JP3071848B2 - 駐車場の管理方法および管理装置 - Google Patents
駐車場の管理方法および管理装置Info
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Description
よび管理装置に関する。
は、通常、荷物を搬入したり、搬出したりする多数の自
動車のために広大な駐車場を用意しておき、到着した自
動車はいったん、駐車場に駐車させて待機させ、入場受
付所で入場受付手続きを済ませてから敷地に入るのを許
す手順が取られているが、このような駐車場では、到着
した自動車が原則として先入れ、先出しの原則に則って
管理し、また、駐車場の多数の自動車が混乱しないで円
滑に流れるようにしなければならない要求がある。
に、駐車位置を指示したり受付呼び出しの案内のための
表示器を設けたりせず、自動車運転者の自主的な判断に
委ねることがほとんどであり、概ね、次のような手順に
よって駐車場の駐車管理がなされていた。
ース2と通路部3に明確に区分し、駐車スペース2で
は、1台ごとの駐車位置が路面に描かれた枠で案内され
ている。そして、到着した車は、駐車場1の入口4から
入り、駐車スペース2内の任意の枠内に駐車し、運転者
はそこから敷地入場受付所5まで歩いて出向き、受付を
済ませると自動車に戻り、駐車場1の出口6から出て敷
地内に入り、荷物の積み卸場に向かう。
通常採用している方法であるが、図15に示すように、
駐車場7に路面に車の行列をつくるためのガイドライン
8を描き、到着した自動車が駐車場7の入口9から入
り、ガイドライン8内に待ち行列をつくっていく方法で
ある。図示の従来例の場合には、図16に詳しく示すよ
うに、4台ずつ横に並びながら、前方に進んでいくよう
にしている。
従って少しずつ前進し、受付所10の前方に達したとこ
ろで、運転者が自動車から降りて受付所10で受付を済
ませ、再び自動車に戻って駐車場7の出口11から出て
荷物の積み卸場に向かう。
する自動車の台数は時間帯によって大きく変化する。例
えば、毎日消費される食品の配送センタや工場では、図
10のグラフに示すようなパターンとなることがある。
このパターンは、6時から18時まで受付を行う場合、
6時から8時までの間と、13時から16時までの間に
2つのピークがあることを示しているが、これは、配送
先の配送条件が、「朝なるべく早め」と、「午後、夕刻
まで」のいずれかに集中しがちであることによる。
大半は、受付が開始される前から三々五々駐車場に到着
し、受付開始時には、1日のうちでの最大台数が駐車す
ることとなる。
次のような問題点が存在していた。まず、図14に示す
従来の方法の場合には、受付の順番を確保するために運
転者が受付所の前で必要に応じて待ち行列をつくること
になるが、受付開始時には最大台数の自動車が駐車して
いることになると、受付開始時にはこの待ち行列も大き
くなり、いずれの運転者も長い時間、受付所前で待たさ
れることになる。
駐車場7内に自動車の長い待ち行列がつくられることに
なるが、図10に示すようなパターンで自動車の入場台
数が推移するならば、受付開始時には、自動車の待ち行
列が大きくなり、車を頻繁に、しかも少しの距離ずつ前
進させながら受付を待つことになり、車から出て気分転
換することもできず、運転者がいらいらすることになる
問題点があった。
駐車場の管理を自動化する管理装置も提案されている
が、それらはコスト的に高いものとなる問題点があっ
た。例えば、図14に示す駐車場の管理方法を自動化す
るためには、自動車が駐車場に到着したときに、受付番
号を印字した整理券を発行するようにし、受付開始後
は、駐車場内に配置された表示器によって随時、該当す
る受付整理番号を表示するようにして、受付呼び出しを
行うようにすることが考えられるが、この場合には、多
数の自動車が任意の位置に駐車しているのに、そのどの
位置の自動車からも呼び出し番号が見えるようにするた
めには、多数の箇所に呼び出し番号表示器を配置しなけ
ればならず、コスト的に高いものとなる恐れがあり、実
現性に乏しい問題点があった。
みなされたもので、駐車中の自動車の運転者を入場受付
所の前で行列をつくることにより長待ちさせたり、少し
ずつ前進させながら受付所に近づくように運転しなけれ
ばならなくていらいらさせたりすることがなく、駐車台
数が多く、運転者が長待ちしなければならないような場
合でも、自動車を停止させてその中で待ったり、自動車
から離れて待ったりすることができ、運転者がいらいら
することがなく、しかも、敷地入場受付所で運転者が待
ち行列をつくる恐れもない駐車場の管理方法を実現す
る、コストのそれほどかからない駐車場の管理装置を提
供することを目的とする。
装置は、駐車場に到着した自動車を検出する到着車検出
手段と、前記到着車検出手段の検出した到着車検出信号
を受けて駐車場入場自動車台数をカウントする入場台数
カウント手段と、受付を済ませて前記駐車場の敷地入場
受付所から出ていく自動車を検出する退場車検出手段
と、前記退場車検出手段の検出した退場車検出信号を受
けて駐車場退場自動車台数をカウントする退場台数カウ
ント手段と、前記入場台数カウント手段のカウントする
駐車場入場自動車台数と前記退場台数カウント手段のカ
ウントする駐車場退場自動車台数との差から前記駐車場
内に駐車している自動車台数を割り出す駐車台数カウン
ト手段と、敷地入場受付所からいちばん近い駐車ブロッ
クの各小ブロックの前方に設けられ、該当する小ブロッ
クの自動車を受付所へ呼び出す指示をするための受付呼
び出し指示手段と、前記駐車場への入場口に設けられ、
入場してくる自動車に駐車位置を指示するための駐車位
置指示手段と、前記到着車検出手段が自動車の前記駐車
場の入場口への到着を検出したときに、自己が管理して
いる前記駐車場のブロック数と各ブロックごとの識別番
号、各ブロックに属する小ブロック数と各小ブロックご
との識別番号と各小ブロックごとの縦列駐車規定台数と
の情報(以下、「駐車レイアウト情報」と称する)、前
記駐車台数カウント手段の割り出す前記駐車場内の駐車
自動車台数、及び次の判断原則に基づき、前記駐車場の
入場口に到着した自動車の駐車すべきブロック及び小ブ
ロックの識別番号を前記駐車位置指示手段に駐車位置と
して指示させ、外部からの受付終了信号を受けて、前記
駐車レイアウト情報、前記駐車台数カウント手段の割り
出している前記駐車自動車台数、及び次の判断原則に基
づき、次に受付呼び出しすべき小ブロックを特定し、該
当する小ブロックに対応する前記受付呼び出し指示手段
に受付呼び出しを指示させる制御手段とを備えたもので
ある。 a)駐車場に到着した自動車は、受付所にいちばん近い
ブロックの中の一方の端の小ブロックから順番に、各小
ブロックごとにその規定台数分だけ順次縦列駐車させて
いき、駐車場に近い方のブロックの他方の端の小ブロッ
クまで一杯になれば、次のブロックの同じ一方の端の小
ブロックから順番に各小ブロックご とに規定台数ずつ縦
列駐車させていく。 b)受付所にいちばん近いブロックの中の一方の端の小
ブロックから順番に、各小ブロックに縦列駐車している
自動車全部を一度に受付所に呼び出し、他方の端の小ブ
ロックの呼び出しの後には、最初の一方の端に戻って同
じように端から順番に小ブロックごとに呼び出す。 c)受付所に近い方のブロックから2番目以降のブロッ
クの各小ブロックに縦列駐車している自動車列は、前方
のブロックの対応する小ブロックが空けば、その小ブロ
ックに順次前詰め移動したものと見なす。
は、工場、配送センタなどの荷物の搬出、搬入のために
到着した自動車から順番に入場受付を行って敷地内に入
場させる駐車場において、 a)駐車場に到着した自動車は、受付所にいちばん近い
ブロックの中の一方の端の小ブロックから順番に、各小
ブロックに縦列駐車させ、最後列の小ブロックが一杯に
なれば、隣りの小ブロックの先頭に駐車させる。前列の
ブロックの他方の端の小ブロックまで一杯になれば、次
のブロックの一方の端の小ブロックから順番に各小ブロ
ックに縦列駐車させていく。
一方の端の小ブロックから順番に、各小ブロックに縦列
駐車している自動車全部を一度に受付所に呼び出す。他
方の端の小ブロックの呼び出しの後には、最初の一方の
端に戻って同じように端から順番に小ブロックごとに呼
び出す。
以降のブロックの各小ブロックに縦列駐車している自動
車は、前方のブロックの対応する小ブロックが空けば、
その小ブロックに順次前詰め移動させる。
示位置に駐車させ、受付呼び出しすることにより、運転
者に負担をかけないで能率良く、駐車管理、受付処理を
行う。
する。
場の区割りについて説明すると、図4に示すように、駐
車場21は、入場受付所22に近い方に敷地内入場用の
駐車場出口24が設けられ、受付所22から遠い方に駐
車場入口23が設けられている。駐車場21自体は、受
付所22に近い方から順番に、複数のブロック(図示実
施例では、第1〜第3ブロック)B1〜B3に平行に区
分けされ、さらに、各ブロックB1〜B3は、複数台の
自動車(図示実施例では、6台の自動車)が縦列駐車で
きるような複数の小ブロック(図示実施例では、第1列
〜第6列)SB1〜SB6に縦割りされている。
駐車させる管理方法は、次の原則に従って行う。すなわ
ち、 a)駐車場21に到着した自動車は、受付所22にいち
ばん近い第1ブロックB1の中の一方の端、実施例では
左端の第1列小ブロックSB1から各小ブロックSB
1,SB2,…ごとに順番に縦列駐車させていく。そし
て、前側の第1ブロックB1の他方の端、つまり右端の
第6列小ブロックSB6まで一杯になれば、図13に示
すように、次の第2ブロックB2の同じく左端の第1列
小ブロックSB1から順番に各小ブロックSB1,SB
2,…ごとに縦列駐車させていく。
2にいちばん近い第1ブロックB1の中の一方の端、実
施例では左端の第1列小ブロックSB1から順番に、各
小ブロックSB1,SB2,…ごとに、その小ブロック
に縦列駐車している自動車全部を一度に受付所22に呼
び出し、受付作業が終了した自動車が駐車場出口24を
通って駐車場21から退場して、敷地内に入場する。そ
して他方の端、つまり右端の第6列小ブロックSB6の
受付作業が終了した後には、同じ第1ブロックB1の最
初の一方の端である左端に戻って、同じように左端から
順番に小ブロックSB1,SB2,…ごとに呼出して受
付作業を行う。
1から2番目以降のブロック、つまり第2ブロックB
2、第3ブロックB3各々の各小ブロックSB1〜SB
6に縦列駐車している自動車は、前方の第1ブロックB
1、第2ブロックB2各々の対応する各小ブロックSB
1〜SB6が空けば、その列の自動車全部を前詰め移動
させる。
のであるが、実際に、駐車場21に入場してくる自動車
の台数は、図10に示すように時間帯によって大きく変
動する。そこで、このように時間帯によって、自動車の
入場台数が大きく変動する場合に、どのように駐車場の
管理がなされるのかを、次に説明する。
が一斉に到着する早朝時間帯では、駐車場21に、受付
所22にいちばん近い第1ブロックB1の一方の端の第
1列小ブロックSB1から第6列小ブロックSB6まで
順番に、各小ブロックに6台ずつ縦列駐車させてゆき、
第1ブロックB1が満杯になれば、次の第2ブロックB
2にも到着自動車を左端の小ブロックSB1から同じ順
番で6台ずつ縦列駐車させていく。そして、第2ブロッ
クB2も満杯になれば、次には第3ブロックB3の左端
の小ブロックSB1から順番に6台ずつ縦列駐車させて
いく。
所22にいちばん近い第1ブロックB1に駐車している
自動車に対して、左端の小ブロックSB1から右に順番
に、各小ブロックSB1,SB2,…に縦列駐車してい
る6台の自動車全部を小ブロックごとに呼び出して受付
作業を行わせ、受付が終了すれば駐車場出口24から工
場敷地内に入場させていく。
めに第1ブロックB1の各小ブロックSB1〜SB6に
待機していた自動車が出ていったために、それらの小ブ
ロックが空けば、後方の第2ブロックB2の各小ブロッ
クSB1,SB2,…に縦列駐車している自動車は、前
方の第1ブロックB1の対応する小ブロックに各小ブロ
ックごとに前詰め移動させる。また、図11(c)に示
すように、第3ブロックB3に駐車している自動車も、
前方の第2ブロックB2の対応する小ブロックが空け
ば、その前方の小ブロックへ前詰め移動させる。
自動車台数が減ってくれば、図12に示すように、入場
してくる自動車は受付所22にいちばん近い第1ブロッ
クB1の駐車自動車の最後尾に縦列駐車して待機する。
施例について説明する。
あり、前述の図4に示す区割りのなされている駐車場2
1に到着した自動車を検出するために駐車場入口23に
設置された到着車検出センサ31と、この到着車検出セ
ンサ31の検出した到着車検出信号を受けて駐車場入場
自動車台数をカウントする入場台数カウンタ32と、駐
車場21から受付を済ませて敷地入場受付所22から出
ていく自動車を検出するために駐車場出口24に設置さ
れた退場車検出センサ33と、退場車検出センサ33の
検出した退場車検出信号を受けて駐車場退場自動車台数
をカウントする退場台数カウンタ34と、敷地入場受付
所22からいちばん近い駐車ブロックB1の各小ブロッ
クSB1〜SB6の前方に設けられ、該当する小ブロッ
クに縦列駐車している自動車の受付所22への呼び出し
案内を行うための受付案内呼び出し器35と、駐車場入
口23に設けられ、入場してくる自動車に駐車位置を指
示するための駐車位置指示器36とを備えている。ま
た、駐車場21内に駐車している自動車台数をこれらの
入場台数カウンタ32のカウント値と退場台数カウンタ
34のカウント値とから割り出し、前述のa)〜c)の
手順に従って、駐車場21の入口23に到着した自動車
のために前記駐車位置指示器36に駐車位置を指示さ
せ、また駐車場21の最前列の第1ブロックB1の各小
ブロックSB1〜SB6に駐車中の自動車列のために前
記受付案内呼び出し器35に受付案内呼び出しを行わせ
る統括制御装置37を備えている。
出センサ33は、光電検出装置や超音波検出装置のよう
に、センサの前方を自動車が横切ることにより信号の遮
断、あるいは反射信号の到達を検出して自動車の通過を
検出する通常の各種センシング手段が用いられる。
2にいちばん近い第1ブロックB1の各小ブロックSB
1〜SB6の前方に設置されていて、図2に示すように
受付手続きをすべき順番が来た小ブロックに対して点灯
表示することにより、あるいは順番が来れば赤色点灯か
ら青色点灯に変更することにより表示するものであり、
この点灯制御が前記統括制御装置37により行われる。
示すように、駐車場入口23の近くに設置され、到着車
検出センサ31が到着車を検出した時に、統括制御装置
37の指示により、到着車に「 」ブロック「 」列と
いうように、駐車位置を指示する。
作について説明する。
け作業を終了して自動車が出口24を通って出ていく
と、退場車検出センサ33が検出し、出場台数カウンタ
34が出場車台数を1カウントアップし、同時に、統括
制御装置37にB10のフローチャートを実行する割込
み信号を入力する。そこで、統括制御装置37は、出場
台数カウンタ34のカウント値を読み込み、記憶する
(ステップS1,S2)。
に、自動車が駐車場21の入口23に到達すると、到着
車検出センサ31が検出信号を出力し、これを受けて統
括制御装置37はB20の割込み処理を開始する。そこ
で、まず、入場台数カウンタ32が入場台数を1だけカ
ウントアップし、 そのカウント値を受けると共に、出
場台数カウンタ34から出場総台数カウント値も受け、
さらに、現在受付呼び出し列が小ブロックSB1〜SB
6のいずれであるかをも判定し、受付呼び出し中の列の
次の列以降に駐車中の自動車の総台数を算出する(ステ
ップS11〜S14)。
ックB1の最後列である小ブロックSB6まで満杯であ
るとどうか判断する(ステップS15)。
が満杯であると判断すると、次の第2ブロックB2が満
杯であるか判断し、満杯であると判断すると、さらに次
の第3ブロックB3が満杯であるかどうか判断する(ス
テップS16〜S19)。こうして、駐車場21のすべ
てのブロックが満杯であると判断されると、到着車はそ
の場で駐車場があくまで待機するように、例えば、「た
だ今、駐車場が満車ですので、しばらく、そのままお待
ちください」のような表示を行い、あるいは、他の場所
にも駐車場があるならば、「この駐車場は、現在満車で
すので、他の駐車場にお回りください」といった表示を
駐車位置指示器36に行わせる(ステップS20)。
ックB1の残りの小ブロックが空いていると判断された
り、ステップS17で第2あるいは第3のブロックB
2,B3が空いていると判断されれば、次に、現在駐車
中の自動車の最後尾がどのブロックのいずれの小ブロッ
クであるかを判断し、続いて、見いだされた最後列には
6台まですでに自動車が縦列駐車しているかどうか判断
する(ステップS20〜S23)。
クにはまだ6台まで駐車していないと判断されると、そ
の最後列に駐車中の自動車の最後尾に駐車するように、
