JP3094139B2 - 積付方法及び積付装置 - Google Patents
積付方法及び積付装置Info
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- JP3094139B2 JP3094139B2 JP06211317A JP21131794A JP3094139B2 JP 3094139 B2 JP3094139 B2 JP 3094139B2 JP 06211317 A JP06211317 A JP 06211317A JP 21131794 A JP21131794 A JP 21131794A JP 3094139 B2 JP3094139 B2 JP 3094139B2
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Description
な物品をパレット等の載置部材上に積付けする方法及び
積付装置に関する。
ど広い部分において色々な積付方法や各種の積付装置が
使用され、例えばパレット等の載置部材を用いた荷積み
装置あるいは移載装置には、物品を1個ずつあるいは1
段1列ずつ下段より積み上げていくフロー型ロボットパ
レタイザと、予め段積み(スタック)された物品(段積
み物品)をまとめてパレットに移載するタイプのものと
がある。工場搬送システムや物流システムの合理化のた
めには、物品を配送順序を考慮して段積みし、さらにこ
の段積物品を集積してパレット上に移載するミックスパ
レタイジング装置が必要である。
は、例えば実公平5−6271号公報に示された装置が
ある。この公報に開示されたものは、供給工程から順次
供給された長立方形状のケース体(物品)を所定の配列
様態にて一段ずつプールし、これを昇降自在な昇降テー
ブル上に載置されたパレット上に順次多段状に積載する
パレタイザーに関する構造であり、ケース体の縦横流れ
方向姿勢仕分け機構により、コンベヤにて供給されてく
る長立方形状のケース体の供給軌道が一定でない場合で
もケース体を正確な縦横の向きに制御して確実にパレッ
ト上に供給しようとするものである。この装置において
は、物品の高さが異なるものを同時に積み付ける所謂ミ
ックスパレタイジングができないという問題を抱えてい
る。
積みタイプの移載装置としては、例えば、特公平4−4
8698号公報、実開平4−40034号公報等があ
る。上記特公平4−48698号公報に示された構造の
ものは、段積みされた物品をパレット積みする際、各物
品を1個ずつそれぞれ係止することにより、段積みされ
た姿を確実に保持するとともに、段積み物品の転倒を確
実に防止し、整然としたパレット積みが行えるようにし
たもので、その構成は、段積みされた物品の一側面を係
止して3次元的に移動される係止体と、この係止体の下
部に物品を水平に支持する前進位置と物品の下側から後
退する後退位置との間で水平移動自在に設けられ物品を
支持するフォークと、前記係止体の段積み物品係止面に
上下動自在に設けられ段積みされた各物品の側面開口部
に挿入されてこの開口部の下側縁に係合する複数段の係
合爪と、を具備したパレット荷積み装置である。
ものは、段積み容器を自動的にパレットへ積載する僅か
のスペースで設置できかつ簡単で安価になるようにした
もので、その構成は、パレットを支持して移動可能にし
た支持台と、この支持台を移動させる装置と、段積み容
器を支持するテーブルと、このテーブル上の段積み容器
をパレット上へ押し出すプッシャーと、支持台の移動及
びプッシャーの動作を自動制御する制御装置とを包含す
るものである。
は、段積みされた物品をパレット上に移載する際に、段
積み物品の上方又は下方の一部を保持していたため、既
に移載された物品は移載作業中は不安定な状態で待機す
ることになり、近設された機械等の振動や他の移載物品
との接触によって転倒等の恐れがあった。
