JP3076948B2 - リードフレームおよびこれを用いた半導体装置の製造方法 - Google Patents
リードフレームおよびこれを用いた半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JP3076948B2 JP3076948B2 JP528794A JP528794A JP3076948B2 JP 3076948 B2 JP3076948 B2 JP 3076948B2 JP 528794 A JP528794 A JP 528794A JP 528794 A JP528794 A JP 528794A JP 3076948 B2 JP3076948 B2 JP 3076948B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting portion
- lead
- tip
- inner lead
- lead frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
Landscapes
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Description
これを用いた半導体装置の製造方法に関する。
して用いられるリ―ドフレ―ムは、鉄系あるいは銅系等
の金属材料からなる板状体をプレス加工又はエッチング
により所望のパタ―ンに成形することによって形成され
る。
い、インナ−リ−ドの幅は極めて細くなり、また間隔も
小さくなっており、インナーリードの微小な変形も許さ
れないような状況になっている。
ンナーリードにポリイミド等の絶縁性のテープを貼着し
たり、紫外線硬化樹脂でインナーリード相互間を固定す
る等の方法が提案されている。
レームの形状加工に際して発生する加工歪(残留応力)
によるインナーリードの変形は、これらの方法で矯正で
きるものではなかった。
リード先端端面にインナーリードを相互に連結する連結
部を残した形状にスタンピングし、残留応力を除去する
ための熱処理を行った後連結部を除去するという方法が
提案されている(特公昭62−44422号公報)。
するインナーリードとの間もインナーリード先端部に連
結部を残した状態で成形される。しかしながら、インナ
ーリード先端にはワイヤボンディングに必要な平坦幅を
確保するためのコイニングがなされ、これによってイン
ナーリード先端に延びが生じるのに対し、サポートバー
にはコイニングがなされないため、サポートバーとイン
ナーリードとの間の連結部がインナーリードの延びに引
っ張られて、変形を生じてしまうことがある。このた
め、インナーリードの位置が面方向にシフトしたり、上
下にシフトしたりするという問題があった。
る際に、分離が困難であり、分離用のV溝を形成したも
のなどが提案されているが、依然として歪みが生じ易い
という問題もある。
来例のリードフレームは、連結部が切除しにくく、切除
に際してあらたに歪みが生じるという問題もある。
で、歪の発生を防止し、高精度で信頼性の高いリードフ
レームを提供することを目的とする。
容易なリードフレームを提供することにある。
の高い半導体装置を提供することにある。
ナーリードの先端部が、前記インナーリードの先端部の
肉厚の半分以上厚さ方向に突出せしめられた連結部を介
して連結せしめられ、インナーリードの先端部と連結部
との境界において、インナーリードの先端部がワイヤボ
ンディング領域を囲む円弧状を呈する形状に構成されて
いる。
囲むように形成された複数のインナーリードと、各イン
ナーリードに連設せしめられるアウターリードとを備
え、前記インナーリードの先端部が、前記インナーリー
ドの先端部の肉厚の半分以上厚さ方向に突出せしめられ
た連結部を介して連結せしめられる形状加工工程と、前
記連結部と前記インナーリードの先端部との境界におい
て、前記インナーリードの先端部がワイヤボンディング
領域を囲む円弧状を呈する形状で、前記インナーリード
の先端部の肉厚の半分以上厚さ方向に突出せしめられる
ように加工するプレス加工工程と、前記リードフレーム
を前記連結部が上側にくるように封止容器内に配置し、
前記連結部を浮かせた状態でインナーリードを前記封止
容器に固着する固着工程と、前記連結部を上方に引っ張
ることにより切除しインナーリードを分離せしめる分離
工程と、前記分離工程の前または後に半導体チップを搭
載し、インナーリードに接続するチップ搭載工程と、を
含むようにしたことを特徴とする。
部を指示するサポートバーを介してインナーリードを相
互接続するように配設する。
搭載部の各辺の両端のインナーリードを相互接続するよ
うに配設するようにする。
搭載部の各辺の一部で隣接インナーリードを相互接続す
るように配設する。
備しているため、搬送に際してテーピングを施したりす
ることなく、良好な状態を保持することができ、歪みが
なく高精度で信頼性の高いものとなる。また、連結部は
半抜き状態で連結されているため、切除に際しても、特
別の道具を用いることなく、上方に引っ張ることにより
容易に切除可能である。
部との境界において、インナーリードの先端部が円弧状
を呈する形状に構成されているため、後に連結部を半抜
き加工する際に用いるプレス金型は先端が太くなってお
り、プレスが容易であり、応力集中によりパンチに割れ
が生じたりすることもない。さらに一挙に先端が切除さ
れるため、捩れが生じたりすることなく、高精度で信頼
性の高いリードフレームを得ることができる。
フレームの突出部が上にくるようにして連結部を浮かせ
た状態で封止容器に固着し、固着後、連結部を上方に引
っ張るようにするば、特別な道具を必要とすることな
く、容易に連結部切除を行うことができる。またこのと
き、インナーリードの先端部は円弧状を呈する形状に構
成されており、従って連結部の外形が、先端部で太くな
っているため、連結部半抜き加工の際に応力集中により
パンチに割れが生じたりすることもない。
止するようにする。
イヤボンディング、樹脂封止などの工程を経て半導体装
置として完成されるが、内部応力が除去された状態で良
好に形成されているため、極めて高精度となっている。
つつ詳細に説明する。
インナーリード1の先端が連結部2で一体化されてお
り、かつこの連結部2が、図2(a)および(b)に要
部拡大図を示す如く、半抜き状態となるように肉厚の半
分以上、厚さ方向に突出せしめられていることを特徴と
する。なお、この連結部は、インナーリード1の先端と
の境界で、インナーリード先端がワイヤボンディング領
域を囲む円弧状態をなすように形成されている。
と同様に形成される。すなわち、このリードフレームは
42アロイからなる条材をプレス加工することによって
形成されるもので、半導体素子搭載領域から放射状に伸
長し、さらにこれらインナーリード1にそれぞれアウタ
ーリード3が連設され、このアウターリード3は、外枠
であるサイドバー4で支持されている。
て説明する。
工することにより、リード間領域を打ち抜く(図3(a)
)。
により、連結部2を形成する(図3(b) )。
定の処理工程を経たのち、金型により連結部2を半抜き
加工し、表面上に突出せしめる(図3(c) )。
ドフレームが完成する。
ま、搬送されユーザに供給される。
置の実装方法について説明する。
くるようにして、図4(a) に示すようにセラミックパッ
ケージ10にガラス接着剤11を介して固着する。
トなどでこの連結部2を掴み、上方に引き上げることに
より、連結部を切除し、インナーリード先端を分離す
る。
ディング法によりチップ13と、リードフレームとをワ
イヤ14を介して接続する。
15およびこれに固着せしめられる金属製の蓋体16で
封止する。
がなく、信頼性の高い半導体装置を得ることができる。
端部近傍は、コイニングによりあらかじめ肉薄にしてお
くようにしてもよい。この場合も本発明の構造によれ
ば、連結部が一体的に形成されているため、インナーリ
ード先端位置は正しく保持される。また、コイニングに
際しても、この連結部は歪みを生じることなく位置を維
持することができ、インナーリード先端部をシフトさせ
たりすることはなく、極めて高精度のリードフレームを
得ることができる。
は、材料の延びによる変形も、インナーリードの長さの
ばらつきもなく高精度で信頼性の高いものとなる。
状については、実施例に限定されることなく適宜変形可
能である。
半導体装置について説明したが、外枠と蓋体によって封
止するのに換えて、樹脂を充填するようにしてもよい
し、また放熱板に搭載する場合にも同様に適用可能であ
る。
リードフレームの場合にも適用可能である。
ドフレームによれば、内部応力が除去された状態で良好
に形成されているため、極めて高精度となっている。
によれば、高精度で信頼性の高いものとなっている。
装置の製造工程図
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体チップ搭載部を囲むように形成さ
れた複数のインナーリードと、各インナーリードに連設
せしめられるアウターリードとを備えたリードフレーム
において、 前記インナーリードの先端部が、前記インナーリードの
先端部の肉厚の半分以上厚さ方向に突出せしめられた連
結部を介して連結せしめられ、 前記インナーリードの先端部と前記連結部との境界にお
いて、前記インナーリードの先端部がワイヤボンディン
グ領域を囲む円弧状を呈する形状に構成されていること
を特徴とするリードフレーム。 - 【請求項2】 半導体チップ搭載部を囲むように形成さ
れた複数のインナーリードと、各インナーリードに連設
せしめられるアウターリードとを備え、前記インナーリ
ードの先端部が、前記インナーリードの先端部の肉厚の
半分以上厚さ方向に突出せしめられた連結部を介して連
結せしめられる形状加工工程と、 前記連結部と前記インナーリードの先端部との境界にお
いて、前記インナーリードの先端部がワイヤボンディン
グ領域を囲む円弧状を呈する形状で、前記インナーリー
ドの先端部の肉厚の半分以上厚さ方向に突出せしめられ
るように加工するプレス加工工程と、 前記リードフレームを前記連結部が上側にくるように封
止容器内に配置し、前記連結部を浮かせた状態でインナ
ーリードを前記封止容器に固着する固着工程と、 前記連結部を上方に引っ張ることにより切除しインナー
リードを分離せしめる分離工程と、 前記分離工程の前または後に半導体チップを搭載し、イ
