JP3058680B2 - 眼底像処理装置 - Google Patents
眼底像処理装置Info
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- JP3058680B2 JP3058680B2 JP2335947A JP33594790A JP3058680B2 JP 3058680 B2 JP3058680 B2 JP 3058680B2 JP 2335947 A JP2335947 A JP 2335947A JP 33594790 A JP33594790 A JP 33594790A JP 3058680 B2 JP3058680 B2 JP 3058680B2
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B3/00—Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
- A61B3/10—Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
- A61B3/12—Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for looking at the eye fundus, e.g. ophthalmoscopes
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- Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
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- Public Health (AREA)
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- Eye Examination Apparatus (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、眼底画像を電子的に入力し処理する眼底
画像処理装置に関するものである。
画像処理装置に関するものである。
(従来の技術) 近年、医用画像の銀塩写真から電子的画像への転換が
進められるつつある。眼科分野も例外ではなく、特に定
期健康診断など電子ファィリングのメリットが生かせる
分野や、眼底の三次元形状を調査するなど、電子写真で
なくては実現困難な分野から次第に電子画像が取り入れ
られつつある。
進められるつつある。眼科分野も例外ではなく、特に定
期健康診断など電子ファィリングのメリットが生かせる
分野や、眼底の三次元形状を調査するなど、電子写真で
なくては実現困難な分野から次第に電子画像が取り入れ
られつつある。
電子画像を導入する場合、現時点において、経済的に
許容し得る範囲の価格の装置では電子画像は銀塩写真と
比較して劣るものである。この点でここしばらくは、精
密な診断を必要とする分野では一度銀塩写真による撮影
を行ったファイルを作り、このファイルを保管する段階
で銀塩写真を電子画像化するという方法が考えられる。
許容し得る範囲の価格の装置では電子画像は銀塩写真と
比較して劣るものである。この点でここしばらくは、精
密な診断を必要とする分野では一度銀塩写真による撮影
を行ったファイルを作り、このファイルを保管する段階
で銀塩写真を電子画像化するという方法が考えられる。
また、集団検診等さほど精密さが要求されない分野で
は直接眼底像を電子画像として得る応用も考えられる
が、電子画像である特徴を生かして、旧画像も含めて検
索比較を行おうとした場合、当面は旧画像が銀塩フィル
ム上にあることが多く、これをビデオカメラ或はリニア
センサーを用いたスキャナー等を利用して電子画像化
し、利用することが考えられる。
は直接眼底像を電子画像として得る応用も考えられる
が、電子画像である特徴を生かして、旧画像も含めて検
索比較を行おうとした場合、当面は旧画像が銀塩フィル
ム上にあることが多く、これをビデオカメラ或はリニア
センサーを用いたスキャナー等を利用して電子画像化
し、利用することが考えられる。
(発明が解決しようとする課題) この様に銀塩写真を電子画像化する操作が存続して行
くと考えられるが、この様な場合、スライドフィルムの
表裏,上下の判断及び左右眼の区別を操作者が行わなけ
ればならず、煩雑であり、時に誤った画像を入力してし
まうことがあった。
くと考えられるが、この様な場合、スライドフィルムの
表裏,上下の判断及び左右眼の区別を操作者が行わなけ
ればならず、煩雑であり、時に誤った画像を入力してし
まうことがあった。
そこで、本発明の目的は、この様な複雑さをなくすた
め、画像の左右眼の判別を自動的に行い得る眼底画像処
理装置を提供することにある。
め、画像の左右眼の判別を自動的に行い得る眼底画像処
理装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、請求項1の発明は、眼底像
を電子的に得るための撮像装置と、得られた画像を電子
的にファィリングするファィリング装置から成り、前記
ファィリング装置は入力された画像が左右眼のいずれか
を判別する判別手段を有する眼底像処理装置としたこと
を特徴とするものである。
を電子的に得るための撮像装置と、得られた画像を電子
的にファィリングするファィリング装置から成り、前記
ファィリング装置は入力された画像が左右眼のいずれか
を判別する判別手段を有する眼底像処理装置としたこと
を特徴とするものである。
また、前記ファィリング装置は、前記撮像装置で得ら
れた画像の左右半分のいずれがより明るいかにより、前
記画像が左右眼のいずれであるかを判断する。
れた画像の左右半分のいずれがより明るいかにより、前
記画像が左右眼のいずれであるかを判断する。
更に、前記ファィリング装置は、前記撮像装置で得ら
れた画像の中の予め定めた基準レベルよりも明るい部分
を2分割したもののうちどちらの部分に多いかにより、
前記画像が左右眼のいずれであるかを判断する。
れた画像の中の予め定めた基準レベルよりも明るい部分
を2分割したもののうちどちらの部分に多いかにより、
前記画像が左右眼のいずれであるかを判断する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明で処理対象とする眼底像を撮影(撮
