JP3074998B2 - 屋外形配電盤の扉取付装置 - Google Patents
屋外形配電盤の扉取付装置Info
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- JP3074998B2 JP3074998B2 JP05031002A JP3100293A JP3074998B2 JP 3074998 B2 JP3074998 B2 JP 3074998B2 JP 05031002 A JP05031002 A JP 05031002A JP 3100293 A JP3100293 A JP 3100293A JP 3074998 B2 JP3074998 B2 JP 3074998B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- door
- mounting device
- door mounting
- hinge
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、屋外形配電盤の扉取
付装置について、防水対策を施したものに関する。
付装置について、防水対策を施したものに関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来例の要部の断面図である。図
において、箱体１は、骨格を形成する山形鋼などの枠体
２と、壁板３と、開口４を形成し防滴性を持たせるため
にＪ字形などをする前面板５とからなり、それぞれが固
着される。蝶番６の筒部７に一体化される平板アーム部
８は、前記前面板５に溶接箇所９で固着され、その後に
箱体１とともに塗装される。平板アーム部８の溶接箇所
９は強度的には部分的でよいが、前面板５との隙間に雨
水が侵入して錆びやすいので、全周を溶接する。なお、
筒部７に嵌め込む軸や扉側の筒部や扉は、ここでは図示
を省略する。
において、箱体１は、骨格を形成する山形鋼などの枠体
２と、壁板３と、開口４を形成し防滴性を持たせるため
にＪ字形などをする前面板５とからなり、それぞれが固
着される。蝶番６の筒部７に一体化される平板アーム部
８は、前記前面板５に溶接箇所９で固着され、その後に
箱体１とともに塗装される。平板アーム部８の溶接箇所
９は強度的には部分的でよいが、前面板５との隙間に雨
水が侵入して錆びやすいので、全周を溶接する。なお、
筒部７に嵌め込む軸や扉側の筒部や扉は、ここでは図示
を省略する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例では、雨
水の侵入防止のために、溶接箇所９が平板アーム部８の
全周にわたるので、作業工数が大きい。また開口と扉と
の寸法調整も、溶接では熟練や治具を必要とする。この
発明の目的は、扉の蝶番が箱体の開口に簡単に取付けら
れて防水性が確保され、開口と扉との寸法精度が容易に
確保できる屋外形配電盤の扉取付装置を提供することに
ある。
水の侵入防止のために、溶接箇所９が平板アーム部８の
全周にわたるので、作業工数が大きい。また開口と扉と
の寸法調整も、溶接では熟練や治具を必要とする。この
発明の目的は、扉の蝶番が箱体の開口に簡単に取付けら
れて防水性が確保され、開口と扉との寸法精度が容易に
確保できる屋外形配電盤の扉取付装置を提供することに
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明の屋外形配電盤
の扉取付装置は、箱体の開口を開閉する扉と前記開口の
前面板とを蝶番で結合する扉取付装置において、前記前
面板の前記蝶番の取り付け面側に前記パッキングを埋め
込む凹部を設け、前記蝶番の平板アーム部に固着したス
タッドにパッキングを嵌め、該スタッドを前記箱体の外
側から前記開口の前面板に設けた穴に通し、前記箱体の
内側からナットで固定するものである。このとき、前記
凹部を箱体の枠体に設けた前記穴より大径の座穴を持つ
前記前面板で形成したりする。
の扉取付装置は、箱体の開口を開閉する扉と前記開口の
前面板とを蝶番で結合する扉取付装置において、前記前
面板の前記蝶番の取り付け面側に前記パッキングを埋め
込む凹部を設け、前記蝶番の平板アーム部に固着したス
タッドにパッキングを嵌め、該スタッドを前記箱体の外
側から前記開口の前面板に設けた穴に通し、前記箱体の
内側からナットで固定するものである。このとき、前記
凹部を箱体の枠体に設けた前記穴より大径の座穴を持つ
前記前面板で形成したりする。
【０００５】
【作用】このような構成によれば、パッキングが防水機
能を発揮するし、平板アーム部と箱体の隙間は部品段階
で塗装できるから水が溜まっても錆びることがない。凹
部を設ければ更に防水性はよいし、凹部は枠体と前面板
のプレス工程で簡単に形成できる。このため、扉の蝶番
は箱体の開口にナットで簡単に取付けられて防水性が確
保され、開口と扉との寸法精度が容易に確保できる。
能を発揮するし、平板アーム部と箱体の隙間は部品段階
で塗装できるから水が溜まっても錆びることがない。凹
部を設ければ更に防水性はよいし、凹部は枠体と前面板
のプレス工程で簡単に形成できる。このため、扉の蝶番
は箱体の開口にナットで簡単に取付けられて防水性が確
保され、開口と扉との寸法精度が容易に確保できる。
【０００６】
【実施例】図１は実施例の要部の断面図、図２は図１の
拡散分解図であり、従来例及び各図において同一符号を
つけるものはおよそ同一機能を持つ。図において、箱体
１は、骨格を形成する山形鋼などの枠体２と、壁板３
と、開口４を形成し防滴性を持たせるためにＪ字形など
をする前面板５とからなり、それぞれ固着される。蝶番
６の筒部７には扉１０側の筒部６ｂが軸６ａで嵌め込ま
れて蝶番６を形成し、筒部６ｂは扉１０に固着される。
拡散分解図であり、従来例及び各図において同一符号を
つけるものはおよそ同一機能を持つ。図において、箱体
１は、骨格を形成する山形鋼などの枠体２と、壁板３
と、開口４を形成し防滴性を持たせるためにＪ字形など
をする前面板５とからなり、それぞれ固着される。蝶番
６の筒部７には扉１０側の筒部６ｂが軸６ａで嵌め込ま
れて蝶番６を形成し、筒部６ｂは扉１０に固着される。
【０００７】実施例の特徴として、蝶番６の筒部７に一
体化される平板アーム部８に、スタッド１１を固着す
る。このスタッド１１にパッキング１２を嵌め、開口４
の前面板５の穴１３に通し、ワッシャ１４とばね座金１
５を介してナット１６で固定する。前面板５にはパッキ
