JP3096480B2 - 胆汁酸不飽和誘導体、その製造方法、およびそれらを含有する製薬組成物 - Google Patents
胆汁酸不飽和誘導体、その製造方法、およびそれらを含有する製薬組成物Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、胆汁酸不飽和誘導体、
その製造方法、およびそれらを有効成分として含有する
製薬組成物に関する。本発明の化合物は、下記一般式
(I)で表わされる。
その製造方法、およびそれらを有効成分として含有する
製薬組成物に関する。本発明の化合物は、下記一般式
(I)で表わされる。
【化1】 (式中、Rは、水素またはヒドロキシ基を表わし、X
は、カルボキシ基またはSO3H基を表わす。)また、
本発明は、本発明化合物の非毒性塩ならびにグリシンお
よびタウリン抱合体に関する。
は、カルボキシ基またはSO3H基を表わす。)また、
本発明は、本発明化合物の非毒性塩ならびにグリシンお
よびタウリン抱合体に関する。
【0002】
【従来技術】化合物(I)において、Xは、好ましくは
カルボキシ基である。胆汁酸、特にコール酸、ウルソデ
オキシコール酸、ケノデオキシコール酸、ウルソコール
酸は、古くから胆汁分泌促進剤、抗胆汁うっ滞剤ならび
に抗結石剤として人の治療に用いられてきた。
カルボキシ基である。胆汁酸、特にコール酸、ウルソデ
オキシコール酸、ケノデオキシコール酸、ウルソコール
酸は、古くから胆汁分泌促進剤、抗胆汁うっ滞剤ならび
に抗結石剤として人の治療に用いられてきた。
【0003】さて、天然分子の17位における側鎖を、
24位にトランス二重結合を導入することにより変化さ
せた場合、天然のものに比べて、本発明化合物の物理化
学的特性、生物学的特性や生物薬理学的特性に驚くべき
効果がもたらされることが分かった。
24位にトランス二重結合を導入することにより変化さ
せた場合、天然のものに比べて、本発明化合物の物理化
学的特性、生物学的特性や生物薬理学的特性に驚くべき
効果がもたらされることが分かった。
【0004】特に、コレステロールやリン脂質の分泌は
変わらぬまま、代謝安定性が改良され、洗浄力や親油性
が上昇し、ミセル形成能が高まり、胆汁分泌促進効果が
上昇することが立証された。
変わらぬまま、代謝安定性が改良され、洗浄力や親油性
が上昇し、ミセル形成能が高まり、胆汁分泌促進効果が
上昇することが立証された。
【0005】それ故、化合物(I)は、天然胆汁酸が好
ましい薬理効果を発揮することが知られている全ての病
理処理のための人の治療に用いることができる化合物
(I)は、“Remington’s Pharmac
eutical Sciences Handboo
k”,MackPub.Co.,N.Y.,USAに記
載されたような公知の技術や賦形剤に従って調製するこ
とができる適当な製薬製剤の形で投与することができ
る。
ましい薬理効果を発揮することが知られている全ての病
理処理のための人の治療に用いることができる化合物
(I)は、“Remington’s Pharmac
eutical Sciences Handboo
k”,MackPub.Co.,N.Y.,USAに記
載されたような公知の技術や賦形剤に従って調製するこ
とができる適当な製薬製剤の形で投与することができ
る。
【0006】1日の投与量は、処理すべき疾病の程度や
患者の条件により、100mg乃至5gの範囲である。
患者の条件により、100mg乃至5gの範囲である。
【0007】本発明の式(I)化合物は、下記式(I
I)で表わされる化合物と、下記(III)表わされる
リンイリド化合物とを反応させることにより調製され
る。
I)で表わされる化合物と、下記(III)表わされる
リンイリド化合物とを反応させることにより調製され
る。
【化2】
【化3】 (式中、R´は、水素または保護されたヒドロキシ基を
表わし、R3およびR4は、ヒドロキシ保護基を表わ
し、R5は、アルキル基またはフェニル基を表わす。)