像)するための眼底カメラGK(撮像装置)の光学系の主
要部の一例を示すもので、被検眼眼底を照明するための
照明系Aと、被検眼眼底を観察あるいは撮影するための
観察系Bとを有する。
像)するための眼底カメラGK(撮像装置)の光学系の主
要部の一例を示すもので、被検眼眼底を照明するための
照明系Aと、被検眼眼底を観察あるいは撮影するための
観察系Bとを有する。
照明系A 照明系Aは観察用光源1を有する。この観察用光源1
を発した光束は、コンデンサレンズ2と可視光をカット
し赤外光のみを透過する赤外フィルター3を透過した
後、斜設ハーフミラー4により反射されてリング状絞り
5を照明する。
を発した光束は、コンデンサレンズ2と可視光をカット
し赤外光のみを透過する赤外フィルター3を透過した
後、斜設ハーフミラー4により反射されてリング状絞り
5を照明する。
また、照明系Aには撮影用光源6が設けられている。
この撮影用光源6からの光は、コンデンサレンズ7およ
び斜設ハーフミラー4を透過してリング状絞り5を照明
する。
この撮影用光源6からの光は、コンデンサレンズ7およ
び斜設ハーフミラー4を透過してリング状絞り5を照明
する。
これらのリング状絞り5を透過した光は、リレーレン
ズ36,斜設ミラー37およびリレーレンズ8を経て、対物
レンズ10の光軸上に斜設された穴あきミラー9に達し、
該孔あきミラー9により対物レンズ10の方向に反射され
て、該対物レンズ10を通り被検眼11の眼底を照明する。
ズ36,斜設ミラー37およびリレーレンズ8を経て、対物
レンズ10の光軸上に斜設された穴あきミラー9に達し、
該孔あきミラー9により対物レンズ10の方向に反射され
て、該対物レンズ10を通り被検眼11の眼底を照明する。
観察撮影系B 被検眼11の眼底で反射された光束は、対物レンズ10お
よび穴あきミラー9の開口部を透過して対物レンズ10の
光軸に沿って進み、この光軸上に設けられた合焦レンズ
12および結像レンズ13により、フィルム14の面上に被検
眼眼底像を形成する。
よび穴あきミラー9の開口部を透過して対物レンズ10の
光軸に沿って進み、この光軸上に設けられた合焦レンズ
12および結像レンズ13により、フィルム14の面上に被検
眼眼底像を形成する。
フィルム14の前方にはミラー15が引込自在に配置さ
れ、観察時には実線の位置に置かれ、撮影時には破線の
位置に退避するように構成されている。
れ、観察時には実線の位置に置かれ、撮影時には破線の
位置に退避するように構成されている。
従って、観察時の眼底からの光束は、ミラー15により
上方に反射され、フィールドレンズ16上に眼底像が形成
される。フィールドレンズ上に形成された眼底像は、斜
設ミラー17,リレーレンズ18により赤外光用撮像管19の
光電面上にリレーされ、結像される。撮像管19からの電
気信号はモニターテレビ20の両面に眼底像が可視像とし
て表示される。
上方に反射され、フィールドレンズ16上に眼底像が形成
される。フィールドレンズ上に形成された眼底像は、斜
設ミラー17,リレーレンズ18により赤外光用撮像管19の
光電面上にリレーされ、結像される。撮像管19からの電
気信号はモニターテレビ20の両面に眼底像が可視像とし
て表示される。
フィルム14の直前には視野絞り21が設けられていて、
フィルム面での視野形状を規制する。この視野絞り21の
一例を第2図に示す。この視野絞りは円形の開口100を
もちさらにその一部に切欠101をもっている。通常、検
者はこの切欠101の向きにより写真の表裏を判断する。
フィルム面での視野形状を規制する。この視野絞り21の
一例を第2図に示す。この視野絞りは円形の開口100を
もちさらにその一部に切欠101をもっている。通常、検
者はこの切欠101の向きにより写真の表裏を判断する。
第3図(a),(b)には、それぞれ右眼(a),左
眼(b)の眼底像Gの一例を示してある。この眼底像G
は、集団検診等に多く使用される撮影画角45゜の場合、
乳頭81の系L1に対し、鼻側の撮影範囲L2は1.5倍にする
のが最も一般的である。この時の視野中心Oは中心窩82
を含み、眼底で比較的反射率が低く暗い黄班部80と、眼
底で最も反射率が高く従って最も明るい視神経乳頭81の
間に位置している。尚、眼底像Gは、視野絞り21の円形
の開口100に対応する円形像部100′と、視野絞り21の切
欠101に対応する切欠像部101′を有する。
眼(b)の眼底像Gの一例を示してある。この眼底像G
は、集団検診等に多く使用される撮影画角45゜の場合、
乳頭81の系L1に対し、鼻側の撮影範囲L2は1.5倍にする
のが最も一般的である。この時の視野中心Oは中心窩82
を含み、眼底で比較的反射率が低く暗い黄班部80と、眼
底で最も反射率が高く従って最も明るい視神経乳頭81の
間に位置している。尚、眼底像Gは、視野絞り21の円形
の開口100に対応する円形像部100′と、視野絞り21の切
欠101に対応する切欠像部101′を有する。
以上の様な特徴をもつ眼底画像を電子化した場合、光
強度に対する画素数のヒストグラムは第4図に示す様に
なる。
強度に対する画素数のヒストグラムは第4図に示す様に
なる。
ここで、明るさの区間Aは第2図のマスクで覆われて
いる部分に対応し、区間Cは視神経乳頭81の非常に明る
い部分に対応する。区間Bは眼底のその他の中間的な明
るさを持つ部分に対応する。
いる部分に対応し、区間Cは視神経乳頭81の非常に明る
い部分に対応する。区間Bは眼底のその他の中間的な明
るさを持つ部分に対応する。
この様な特徴があるので、視野絞り21により覆われた
部分と画像の存在する部分の区別は容易であり、切欠10
1の向きを画像処理により判定することができる。ま
た、視野絞り21の開口部100の中心Oが分かれば、これ
のどちら側に視神経乳頭81が存在するか、あるいは左右
のいずれ側がより明るいかを判断することで、左右眼の
画像であるかをしることができる。
部分と画像の存在する部分の区別は容易であり、切欠10
1の向きを画像処理により判定することができる。ま
た、視野絞り21の開口部100の中心Oが分かれば、これ
のどちら側に視神経乳頭81が存在するか、あるいは左右
のいずれ側がより明るいかを判断することで、左右眼の
画像であるかをしることができる。
