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JP3087338B2 - ソータを備えた複写装置 - Google Patents

ソータを備えた複写装置

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Publication number
JP3087338B2
JP3087338B2 JP03107231A JP10723191A JP3087338B2 JP 3087338 B2 JP3087338 B2 JP 3087338B2 JP 03107231 A JP03107231 A JP 03107231A JP 10723191 A JP10723191 A JP 10723191A JP 3087338 B2 JP3087338 B2 JP 3087338B2
Authority
JP
Japan
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sorter
sort
mode
copy
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP03107231A
Other languages
English (en)
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JPH04338062A (ja
Inventor
健太郎 永谷
実 仲村
Original Assignee
ミノルタ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ミノルタ株式会社 filed Critical ミノルタ株式会社
Priority to JP03107231A priority Critical patent/JP3087338B2/ja
Publication of JPH04338062A publication Critical patent/JPH04338062A/ja
Application granted granted Critical
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソートモードとノンソ
ートモードで動作可能なソ−タを備えた複写装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ソートモードとノンソートモード
とで動作可能なソ−タとして、ソートモード優先のソ−
タとノンソートモード優先のソ−タが知られている。そ
して通常、ソートモード優先のソ−タは、ノンソートモ
ードでの複写動作が終了して所定時間が経過するとソー
トモードに復帰し、ノンソートモード優先のソ−タで
は、ソートモードでの複写動作が終了して所定時間が経
過するとノンソートモードに復帰するように制御されて
いる。
【0003】また、上述のいずれのタイプのソ−タであ
っても、ソート動作が実行されている際、複写設定枚数
分の複写紙を全てソ−タに排出するまでソート動作を中
止することを禁止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】ところで、例えばノ
ンソートモード優先のソ−タを備えた複写装置で、多数
枚数の複写をノンソートモードで実行する際、ソ−タの
動作モードがソートモードからノンソートモードに復帰
していないことに気付かず、誤って複写動作を実行する
ことがある。しかし、従来の複写装置では、ソ−ト動作
を途中で中止すとととができないため、複写装置から排
出された複写紙は全てビンに分配収容されることにな
る。このため、操作者は複写動作が終了した後に分配処
理された複写紙を各ビンから回収しなければならず、複
写に伴う作業が煩わしくなるという問題があった。
【0005】本発明は、誤ってソートモードでの複写動
作を開始したときに生ずる不都合を解消し、全体として
の複写作業の効率が低下することのない複写装置の提供
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数のビンを有し、ソートモードとノン
ソートモードで動作可能なソータを備えた複写装置にお
いて、ソートモードでの複写動作中、ソートモードの解
除を指令する指令手段と、該指令手段によりソートモー
ドの解除が指令されたとき、解除が指令された以降に複
写装置から排出される複写紙を特定のビンに排出するよ
うにソータの動作を制御して当該複写動作を継続する制
御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成において、ソートモードでの複写動作
中、指令手段によるソート動作の中止の指令があると制
御手段はソ−タのソート動作を中止し、中止が指令され
た以降の複写装置から排出される複写紙を特定のビンに
排出する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0009】[全体構成]図1は本発明を適用した複写
機全体を示す概略図である。
【0010】複写機本体1の略中央部には感光体ドラム
2が図中矢印a方向に回転可能に支持されており、その
周囲には、イレ−サランプ3、帯電チャージャ4、磁気
刷子式の現像装置5、転写チャージャ6、分離チャージ
ャ7、ブレ−ド方式のクリーニング装置8などが順次に
配設されている。感光体ドラム2は表面に感光体層を設
けたもので、図中矢印a方向の回転に伴って、帯電チャ
ージャ4により均一に帯電され、走査光学系11からの
画像露光を受け、その表面に静電潜像が形成される。こ
の静電潜像は現像装置5によって現像される。
【0011】走査光学系11は原稿台ガラス18の下方
に設置され、露光ランプ12、ミラー13〜16、投影
レンズ17から構成されている。画像露光時において、
露光ランプ12とミラー13は、感光体ドラムの周速度
(v)に対して(v/m)(但し、m:複写倍率)の速
度で矢印b方向に移動可能であり、ミラー14,15は
(v/2m)の速度で矢印b方向に移動可能である。
【0012】複写機本体1の左側には、自動給紙カセッ
ト30と、開閉可能な手差し給紙トレイ36を備えた手
差し給紙部35が設置されている。自動給紙カセット3
0又は手差しトレイ36にセットされた複写紙は、選択
的にそれぞれの給紙ローラ21,37で複写機本体1内
に給送され、搬送ローラ対22,23により搬送され、
タイミングローラ対40で一旦停止する。続いて、複写
紙は、タイミングローラ対40により感光体ドラム2表
面に形成されたトナ−画像と同期を取って転写部へ送り
込まれ、転写チャージャ6により感光体ドラム2からト
ナ−像が転写され、分離チャージャ7により感光体ドラ
ム2の表面から分離される。そして、複写紙は搬送ベル
ト42を介して定着装置43へ送り込まれ、トナ−画像
の溶融定着を施され、排出ローラ対44からソ−タ10
0内に排出される。排出ローラ対44の近傍には本体排
紙センサSe1が配置されている。転写後の感光体ドラ
ム2は、クリーニング装置8にて残留トナ−を除去さ
れ、イレ−サランプ3の光照射にて残留電荷を除去さ
れ、次回の複写に備えられる。
【0013】[自動原稿搬送装置の構成]複写機本体1
は、上部に自動原稿搬送装置60を備えている。自動原
稿搬送装置60は、それ自体周知のもので、原稿をスト
ックして給紙ローラ61にて1枚ずつ送り出す原稿送り
出し部62と、送られてきた原稿を搬送ベルト63にて
原稿台ガラス18の上面を搬送し、ガラス18の上面上
の所定位置で停止させると共に、原稿走査の終了後に原
稿を排紙トレイ64に送り出す原稿搬送部65とから構
成される。
【0014】[ソ−タの構成と動作]ソ−タ100は複
写機本体1の複写紙排出部に着脱可能に装着される。ソ
−タ100は、複写紙を仕分けして収容するための複数
のビン101と、送り出しローラ対104を有し、各ビ
ン101の入口側に沿って下方に間欠的に移動可能な偏
向部103と、複写紙を偏向部103へ搬送するための
無端状搬送ベルト108及びリトラクタブルテープ10
9で構成されるソート通路107と、複写紙をノンソ−
トトレイ145へ搬送するためのローラ対111及び排
出ローラ対112等で構成されるノンソート通路110
と、複写機本体1から排出された複写紙を受け取るロー
ラ対114と、複写紙をソート通路107とノンソート
通路110とに振り分ける切り換え爪115とで構成さ
れている。また、ソ−タ100には、送り出しローラ対
104からビン101への排出される複写紙を検出する
ビン排紙センサーSe2が設置されている。
【0015】以上のように構成されるソータ101は、
ソートモードとノンソートモードで動作可能である。ソ
−タ100の動作モードがノンソートモードに設定され
たとき、複写機1から排出された複写紙は、切り換え爪
115にてノンソート通路110に案内され、ローラ対
111、排出ローラ対112よりノンソートトレイ14
5に設定枚数分送り込まれる。一方、ソ−タ100がソ
ートモードに設定されたとき、複写紙は、切り換え爪1
15にてソート通路107に案内され、搬送ベルト10
8とリトラクタブルテープ109に挟み込まれて偏向部
103に搬送される。そして、複写紙は、偏向部103
が間欠的に下降することにより、送り出しローラ対10
4から各ビン101に一枚ずつ順次分配される。
【0016】[操作パネル]図2は複写機本体1に設け
られた操作パネル300を示し、71はプリントキー、
72は複写設定枚数を表示する複写設定枚数表示部、8
0〜89は複写枚数設定するためのテンキーである。9
0は割り込みキー、91はクリア・ストップキーであ
る。92はペーパーサイズ選択キーで、92a〜92d
はそれぞれ選択されたペーパーサイズの表示部である。
93,94は画像濃度設定用のアップダウンキーであ
る。なお、後述するように、複写設定枚数表示部72は
ビン番号も表示可能であり、また、テンキー80〜89
はビン番号を入力するためにも用いられる。
【0017】図3は、ソ−タ100を操作するための操
作パネル400を示し、440はソ−タ100の動作モ
ードを選択的に切り換えるためのモード切り換えキ−で
ある。441はソ−タの動作モードがソートモードに設
定されたことを表示するソートモード表示部、441は
ソ−タ100の動作モードがノンソートモードに設定さ
れたことを表示するノンソートモード表示部である。4
43は、ソ−タの動作モードがソート動作中止モードに
設定されたことを表示するソート動作中止表示部であ
る。ソート動作中止表示部443は、ソートモードでの
複写動作中にモード切り換えキー440が押されたとき
に表示され、これに応じてソ−タ100はソート動作中
止モードに設定される。ソート動作中止モードにおいて
は、ソ−タ100はソート動作を中止し、複写機本体1
から排出された複写紙を特定のビン101に排出するよ
う制御される。
【0018】[制御回路]図4は、制御回路のブロック
図である。複写機本体1及びソ−タ100を制御するC
PU201には、操作パネル300に配設された各種キ
ー群のスイッチマトリクス200、テンキー80〜89
の操作に応じて複写設定枚数又はビン番号を表示する表
示部72、及び各種表示用の発光ダイオードがデコ−ダ
を介して接続されている。また、CPU201には、複
写機の各種負荷204(メインモ−タ,クラッチ及びチ
ャ−ジャなど)、本体排紙センサ−Se1、ビン排紙セ
ンサ−Se2、及びモード切り換えキー440、偏向部
103を駆動するソ−タ用モ−タ205、ソートモード
表示部441、ノンソートモード表示部442、及びソ
ート動作中止表示部443が接続されている。さらに、
CPU201にはバッテリバックアップされたRAM2
06が接続している。このRAM206には、後述する
ビン番号を格納するためのメモリエリアを含む複数のメ
モリエリアが確保されている。ビン番号を格納するため
のメモリエリアには、A(1)〜A(N)番地及びB番
地という番地が付与されている。
【0019】[制御手順]以上の制御回路200に基づ
く制御手順を図5〜図11のフローチャートを用いて説
明する。
【0020】なお、以下の説明でONエッジとはスイッ
チ、キー、センサ、信号等の状態がOFFからONに切
り換わった時の状態の変化を言うものとする。同様に、
OFFエッジとはスイッチ、キー、センサ、信号等の状
態がONからOFFに切り換わった時の状態の変化を言
うものとする。
【0021】図5は、CPU201のメインルーチンを
示す。
【0022】電源が投入されると、まずステップ(S
1)で初期設定を行う。初期設定においては、複写設定
枚数表示部72の表示を”1”にするとか、ソ−タ10
0の偏向部103を最上段のビン101に対応する位置
に移動するとか、後述するビン番号を1にセットする等
の、複写機本体1及びソ−タ100の複写条件を標準状
態にセットする処理を実行し、RAM206のメモリエ
リアに格納されているデ−タをクリアする。ステップ
(S2)では内部タイマ−をスタートさせ、この内部タ
イマ−で設定した時間内にメインルーチンの処理を実行
する。ステップ(S3)のキー入力サブルーチンでは複
写機本体1及びソ−タ100の操作パネルのキーの入力
を受け付つける。ステップ(S4)のコピ−動作サブル
ーチンでは複写機100の複写動作を制御する。ステッ
プ(S5)のソータ制御サブルーチンではソータ101
の動作を制御する。最後に、ステップ(S6)では内部
タイマ−が終了したか否かを判定し、内部タイマ−が終
了していればステップ(S2)に戻る。
【0023】図6は、ソ−タ制御サブルーチン(S5)
のフローチャートである。
【0024】なお、以下の処理において、ビン番号と
は、各々のビン101を区別するために各々のビン10
1に与えられた番号を意味し、最上段のビン101から
最下段のビン101に向かって、順に1,2,3・・・
・Mのビン番号が与えられている。また、最下段のビン
101のビン番号を最大ビン番号と言うことにする。
(Mはソ−タ100のビン101の個数に相当する。)
ステップ(S11)ではコピー動作中か否かの判定を行
い、コピー動作中でなければステップ(S12)のモー
ド切り換え処理サブルーチンに進む。このモード切り換
え処理サブルーチンはソ−タ100の動作モードをソ−
トモードとノンソートモードとに切換える処理を行うサ
ブルーチンであり、その詳細は後述する。一方、コピ−
動作中であればステップ(S13)のソーティング処理
サブルーチンに進む。ソ−ティング処理サブル−チンで
は、複写紙を排出するビン101を設定すると共に、ソ
−トモードでの複写動作中にモード切り換えキー440
の入力があった場合には、ソ−タ100のソート動作を
中止する制御を実行する。ソーティング処理サブルーチ
ンでは、複写紙を排出するビン101を設定するため、
このビン101に対応するビン番号を設定している。ス
テップ(S14)の偏向部移動処理サブルーチンでは、
ステップ(S13)で設定したビン番号に対応するビン
101に偏向部を移動する処理を実行する。
【0025】図7は、モード切り換え処理サブルーチン
(S12)のフローチャートである。
【0026】ステップ(S21)でモード切り換えキー
440のオンエッジを検出すると、ステップ(S22)
〜(S24)により、ソ−タ100の動作モ−ドがソー
トモードであるときにはノンソートモードに切り換え、
ソートモード表示部441を消灯してノンソートモード
表示部442を点灯する。一方、ソ−タ100の動作モ
ードがノンソートモードであるときには、ステップ(S
22),(S25),(S26)でソ−トモードに切り
換え、ノンソートモード表示部442を消灯してソート
モード表示部441を点灯する。これにより、ソ−タ1
00は表示部441又は442で表示されたモードで動
作する。
【0027】ステップ(S27)ではソート動作中止表
示部443が点灯しているか否かを判定し、ソート動作
中止表示部443が点灯している場合は、ステップ(S
28)でソート動作中止表示部443を消灯する。この
ステップ(S27),(S28)では、ソ−タの動作モ
ードがソート動作中止モードに設定されていた場合に、
複写動作が終了した後にソート動作中止モードを解除
し、ソ−タ100をソート動作可能な状態に復帰させる
処理を行う。
【0028】図8は、ソーティング処理サブルーチン
(S13)のフローチャートである。ステップ(S3
1)ではソ−タ100の動作モードの判別を行い、ソー
トモード表示部441が点灯していないとき、即ち、ノ
ンソートモードのときは、そのままソ−タ制御サブルー
チン(S5)にリターンする。一方、ソートモード表示
部441が点灯しているとき、即ち、ソートモードのと
きは、ステップ(S32)に進む。
【0029】ステップ(S32)では、ソートモードで
の複写動作中にモード切り換えキー440が押されたか
否かを判定する。モード切り換えキー440が押された
とき、即ち、操作者がソート動作の中止を指令したと
き、ステップ(S33)に進みソート動作中止表示部4
43を点灯して、ソ−タ100の動作モードをソート動
作中止モードに設定する。
