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JP3047823B2 - 露光マスク及びパターン形成方法 - Google Patents

露光マスク及びパターン形成方法

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Publication number
JP3047823B2
JP3047823B2 JP23423196A JP23423196A JP3047823B2 JP 3047823 B2 JP3047823 B2 JP 3047823B2 JP 23423196 A JP23423196 A JP 23423196A JP 23423196 A JP23423196 A JP 23423196A JP 3047823 B2 JP3047823 B2 JP 3047823B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
exposure mask
light
area
forming method
Prior art date
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Application number
JP23423196A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1078646A (ja
Inventor
匡志 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1078646A publication Critical patent/JPH1078646A/ja
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Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、特に縮小投影露光用の露光マスクと同マスク
による微細パターンの形成方法に関する。
【0001】
【従来の技術】近年の半導体集積回路の高集積化に伴
い、回路パターンにはますます微細化が要求されてお
り、例えば64MbDRAMにおいてはゲート長0.3
5μm以下のトランジスタが必要となる。現在、この微
細加工技術としては、水銀ランプのi線(波長365n
m)を露光光源とした縮小投影露光が用いられており、
最近ではKrFエキシマレーザ光(波長248nm)も
露光光源として用いられ始めている。
【0002】従来からの一般的なポジ型フォトレジスト
を用いた微細パターン形成方法においては、まず半導体
基板上にポジ型のフォトレジストを塗布形成した後、所
望の集積回路パターンがCr等の遮光膜によって描かれ
たフォトマスクに紫外光を照射し、投影レンズを介して
パターンをフォトレジスト上に結像させる。続いて、露
光後ベーク処理を必要に応じて行った後、有機アルカリ
現像液を用いて現像することによりレジストによる微細
パターンを形成する(図2b,c)。
【0003】従来のパターン形成方法においては、露光
装置の高NA化、フォトレジストの高性能化とともに、
着実にパターンの微細化が達成されてきたのであるが、
一方、微細化に伴い、パターン密度による寸法変動すな
わち光近接効果の影響が大きいという問題が明らかにな
ってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のパターン形成方
法における光近接効果の問題は、ゲート電極形成工程に
代表されるような、同一線幅のラインパターンが1:1
程度のライン・アンド・スペース(L&S)から孤立ラ
インにいたる異なった隣接パターン間距離で同一マスク
内に存在し、パターン部の面積がフォトマスク内の50
%未満と小さい工程では(図2a)、特に深刻な問題と
なっている。
【0005】この原因としては、以下のように考えられ
る。従来の場合、パターン間のスペース部はマスク上の
光透過部となる。スペース幅の変化は、光透過部の面積
が変化することであり、投影光学系を通過する回折光量
そのものが大きく変化することになる。このため、パタ
ーン密度によって像面上の光学像が大きく変化し、強い
光近接効果が生じることになる。
【0006】光近接効果を低減する方法として、パター
ン出来上がり寸法が一定値になるようにフォトマスク上
のパターンの寸法あるいは形状を補正する方法が提案さ
れているが(例えば、特開平3−036549、特開平
6−138643)、これらの方法は複雑でありフォト
マスクの設計、製造あるいは検査に多くの時間と労力を
要するものである。
【0007】本発明は前述の問題点を解決し、簡易に寸
法精度の高いパターンを形成できる露光マスクと、その
露光マスクを用いるパターン形成方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の露光マスクは、
露光マスク上に形成された光透過部よりなるパターンを
コヒーレンスファクターが0.4以上0.9以下の照明
光を用いて基板上に形成されたネガ型フォトレジスト上
に転写する露光マスクであって、前記パターンが複数種
の隣接パターン間距離を有し、前記光透過部よりなるパ
ターンの占める面積が前記露光マスクの被光照射領域の
面積の50%未満であることを特徴とする。
【0009】また、本発明のパターン形成方法は、基板
上にネガ型のフォトレジスト膜を形成する工程と、露光
マスク上に形成された光透過部よりなるパターンが複数
種の隣接パターン間距離を有し、かつ前記パターンの占
める面積が前記露光マスクの被光照射領域の面積の50
%未満である露光マスクを用いて前記フォトレジスト膜
をコヒーレンスファクターが0.4以上0.9以下の照
明光により露光する工程と、前記フォトレジスト膜を現