この様な点を考慮した眼底画像の電子ファィリング装
置FSの一例を第5図に基づいて説明する。
置FSの一例を第5図に基づいて説明する。
この第5図では、ビデオカメラを使用してスライドか
ら画像入力を行い、マイクロコンピュータを画像処理及
びファィリングのコントローラに使用する場合を例にと
り説明する。
ら画像入力を行い、マイクロコンピュータを画像処理及
びファィリングのコントローラに使用する場合を例にと
り説明する。
このファィリング装置は、基台201と、基台201上に載
置された照明装置(ライトボックス)202と、ビデオカ
メラ205を有する。この照明装置202にはスライド原画20
3をホールドするホルダ301が設けられ、このホルダ301
にホールドされたスライド原画を、ビデオカメラ205の
レンズ204を介して撮像する。
置された照明装置(ライトボックス)202と、ビデオカ
メラ205を有する。この照明装置202にはスライド原画20
3をホールドするホルダ301が設けられ、このホルダ301
にホールドされたスライド原画を、ビデオカメラ205の
レンズ204を介して撮像する。
第10図にホルダ301の一例を示す。この例は35mmフィ
ルム裸のままホールドする場合の例であり、ライトボッ
クス上に設けられた4本のピン302によって構成されて
いる。フィルムの幅aに対しピンのフィルム長手方向の
間隔bを狭くすることで、フィルムを90゜回転した向き
に誤って置くことを防止できる。必要に応じ、カバーガ
ラスや押え枠を使用すればフィルムの平面性を良く保つ
ことができる。
ルム裸のままホールドする場合の例であり、ライトボッ
クス上に設けられた4本のピン302によって構成されて
いる。フィルムの幅aに対しピンのフィルム長手方向の
間隔bを狭くすることで、フィルムを90゜回転した向き
に誤って置くことを防止できる。必要に応じ、カバーガ
ラスや押え枠を使用すればフィルムの平面性を良く保つ
ことができる。
第11図にはスライド枠Sにマウントされた原画に対す
る一例を示す。段差部分304とピン303でマウントされた
原画を定められた位置にホールドする。
る一例を示す。段差部分304とピン303でマウントされた
原画を定められた位置にホールドする。
以上の方法は、原画を常に一定の位置に保ち、原画を
交換する都度アライメントをする煩わしさを取り除くと
同時に、以後の表裏及び上下・左右が正しく置かれたか
否かを判定する条件の一つである,原画はおよそ90゜づ
つの回転方向にしか置かれないという状態を作り出すこ
とができる。
交換する都度アライメントをする煩わしさを取り除くと
同時に、以後の表裏及び上下・左右が正しく置かれたか
否かを判定する条件の一つである,原画はおよそ90゜づ
つの回転方向にしか置かれないという状態を作り出すこ
とができる。
画像信号は、その内容を表示するための画像ディスプ
レイ207をもつフレームメモリ206に入力され、ディジタ
ル化/電子化される。フレームメモリ206の内容は、操
作端末217を有する中央処理装置212により処理される。
この中央処理装置212は、後述するように、画像配置判
別手段,座標変換手段或は眼底画像の左右上下・表裏判
別手段等として機能するもので、ディスプレイ214,キー
ボード215及びマウス216(ポインティング装置)等から
なる操作端末217を有する。
レイ207をもつフレームメモリ206に入力され、ディジタ
ル化/電子化される。フレームメモリ206の内容は、操
作端末217を有する中央処理装置212により処理される。
この中央処理装置212は、後述するように、画像配置判
別手段,座標変換手段或は眼底画像の左右上下・表裏判
別手段等として機能するもので、ディスプレイ214,キー
ボード215及びマウス216(ポインティング装置)等から
なる操作端末217を有する。
中央処理装置212には、さらに中央処理装置212のプロ
グラムや一時的な画像データ等を記憶するためのディス
ク装置208、画像データやデータベース等を最終的に記
憶する光ディスク或は光磁気ディスク等からなる大容量
記憶装置209が接続されている。また中央処理装置212に
は、各種の信号を外部から入力/或は外部へ出力する汎
用インターフェース210、外部との通信を行うための通
信インターフェース211、小量の画像データやデータベ
ースを持ち運ぶためのメモリカード装置213,警告用のブ
ザーB(警告手段)等が接続されている。
グラムや一時的な画像データ等を記憶するためのディス
ク装置208、画像データやデータベース等を最終的に記
憶する光ディスク或は光磁気ディスク等からなる大容量
記憶装置209が接続されている。また中央処理装置212に
は、各種の信号を外部から入力/或は外部へ出力する汎
用インターフェース210、外部との通信を行うための通
信インターフェース211、小量の画像データやデータベ
ースを持ち運ぶためのメモリカード装置213,警告用のブ
ザーB(警告手段)等が接続されている。
次に、この様な構成の作用を説明する。
照明装置202によって撮像されたスライド原画203の画
像はレンズ204及びビデオカメラ205によって撮像され、
フレームメモリ206に一時記憶される。ここで、まずス
ライドの表裏判定を行う。尚、ビデオカメラ205とフレ
ームメモリ206は写真画像読取装置を構成している。
像はレンズ204及びビデオカメラ205によって撮像され、
フレームメモリ206に一時記憶される。ここで、まずス
ライドの表裏判定を行う。尚、ビデオカメラ205とフレ
ームメモリ206は写真画像読取装置を構成している。
上述の表裏判定等の処理はフレームメモリ206上の画
像に対し、中央処理装置212によって行われる。
像に対し、中央処理装置212によって行われる。
視野絞り21の開口部100は円形であることが分かって
いるので第6図(a)の矢印,の方向にスキャンを
行い明るさが第6図(b)のt点の如く急に明るくなっ
た位置が開口部100の始まりであると判断することがで
きる。
いるので第6図(a)の矢印,の方向にスキャンを
行い明るさが第6図(b)のt点の如く急に明るくなっ
た位置が開口部100の始まりであると判断することがで
きる。
まず,の方向のスキャンを行い、上下のへりa,
a′を発見する。この時a,a′の距離が余りにも小さい場
合、開口100の左または右に大きくズレた位置をスキャ
