JP3087463B2 - 文字記号発生装置 - Google Patents
文字記号発生装置Info
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- JP3087463B2 JP3087463B2 JP04233521A JP23352192A JP3087463B2 JP 3087463 B2 JP3087463 B2 JP 3087463B2 JP 04233521 A JP04233521 A JP 04233521A JP 23352192 A JP23352192 A JP 23352192A JP 3087463 B2 JP3087463 B2 JP 3087463B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字・記号等のキャラ
クタの輪郭を表すアウトラインデータから袋文字として
画素毎のドットデータに変換する文字記号発生装置に関
するものである。
クタの輪郭を表すアウトラインデータから袋文字として
画素毎のドットデータに変換する文字記号発生装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アウトラインデータで形状を定義
されたキャラクタの袋文字としてのドットデータを作成
する際、キャラクタのアウトラインを1つずつ読み出
し、その軌跡に沿って、アウトラインが通る画素からド
ットを配置していた。
されたキャラクタの袋文字としてのドットデータを作成
する際、キャラクタのアウトラインを1つずつ読み出
し、その軌跡に沿って、アウトラインが通る画素からド
ットを配置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、図2の様にキャラクタのアウトラインが重な
っているデータを袋文字にした場合、図3の様に重なっ
た部分のアウトラインがドットとして現れてしまうため
袋文字にはならなかった。
方法では、図2の様にキャラクタのアウトラインが重な
っているデータを袋文字にした場合、図3の様に重なっ
た部分のアウトラインがドットとして現れてしまうため
袋文字にはならなかった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、キャラクタの形状を規定するア
ウトラインが重なっている場合でも袋文字としてのドッ
トデータを発生可能な文字記号発生装置を提供すること
を目的としている。
になされたものであり、キャラクタの形状を規定するア
ウトラインが重なっている場合でも袋文字としてのドッ
トデータを発生可能な文字記号発生装置を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1の文字記号発生装置は、キャラクタ
のアウトラインデータを、外輪郭と内輪郭を識別して読
み込む読み込み手段と、前記アウトラインデータと、ド
ットデータを規定する座標面上に想定される互いに平行
な複数の走査線との交点座標を求める演算手段と、前記
演算手段で得た各交点座標より塗りつぶしの始点及び終
点となるドットの位置をノン・ゼロ・ワインディング・
ルールに基づいて抽出する抽出手段と、前記抽出手段で
得た始点及び終点のドットの位置にドットを配置して袋
文字のドットデータとして出力するドット化手段とを備
えている。
に本発明の請求項1の文字記号発生装置は、キャラクタ
のアウトラインデータを、外輪郭と内輪郭を識別して読
み込む読み込み手段と、前記アウトラインデータと、ド
ットデータを規定する座標面上に想定される互いに平行
な複数の走査線との交点座標を求める演算手段と、前記
演算手段で得た各交点座標より塗りつぶしの始点及び終
点となるドットの位置をノン・ゼロ・ワインディング・
ルールに基づいて抽出する抽出手段と、前記抽出手段で
得た始点及び終点のドットの位置にドットを配置して袋
文字のドットデータとして出力するドット化手段とを備
えている。
【0006】又、請求項2の文字記号発生装置は、前記
演算手段における走査線の方向が第1の方向である第1
演算手段と前記抽出手段及び前記ドット化手段で第1の
ドットデータを生成する第1ドット生成手段と、前記演
算手段における走査線の方向が前記第1の方向とは異な
る第2の方向である第2演算手段と前記抽出手段及び前
記ドット化手段で第2のドットデータを生成する第2ド
ット生成手段と、前記第1のドットデータと前記第2の
ドットデータの論理和を生成する第3ドット生成手段と