化合物(II)は、対応する天然化合物のカルボキシ基
をアルデヒド基に還元することにより調製することがで
きる。かかる還元は、公知の方法により行なうことがで
きるが、これらの中、カルボキシ基をヒドロキシ基に還
元し、これを引続きカルボキシ基に酸化することよりな
る間接的方法が好ましい。
表わし、R3およびR4は、ヒドロキシ保護基を表わ
し、R5は、アルキル基またはフェニル基を表わす。)
化合物(II)は、対応する天然化合物のカルボキシ基
をアルデヒド基に還元することにより調製することがで
きる。かかる還元は、公知の方法により行なうことがで
きるが、これらの中、カルボキシ基をヒドロキシ基に還
元し、これを引続きカルボキシ基に酸化することよりな
る間接的方法が好ましい。
【0008】もちろん、化合物のヒドロキシ基は、リン
イリドとの反応後、除去される、例えば、エーテル、エ
ステル、シリルエーテルなどを形成する慣用な方法で保
護される。化合物(II)とイリド(III)との反応
は、低温下、無水溶媒中、周知の方法で行なわれる。イ
リド(III)は、例えば、トリブチルフォスフィンま
たはトリフェニルフォスフィンと下記式の化合物を強塩
基の存在下で反応させるなどの公知の方法で調製するこ
とができる。 Hal−CH2−CH2X (式中、Xは、前記の通りであり、Halは、ハロゲン
原子を表わす。)
イリドとの反応後、除去される、例えば、エーテル、エ
ステル、シリルエーテルなどを形成する慣用な方法で保
護される。化合物(II)とイリド(III)との反応
は、低温下、無水溶媒中、周知の方法で行なわれる。イ
リド(III)は、例えば、トリブチルフォスフィンま
たはトリフェニルフォスフィンと下記式の化合物を強塩
基の存在下で反応させるなどの公知の方法で調製するこ
とができる。 Hal−CH2−CH2X (式中、Xは、前記の通りであり、Halは、ハロゲン
原子を表わす。)
【0009】
【実施例】以下の実施例により本発明をさらに説明す
る。3α,7β−ジテトラヒドロピラニルオキシ−5β−コ
ラン−24−オイック・アシッド(2): ジヒドロピラン(20.28g,241ミリモル)を、
電磁撹拌下、室温でウルソデオキシコール酸(30.0
0g,76.72ミリモル)とp−トルエンスルフォン
酸(1.55g,8.15ミリモル)をジオキサン(1
60ml)に溶解した溶液に16時間かけて滴下した。
滴下終了後、反応液を減圧濃縮し、次いでエチルエーテ
ル(100ml)に溶解し、その後、50mlの水で3
回、50mlの飽和水で1回洗浄した。硫酸ナトリウム
で乾燥し、溶媒を留去した後、残渣(45.00g)
に、SiO2(φ=5cm,h=20cm)にてクロロ
ホルム/メタノール(95/5)混合溶媒を用いてフラ
ッシュクロマトグラフィーを施し、化合物(2)34.
4g(80%)を得た。νmax(CHCl3)171
0cm−1(C=O);1H−NMR(CDCl3)δ
0.70(s,3H,18−CH3);0.90−1.
00(m,6H,19−CH3);3.3−4.05
(m,6H,3−CH−,7−CH−,2x−OC
H2);4.40−4.70(m,2H,2x−O−C
H−O−)。
る。3α,7β−ジテトラヒドロピラニルオキシ−5β−コ
ラン−24−オイック・アシッド(2): ジヒドロピラン(20.28g,241ミリモル)を、
電磁撹拌下、室温でウルソデオキシコール酸(30.0
0g,76.72ミリモル)とp−トルエンスルフォン
酸(1.55g,8.15ミリモル)をジオキサン(1
60ml)に溶解した溶液に16時間かけて滴下した。
滴下終了後、反応液を減圧濃縮し、次いでエチルエーテ
ル(100ml)に溶解し、その後、50mlの水で3
回、50mlの飽和水で1回洗浄した。硫酸ナトリウム
で乾燥し、溶媒を留去した後、残渣(45.00g)
に、SiO2(φ=5cm,h=20cm)にてクロロ
ホルム/メタノール(95/5)混合溶媒を用いてフラ
ッシュクロマトグラフィーを施し、化合物(2)34.