【0030】ステップ(S34)では、ソート動作中止
表示部443が点灯しているか否かを判定する。ソート
動作中止表示部443が点灯していないとき、即ち、ソ
ート動作中止モードに設定されていないときはステップ
(S35)に進む。
【0031】ステップ(S35)〜(S37)では、複
写機本体1からソ−タ100へ排出される複写紙の先端
を本体排紙センサSe1が検出し、且つオーバーフラグ
が0であるとき、ビン番号をインクリメントする処理を
実行する。ステップ(S35)〜(S37)において、
例えば、ビン番号を「3」から「4」にインクリメント
する処理を実行すると、後述する偏向部移動処理サブル
ーチン(S14)の処理により偏向部103はビン番号
「3」のビン101からビン番号「4」のビン101に
移動される。ステップ(S35)〜(S37)の処理が
実行されると、ステップ(S39)に進む。
【0032】なお、オーバーフラグは、ビン番号が最大
ビン番号をオーバーしたときに“1”とセットされるフ
ラグである。オーバフラグが“1”とセットされると、
ステップ(S36)でオーバーフラグが“0”でないと
判定され、ビン番号はインクリメントされない。
【0033】一方、上記ステップ(S34)でソート動
作中止表示部443が点灯しているとき、即ち、ソート
動作中止モードに設定されているときには、ソート動作
を中止して、ステップ(S38)のビン指定サブルーチ
ンへ進む。ソート動作中止モードに設定されると、上述
のステップ(S35)〜(S37)の処理が実行されな
いため、ビン番号はインクリメントされない。従って、
後述する偏向部移動処理ルーチンの処理により偏向部1
03は、モード切り換えキー440が押されたときのビ
ン番号のビン101に停止し、このビン101に複写紙
を排出する。
【0034】ビン指定サブルーチン(S38)に進む
と、図9に示すように、まずステップ(S51)で、初
回処理フラグが“1”であるか否かを判定する。初回処
理フラグは、ソートモードでの複写動作中にモード切り
換えキー440が最初に押されたときに“1”とセット
されるフラグである。ステップ(S51)で初回処理フ
ラグが1でなければ、ステップ(S52)で複写設定枚
数表示部72の複写設定枚数の表示を消して“1”と表
示し、ステップ(S53)で初回処理フラグを“1”に
セットする。一方、ステップ(S51)で初回処理フラ
グが“1”であれば、即ち、本サブルーチンの2回目以
降の処理であればステップ(S54)に進み、テンキー
による数値入力がなされたか否かを判定する。ステップ
(S54)でテンキ−による数値入力があるとき、即
ち、操作者がテンキ−によりビン番号を指定したとき
は、複写設定枚数表示部72に表示された「1」の表示
を消して、テンキ−で入力された数字を複写設定枚数表
示部72に表示してステップ(S56)に進む。また、
ステップ(S54)でテンキ−による数値入力がないと
きは、表示部72の「1」の表示を続行して、ステップ
(S56)に進む。
【0035】ステップ(S56)では、本サブルーチン
の2回目以降の処理中にモード切り換えキー440が押
されたか否かを判定する。モード切り換えキ−440が
押されたときは、表示部72に表示された数字をビン番
号として設定し、初回処理フラグを“0”にセットす
る。このように、ステップ(S56)で表示部72に表
示された数字がビン番号として設定されると、後述する
偏向部移動処理サブルーチンの処理により偏向部103
はこのビン番号のビン101、即ち、ビン番号「1」の
ビン101或るいはテンキ−で指定したビン番号のビン
101の位置に移動され、複写紙はこのビン101に排
出される。ステップ(S38)の処理が終わると、ステ
ップ(S39)に進む。
【0036】次に、ステップ(S39)では、設定枚数
分の複写紙が複写機本体1からソ−タ100へ排出され
たか否かを判定する。設定枚数分の複写紙が排出された
ときは、ステップ(S40)でオーバーフラグを“0”
にリセットし、ステップ(S37)或るいはステップ
(S38)で設定されたビン番号を「1」に変更し、ス
テップ(S44)のビン番号ストアサブルーチンに進
む。一方、ステップ(S39)で、設定枚数分の複写紙
が排出されていないときは、ステップ(S42)に進
み、ステップ(S37)或るいは(S38)で設定され
