JP3095920B2 - サイドエアバッグ装置の衝突センサシステム - Google Patents
サイドエアバッグ装置の衝突センサシステムInfo
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両側面への衝突を
検知して、二次衝突から乗員を保護するためのエアバッ
グを膨張させるサイドエアバッグ装置の衝突センサシス
テムに関するものである。
検知して、二次衝突から乗員を保護するためのエアバッ
グを膨張させるサイドエアバッグ装置の衝突センサシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の側面衝突時等にエアバッグを展開
して乗員を保護するエアバッグ装置は、エアバッグ装置
の一部であるインフレータで発生する窒素ガス等の不活
性ガスによって膨張させられるもので、特に電気式エア
バッグ装置は、車体の所定の部位に配設した感圧センサ
や接触センサ等が、衝突を検知した際に出力する信号に
よってインフレータ内のガス発生剤が点火され、瞬間的
に発生する大量のガスがエアバッグ内に急速に充填され
て瞬時に膨張し、乗員とサイドドア内面等の車室内側壁
との間に展開して、二次衝突から乗員を保護する。
して乗員を保護するエアバッグ装置は、エアバッグ装置
の一部であるインフレータで発生する窒素ガス等の不活
性ガスによって膨張させられるもので、特に電気式エア
バッグ装置は、車体の所定の部位に配設した感圧センサ
や接触センサ等が、衝突を検知した際に出力する信号に
よってインフレータ内のガス発生剤が点火され、瞬間的
に発生する大量のガスがエアバッグ内に急速に充填され
て瞬時に膨張し、乗員とサイドドア内面等の車室内側壁
との間に展開して、二次衝突から乗員を保護する。
【0003】例えば図8および図9は、特願平3−25
9639号出願の明細書に記載されているサイドエアバ
ッグ装置の側面衝突センサシステムの一つを示すもの
で、図8はセンサシステムのブロック図、図9はセンサ
の配置図である。そして、この側面衝突センサシステム
は、車体の両側の各サイドドア内に、ドア幅いっぱいに
設けられた側突センサ2をそれぞれ備えるとともに、各
サイドドアの車室内側には、エアバッグモジュール3が
それぞれ収容されており、それぞれ収容されているサイ
ドドアに設けられた側突センサ2が側面衝突を検出した
ときにインフレータに着火信号が送られて、エアバッグ
が膨張するようになっている。また、車体の前方寄りと
後方寄りには、それぞれ一対の加速度センサ4が所定の
間隔で配置されるとともに、各加速度センサ4は制御装
置5と接続され、さらに制御装置5からは各エアバッグ
モジュール3のインフレータに着火信号が送れるように
構成されている。そして、側突センサ2と加速度センサ
4とのうちのいずれか一方もしくは両方が側面衝突を検
出した場合に、乗員を保護するために必要な位置のエア
バッグが膨張するようになっている。
9639号出願の明細書に記載されているサイドエアバ
ッグ装置の側面衝突センサシステムの一つを示すもの
で、図8はセンサシステムのブロック図、図9はセンサ
の配置図である。そして、この側面衝突センサシステム
は、車体の両側の各サイドドア内に、ドア幅いっぱいに
設けられた側突センサ2をそれぞれ備えるとともに、各
サイドドアの車室内側には、エアバッグモジュール3が
それぞれ収容されており、それぞれ収容されているサイ
ドドアに設けられた側突センサ2が側面衝突を検出した
ときにインフレータに着火信号が送られて、エアバッグ
が膨張するようになっている。また、車体の前方寄りと
後方寄りには、それぞれ一対の加速度センサ4が所定の
間隔で配置されるとともに、各加速度センサ4は制御装
置5と接続され、さらに制御装置5からは各エアバッグ
モジュール3のインフレータに着火信号が送れるように
構成されている。そして、側突センサ2と加速度センサ
4とのうちのいずれか一方もしくは両方が側面衝突を検
出した場合に、乗員を保護するために必要な位置のエア
バッグが膨張するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のサイドエアバッグ装置の側面衝突センサシステムにお
いては、車両を停止させた状態でサイドドアを勢いよく
開いた際に、外灯や照明灯の支柱等の構造物にサイドド
アが当った場合、あるいは開いた状態のサイドドアに自
転車等が衝突した場合、もしくはサイドドアを勢いよく
閉じた際などに、サイドドア内に設けられた側突センサ
2あるいは車体側に設けられた加速度センサ4が、側面
衝突時と同様な衝撃力を受けることによりスイッチON
してしまい、インフレータに着火信号を送ってしまうた
め、作動させる必要のない非衝突時であるにも拘らずエ
アバッグが展開する可能性が考えられる。
のサイドエアバッグ装置の側面衝突センサシステムにお
いては、車両を停止させた状態でサイドドアを勢いよく
開いた際に、外灯や照明灯の支柱等の構造物にサイドド
アが当った場合、あるいは開いた状態のサイドドアに自
転車等が衝突した場合、もしくはサイドドアを勢いよく
閉じた際などに、サイドドア内に設けられた側突センサ
2あるいは車体側に設けられた加速度センサ4が、側面
衝突時と同様な衝撃力を受けることによりスイッチON
してしまい、インフレータに着火信号を送ってしまうた
め、作動させる必要のない非衝突時であるにも拘らずエ
アバッグが展開する可能性が考えられる。
【0005】この発明は、上記の事情に鑑みなされたも
ので、非衝突時にエアバッグが膨張してしまうことを防
止することのできるサイドエアバッグ装置の衝突センサ
システムを提供することを目的としている。
ので、非衝突時にエアバッグが膨張してしまうことを防
止することのできるサイドエアバッグ装置の衝突センサ
システムを提供することを目的としている。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決するた
めの手段としてこの発明は、 ドアの開閉を検出するドア
開閉状態検出手段を設け、このドア開閉状態検出手段が
ドアの開状態を検出した場合は、この開状態のときに衝
突センサによって衝突が検出された際に、開いているド
ア側のエアバッグのみ作動を禁止するよう構成すること
ができる。
めの手段としてこの発明は、 ドアの開閉を検出するドア
開閉状態検出手段を設け、このドア開閉状態検出手段が
ドアの開状態を検出した場合は、この開状態のときに衝
突センサによって衝突が検出された際に、開いているド
ア側のエアバッグのみ作動を禁止するよう構成すること
ができる。
【0008】また、ドアの開閉を検出するドア開閉状態
検出手段を設け、このドア開閉状態検出手段によってド
アが開状態から閉状態になったことを検出した場合にお
いては、ドアが閉状態になってから一定時間の間、エア
バッグの作動を禁止するよう構成することができる。
検出手段を設け、このドア開閉状態検出手段によってド
アが開状態から閉状態になったことを検出した場合にお
いては、ドアが閉状態になってから一定時間の間、エア
バッグの作動を禁止するよう構成することができる。
【0009】さらにこの発明は、エアバッグを膨張させ
て、二次衝突から乗員を保護するサイドエアバッグ装置
の衝突センサシステムにおいて、ドアの開閉状態を検出
するドア開閉状態検出手段と、車両の走行停止状態を検
出する走行停止状態検出手段と、ドアが開状態であるこ
とが前記ドア開閉状態検出手段によって検出され、かつ
車両が停止状態であることが前記走行停止状態検出手段
によって検出された場合に前記エアバッグの作動を禁止
する手段とを備えていることを特徴とするものである。
て、二次衝突から乗員を保護するサイドエアバッグ装置
の衝突センサシステムにおいて、ドアの開閉状態を検出
するドア開閉状態検出手段と、車両の走行停止状態を検
出する走行停止状態検出手段と、ドアが開状態であるこ
とが前記ドア開閉状態検出手段によって検出され、かつ
車両が停止状態であることが前記走行停止状態検出手段
によって検出された場合に前記エアバッグの作動を禁止
する手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0010】
【0011】
【作用】 上記のように構成することによりこの発明は、
ドア開閉状態検出手段がドアの開状態を検出した場合に
は、衝突センサが衝突を検出しても、開いているドア側
のエアバッグのみ作動を禁止し、閉じているドア側のエ
アバッグは通常の制御を行うようにすれば、開状態のド
ア側のエアバッグは、乗員保護に有効な位置には展開し
ないため展開させず、閉じられたドア側のエアバッグだ
けが展開する。
ドア開閉状態検出手段がドアの開状態を検出した場合に
は、衝突センサが衝突を検出しても、開いているドア側
のエアバッグのみ作動を禁止し、閉じているドア側のエ
アバッグは通常の制御を行うようにすれば、開状態のド
ア側のエアバッグは、乗員保護に有効な位置には展開し
ないため展開させず、閉じられたドア側のエアバッグだ
けが展開する。
【0012】また、ドア開閉状態検出手段によって、ド
アが開状態から閉状態となったことが検出された場合に
は、衝突センサが衝突を検出してもエアバッグの作動を
一定時間禁止するようにすれば、例えば、ドアを勢いよ
く閉じた際の衝撃による衝突センサの誤作動を防止し
て、エアバッグの不要な展開を防止できる。
アが開状態から閉状態となったことが検出された場合に
は、衝突センサが衝突を検出してもエアバッグの作動を
一定時間禁止するようにすれば、例えば、ドアを勢いよ
く閉じた際の衝撃による衝突センサの誤作動を防止し
て、エアバッグの不要な展開を防止できる。
【0013】さらに、ドアが開いていることがドア開閉
状態検出手段によって検出され、か車両が停止している
ことが走行停止状態検出手段で検出された場合に、エア
バッグの作動を禁止する手段を備えた構成であれば、衝
突以外の原因で生じる衝撃によってエアバッグが無駄に
膨張展開することを防止することができる。
状態検出手段によって検出され、か車両が停止している
ことが走行停止状態検出手段で検出された場合に、エア
バッグの作動を禁止する手段を備えた構成であれば、衝
突以外の原因で生じる衝撃によってエアバッグが無駄に
膨張展開することを防止することができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明のサイドエアバッグ装置の衝
突センサシステムを2ドア車の衝突センサシステムに適
用した実施例を図1ないし図7に基づいて説明する。
突センサシステムを2ドア車の衝突センサシステムに適
用した実施例を図1ないし図7に基づいて説明する。
【0015】図1はこの発明の衝突センサシステムの第
1実施例を示すもので、この衝突センサシステムは、車
体の左右両側のサイドドア内に設けられ、側面衝突時に
加圧されることにより衝突を検出してスイッチONする
右側側突センサ11と左側側突センサ12とをそれぞれ
備えるとともに、各サイドドアの車室内側には、エアバ
ッグモジュール13,14がそれぞれ収容されており、
右側のエアバッグモジュール13の図示してないインフ
レータのスクイブ(電気雷管)は、右側ドアが閉じると
スイッチONする右側ドアスイッチ15を介して右側側
突センサ11と直列に配線接続され、また、左側のエア
バッグモジュール14のインフレータのスクイブ(図示
せず)は、左側ドアが閉じるとスイッチONする左側ド
アスイッチ16を介して左側側突センサ12と直列に配
線接続されている。
1実施例を示すもので、この衝突センサシステムは、車
体の左右両側のサイドドア内に設けられ、側面衝突時に
加圧されることにより衝突を検出してスイッチONする
右側側突センサ11と左側側突センサ12とをそれぞれ
備えるとともに、各サイドドアの車室内側には、エアバ
ッグモジュール13,14がそれぞれ収容されており、
右側のエアバッグモジュール13の図示してないインフ
レータのスクイブ(電気雷管)は、右側ドアが閉じると
スイッチONする右側ドアスイッチ15を介して右側側
突センサ11と直列に配線接続され、また、左側のエア
バッグモジュール14のインフレータのスクイブ(図示
せず)は、左側ドアが閉じるとスイッチONする左側ド
アスイッチ16を介して左側側突センサ12と直列に配
線接続されている。
【0016】そして、各側突センサ11,12がスイッ
チONし、かつサイドドアが閉状態で両ドアスイッチ1
5,16がスイッチONのときに、電源17から着火電
流がエアバッグモジュール13,14のインフレータに
流れ、着火したインフレータで発生する窒素ガスにより
エアバッグを膨張展開させるようになっている。また、
左右いずれかのサイドドアが開いて、右側ドアスイッチ
15あるいは左側ドアスイッチ16がスイッチOFFと
なっている場合には、この開いているサイドドアのエア
バッグモジュール13(14)のインフレータには着火
電流が流れないようになっている。
チONし、かつサイドドアが閉状態で両ドアスイッチ1
5,16がスイッチONのときに、電源17から着火電
流がエアバッグモジュール13,14のインフレータに
流れ、着火したインフレータで発生する窒素ガスにより
エアバッグを膨張展開させるようになっている。また、
左右いずれかのサイドドアが開いて、右側ドアスイッチ
15あるいは左側ドアスイッチ16がスイッチOFFと
なっている場合には、この開いているサイドドアのエア
バッグモジュール13(14)のインフレータには着火
電流が流れないようになっている。