品をまとめてパレット上に移載するタイプのものにおい
ては、段積み物品を安定させる対策として、例えばプラ
スチックケースのようにフックで係止できる物品に限る
か、又は4ケ積みピンホールパターンのように段積みさ
れたときに上下ケースの凹凸の係合等により係止する方
式とするものがあるが、この場合は段積み向きや配列等
に特定のパターンがあるために移載形態を制約する場合
が多い。特に、カートンケースのようにフック等で係止
できない物品を積み重ねて移載するときで、例えば物品
高さが複数種類あるケースの物品を重ねることで段積み
の高さが異なるような場合には、最上段まで積み上げた
状態での移載、すなわちこの高さの異なる積み上げ段毎
の積み付けが必要になるが、この場合振動等により段積
み物品の荷崩れの危険性が高いために、高く積み上げた
状態で迅速かつ確実に移載することは非常に困難であっ
た。
に引っかけ手段により係止できない物品を段積みし、こ
の高い段積み状態のままパレットに移載でき、物品の各
高さ、幅、長さが異なって段積み高さや段積み幅が異な
るような場合でも、安定且つ迅速に移載することができ
る積付方法および積付装置を提供することにある。
てくる物品を搬入方向を変えずに所定のタイミングで一
時載置手段上に送り出して一旦置いた後に、前記物品の
移動を阻止しつつ前記一時載置手段を移動して物品を下
方に落下させて昇降手段上に積載し、物品の高さ分だけ
前記昇降手段を降下させてから再び該昇降手段への物品
の積載を繰り返して所定の高さの段積み物品とした後
に、段積み物品を前記昇降手段から段積み物品移動路上
に移載し、該段積み物品移動路により該段積み物品移動
路と直交して水平移動可能なフォーク台車内に段積み物
品を移動した後に、前記フォーク台車の移動によって段
積み物品の後方側面を押板にて押圧し且つ段積み物品の
底面を移載フォークにて支持しながらパレット前方の位
置規制板を押す位置までパレット上にて移動し、その
後、前記押板により段積み物品の後方側面を位置規制し
つつ前記フォーク台車を後退させて前記移載フォークを
物品底面から引き抜き該フォーク台車を待機位置に移動
させながら段積み物品をパレット上に移載することを特
徴とする積付方法により達成することができる。
くる物品を搬入方向を変えずに所定のタイミングで送り
出す送り出しコンベヤと、送り出された前記物品を載置
するスラットが一対の駆動チェーンの間に設けられ、か
つ該スラットが物品をスラット下方側に通過可能な間隔
に設けられ、かつ前記送り出しコンベヤと連動するよう
に接続されたエプロン装置と、前記エプロン装置の下方
で昇降して該エプロン装置のスラットによる保持が解除
された物品を段積み可能な昇降フォーク装置と、前記昇
降フォーク装置の段積みフォークを降下させることによ
り段積み状態の物品を搬送面上に移載しかつ該物品をフ
ォーク台車側に移動するローラコンベヤと、前記ローラ
コンベヤのローラ隙間に位置して物品を保持可能な移載
フォーク及び該移載フォークとは独立して水平移動可能
な直立した押板を備え、前記ローラコンベヤ側と物品を
載置するパレットを搬送するパレットコンベヤ側との間
を水平移動するフォーク台車と、前記押板に対向するよ
うに前記パレットに接近した位置に直立されて、該押板
とは反対側から物品の側面を支持する位置規制板とを備
えた積付装置によっても達成することができる。
積付順序積付方向に従って搬送されてくる異なった寸法
の物品を、その順序に従い搬入方向を変えずに所定のタ
イミングで送り出し、一時的に保持して下方に順次降ろ
すようにすることで迅速な段積みを行い、この段積み物
品をパレット上に移載するときに、フォーク台車は段積
み物品の後方側面(必要に応じて横の側面)を押さえつ
つパレット側へ移動して段積み物品をパレット前方に設
けた位置規制板に押しつけるように移載し、その後、フ
ォーク台車上の直立した押板が押板押出装置によりフォ
ークとは独立して動作して押すことによって、この段積
み物品を位置規制する押板に押し付けつつ後退して、段
積み物品の下面からフォークを抜き取って、段積み物品
をパレット上に移載するので、段積み物品の高さが高く
ても、また、移載装置の例えばフォーク等の作動時の振
動や衝撃があっても、段積み物品の荷崩れや転倒を防止
することができる。また、移載される物品の幅や長さが
相違した寸法のものでも、段積み状態においては各スト
ッパや位置規制板等により物品の2辺が揃うように安定
した状態に段積みされる。
る積付方法と該積付方法を実施する積付装置の一実施例
を説明する。図1は本発明を適用した積付装置の概略斜
視図、図2は積付装置を示す概略平面図、図3は積付装
置の動作を示すための概略側面図である。なお、実施例
の説明にあたっては、先ず積付装置の全体構成及び各部
の構成について説明し、次いで積付方法を説明する。
成を説明すると、図1に示すように、所定高さに設定さ
れた架台21上に設けられ、物品P0 の搬入路である送
り出しコンベヤ10と、この送り出しコンベヤ10から
送り出された物品P0 を載置するスラット43が一対の
駆動チェーン42の間に設けられ、かつ該スラット43
が物品をスラット下方側に通過可能な間隔に設けられ、
さらに送り出しコンベヤ10と連動するように接続され
たエプロン装置40と、さらにこのエプロン装置40の
下方で昇降して該エプロン装置のスラット43による保
持が解除された物品を段積み可能な昇降フォーク装置5
0とからなる段積装置20を備えている。
ーク53を降下させることにより段積み状態の物品を搬
送面上に移載し、かつ該物品をフォーク台車80側に移
動するローラコンベヤ70が設けられ、このローラコン
ベヤ70のローラ隙間に位置して物品を保持可能な移載
フォーク83及び該移載フォーク83とは独立して水平
移動可能な直立した押板86を備えて、ローラコンベヤ
70側と物品を載置するパレット94を搬送するパレッ
トコンベヤ90側との間を水平移動するフォーク台車8
0を備えている。また、押板86に対向するようにパレ
ット94に接近した位置に直立され、この押板86とは
反対側から物品の側面を支持する位置規制板95が設け
られている。
置について説明する。送り出しコンベヤ10は、エプロ
ン装置40を構成するスラット43の移動に同期して物
品P0 を搬入するものであり、ベルトコンベヤと、その
先端部に設けたローラ11とからなる。ローラ11はエ
プロン装置40の一対の駆動チェーン42との間に配置
される。送り出しコンベヤ10は、図示しない搬入コン
ベヤから搬入されてくる物品を一時的に停止して、搬入
方向を変えずに所定のタイミングでエプロン装置40に
送り出すように、駆動を制御されている。段積装置20
は、エプロン装置40および昇降フォーク装置50とか
ら構成され、最終的に段積み物品Pが載置されるパレッ
ト94の位置よりも高い位置を構成する架台21上に設
けられている。
駆動チェーン42の間に部分的( 二箇所) にスラット4
3群を設けたものであって、このスラット43群の上に
物品P0 を一時的に載置することができる。このスラッ
ト43はローラ状でも板状でもよい。そして、このスラ
ット群間の隙間は物品P0 が通過できる大きさに構成さ
れている。また、駆動チェーン42は送り出しコンベヤ
10側にて物品搬送面よりも下方に延びた経路からなる
待機部44を有しており、この待機部44によって物品
P0 のエプロン装置内への投入とスラット43による保
持を可能にする。また、このエプロン装置40の物品搬
入方向の奥側にはストッパー41が設けられている。そ
して、一対の駆動チェーン42の一端にはモータ35等
の駆動手段が連結され、モータ35を駆動することによ
り一対の駆動チェーン42、更にスラット43が一定周
期で周回するようになっている。
ド柱51に沿ってくし歯状の段積みフォーク53を昇降
