JP3088903B2 - 連続熱処理炉内の通板金属帯蛇行及びスリップ防止方法 - Google Patents
連続熱処理炉内の通板金属帯蛇行及びスリップ防止方法Info
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- JP3088903B2 JP3088903B2 JP06108162A JP10816294A JP3088903B2 JP 3088903 B2 JP3088903 B2 JP 3088903B2 JP 06108162 A JP06108162 A JP 06108162A JP 10816294 A JP10816294 A JP 10816294A JP 3088903 B2 JP3088903 B2 JP 3088903B2
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- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、連続熱処理炉内の金属
帯蛇行及びスリップ防止方法に関するものである。
帯蛇行及びスリップ防止方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】連続焼鈍炉等の連続熱処理炉を用いた熱
処理は、鋼帯を炉内に配設した搬送ロールにより移動
（搬送）しつつ加熱、均熱、冷却等の熱処理を施すもの
であるが、このように鋼帯を連続的に搬送ロールによっ
て移動しつつ熱処理を施すと、鋼帯が搬送ロール巾方向
両端部へ移行するいわゆる蛇行現象が生じることがあ
り、極端な場合は鋼帯がロール外へ位置し鋼帯端部が折
損することになる。このような鋼帯の蛇行やロールと鋼
帯とのスリップ等を防止するため、例えば特開昭５５−
１００９１９号公報や特公平６−４８９４号公報に開示
されているごとく、ロール表面の粗度を調整したり、ロ
ール表面のクラウンを改良する等して蛇行やスリップ等
を防止することが知られている。
処理は、鋼帯を炉内に配設した搬送ロールにより移動
（搬送）しつつ加熱、均熱、冷却等の熱処理を施すもの
であるが、このように鋼帯を連続的に搬送ロールによっ
て移動しつつ熱処理を施すと、鋼帯が搬送ロール巾方向
両端部へ移行するいわゆる蛇行現象が生じることがあ
り、極端な場合は鋼帯がロール外へ位置し鋼帯端部が折
損することになる。このような鋼帯の蛇行やロールと鋼
帯とのスリップ等を防止するため、例えば特開昭５５−
１００９１９号公報や特公平６−４８９４号公報に開示
されているごとく、ロール表面の粗度を調整したり、ロ
ール表面のクラウンを改良する等して蛇行やスリップ等
を防止することが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロール
表面の粗度を調整してスリップ等を防止する方法におい
ては、ロール表面に形成した粗度（凹凸）によって金属
帯表面に疵が発生することがあるうえにロール表面の粗
度を種々変更することはコスト的にも不利であり、さら
に、ロール表面のクラウンを改良して蛇行やスリップ等
を防止する方法においては、クラウン量をアップすると
金属帯の長手方向にしわが発生するいわゆるヒートバッ
クルを誘発することがあり、かつクラウン変更によるコ
ストアップを免れることはできない。しかも、通板中に
スリップ等が発生すると金属帯表面に疵が発生するので
通板速度を低下させる必要があり平均通板速度が低下し
て生産性を低下させる等の課題がある。本発明はこのよ
うな課題を有利に解決するためになされたものであり、
連続熱処理炉内の通板金属帯の蛇行等を確実に防止する
方法を提供することを目的とするものである。
表面の粗度を調整してスリップ等を防止する方法におい
ては、ロール表面に形成した粗度（凹凸）によって金属