【0017】また、ドア部分以外の車体上の任意の場所
には、加速度センサ18が、外部から入力される荷重の
加速度を検出可能に設けられており、この加速度センサ
18が検出した加速度は、前記両側突センサ11,12
と並列に設けられた制御装置19に入力され、予め設定
された加速度と比較されて、大きいと判定されると、回
路が閉じて電源17から着火電流が例えば右側のエアバ
ッグモジュール13のインフレータに流れ、着火したイ
ンフレータで発生する窒素ガスによりエアバッグを膨張
展開させるようになっている。
には、加速度センサ18が、外部から入力される荷重の
加速度を検出可能に設けられており、この加速度センサ
18が検出した加速度は、前記両側突センサ11,12
と並列に設けられた制御装置19に入力され、予め設定
された加速度と比較されて、大きいと判定されると、回
路が閉じて電源17から着火電流が例えば右側のエアバ
ッグモジュール13のインフレータに流れ、着火したイ
ンフレータで発生する窒素ガスによりエアバッグを膨張
展開させるようになっている。
【0018】次に、この実施例の作用を説明すると、例
えば、走行中に車体の右側に側面衝突された場合には、
右側側突センサ11が衝突を検出してスイッチONし、
また左右両側のサイドドアが閉じられていることから、
右側ドアスイッチ15もスイッチONしているため、電
源17から側面衝突された右側サイドドア内に収容され
たエアバッグモジュール13に電流が流れてインフレー
タが着火され、発生する窒素ガスによってエアバッグが
膨張して、二次衝突から乗員が保護される。
えば、走行中に車体の右側に側面衝突された場合には、
右側側突センサ11が衝突を検出してスイッチONし、
また左右両側のサイドドアが閉じられていることから、
右側ドアスイッチ15もスイッチONしているため、電
源17から側面衝突された右側サイドドア内に収容され
たエアバッグモジュール13に電流が流れてインフレー
タが着火され、発生する窒素ガスによってエアバッグが
膨張して、二次衝突から乗員が保護される。
【0019】また、車体のフロントフェンダ側面やリヤ
フェンダ側面等のように、側突センサ11,12が設け
られていない部分に側面衝突された場合には、側面衝突
時に加速度センサ18が検出した加速度が、制御装置1
9において設定値と比較され、検出された加速度が設定
値以下の場合には、エアバッグによる保護が必要ない程
度の弱い衝突か、あるいは衝突以外の原因によるものと
判断されて回路が閉じず、したがって、エアバッグは膨
張しない。また検出した加速度が設定値より大きな場合
には回路が閉じられ、着火電流が流れてエアバッグが膨
張展開し、二次衝突から乗員が保護される。
フェンダ側面等のように、側突センサ11,12が設け
られていない部分に側面衝突された場合には、側面衝突
時に加速度センサ18が検出した加速度が、制御装置1
9において設定値と比較され、検出された加速度が設定
値以下の場合には、エアバッグによる保護が必要ない程
度の弱い衝突か、あるいは衝突以外の原因によるものと
判断されて回路が閉じず、したがって、エアバッグは膨
張しない。また検出した加速度が設定値より大きな場合
には回路が閉じられ、着火電流が流れてエアバッグが膨
張展開し、二次衝突から乗員が保護される。
【0020】そして、例えば停車して左側のサイドドア
を開けた際に、このサイドドアが電柱等に当った場合に
は、この左側のサイドドアが開いているため、左側ドア
スイッチ16がスイッチOFFの状態であるため、左側
側突センサ12が当った衝撃でスイッチONしても着火
電流は流れない。したがって、非衝突時におけるエアバ
ッグの膨張を防止することができる。
を開けた際に、このサイドドアが電柱等に当った場合に
は、この左側のサイドドアが開いているため、左側ドア
スイッチ16がスイッチOFFの状態であるため、左側
側突センサ12が当った衝撃でスイッチONしても着火
電流は流れない。したがって、非衝突時におけるエアバ
ッグの膨張を防止することができる。
【0021】なお、この実施例の衝突センサシステム
に、ドアスイッチ15,16の少なくともいずれか一方
がスイッチOFFの場合に、側突センサ11,12のい
ずれか一方が衝突を検出したときは、その後のエアバッ
グの作動を禁止するようにすれば、その後にドアを閉じ
た際の衝突誤検出によるエアバッグの不要な展開を防止
することができる。ただし、この場合には、エアバッグ
装置が作動禁止状態にあることを、インストルメントパ
ネル面に表示するか光あるいは音等で運転者に知せて、
側突センサの交換あるいはドア等の損傷部分の補修が早
急に行なわれるようにするのが好ましい。
に、ドアスイッチ15,16の少なくともいずれか一方
がスイッチOFFの場合に、側突センサ11,12のい
ずれか一方が衝突を検出したときは、その後のエアバッ
グの作動を禁止するようにすれば、その後にドアを閉じ
た際の衝突誤検出によるエアバッグの不要な展開を防止
することができる。ただし、この場合には、エアバッグ
装置が作動禁止状態にあることを、インストルメントパ
ネル面に表示するか光あるいは音等で運転者に知せて、
側突センサの交換あるいはドア等の損傷部分の補修が早
急に行なわれるようにするのが好ましい。
【0022】また図2はこの発明の第2実施例を示すも
ので、この衝突センサシステムは、車体のサイドドア内
に、右側側突センサ21と左側側突センサ22とを備え
るとともに、サイドドアの車室内側には、それぞれエア
バッグモジュール23,24が収容されている。また車
体上の任意の場所に加速度センサ25が設けられてお
り、この加速度センサ25が検出した加速度は、制御装
置26に入力されるようになっている。また、左右の各
側突センサ21,22とエアバッグモジュール23,2
4との間には右側ドアスイッチ27と左側ドアスイッチ
28とが設けられ、前記左右の側突センサ21,22と
制御装置26とが並列に設けられるとともに、右側側突
センサ21と制御装置26とは、右側ドアスイッチ27
を介して右側のエアバッグモジュール23に直列に配線
接続され、また左側側突センサ22と制御装置26と
は、左側ドアスイッチ28を介して左側のエアバッグモ
ジュール24に直列に配線接続されている。
ので、この衝突センサシステムは、車体のサイドドア内
に、右側側突センサ21と左側側突センサ22とを備え
るとともに、サイドドアの車室内側には、それぞれエア
バッグモジュール23,24が収容されている。また車
体上の任意の場所に加速度センサ25が設けられてお
り、この加速度センサ25が検出した加速度は、制御装
置26に入力されるようになっている。また、左右の各
側突センサ21,22とエアバッグモジュール23,2
4との間には右側ドアスイッチ27と左側ドアスイッチ