4g(80%)を得た。νmax(CHCl3)171
0cm−1(C=O);1H−NMR(CDCl3)δ
0.70(s,3H,18−CH3);0.90−1.
00(m,6H,19−CH3);3.3−4.05
(m,6H,3−CH−,7−CH−,2x−OC
H2);4.40−4.70(m,2H,2x−O−C
H−O−)。
【0010】3α,7β−ジテトラヒドロピラニルオキ
シ−5β−コラン−24−オール(3): 化合物(2)(9.80g,17.48ミリモル)を無
水テトラヒドロフラン(250ml)に溶解した溶液
に、−70℃で電磁撹拌下、窒素雰囲気にてN−メチル
モルフォリン(1.76g,17.48ミリモル)とイ
ソブチルクロロホーメイト(2.87g,21.00ミ
リモル)を加えた。反応液を30分間反応させ、分離し
た固体をろ過し、ろ液を電磁撹拌下、室温で、−10℃
に維持されたほう水素化ナトリウム(1.65g,4
3.60ミリモル)を水(10ml)に溶解した溶液に
約30分間にわたり加え、その後、室温で一晩反応させ
た。反応液を酢酸エチル(20ml)と水(80ml)
で希釈し、5%塩酸で酸性とし、50mlの酢酸エチル
で3回抽出した。集めた有機相を50mlの飽和水で1
回洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮し
た。残渣(9.40g)に、SiO2(Φ=5.5c
m,h=20cm)にてクロロホルム/メタノール(9
9/1)混合溶媒を用いてフラッシュクロマトグラフィ
ーを施し、化合物(3)6.80g(71%)を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ0.70(s,3H,1
8−CH3);0.90−1.00(m,6H,19−
CH3,21−CH3);2.15−2.30(s,1
H,−OH);3.3−4.10(m,8H,3−CH
−,7−CH−,24−CH2−,2x−O−C
H2);4.40−4.75(m,2H,2x−O−C
H−O−)。
シ−5β−コラン−24−オール(3): 化合物(2)(9.80g,17.48ミリモル)を無
水テトラヒドロフラン(250ml)に溶解した溶液
に、−70℃で電磁撹拌下、窒素雰囲気にてN−メチル
モルフォリン(1.76g,17.48ミリモル)とイ
ソブチルクロロホーメイト(2.87g,21.00ミ
リモル)を加えた。反応液を30分間反応させ、分離し
た固体をろ過し、ろ液を電磁撹拌下、室温で、−10℃
に維持されたほう水素化ナトリウム(1.65g,4
3.60ミリモル)を水(10ml)に溶解した溶液に
約30分間にわたり加え、その後、室温で一晩反応させ
た。反応液を酢酸エチル(20ml)と水(80ml)
で希釈し、5%塩酸で酸性とし、50mlの酢酸エチル
で3回抽出した。集めた有機相を50mlの飽和水で1
回洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮し
た。残渣(9.40g)に、SiO2(Φ=5.5c
m,h=20cm)にてクロロホルム/メタノール(9
9/1)混合溶媒を用いてフラッシュクロマトグラフィ
ーを施し、化合物(3)6.80g(71%)を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ0.70(s,3H,1
8−CH3);0.90−1.00(m,6H,19−
CH3,21−CH3);2.15−2.30(s,1
H,−OH);3.3−4.10(m,8H,3−CH
−,7−CH−,24−CH2−,2x−O−C
H2);4.40−4.75(m,2H,2x−O−C
H−O−)。
【0011】3α,7β−ジテトラヒドロピラニルオキ
シ−5β−コラン−24−アール(4): −70℃に維持したオキサリルクロリド(8.17g,
64.35ミリモル)をメチレンクロリド(140m
l)に溶解した溶液に、メチレンクロリド(10ml)
で希釈したジメチルスルホキシド(11.00g,14
1.15ミリモル)を、電磁撹拌下、窒素雰囲気にて約
10分間にわたり加えた。反応液を10分間放置した
後、化合物(3)(29.60g,54,15ミリモ
ル)をメチレンクロリド(20ml)とジメチルスルホ
キシド(20ml)に溶解した溶液を約20分間かけて
滴下した。15分後、トリメチルアミン(29.73