像する工程とを有することを特徴とする。(作用)本発
明のパターン形成方法を図1に示す。本発明のパターン
形成方法においては、図1aのように、同一線幅のライ
ンパターン部がマスク上の光透過部12となり、パター
ン間のスペース部はマスク上の遮光部11となる。スペ
ース幅が変化しても遮光部の面積が変化するだけであ
り、同一線幅のラインパターン部に対応する光透過部の
面積は変化しない。
【0010】このため、パターン密度による像面上の光
学像の変化は小さく、図1b,cのようにネガ型フォト
レジストを用いてパターン形成を行った場合、従来のパ
ターン形成方法に比べ光近接効果が低減される。
【0011】特に、光近接効果を効果的に低減するため
には、露光装置のコヒーレンスファクタ(σ)を0.4
以上0.9以下とすることが望ましいことが、光学像の
計算結果からわかっている。
【0012】
【発明の実施の形態】
(実施例1)本発明の一実施例について図面を参照して
説明する。図3は本実施例で用いたフォトマスクの概略
を示しており、0.25μm幅のライン32(光透過
部)に対し、スペース幅(遮光部)31を0.25μm
から1μmまで変化させたL&Sパターンで構成されて
いる。
【0013】KrFエキシマレーザを露光光源に用い、
縮小投影露光装置の開口数(NA)を0.5とし、コヒ
ーレンスファクタ(σ)を0.4から0.9まで変化さ
せ、Si基板上に0.7μm膜厚にスピン塗布された化
学増幅型のネガ型フォトレジストに露光を行った。これ
に続いて、露光後ベークを行い、アルカリ現像すること
によりパターンを形成した。露光量は、ライン/スペー
ス=0.25μm/0.25μmのL&Sパターンが設
計通りに出来上がる露光量とした。
【0014】この結果、図5に示すようにσ=0.4〜
0.9のどの場合においても、光近接効果による寸法変
動は設計寸法の10%未満に抑えられた。
【0015】一方、従来のパターン形成方法、すなわち
ラインパターン部を遮光部、スペース部を光透過部で形
成したフォトマスクとポジ型フォトレジストを用いた場
合は以下のような結果になった。
【0016】図4に示すフォトマスク、つまり図3と明
暗の反転したフォトマスクを用い、上記実施例と同様の
条件で化学増幅型のポジ型レジストにパターン形成を行
った。この場合、図6に示すように、σ=0.7の条件
を除いては光近接効果による寸法変動は設計寸法の10
%以上となり、特に0.6以下のσにおいては寸法変動
が非常に顕著にみられた。 (実施例2)別の例として、上記実施例でσを0.7一
定とし、NAを0.45から0.55まで変化させた場
合の結果は以下の様になった。
【0017】本発明の方法においては、図7のようにN
Aを変化させても光近接効果の影響はほとんどみられ
ず、非常に寸法制御精度が優れていることが確認され
た。
【0018】一方、従来の方法においては、図8のよう
にNAを0.45と低くした場合に、光近接効果による
顕著な寸法細りがみられた。
【0019】以上説明した、二つの実施の形態では、パ
ターンの線幅が一定の場合について説明したが、異なっ
た線幅を有するパターンが同一マスク上に混在している
場合においても本発明が有効であることは言うまでもな
い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の方法によ
り、光近接効果による寸法変動を低減することができ、
寸法制御精度・露光裕度とも大幅に改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパターン形成方法を説明する図。
【図2】従来のパターン形成方法を説明する図。
【図3】本発明の方法によるフォトマスクの概略図。
【図4】従来の方法によるフォトマスクの概略図。
【図5】実施例1における本発明の方法の光近接効果を
示す図。
【図6】従来の方法の光近接効果を示す図。
【図7】実施例2における本発明の方法の光近接効果を
示す図。
【図8】従来の方法の光近接効果を示す図。
【符号の説明】
10,20,30,40 フォトマスク 11,21,31,42 遮光部 12,22,32,41 光透過部 13,23 ガラス基板 14,24 遮光膜 15 ネガ型フォトレジスト 25 ポジ型フォトレジスト 16,26 半導体基板 17,27 紫外光もしくは遠紫外光 18,28 レジストパターン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光マスク上に形成された光透過部より
    なるパターンをコヒーレンスファクターが0.4以上
    0.9以下の照明光を用いて基板上に形成されたネガ型
    フォトレジスト上に転写する露光マスクにおいて、前記
    パターンが複数種の隣接パターン間距離を有し、前記光
    透過部よりなるパターンの占める面積が前記露光マスク
    の被光照射領域の面積の50%未満であることを特徴と
    する露光マスク。
  2. 【請求項2】 前記光透過部の線幅が前記パターン間で
    同一であることを特徴とする請求項1記載の露光マス
    ク。
  3. 【請求項3】 基板上にネガ型のフォトレジスト膜を形
    成する工程と、露光マスク上に形成された光透過部より
    なるパターンが複数種の隣接パターン間距離を有し、か
    前記パターンの占める面積が前記露光マスクの被光照
    射領域の面積の50%未満である露光マスクを用いて前
    記フォトレジスト膜をコヒーレンスファクターが0.4
    以上0.9以下の照明光により露光する工程と、前記フ
    ォトレジスト膜を現像する工程とを有することを特徴と
    するパターン形成方法。
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