を備えている。
演算手段における走査線の方向が第1の方向である第1
演算手段と前記抽出手段及び前記ドット化手段で第1の
ドットデータを生成する第1ドット生成手段と、前記演
算手段における走査線の方向が前記第1の方向とは異な
る第2の方向である第2演算手段と前記抽出手段及び前
記ドット化手段で第2のドットデータを生成する第2ド
ット生成手段と、前記第1のドットデータと前記第2の
ドットデータの論理和を生成する第3ドット生成手段と
を備えている。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明の請求項1の文字記
号発生装置の読み込み手段はキャラクタのアウトライン
データを外輪郭と内輪郭を識別して読み込み、演算手段
は前記アウトラインデータとドットデータを規定する座
標面上に想定される互いに平行な複数の走査線との交点
座標を求め、抽出手段は前記演算手段で得た各交点座標
より塗りつぶしの始点及び終点となるドットの位置をノ
ン・ゼロ・ワインディング・ルールに基づいて抽出し、
ドット化手段は前記抽出手段で得た始点及び終点のドッ
トの位置にドットを配置して袋文字のドットデータとし
て出力する。
号発生装置の読み込み手段はキャラクタのアウトライン
データを外輪郭と内輪郭を識別して読み込み、演算手段
は前記アウトラインデータとドットデータを規定する座
標面上に想定される互いに平行な複数の走査線との交点
座標を求め、抽出手段は前記演算手段で得た各交点座標
より塗りつぶしの始点及び終点となるドットの位置をノ
ン・ゼロ・ワインディング・ルールに基づいて抽出し、
ドット化手段は前記抽出手段で得た始点及び終点のドッ
トの位置にドットを配置して袋文字のドットデータとし
て出力する。
【0008】又、請求項2の文字記号発生装置の第1ド
ット生成手段は前記演算手段における走査線の方向が第
1の方向である第1演算手段と前記抽出手段及び前記ド
ット化手段で第1のドットデータを生成し、第2ドット
生成手段は前記演算手段における走査線の方向が前記第
1の方向とは異なる第2の方向である第2演算手段と前
記抽出手段及び前記ドット化手段で第2のドットデータ
を生成し、第3ドット生成手段は前記第1のドットデー
タと前記第2のドットデータの論理和を生成する。
ット生成手段は前記演算手段における走査線の方向が第
1の方向である第1演算手段と前記抽出手段及び前記ド
ット化手段で第1のドットデータを生成し、第2ドット
生成手段は前記演算手段における走査線の方向が前記第
1の方向とは異なる第2の方向である第2演算手段と前
記抽出手段及び前記ドット化手段で第2のドットデータ
を生成し、第3ドット生成手段は前記第1のドットデー
タと前記第2のドットデータの論理和を生成する。
【0009】又、前記読み込み手段の外輪郭と内輪郭の
識別をその輪郭線のベクトルの回転方向によって行って
も良い。
識別をその輪郭線のベクトルの回転方向によって行って
も良い。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0011】図1は本発明を適用したレーザプリンタの
制御回路のうち、主としてアウトラインデータからドッ
トデータを発生する部分を示すブロック図である。この
制御回路の主体を成すマイクロコンピュータ部10は、
CPU12、キャラクタROM13、プログラムROM
14、テキストメモリ15、ワーキングメモリ16、ド
ットデータメモリ17を備えている。これらCPU12
等は、バス18を介して互いに接続されている。更にマ
イクロコンピュータ部10には、バス18を介して入力
装置19及び印字装置110が接続されている。
制御回路のうち、主としてアウトラインデータからドッ
トデータを発生する部分を示すブロック図である。この
制御回路の主体を成すマイクロコンピュータ部10は、
CPU12、キャラクタROM13、プログラムROM
14、テキストメモリ15、ワーキングメモリ16、ド
ットデータメモリ17を備えている。これらCPU12
等は、バス18を介して互いに接続されている。更にマ
イクロコンピュータ部10には、バス18を介して入力
装置19及び印字装置110が接続されている。
【0012】入力装置19は、外部から供給されるキャ
ラクタコード、文字サイズの指定等のデータを入力する
ものである。
ラクタコード、文字サイズの指定等のデータを入力する
ものである。
【0013】印字装置110は、電子写真方式によりド