g,294.40ミリモル)を加え、撹拌下に10分間
維持した。反応液を室温まで加温し、水(200ml)
で希釈し、有機相を分離し、水相を50mlのメチレン
クロリドで3回抽出した。集めた有機相を50mlの飽
和水で1回洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧
濃縮した。残渣(31.50g)に、SiO2(Φ=
5.5cm,h=25cm)にてエチルエーテル/石油
エーテル(4/6)混合溶媒を用いてフラッシュクロマ
トグラフィーを施し、化合物(4)25.60g(87
%)を得た。νmax(CHCl3)1725cm−1
(C=O);1H−NMR(CDCl3)δ0.70
(s,3H,18−CH3);0.90−0.95
(m,6H,19−CH3,21−CH3);3.10
−4.10(m,6H,3−CH−,7−CH−,2x
−O−CH2);4.35−4.70(s,1H,2x
−O−CH−O−);9.60(s,1H,−CH
O)。
シ−5β−コラン−24−アール(4): −70℃に維持したオキサリルクロリド(8.17g,
64.35ミリモル)をメチレンクロリド(140m
l)に溶解した溶液に、メチレンクロリド(10ml)
で希釈したジメチルスルホキシド(11.00g,14
1.15ミリモル)を、電磁撹拌下、窒素雰囲気にて約
10分間にわたり加えた。反応液を10分間放置した
後、化合物(3)(29.60g,54,15ミリモ
ル)をメチレンクロリド(20ml)とジメチルスルホ
キシド(20ml)に溶解した溶液を約20分間かけて
滴下した。15分後、トリメチルアミン(29.73
g,294.40ミリモル)を加え、撹拌下に10分間
維持した。反応液を室温まで加温し、水(200ml)
で希釈し、有機相を分離し、水相を50mlのメチレン
クロリドで3回抽出した。集めた有機相を50mlの飽
和水で1回洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧
濃縮した。残渣(31.50g)に、SiO2(Φ=
5.5cm,h=25cm)にてエチルエーテル/石油
エーテル(4/6)混合溶媒を用いてフラッシュクロマ
トグラフィーを施し、化合物(4)25.60g(87
%)を得た。νmax(CHCl3)1725cm−1
(C=O);1H−NMR(CDCl3)δ0.70
(s,3H,18−CH3);0.90−0.95
(m,6H,19−CH3,21−CH3);3.10
−4.10(m,6H,3−CH−,7−CH−,2x
−O−CH2);4.35−4.70(s,1H,2x
−O−CH−O−);9.60(s,1H,−CH
O)。
【0012】トランス−3α,7β−ジテトラヒドロピ
ラニルオキシ−5β−24−コレン−27−オイック・
アシッド: 予め3−クロロプロピオン酸(7.42g,68.38
ミリモル)とトリフェニルフォスフィン(18.00
g,68.38ミリモル)をキシレン(100ml)中
で還流下に反応させて得た2−カルボキシエチル(トリ
フェニル)フォスホニウムクロリド(12.30g,3
3.13ミリモル)を無水テトラヒドロフラン(80m
l)と無水ジメチルホルムアミド(20ml)に投入し
て得た0℃に維持された懸濁液に、ヘキサメチルジシラ
ザン(12.65ml,60.00ミリモル)とn−ブ
チルリチウム(31.40ml,56.30ミリモル)
を無水テトラヒドロフラン(40ml)に溶解した溶液
を、電磁撹拌下、窒素雰囲気にて約10分間にわたり加
えた。反応液を0℃で15分間放置した後、−70℃に
冷却し、化合物(4)(9.00g,16.52ミリモ
ル)を無水テトラヒドロフラン(80ml)に溶解した
溶液を40分かけて滴下した。反応液を−70℃で30
分間放置し、さらに室温で60分間放置した後、4時間
還流した。反応液を減圧濃縮し、粗生成物を酢酸エチル
(100ml)に溶解し、2%塩酸(100ml)で酸
性とし、有機相を分離し、水相を100mlの酢酸エチ
ルで3回抽出した。集めた有機相を100mlの飽和水
で1回洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮
した。残渣(20.00g)に、SiO2(Φ=4c
m,h=20cm)にて最初に石油エーテル/エチルエ
ーテル(6/4)混合溶媒、次いでクロロホルム/メタ
ノール(98/2)混合溶媒を用いてフラッシュクロマ
トグラフィーを施し、不純な固体生成物9.00gを得
た。得られた固体をエチルエーテル中に懸濁しながら精
製を行ない、ろ過ならびに溶媒蒸去を行なった後、純粋
な化合物(5)3.00g(30%)を得た。1H−N
MR(CDCl3)δ0.70(s,3H,18−CH
3);0.90−1.00(m,6H,19−CH3,
21−CH3);2.95−3.10(m,2H,26
−CH2−);3.20−4.10(m,6H,3−C
H−,6−CH−,2x−O−CH2);5.35−
6.55(m,2H,24−CH−,25−CH−);
5.65−6.05(br,1H,−COOH)。
ラニルオキシ−5β−24−コレン−27−オイック・
アシッド: 予め3−クロロプロピオン酸(7.42g,68.38
ミリモル)とトリフェニルフォスフィン(18.00
g,68.38ミリモル)をキシレン(100ml)中
で還流下に反応させて得た2−カルボキシエチル(トリ
フェニル)フォスホニウムクロリド(12.30g,3
3.13ミリモル)を無水テトラヒドロフラン(80m
l)と無水ジメチルホルムアミド(20ml)に投入し
て得た0℃に維持された懸濁液に、ヘキサメチルジシラ
ザン(12.65ml,60.00ミリモル)とn−ブ
チルリチウム(31.40ml,56.30ミリモル)
を無水テトラヒドロフラン(40ml)に溶解した溶液
を、電磁撹拌下、窒素雰囲気にて約10分間にわたり加
えた。反応液を0℃で15分間放置した後、−70℃に
冷却し、化合物(4)(9.00g,16.52ミリモ
ル)を無水テトラヒドロフラン(80ml)に溶解した
溶液を40分かけて滴下した。反応液を−70℃で30
分間放置し、さらに室温で60分間放置した後、4時間
還流した。反応液を減圧濃縮し、粗生成物を酢酸エチル
(100ml)に溶解し、2%塩酸(100ml)で酸
性とし、有機相を分離し、水相を100mlの酢酸エチ
ルで3回抽出した。集めた有機相を100mlの飽和水
で1回洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮
した。残渣(20.00g)に、SiO2(Φ=4c
m,h=20cm)にて最初に石油エーテル/エチルエ
ーテル(6/4)混合溶媒、次いでクロロホルム/メタ
ノール(98/2)混合溶媒を用いてフラッシュクロマ
トグラフィーを施し、不純な固体生成物9.00gを得
た。得られた固体をエチルエーテル中に懸濁しながら精
製を行ない、ろ過ならびに溶媒蒸去を行なった後、純粋
な化合物(5)3.00g(30%)を得た。1H−N
MR(CDCl3)δ0.70(s,3H,18−CH
3);0.90−1.00(m,6H,19−CH3,
21−CH3);2.95−3.10(m,2H,26
−CH2−);3.20−4.10(m,6H,3−C
H−,6−CH−,2x−O−CH2);5.35−
6.55(m,2H,24−CH−,25−CH−);
5.65−6.05(br,1H,−COOH)。
【0013】トランス−3α,7β−ジヒドロキシ−5
β−24−コレン−27−オイック・アシッド(6): 濃塩酸(10ml)を、電磁撹拌下、室温で化合物
(5)(3.00g,5.00ミリモル)をテトラヒド
ロフラン(50ml)に溶解した溶液中に加えた。反応
液を2時間反応させた後、減圧濃縮した。残渣を酢酸エ
チル(100ml)中に溶解し、水(100ml)で希
釈し、有機相を分離し、水相を30mlの酢酸エチルで
3回抽出した。集めた有機相50mlの水で1回洗浄し
た後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣
に、SiO2(Φ=3.5cm,h=15cm)にて
2.15%のメタノールを含有するクロロホルムを用い
てフラッシュクロマトグラフィーを施し、1.30g
(60%)の化合物を得た。m.p.156−161
℃;νmax(CHCl3);1H−NMR(CDCl
3)δ0.70(s,3H,18−CH3);0.90
−1.00(m,6H,19−CH3,21−C
H3);2.96−3.10(m,2H,26−CH2
−);3.50−3.70(m,2H.3−CH−,7
−CH−):5.40−5.60(m,2H,24−C
H−,25−CH−);5.80−6.10(m,3
H,2x−OH,e−COOH);13C−NMR
[(CD3)2SO]δ69.30(C3);69.6
4(C7);132.36(C24);133.57
(C25);172.4(C27)。
β−24−コレン−27−オイック・アシッド(6): 濃塩酸(10ml)を、電磁撹拌下、室温で化合物
(5)(3.00g,5.00ミリモル)をテトラヒド
ロフラン(50ml)に溶解した溶液中に加えた。反応
液を2時間反応させた後、減圧濃縮した。残渣を酢酸エ
チル(100ml)中に溶解し、水(100ml)で希
釈し、有機相を分離し、水相を30mlの酢酸エチルで
3回抽出した。集めた有機相50mlの水で1回洗浄し
た後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。残渣
に、SiO2(Φ=3.5cm,h=15cm)にて
2.15%のメタノールを含有するクロロホルムを用い
てフラッシュクロマトグラフィーを施し、1.30g
(60%)の化合物を得た。m.p.156−161
℃;νmax(CHCl3);1H−NMR(CDCl
3)δ0.70(s,3H,18−CH3);0.90
−1.00(m,6H,19−CH3,21−C
H3);2.96−3.10(m,2H,26−CH2
−);3.50−3.70(m,2H.3−CH−,7
−CH−):5.40−5.60(m,2H,24−C
H−,25−CH−);5.80−6.10(m,3
H,2x−OH,e−COOH);13C−NMR
[(CD3)2SO]δ69.30(C3);69.6
4(C7);132.36(C24);133.57
(C25);172.4(C27)。
【0014】胆汁酸の種類を変える以外は同様の手順
で、下記誘導体を製造した。 トランス−3α,7α−ジヒドロキシ−5β−24−コ
レン−27−オイック・アシッド トランス−3α,7α,12α−トリヒドロキシ−5β
−24−コレン−27−オイック・アシッド トランス−3α,7β,12α−トリヒドロキシ−5β
−24−コレン−27−オイック・アシッド 3α,7β−ジヒドロキシ−5β−24−コレン−27
−オイック・アシッド(以下に、TOL−UDCAと略
記)の物理化学的特性を、ウルソデオキシコール酸(U
DCA)及びそのグリシン抱合体並びにタウリン抱合体
のそれと比較して表1に示す。
で、下記誘導体を製造した。 トランス−3α,7α−ジヒドロキシ−5β−24−コ
レン−27−オイック・アシッド トランス−3α,7α,12α−トリヒドロキシ−5β
−24−コレン−27−オイック・アシッド トランス−3α,7β,12α−トリヒドロキシ−5β
−24−コレン−27−オイック・アシッド 3α,7β−ジヒドロキシ−5β−24−コレン−27
−オイック・アシッド(以下に、TOL−UDCAと略
記)の物理化学的特性を、ウルソデオキシコール酸(U
DCA)及びそのグリシン抱合体並びにタウリン抱合体
のそれと比較して表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】トランス−3α,7β−ジヒドロキシ−5
β−24−コレン−27−オイック・アシッド(TOL
−UDCA)を、ウルソデオキシコール酸及びそのグリ
シン抱合体ならびにタウリン抱合体と比較して、下記薬
理試験を行なった。 [肝臓および腸内での代謝(インビボおよびインビト
ロ)] −肝臓および腸内吸収 −胆汁分泌 −胆汁、胆汁酸、コレステロール、リン脂質の分泌 TOL−UDCAを、6μmol/min/kgの投与
量で1時間、静脈および十二指腸内経路でラットに投与
した。
β−24−コレン−27−オイック・アシッド(TOL
−UDCA)を、ウルソデオキシコール酸及びそのグリ
シン抱合体ならびにタウリン抱合体と比較して、下記薬
理試験を行なった。 [肝臓および腸内での代謝(インビボおよびインビト
ロ)] −肝臓および腸内吸収 −胆汁分泌 −胆汁、胆汁酸、コレステロール、リン脂質の分泌 TOL−UDCAを、6μmol/min/kgの投与
量で1時間、静脈および十二指腸内経路でラットに投与
した。
【0017】肝臓吸収および腸内吸収 静脈内投与を行なった時、TOL−UDCAは、肝臓に
吸収され、胆汁には一部分泌される。化合物は、ゆっく
りした速度で胆汁に回収され、グリシンやタウリンとは
余り抱合されない。一方、UDCAは、抱合体、即ち、
タウローUDCAに完全に転換され、グリコーUDCA
には殆ど転換されない。
吸収され、胆汁には一部分泌される。化合物は、ゆっく
りした速度で胆汁に回収され、グリシンやタウリンとは
余り抱合されない。一方、UDCAは、抱合体、即ち、
タウローUDCAに完全に転換され、グリコーUDCA
には殆ど転換されない。
【0018】注射の終了時、ゆっくりした速度でTOL
−UDCAは胆汁からなくなり、この胆汁酸の相当量
が、2時間後にも存在する。
−UDCAは胆汁からなくなり、この胆汁酸の相当量
が、2時間後にも存在する。
【0019】十二指腸内投与を行なった時、TOL−U
DCAは、グリコーUDCAやタウローUDCAよりも
早い回収率で腸に有効に吸収される。
DCAは、グリコーUDCAやタウローUDCAよりも
早い回収率で腸に有効に吸収される。
【0020】好気性ならびに嫌気性条件下に人間の便に
インキュベートした時には、化合物は、UDCAやその
抱合体に比べて、はるかに遅い速度で代謝される(7−
デヒドロキシレート)。
インキュベートした時には、化合物は、UDCAやその
抱合体に比べて、はるかに遅い速度で代謝される(7−
デヒドロキシレート)。
【0021】
【発明の効果】胆汁流れと胆汁脂質分泌における効果 TOL−UDCAの静脈内投与は、胆汁流れを増大し、
この効果は、UDCAの天然類縁体やその抱合体よりも
強力である。(表2を参照)。
この効果は、UDCAの天然類縁体やその抱合体よりも
強力である。(表2を参照)。
【0022】
【表2】
【0023】UDCAやその抱合体に比べて、コレステ
ロールおよびリン脂質輸送ならびに分泌に関して、重大
な差異は認められない。
ロールおよびリン脂質輸送ならびに分泌に関して、重大
な差異は認められない。
【0024】TOL−UDCA化合物の薬理学的特性
は、次のようにまとめることができる。 イ)抱合が弱い結果、肝臓により有効に吸収され、胆汁
には余り分泌されない。 ロ)静脈内投与後、活性な受動輸送の結果、グリコーU
DCAやタウローUDCAなどの天然類縁体よりもも高
い割合で、腸内に非常によく吸収される。 ハ)腸内細菌叢に対する良好な抵抗力の結果、UDCA
に比べて、非常にゆっくりと腸内代謝、特に7−脱ヒド
ロキシル化を起こす。 ホ)静脈内投与や十二指腸内投与後の胆汁分泌促進効果
が強く、その効果は、UDCAのものよりも高い。
は、次のようにまとめることができる。 イ)抱合が弱い結果、肝臓により有効に吸収され、胆汁
には余り分泌されない。 ロ)静脈内投与後、活性な受動輸送の結果、グリコーU
DCAやタウローUDCAなどの天然類縁体よりもも高
い割合で、腸内に非常によく吸収される。 ハ)腸内細菌叢に対する良好な抵抗力の結果、UDCA
に比べて、非常にゆっくりと腸内代謝、特に7−脱ヒド
ロキシル化を起こす。 ホ)静脈内投与や十二指腸内投与後の胆汁分泌促進効果
が強く、その効果は、UDCAのものよりも高い。
【0025】以上のように、本発明化合物は、側鎖の二
重結合の存在が、腸内吸収の最適コンフォメーションを
化合物に与えるため、構造ならびに活性上の向上をもた
らす。肝臓吸収も有効である。
重結合の存在が、腸内吸収の最適コンフォメーションを
化合物に与えるため、構造ならびに活性上の向上をもた
らす。肝臓吸収も有効である。
【0026】それ故、肝臓細胞に蓄積するTOL−UD
CAなどの化合物は、胆汁うっ滞症候群の処置に有効に
用いることができる。
CAなどの化合物は、胆汁うっ滞症候群の処置に有効に
用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07J 9/00 C07J 31/00 C07J 75/00 CA(STN)
Claims (9)
- 【請求項1】 下記式(I)で表わされる化合物。 【化1】 (式中Rは水素またはヒドロキシ基を表わし、Xはカル
ボキシ基またはSO3H基を表わす。) - 【請求項2】 Xがカルボキシ基を表わす請求項1に記
載された化合物。 - 【請求項3】 Rがヒドロキシ基であり、7−位のヒド
ロキシ基がα−配置である請求項1または2に記載され
た化合物。 - 【請求項4】 Rが水素であり、7−位のヒドロキシ基
がα−配置である請求項1または2に記載された化合
物。 - 【請求項5】 Rがヒドロキシ基であり、7−位のヒド
ロキシ基がβ−配置である請求項1または2に記載され
