JP3049895B2 - ケーブル用コネクタ - Google Patents
ケーブル用コネクタInfo
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- JP3049895B2 JP3049895B2 JP3341911A JP34191191A JP3049895B2 JP 3049895 B2 JP3049895 B2 JP 3049895B2 JP 3341911 A JP3341911 A JP 3341911A JP 34191191 A JP34191191 A JP 34191191A JP 3049895 B2 JP3049895 B2 JP 3049895B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- lsi
- cable
- circuit board
- printed circuit
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器および電子計算
機を構成する電子回路基板に実装されるケーブル用コネ
クタに関する。
機を構成する電子回路基板に実装されるケーブル用コネ
クタに関する。
【0002】
【従来の技術】最初に従来のこの種の電子回路基板に実
装されるケーブル用コネクタを説明し、その問題点に言
及する。図5は従来のケーブル用コネクタの一例を示す
断面図である。プリント基板17のスルーホールにはC
コンタクト11が挿入され、ベースハウジング14とカ
バーハウジング15が取り付けられている。LSI10
はそのLSIピン8を上記Cコンタクト11に嵌合させ
ることによりプリント基板17に電気的に接続される。
ケーブル用コネクタ13はCコンタクト11に接続する
構造になっており、下から差し込むことによりCコンタ
クト11に接続される。
装されるケーブル用コネクタを説明し、その問題点に言
及する。図5は従来のケーブル用コネクタの一例を示す
断面図である。プリント基板17のスルーホールにはC
コンタクト11が挿入され、ベースハウジング14とカ
バーハウジング15が取り付けられている。LSI10
はそのLSIピン8を上記Cコンタクト11に嵌合させ
ることによりプリント基板17に電気的に接続される。
ケーブル用コネクタ13はCコンタクト11に接続する
構造になっており、下から差し込むことによりCコンタ
クト11に接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述した従来の
ケーブル用コネクタでは、LSIとケーブルを接続する
ために、LSI用コネクタ,プリント基板およびケーブ
ル用コネクタを介在しているので、LSIとケーブル間
での電気信号の伝達速度が遅くなるという欠点があっ
た。また、LSIとケーブルの間の接続に時間がかかる
という欠点があった。本発明の目的は上記欠点を解決す
るもので、LSIとケーブル間での電気信号の伝達速度
を従来より速くするとともに接続も容易にできるように
したケーブル用コネクタを提供することにある。
ケーブル用コネクタでは、LSIとケーブルを接続する
ために、LSI用コネクタ,プリント基板およびケーブ
ル用コネクタを介在しているので、LSIとケーブル間
での電気信号の伝達速度が遅くなるという欠点があっ
た。また、LSIとケーブルの間の接続に時間がかかる
という欠点があった。本発明の目的は上記欠点を解決す
るもので、LSIとケーブル間での電気信号の伝達速度
を従来より速くするとともに接続も容易にできるように
したケーブル用コネクタを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明によるケーブル用コネクタはLSIと電源・グ
ランドを供給するプリント基板とケーブルとの接続を行
うケーブル用コネクタにおいて、内側が導体部、外側が
絶縁部で構成される第1のコンタクトと、外側が導体
部、内側が絶縁部で構成される第2のコンタクトとを複
数個備え、プリント基板のスルーホールに挿入されて前
記第1のコンタクトの外側の絶縁部と前記第2のコンタ
クトの外側の導体部とがプリント基板のスルーホールに
接触し、前記第1のコンタクトの内側の導体部と前記第
2のコンタクトの内側の絶縁部との間にLSIのLSI
ピンが挿入されて前記第1のコンタクトの内側の導体部
と前記第2のコンタクトの内側の絶縁部がLSIのLS
Iピンに接触し、前記第1のコンタクトは直接前記LS
IのLSIピンに、前記第2のコンタクトはプリント基
板のスルーホールの壁面に電気的に接続されるように構
成し、前記LSIのLSIピンよりケーブルに対し電気
信号を、前記プリント基板よりケーブルに対しGND信
号を供給するように構成してある。
に本発明によるケーブル用コネクタはLSIと電源・グ
ランドを供給するプリント基板とケーブルとの接続を行
うケーブル用コネクタにおいて、内側が導体部、外側が
絶縁部で構成される第1のコンタクトと、外側が導体
部、内側が絶縁部で構成される第2のコンタクトとを複
数個備え、プリント基板のスルーホールに挿入されて前
記第1のコンタクトの外側の絶縁部と前記第2のコンタ
クトの外側の導体部とがプリント基板のスルーホールに
接触し、前記第1のコンタクトの内側の導体部と前記第
2のコンタクトの内側の絶縁部との間にLSIのLSI
ピンが挿入されて前記第1のコンタクトの内側の導体部
と前記第2のコンタクトの内側の絶縁部がLSIのLS