ンした可能性があるので、′,″等の位置をスキャ
ンしてみて、なるべくa,a′間の距離の大きい位置を選
択する。続いてa,a′の上下中間の位置での方向へス
キャンを行い、同様にb,b′点を求める。
a′を発見する。この時a,a′の距離が余りにも小さい場
合、開口100の左または右に大きくズレた位置をスキャ
ンした可能性があるので、′,″等の位置をスキャ
ンしてみて、なるべくa,a′間の距離の大きい位置を選
択する。続いてa,a′の上下中間の位置での方向へス
キャンを行い、同様にb,b′点を求める。
ここで、a,a′,b,b′の各点の座標より開口部の中心
点Oの位置を求める。また、この時の が開口部の直径になる。
点Oの位置を求める。また、この時の が開口部の直径になる。
次に、中心点Oから開口部100の半径r以上で、(半
径)×(予め定められた定義k)の範囲すなわち第7図
の範囲の平均的明るさを各象限毎に求める。切欠101の
ある象限の上記範囲の平均的明るさが他の象限のそれよ
りも明るくなる。
径)×(予め定められた定義k)の範囲すなわち第7図
の範囲の平均的明るさを各象限毎に求める。切欠101の
ある象限の上記範囲の平均的明るさが他の象限のそれよ
りも明るくなる。
第7図の例では、第I象限のそれが他の象限のそれよ
りも明るくなる。従って、上記操作を行って最も平均明
るさの明るい象限に切欠101があることが分かる。
りも明るくなる。従って、上記操作を行って最も平均明
るさの明るい象限に切欠101があることが分かる。
各メーカ機種毎に切欠101ある象限と形状等は決って
いるので、予めこの情報をセットしておけば、これと比
較することで入力された画像が表裏,上下及び左右が正
しく入力されたものであるかを知ることができる。先に
述べた定数kはrに対しr×kの範囲に切欠の全部がち
ょうど入る位の定数であることが望ましく、これもここ
でセットされた切欠の情報から決定することができる。
いるので、予めこの情報をセットしておけば、これと比
較することで入力された画像が表裏,上下及び左右が正
しく入力されたものであるかを知ることができる。先に
述べた定数kはrに対しr×kの範囲に切欠の全部がち
ょうど入る位の定数であることが望ましく、これもここ
でセットされた切欠の情報から決定することができる。
この様にして判別された向きが正規のむきでなかった
場合、装置はブザーBで警告を発すると共に、ディスプ
レイ207に向きが正規でない旨の表示をさせる。
場合、装置はブザーBで警告を発すると共に、ディスプ
レイ207に向きが正規でない旨の表示をさせる。
次に左右眼の判別について述べる。
第8図に示すように一般的な集団検診等における眼底
写真は、第8図(被検者右眼),第9図(被検者左眼)
に示すように視野中心Oの鼻側に眼底で最も明るい乳頭
81がある。従って、この様な眼底写真では、視野中心を
境に視野絞りの切欠101の部分を除く左右の各々の総光
量を求め、これを比較することで左右のいずれの眼の画
像かを知ることができる。総光量を求めるには上記範囲
内の全画素の明るさを累計すれば良く、又、高速簡便化
のために、視神経乳頭81の中に十分なサンプリング点が
得られる範囲で累計する画素数をへらしてサンプリング
することが可能である。
写真は、第8図(被検者右眼),第9図(被検者左眼)
に示すように視野中心Oの鼻側に眼底で最も明るい乳頭
81がある。従って、この様な眼底写真では、視野中心を
境に視野絞りの切欠101の部分を除く左右の各々の総光
量を求め、これを比較することで左右のいずれの眼の画
像かを知ることができる。総光量を求めるには上記範囲
内の全画素の明るさを累計すれば良く、又、高速簡便化
のために、視神経乳頭81の中に十分なサンプリング点が
得られる範囲で累計する画素数をへらしてサンプリング
することが可能である。
第11図に示すようなマウントされていない原画203′
を扱う場合は、以上での操作により「切欠がどの象限に
あれば正しく置かれているか」が分かれば、現在の原画
203′が置かれている向きは判断できる。なぜなら、90
゜方向に誤って置かれることはないからである。
を扱う場合は、以上での操作により「切欠がどの象限に
あれば正しく置かれているか」が分かれば、現在の原画
203′が置かれている向きは判断できる。なぜなら、90
゜方向に誤って置かれることはないからである。
第12図に示す様に、マウントされた原画203′を用い
る場合、これだけでは表裏判定ができない場合がある。
すなわちマウント枠すなわちスライド枠Sはその外形が
正方形であるため、枠の対角線を軸にして裏返しになっ
た場合、多くの眼底写真がそうである様な、水平方向か
ら45゜の方向に切欠を持つ画像での表裏判定が不可能で
ある。
る場合、これだけでは表裏判定ができない場合がある。
すなわちマウント枠すなわちスライド枠Sはその外形が
正方形であるため、枠の対角線を軸にして裏返しになっ
た場合、多くの眼底写真がそうである様な、水平方向か
ら45゜の方向に切欠を持つ画像での表裏判定が不可能で
ある。
この場合、例えば、次の様な操作で表裏判定を行うこ
とができる。すなわち第13図(a),(b)に示す様
に、左右眼の判定のサンプリングを左右のみでなく上下
にも分割し、I〜IVの4象限に分割して行えば、、第13
図(a)の如く乳頭と黄班部が概略水平に位置する場合
[以下、(I)〜(IV)が各象限の明るさとして]は、 |[(I)+(IV)]−[(II)+(III)]|> |[(I)+(II)]−[(III)+(IV)]| 第13図の如く、各々が概略垂直に位置する場合は、 |[(I)+(IV)]−[(II)+(III)]|< |[(I)+(II)]−[(III)+(IV)]| となるので、この場合どちら方向に置かれているかを判
別できる。
とができる。すなわち第13図(a),(b)に示す様
に、左右眼の判定のサンプリングを左右のみでなく上下
にも分割し、I〜IVの4象限に分割して行えば、、第13
図(a)の如く乳頭と黄班部が概略水平に位置する場合
[以下、(I)〜(IV)が各象限の明るさとして]は、 |[(I)+(IV)]−[(II)+(III)]|> |[(I)+(II)]−[(III)+(IV)]| 第13図の如く、各々が概略垂直に位置する場合は、 |[(I)+(IV)]−[(II)+(III)]|< |[(I)+(II)]−[(III)+(IV)]| となるので、この場合どちら方向に置かれているかを判