帯表面に疵が発生することがあるうえにロール表面の粗
度を種々変更することはコスト的にも不利であり、さら
に、ロール表面のクラウンを改良して蛇行やスリップ等
を防止する方法においては、クラウン量をアップすると
金属帯の長手方向にしわが発生するいわゆるヒートバッ
クルを誘発することがあり、かつクラウン変更によるコ
ストアップを免れることはできない。しかも、通板中に
スリップ等が発生すると金属帯表面に疵が発生するので
通板速度を低下させる必要があり平均通板速度が低下し
て生産性を低下させる等の課題がある。本発明はこのよ
うな課題を有利に解決するためになされたものであり、
連続熱処理炉内の通板金属帯の蛇行等を確実に防止する
方法を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本発明に係る連続熱処理炉内の通板金属帯蛇行及び
スリップ防止方法は、熱処理炉内搬送ロールと金属帯と
の噛込み部位に2.5 ×10 -5 Pa・S 以下の低粘性ガスを吹
付けることを特徴とするものである。
した本発明に係る連続熱処理炉内の通板金属帯蛇行及び
スリップ防止方法は、熱処理炉内搬送ロールと金属帯と
の噛込み部位に2.5 ×10 -5 Pa・S 以下の低粘性ガスを吹
付けることを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】このような連続熱処理炉内の通板金属帯蛇行防
止方法は、熱処理炉内搬送ロールと金属帯との噛込み部
位に2.5 ×10 -5 Pa・S 以下の低粘性ガスを吹付けること
により金属帯と搬送ロール間に介在される気体の膜厚を
小さくするとともにこの気体の膜が搬送ロールと金属帯
間の金属帯のロール接触長の略全長に亘り行きわたるよ
うにし、これにより金属帯のスリップ等の発生を防ごう
とするものである。金属帯蛇行の発生原因の１つは搬送
ロールと金属帯のミクロスリップであることが知られて
おり、スリップを防止することと蛇行を防止することは
同時に達成すことができる。即ち、本発明者等は連続熱
処理炉内の金属帯の蛇行及びスリップ等につき種々検討
した結果、搬送ロールと金属帯の間に金属帯の通板によ
って炉内雰囲気ガス（約720 〜900 ℃）が捲き込まれて
炉内雰囲気ガスの被膜が形成され、そのガス被膜の膜厚
が厚くなる程金属帯と搬送ロール間の摩擦力が低下し、
蛇行やスリップ等が発生することが明らかになった。特
に、金属帯の通板速度が高速になると金属帯と搬送ロー
ル間に捲き込む炉内雰囲気ガスも多くなるので、ガス被
膜の膜厚の増加量が一層顕著になり蛇行及びスリップ等
の発生が起こり易くなる。更に金属帯と搬送ロール間に
介在されるガス被膜の膜厚はガスの粘性に深く関わり合
っていることも明らかになった。
止方法は、熱処理炉内搬送ロールと金属帯との噛込み部
位に2.5 ×10 -5 Pa・S 以下の低粘性ガスを吹付けること
により金属帯と搬送ロール間に介在される気体の膜厚を
小さくするとともにこの気体の膜が搬送ロールと金属帯
間の金属帯のロール接触長の略全長に亘り行きわたるよ
うにし、これにより金属帯のスリップ等の発生を防ごう
とするものである。金属帯蛇行の発生原因の１つは搬送
ロールと金属帯のミクロスリップであることが知られて
おり、スリップを防止することと蛇行を防止することは
同時に達成すことができる。即ち、本発明者等は連続熱
処理炉内の金属帯の蛇行及びスリップ等につき種々検討
した結果、搬送ロールと金属帯の間に金属帯の通板によ
って炉内雰囲気ガス（約720 〜900 ℃）が捲き込まれて
炉内雰囲気ガスの被膜が形成され、そのガス被膜の膜厚
が厚くなる程金属帯と搬送ロール間の摩擦力が低下し、
蛇行やスリップ等が発生することが明らかになった。特
に、金属帯の通板速度が高速になると金属帯と搬送ロー
ル間に捲き込む炉内雰囲気ガスも多くなるので、ガス被