駐車指示器36に表示させる(ステップS24)。
の小ブロックにはすでに6台まで縦列駐車されていると
判断されれば、隣の小ブロックの先頭位置に駐車するよ
うに駐車指示器36に表示させるのであるが(ステップ
S25,S26,S24)、この場合に、現在のブロッ
クの右端の小ブロックSB6まで自動車が駐車されてし
まっているならば、隣の小ブロックが同一のブロックに
はないので、後方のブロックの第1列の小ブロックSB
1に駐車するように指示することになる(ステップS2
3,S27,S24)。
からの受付終了信号を受けて割込み信号が統括制御装置
37に入力され、統括制御装置37は、図9に示すB3
0のフローチャートの処理を実行する。つまり、それま
で受付呼び出しを行っていた列が何列であったかを判定
し(ステップS41)、その受付呼び出し列が右端の小
ブロックSB6であれば、第1列の小ブロックSB1に
戻って、次の呼び出し列としてこの第1列小ブロックS
B1の受付案内呼び出し器35を点灯させる(ステップ
S42,S43,S45)。しかしながら、現在受付呼
び出し列が右端の小ブロックでなければ、次に呼び出す
列として右隣の列の小ブロックを呼び出すために、該当
する小ブロックの受付案内呼び出し器35を点灯させる
(ステップS42,S44,S45)。
理方法および管理装置では、駐車場の駐車位置の指定、
受付呼び出しを行うことにより、駐車場へ到着した順番
に受付を行うことを保証し、車の流れも混乱することが
なく、駐車中の自動車の運転者は、駐車場が混雑するよ
うな時間帯であっても、従来のように受付作業のために
車から遠く離れた所にある受付所まで歩いていく必要が
なく、また従来のように待機中も自動車の前進操作を絶
えずしなくてはならないために緊張感が解けないといっ
たこともなくて済み、さらには、自動車の駐車台数が時
間帯によって大きく変動しても、運転車に受付作業のた
めにかける負担をそれほど大きくすることがなく、自分
の列の受付呼び出しの順番が到来するまで車内であるい
は車外に出てゆっくり待機させておくことができる。
ることはなく、受付所に近い方から複数のブロックに分
け、さらに各ブロックにおいて左端から右方向へ順に第
1列小ブロック、第2列小ブロック、…と区分けしてい
ったが、これは右端から左方向に順に区分けするように
してもよい。
小ブロックの数も限定されることはない。さらに、駐車
場が1カ所にまとめて確保できないときには、複数箇所
に分散した駐車場においても、上記a)〜c)の原則に
従って駐車案内を行うことにより、同様の能率的な駐車
管理ができる。
に到着した自動車から順番に受付を行うことが保証で
き、しかも、運転者には混雑時にも通常と同じ程度の負
担で受付作業を行わせることができ、さらには、従来の
ように、運転者に車を少しずつ前進させ続けるとか、あ
るいは受付の順番待ちのために受付所前で長い行列をつ
くって待たせるといった負担をかけずに済み、駐車台数
の多いときでも、前のブロックが空いた時に一列全体を
前のブロックの該当する小ブロックまで前進させる負担
が増えるだけで、その他の時間は車内あるいは車外にで
てゆっくり待機することができ、運転者の長待ちの際の
精神的な負担を軽減することができる。
ック図。
図。
ラフ。
Claims (1)
- 【請求項1】 駐車場に到着した自動車を検出する到着
車検出手段と、 前記到着車検出手段の検出した到着車検出信号を受けて
駐車場入場自動車台数をカウントする入場台数カウント
手段と、 受付を済ませて前記駐車場の敷地入場受付所から出てい
く自動車を検出する退場車検出手段と、 前記退場車検出手段の検出した退場車検出信号を受けて
駐車場退場自動車台数をカウントする退場台数カウント
手段と、 前記入場台数カウント手段のカウントする駐車場入場自
動車台数と前記退場台数カウント手段のカウントする駐
車場退場自動車台数との差から前記駐車場内に駐車して
いる自動車台数を割り出す駐車台数カウント手段と、 敷地入場受付所からいちばん近い駐車ブロックの各小ブ
ロックの前方に設けられ、該当する小ブロックの自動車
を受付所へ呼び出す指示をするための受付呼び出し指示
手段と、 前記駐車場への入場口に設けられ、入場してくる自動車
に駐車位置を指示するための駐車位置指示手段と、 前記到着車検出手段が自動車の前記駐車場の入場口への