たビン番号が最大ビン番号を越えたか否かを判定する。
このビン番号が最大ビン番号を越えないときは、ビン番
号を変更せずにそのままステップ(S44)に進む。ま
た、ステップ(S42)で、ステップ(S37)或るい
は(S38)で設定されたビン番号が最大ビン番号を越
えたときは、ステップ(S43)でオーバーフラグを
“1”にセットし、ステップ(S41)でこのビン番号
を「1」に変更し、ステップ(S44)に進む。なお、
ステップ(S37),(S38)或るいは(S41)で
設定されたビン番号は、ステップ(S44)のビン番号
ストアサブルーチンでRAM206内の所定のメモリエ
リアに格納される。
【0037】図10に、ビン番号ストアサブルーチンの
フロ−チャ−トを示す。
【0038】ステップ(S61)では、複写紙が複写機
本体1からソ−タへ排出されたか否かを判定する。複写
紙が排出されたときには、ステップ(S62)〜(S6
5)で、ソーティング処理サブルーチンで新たに設定さ
れたビン番号をRAM206の所定のメモリエリアに格
納する処理を行う。一方、複写紙が排出されないとき
は、そのままソ−タ制御ルーチンにリターンする。
【0039】ステップ(S62)〜(S64)では、R
AM206内のビン番号が格納されているメモリエリア
をA(1)からA(N)番地まで順次検索し、データの
格納されていないメモリエリアがあればステップ(S6
5)に進む。ステップ(S65)では、データの格納さ
れていないメモリエリアにソーティング処理サブルーチ
ン(S13)で設定されたビン番号を格納する。この処
理により、A(1),A(2)、A(3)・・・・・A
(N)番地という順番で、ビン番号が格納されていく。
【0040】図11に、偏向部移動処理サブルーチンの
フローチャートを示す。
【0041】ステップ(S71)では、A(1)番地に
格納されているビン番号とB番地に格納されているビン
番号が同じか否かを判定する。A(1)番地には、次に
偏向部が移動すべきビン101のビン番号が格納され、
B番地には現在偏向部103が位置するビン101のビ
ン番号が格納されている。ステップ(S71)におい
て、A(1)番地に格納されているビン番号とB番地に
格納されているビン番号が異なっていればステップ(S
72)に進み、偏向部103をA(1)番地に格納され
ているビン番号のビン101の位置に移動する。ステッ
プ(S73)では、A(1)番地に格納されているビン
番号をB番地に格納して、B番地に現在偏向部103が
位置するビン101のビン番号を格納しておく。
【0042】次に、ステップ(S74),(S75)で
は偏向部103からビン101に複写紙が排出されるタ
イミングで、即ち、ビン排紙センサSe2が複写紙の後
端を検出するタイミングで、A(2),A(3)、A
(4)・・・・・A(N)番地に格納されるビン番号を、そ
れぞれA(1),A(2)、A(3)・・・・・A(N−
1)番地に転送する。従って、上述のビン指定ルーチン
でA(N)番地に格納されたビン番号は、ステップ(S
75)の処理により最終的にA(1)番地に転送され、
偏向部103はステップ(S71)の処理によりA
(1)番地に順々に転送されてくるビン番号のビン10
1に移動される。
【0043】以上の制御内容により、ソートモードでの
複写動作中にモード切り換えキー440が押されると、
ソータ100はソート動作を中止し、偏向部103をモ
ード切り換えキー440が押されときのビン番号のビン
101に停止させ、このビン101に複写紙を排出す
る。また,その際、表示部1には“1”が表示される
が、テンキ−の数値入力がない場合は“1”を表示し続
け、テンキ−の数値入力があった場合のみ“1”の表示
を消して入力された数字を表示部72に表示する。そし
て、再度モード切り換えキーが押されると、表示された
数字をビン番号として設定して、偏向部103をこのビ
ン番号のビン101の位置に移動して、複写紙をこのビ
ン101に排出する。
【0044】なお、上記実施例においては、ソート動作
を中止したとき、複写紙を特定のビン101に排出する
よう制御していたが、その際、切り換え爪115を切り
換えて、複写紙をノンソート通路110からノンソート
トレイ145に排出するように制御してもよい。
【0045】また、上記実施例においては、ビン番号を