別できる。
最終的に、画像データは、前述のようにして得られた
左右眼の判定結果やキーボード215により操作者から或
は通信インターフェース211により外部データベースか
ら得られた被検者の氏名、年齢、性別等の個人情報と共
に、データベース化されて光ディスク等からなる大容量
記憶装置209に記憶される。
左右眼の判定結果やキーボード215により操作者から或
は通信インターフェース211により外部データベースか
ら得られた被検者の氏名、年齢、性別等の個人情報と共
に、データベース化されて光ディスク等からなる大容量
記憶装置209に記憶される。
同一被検者に対して複数の画像入力を行い、その中か
ら選択した上でファィリングする場合は、一時的に画像
をディスク装置に記憶させることもできる。光ディスク
或は光磁気ディスク等の記憶媒体は、交換可能であり、
通常数100人分以上の画像を記憶可能であるので、集団
検診の場合には1日1記憶媒体として検診センタと撮像
場所のデータ移動に利用することもできる。しかし、病
院内で1人の患者1回の診断に必要なごく少数の画像デ
ータを移動する必要がある場合などに利用するには無駄
が多い。この様な場合、容量の適当なメモリカードを使
用することもできる。
ら選択した上でファィリングする場合は、一時的に画像
をディスク装置に記憶させることもできる。光ディスク
或は光磁気ディスク等の記憶媒体は、交換可能であり、
通常数100人分以上の画像を記憶可能であるので、集団
検診の場合には1日1記憶媒体として検診センタと撮像
場所のデータ移動に利用することもできる。しかし、病
院内で1人の患者1回の診断に必要なごく少数の画像デ
ータを移動する必要がある場合などに利用するには無駄
が多い。この様な場合、容量の適当なメモリカードを使
用することもできる。
画像データのファイリングは、ディスク装置208に蓄
えられている中央処理装置212のプログラムに従って行
われる。この際、被検者の個人情報などのデータと画像
データの取り扱い、特に画像データの結合方法には 「(1)被検者データと画像データを一つのファイルに
編集して記憶する。
えられている中央処理装置212のプログラムに従って行
われる。この際、被検者の個人情報などのデータと画像
データの取り扱い、特に画像データの結合方法には 「(1)被検者データと画像データを一つのファイルに
編集して記憶する。
(2)被検者データと画像データを全く別々のファイル
として記憶する。
として記憶する。
(3)データベースには被検者情報のファイルのみを登
録し、被検者情報のファイル内に画像データのファイル
名を記述する。」 等の方法がある。
録し、被検者情報のファイル内に画像データのファイル
名を記述する。」 等の方法がある。
いずれの場合にも、左眼・右眼の情報は、後日の検索
に必要であり、各例についての具体例を次に示す。
に必要であり、各例についての具体例を次に示す。
「(1)の方法; 被検者情報,左眼,右眼の順に結合する。
(2)の方法; ファイル名に左眼,右眼の情報を持たせる。
(3)の方法; 左眼,右眼と画像ファイルの対応表を被検者情報のフ
ァイル中に作成しておく。」 等の方法が考えられる。
ァイル中に作成しておく。」 等の方法が考えられる。
なお、これらファィリング装置及びそのコントロール
ソフトウエアはパーソナルコンピュータといくつかのハ
ードウエアオプション,データベースソフトウエアを組
み合わせることで容易に実現できる。
ソフトウエアはパーソナルコンピュータといくつかのハ
ードウエアオプション,データベースソフトウエアを組
み合わせることで容易に実現できる。
実施例の応用例 画像入力は、眼底カメラ等からの直接の入力でも良
い。この際、表裏判定の必要はなく、左右眼の判定のみ
利用される。
い。この際、表裏判定の必要はなく、左右眼の判定のみ
利用される。
第4図に示す様に、光量ヒストグラムを画像データか
ら求めて、視野絞り77あるいは視神経乳頭のみを選び出
すスライスレベルを決定し、特徴抽出により表裏・左右
眼を判定することもできる。
ら求めて、視野絞り77あるいは視神経乳頭のみを選び出
すスライスレベルを決定し、特徴抽出により表裏・左右
眼を判定することもできる。
装置は、原画が不適当な向きいに置かれていることを
検知した場合、警告を発すると同時に、取り込んだ画像
の座標変換を行うことにより、画像を正しい向きで取り
込まれた状態に変換することができる。また、この座標
変換を行う場合には、警告を必ずしも必要としない。
検知した場合、警告を発すると同時に、取り込んだ画像
の座標変換を行うことにより、画像を正しい向きで取り
込まれた状態に変換することができる。また、この座標
変換を行う場合には、警告を必ずしも必要としない。
)白内障眼など極度に質の悪い原画に対しては、キー
ボードからの入力により自動判定の結果をオーバーライ
ドすること(手動補正)ができる。
ボードからの入力により自動判定の結果をオーバーライ
ドすること(手動補正)ができる。
スライド枠に入れられた原画の対角線上での表裏反転
を判断するのには、さらに以下の様な方法がある。第1
実施例よりは確実さを増すことができる。
を判断するのには、さらに以下の様な方法がある。第1
実施例よりは確実さを増すことができる。
(1)原画の切欠の位置を変える方法 第2図の視野絞り21の切欠の方向が水平から45゜の方
向には位置せず、望ましくは水平(或は垂直)から22.5
゜の方向にある場合は、第14図に示す様に切欠検出を8
個の象限I〜VIIIに分割して行うことで、表裏判定が可
能になる。切欠の検出は第1実施例と同じ方法で行う。
確実さは増すが、眼底カメラの変更を要する。
向には位置せず、望ましくは水平(或は垂直)から22.5
゜の方向にある場合は、第14図に示す様に切欠検出を8
個の象限I〜VIIIに分割して行うことで、表裏判定が可
能になる。切欠の検出は第1実施例と同じ方法で行う。
確実さは増すが、眼底カメラの変更を要する。
(2)スライドマウントの枠形状を検知する方法 レンズ204を変倍可能なレンズとし、マウント(スラ
イド枠S)に明けられたフィルム窓Wの形状を検知する
ことで、乳頭と黄班が略水平方向になるように置かれて
いるかを判断することができる。
イド枠S)に明けられたフィルム窓Wの形状を検知する