28とが設けられ、前記左右の側突センサ21,22と
制御装置26とが並列に設けられるとともに、右側側突
センサ21と制御装置26とは、右側ドアスイッチ27
を介して右側のエアバッグモジュール23に直列に配線
接続され、また左側側突センサ22と制御装置26と
は、左側ドアスイッチ28を介して左側のエアバッグモ
ジュール24に直列に配線接続されている。
【0023】そして、右側側突センサ21と制御装置2
6とのいずれか一方と、右側ドアスイッチ27とがスイ
ッチONすると、電源29から右側のエアバッグモジュ
ール23のインフレータに着火電流が流れて、発生する
窒素ガスによってエアバッグが膨張するようになってい
る。また同様に、左側側突センサ22と制御装置26と
のいずれか一方と、左側ドアスイッチ28とがスイッチ
ONすると、電源29から左側のエアバッグモジュール
24のインフレータに着火電流が流れて、発生する窒素
ガスによってエアバッグが膨張するようになっている。
6とのいずれか一方と、右側ドアスイッチ27とがスイ
ッチONすると、電源29から右側のエアバッグモジュ
ール23のインフレータに着火電流が流れて、発生する
窒素ガスによってエアバッグが膨張するようになってい
る。また同様に、左側側突センサ22と制御装置26と
のいずれか一方と、左側ドアスイッチ28とがスイッチ
ONすると、電源29から左側のエアバッグモジュール
24のインフレータに着火電流が流れて、発生する窒素
ガスによってエアバッグが膨張するようになっている。
【0024】次に、この実施例の作用を説明すると、例
えば走行中のように、左右のサイドドアが閉じられてい
る場合、すなわち左右のドアスイッチ27,28が共に
スイッチON状態のときには、前記第1実施例の場合と
ほぼ同様に作用し、同様の効果が得れる。
えば走行中のように、左右のサイドドアが閉じられてい
る場合、すなわち左右のドアスイッチ27,28が共に
スイッチON状態のときには、前記第1実施例の場合と
ほぼ同様に作用し、同様の効果が得れる。
【0025】そして、例えば停車して左側のサイドドア
を開けて乗降しているときに、この開いた左側のサイド
ドアに側面衝突された場合には、左側側突センサ22が
衝突を検出してスイッチONするが、左側ドアスイッチ
28がスイッチOFFとなっているため電流は流れな
い。
を開けて乗降しているときに、この開いた左側のサイド
ドアに側面衝突された場合には、左側側突センサ22が
衝突を検出してスイッチONするが、左側ドアスイッチ
28がスイッチOFFとなっているため電流は流れな
い。
【0026】また左側のサイドドアを開けて乗降してい
るときに、反対側の閉じられたサイドドアに側面衝突さ
れた場合には、右側側突センサ21が衝突を検出してス
イッチONし、また右側ドアスイッチ27がスイッチO
Nとなっているため電源29から着火電流が流れて、右
側のエアバッグモジュール23のエアバッグが膨張展開
して二次衝突から乗員を保護する。
るときに、反対側の閉じられたサイドドアに側面衝突さ
れた場合には、右側側突センサ21が衝突を検出してス
イッチONし、また右側ドアスイッチ27がスイッチO
Nとなっているため電源29から着火電流が流れて、右
側のエアバッグモジュール23のエアバッグが膨張展開
して二次衝突から乗員を保護する。
【0027】したがって、この実施例の衝突センサシス
テムによれば、サイドドアが開いていた場合に、開いた
サイドドアに収容されたエアバッグは正規の位置に展開
せず、乗員の保護に役立たないためその作動を禁止し
て、閉じているサイドドアのエアバッグだけを作動させ
ることにより、エアバッグの無駄な膨張展開を防止する
ことができる。
テムによれば、サイドドアが開いていた場合に、開いた
サイドドアに収容されたエアバッグは正規の位置に展開
せず、乗員の保護に役立たないためその作動を禁止し
て、閉じているサイドドアのエアバッグだけを作動させ
ることにより、エアバッグの無駄な膨張展開を防止する
ことができる。
【0028】また図3はこの発明の第3実施例を示すも
ので、この衝突センサシステムは、車体側面の各サイド
ドア内に、右側側突センサ31と左側側突センサ32と
を備えるとともに、各サイドドアの車室内側には、それ
ぞれエアバッグモジュール33,34が収容されてい
る。また車体上の任意の場所に加速度センサ35が設け
られており、この加速度センサ35が検出した加速度
は、制御装置36に入力されるようになっている。ま
た、制御装置36には、右側ドアスイッチ37と左側ド
アスイッチ38とがそれぞれ接続されて、左右の両サイ
ドドアの開閉状態の信号が入力されるようになってい
る。そして、左右の両側突センサ31,32と制御装置
36とが並列に設けられるとともに、右側側突センサ3
1と制御装置36とは、右側のエアバッグモジュール3
3に直列に配線接続され、また左側側突センサ32と制
御装置36とは、左側のエアバッグモジュール34に直
列に配線接続されている。
ので、この衝突センサシステムは、車体側面の各サイド
ドア内に、右側側突センサ31と左側側突センサ32と
を備えるとともに、各サイドドアの車室内側には、それ
ぞれエアバッグモジュール33,34が収容されてい
る。また車体上の任意の場所に加速度センサ35が設け
られており、この加速度センサ35が検出した加速度
は、制御装置36に入力されるようになっている。ま
た、制御装置36には、右側ドアスイッチ37と左側ド
アスイッチ38とがそれぞれ接続されて、左右の両サイ
ドドアの開閉状態の信号が入力されるようになってい
る。そして、左右の両側突センサ31,32と制御装置
36とが並列に設けられるとともに、右側側突センサ3
1と制御装置36とは、右側のエアバッグモジュール3
3に直列に配線接続され、また左側側突センサ32と制
御装置36とは、左側のエアバッグモジュール34に直
列に配線接続されている。
【0029】そして、左右の側突センサ31,32のい
ずれか一方がスイッチONすると、電源39からそれぞ
れ対応する側のエアバッグモジュール33,34のいず
れか一方のインフレータに着火電流が流れて、発生する
窒素ガスによってエアバッグが膨張するようになってい
る。また左右のサイドドアのいずれか一方でも開いてお
り、開いているサイドドアのドアスイッチ37(38)
がスイッチOFFの状態となっている場合には、ドアが
閉じてからの一定時間(約1秒程度)の間はエアバッグ
の作動が禁止されるようになっている。
ずれか一方がスイッチONすると、電源39からそれぞ
れ対応する側のエアバッグモジュール33,34のいず
れか一方のインフレータに着火電流が流れて、発生する
窒素ガスによってエアバッグが膨張するようになってい
る。また左右のサイドドアのいずれか一方でも開いてお