ング１２を埋め込む凹部１７を設けるとよいし、この凹
部１７は箱体１の枠体２に設けた前記穴１３より大径の
座穴１８を持つ前面板５で形成するとよい。蝶番６の筒
部７に一体化される平板アーム部８や箱体１を、部品の
段階で塗装してから組み立てる。
体化される平板アーム部８に、スタッド１１を固着す
る。このスタッド１１にパッキング１２を嵌め、開口４
の前面板５の穴１３に通し、ワッシャ１４とばね座金１
５を介してナット１６で固定する。前面板５にはパッキ
ング１２を埋め込む凹部１７を設けるとよいし、この凹
部１７は箱体１の枠体２に設けた前記穴１３より大径の
座穴１８を持つ前面板５で形成するとよい。蝶番６の筒
部７に一体化される平板アーム部８や箱体１を、部品の
段階で塗装してから組み立てる。
【０００８】このような構造によれば、パッキング１２
が防水機能を発揮するし、平板アーム部８と箱体１の隙
間は部品段階で塗装できるから水が溜まっても錆びるこ
とがない。凹部１７を設ければ更によいし、凹部１７は
枠体２と前面板５のプレス工程で簡単に精度よく形成で
きる。このため、扉１０の蝶番６は箱体１の開口４にナ
ット１６で簡単に取付けられて防水性が確保され、開口
４と扉１０との寸法精度が容易に確保できる。
が防水機能を発揮するし、平板アーム部８と箱体１の隙
間は部品段階で塗装できるから水が溜まっても錆びるこ
とがない。凹部１７を設ければ更によいし、凹部１７は
枠体２と前面板５のプレス工程で簡単に精度よく形成で
きる。このため、扉１０の蝶番６は箱体１の開口４にナ
ット１６で簡単に取付けられて防水性が確保され、開口
４と扉１０との寸法精度が容易に確保できる。
【０００９】
【発明の効果】この発明の屋外形配電盤の扉取付装置に
よれば、パッキングが防水機能を発揮するし、平板アー
ム部と箱体の隙間は部品段階で塗装できるから水が溜ま
っても錆びることがない。凹部を設ければ更に防水性は
よいし、凹部は枠体と前面板のプレス工程で簡単に形成
できる。このため、扉の蝶番は箱体の開口にナットで簡
単に取付けられて防水性が確保され、開口と扉との寸法
精度が容易に確保できる。
よれば、パッキングが防水機能を発揮するし、平板アー
ム部と箱体の隙間は部品段階で塗装できるから水が溜ま
っても錆びることがない。凹部を設ければ更に防水性は
よいし、凹部は枠体と前面板のプレス工程で簡単に形成
できる。このため、扉の蝶番は箱体の開口にナットで簡
単に取付けられて防水性が確保され、開口と扉との寸法
精度が容易に確保できる。
【図１】実施例の要部の断面図
【図２】図１の拡散分解図
【図３】従来例の要部の断面図
１ 箱体 ２ 枠体 ３ 壁板 ４ 開口 ５ 前面板 ６ 蝶番 ７ 筒部 ８ 平板アー
ム部 １０ 扉 １１ スタッ
ド １２ パッキング １３ 穴 １６ ナット １７ 凹部 １８ 座穴
ム部 １０ 扉 １１ スタッ
ド １２ パッキング １３ 穴 １６ ナット １７ 凹部 １８ 座穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02B 1/26 - 1/30 H02B 1/38 - 1/40 H02B 1/44
Claims (2)
- 【請求項１】箱体の開口を開閉する扉と前記開口の前面
板とを蝶番で結合する扉取付装置において、前記前面板
の前記蝶番の取り付け面側に前記パッキングを埋め込む
凹部を設け、前記蝶番の平板アーム部に固着したスタッ
ドにパッキングを嵌め、該スタッドを前記箱体の外側か
ら前記開口の前面板に設けた穴に通し、前記箱体の内側
からナットで固定することを特徴とする屋外形配電盤の
扉取付装置。 - 【請求項２】請求項１記載の屋外形配電盤の扉取付装置
において、前記凹部を、前記前面板を固着する枠体のス
タッドを通す穴より大径の前記前面板に設けた座穴で形
成することを特徴とする屋外形配電盤の扉取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05031002A JP3074998B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 屋外形配電盤の扉取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05031002A JP3074998B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 屋外形配電盤の扉取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06245333A JPH06245333A (ja) | 1994-09-02 |
| JP3074998B2 true JP3074998B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=12319372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05031002A Expired - Lifetime JP3074998B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 屋外形配電盤の扉取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3074998B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101284135B1 (ko) * | 2011-12-19 | 2013-07-09 | 코스코디자인(주) | 인스펙션 도어 해치 |
| JP6269880B1 (ja) * | 2017-03-31 | 2018-01-31 | 富士電機株式会社 | 電力変換装置用の筐体 |
| WO2018189807A1 (ja) * | 2017-04-11 | 2018-10-18 | 三菱電機株式会社 | 電気機器 |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP05031002A patent/JP3074998B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06245333A (ja) | 1994-09-02 |
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