チェーン52により昇降させるものであって、昇降チェ
ーン52は駆動源55によって駆動される。段積みフォ
ーク53は、エプロン装置40の下方で次々と物品を受
取りつつ下方に降りて行く(物品の高さ分ずつ降下す
る)。そして、段積み物品Pは段積み物品移動路である
ローラコンベヤ70のローラ間に段積みフォーク53が
入り込むことにより該コンベヤ70上に移載されて、こ
の段積み状態で後述するフォーク台車80側のローラコ
ンベヤ70上に移動される。
50から物品を受け取ってフォーク台車80側へ送る前
半部分の第1ローラコンベヤ71とフォーク台車80の
間に設けられている後半部分の第2ローラコンベヤ72
とよりなる。第1ローラコンベヤ71には昇降フォーク
装置50の段積みフォーク53を受入れるための適当な
切欠71aが設けられており、第2ローラコンベヤ72
にはフォーク台車80の移載フォーク83の移動を許容
するための切欠72aが設けられている。そして、これ
ら第1,第2ローラコンベヤ71,72のローラは図示
しない駆動源により駆動されて、段積み物品Pを搬送す
ることができる。
の車輪84を備えた本体81が前記第2ローラコンベヤ
72を跨ぐように設置されている。この本体81は第2
ローラコンベヤ72に沿って延びた横台部82に、該第
2ローラコンベヤ72のローラの間に、そのローラ上面
よりもh1 (図3参照)だけ低い位置に保持面を持つく
し歯状の移載フォーク83を有するとともに、段積み物
品Pの押し出す押板86を備えた押板押出装置85を有
している。なお、本体81には第2ローラコンベヤ72
の終端側の所に、想像線にて示す側面保持板86aが設
けられている。
た駆動シリンダ85aによって伸縮される駆動ロッド8
5b上の点Aと横台部82側の点Bと、押板86側に設
けた前記A,B点に対応するように設けたスライダ筒8
6b中の点Cと押板86の下方の点Dとの間に、E点に
て交差角度自在に軸支された二本リンクアーム88を架
けたシザーズリンク機構(図1に示すように押板86の
左右両側の夫々設けられている)を備えており、押板8
6はこのリンクアーム88により支持されている。そし
て、この駆動シリンダ85aの作動によって押板86が
垂直に保たれた状態で前後水平に移動するようになって
いる。
側の前後にレール84aが延びており、このレール84
a上を車輪84が移動するように構成されている。更
に、後述する移載ステーションパレットコンベヤ92側
と第2ローラコンベヤ72側に設けられたスプロケット
ギヤ84bにチェーン84cがレール84aと同方向に
沿うようにエンドレスに張られていて、このチェーン8
4cが本体81に適宜繋げられている。したがって、フ
ォーク台車80は例えばモータ等の駆動源98によっ
て、第2ローラコンベヤ72側から移載ステーションパ
レットコンベヤ92を跨いでレール84a上を移動でき
るようになっている。
コンベヤ10の下方に、平行に設置されるものであっ
て、搬入パレットコンベヤ91と移載ステーションパレ
ットコンベヤ92と送出パレットコンベヤ93とよりな
る。移載ステーションパレットコンベヤ92は、その前
後を前記フォーク台車80が跨いで移動できるように、
パレット搬入コンベヤ91と送出パレットコンベヤ93
との間に間隙を設けているものであって、さらに、その
上に載せられるパレット94の上面はフォーク台車80
の移載フォーク83の下面よりもh2 だけ低くしてい
る。また、移載ステーションパレットコンベヤ92のパ
レット搬送方向に沿って直立した側面でフォーク台車8
0より遠い方の側面には位置規制板95が設けられてい
る。
動作、即ち物品P0 の積付方法を説明する。前記送り出
しコンベヤ10の上流側にてすでに決定された積付順序
と積付方向とに従って送り出しコンベヤ10上を搬送さ
れてくる物品P0 (図2の矢印a1)は、送り出しコンベ
ヤ10を延長するように配置されたエプロン装置40内
に押送される(図2の矢印a2)。この物品P0 が次のエ
プロン装置40に入ろうとするときには、スラット43
は物品搬送面よりも下方に駆動チェーン42が延びた待
機部44にスラット群が隠されていて、物品P0 がエプ
ロン装置40に進入するときは、物品P0 はスラット4
3とともに図3の左の方向(図2及び図 3の矢印a2)に
送られる。そして物品P0 はストッパー41に押し止め
られ、スラット43が図3の上の方に巻き上げられてい
くことにより、物品P0 は駆動チェーン42,42の間
から落下(図3の矢印a3)することになる。
0の段積みフォーク53が待機していて物品を受け取る
ようになっている。この昇降フォーク装置50は、次々
に搬入されてくる物品P0 の高さ分降下して次の物品を
受け取り、この動作を繰り返すことで物品P0 を段積み
して図1 に示す段積み物品Pの状態を作り上げる。その
後、段積みフォーク53の上面を第1ローラコンベヤ7
1のローラの上面より下に入り込ませ、第1ローラコン
ベヤ71が駆動されると、昇降フォーク装置50によっ
て段積みされた段積み物品Pは第2ローラコンベヤ72
側に送出(図2の矢印a4)される。こうして第2ローラ
コンベヤ72に送られてきた段積み物品Pは、フォーク
台車80の本体81に設けられている側面保持板86a
に当接して停止する。
が集積されると、フォーク台車80は図3の右方向(図
2及び図3の矢印a5)に駆動されるので、押板86によ
って集積された段積み物品Pをパレット側に押送するこ
とになる。こうして、集積された段積み物品Pを移載フ
ォーク83上に載せたフォーク台車80は、移載ステー
ションパレットコンベヤ92を跨いで前進して該段積み
物品Pをパレット94上に移動させる。その後、フォー
ク台車80は段積み物品Pを位置規制板95もしくは既
に移載された段積み物品に押し付けるように押板86作
動させつつ後退(矢印a5とは反対方向に移動) する。こ
れにより、集積された段積み物品Pは移載ステーション
パレットコンベヤ92上のパレット94上に移載され
る。
段積み物品Pが整列された後、移載ステーションパレッ
トコンベヤ92を駆動してパレット94を送出パレット
コンベヤ93側に拂い出す。なお、次のパレット94は
パレット搬入コンベヤ91によって適宜タイミングで移
載ステーションパレットコンベヤ92上に搬入されてく
るものである。
出しコンベヤ10によるエプロン装置40への物品の送
り出しのタイミングを段積装置20の動きに合わせるこ
とにより、エプロン装置40を停止させることなく、連
続的に作動させることができるため高能率化が図られ
る。さらにエプロン装置40のスラット43とストッパ
ー41により、物品の二面の位置が決定されるので、物
品の寸法が異なっても、複雑な装置を必要とすることな
く、段積みが可能である。したがって、上下間の嵌合を
合わせる必要のあるプラスチックケース等の積付にも適
用できる。フォーク台車80は、くし歯状のフォーク8
3を昇降させる必要がないため、構造は簡単である。ま
た、フォーク台車80は、集積された段積み物品を位置
規制板95に押し付けながら後退してフォーク83を抜
き取るので、集積された段積み物品はパレット上へ整然
と載置されるようになるとともに、フォーク台車80の
停止位置精度はラフであってよく、フォーク台車80の
走行制御は簡単になる。
ラコンベヤ72及び移載ステーションパレットコンベヤ
92を跨いで走行するようにしているので、従来の大型
の門型のフレームの上部から吊り下げた形式のものに比
べて、小型で簡単なものとなる。本実施例の積付装置1
00によれば、架台上に送り出しコンベヤ10と段積装
置20を設け、地上にパレットコンベヤ90を設けたも
ので、専有面積が少なく、ピット等の付帯工事が不要
で、簡単で高能力のミックスパレタイジング装置とする
ことができる。
を説明する。なお、本実施例と前記第1実施例との基本
