). 実施例137 エチル(7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−
2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリ
デン)アセテート 融点 114〜116℃ 元素分析値(C15H19NO4Sとして) 計算値(%):C58.23 H6.19 N4.53 実測値(%):C58.35 H6.26 N4.38 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(3H,t),1.33(6H,d),2.27(3H,d),4.21(2H,
q),4.80(2H,d),5.15(1H,sept),5.77(1H,t),6.71
(1H,d). 実施例138 エチル(5−ホルミル−7−イソプロポキシカルボニル
−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセテート 融点 147〜150℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.32(3H,t),1.35(6H,d),4.23(2H,q),4.93(2H,
d),5.19(1H,sept),7.52(1H,t),7.58(1H,s),9.37
(1H,s). 実施例139 エチル〔7−(N−メチルカルバモイル)−6−メチル
−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン〕アセテート 融点 143〜146℃ 元素分析値(C13H16N2O3Sとして) 計算値(%):C55.70 H5.75 N9.99 実測値(%):C55.55 H5.80 N9.90 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(3H,t),2.30(3H,s),2.97(3H,d),4.22(2H,
q),4.80(2H,d),5.77(1H,t),6.74(1H,s). 実施例140 メチル(7−エトキシカルボニル−2,2,6−トリメチル
−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
リデン)アセテート 融点 83〜84℃ 元素分析値(C15H19NO4Sとして) 計算値(%):C58.23 H6.19 N4.53 実測値(%):C58.26 H6.19 N4.40 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.34(3H,t),2.04(6H,s),2.26(3H,d),3.72(3H,
s),4.26(2H,q),5.73(1H,s),6.64(1H,q). 実施例141 2,2,2−トリクロロエチル(7−イソプロポキシカルボ
ニル−2,2,6−トリメチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1
−b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート 融点 113〜114℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,d),2.05(6H,s),2.27(3H,d),4.78(2H,
s),5.14(1H,sept),5.82(1H,s),6.73(1H,q). 実施例142 メチル(7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−
2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
ル)アセテート 油状物 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(6H,d),2.22(3H,d),2.7〜2.9(2H,m),3.35
(1H,dd),3.73(3H,s),3.91(1H,dd),4.5〜4.9(1H,
m),5.13(1H,sept),6.40(1H,d). 実施例143 メチル(7−イソプロポキシカルボニル−2,3−ジヒド
ロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イル)アセテー
ト 融点 42℃ 元素分析値(C13H17NO4Sとして) 計算値(%):C55.11 H6.05 N4.94 実測値(%):C55.16 H6.13 N4.88 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(6H,d),2.77(1H,d),2.85(1H,d),3.42(1H,
dd),3.73(3H,s),3.99(1H,dd),4.7〜5.0(1H,m),
5.13(1H,sept),6.56(1H,d),6.60(1H,d). 実施例144 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−6−メ
チル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イル)アセトアミド 融点 108〜109℃ 元素分析値(C14H20N2O3Sとして) 計算値(%):C56.73 H6.80 N9.45 実測値(%):C56.71 H6.83 N9.49 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(6H,d),2.18(3H,d),2.3〜2.7(2H,m),2.80
(3H,d),3.32(1H,dd),3.89(1H,dd),4.7〜5.0(1H,
m),5.08(1H,sept),6.38(1H,d). 実施例145 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,3−
ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イル)ア
セトアミド 融点 117〜119℃ 元素分析値(C13H18N2O3Sとして) 計算値(%):C55.30 H6.43 N9.92 実測値(%):C55.27 H6.38 N9.86 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.30(6H,d),2.57(1H,s),2.64(1H,s),2.80(3H,
d),3.38(1H,dd),3.99(1H,dd),4.93(1H,ddt),5.1
0(1H,sept),6.53(1H,d),6.56(1H,d). 実施例146 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3−
ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イル)ア
セトアミド 融点 143〜146℃ 元素分析値(C13H18N2O3Sとして) 計算値(%):C55.30 H6.43 N9.92 実測値(%):C55.20 H6.47 N9.71 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.31(6H,d),2.21(3H,d),2.6〜2.8(2H,m),3.34