到着を検出したときに、自己が管理している前記駐車場
のブロック数と各ブロックごとの識別番号、各ブロック
に属する小ブロック数と各小ブロックごとの識別番号と
各小ブロックごとの縦列駐車規定台数との情報(以下、
「駐車レイアウト情報」と称する)、前記駐車台数カウ
ント手段の割り出す前記駐車場内の駐車自動車台数、及
び次の判断原則に基づき、前記駐車場の入場口に到着し
た自動車の駐車すべきブロック及び小ブロックの識別番
号を前記駐車位置指示手段に駐車位置として指示させ、
外部からの受付終了信号を受けて、前記駐車レイアウト
情報、前記駐車台数カウント手段の割り出している前記
駐車自動車台数、及び次の判断原則に基づき、次に受付
呼び出しすべき小ブロックを特定し、該当する小ブロッ
クに対応する前記受付呼び出し指示手段に受付呼び出し
を指示させる制御手段とを備えて成る駐車場の管理装
置。 a)駐車場に到着した自動車は、受付所にいちばん近い
ブロックの中の一 方の端の小ブロックから順番に、各小
ブロックごとにその規定台数分だけ順次縦列駐車させて
いき、駐車場に近い方のブロックの他方の端の小ブロッ
クまで一杯になれば、次のブロックの同じ一方の端の小
ブロックから順番に各小ブロックごとに規定台数ずつ縦
列駐車させていく。 b)受付所にいちばん近いブロックの中の一方の端の小
ブロックから順番に、各小ブロックに縦列駐車している
自動車全部を一度に受付所に呼び出し、他方の端の小ブ
ロックの呼び出しの後には、最初の一方の端に戻って同
じように端から順番に小ブロックごとに呼び出す。 c)受付所に近い方のブロックから2番目以降のブロッ
クの各小ブロックに縦列駐車している自動車列は、前方
のブロックの対応する小ブロックが空けば、その小ブロ
ックに順次前詰め移動したものと見なす。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3079349A JP3071848B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 駐車場の管理方法および管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3079349A JP3071848B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 駐車場の管理方法および管理装置 |
Publications (2)
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JPH06309597A JPH06309597A (ja) | 1994-11-04 |
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Family
ID=13687427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3079349A Expired - Lifetime JP3071848B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 駐車場の管理方法および管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
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JP6372321B2 (ja) * | 2014-11-20 | 2018-08-15 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 走行管理システム、走行管理方法及びコンピュータプログラム |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP3079349A patent/JP3071848B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH06309597A (ja) | 1994-11-04 |
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