ことで、乳頭と黄班が略水平方向になるように置かれて
いるかを判断することができる。
第15図に示す様に画像取り込み時の撮像範囲aよりも
広くスライド枠Sをも含めたbの範囲を撮像する。スラ
イド枠Sの位置はマウントホルダにより概略位置決めさ
れているので、そのフィルム窓Wの位置は概略決ってい
る。
広くスライド枠Sをも含めたbの範囲を撮像する。スラ
イド枠Sの位置はマウントホルダにより概略位置決めさ
れているので、そのフィルム窓Wの位置は概略決ってい
る。
よって第16図に示す様に、正方格子を構成する,フィ
ルム窓Wの長辺方向にはフィルム窓を横切らない線a1,b
1と、短辺方向にはフィルム窓Wを横切るc,dの4本の線
分を決めることが可能である。
ルム窓Wの長辺方向にはフィルム窓を横切らない線a1,b
1と、短辺方向にはフィルム窓Wを横切るc,dの4本の線
分を決めることが可能である。
この各線分a1,b1に沿ってスポット照明光でスキャン
したときの、線分a1,b1の光量変化を求めるならば、線
分a1,b1上においては殆ど光量変化がない。
したときの、線分a1,b1の光量変化を求めるならば、線
分a1,b1上においては殆ど光量変化がない。
一方、線分c,dに沿ってスポット照明光でスキャンし
たときの、線分c,d上の光量変化を求める際に透過照明
を用いた時には、第17図(a)に示す様な光量変化があ
る。また、線分c,dに沿ってスポット照明光でスキャン
したときの、線分c,d上の光量変化を求める際に落射照
明(照明反射光)を用いた場合(照明による反射光の光
量変化による場合)には、第17図(b)に示すような光
量変化がある。(フィルムの画像以外の部分の透過/反
射率は数%以下であるので、落射照明の方が望まし
い。) よって、このような光量変化を検知すれば、スライド
枠sの方向を検知することができる。なお、第16図では
4本の線分を示したが原理的には互いに直行する上記2
本の線分で良い。レンズ204はズームレンズ又は変倍レ
ンズを使用することができる。変倍の場合は中央処理装
置でおこなう。枠の検知を別の撮像装置を用いて行って
も良い。
たときの、線分c,d上の光量変化を求める際に透過照明
を用いた時には、第17図(a)に示す様な光量変化があ
る。また、線分c,dに沿ってスポット照明光でスキャン
したときの、線分c,d上の光量変化を求める際に落射照
明(照明反射光)を用いた場合(照明による反射光の光
量変化による場合)には、第17図(b)に示すような光
量変化がある。(フィルムの画像以外の部分の透過/反
射率は数%以下であるので、落射照明の方が望まし
い。) よって、このような光量変化を検知すれば、スライド
枠sの方向を検知することができる。なお、第16図では
4本の線分を示したが原理的には互いに直行する上記2
本の線分で良い。レンズ204はズームレンズ又は変倍レ
ンズを使用することができる。変倍の場合は中央処理装
置でおこなう。枠の検知を別の撮像装置を用いて行って
も良い。
尚、本実施例では、線分a1,b1,c,d上の光量変化から
スライド枠sの長辺方向と短辺方向がどの向きにセット
されているかを、検出して判別するようにしたが、必ず
しもこれに限定されるものではない。例えば、線分a1,b
1,c,dで囲まれる正方形の部分を直線状の照明光で線分a
1からb1の方向にスキャンし、線分cからdの方向にス
キャンして、各スキャン方向の光量変化からスライド枠
sの長辺方向と短辺方向がどの向きにセットしているか
を、検出して判別するようにしても良い。
スライド枠sの長辺方向と短辺方向がどの向きにセット
されているかを、検出して判別するようにしたが、必ず
しもこれに限定されるものではない。例えば、線分a1,b
1,c,dで囲まれる正方形の部分を直線状の照明光で線分a
1からb1の方向にスキャンし、線分cからdの方向にス
キャンして、各スキャン方向の光量変化からスライド枠
sの長辺方向と短辺方向がどの向きにセットしているか
を、検出して判別するようにしても良い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、入力画像の左
右眼の判断を自動的に行うことができるので、画像ファ
ィリングに際し、左右眼を取り違えたりするようなこと
を未然に防止できる。
右眼の判断を自動的に行うことができるので、画像ファ
ィリングに際し、左右眼を取り違えたりするようなこと
を未然に防止できる。
第1図は、眼底カメラの光学系の一例を示す説明図であ
る。 第2図は、第1図の視野絞りを示す説明図である。 第3図(a),(b)は、第1図に示した眼底カメラで
撮像された眼底像を示す説明図である。 第4図は、第3図(a),(b)に示した眼底画像の光
強度に対する画素数のヒストグラムである。 第5図は、本発明に係るファィリングシステムのブロッ
ク図の一例を示すものである。 第6図(a)は眼底画像の一例を示す説明図、第6図
(b)は第6図(a)の眼底像をスキャンしたときの明
るさの変化を示す説明図である。 第7図は、第6図の眼底画像の切欠の位置を求めるため
の説明図である。 第8図,第9図は、眼底画像の左右を判断するための説
明図である。 第10図(a),第11図(a)は、それぞれライトボック
ス上に設けられる写真位置決用のホルダの一例を示す説
明図である。 第10図(b),第11図(b)は、それぞれ第10図
(a),第11図(b)の側面図である。 第12図(a),(b),第13図(a),(b)は、写真
等から読み取った眼底像の左右上下・表裏等の判別のた
めの説明図である。 第14図(a),(b)は、写真等から読み取った眼底像
の左右上下・表裏等の判別用切欠の他の例を示す説明図
である。 第15図,第16図は、スライド写真のスライド枠形状検知
の一例を示す説明図である。 第17図(a),(b)は、第16図のスライド枠形状をス
キャン検知したときの光量変化を示す説明図である。 GK……眼底カメラ(撮像装置) FS……ファィリング装置 206……ビデオカメラ(写真画像読取装置) 207……フレームメモリ(写真画像読取装置) 212……中央処理装置(判別手段,画像配置判別手段,
座標変換手段)
る。 第2図は、第1図の視野絞りを示す説明図である。 第3図(a),(b)は、第1図に示した眼底カメラで
撮像された眼底像を示す説明図である。 第4図は、第3図(a),(b)に示した眼底画像の光