(1H,dd),3.94(1H,dd),4.7〜5.0(1H,m),5.12(1H,
sept),6.43(1H,d). 実施例147 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3−
ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イル)酢
酸 メチル(7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル
−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イ
ル)アセテート7.0gをメタノール70mlに溶解し、1規定
水酸化ナトリウム水溶液25mlを加え室温で5時間撹拌す
る。溶媒を留去して得られる残留物に1規定塩酸40mlを
加え酸性としたのちクロロホルムで抽出する。クロロホ
ルム層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄したのち、無
水硫酸ナトリウムで乾燥する。次いで溶媒を留去して得
られる残留物をエーテルおよびn−ヘキサンの混合溶媒
で結晶化し標記化合物5.0gを得た。
融点 130〜132℃ 元素分析値(C13H17NO4Sとして) 計算値(%):C55.10 H6.05 N4.94 実測値(%):C55.18 H6.08 N4.89 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.32(6H,d),2.22(3H,s),2.8〜3.0(2H,m),3.39
(1H,dd),3.93(1H,dd),4.6〜4.9(1H,m),5.14(1H,
sept),6.43(1H,s). 実施例148 4−メチル−1−(7−イソプロポキシカルボニル−6
−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イル)アセチルピペラジン (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3
−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イル)
酢酸1.54g、N−メチルピペラジン0.70gおよび4−N,N
−ジメチルアミノピリジン0.12gをジクロロメタン50ml
に溶解し氷冷、撹拌下にて、ジシクロヘキシルカルボジ
イミド1.44gを加えたのち室温にもどし9日間撹拌す
る。不溶物を濾去したのち溶媒を留去して得られる油状
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し標記
化合物1.1gを得た。
(1H,dd),3.93(1H,dd),4.6〜4.9(1H,m),5.14(1H,
sept),6.43(1H,s). 実施例148 4−メチル−1−(7−イソプロポキシカルボニル−6
−メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール
−3−イル)アセチルピペラジン (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3
−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イル)
酢酸1.54g、N−メチルピペラジン0.70gおよび4−N,N
−ジメチルアミノピリジン0.12gをジクロロメタン50ml
に溶解し氷冷、撹拌下にて、ジシクロヘキシルカルボジ
イミド1.44gを加えたのち室温にもどし9日間撹拌す
る。不溶物を濾去したのち溶媒を留去して得られる油状
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し標記
化合物1.1gを得た。
融点 103〜104℃ 元素分析値(C18H27N3O3Sとして) 計算値(%):C59.15 H7.45 N11.50 実測値(%):C59.06 H7.56 N11.52 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.32(6H,d),2.22(3H,d),2.29(3H,s),2.5〜2.8
(2H,m),3.2〜3.5(3H,m),3.5〜3.8(2H,m),4.00(1
H,dd),4.7〜5.1(1H,m),5.14(1H,sept),6.42(1H,
d). 実施例148と同様にして実施例149〜150の化合物を製
造した。
(2H,m),3.2〜3.5(3H,m),3.5〜3.8(2H,m),4.00(1
H,dd),4.7〜5.1(1H,m),5.14(1H,sept),6.42(1H,
d). 実施例148と同様にして実施例149〜150の化合物を製
造した。
実施例149 (7−イソプロポキシカルボニル−6−メチル−2,3−
ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イル)ア
セチルモルホリン 融点 97〜99℃ 元素分析値(C17H24N2O4Sとして) 計算値(%):C57.93 H6.86 N7.95 実測値(%):C57.99 H6.91 N7.90 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.32(6H,d),2.22(3H,s),2.5〜2.8(2H,m),3.2〜
3.5(3H,m),3.4〜3.7(6H,m),4.00(1H,dd),4.7〜5.
1(1H,m),5.13(1H,sept),6.42(1H,s). 実施例150 (7−イソプロポキシカルボニル−2,3−ジヒドロピロ
ロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトニト
リル 融点 165〜167℃ 元素分析値(C12H12N2O2Sとして) 計算値(%):C58.06 H4.83 N11.29 実測値(%):C58.25 H4.77 N11.45 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.22(6H,d),4.67(2H,d),5.18(1H,sept),5.22
(1H,t),6.76(1H,d),6.84(1H,d). 参考例25 N−(7−イソプロポキシカルボニル−2,2,6−トリメ
チル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトキシスクシンイミド 2,2,2−トリクロロエチル(7−イソプロポキシカル
ボニル−2,2,6−トリメチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,
1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート0.80gを
酢酸10mlに加え室温、撹拌下にて亜鉛末1.9gを加える。
3時間後、不溶物を濾去し濾液を減圧下に留去する。残
留物に水を加えジクロロメタンで抽出し飽和塩化ナトリ
ウム水溶液で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥す
る。溶媒を留去してカルボン酸を0.46g得る。ここに得
られた粗カルボン酸、N−ヒドロキシスクシンイミド0.