た化合物。 - 【請求項6】 Rが水素であり、7−位のヒドロキシ基
がβ−配置である請求項1または2に記載された化合
物。 - 【請求項7】 下記式(II)で表わされる化合物と、
下記(III)で表わされるリンイリド化合物とを反応
させることを特徴とする請求項1または6に記載された
化合物の製造方法。 【化2】 【化3】 (式中R'は水素または保護されたヒドロキシ基を表わ
し、R3およびR4はヒドロキシ保護基を表わし、R5
はアルキル基またはフェニル基を表わす。) - 【請求項8】 請求項1ないし6に記載された化合物を
有効成分とし、これと製薬的に許容された賦形剤との混
合物よりなることを特徴とする胆汁分泌促進作用、抗胆
汁うっ滞作用ならびに抗結石作用を有する製薬組成物。 - 【請求項9】 請求項1ないし6に記載された化合物を
胆汁分泌促進作用、抗胆汁うっ滞作用ならびに抗結石作
用を有する医薬の製造に用いる方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT19494A/90 | 1990-02-27 | ||
IT19494A IT1240325B (it) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | Derivati insaturi di acidi biliari, loro preparazione e composizione farmaceutiche che li contengono |
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JPH10218894A JPH10218894A (ja) | 1998-08-18 |
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Family
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---|---|---|---|
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---|---|
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---|---|---|---|---|
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JPS5842878B2 (ja) * | 1981-12-02 | 1983-09-22 | 名糖産業株式会社 | 12−オキソコラン酸トシルヒドラゾン化合物、その製法ならびに利用 |
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- 1990-02-27 IT IT19494A patent/IT1240325B/it active IP Right Grant
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- 1991-01-30 ES ES91101180T patent/ES2053213T3/es not_active Expired - Lifetime
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-
1992
- 1992-05-12 GR GR91300128T patent/GR910300128T1/el unknown
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- 1998-06-17 HK HK98105522A patent/HK1006313A1/xx not_active IP Right Cessation
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US5096898A (en) | 1992-03-17 |
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ES2053213T3 (es) | 1994-07-16 |
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