Iピンに接触し、前記第1のコンタクトは直接前記LS
IのLSIピンに、前記第2のコンタクトはプリント基
板のスルーホールの壁面に電気的に接続されるように構
成し、前記LSIのLSIピンよりケーブルに対し電気
信号を、前記プリント基板よりケーブルに対しGND信
号を供給するように構成してある。
【0005】
【実施例】以下、図面等を参照して本発明をさらに詳し
く説明する。図1は本発明によるケーブル用コネクタの
実施例を示す斜視図である。ケーブル2にはAコネクタ
1が接続されている。Aコネクタ1の上面に、2個のA
コンタクト3が互いに対向する位置に植設されている。
同様に2個のBコンタクト4が互いに対向する位置に植
設されている。これら2個のAコンタクト3と2個のB
コンタクト4は互いに交差する位置関係になっており、
これらを上部から見ると略円環状となっている。Aコン
タクト3は内側が絶縁部3b,外側が導体部3aで構成
されている。Bコンタクト4はAコンタクト3と逆で、
内側が導体部4b,外側が絶縁部4aで構成されてい
る。
く説明する。図1は本発明によるケーブル用コネクタの
実施例を示す斜視図である。ケーブル2にはAコネクタ
1が接続されている。Aコネクタ1の上面に、2個のA
コンタクト3が互いに対向する位置に植設されている。
同様に2個のBコンタクト4が互いに対向する位置に植
設されている。これら2個のAコンタクト3と2個のB
コンタクト4は互いに交差する位置関係になっており、
これらを上部から見ると略円環状となっている。Aコン
タクト3は内側が絶縁部3b,外側が導体部3aで構成
されている。Bコンタクト4はAコンタクト3と逆で、
内側が導体部4b,外側が絶縁部4aで構成されてい
る。
【0006】図2はLSI10とケーブル2を接続する
前の状態を示す断面図である。図3はLSI10をプリ
ント基板7に実装した状態を示す断面図である。プリン
ト基板7のスルーホール9にLSI10のLSIピン8
を挿入してLSI10をプリント基板7に実装する。こ
の実装した状態ではLSI10のLSIピン8はプリン
ト基板7のスルーホール9の壁面には接触していない。
図4はLSI10とケーブル2を接続した状態を示す断
面図である。LSI10をプリント基板7に実装した
後、Aコンタクト3とBコンタクト4よりなる横断面が
略円環状のコンタクト部がそれぞれLSI10のLSI
ピン8とプリント基板7のスルーホール9の間に嵌合さ
れる。Aコンタクト3とBコンタクト4はそれぞれLS
I10のLSIピン8とプリント基板7のスルーホール
9に接触する。
前の状態を示す断面図である。図3はLSI10をプリ
ント基板7に実装した状態を示す断面図である。プリン
ト基板7のスルーホール9にLSI10のLSIピン8
を挿入してLSI10をプリント基板7に実装する。こ
の実装した状態ではLSI10のLSIピン8はプリン
ト基板7のスルーホール9の壁面には接触していない。
図4はLSI10とケーブル2を接続した状態を示す断
面図である。LSI10をプリント基板7に実装した
後、Aコンタクト3とBコンタクト4よりなる横断面が
略円環状のコンタクト部がそれぞれLSI10のLSI
ピン8とプリント基板7のスルーホール9の間に嵌合さ
れる。Aコンタクト3とBコンタクト4はそれぞれLS
I10のLSIピン8とプリント基板7のスルーホール
9に接触する。
【0007】Aコンタクト3については内側が絶縁部3
b,外側が導体部3aで構成されているので、LSIピ
ン8とは導通せず、プリント基板7のスルーホール9と
導通する。すなわち、ケーブル2に対してプリント基板
7よりGNDを供給することが可能である。Bコンタク
ト4については外側が絶縁部4a,内側が導体部4bで
構成されているので、LSIピン8とは導通し、プリン
ト基板7のスルーホール9とは導通しない。すなわち、
ケーブル2に対してLSI10のLSIピン8より電気
信号を送ることが可能となる。LSI10とケーブル2
を接続するには、LSIピン8とBコンタクト4の接触
のみで良いので、LSI10とケーブル2間の電気信号
の伝達速度を速くすることができる。LSI10とケー
ブル2の接続後、LSI10のみ交換が可能である。
b,外側が導体部3aで構成されているので、LSIピ
ン8とは導通せず、プリント基板7のスルーホール9と
導通する。すなわち、ケーブル2に対してプリント基板
7よりGNDを供給することが可能である。Bコンタク
ト4については外側が絶縁部4a,内側が導体部4bで
構成されているので、LSIピン8とは導通し、プリン
ト基板7のスルーホール9とは導通しない。すなわち、
ケーブル2に対してLSI10のLSIピン8より電気
信号を送ることが可能となる。LSI10とケーブル2
を接続するには、LSIピン8とBコンタクト4の接触
のみで良いので、LSI10とケーブル2間の電気信号
の伝達速度を速くすることができる。LSI10とケー
ブル2の接続後、LSI10のみ交換が可能である。
【0008】
【発明の効果】以上、説明したように本発明はLSIの
ピンとケーブル用コネクタのコンタクトを直接接続する
ような構成であるので、LSIとケーブル間の伝達速度
を従来に比較し速くすることができ、しかも接続も時間
をかけずに簡単にできるという効果がある。
ピンとケーブル用コネクタのコンタクトを直接接続する
ような構成であるので、LSIとケーブル間の伝達速度
を従来に比較し速くすることができ、しかも接続も時間
をかけずに簡単にできるという効果がある。
