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JP3046523U - 高応力強さを持つ組立式かべの改良 - Google Patents

高応力強さを持つ組立式かべの改良

Info

Publication number
JP3046523U
JP3046523U JP1997006284U JP628497U JP3046523U JP 3046523 U JP3046523 U JP 3046523U JP 1997006284 U JP1997006284 U JP 1997006284U JP 628497 U JP628497 U JP 628497U JP 3046523 U JP3046523 U JP 3046523U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beams
improved structure
prefabricated wall
fixed
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997006284U
Other languages
English (en)
Inventor
秀 鈴 李
Original Assignee
世耀工程有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 世耀工程有限公司 filed Critical 世耀工程有限公司
Priority to JP1997006284U priority Critical patent/JP3046523U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3046523U publication Critical patent/JP3046523U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立式かべの構造を縦横の方向のみならず斜
め方向の応力に対しても抵抗を高め高応力強さを持つも
のとする。 【解決手段】 上下2本の基礎梁50、51と左右の側
柱10、11からかべのフレームが形成される。形成さ
れたフレームの内側四角に、係止部43がが設けられ
る。フレームの中に、交叉状のように傾斜梁(力を受け
る梁)及びサブ梁41がが設けられる。傾斜梁40、4
1の前後にサブ支持梁30が設けられ、傾斜梁をサンド
イッチ状に挟んだ構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は高応力強さを持つ組立式かべの改良に関するものを提供する。
【0002】
【従来の技術】
従来の上下の梁と左右の柱を基本構造とした組立式かべにおいては、耐応力が 十分でなく、また、組立施工が複雑であるという解決すべき問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は高応力強さを持つ組立式かべの改良に関するものであり、本考案の主 な目的は高応力強さを持つ組立式かべの改良に関するものを提供することにある 。縦向、横向の応力を抵抗したり支持したりするばかりでなく,傾斜方向のもで きる。全体の応力歪みや変形、ねじ切れを避けるという効果は最高だと言える。
【0004】 本考案のもう一つの目的は、施工が簡易、軽便で高応力強さを持つ組立式かべ の改良に関するものを提供することにある。 本考案の構造,効果、特徴などは以下に図面を参照して実施例にあわせて詳し く説明する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案による組立式かべは、主に上、下二本の基礎梁、左右の両側柱から,か べのフレームを形成する。そのフレームの内側四角に,それぞれ係止部が設けら れる。同フレームの中に,交叉状のように,力を受ける梁が配置される。さらに ,交叉の所に,連結板を利用してねじで締付ける。前述した四つの係止部に交叉 状の梁が係合させる。力を受ける梁の前、後側に,いくつのサブ支持梁が前、後 向いのように追加され,サンドイッチの結構になる。同支持梁の上、下側もはさ んだように,ねじで基礎梁に固着しておる。その結果,各部の結合構造は相乗の 作用があり,全体の応力の強さも向上され,変形、震動、ねじ切れなどを避ける 効果に役立つ。
【0006】
【考案の実施の形態】
まずは図1〜図3を参照して説明する。この考案は高応力強さを持つ組立式か べの改良に関するものを提供することにある。本考案による組立式かべは、主に 上、下二本の基礎梁50,51、左右の両側柱10,11、ねじで基礎梁に対応 した内側に固着される二本の横向梁20,21、縦向に沿って,前後向いのよう に横向梁をはさんだいくつのサブ支持梁30、交叉状のようにフレームの四つの コーナー内側に配置され、横向梁にはさまれた,傾斜梁をなす力を受ける梁40 (二本のサブ梁を含む)、前後向に設置された,力を受ける梁を固着するための 連結板42などの要素から形成される。
【0007】 図1、図2、図3を参照するに、二本の基礎梁50,51が上、下の向いのよ うに設置され,屋の横向はりとなる。後述の側柱10,11の位置ずれを防ぐた め、二本の相対的な牛凸字形に呈する横向梁20,21をねじ込む。 二本の側柱10,11が適当な距離を隔てて,前述した基礎梁50,51の上 、下の問に設置される。横向梁20,21と共に、がべ1のフレームを構成する 。同側柱はねじで二本の支持梁101を背を向けるように締付けて形成する。支 持梁101の断面がコ字形を呈し,平行の切欠部を具有する。90°のアングル 44で基礎梁50,51に締付けられる。つまり,図2、図3に示すように,八 つのアングル44で,二本の側柱10,11は基礎梁50,51のフレームの内 、外コーナーにしっかり締付けられる。
【0008】 力を受ける梁(傾斜梁)40の断面も前述した支持梁の断面と同じであり,フ レームの中にをおけるアングル44の傾斜対角の間に設けられる。その両端を, それぞれ係止部を利用して,対応したアングル44にねじこむので,高負荷及び 傾斜方向の応力を受けることができる。その係止部43が三角辺を呈し,その三 辺の二つから接合板431が延され,残った第三辺の切欠部により,力を受ける 梁40の(または後述のサブ梁41)の末端に繋がる。係止部43の接合板43 1をアングル44の側辺にねじ込み,アングル44の底辺を下の基礎梁51にね じ込む。結局,係止部の三角辺により,二つの梁(力を受ける梁及びサブ梁)の ねじ込む箇所を提供し,二つの梁がかべのフレームの内側角にしっかり突っかい をするので,傾斜の方向の力を受けるばかりでなく,相当の応力、変形とねじ切 れを避ける効果も向上される。