33g及びN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド0.51g
をテトラヒドロフラン5mlに加え、室温で1夜撹拌す
る。反応液に酢酸0.5mlを加え1時間撹拌したのち酢酸
エチルエステルを加え不溶物を濾去する。濾液を水さら
に飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄したのち無水硫酸ナ
トリウムで乾燥する。溶媒を留去して得られる残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し標記化合
物0.46gを得た。
ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イル)ア
セチルモルホリン 融点 97〜99℃ 元素分析値(C17H24N2O4Sとして) 計算値(%):C57.93 H6.86 N7.95 実測値(%):C57.99 H6.91 N7.90 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.32(6H,d),2.22(3H,s),2.5〜2.8(2H,m),3.2〜
3.5(3H,m),3.4〜3.7(6H,m),4.00(1H,dd),4.7〜5.
1(1H,m),5.13(1H,sept),6.42(1H,s). 実施例150 (7−イソプロポキシカルボニル−2,3−ジヒドロピロ
ロ〔2,1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセトニト
リル 融点 165〜167℃ 元素分析値(C12H12N2O2Sとして) 計算値(%):C58.06 H4.83 N11.29 実測値(%):C58.25 H4.77 N11.45 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.22(6H,d),4.67(2H,d),5.18(1H,sept),5.22
(1H,t),6.76(1H,d),6.84(1H,d). 参考例25 N−(7−イソプロポキシカルボニル−2,2,6−トリメ
チル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−3
−イリデン)アセトキシスクシンイミド 2,2,2−トリクロロエチル(7−イソプロポキシカル
ボニル−2,2,6−トリメチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,
1−b〕チアゾール−3−イリデン)アセテート0.80gを
酢酸10mlに加え室温、撹拌下にて亜鉛末1.9gを加える。
3時間後、不溶物を濾去し濾液を減圧下に留去する。残
留物に水を加えジクロロメタンで抽出し飽和塩化ナトリ
ウム水溶液で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾燥す
る。溶媒を留去してカルボン酸を0.46g得る。ここに得
られた粗カルボン酸、N−ヒドロキシスクシンイミド0.
33g及びN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド0.51g
をテトラヒドロフラン5mlに加え、室温で1夜撹拌す
る。反応液に酢酸0.5mlを加え1時間撹拌したのち酢酸
エチルエステルを加え不溶物を濾去する。濾液を水さら
に飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄したのち無水硫酸ナ
トリウムで乾燥する。溶媒を留去して得られる残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し標記化合
物0.46gを得た。
融点 171〜173℃ NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.33(6H,d),2.00(6H,s),2.27(3H,s),2.86(4H,
s),5.14(1H,sept),5.87(1H,s),6.70(1H,s). 実施例151 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,2,6
−トリメチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド N−(7−イソプロポキシカルボニル−2,2,6−トリ
メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセトキシスクシンイミド0.40gをテト
ラヒドロフラン10mlに溶解し40%エチルアミン水溶液1m
lを加え室温で0.5時間撹拌し反応せしめる。反応液に水
50mlを加え、クロロホルム100mlで抽出し、飽和塩化ナ
トリウム水溶液で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾
燥する。溶媒を留去して得られる残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製し標記化合物を0.32g得
た。
s),5.14(1H,sept),5.87(1H,s),6.70(1H,s). 実施例151 N−メチル−(7−イソプロポキシカルボニル−2,2,6
−トリメチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール−3−イリデン)アセトアミド N−(7−イソプロポキシカルボニル−2,2,6−トリ
メチル−2,3−ジヒドロピロロ〔2,1−b〕チアゾール−
3−イリデン)アセトキシスクシンイミド0.40gをテト
ラヒドロフラン10mlに溶解し40%エチルアミン水溶液1m
lを加え室温で0.5時間撹拌し反応せしめる。反応液に水
50mlを加え、クロロホルム100mlで抽出し、飽和塩化ナ
トリウム水溶液で洗浄したのち無水硫酸ナトリウムで乾
燥する。溶媒を留去して得られる残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで精製し標記化合物を0.32g得
た。