強度に対する画素数のヒストグラムである。 第5図は、本発明に係るファィリングシステムのブロッ
ク図の一例を示すものである。 第6図(a)は眼底画像の一例を示す説明図、第6図
(b)は第6図(a)の眼底像をスキャンしたときの明
るさの変化を示す説明図である。 第7図は、第6図の眼底画像の切欠の位置を求めるため
の説明図である。 第8図,第9図は、眼底画像の左右を判断するための説
明図である。 第10図(a),第11図(a)は、それぞれライトボック
ス上に設けられる写真位置決用のホルダの一例を示す説
明図である。 第10図(b),第11図(b)は、それぞれ第10図
(a),第11図(b)の側面図である。 第12図(a),(b),第13図(a),(b)は、写真
等から読み取った眼底像の左右上下・表裏等の判別のた
めの説明図である。 第14図(a),(b)は、写真等から読み取った眼底像
の左右上下・表裏等の判別用切欠の他の例を示す説明図
である。 第15図,第16図は、スライド写真のスライド枠形状検知
の一例を示す説明図である。 第17図(a),(b)は、第16図のスライド枠形状をス
キャン検知したときの光量変化を示す説明図である。 GK……眼底カメラ(撮像装置) FS……ファィリング装置 206……ビデオカメラ(写真画像読取装置) 207……フレームメモリ(写真画像読取装置) 212……中央処理装置(判別手段,画像配置判別手段,
座標変換手段)
Claims (3)
- 【請求項1】眼底像を電子的に得るための撮像装置と、 得られた画像を電子的にファィリングするファィリング
装置から成り、 前記ファィリング装置は入力された画像が左右眼のいず
れかを判別する判別手段を有する眼底像処理装置。 - 【請求項2】前記ファィリング装置は、前記撮像装置で
得られた画像の左右半分のいずれがより明るいかによ
り、前記画像が左右眼のいずれであるかを判断すること
を特徴とする請求項1に記載の眼底像処理装置。 - 【請求項3】前記ファィリング装置は、前記撮像装置で
得られた画像の中の予め定めた基準レベルよりも明るい
部分が前記画像を2分割したもののうちどちらの部分に
多いかにより、前記画像が左右眼のいずれであるかを判
断することを特徴とする請求項1に記載の眼底像処理装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2335947A JP3058680B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 眼底像処理装置 |
US07/798,081 US5270924A (en) | 1990-11-30 | 1991-11-27 | Ophthalmological image processor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2335947A JP3058680B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 眼底像処理装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000022432A Division JP2000175869A (ja) | 2000-01-01 | 2000-01-31 | 眼底像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04200525A JPH04200525A (ja) | 1992-07-21 |
JP3058680B2 true JP3058680B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18294118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2335947A Expired - Fee Related JP3058680B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 眼底像処理装置 |
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP3058680B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190112493A (ko) * | 2018-03-26 | 2019-10-07 | 주식회사 뷰노 | 안저 촬영기를 제어하는 방법 및 이를 이용한 장치 |
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US5868134A (en) * | 1993-09-21 | 1999-02-09 | Kabushiki Kaisha Topcon | Retinal disease analyzer |
US6069967A (en) * | 1997-11-04 | 2000-05-30 | Sensar, Inc. | Method and apparatus for illuminating and imaging eyes through eyeglasses |
JP3589567B2 (ja) * | 1998-03-31 | 2004-11-17 | 株式会社ニデック | 眼科撮影装置 |
US6637882B1 (en) | 1998-11-24 | 2003-10-28 | Welch Allyn, Inc. | Eye viewing device for retinal viewing through undilated pupil |
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DE10138661A1 (de) * | 2000-09-01 | 2002-05-02 | Roche Diagnostics Gmbh | Verfahren zum Kontrollieren der Gebrauchstauglichkeit von Analyseelementen |
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JP4731703B2 (ja) * | 2001-02-22 | 2011-07-27 | キヤノン株式会社 | 眼科装置 |