膜の膜厚の増加量が一層顕著になり蛇行及びスリップ等
の発生が起こり易くなる。更に金属帯と搬送ロール間に
介在されるガス被膜の膜厚はガスの粘性に深く関わり合
っていることも明らかになった。
【０００６】そこで、搬送ロールと金属帯との噛込み部
位へいくつかの粘性の異なるガスが介在されるように吹
き付けて金属帯の蛇行発生の有無について種々実験した
結果、2.5 ×10 -5 Pa・S 以下の粘性の低いガスを吹付け
ることによって金属帯の蛇行等を確実に防止できること
を確認した。即ち、2.5 ×10 -5 Pa・S 以下の低粘性のガ
スを搬送ロールと金属帯との噛込み部位に吹付けて搬送
ロールと金属帯との噛込み部位での雰囲気を低粘性にす
ることにより、ガスが搬送ロールと金属帯間に巻き込ま
れ形成されるガス被膜が薄くなり、金属帯が搬送ロール
表面の微細凹凸の凸部に接触し、金属帯が搬送ロールに
よって正確に通板され蛇行及びスリップ等を確実に防止
することができることを確認した。
位へいくつかの粘性の異なるガスが介在されるように吹
き付けて金属帯の蛇行発生の有無について種々実験した
結果、2.5 ×10 -5 Pa・S 以下の粘性の低いガスを吹付け
ることによって金属帯の蛇行等を確実に防止できること
を確認した。即ち、2.5 ×10 -5 Pa・S 以下の低粘性のガ
スを搬送ロールと金属帯との噛込み部位に吹付けて搬送
ロールと金属帯との噛込み部位での雰囲気を低粘性にす
ることにより、ガスが搬送ロールと金属帯間に巻き込ま
れ形成されるガス被膜が薄くなり、金属帯が搬送ロール
表面の微細凹凸の凸部に接触し、金属帯が搬送ロールに
よって正確に通板され蛇行及びスリップ等を確実に防止
することができることを確認した。
【０００７】このように本発明は搬送ロールと金属帯と
の噛込み部位に2.5 ×10 -5 Pa・S 以下の低粘性のガスを
吹付けて金属帯の蛇行及びスリップ等を防止するもので
あるが、連続熱処理炉は一般に加熱帯、冷却帯と順次搬
送ロールによって金属帯を移動（通板）しつつ熱処理を
するものであり、特に、蛇行及びスリップ等の発生し易
い個所例えば加熱帯の前段等に適用することによって確
実に蛇行及びスリップ等を防止することができる。
の噛込み部位に2.5 ×10 -5 Pa・S 以下の低粘性のガスを
吹付けて金属帯の蛇行及びスリップ等を防止するもので
あるが、連続熱処理炉は一般に加熱帯、冷却帯と順次搬
送ロールによって金属帯を移動（通板）しつつ熱処理を
するものであり、特に、蛇行及びスリップ等の発生し易
い個所例えば加熱帯の前段等に適用することによって確
実に蛇行及びスリップ等を防止することができる。
【０００８】次に、低粘性のガスとしては、例えば、鋼
帯の連続焼鈍炉等の熱処理炉においては一般に窒素ガス
約95％、残水素ガスで炉内雰囲気ガスが構成されるよう
に炉内雰囲気ガスが窒素系ガスとして鋼帯表面の酸化物
を還元しつつ熱処理を施すことから、例えば炉内ガスの
一部を取出しこれを2.5 ×10 -5 Pa・S 以下に低粘性化し
て前記のごとく搬送ロールと鋼帯との噛込み部位に吹付
ける等、炉内の雰囲気ガス組成を大きく変動しないよう
なものが好ましい。
帯の連続焼鈍炉等の熱処理炉においては一般に窒素ガス
約95％、残水素ガスで炉内雰囲気ガスが構成されるよう
に炉内雰囲気ガスが窒素系ガスとして鋼帯表面の酸化物
を還元しつつ熱処理を施すことから、例えば炉内ガスの
一部を取出しこれを2.5 ×10 -5 Pa・S 以下に低粘性化し
て前記のごとく搬送ロールと鋼帯との噛込み部位に吹付
ける等、炉内の雰囲気ガス組成を大きく変動しないよう
なものが好ましい。
【０００９】また、上記のごとき低粘性ガスは、2.5 ×
10-5Pa・S 以下としておくことにより金属帯の蛇行等は
特に確実に防止することができる。また、このような2.
5 ×10-5Pa・S 以下の低粘性ガスを得るには、窒素ガス
温度を約２００℃以下にすることによって容易に確保す
ることができる。
10-5Pa・S 以下としておくことにより金属帯の蛇行等は
特に確実に防止することができる。また、このような2.
5 ×10-5Pa・S 以下の低粘性ガスを得るには、窒素ガス
温度を約２００℃以下にすることによって容易に確保す
ることができる。
【００１０】次に、本発明方法の一例を図面によって説
明する。図１において、１は連続熱処理炉、２、２ａ・
・・は連続熱処理炉１内に配置される搬送ロール、３は
搬送ロール２、２ａ・・・により搬送される鋼帯、４、
４ａ・・・は鋼帯３の巾方向全巾の噛込み部位に指向配
置される吹き込みノズルであり、この吹付けノズル４、
4a・・・により搬送ロール２、２ａ・・・と鋼帯３との
噛込み部位に低粘性窒素ガスを吹付ける。
明する。図１において、１は連続熱処理炉、２、２ａ・
・・は連続熱処理炉１内に配置される搬送ロール、３は
搬送ロール２、２ａ・・・により搬送される鋼帯、４、
４ａ・・・は鋼帯３の巾方向全巾の噛込み部位に指向配
置される吹き込みノズルであり、この吹付けノズル４、
4a・・・により搬送ロール２、２ａ・・・と鋼帯３との
噛込み部位に低粘性窒素ガスを吹付ける。
【００１１】なお、このような搬送ロール２、２ａ・・
・に対する吹付けノズル４、4a、4b、4cの配置は、鋼帯
の連続焼鈍炉、連続溶融亜鉛めっき装置の鋼帯前処理炉
等のあらゆる連続熱処理炉内の搬送ロールの全てに有効
に用いることができる。
・に対する吹付けノズル４、4a、4b、4cの配置は、鋼帯
の連続焼鈍炉、連続溶融亜鉛めっき装置の鋼帯前処理炉
等のあらゆる連続熱処理炉内の搬送ロールの全てに有効
に用いることができる。
【００１２】
【実施例】次に、連続焼鋳炉（加熱帯、均熱帯720 ℃、
冷却帯100 ℃）の加熱帯上下に配置されたロール粗度
（Ra)3.5μｍ、ロール径 750mmの搬送ロールと、通板張
力 2.0kg/mm2でこの搬送ロールにより搬送されてくる板
厚0.25mm、板幅850 mmの鋼帯（C:0.03％の低炭素鋼板）
との噛込み部位に吹付けノズルから雰囲気組成が N295
％、残 H2 の低粘性ガスを吹付けつつ鋼帯を熱処理した
結果を実施例１〜４とし、噛込み部位へ低粘性の気体を
吹付けることのない場合を比較例として表１に示す。
この表によれば、各実施例とも鋼帯の蛇行等がほとんど
なく平均通板速度８００m/分の高速搬送ができ生産効率
を高めることができたのに対し、噛込み部位へ低粘性ガ
スを吹付けることのない比較例においては、蛇行が発生
するため搬送速度を平均通板速度５５０ｍ／分に抑えて
蛇行を防止しつつ搬送することとなり、生産性が低下し
たことが判る。次に本発明方法の実施例を比較例ととも
に挙げる。
冷却帯100 ℃）の加熱帯上下に配置されたロール粗度
（Ra)3.5μｍ、ロール径 750mmの搬送ロールと、通板張
力 2.0kg/mm2でこの搬送ロールにより搬送されてくる板
厚0.25mm、板幅850 mmの鋼帯（C:0.03％の低炭素鋼板）
との噛込み部位に吹付けノズルから雰囲気組成が N295
％、残 H2 の低粘性ガスを吹付けつつ鋼帯を熱処理した
結果を実施例１〜４とし、噛込み部位へ低粘性の気体を
吹付けることのない場合を比較例として表１に示す。
この表によれば、各実施例とも鋼帯の蛇行等がほとんど
なく平均通板速度８００m/分の高速搬送ができ生産効率
を高めることができたのに対し、噛込み部位へ低粘性ガ
スを吹付けることのない比較例においては、蛇行が発生
するため搬送速度を平均通板速度５５０ｍ／分に抑えて
蛇行を防止しつつ搬送することとなり、生産性が低下し
たことが判る。次に本発明方法の実施例を比較例ととも
に挙げる。
【００１３】
【表１】
【００１４】
【発明の効果】本発明は前記説明から明らかなように、
熱処理炉内搬送ロールと金属帯との噛込み部位に2.5 ×
10 -5 Pa・S 以下に低粘性ガスを吹付けることにより、搬
送ロールでの金属帯の蛇行、スリップ等を確実に防止す
ることができ、金属帯の通板速度を低下させることなく
熱処理できるので生産性を著しく向上させることができ
る。しかも、搬送ロールの表面粗度やクラウン等の調整
を必要とする必要もないので、コストを低減することが
できる等の優れた効果が得られる。従って、本発明は搬
送ロールの金属帯蛇行を的確容易に防止できる連続熱処
理炉内の通板金属帯蛇行及びスリップ防止方法として業
界にもたらすところ極めて大きいものがある。
熱処理炉内搬送ロールと金属帯との噛込み部位に2.5 ×
10 -5 Pa・S 以下に低粘性ガスを吹付けることにより、搬
送ロールでの金属帯の蛇行、スリップ等を確実に防止す