り、開いているサイドドアのドアスイッチ37(38)
がスイッチOFFの状態となっている場合には、ドアが
閉じてからの一定時間(約1秒程度)の間はエアバッグ
の作動が禁止されるようになっている。
【0030】次に、この実施例の作用を説明すると、例
えば走行中のように、左右のサイドドアが閉じられてい
る場合、すなわち左右のドアスイッチ37,38が共に
スイッチON状態のときには、前記両実施例の場合とほ
ぼ同様に作用し、同様の効果が得れる。そして、例えば
停車して左側のサイドドアを開けて乗員が車両から降り
てサイドドアを勢いよく閉じた際に、車体に大きな衝撃
が加わり、加速度センサ35がその衝撃を検知しても、
ドア開閉時の一定時間は設定値より大きな加速度を検出
しても、制御装置36においてエアバッグの作動を禁止
するように制御されるため、エアバッグモジュール3
3,34のインフレータに着火電流は流れず、エアバッ
グの膨張展開が防止される。
えば走行中のように、左右のサイドドアが閉じられてい
る場合、すなわち左右のドアスイッチ37,38が共に
スイッチON状態のときには、前記両実施例の場合とほ
ぼ同様に作用し、同様の効果が得れる。そして、例えば
停車して左側のサイドドアを開けて乗員が車両から降り
てサイドドアを勢いよく閉じた際に、車体に大きな衝撃
が加わり、加速度センサ35がその衝撃を検知しても、
ドア開閉時の一定時間は設定値より大きな加速度を検出
しても、制御装置36においてエアバッグの作動を禁止
するように制御されるため、エアバッグモジュール3
3,34のインフレータに着火電流は流れず、エアバッ
グの膨張展開が防止される。
【0031】したがって、この実施例の衝突センサシス
テムによれば、開いていたサイドドアが閉じられた場合
に、エアバッグの作動を一定時間禁止するようにしたの
で、サイドドアを強く閉じた際の衝撃力で側突センサが
ONし、エアバッグが作動して膨張することがなく、エ
アバッグの無駄な膨張展開を防止することができる。
テムによれば、開いていたサイドドアが閉じられた場合
に、エアバッグの作動を一定時間禁止するようにしたの
で、サイドドアを強く閉じた際の衝撃力で側突センサが
ONし、エアバッグが作動して膨張することがなく、エ
アバッグの無駄な膨張展開を防止することができる。
【0032】また図4はこの発明の第4実施例を示すも
ので、この衝突センサシステムは、車体の各サイドドア
内に、右側側突センサ41と左側側突センサ42とを備
えるとともに、各サイドドアの車室内側には、それぞれ
エアバッグモジュール43,44が収容されている。ま
た車体上の任意の場所に加速度センサ45が設けられて
おり、この加速度センサ45が、エアバッグの作動禁止
状態をホールドする禁止保持回路を備えた制御装置46
に接続されるとともに、前記両衝突センサ41,42
が、それぞれこの制御装置46に接続されている。さら
に、この制御装置46には、右側ドアスイッチ47と左
側ドアスイッチ48とがそれぞれ接続されて、左右の両
サイドドアの開閉状態の信号が入力される。そして、左
右の両側突センサ41,42と制御装置46と左右の両
エアバッグモジュール43,44とが直列に配線接続さ
れている。
ので、この衝突センサシステムは、車体の各サイドドア
内に、右側側突センサ41と左側側突センサ42とを備
えるとともに、各サイドドアの車室内側には、それぞれ
エアバッグモジュール43,44が収容されている。ま
た車体上の任意の場所に加速度センサ45が設けられて
おり、この加速度センサ45が、エアバッグの作動禁止
状態をホールドする禁止保持回路を備えた制御装置46
に接続されるとともに、前記両衝突センサ41,42
が、それぞれこの制御装置46に接続されている。さら
に、この制御装置46には、右側ドアスイッチ47と左
側ドアスイッチ48とがそれぞれ接続されて、左右の両
サイドドアの開閉状態の信号が入力される。そして、左
右の両側突センサ41,42と制御装置46と左右の両
エアバッグモジュール43,44とが直列に配線接続さ
れている。
【0033】そして、サイドドアのいずれか一方が開い
ていてドアスイッチ47(48)がスイッチOFF状態
のときに、対応する側の側突センサ41(42)がスイ
ッチONして出力される信号が、制御装置46に入力さ
れると禁止保持回路が働いて対応する側のドア内のエア
バッグモジュール43(44)のエアバッグ作動が禁止
されるとともに、このエアバッグ作動の禁止状態は、禁
止状態の解除操作を行わない限り、これ以降禁止状態が
継続する。
ていてドアスイッチ47(48)がスイッチOFF状態
のときに、対応する側の側突センサ41(42)がスイ
ッチONして出力される信号が、制御装置46に入力さ
れると禁止保持回路が働いて対応する側のドア内のエア
バッグモジュール43(44)のエアバッグ作動が禁止
されるとともに、このエアバッグ作動の禁止状態は、禁
止状態の解除操作を行わない限り、これ以降禁止状態が
継続する。
【0034】次に、この実施例の作用を説明する。例え
ば走行中のように、左右のサイドドアが閉じられている
場合、すなわち左右のドアスイッチ47,48が共にス
イッチON状態のときには、前記各実施例の場合とほぼ
同様に作用し、同様の効果が得れる。
ば走行中のように、左右のサイドドアが閉じられている
場合、すなわち左右のドアスイッチ47,48が共にス
イッチON状態のときには、前記各実施例の場合とほぼ
同様に作用し、同様の効果が得れる。
【0035】そして、例えば車両を停車させて、この車
両の左側のサイドドアを開けた際に、このサイドドアが
電柱等の障害物に当った場合には、左側のサイドドアが
開いて、左側ドアスイッチ48がスイッチOFFの状態
にあるため、左側側突センサ42が障害物に当った衝撃
でスイッチONしても着火電流は流れず、エアバッグの
膨張を防止することができ、さらに、ドアを閉めたとき
に左側ドアスイッチ48がスイッチONするが、制御装
置46の禁止保持回路が働いてエアバッグの膨張を禁止
する。
両の左側のサイドドアを開けた際に、このサイドドアが
電柱等の障害物に当った場合には、左側のサイドドアが
開いて、左側ドアスイッチ48がスイッチOFFの状態
にあるため、左側側突センサ42が障害物に当った衝撃
でスイッチONしても着火電流は流れず、エアバッグの
膨張を防止することができ、さらに、ドアを閉めたとき
に左側ドアスイッチ48がスイッチONするが、制御装
置46の禁止保持回路が働いてエアバッグの膨張を禁止
する。
【0036】したがって、この実施例においては、ドア
スイッチ47(48)がOFF状態のときには、側突セ
ンサ41(42)が一旦スイッチONすると、これ以降
は開いているドア内のエアバッグモジュールのエアバッ
グ作動が禁止されるため、サイドドアが閉められてドア