的な相違点は、送り出しコンベヤ10による物品P0 の
搬入方向を変更し、これに合わせてエプロン装置40の
向きを変更したことにある。図4は積付装置の概略構成
を示す斜視図であるが、架台21やフォーク装置50の
構成は前記同様でよいので、一部の図示を省略して簡略
化した。即ち、第1実施例で参照した図1と本実施例で
参照する図4とを比較すると明らかなように、本実施例
では送り出しコンベヤ10がローラコンベヤ70に対し
高さは異なるものの、ローラコンベヤ70と同一方向に
設置されている。なお、図4において架台21の図示は
省略しているが、送り出しコンベヤ10は図1に図示し
たように架台21上に設置されているものとする。
ヤ10から搬入される物品P0 を直線的に受入れ得るよ
うに設置され、物品P0 に対し背面側に相当する位置に
ストッパー41が配設されている。したがって、送り出
しコンベヤ10を介して物品P0 が所定のタイミングで
搬入されると、エプロン装置40を構成するスラット4
3により一時的に保持され、次いでフォーク装置50の
動作により第1実施例同様に物品を段積みする。以下、
第1のローラコンベヤ71や第2のローラコンベヤ7
2、更にフォーク台車80等が前記同様に動作して物品
の積付けが行われる。
を説明する。図5に示す構成は上述の実施例よりもさら
に高い積付け能力を発揮できる積付装置であって、段積
装置20を図示のごとく併設した二連タイプとしたもの
である。すなわち、2列に設けた送り出しコンベヤ10
と、各送り出しコンベヤ10に対応してエプロン装置4
0、昇降フォーク装置50等を併設した構造である。そ
の他の部分は図1乃至図3に示した実施例と同様な構成
であるので説明を省略する。
を説明する。なお、本実施例は第2のローラコンベヤ7
2の改善に関するものであり、前記各実施例同様の作用
を行う部材には同一の符号を付して説明を省略する。即
ち、図6は本実施例における第2のローラコンベヤ72
の構成を示す側面図であって、ローラ111を昇降可能
な枠体113に回転自在に設け、各ローラ111間に前
記移載フォーク83を配設したものである。各ローラ1
11は、前記実施例で示したように円柱状であり、図6
には一方の枠体113が図示されているが、実際には一
対の枠体間に回転自在に取り付けられている。そして、
枠体113の下部には伸縮自在な駆動シリンダ115が
設けられ、駆動シリンダ115を伸長したとき枠体11
3と一体に各ローラ111が実線で示すように上昇し、
駆動シリンダ115を縮小させたとき、想像線で示すよ
うに下降するようになっている。
ると、前記第1のローラコンベヤ71から物品が搬送さ
れるくる場合は、図6に実線で示すようにローラ111
及び枠体113を上方に位置決めする。次に、パレット
コンベヤ90に移載する場合は、駆動シリンダ115を
駆動してローラ111及び枠体113を想像線で示すよ
うに下降させる。この結果、ローラ111上に搬送され
ていた物品が移載フォーク83上に載置され、この状態
で前記同様にフォーク台車80を駆動することによりパ
レットコンベヤ90方向に搬送され、前記同様に移載さ
れる。
ヤ90方向に移載する際に、物品の底部がローラ111
に擦れることがなく、移載動作の円滑化と物品の傷付き
を防止することができる。なお、ローラ111及び枠体
113の昇降は、駆動シリンダ115に限定されるもの
ではなく、エヤー供給により膨張及び縮小するアクチェ
ータ等を適用してもよい。また、図6では図示を省略し
ているが、枠体113のがたつきを防止するためのガイ
ド機構が設けられる。
び積付け装置によれば、所望の積付順序積付方向に従っ
て搬送されてくる物品を、その順序に従い搬入方向を変
えずに所定のタイミングで送り出し、一時的に保持して
下方に順次降ろすようにすることで迅速な段積みがで
き、この段積み物品をパレット上に移載するときに、フ
ォーク台車は段積み物品の後方側面を押さえつつパレッ
ト側へ移動して段積み物品をパレット前方に設けた位置
規制板に押しつけるように移載し、フォーク台車上の直
立した押板が押板押出装置によりフォークとは独立して
動作して押すことによって、段積み物品の下面からフォ
ークを抜き取って、段積み物品をパレット上に移載する
ので、段積み物品の高さが高くても、また、移載装置の
フォーク等の作動時の振動や衝撃があっても、段積み物
品の荷崩れや転倒を防止することができ、高く段積みさ
れた段積み物品でも極めて円滑迅速にパレット上に段積
み集積することができ、極めて迅速なミックスパレタイ
ジングができ、工場搬送システムや物流システムを一層
合理化することができる。
す概略斜視図である。
る。
側面図である。
す概略斜視図である。
す概略平面図である。
す要部側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 搬入路から搬入されてくる物品を搬入方
向を変えずに所定のタイミングで一時載置手段上に送り
出して一旦置いた後に、前記物品の移動を阻止しつつ前
記一時載置手段を移動して物品を下方に落下させて昇降
手段上に積載し、物品の高さ分だけ前記昇降手段を降下
させてから再び該昇降手段への物品の積載を繰り返して
所定の高さの段積み物品とした後に、段積み物品を前記
昇降手段から段積み物品移動路上に移載し、該段積み物
品移動路により該段積み物品移動路と直交して水平移動
可能なフォーク台車内に段積み物品を移動した後に、前
記フォーク台車の移動によって段積み物品の後方側面を
押板にて押圧し且つ段積み物品の底面を移載フォークに
て支持しながらパレット前方の位置規制板を押す位置ま
でパレット上にて移動し、その後、前記押板により段積
み物品の後方側面を位置規制しつつ前記フォーク台車を
後退させて前記移載フォークを物品底面から引き抜き該
フォーク台車を待機位置に移動させながら段積み物品を
パレット上に移載することを特徴とする積付方法。 - 【請求項2】 搬入されてくる物品を搬入方向を変えず
に所定のタイミングで送り出す送り出しコンベヤ(10)
と、 送り出された前記物品を載置するスラット(43)が一対の
駆動チェーン(42)の間に設けられ、かつ該スラット(43)
が物品をスラット下方側に通過可能な間隔に設けられ、
かつ前記送り出しコンベヤ(10)と連動するように接続さ
れたエプロン装置(40)と、 前記エプロン装置(40)の下方で昇降して該エプロン装置
のスラット(43)による保持が解除された物品を段積み可
能な昇降フォーク装置(50)と、 前記昇降フォーク装置(50)の段積みフォーク(53)を降下
させることにより段積み状態の物品を搬送面上に移載し
かつ該物品をフォーク台車(80)側に移動するローラコン
ベヤ(70)と、 前記ローラコンベヤ(70)のローラ隙間に位置して物品を
保持可能な移載フォーク(83)及び該移載フォーク(83)と
は独立して水平移動可能な直立した押板(86)を備え、前
記ローラコンベヤ(70)側と物品を載置するパレット(94)
を搬送するパレットコンベヤ(90)側との間を水平移動す
るフォーク台車(80)と、 前記押板(86)に対向するように前記パレット(94)に接近
した位置に直立されて、該押板(86)とは反対側から物品
の側面を支持する位置規制板(95)とを備えた積付装置。 - 【請求項3】 前記押板(86)が互いの交差角度を変更自
在に軸支された少なくとも二本のリンクアーム(88)及び
該リンクアームの一端に接続され該リンクアームを動作
させる駆動手段(85a) からなる押板押出装置(85)を介し
て前記フォーク台車(80)の本体に対して水平動自在に取
りつけられていることを特徴とする請求項2記載の積付
装置。
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