JP3055290B2 - 注出口部を有する液体紙容器の無菌充填包装方法 - Google Patents
注出口部を有する液体紙容器の無菌充填包装方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
- B65D5/42—Details of containers or of foldable or erectable container blanks
- B65D5/70—Break-in flaps, or members adapted to be torn-off, to provide pouring openings
- B65D5/708—Separate tearable flexible elements covering a discharge opening of a container, e.g. adhesive tape
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Description
ス類等の食品を、注出口を有する液体紙容器に無菌充填
包装方法に関する。
液体紙容器の注出口部は、容器の最終積層構造物を形成
し、注出口部の孔を開けて形成していた。図面で具体的
に説明すると、図3(a)に示すように、内側から、ポ
リエチレン6/アルミニウム5/ポリエチレン4/紙3
/ポリエチレン6、のような構成の最終積層構成物に、
図3(b)に示すような注出口用の開口2を開ける。こ
のままでは、前記注出口部の開口2の端部において、紙
3が露出しているので、液体である内容物が浸透して容
器が変形したり、壊れてしまう。また、衛生面でも問題
がある。そこで、図3(c)のように、開口2をポリエ
チレン等の樹脂の外面フィルム15とポリエチレン8/
アルミニウム9/ポリエチレン10からなる内面フィル
ム16で覆い、紙の端面が内容物と接しないようにして
いる。この方法は、この後、注出口部にプラスチック製
の口栓等を設ける場合に用いられる。
容器の場合の例である。内面にポリエチレン等のフィル
ム6を貼り、外面は、ヒートシール材を設けたプルタブ
7が貼り付けてある。
よび図4の方法は、最終容器構成とした後、表裏にプラ
スチックフィルムを主体とする外面フィルム15と内面
フィルム16を別に設ける工程が増えコスト高につなが
る。また、図3および図4の方法は端面が、充填時に液
体が浸透し、変形等が生じる心配はないが、使用時に紙
の端面が露出しているので、飲む時等、液体が直接、紙
の端面に接触するので、衛生面で問題があった。 さら
に、これらの開口2は、飲む時に使用するもので、充填
時には、紙容器を成形し、予め設けた開口2側と反対
側、すなわち底部から充填するのが一般的であった。こ
のように、予め容器を成形した状態で充填するのではな
く、充填後容器の一部を成形しなければならないので、
容器の形状が特定されてしまっていた。
問題点を解決し、製造工程を少なくして注出口部の紙の
端面を保護した注出口を予め成形し、この注出口を用い
て容器の殺菌、内容物の充填を行う液体紙容器の無菌充
填包装方法を提供するものである。
た紙を主体とした積層物1に、最終積層構成となるよう
に、表裏に合成樹脂からなる最内層6Aと最外層6Bを
設け、前記開口2の部分で最内層6Aと最外層6Bを貼
り合わせて一体とした部分に、前記開口2より小さめの
注出口11を設け、周囲に前記貼り合わせて一体とした
部分を残した液体紙容器に、前記注出口11を通して殺
菌剤を施し殺菌後、熱風乾燥し、内容物を充填し、次い
で、プルタブ7をヒートシールし、注出口11を密封包
装するこ とを特徴とする注出口部を有する液体紙容器の
無菌充填包装方法である。
が保護された注出口11が形成されているので、殺菌
剤、内容物が紙の端面に接触することがないので、無菌
性が維持され、また衛生性が維持される。
明する。図1は、本発明の無菌充填包装方法に用いる、
注出口部を有する液体紙容器の注出口部の形成方法、及
び充填包装方法の一例を示す説明図である。図1(a)
は液体紙容器の注出口部を形成する積層物1に、最終積
層構成の最外層6B及び最内層6Aを設けない積層構成
からなり、この積層物1に、開口2を開けた状態を説明
する部分拡大斜視図である。図1(b)は、図1(a)
のA−A断面図である。積層物1は、紙3/ポリエチレ
ン4/アルミニウム5から構成されている。図2は、本
発明の無菌充填包装方法に用いる注出口部を有する予め
成形された液体紙容器の一例を示す斜視図である。
た積層物1に、最終積層構成となるように、表裏にポリ
エチレンフィルムを貼り合わせるか、またはルーダー加
工により最内層6Aと最外層6Bを設け、開口2の部分
で最内層6Aと最外層6Bを貼り合わせて一体とする。
の最内層6Aと最外層6Bを貼り合わせて一体とした部
分に、前記開口2より小さめの注出口11を開けると、
注出口部の周囲に、前記貼り合わせて一体とした部分が
残り、紙3の端面が保護された注出口11が得られる。
して殺菌剤を施し殺菌後、熱風乾燥し、内容物を充填
し、次いで図1(e)に示すように、表裏にポリエチレ
ン12、12を設けたアルミニウム3の積層物からなる
プルタブ7をヒートシールし、前記注出口11を密封包
装する。
は、使用時に内容物を注出する注出口を使用して、殺菌
剤を施したり、内容物の充填を行っても、注出口部にお
いて、開口した紙の端面が露出していないので、殺菌剤
や内容物が紙の端面から浸透することがなく、無菌状態
が保持することができ、また、内容物が紙の端面と接触
しないので衛生的である。 また、無菌充填に必要な、殺
菌剤を施する、熱風乾燥する、内容物を充填する工程
を、予め成形した紙容器の注出口を使用して効率的に容
器の殺菌、および内容物の充填を行うことができる。
の注出口部の成形工程、及び充填密封工程を示す説明図
である。
有する液体紙容器の一例を示す斜視図である。
を示す説明図である。
例を示す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】開口2を設けた紙を主体とする積層物1
に、最終積層構成となるように、表裏に合成樹脂からな
る最内層6Aと最外層6Bを設け、前記開口2の部分で
最内層6Aと最外層6Bを貼り合わせて一体とした部分
に、前記開口2より小さめの注出口11を設け、周囲に
前記貼り合わせて一体とした部分を残した液体紙容器
に、前記注出口11を通して殺菌剤を施し、熱風乾燥し
殺菌後、内容物を充填し、次いで、プルタブ7をヒート
シールし、注出口部を密封包装することを特徴とする注
出口部を有する液体紙容器の無菌充填包装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4044572A JP3055290B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 注出口部を有する液体紙容器の無菌充填包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4044572A JP3055290B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 注出口部を有する液体紙容器の無菌充填包装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05246432A JPH05246432A (ja) | 1993-09-24 |
JP3055290B2 true JP3055290B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=12695221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4044572A Expired - Lifetime JP3055290B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 注出口部を有する液体紙容器の無菌充填包装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3055290B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101755603B1 (ko) * | 2015-11-18 | 2017-07-10 | (주)광주금형 | 지혈장치 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4636518B2 (ja) * | 2001-06-04 | 2011-02-23 | 日本テトラパック株式会社 | 容器及び容器の製造方法 |
DE10326106A1 (de) * | 2003-06-06 | 2004-12-30 | Sig Technology Ltd. | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von Packungsmänteln für Karton/Kunststoff-Verbundpackungen |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP4044572A patent/JP3055290B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101755603B1 (ko) * | 2015-11-18 | 2017-07-10 | (주)광주금형 | 지혈장치 |
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Publication number | Publication date |
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JPH05246432A (ja) | 1993-09-24 |
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