【0009】 力を受ける梁と、区別するために,サブ梁と略称される。二本のサブ梁41の 外側末端も,ほかの二つの係上部により,ねじでアングルの対角の間に固着され る。同サブ梁41の内側末端がそれぞれ前述の力を受ける梁40の対応した所に 溶接される。そうすると,二本のサブ梁41が向い合うように直線に配置され, 力を受ける梁とも,がべ1のフレームの四角に交叉のように固着される。その一 つの梁40を中断せず、もう一つの梁41を中断するという交叉の構造は図5に 示すように,単一な梁の厚さを維持することができる。勿論,その厚さが前述し た横向梁20,21の幅に等しくなるので,前、後に配置される二本のサブ支持 梁30を利用しで,力を受ける梁をその中間にはさむことができる。
【0010】 二枚の連結板42は矩形板であり,それぞれ前述の力を受ける梁40と二本の サブ梁41と形成される交叉の所における前、後側にねじこまれるので,結合が 安定かつ堅固で,かべの全体の応力も向上される。 二本の横向梁20,21は相対的に上、下二本の基礎梁の対応した内側表面に ねじ込まれる。図3、図4に示すように・その長さは二本の側柱10,11及び 二つの係止部43を引いてから計算することが必要である。同横向梁の断面が半 凸字形を呈し,基礎梁の表面から突き出してある部分が図lに示すとおり,上、 下相対のようになる。また,その幅が力を受ける梁40及び二本のサブ梁41の 厚さに等しくなるので,いくつのサブ支持梁30を前、後が向い合うように,横 向梁の突き出してある部分の対応した所にねじ込む。それで,力を受ける梁40 及び二本のサブ梁41がサブ支持梁33の中にはさまれ,図5に示すように,か べのフレームに,サンドウイジという結構が密着のように形成される。
【0011】 いくつのサブ支持梁30の断面が図2、図4、図5に示すように,半凸字形を 呈し,前、後が向い合うように,前述した交叉の梁の問にはさまれる。また、そ の上、下側を二本の横向梁20,21の突き出してある両側にはさむように,ね じで固着する。そうすると,図3に示すように,強度にとって,相乗の効果があ り,組立式がべ1の全体応力が大幅に向上される。なお,以上述べたパーツの接 続の所に,さらに,ねじで締め付けたほうがより効果的である。
【0012】 図5に示すように,組立式かべ1内、外側にそれぞれ内、外壁盾材料2,3を 取り付けられる。両者2,3の間に消音棉(図示せず)を充填するので,消音の 効果がある。また,内、外壁層材料が防火効果を持つ防火板を用いてもよい。 図6は屋外の組立かべ1として応用される状態を示す説明図である。斜線で示 すように,同じ横向平面に,力を受ける梁40が対称のように設置されるので, 部屋のどんな方向でも,変形、振動、ねじ切れを避ける効果が優れていると言え る。
【0013】 勿論,図6に示すように,近隣の組立かべまたは交叉の梁がなかったかべの場 合に,近隣の側柱10,または11が相対的な支持梁101からなるので,側柱 の左、右にも係止部43が配置できる。つまり,近隣の組立かべにとって,隣近 の側柱が共用でき,材料を省く効果を奏する。 屋外の組立かべとして使えるほか,部屋のなかの仕切りとしても使える。図7 に示すように,それは屋内のかべまたは仕切りのかべとして応用される状態を示 す説明図である。
【0014】 組立式のかべ1は平面板状になり,近隣の組立式のかべと90°の垂直コナー が形成される場合に,図8の転向支柱60を使わなければならない。転向支柱6 0とは,図1に側柱を形成する二本の支持梁101(図8の62,63)の間に ,断面が略矩形に呈する柱61を追加すると構成される。それで,二つのかべが その転向柱60を共用して連結される。柱61は中空状を持ち,四角の一つが切 欠部があるので,その所に,矩形辺に沿って延される二枚の接合板611,61 2が形成され,それぞれ支持梁62、63にねじで固着され,つまり,縦向に沿 って,柱61の隣接辺にねじ込む。
【0015】 ちなみに,本考案により,各部の構造はほぼねじで締め付けられ,14番のボ ルトを用いる。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、縦方向、横方向ばかりでなく、傾斜方向の応力にも抵抗する ことのできる高応力強さを持つ組立式かべを得ることができる。また、その施工 は簡単で軽便である。さらに、消音効果と防火効果が優れたものとすることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による組立式かべの分解構成図である。
【図2】本考案による組立式かべの分解構成図である。
【図3】図1の組み立て構造の正面図である。
【図4】図1、図2の組み立て構造の立体図である。
【図5】図4は上基礎梁の、上横向梁のを除く状態を示
す平面図である。(2本のアングルを外している)
【図6】本考案の構造が屋外のかべとして応用される状
態を示す説明図である。
【図7】本考案の構造が屋内のかべまたは仕切りのかベ
として応用される状態を示す説明図である。(点線で示
す)
【図8】本考案の構造がコーナー外側の転向支柱として
応用される状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 組立式かべ 2、3 内、外壁層材料 10、11 側柱 101 支持梁 20、21 横向梁 30 サブ支持梁 40 傾斜梁(力を受ける梁) 41 サブ梁 43 係止部 431 接合板 50、51 基礎梁 60 転向支柱 61 柱
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/56 651 E04B 2/56 651S 651W 601 601A 601B 601D 605 605C 605D 605E 611 611B 611M 622 622B 622G 632 632B 632C 632G 642 642C 643 643G 645 645E 652 652J 652M 1/24 1/24 F 1/58 1/58 E G

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上、下2本の基礎梁と、該基礎梁の間に
    間隔を置いて設置した左右の両側柱とより形成したフレ
    ーム中に複数の補助的梁が配置されてなり、該フレーム
    の両面に壁層材料を取付けてなる高応力強さを持つ組立
    式かべの改良構造において、 前記側柱は、2本の支持梁を互いに背をむけてねじによ
    り締付けて形成し、該フレームのコーナーに固定される
    アングル部材により前記基礎梁に固定され、 前記フレームのコーナーの一対の対角の間に傾斜梁を設
    けるとともに、一端が前記傾斜梁に溶接され、他端が前
    記フレームの他のコーナーに固定される一対のサブ梁を
    設けて構成される組立式かべの改良構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の組立式かべの改良構造に
    おいて、前記傾斜梁は、前記アングルに固定され、三角
    形板と該三角形板の2辺より延びる接合板からなる係止
    部材により固定されることを特徴とする組立式かべの改
    良構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の組立式かべ
    の改良構造において、前記傾斜梁と前記サブ梁との交差
    箇所において、2枚の連結板が固定される組立式かべの
    改良構造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3記載のいずれかの
    組立式かべの改良構造において、前記上下2本の基礎梁
    の内側表面に断面が半凸形の横向梁を固定し、該2本の
    横向梁の凸部分にサブ支持梁を前後向き合うようにして
    固定し、前記傾斜梁とサブ梁が挟まれるように構成した
    ことを特徴とする組立式かべの改良構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項5のいずれかの組立
    式かべ改良構造を有する平面板状の組立式カベを互いに
    90°の角度で接合して垂直コーナーを形成する場合に
    使用するための転向支柱であって、該転向支柱は、前記
    側柱を形成する2本の支持梁と、該支持梁の間に設けら
    れ、断面略矩形で中空をなし、四角の一辺に切欠き部が
    形成された柱で形成されたことを特徴とする転向柱。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項4記載のいずれかの
    組立式かべの改良構造において,組立式かべの内側、外
    側の壁層材料間に消音綿を充填し、内側、外側の壁材料
    が防火効果を持つ防火板を用いたものである組立式かべ
    の改良構造。
JP1997006284U 1997-07-17 1997-07-17 高応力強さを持つ組立式かべの改良 Expired - Lifetime JP3046523U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117143A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Shimizu Corp 建物の制震構造
JP2016124552A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 川崎重工業株式会社 低温貯槽のノズル補強構造
JP2021107652A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 トヨタホーム株式会社 建物の耐力壁構造及び建物の耐力壁の施工方法

Cited By (4)

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