RAM206の所定のメモリエリアに格納する処理を、
ビン排紙センサSe2が複写紙を検出するタイミングで
実行していたが、給紙ロ−ラ21,37の近傍に通紙セ
ンサを設けるか、タイミングロ−ラ40の近傍に通紙セ
ンサを設け、通紙センサが複写紙を検出するタイミング
で前記格納処理を実行しても良い。
【0046】また、上記実施例では、偏向部が各ビンに
沿って間欠的に移動するタイプのソ−タを備えた複写機
において、ソートモードで複写動作中にソート動作を任
意に中止する例を示したが、本発明は、ビン自体がソ−
タの複写紙排出口に対して移動するタイプのソ−タや、
各ビンへの複写紙の排出を各ビンに設けられた切り換え
爪により行うタイプのソ−タを備えた複写装置において
も適用することができ、ソ−タを備えた複写機全般に適
用するとこができる。
【0047】さらに、上記実施例では、本発明を複写機
に適用した例を説明したが、プリンタ、ファクシミリ、
リーダープリンタ等の複写装置にも適用可能である。
【0048】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明に係る
複写装置によれば、ソートモードでの複写動作中にソ−
タのソート動作の中止が指令されたとき、複写装置から
排出される複写紙を特定のビンに排出するようにソ−タ
の動作を制御するようにしたため、ノンソートモードで
複写したいにも係わらず、誤ってソートモードで複写動
作を開始しても、ソート動作を途中で中止でき、設定枚
数分の複写紙が全てビンに分配処理されることを未然に
防止される。従って、従来のように複写動作終了後に各
ビンから複写紙を回収するという作業が省かれ、全体と
しての複写作業の効率の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写装置の一実施例であるソ−タ
を備えた複写機の全体構成図である。
【図2】複写機の操作パネルの平面図である。
【図3】ソ−タの操作パネルの平面図である。
【図4】複写機の制御回路のブロック図である。
【図5】メインルーチンのフローチャートである。
【図6】ソ−タ制御サブルーチンのフローチャートであ
る。
【図7】モード切り換え処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図8】ソーティング処理サブルーチンのフローチャー
トである。
【図9】ビン指定サブルーチンのフローチャートであ
る。
【図10】ビン番号ストアサブルーチンのフローチャー
トである。
【図11】偏向部移動処理サブルーチンのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1・・・・複写機本体1 100・・・・ソ−タ 101・・・・ビン 103・・・・偏向部 440・・・・モード切り換えキ− 441・・・・ソートモード表示部 442・・・・ノンソートモード表示部 443・・・・ソート動作中止表示部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビンを有し、ソートモードとノン
    ソートモードで動作可能なソータを備えた複写装置にお
    いて、 ソートモードでの複写動作中、ソートモードの解除を指
    令する指令手段と、 該指令手段によりソートモードの解除が指令されたと
    き、解除が指令された以降に複写装置から排出される複
    写紙を特定のビンに排出するようにソータの動作を制御
    して当該複写動作を継続する制御手段と、を備えたこと
    を特徴とする複写装置。
JP03107231A 1991-05-13 1991-05-13 ソータを備えた複写装置 Expired - Lifetime JP3087338B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100560774C (zh) * 2006-06-26 2009-11-18 大连理工大学 Sm-Al-Co系Sm基三元块体非晶合金

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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