融点 104〜105℃ 元素分析値(C16H22N2O3Sとして) 計算値(%):C59.60 H6.88 N8.69 実測値(%):C59.45 H6.96 N8.58 NMRスペクトルδ(CDCl3): 1.32(6H,d),2.05(6H,s),2.25(3H,d),2.87(3H,
d),5.13(1H,sept),5.64(1H,s),6.57(1H,q). 試験例 D−ガラクトサミンにより誘発される肝障害(肝炎)モ
デルに対する効果 実験動物: SD系雄性ラット(体重170〜200g)を用いた。
d),5.13(1H,sept),5.64(1H,s),6.57(1H,q). 試験例 D−ガラクトサミンにより誘発される肝障害(肝炎)モ
デルに対する効果 実験動物: SD系雄性ラット(体重170〜200g)を用いた。
薬物投与: 被検薬はいずれも1%メチルセルロース水溶液に懸濁
し、肝障害惹起1時間前に200mg/kgの投与量で経口投与
した。
し、肝障害惹起1時間前に200mg/kgの投与量で経口投与
した。
ガラクトサミン肝障害(肝炎)の惹起および薬物効果の
評価: D−ガラクトサミン塩酸塩800mg/kgをラットに皮下投
与し、肝障害を惹起した。D−ガラクトサミン投与後は
絶食し、24時間後にエーテル麻酔下で下行大静脈から採
血して、肝障害の度合の指標となるGPT値を測定した。
評価: D−ガラクトサミン塩酸塩800mg/kgをラットに皮下投
与し、肝障害を惹起した。D−ガラクトサミン投与後は
絶食し、24時間後にエーテル麻酔下で下行大静脈から採
血して、肝障害の度合の指標となるGPT値を測定した。
結 果: 結果を表1に示した。
表1から明らかなように、試験化合物投与群のGPT値
は病態対照群のそれよりも有意に低かった。従って、D
−ガラクトサミン塩酸塩投与によって誘発される肝障害
に対し、本発明化合物は改善あるいは予防効果を有する
ことが示された。
は病態対照群のそれよりも有意に低かった。従って、D
−ガラクトサミン塩酸塩投与によって誘発される肝障害
に対し、本発明化合物は改善あるいは予防効果を有する
ことが示された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61K 31/496 A61K 31/495 601 31/5377 31/535 606 31/541 31/54 601 (72)発明者 長谷川 雅司 東京都江戸川区北葛西1丁目16番13号 第一製薬中央研究所内 (72)発明者 横浜 秀一 東京都江戸川区北葛西1丁目16番13号 第一製薬中央研究所内 (56)参考文献 特開 平3−128385(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 513/04 A61K 31/425 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (2)
- 【請求項1】一般式(I) 〔式中、 は二重結合又は単結合を示し、R1はアルキルオキシカル
ボニル基を示し、R6は水素原子又は低級アルキル基を示
し、Aは=CH−COR9(R9は水酸基、低級アルキル基、ハ
ロゲン原子もしくはニトロ基が置換することがあるフェ
ニルオキシ基又はフェニルチオ基)、 (R10は水素原子を、R11はシクロアルキル基、フェニル
基、ベンジル基、ピリジル基を示すか、R10とR11が一緒
になって、他の窒素原子、酸素原子若しくは硫黄原子を
含んでもよく、複素環を形成する)、 (R8は水素原子又はアルコキシカルボニル基)又は−CH
2−COR19(R19は水酸基、アルコキシ基、アミノ基、ア
ルキルアミノ基、モルホリノ基又はピペラジニル基)を
示す〕 で表わされるピロロ〔2,1−b〕チアゾール誘導体又は
その塩。 - 【請求項2】請求項1記載のピロロ〔2,1−b〕チアゾ
ール誘導体又はその塩を有効成分として含有する肝疾患
予防・治療剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2267313A JP3000295B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | ピロロ〔2,1―b〕チアゾール誘導体及びこれを含有する肝疾患予防・治療剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2267313A JP3000295B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | ピロロ〔2,1―b〕チアゾール誘導体及びこれを含有する肝疾患予防・治療剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04145086A JPH04145086A (ja) | 1992-05-19 |
JP3000295B2 true JP3000295B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=17443088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2267313A Expired - Fee Related JP3000295B2 (ja) | 1990-10-04 | 1990-10-04 | ピロロ〔2,1―b〕チアゾール誘導体及びこれを含有する肝疾患予防・治療剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3000295B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2532313B2 (ja) * | 1991-06-07 | 1996-09-11 | 株式会社 半導体エネルギー研究所 | 高圧容器 |
-
1990
- 1990-10-04 JP JP2267313A patent/JP3000295B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH04145086A (ja) | 1992-05-19 |
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