スイッチ47(48)がON状態となっても、エアバッ
グの無駄な膨張を防止できる。ただし、この場合には、
エアバッグ装置が作動禁止状態にあることを、インスト
ルメントパネル面に表示するか光あるいは音等で運転者
に知らせて、側突センサの交換あるいはドア等の損傷部
分の補修が早急に行なわれるようにするのが好ましい。
スイッチ47(48)がOFF状態のときには、側突セ
ンサ41(42)が一旦スイッチONすると、これ以降
は開いているドア内のエアバッグモジュールのエアバッ
グ作動が禁止されるため、サイドドアが閉められてドア
スイッチ47(48)がON状態となっても、エアバッ
グの無駄な膨張を防止できる。ただし、この場合には、
エアバッグ装置が作動禁止状態にあることを、インスト
ルメントパネル面に表示するか光あるいは音等で運転者
に知らせて、側突センサの交換あるいはドア等の損傷部
分の補修が早急に行なわれるようにするのが好ましい。
【0037】また図5ないし図7は、この発明の第5実
施例を示すもので、図5および図6に示すように、この
衝突センサシステムは、車体の左右の各サイドドア内
に、右側側突センサ51と左側側突センサ52とを備え
るとともに、サイドドアの車室内側には、それぞれエア
バッグモジュール53,54が収容されている。またト
ランスミッション(図示せず)に設けられた車速センサ
55が、検出した車速データを制御装置56に入力する
ように接続されている。また、左右のサイドドアの近傍
には、各サイドドアが閉じたときにそれぞれスイッチO
Nする右側ドアスイッチ57と左側ドアスイッチ58と
が設けられ、各サイドドアの開閉状態が前記制御装置5
6に入力されるように接続されている。
施例を示すもので、図5および図6に示すように、この
衝突センサシステムは、車体の左右の各サイドドア内
に、右側側突センサ51と左側側突センサ52とを備え
るとともに、サイドドアの車室内側には、それぞれエア
バッグモジュール53,54が収容されている。またト
ランスミッション(図示せず)に設けられた車速センサ
55が、検出した車速データを制御装置56に入力する
ように接続されている。また、左右のサイドドアの近傍
には、各サイドドアが閉じたときにそれぞれスイッチO
Nする右側ドアスイッチ57と左側ドアスイッチ58と
が設けられ、各サイドドアの開閉状態が前記制御装置5
6に入力されるように接続されている。
【0038】また制御装置56は、左右のエアバッグモ
ジュール53,54の各スクイブ53a,54aに着火
電流を流すように接続され、右のエアバッグモジュール
53のスクイブ53aは側突センサ51を介してボデー
アースされると共に加速度センサ59と判定回路59a
とを介してもボデーアースされている。また左のエアバ
ッグモジュール54のスクイブ54aも同様に、側突セ
ンサ52を介してボデーアースされる共に加速度センサ
59と判定回路59aとを介してもボデーアースされて
いる。
ジュール53,54の各スクイブ53a,54aに着火
電流を流すように接続され、右のエアバッグモジュール
53のスクイブ53aは側突センサ51を介してボデー
アースされると共に加速度センサ59と判定回路59a
とを介してもボデーアースされている。また左のエアバ
ッグモジュール54のスクイブ54aも同様に、側突セ
ンサ52を介してボデーアースされる共に加速度センサ
59と判定回路59aとを介してもボデーアースされて
いる。
【0039】そして、制御装置56と電源60との間に
は、セーフィングセンサ61,62とエアバッグ作動を
禁止する禁止回路(図6において破線で囲った部分)6
3とがそれぞれ設けられている。このセーフィングセン
サ61は、衝突時の加速度が一定以上に達するとスイッ
チONするセンサで、左右の各側突センサ51(または
52)がサイドドアに加わった外力によってONして
も、セーフィングセンサ61(または62)が一定以上
の加速度を検出してONしないとスクイブ53a(54
a)へ電流が流れないようにして、駐車中にサイドドア
を蹴られて側突センサ51(52)がONした場合等の
非衝突時におけるエアバッグ装置の誤作動を防止するよ
うになっている。
は、セーフィングセンサ61,62とエアバッグ作動を
禁止する禁止回路(図6において破線で囲った部分)6
3とがそれぞれ設けられている。このセーフィングセン
サ61は、衝突時の加速度が一定以上に達するとスイッ
チONするセンサで、左右の各側突センサ51(または
52)がサイドドアに加わった外力によってONして
も、セーフィングセンサ61(または62)が一定以上
の加速度を検出してONしないとスクイブ53a(54
a)へ電流が流れないようにして、駐車中にサイドドア
を蹴られて側突センサ51(52)がONした場合等の
非衝突時におけるエアバッグ装置の誤作動を防止するよ
うになっている。
【0040】さらに、禁止回路63は、制御装置56に
入力される車速センサ55と、左右のドアスイッチ5
7,58とからそれぞれ入力される信号に基づいて、車
速が検出された場合(車両走行中)で、かつドアスイッ
チON(ドア閉)の信号が入力されたときには、エアバ
ッグ装置が正常に作動するようにして、禁止回路63に
よる禁止はかからない。また、車速が検出されない場合
(車両停止中)で、ドアスイッチOFF(ドア開)の信
号が入力されたときには、非衝突と判断してエアバッグ
作動に禁止がかかる。また車速が検出された場合(車両
走行中)で、ドアスイッチOFF(ドア開)の信号が検
出されたときには、ドアスイッチ57(58)の故障と
判断して、エアバッグ装置が正常に作動するようにし
て、禁止回路63による禁止はかからないように制御さ
れる。
入力される車速センサ55と、左右のドアスイッチ5
7,58とからそれぞれ入力される信号に基づいて、車
速が検出された場合(車両走行中)で、かつドアスイッ
チON(ドア閉)の信号が入力されたときには、エアバ
ッグ装置が正常に作動するようにして、禁止回路63に
よる禁止はかからない。また、車速が検出されない場合
(車両停止中)で、ドアスイッチOFF(ドア開)の信
号が入力されたときには、非衝突と判断してエアバッグ
作動に禁止がかかる。また車速が検出された場合(車両
走行中)で、ドアスイッチOFF(ドア開)の信号が検
出されたときには、ドアスイッチ57(58)の故障と
判断して、エアバッグ装置が正常に作動するようにし
て、禁止回路63による禁止はかからないように制御さ
れる。
【0041】次に、上記のように構成されるこの実施例
の作用を、図7のフローチャートを参照して説明する。
の作用を、図7のフローチャートを参照して説明する。
【0042】先ず、イグニッションスイッチをONにす
ると、制御装置56に予めメモリーされている制御プロ
グラムがスタートし、ステップ1 においてドアスイッチ
57(58)がON状態か否かがチェックされ、ドアス
イッチ57(58)がON状態のとき(サイドドアが閉
じられているとき)には、ステップ2 に進み、エアバッ
グ装置の正常な作動が確保される。
ると、制御装置56に予めメモリーされている制御プロ
グラムがスタートし、ステップ1 においてドアスイッチ
57(58)がON状態か否かがチェックされ、ドアス
イッチ57(58)がON状態のとき(サイドドアが閉
じられているとき)には、ステップ2 に進み、エアバッ
グ装置の正常な作動が確保される。
【0043】また、ステップ1 において、ドアスイッチ
57(58)がOFF状態のとき(サイドドアが開いて
いるとき)には、ステップ3 に進み、車両走行中か否か
のチェックが行われ、車速センサ55からの信号が走行
中を示していれば、ステップ4 に進み、ドアスイッチ5
7(58)の故障と判断し、ドアスイッチ故障をインジ
ケータに表示させるとともに、ステップ2 に進み、エア
バッグ装置の正常な作動が確保される。
57(58)がOFF状態のとき(サイドドアが開いて
いるとき)には、ステップ3 に進み、車両走行中か否か
のチェックが行われ、車速センサ55からの信号が走行
中を示していれば、ステップ4 に進み、ドアスイッチ5
7(58)の故障と判断し、ドアスイッチ故障をインジ
ケータに表示させるとともに、ステップ2 に進み、エア
バッグ装置の正常な作動が確保される。
【0044】また、ステップ3 において、車速センサ5
5からの信号が車両停止を示しているときは、ステップ
5 に進み、禁止回路63によるエアバッグ装置の作動禁
止がかけられるとともに、ステップ6 に進んで、エアバ
ッグ装置が作動禁止状態にあることをインジケータに表
示して運転者に知らせる。
5からの信号が車両停止を示しているときは、ステップ
5 に進み、禁止回路63によるエアバッグ装置の作動禁
止がかけられるとともに、ステップ6 に進んで、エアバ
ッグ装置が作動禁止状態にあることをインジケータに表
示して運転者に知らせる。
【0045】このように、この実施例においては、車速
センサ55を設けて車両が走行中か否かの信号を制御装
置56に入力し、この制御装置56によって、車両が停
止状態で、かつサイドドアが開かれているときに側突セ
ンサ51(52)がONした場合には、禁止回路63に
よってエアバッグ装置の作動を禁止するように制御し
て、非衝突時のエアバッグの無駄な展開を防止してい
る。
センサ55を設けて車両が走行中か否かの信号を制御装
置56に入力し、この制御装置56によって、車両が停
止状態で、かつサイドドアが開かれているときに側突セ
ンサ51(52)がONした場合には、禁止回路63に
よってエアバッグ装置の作動を禁止するように制御し
て、非衝突時のエアバッグの無駄な展開を防止してい
る。
【0046】なお、前記各実施例においては、ドア開閉
状態検出手段としてドアスイッチ15,16,27,2
8,37,38,47,48,57,58を設けたが、
これらのドアスイッチの代りに、車両に備えられている
カーテシランプスイッチを利用してドアの開閉状態を検
出してもよく、この場合には、前記各ドアスイッチの場
合と逆に、サイドドアが開くとスイッチONし、サイド
ドアが閉じられるとスイッチOFFとなる。
状態検出手段としてドアスイッチ15,16,27,2
8,37,38,47,48,57,58を設けたが、
これらのドアスイッチの代りに、車両に備えられている
カーテシランプスイッチを利用してドアの開閉状態を検
出してもよく、この場合には、前記各ドアスイッチの場
合と逆に、サイドドアが開くとスイッチONし、サイド
ドアが閉じられるとスイッチOFFとなる。
【0047】
【0048】
【発明の効果】 以上説明したようにこの発明において
は、 ドア開閉状態検出手段を設け、ドアの開状態を検出
した場合は、衝突が検出された際に、開いているドアの
エアバッグのみ作動を禁止し、閉じているドアのエアバ
ッグは通常の制御を行うよう構成すれば、正規の展開位
置から外れて乗員の保護効果の少ない開いたドアのエア
バッグが膨張せず、エアバッグの無駄な膨張を防止する
ことができる。また、ドア開閉状態検出手段を設け、ド
アが開状態から閉状態になったことを検出した場合に閉
状態になってから一定時間の間、エアバッグの作動を禁
止するよう構成すれば、ドアを強く閉じた際の衝撃によ
るエアバッグの無駄な膨張を防止することができる。さ
らにこの発明では、ドアが開いていることが検出され、
かつ車両が停止していることが検出された場合に、エア
バッグの作動を禁止するように構成してあるので、衝突
以外の原因で生じる衝撃によってエアバッグが無駄に膨
張展開することを防止することができる。
は、 ドア開閉状態検出手段を設け、ドアの開状態を検出
した場合は、衝突が検出された際に、開いているドアの
エアバッグのみ作動を禁止し、閉じているドアのエアバ
ッグは通常の制御を行うよう構成すれば、正規の展開位
置から外れて乗員の保護効果の少ない開いたドアのエア
バッグが膨張せず、エアバッグの無駄な膨張を防止する
ことができる。また、ドア開閉状態検出手段を設け、ド
アが開状態から閉状態になったことを検出した場合に閉
状態になってから一定時間の間、エアバッグの作動を禁
止するよう構成すれば、ドアを強く閉じた際の衝撃によ
るエアバッグの無駄な膨張を防止することができる。さ
らにこの発明では、ドアが開いていることが検出され、
かつ車両が停止していることが検出された場合に、エア
バッグの作動を禁止するように構成してあるので、衝突
以外の原因で生じる衝撃によってエアバッグが無駄に膨
張展開することを防止することができる。
【図1】この発明の衝突センサシステムの第1実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】この発明の衝突センサシステムの第2実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】この発明の衝突センサシステムの第3実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図4】この発明の衝突センサシステムの第4実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】この発明の衝突センサシステムの第5実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図6】この第5実施例の衝突センサシステムの構成を
示す配線図である。
示す配線図である。
