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JP3059165U - カッター機能付き缶開け器 - Google Patents

カッター機能付き缶開け器

Info

Publication number
JP3059165U
JP3059165U JP1998009121U JP912198U JP3059165U JP 3059165 U JP3059165 U JP 3059165U JP 1998009121 U JP1998009121 U JP 1998009121U JP 912198 U JP912198 U JP 912198U JP 3059165 U JP3059165 U JP 3059165U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opener
lower plate
tab
cutting blade
cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1998009121U
Other languages
English (en)
Inventor
昇 高橋
Original Assignee
株式会社タカプラ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社タカプラ filed Critical 株式会社タカプラ
Priority to JP1998009121U priority Critical patent/JP3059165U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3059165U publication Critical patent/JP3059165U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Devices For Opening Bottles Or Cans (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プルトップ缶に設けられているタブを簡単に
開けることのできる缶開け器に、菓子袋のビニールを切
ったり夏みかんの皮を剥いたりできる機能を付加したカ
ッター機能付き缶開け器を提供する。 【解決手段】 合成樹脂材からなる上部板材12と下部
板材13とを所要の間隙を開けて配設し、一方の板材の
縁部に切断刃15を設け、前記下部板材13は、先端側
16を突出させ且つテーパー状に形成すると共に、縁部
に突起部18を一体に形成したカッター機能付き缶開け
器11である。下部板材13の先端側16をタブの下側
に差し入れてから後端側を持ち上げれば、タブが上方に
持ち上がり缶を開けることができる。また、切断刃15
は例えば菓子袋のビニールを破って開くときにカッター
として使用し、突起部18は例えば夏みかんなどの皮の
厚い柑橘類を剥いたりするときに使用するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、プルトップ缶に設けられているタブを簡単に開けることのできる缶 開け器に、菓子袋のビニールを切ったり夏みかんの皮を剥いたりできる機能を付 加したカッター機能付き缶開け器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、缶飲料などのプルトップ缶には、リング状のタブが缶の上面に水平に且 つピッタリとした状態で設けられている。 そして、缶を開けるときには、タブの下側に指を差し入れて上方に引き起こす ことにより、タブに連設された開口部形成用のプレス溝を切り開いている。
【0003】 しかしながら、タブを引き起こすときには、指先にかなりの力を入れなくては ならず、爪を損傷するおそれがあり、特に女性や子供にとっては厄介な作業であ る。
【0004】 そこで、前記のような欠点を解消すべく、例えば実用新案登録第301145 0号公報に開示された缶開け具が提案されている。 この缶開け具は、図7に示すように、側面が略L字状に形成された梃子体1と 、この梃子体1の底部に爪部2を設けた構成である。そして、缶3を開けるとき には、爪部2をタブ4に引っ掛けて指当て部5を後ろ(矢印方向)に倒すことに より、梃子の作用を利用してタブ4を上方に引き上げ、このタブ4に連設する開 口部形成用のプレス溝6を切り開いて缶を開けるのである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この従来例の缶開け具においては、タブ4を上方に引き上げる時に梃子の作用 を利用するにしても、まだかなりの力が必要であり、缶開け作業が厄介であると いう従来の欠点が未だ解消し切れていない。
【0006】 また、缶開け具は、全体的にL字状を呈する形状であることから、ポケットな どに収納した場合には、嵩張ってしまうという欠点がある。つまり、旅行のとき にポケットや鞄の中に入れて携帯するのには嵩張って不便である。