ンナーリードに接続するチップ搭載工程と、 を含むようにしたことを特徴とする半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP528794A JP3076948B2 (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | リードフレームおよびこれを用いた半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP528794A JP3076948B2 (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | リードフレームおよびこれを用いた半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07211844A JPH07211844A (ja) | 1995-08-11 |
JP3076948B2 true JP3076948B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=11607031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP528794A Expired - Fee Related JP3076948B2 (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | リードフレームおよびこれを用いた半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076948B2 (ja) |
-
1994
- 1994-01-21 JP JP528794A patent/JP3076948B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07211844A (ja) | 1995-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4615282B2 (ja) | 半導体パッケージの製造方法 | |
JP2000294711A (ja) | リードフレーム | |
JPH03177060A (ja) | 半導体装置用リードフレーム | |
US20230068748A1 (en) | Leaded semiconductor device package | |
JPH03250756A (ja) | 半導体素子の外部リードの成型方法 | |
JP3076948B2 (ja) | リードフレームおよびこれを用いた半導体装置の製造方法 | |
JP2632456B2 (ja) | リードフレームの製造方法 | |
EP0204102A2 (en) | Direct connection of lead frame having flexible, tapered leads and mechanical die support | |
JP2005209805A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP4266429B2 (ja) | 樹脂封止型半導体装置およびその製造方法 | |
JP2524645B2 (ja) | リ―ドフレ―ムおよびその製造方法 | |
JPH0738036A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH046859A (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
JP2504860B2 (ja) | リ―ドフレ―ムの製造方法 | |
JP2527503B2 (ja) | リ―ドフレ―ムおよびその製造方法 | |
US20130075885A1 (en) | Lead frame and packaging method | |
JPH0444255A (ja) | リードフレームの製造方法 | |
JP2007294637A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH08298306A (ja) | 半導体装置およびその製造に用いるリードフレームならびにリードフレームの製造方法 | |
JPH05326801A (ja) | 半導体装置及びそのリードフレーム | |
JP2515882B2 (ja) | リ―ドフレ―ム、リ―ドフレ―ムの製造方法、半導体装置および半導体装置の製造方法 | |
JP2714002B2 (ja) | 樹脂封止型半導体装置の製造方法 | |
JP2004200719A (ja) | 半導体装置 | |
JPH0338056A (ja) | リードフレームの製造方法 | |
JPH03102859A (ja) | 半導体装置の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080616 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |