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JP3068753B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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Publication number
JP3068753B2
JP3068753B2 JP20815494A JP20815494A JP3068753B2 JP 3068753 B2 JP3068753 B2 JP 3068753B2 JP 20815494 A JP20815494 A JP 20815494A JP 20815494 A JP20815494 A JP 20815494A JP 3068753 B2 JP3068753 B2 JP 3068753B2
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JP
Japan
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shade
opening
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eyelets
support
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JP20815494A
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JPH0850803A (ja
Inventor
健一 伏谷
Original Assignee
伏谷 幸七
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Publication date
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、提灯形のランプシェー
ドを使用した照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、竹ひご等をらせん状に巻回し
た骨に、紙や布等を球形や筒状に貼って囲い、ランプシ
ェードを形成して、このランプシェードを電気スタンド
のシェードにしたり、吊り下げ式の電灯のシェードに使
った照明器具が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のランプシェードには灯具に支持させるために、図
11に示すように、上下方向に伸縮可能に形成したシェ
ード本体101の上端又は下端に円形の開口102を設
け、一方、前記開口102に見合う直径の口環体103
を針金等で屈曲形成すると共に、該口環体103の内側
に突出させて小径の環部104,104を対設し、該口
環体103をシェード本体101の開口102に貼り付
けて固設し、図示しない支持杆を前記小径の環部10
4,104に挿通して架設し、この支持杆にソケットや
電線コード等の灯具を支持させるように構成しているた
めに、シェード本体101の開口102の口径に合わせ
た直径の口環体103を多種類製作する必要がある。さ
らに、これらの口環体103を前記開口102に貼り付
けて固設する作業は、手数の掛かる面倒な作業である。
それ故に本発明の目的は、このような口環体をシェード
本体に使用することなく、支持杆を架設して、スタンド
式或いは吊下げ式のランプシェードに簡易に灯具を装着
するように改良した照明器具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明に係わる照明器具は、シェード本体を球形又
は円筒形等で伸縮可能な提灯形に形成し、該シェード本
体の上下両端に開口を設け、該開口の上下の何れか一方
又は上下双方の開口に近接して鳩目を対向させて取り付
け、該鳩目の裏面には補強片を裏打ちしてなり、一方、
前記対向する鳩目の双方に挿通し得る長さを有する支持
杆の両端をそれぞれ折り曲げてフック部を形成すると共
に、該支持杆の中央位置にソケットや電線コード等の灯
具を挟持させる支持部を設け、支持杆の両端をシェード
本体の対向する鳩目に挿通してフック部で係止させるよ
うに構成した。
【0005】
【作用】このように本発明に係わる照明器具は、シェー
ド本体の開口に設けた鳩目に支持杆を支持させて、この
支持杆に灯具を取り付けるのみで照明器具として使用さ
れる。
【0006】(実施例1)以下に本発明に係わる実施例
を図面と共に説明する。図1ないし図7に電気スタンド
に適用した実施例を示したものである。そして、図1な