【図1】本発明によるケーブル用コネクタの実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】LSI,プリント基板およびケーブル用コネク
タを接続する前の状態を示す断面図である。
タを接続する前の状態を示す断面図である。
【図3】LSIとプリント基板を実装した状態を示す断
面図である。
面図である。
【図4】LSIとプリント基板を実装し、さらにケーブ
ル用コネクタを接続した状態を示す断面図である。
ル用コネクタを接続した状態を示す断面図である。
【図5】従来のケーブル用コネクタの一例を示す断面図
である。
である。
1…Aコネクタ 2…ケーブル 3…Aコンタクト 4…Bコンタクト 5…導体部 6…絶縁部 7…プリント基板 8…LSIピン 9…スルーホール 10…LSI 11…Cコンタクト(LSIコネクタ用) 12…LSI用コネクタ 13…ケーブル用コネクタ 14…ベースハウジング 15…カバーハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 9/09 H01R 9/05 H01R 17/00 - 17/18
Claims (3)
- 【請求項1】 LSIと電源・グランドを供給するプリ
ント基板とケーブルとの接続を行うケーブル用コネクタ
において、 内側が導体部、外側が絶縁部で構成される第1のコンタ
クトと、外側が導体部、内側が絶縁部で構成される第2
のコンタクトとを複数個備え、 プリント基板のスルーホールに挿入されて前記第1のコ
ンタクトの外側の絶縁部と前記第2のコンタクトの外側
の導体部とがプリント基板のスルーホールに接触し、 前記第1のコンタクトの内側の導体部と前記第2のコン
タクトの内側の絶縁部との間にLSIのLSIピンが挿
入されて前記第1のコンタクトの内側の導体部と前記第
2のコンタクトの内側の絶縁部がLSIのLSIピンに
接触し、 前記第1のコンタクトは直接前記LSIのLSIピン
に、前記第2のコンタクトはプリント基板のスルーホー
ルの壁面に電気的に接続されるように構成し、 前記LSIのLSIピンよりケーブルに対し電気信号
を、前記プリント基板よりケーブルに対しGND信号を
供給するように構成したことを特徴とするケーブル用コ
ネクタ。 - 【請求項2】 前記1のコンタクトと第2のコンタクト
をそれぞれ2個づつ備え、前記2個の第1のコンタクト
は互いに対向するように、前記2個の第2のコンタクト
も互いに対向するように配置したことを特徴とする請求
項1記載のケーブル用コネクタ。 - 【請求項3】 前記1のコンタクトと第2のコンタクト
はそれぞれ波形状に構成されたことを特徴とする請求項
1または2記載のケーブル用コネクタ。明の詳細な説
明】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3341911A JP3049895B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ケーブル用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3341911A JP3049895B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ケーブル用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668920A JPH0668920A (ja) | 1994-03-11 |
JP3049895B2 true JP3049895B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=18349705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3341911A Expired - Fee Related JP3049895B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ケーブル用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3049895B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3813647B2 (ja) * | 1995-08-07 | 2006-08-23 | グンゼ株式会社 | タッチパネル |
KR20020066067A (ko) * | 2001-02-08 | 2002-08-14 | 주식회사 리더컴 | 동기식 다중화시스템의 홀 접속을 이용한 트랜스포머접속장치 |
JP6539116B2 (ja) | 2015-05-29 | 2019-07-03 | サンデン・オートモーティブクライメイトシステム株式会社 | 車両用空気調和装置 |
JP6569377B2 (ja) * | 2015-08-14 | 2019-09-04 | 富士通株式会社 | ケーブルコネクタ及び配線基板 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3341911A patent/JP3049895B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0668920A (ja) | 1994-03-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |