JP3086991B2 - 電動工具のスイッチ機構 - Google Patents
電動工具のスイッチ機構Info
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- JP3086991B2 JP3086991B2 JP05070944A JP7094493A JP3086991B2 JP 3086991 B2 JP3086991 B2 JP 3086991B2 JP 05070944 A JP05070944 A JP 05070944A JP 7094493 A JP7094493 A JP 7094493A JP 3086991 B2 JP3086991 B2 JP 3086991B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch lever
- switch
- power tool
- lever
- switch mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
Description
チ、詳しくはハンドルのスイッチレバーの引き代に応じ
てモータ回転速度を変更させるスイッチ機構に関するも
のである。
等作業上ブレードの作動速度を変更させる必要があるも
のにおいては、ハンドルにモータ回転速度を変化させる
スイッチ機構が装備される。例えば特公昭47-19838号公
報には、ケーシングに装着した引き金に可動触衝面を設
け、引き金を押し込むと前記可動触衝面がケーシング或
は引き金に設けた固定触衝面と当接或は係合することで
引き金の引き代を制限し、モータの回転速度を変化させ
る発明が開示されている。又同発明の実施例には引き金
のロック機構を設け、上記引き金の押込み位置で引き金
をロック可能な構成も開示されている。
いては、前記可動触衝面を変更する規制部材(ノブ、ピ
ン、アーム等)を引き金に設けているため、引き代調整
が不要な場合であっても引き金の操作に伴い誤って前記
規制部材を操作させてしまう場合が生じる。又引き金自
体がハンドル内側の見にくい場所にあるから規制部材の
位置や状態が確認しにくく、その操作もしづらいため、
押込み量の調整が煩わしく、特に作業中の規制部材の調
整は非常にやりにくいものとなっていた。
の作動に影響を与えずに規制部材を操作しやすくし、誤
作動の虞れもない電動工具のスイッチ機構を提供するも
ので、その構成は、スイッチレバーの移動領域内に、ス
イッチレバーと係合してその引き代を変化させる規制部
材を、ハンドル外部からスイッチレバーとの係合位置を
調整可能に設けたことを特徴とするものである。
をスイッチレバーと分離したから、スイッチレバー自体
の押込み操作がしやすく、又規制部材がハンドル外面の
目視しやすい位置にあるから押込み量の確認がしやす
く、工具作動中での操作も容易で誤作動の虞れもない。
を図面に基いて説明する。図1は2つ割のハウジングで
構成されるレシプロソーのハンドルにおいて、上カバー
を取り外した状態を示す説明図で、下カバー1には、内
蔵部品の装着位置として、スイッチ部2、コード保持部
3、コントロール部4が夫々一体成形されている。本実
施例における上下カバーはレシプロソー、震動ドリル共
用のもので、スイッチ部2にはモータ回転速度切換用の
変速スイッチ5がスイッチレバー6、ロックボタン7と
共に収納される。コントロール部4は震動ドリル等の場
合は収納ケース10にコントローラと切換ツマミが収納
されるが、レシプロソーにおいては変速スイッチ5で速
度切換を行うため、収納ケース10には発熱素子(図示
せず)が取着された放熱板8と、切換ツマミ位置には施
栓部材9が収納される。又コード保持部3には電源コー
ド11の基端部11aが連結される。尚12はコード群
13のばらつきを防止するゴムバンドである。図2はス
イッチ機構の詳細を示す斜視図で、スイッチレバー6は
上下カバーを組み合わせて形成されるスイッチ孔14に
その下端部6cがピン15により回動可能に軸着され、
内部に突設した凸部6aは下カバー1底面のスイッチ固
定具30〜34により保持される変速スイッチ5のプラ
ンジャ式押しボタン5aの先端に当接し、スイッチレバ
ー6の押込みに伴い、押しボタン5aの押込み量を変化
させる。又スイッチレバー6を押し込まない状態でちょ
うど凸部6aと押しボタン5aが当接位置にある様、ス
イッチレバー6上部両側には突起6b、6bが設けら
れ、突起6b、6bがスイッチ孔14の内壁に係合する
と共に、スイッチ孔14の下端14aがスイッチレバー
6の下端部6cと当接し、スイッチレバー6の回動を規
制する。スイッチレバー6の上方にはロックボタン7が
ピン16により軸支され、後端部7aはスプリング18
により付勢されている。スイッチレバー6の上面には係
合凹部6dが形成され、スイッチレバー6を押し込んだ
時、ロックボタン7の後端部7aを上方へ押し上げる
と、先端部7bが係合凹部6dに掛止し、当該位置でス
イッチレバー6は固定される。又スイッチレバー6の押
込み側には押込み量の規制部材として変速ツマミ20が
配置される。変速ツマミ20は上下カバーを合致させて
形成される透孔19及び下カバー1に突設した支持具1
7a、17bによりその回転軸20aを回動可能に把持
される。回転軸20a上端には上下カバー外部へ露出す
る円盤状の操作板21とカバー裏側位置にフランジ部2
2、更に下方には半月板23が一体的に形成されてい
る。前記半月板23の外周には歯23aが形成され、半
月板23は回転軸20aとの取付位置をその円弧中心に
一致させず、偏心させて取着されている。更に前記フラ
ンジ部22はその側壁22aを多角形状に面取されてお
り、フランジ部22と隣接するラバーピン35が前記面
取された側壁22aに合致することで回り止めとなり、
変速ツマミ20の回転を所定の位置で規制できる。
イッチレバー6の押込み量によってモータの回転速度が
変化するが、変速ツマミ20との当接位置によってその
押込み量は決定される。即ち図3(a)の如く変速ツマ
ミ20の半月板23における回転軸20a中心とスイッ
チレバー6の押込み側先端に設けた係合突起6eとの接
点が最も遠い場合は、スイッチレバー6の押込み量は最
も小さく、変速ツマミ20を操作板21により時計回り
に回転させると、徐々に半月板23の歯23aと係合突
起6eとの接点と回転軸20a中心との距離Lが縮まっ
てスイッチレバー6の押込み量は次第に大きくなり、更
に変速ツマミ20を回転させると、スイッチレバー6は
半月板23と離れて、回転軸20a側へ最も接近する位
置まで押し込むことができる(図3b)。この時変速ツ
マミ20のフランジ部22の面取された側壁22aは夫
々の面でラバーピン35と当接するから変速ツマミ20
の回転を所定の位置で規制することができる。このよう
にスイッチレバー6の押込み量の調整はハンドル上部に
露出した変速ツマミ20の操作板21により簡単に行
え、その位置も確認しやすい場所にあるから誤操作の虞
れもない。又スイッチレバー6のロックは、ロックボタ
ン7の後端部7aを上方へ押し上げると、ピン16を支
点にして先端部7bが下降し、前述の如くスイッチレバ
ー6の係合凹部6dへ先端部7bが係合してスイッチレ
バー6の戻りを阻止し、ロック状態となる。ロックを解
除するにはスイッチレバー6を更に少し押し込むと、ス
プリング18の付勢によりロックボタン7の後端部7a
は下方位置へ戻るから、係止凹部6dとの係合は解除さ
れてスイッチレバー6、押しボタン5aも元の位置へ復
帰する。従って本実施例のロック機構によれば、スイッ
チレバー6を押し込む際に、例えば人差し指で押し上げ
る等して容易にロックボタン7を操作することができる
から、片手でもスイッチレバー6とロックボタン7の操
作が可能となる。
変速ツマミに限定するものでなく、例えばスイッチレバ
ーとの当接位置を変更可能な段部や傾斜面を有する部材
をスライド式に設けたりする等、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で任意に設計変更可能である。
規制部材とスイッチレバーとを分離させたことで、スイ
ッチレバーに設けていた余計な部材を排除できスイッチ
レバー自体の操作性が向上する。更に規制部材も操作し
やすく、又確認しやすい位置に配置されるから、モータ
回転速度切換の誤動作がなくなり、工具自体の作業性も
改善される。
シプロソーのハンドルを示す説明図である。
である。
図である。 (b)スイッチレバーの押込み作動を示す説明図であ
る。
部、4・・コントロール部、5・・変速スイッチ、6・
・スイッチレバー、7・・ロックボタン、8・・放熱
板、9・・施栓部材、10・・収容ケース、11・・電
源コード、12・・ゴムバンド、13・・コード群、1
4・・スイッチ孔、15、16・・ピン、17・・支持
具、18・・スプリング、19・・透孔、20・・変速
ツマミ、21・・操作板、22・・フランジ部、23・
・半月板、30〜34・・スイッチ固定具、35・・ラ
バーピン。
Claims (1)
- 【請求項1】 スイッチレバーの引き代に応じてモータ
の回転速度をコントロール可能な調速機構を備えた電動
工具にあって、前記スイッチレバーの移動領域内に、ス
イッチレバーと係合してその引き代を変化させる規制部
材を、ハンドル外部からスイッチレバーとの係合位置を
調整可能に設けたことを特徴とする電動工具のスイッチ
機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05070944A JP3086991B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 電動工具のスイッチ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05070944A JP3086991B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 電動工具のスイッチ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06254779A JPH06254779A (ja) | 1994-09-13 |
JP3086991B2 true JP3086991B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=13446124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05070944A Expired - Lifetime JP3086991B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 電動工具のスイッチ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3086991B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9314914B2 (en) | 2009-11-11 | 2016-04-19 | Makita Corporation | Power tool |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000233383A (ja) | 1999-02-12 | 2000-08-29 | Makita Corp | 電動工具のスイッチ機構 |
JP4735106B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2011-07-27 | パナソニック電工株式会社 | 電動工具 |
WO2011161552A2 (en) | 2010-06-14 | 2011-12-29 | Black & Decker Inc. | Control unit for brushless motor in a power tool |
-
1993
- 1993-03-04 JP JP05070944A patent/JP3086991B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9314914B2 (en) | 2009-11-11 | 2016-04-19 | Makita Corporation | Power tool |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06254779A (ja) | 1994-09-13 |
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