いし図3にその第1の実施態様を示す。図において1は
伸長した状態でほぼ球形をなす、上下方向に伸縮可能な
提灯形のシェード本体である。このシェード本体1は長
い竹ひご等の線条をらせん状に巻回して骨組の表面に和
紙や布地等を貼り付けて形成され、上下両端に円形の開
口2,3を開設するが、上端の開口2より下端の開口3
の口径を大きくしている。これらの開口2,3に竹ひご
等を環状に巻回した芯材を埋設して補強している。
【0007】そして、シェード本体1の下端の開口3に
近接して対向位置させて鳩目4,4を2個取り付けてい
る。これらの鳩目4,4を取り付けた個所の内側には補
強片4′を貼り付けて裏打ちしている。
【0008】5はシェード本体1と光源部材等を支持さ
せるスタンド金具で、支持枠体6と三脚7とを組み合わ
せて形成される。支持枠体6は丸棒材を折り曲げて上部
杆8と左右の縦部杆9,10と下部杆11とからなる縦
長の四角な枠状に形成し、下部杆11の中央に高さの低
い三脚7を固設して直立するように構成される。前記上
部杆8の横巾はシェード本体1の上端の開口2の口径よ
り長く形成し、その中央部に前記開口2を臨ませるため
の上方に突出する小枠部12を固設する。左右の縦部杆
9,10は下方に向って若干拡巾させると共に、その高
さをシェード本体1を上下に展張させた高さより若干高
く設定する。さらにこの左右の縦部杆9,10には上部
杆8に上端の開口2を支持させたシェード本体1を吊り
下げて展張した下端位置に支持杆13を水平に固設す
る。
【0009】この支持杆13の左右の縦部杆9,10の
外側に突出する先端部分をそれぞれ下方へ折り曲げてフ
ック部14,14を形成している。さらに、支持杆13
の中央位置に円弧座金形の支持部15を設ける。16は
電球17を着して保持するソケットであり、該ソケッ
ト16の下部に突設したねじ軸18を前記支持杆13の
支持部15に嵌挿挟持させ、支持部15の下面でねじ軸
18にナット19を螺締してソケット16を支持杆13
に固定させる。ソケット16には前記ナット19を挿通
した電線コード20が接続され、電線コード20には差
込プラグ21とスイッチ22が装着される。
【0010】ソケット16に電球17を着したスタン
ド金具5の支持枠体6にシェード本体1を被せて、上端
の開口2を上部杆8の小枠部12に臨ませ、シェード本
体1を下方に伸長させて下端の開口3に近接して取り付
けた鳩目4,4を支持杆13の両先端に挿通して、フッ
ク部14,14で係止させ球形に展張した状態を保持さ
せる。そして、各フック部14,14の先端にストッパ
23,23を冠着する。これらのストッパ23,23は
装飾具を兼ねさせる。
【0011】図4ないし図6に電気スタンドに適用した
第2の実施態様を示す。この実施態様は前記第1の実施
態様で使用した球形のシエード本体1に代えて円筒形の
ものを使用している。この円筒形で上下は伸縮可能に形
成したシェード本体1aの上下両端の開口2,3に近接
して、それぞれ対向位置させて鳩目4,4を2個ずつ取
り付けている。
【0012】一方、スタンド金具5は縦に長い長方形の
支持枠体6aと円盤状の支持台7aとの組み合わせより
なり、支持枠体6aの高さはシェード本体1aを伸長し
た状態の長さに一致するように設定する。そして、上部
杆8と下部杆11の左右にそれぞれ短かい水平杆24,
24を突出させ、上部の水平杆24,24の先端はそれ
ぞれ上向きに折り曲げ、また、下部の水平杆24,24
の先端はそれぞれ下向きに折り曲げて、フック部14,
14を形成している。また、左右の縦部杆9,10に支
持杆13を水平に固設すると共に、該支持杆13の中央
位置に円弧座金型の支持部15を設けてこの支持部15
にソケット16の下端部を挟持させる。
【0013】そして、支持枠体6aにシェード本体1を
被せて、上下の開口2,3に近接して取り付けた各鳩目
4,4を各水平杆24に挿通してフック部14で係止さ
せることで円筒状に伸長した状態を保持させる。
【0014】図7に電気スタンドに適用した第3の実施
態様を示す。この実施態様は前記第2の実施態様で使用
した円筒形のシェード本体1aより太径の円筒形のシェ
ード本体1bとしたものであり、このシェード本体1b
は太径の上端からの漏光を少なくするために上端の開口
2を小径に形成している。そして、このシェード本体1
bの下端の開口3に近接してシェード本体1aと同様に
鳩目4,4を対向させて取り付けている。一方、スタン
ド金具は図2に示したものと同じ形状に形成したものが
使用され、このスタンド金具5に前記第1の実施態様の
場合と同じ要領でシェード本体1bを被着して図7に示
す形態とする。
【0015】(実施例2)図8ないし図10に吊下げ式
の電灯に適用した実施例が示される。図8及び図9に示
したものは球形の提灯形のシェード本体に使用した実施
態様である。この実施態様で使用されるシェード本体1
cは前記シェード本体1に比べてかなり大きい球形に形
成すると共に、シェード本体1より逆に上端の開口2を
下端の開口3より大径に形成する。そして、上端の開口
2に近接して鳩目4,4を等間隔に4個取り付けている
が、下部の開口3に近接した位置には鳩目4,4を取り
付けない。
【0016】そして、前記図2に示す支持枠体6に取り
付けた支持杆13と同様の支持杆13を、上端の開口2
に近接して取り付けた鳩目4,4の対向する2個の鳩目
4,4に挿通してフック部14,14で係止させる。上
端の開口2に近接して取り付けた鳩目4,4の他の対向
する2個の鳩目4,4には、ほぼU字形に屈曲形成した
弾力性を有する補形枠杆25の両端を挿通して係止させ
る。 そして、前記支持杆13の中央位置に取り付けた
支持部15に電線コード20を挟持させると共に、支持
部15の上下両面でゴムパッキン26,26を嵌着し、
電線コード20を固定保持させ、電線コード20の先端
に接続したソケット16に電球17を螺着させる。な
お、前記ゴムパッキン26,26に替えボルト及びナッ
トで止着してもよい。このように使用されるシェード本
体1cは大きな球形の形を補形枠杆25で補強されると
共に展張した状態に保持され、安定した状態で使用する
ことができる。
【0017】図10に示したものは、ほぼ碗を伏せた形
状に形成したシェード本体1dを吊下げ式電灯のシェー
ドに使用した実施態様である。この実施態様のものも前
記図9に示すものに準じて同じように使用することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係わる照明
器具は、提灯形に伸縮可能に形成したシェード本体を支
持枠体に展張支持させたり、又、ソケットや電線コード
等の灯具に支持させる支持杆を、シェード本体に設けら
れた開口に近接して取り付けた鳩目に挿通して支持させ
るように構成したから、従来の照明器具のようにシェー
ド本体の開口の口径に合わせて形成した口環体を取り付
ける必要がなく、簡単な構成とすることができる。この
ために従来、シェード本体の開口の口径に合わせて多種
類を取り揃えて準備していた口環体をすべて不要にする
ことができて、照明器具の製作コストの低減に顕著に寄
与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電気スタンドの第1の実施態様
の斜視図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】図1の縦断面図。
【図4】本発明に係わる電気スタンドの第2の実施態様
の斜視図。
【図5】同上スタンド金具の斜視図。
【図6】図4の使用状態の縦断面図。
【図7】本発明に係わる電気スタンドの第3の実施態様
の斜視図。
【図8】本発明に係わる吊下げ式電灯の実施態様の斜視
図。
【図9】図8の使用状態の縦断面図。
【図10】図8と異なる吊下げ式電灯の実施態様の斜視
図。
【図11】従来例のランプシェードの斜視図。
【符号の説明】
1,1a〜1d シェード本体 2 上端の開口 3 下端の開口 4,4 鳩目 4′ 補強片 13 支持杆 14,14 フック部 15 支持部 16 ソケット 20 電線コード 23,23 ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F21V 3/02 F21V 17/00 310 17/00 310 330J 330 F21S 1/12 D F21P 1/04 A

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェード本体を球形又は円筒形等で伸縮
    可能な提灯形に形成し、該シェード本体の上下両端に
    口を設け、該開口の上下の何れか一方又は上下双方の開
    口に近接して鳩目を対向させて取り付け、該鳩目の裏面
    には補強片を裏打ちしてなり、一方、前記対向する鳩目
    の双方に挿通し得る長さを有する支持杆の両端をそれぞ
    れ折り曲げてフック部を形成すると共に、該支持杆の中
    央位置にソケットや電線コード等の灯具を挟持させる支
    持部を設け、支持杆の両端をシェード本体の対向する鳩
    目に挿通してフック部で係止させるように構成したこと
    を特徴とする照明器具。
JP20815494A 1994-08-08 1994-08-08 照明器具 Expired - Fee Related JP3068753B2 (ja)

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