ットデータメモリ17から読み出したドットマトリクス
データを印字する装置である。
ットデータメモリ17から読み出したドットマトリクス
データを印字する装置である。
【0014】プログラムROM14には本実施例で行う
様々な制御を実施するためのプログラムを記憶してい
る。
様々な制御を実施するためのプログラムを記憶してい
る。
【0015】テキストメモリ15は、入力装置19から
入力されるキャラクタコード、文字サイズの指定等のデ
ータを記憶するものである。
入力されるキャラクタコード、文字サイズの指定等のデ
ータを記憶するものである。
【0016】ワーキングメモリ16は、CPU12がプ
ログラムを実行するときに必要なデータを一時的に記憶
するものである。
ログラムを実行するときに必要なデータを一時的に記憶
するものである。
【0017】ドットデータメモリ17は、アウトライン
データから変換されたドットデータを記憶するものであ
る。
データから変換されたドットデータを記憶するものであ
る。
【0018】キャラクタROM13は、文字・記号等の
輪郭線の形状を、直線及び3次ベジェ曲線(以下、単に
曲線と称する)の集合で定義したアウトラインフォント
データを記憶している。アウトラインフォントデータ
は、座標値データと属性フラグから構成される。座標値
データはxy1組の座標値である。属性フラグは輪郭線
の始点「S」、直線の終点「L」、曲線の第1制御点
「B1」、第2制御点「B2」及び曲線「B」の終点の
種類がある。尚、直線及び曲線の始点は前の直線或は曲
線の終点、もしくは、輪郭線の最初の直線或は曲線であ
る場合は輪郭線の始点である。又、この輪郭線は外側の
輪郭線を示すデータは反時計方向に、内側の輪郭線を示
すデータは時計方向に格納されている。すなわち図2の
様なデータは、図4の様に格納されている。尚、このデ
ータには曲線はない。
輪郭線の形状を、直線及び3次ベジェ曲線(以下、単に
曲線と称する)の集合で定義したアウトラインフォント
データを記憶している。アウトラインフォントデータ
は、座標値データと属性フラグから構成される。座標値
データはxy1組の座標値である。属性フラグは輪郭線
の始点「S」、直線の終点「L」、曲線の第1制御点
「B1」、第2制御点「B2」及び曲線「B」の終点の
種類がある。尚、直線及び曲線の始点は前の直線或は曲
線の終点、もしくは、輪郭線の最初の直線或は曲線であ
る場合は輪郭線の始点である。又、この輪郭線は外側の
輪郭線を示すデータは反時計方向に、内側の輪郭線を示
すデータは時計方向に格納されている。すなわち図2の
様なデータは、図4の様に格納されている。尚、このデ
ータには曲線はない。
【0019】以下に本レーザプリンタのアウトラインデ
ータから袋文字のドットデータを発生する処理を説明す
る。
ータから袋文字のドットデータを発生する処理を説明す
る。
【0020】先ず、図5のフローチャートを用いてこの
処理の概要を示す。
処理の概要を示す。
【0021】S51はキャラクタROM13から所望の
1文字分のアウトラインデータを読み込む処理である。
すなわち、ワーキングメモリ16に図4に示すデータを
書き込む処理である。
1文字分のアウトラインデータを読み込む処理である。
すなわち、ワーキングメモリ16に図4に示すデータを
書き込む処理である。
【0022】S52は読み込んだアウトラインデータの
座標値を所望のサイズに変換する処理である。
座標値を所望のサイズに変換する処理である。
【0023】S53はS52で得られたアウトラインデ
ータを入力として袋文字のドットデータを出力する。す
なわち、本発明の適用部分である。この処理については
後で詳細に説明する。
ータを入力として袋文字のドットデータを出力する。す
なわち、本発明の適用部分である。この処理については
後で詳細に説明する。
【0024】S54はS53で得られたドットデータを
ドットデータメモリ17に格納する処理である。
ドットデータメモリ17に格納する処理である。
【0025】次に、図6のフローチャートを用いてS5
3の袋文字ドットデータ作成の処理について説明する。
3の袋文字ドットデータ作成の処理について説明する。
【0026】S60は処理対象となるキャラクタのアウ
トラインデータを読み込む処理である。尚、このとき
も、外輪郭線は反時計方向、内輪郭線は時計方向に方向
付けされている。
トラインデータを読み込む処理である。尚、このとき
も、外輪郭線は反時計方向、内輪郭線は時計方向に方向
付けされている。
【0027】S61はy走査線によるスキャン処理であ
り、S62はx走査線によるスキャン処理である。y走
査線とはx軸に平行でyの値で規定できる走査線であ
り、xの値が小さい方から大きい方を向いている。又、
x走査線とはy軸に平行でxの値で規定できる走査線で
あり、yの値が小さい方から大きい方を向いている。
又、スキャン処理は、各走査線上のドットを発生させる
処理であり、後で詳細に説明する。
り、S62はx走査線によるスキャン処理である。y走
査線とはx軸に平行でyの値で規定できる走査線であ
り、xの値が小さい方から大きい方を向いている。又、
x走査線とはy軸に平行でxの値で規定できる走査線で
あり、yの値が小さい方から大きい方を向いている。
又、スキャン処理は、各走査線上のドットを発生させる
処理であり、後で詳細に説明する。
【0028】S63は、S61とS62で得たドットデ
ータの論理和をとってドットデータを完成させる処理で
ある。
ータの論理和をとってドットデータを完成させる処理で
ある。
【0029】S61及びS62のスキャン処理を一般化
して図7のフローチャートを用いて説明する。
して図7のフローチャートを用いて説明する。
【0030】S71は走査線を初期化する。
【0031】S72は走査線の交点情報を作成する。交
点情報は、交点座標データと方向データから構成され
る。交点座標データは走査線とキャラクタ輪郭線の交点
座標であり、方向データは交点におけるキャラクタ輪郭
線の走査線に対するベクトルの方向で、走査線の向きに
対して右から左に横切るキャラクタ輪郭線との交点は
「左向き」であり、逆に左から右に横切るキャラクタの
輪郭線との交点は「右向き」である。尚、ここで走査線
と平行な部分は、その部分の始点と終点のみを交点とす
る。
点情報は、交点座標データと方向データから構成され
る。交点座標データは走査線とキャラクタ輪郭線の交点
座標であり、方向データは交点におけるキャラクタ輪郭
線の走査線に対するベクトルの方向で、走査線の向きに
対して右から左に横切るキャラクタ輪郭線との交点は
「左向き」であり、逆に左から右に横切るキャラクタの
輪郭線との交点は「右向き」である。尚、ここで走査線
と平行な部分は、その部分の始点と終点のみを交点とす
る。
【0032】S73は得られた交点情報を副走査線方向
の座標値で昇順にソートする。すなわち、y走査線によ
るスキャンの場合にはx座標で、x走査線によるスキャ
ンの場合にはy座標で各々昇順にソートする。S74は
ソートされた交点情報から文字の内部に当たる部分の始
点と終点のデータを抽出する。ここでの始点・終点の認
識にはノン・ゼロ・ワインディング・ルールを用いる。
の座標値で昇順にソートする。すなわち、y走査線によ
るスキャンの場合にはx座標で、x走査線によるスキャ
ンの場合にはy座標で各々昇順にソートする。S74は
ソートされた交点情報から文字の内部に当たる部分の始
点と終点のデータを抽出する。ここでの始点・終点の認
識にはノン・ゼロ・ワインディング・ルールを用いる。
【0033】ノン・ゼロ・ワインディング・ルールは、
ある点が輪郭線の内部であるか否かを判定する手段であ
る。このルールは、0で初期化された符号付きのカウン
タを用意し、走査線を走らせ文字の輪郭線に当たった時
にはその輪郭線の交差する方向をチェックし、例えば
「右向き」の場合はカウンタに1を加え、「左向き」の
場合はカウンタから1を引くという作業を行い、カウン
タの絶対値が0でない点が文字の内部に当たる部分であ
る判断するルールである。
ある点が輪郭線の内部であるか否かを判定する手段であ
る。このルールは、0で初期化された符号付きのカウン
タを用意し、走査線を走らせ文字の輪郭線に当たった時
にはその輪郭線の交差する方向をチェックし、例えば
「右向き」の場合はカウンタに1を加え、「左向き」の
場合はカウンタから1を引くという作業を行い、カウン
タの絶対値が0でない点が文字の内部に当たる部分であ
る判断するルールである。
【0034】このルールを応用して、S73で得られた
ソートされた交点情報を順に調べ、方向データをチェッ
クし上記した様にカウンタを操作し、カウンタの絶対値
が0から1に変化する点が始点、1から0に変化する点
が終点と認識することができる。
ソートされた交点情報を順に調べ、方向データをチェッ
クし上記した様にカウンタを操作し、カウンタの絶対値
が0から1に変化する点が始点、1から0に変化する点
が終点と認識することができる。
【0035】例えば、カウンタcを設け、図2のキャラ
クタのアウトラインデータに走査線Qを設定した場合、
交点はp0、p1、p2、p3、p4、p5が得られ、
ソートするとこの順になる。この点を順に調べる。p0
は「右向き」の交点であるのでc=0から1になるので
p0は始点と判断する。p1は「左向き」であるのでc
=1から0になるのでp1は終点である。p2は「右向
き」であるのでc=0から1になるのでp2は始点であ
る。p3は「右向き」であるのでc=1から2になるの
でp3は始点でも終点でもない。p4は「左向き」であ
るのでc=2から1になるのでp4は始点でも終点でも
ない。p5は「左向き」であるのでc=1から0になる
のでp5は終点である。従って、始点はp0とp2、終
点はp1とp5と認識できる。
クタのアウトラインデータに走査線Qを設定した場合、
交点はp0、p1、p2、p3、p4、p5が得られ、
ソートするとこの順になる。この点を順に調べる。p0
は「右向き」の交点であるのでc=0から1になるので
p0は始点と判断する。p1は「左向き」であるのでc
=1から0になるのでp1は終点である。p2は「右向
き」であるのでc=0から1になるのでp2は始点であ
る。p3は「右向き」であるのでc=1から2になるの
でp3は始点でも終点でもない。p4は「左向き」であ
るのでc=2から1になるのでp4は始点でも終点でも
ない。p5は「左向き」であるのでc=1から0になる
のでp5は終点である。従って、始点はp0とp2、終
点はp1とp5と認識できる。
【0036】S75はS74で得られた始点、終点によ
って決められるドットの配置を行う処理である。本実施
例では始点、終点の交点座標の小数点以下を切り捨てた
位置にドットを配置する。尚、この部分は線幅を太くす
るために始点、終点の交点座標の位置を基準に複数のド
ットを置くようにすることが可能である。
って決められるドットの配置を行う処理である。本実施
例では始点、終点の交点座標の小数点以下を切り捨てた
位置にドットを配置する。尚、この部分は線幅を太くす
るために始点、終点の交点座標の位置を基準に複数のド
ットを置くようにすることが可能である。
【0037】S76は必要な全ての走査線について処理
が終了したか判定している。終了していなければ、S7
7で走査線を更新してS72からの処理を繰り返す。終
了していれば、スキャン処理を終了する。
が終了したか判定している。終了していなければ、S7
7で走査線を更新してS72からの処理を繰り返す。終
了していれば、スキャン処理を終了する。
【0038】図2のデータをS61で処理したドットデ
ータを図8にS62で処理したドットデータを図9に示
し、これをS63で処理したものを図10に示す。
ータを図8にS62で処理したドットデータを図9に示
し、これをS63で処理したものを図10に示す。
【0039】本実施例では、レーザプリンタに本発明の
文字記号発生装置を適用した例を示したが、これに限ら
ず、他の方式のプリンタやディスプレイ装置にはもちろ
ん、アウトラインデータから袋文字のドットデータを出
力する装置ならどのようなものでも応用可能である。
文字記号発生装置を適用した例を示したが、これに限ら
ず、他の方式のプリンタやディスプレイ装置にはもちろ
ん、アウトラインデータから袋文字のドットデータを出
力する装置ならどのようなものでも応用可能である。
【0040】又、本実施例では、S74の始点・終点を
抽出する処理にノン・ゼロ・ワインディング・ルールを
応用した方法を用いたがこれに限らず、輪郭線の内部を
示す始点・終点が認識できればどの様な方法でも良い。
抽出する処理にノン・ゼロ・ワインディング・ルールを
応用した方法を用いたがこれに限らず、輪郭線の内部を
示す始点・終点が認識できればどの様な方法でも良い。
【0041】その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々の応用が可能である。
種々の応用が可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の文字記号発生装置によれば、キャラクタの形状を
規定するアウトラインが重なっている場合でも袋文字と
してのドットデータを発生可能となる。
発明の文字記号発生装置によれば、キャラクタの形状を
規定するアウトラインが重なっている場合でも袋文字と
してのドットデータを発生可能となる。
【図1】本実施例のマイクロコンピュータ部のブロック
図である。
図である。
【図2】キャラクタのアウトラインデータの例を示す図
である。
である。
【図3】従来方式による袋文字処理のドットデータを示
す図である。
す図である。
【図4】本実施例のキャラクタデータの概念図である。
【図5】本実施例の袋文字作成処理のフローチャートで
ある。
ある。
【図6】本実施例のスキャン処理のフローチャートであ
る。
る。
【図7】本実施例の袋文字ドットデータ作成処理のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図8】本実施例のy走査線によるスキャン処理の結果
を示す図である。
を示す図である。
【図9】本実施例のx走査線によるスキャン処理の結果
を示す図である。
を示す図である。
【図10】本実施例による袋文字のドットデータを示す
図である。
図である。
S60 読み込み処理(読み込み手段) S61 第1ドット生成処理 S62 第2ドット生成処理 S63 第3ドット生成処理 S72 交点情報作成処理(演算手段) S73 始点、終点抽出処理(抽出手段) S74 ドット配置処理(ドット化手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 文字・記号等のキャラクタの輪郭の形状
を規定するアウトラインデータから袋文字のドットデー
タを発生する装置において、 キャラクタのアウトラインデータを、外輪郭と内輪郭を
識別して読み込む読み込み手段と、 前記アウトラインデータと、ドットデータを規定する座
標面上に想定される互いに平行な複数の走査線との交点
座標を求める演算手段と、 前記演算手段で得た各交点座標より塗りつぶしの始点及
び終点となるドットの位置をノン・ゼロ・ワインディン
グ・ルールに基づいて抽出する抽出手段と、 前記抽出手段で得た始点及び終点のドットの位置にドッ
トを配置して袋文字のドットデータとして出力するドッ
ト化手段とを備えたことを特徴とする文字記号発生装
置。 - 【請求項2】 請求項1の構成を持つ文字記号発生装置
において、 前記演算手段における走査線の方向が第1の方向である
第1演算手段と前記抽出手段及び前記ドット化手段で第
1のドットデータを生成する第1ドット生成手段と、 前記演算手段における走査線の方向が前記第1の方向と
は異なる第2の方向である第2演算手段と前記抽出手段
及び前記ドット化手段で第2のドットデータを生成する
第2ドット生成手段と、 前記第1のドットデータと前記第2のドットデータの論
理和を生成する第3ドット生成手段とを備えたことを特
徴とする文字記号発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04233521A JP3087463B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 文字記号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04233521A JP3087463B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 文字記号発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0683311A JPH0683311A (ja) | 1994-03-25 |
JP3087463B2 true JP3087463B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=16956341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04233521A Expired - Fee Related JP3087463B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 文字記号発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3087463B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP04233521A patent/JP3087463B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0683311A (ja) | 1994-03-25 |
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