【図7】この第5実施例の制御装置で行われる制御を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図8】従来の衝突センサシステムの一例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図9】同じく従来の衝突センサシステムにおけるセン
サの配置を示す説明図である。
サの配置を示す説明図である。
11,21 右側側突センサ 12,22 左側側突センサ 15,27,37,47,57 右側ドアスイッチ 16,28,38,48,58 左側ドアスイッチ 35 加速度センサ 36 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮川 稔人 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 富永 元規 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式 会社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 田口 正広 愛知県刈谷市昭和町一丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 松橋 俊明 愛知県刈谷市昭和町一丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭48−62142(JP,A) 特開 平3−281455(JP,A) 特開 平5−69791(JP,A) 特開 平5−254386(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/16 - 21/32
Claims (3)
- 【請求項1】 エアバッグを膨張させて、二次衝突から
乗員を保護するサイドエアバッグ装置の衝突センサシス
テムにおいて、 ドアの開閉を検出するドア開閉状態検出手段を設け、こ
のドア開閉状態検出手段がドアの開状態を検出した場合
は、この開状態のときに衝突センサによって衝突が検出
された際に、開いているドア側のエアバッグのみ作動を
禁止するよう構成されていることを特徴とするサイドエ
アバッグ装置の衝突センサシステム。 - 【請求項2】 エアバッグを膨張させて、二次衝突から
乗員を保護するサイドエアバッグ装置の衝突センサシス
テムにおいて、 ドアの開閉を検出するドア開閉状態検出手段を設け、こ
のドア開閉状態検出手段によってドアが開状態から閉状
態になったことを検出した場合は、ドアが閉状態になっ
てから一定時間の間、エアバッグの作動を禁止するよう
構成されていることを特徴とするサイドエアバッグ装置
の衝突センサシステム。 - 【請求項3】 エアバッグを膨張させて、二次衝突から
乗員を保護するサイドエアバッグ装置の衝突センサシス
テムにおいて、 ドアの開閉状態を検出するドア開閉状態検出手段と、車
両の走行停止状態を検出する走行停止状態検出手段と、
ドアが開状態であることが前記ドア開閉状態検出手段に
よって検出され、かつ車両が停止状態であることが前記
走行停止状態検出手段によって検出された場合に前記エ
アバッグの作動を禁止する手段とを備えていることを特
徴とするサイドエアバッグ装置の衝突センサシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35514291 | 1991-12-20 | ||
JP3-355142 | 1991-12-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05278563A JPH05278563A (ja) | 1993-10-26 |
JP3095920B2 true JP3095920B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=18442189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04356372A Expired - Fee Related JP3095920B2 (ja) | 1991-12-20 | 1992-12-21 | サイドエアバッグ装置の衝突センサシステム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5322323A (ja) |
EP (1) | EP0548849B1 (ja) |
JP (1) | JP3095920B2 (ja) |
DE (1) | DE69211826T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008140070A1 (ja) | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 側面衝突用エアバッグ制御装置 |
Families Citing this family (49)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6942248B2 (en) | 1992-05-05 | 2005-09-13 | Automotive Technologies International, Inc. | Occupant restraint device control system and method |
US7467809B2 (en) | 1992-05-05 | 2008-12-23 | Automotive Technologies International, Inc. | Vehicular occupant characteristic determination system and method |
US6513833B2 (en) | 1992-05-05 | 2003-02-04 | Automotive Technologies International, Inc. | Vehicular occupant motion analysis system |
US6735506B2 (en) | 1992-05-05 | 2004-05-11 | Automotive Technologies International, Inc. | Telematics system |
US6712387B1 (en) * | 1992-05-05 | 2004-03-30 | Automotive Technologies International, Inc. | Method and apparatus for controlling deployment of a side airbag |
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