ることができ、金属帯の通板速度を低下させることなく
熱処理できるので生産性を著しく向上させることができ
る。しかも、搬送ロールの表面粗度やクラウン等の調整
を必要とする必要もないので、コストを低減することが
できる等の優れた効果が得られる。従って、本発明は搬
送ロールの金属帯蛇行を的確容易に防止できる連続熱処
理炉内の通板金属帯蛇行及びスリップ防止方法として業
界にもたらすところ極めて大きいものがある。
【図１】本発明方法の実施例を説明する側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 風岡 勇人 愛知県東海市東海町５−３ 新日本製鐵 株式会社名古屋製鐵所内 (56)参考文献 特開 昭64−7259（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−107720（ＪＰ，Ａ) 特公 平６−4894（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭53−9163（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) C21D 9/56 101 C21D 1/00 115 F27B 9/00 - 9/40
Claims (2)
- 【請求項１】 熱処理炉内搬送ロールと金属帯との噛込
み部位に2.5 ×10 -5 Pa・S 以下の低粘性ガスを吹付ける
ことを特徴とする連続熱処理炉内の通板金属帯蛇行及び
スリップ防止方法。 - 【請求項２】 炉内ガスの一部を取出してこれを低粘性
化した2.5 ×10-5Pa・S 以下の低粘性ガスを吹付けるこ
とを特徴とする請求項１に記載の連続熱処理炉内の通板
金属帯蛇行及びスリップ防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06108162A JP3088903B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 連続熱処理炉内の通板金属帯蛇行及びスリップ防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06108162A JP3088903B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 連続熱処理炉内の通板金属帯蛇行及びスリップ防止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07316667A JPH07316667A (ja) | 1995-12-05 |
| JP3088903B2 true JP3088903B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=14477544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06108162A Expired - Fee Related JP3088903B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 連続熱処理炉内の通板金属帯蛇行及びスリップ防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3088903B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101516501B1 (ko) * | 2013-12-12 | 2015-05-04 | 박경일 | 쿠션겸용덮개 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4496572B2 (ja) * | 1999-10-29 | 2010-07-07 | 住友金属工業株式会社 | 鋼帯の連続熱処理方法 |
-
1994
- 1994-05-23 JP JP06108162A patent/JP3088903B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101516501B1 (ko) * | 2013-12-12 | 2015-05-04 | 박경일 | 쿠션겸용덮개 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07316667A (ja) | 1995-12-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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