【0007】 更に、旅行のときなどにおいては、例えば車中で菓子袋のビニールを破って開 けたり、ソーセージの外皮を切ったり、夏みかんなどの皮の厚い柑橘類を剥いた りすることがあるが、その場合には、缶開け具とは別個にナイフやカッターなど を携帯する必要があり、これもまた煩雑で不便なことである。
【0008】 従って、従来例における缶開け具においては、力をあまり加えなくとも簡単に 缶開け作業を行えるようにすることと、ポケットなどに入れた場合に嵩張らずに スッキリと収納できること、及び、缶開け具としての機能の他にカッター機能を 付加して利便性を更に向上させることに解決しなければならない課題を有してい る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本考案は、合成樹脂材からなる 上部板材と下部板材とを所要の間隙を開けて配設し、一方の板材の縁部に切断刃 を設け、前記下部板材は、先端側を突出させ且つテーパー状に形成すると共に、 縁部に突起部を一体に形成したことを特徴とするカッター機能付き缶開け器を提 供するものである。
【0010】 また、前記切断刃は、上部板材と下部板材との間に挟持して固定した構成とし 、前記切断刃の突出長さは、0.3mm以下である構成とし、前記上部板材及び 下部板材の後端側には、吊り下げ用の係止部を設けた構成とし、前記上部板材及 び下部板材は、略円形状に形成した構成としたものである。
【0011】 本考案に係るカッター機能付き缶開け器においては、下部板材の先端側をタブ の下側に差し入れてから後端側を持ち上げれば、タブが上方に持ち上がり、この タブに連設する開口部形成用のプレス溝が切り開かれて缶が開くのである。即ち 、梃子の作用を利用してタブを下から簡単に持ち上げられるので、従来例のもの よりも少ない力で楽に缶開け作業ができる。 また、前記切断刃は例えば菓子袋のビニールを破って開くときにカッターとし て使用することができ、突起部はソーセージの外皮を切ったり、夏みかんなどの 皮の厚い柑橘類を剥いたりするときに使用することができるので、この缶開け器 は3通りに利用できて大変便利である。
【0012】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。まず、図1 から図4において、符号11はカッター機能付き缶開け器を示し、この缶開け器 11は、プラスチック等の合成樹脂材からなる上部板材12と下部板材13とが 所要の間隙を開けて配設されている。
【0013】 上部板材12は、円形状を呈し、例えば直径が約30mm、厚さが約3mm程 度に形成されている。 また、上部板材12の両端部には、幅が約3mm程度の間隙保持部14、14 を介して下部板材13が配設されている。即ち、上部板材12と下部板材13と は、約3mm程度の隙間を開けて配設されているのである。
【0014】 更に、上部板材12の縁部と一方の間隔保持部14との間には、金属製の切断 刃15が挟持状態に固定されて外側に突出している。尚、切断刃15の突出長さ は、0.3mm以下が望ましく、なぜならば0.3mm以下であれば、切断刃1 5が指や手のひらに触れても、切れたり痛みを感じたりしないからである。
【0015】 下部板材13は、略楕円形状を呈し、例えば短い内径が約30mm、長い内径 が約33mm、厚さが約3mm程度に形成されている。 また、下部板材13の先端側16は、上部板材12よりも突出して形成されて おり、その突出長さは約3mm程度である。 更に、先端側16の底面17は、テーパー状に形成されており、先端側16の 方向に沿って幅が狭くなるように形成されている。
【0016】 下部板材13の縁部には、突起部18が一体に形成されている。この突起部1 8の突出長さは、例えば約3〜4mm程度である。 尚、前記の切断刃15と突起部18とは、缶開け器11の左右どちら側に設け てもかまわないが、切断刃15と突起部18とは同一の方向に設けることが好ま しい。つまり、後述するようにカッターとして利用する時に、同一方向に設けら れていた方が使い勝手がよいのである。
【0017】 更に、上部板材12及び下部板材13の後端側には、吊り下げ用の係止部19 が設けられている。この係止部19にチェーン20やリングを取り付けてキーホ ルダーとして利用することもできるのである。
【0018】 次に、以上に説明したカッター機能付き缶開け器11の使用方法について説明 する。まず、図5及び図6に示すように、下部板材13の先端側16をタブ21 の下側に差し入れてから後端側(係止部19側)を持ち上げれば、タブ21が上 方に持ち上がり、このタブ21に連設する開口部形成用のプレス溝22が切り開 かれて缶が開くのである。このように、梃子の作用を利用してタブ22を下から 簡単に持ち上げられるので、僅かな力で缶開け作業が楽にできる。
【0019】 また、切断刃15は例えば菓子袋のビニールを破って開くときにカッターとし て使用することができる。 そして、突起部18は例えばソーセージの外皮を切ったり、夏みかんなどの皮 の厚い柑橘類を剥いたりするときに使用することができる。 このように、カッター機能付き缶開け器11は3通りに利用できて大変便利で ある。