JP4181915B2 (ja) * | 2003-04-25 | 2008-11-19 | キヤノン株式会社 | 眼科撮影システム |
WO2005059828A1 (ja) * | 2003-12-19 | 2005-06-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 虹彩撮像カメラおよび虹彩認証システム |
US7474775B2 (en) | 2005-03-31 | 2009-01-06 | University Of Iowa Research Foundation | Automatic detection of red lesions in digital color fundus photographs |
WO2007118079A2 (en) * | 2006-04-03 | 2007-10-18 | University Of Iowa Research Foundation | Methods and systems for optic nerve head segmentation |
US8243999B2 (en) | 2006-05-03 | 2012-08-14 | Ut-Battelle, Llc | Method and system for the diagnosis of disease using retinal image content and an archive of diagnosed human patient data |
US8218838B2 (en) * | 2008-11-03 | 2012-07-10 | Ut-Battelle, Llc | Method and system for assigning a confidence metric for automated determination of optic disc location |
WO2012078636A1 (en) | 2010-12-07 | 2012-06-14 | University Of Iowa Research Foundation | Optimal, user-friendly, object background separation |
CA2825169A1 (en) | 2011-01-20 | 2012-07-26 | University Of Iowa Research Foundation | Automated determination of arteriovenous ratio in images of blood vessels |
WO2013165614A1 (en) | 2012-05-04 | 2013-11-07 | University Of Iowa Research Foundation | Automated assessment of glaucoma loss from optical coherence tomography |
WO2014129339A1 (ja) * | 2013-02-22 | 2014-08-28 | ソニー株式会社 | 眼底画像出力装置および方法、並びにプログラム |
US10360672B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-07-23 | University Of Iowa Research Foundation | Automated separation of binary overlapping trees |
JP5875567B2 (ja) * | 2013-10-30 | 2016-03-02 | キヤノン株式会社 | 眼科撮影装置及びその制御方法 |
US10410355B2 (en) | 2014-03-21 | 2019-09-10 | U.S. Department Of Veterans Affairs | Methods and systems for image analysis using non-euclidean deformed graphs |
US10115194B2 (en) | 2015-04-06 | 2018-10-30 | IDx, LLC | Systems and methods for feature detection in retinal images |
JP2017164522A (ja) * | 2017-05-01 | 2017-09-21 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
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US4908876A (en) * | 1988-03-16 | 1990-03-13 | Digivision, Inc. | Apparatus and method for enhancement of image viewing by modulated illumination of a transparency |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2335947A patent/JP3058680B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-11-27 US US07/798,081 patent/US5270924A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102122302B1 (ko) * | 2018-03-26 | 2020-06-12 | 주식회사 뷰노 | 안저 촬영기를 제어하는 방법 및 이를 이용한 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04200525A (ja) | 1992-07-21 |
US5270924A (en) | 1993-12-14 |
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