【0020】 更に、カッター機能付き缶開け器11は、全体的に薄型に形成したと共に、上 部板材12及び下部板材13を略円形状に形成したことによって、缶開け器11 は角張らずに丸みを帯びて形成されることとなり、ポケットや鞄の中などに入れ たときに嵩張らずにスッキリと収納できる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るカッター機能付き缶開け器は、合成樹脂材か らなる上部板材と下部板材とを所要の間隙を開けて配設し、一方の板材の縁部に 切断刃を設け、前記下部板材は、先端側を突出させ且つテーパー状に形成すると 共に、縁部に突起部を一体に形成したことによって、下部板材の先端側をタブの 下側に差し入れてから後端側を持ち上げれば、タブが上方に持ち上がり、このタ ブに連設する開口部形成用のプレス溝が切り開かれて缶が開くのである。 即ち、梃子の作用を利用してタブを下から簡単に持ち上げられるので、従来例 のものよりも少ない力で楽に缶開け作業ができるという優れた効果を奏する。
【0022】 また、前記切断刃は例えば菓子袋のビニールを破って開くときにカッターとし て使用することができる。そして、前記突起部は例えばソーセージの外皮を切っ たり、夏みかんなどの皮の厚い柑橘類を剥いたりするときに使用することができ る。従って、この缶開け器は3通りに利用できて大変便利であるという種々の優 れた効果を奏する。
【0023】 そして、切断刃は、上部板材と下部板材との間に挟持して固定したことによっ て、切断刃の固定状態が確実になり、ガタ付いたりすることがないという優れた 効果を奏する。
【0024】 更に、切断刃の突出長さは、0.3mm以下であることによって、切断刃が指 や手のひらに触れても、切れたり痛みを感じたりしないという優れた効果を奏す る。
【0025】 また、上部板材及び下部板材の後端側には、吊り下げ用の係止部を設けたこと によって、この係止部にチェーンやリングを取り付けてキーホルダーとして利用 することもできるという優れた効果を奏する。
【0026】 そして、上部板材及び下部板材は、略円形状に形成したことによって、缶開け 器は角張らずに丸みを帯びて形成され、上部板材と下部板材とから薄型に形成さ れることと相俟って、ポケットや鞄の中などに入れたときに嵩張らずにスッキリ と収納でき、旅行のときなど携帯するのに大変便利であるという優れた効果を奏 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカッター機能付き缶開け器の斜視
図である。
【図2】本考案に係るカッター機能付き缶開け器の正面
図である。
【図3】本考案に係るカッター機能付き缶開け器の右側
面図である。
【図4】本考案に係るカッター機能付き缶開け器の左側
面図である。
【図5】本考案に係るカッター機能付き缶開け器の使用
状態を示す缶の平面図である。
【図6】本考案に係るカッター機能付き缶開け器の使用
状態を示す一部を破断した缶の側面図である。
【図7】従来例に係る缶開け具の斜視図である。
【符号の説明】
1 梃子体 2 爪部 3 缶 4 タブ 5 指当て部 6 プレス溝 11 カッター機能付き缶開け器 12 上部板材 13 下部板材 14 間隙保持部 15 切断刃 16 先端側 17 底面 18 突起部 19 係止部 20 チェーン 21 タブ 22 プレス溝

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材からなる上部板材と下部板材
    とを所要の間隙を開けて配設し、一方の板材の縁部に切
    断刃を設け、前記下部板材は、先端側を突出させ且つテ
    ーパー状に形成すると共に、縁部に突起部を一体に形成
    したことを特徴とするカッター機能付き缶開け器。
  2. 【請求項2】 切断刃は、上部板材と下部板材との間に
    挟持して固定したことを特徴とする請求項1に記載のカ
    ッター機能付き缶開け器。
  3. 【請求項3】 切断刃の突出長さは、0.3mm以下で
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載のカッター
    機能付き缶開け器。
  4. 【請求項4】 上部板材及び下部板材の後端側には、吊
    り下げ用の係止部を設けたことを特徴とする請求項1、
    2又は3に記載のカッター機能付き缶開け器。
  5. 【請求項5】 上部板材及び下部板材は、略円形状に形
    成したことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載
    のカッター機能付き缶開け器。
JP1998009121U 1998-11-18 1998-11-18 カッター機能付き缶開け器 Expired - Lifetime JP3059165U (ja)

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