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JP3041612B2 - 植物成長調整剤及び植物成長調整剤の製造方法 - Google Patents

植物成長調整剤及び植物成長調整剤の製造方法

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Publication number
JP3041612B2
JP3041612B2 JP10316833A JP31683398A JP3041612B2 JP 3041612 B2 JP3041612 B2 JP 3041612B2 JP 10316833 A JP10316833 A JP 10316833A JP 31683398 A JP31683398 A JP 31683398A JP 3041612 B2 JP3041612 B2 JP 3041612B2
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plant growth
growth regulator
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hiba oil
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進一 稲田
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株式会社ジョリーブ
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N65/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing material from algae, lichens, bryophyta, multi-cellular fungi or plants, or extracts thereof
    • A01N65/06Coniferophyta [gymnosperms], e.g. cypress

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Biotechnology (AREA)
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  • Microbiology (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒバ油と界面活性剤
を主成分とし可溶化した防虫抗菌作用を有する植物成長
調整剤に関し、またこのほか例えばショ糖脂肪酸エステ
ル、エタノール、プロピレングリコール等を適宜配合し
可溶化した防虫抗菌作用を有する植物成長調整剤に関
する。また界面活性剤としては例えばポリオキシエチレ
ンソルビタンモノラウレートや高級アルコール系非イオ
ン界面活性剤を用いる。
【0002】
【従来技術】従来、植物成長調整剤に関しては種々の成
長調整剤が用いられていたが、有害動物などに対し毒性
を有し、反面これらの有害動物以外に対しての影響をな
くす種々のものが考えられてきた。又、多く植物成長調
整剤は、無機化合物や有機化合物を用いて種々のものが
あるが、特に防虫抗菌作用に着目しヒバ油またはヒノキ
チオールを用いたものは少なかった。特に、防虫抗菌作
用を有する植物成長調整剤にヒバ油を用い可溶化したも
のは存在しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、先ず植物成
長調整剤において、例えば有害動物の駆除において毒性
を有していることから、毒性の影響力をできる限り無く
す事が必要となる。また、防虫抗菌作用を有する植物成
長調整剤においてできる限り自然物からなるものが望ま
れていた。この場合に特に、安全かつ効果の極めて高い
何等かの植物成長調整剤を望まれていたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点を解消
し、上記要請に沿うべく人体においても使用可能なもの
のみ或いはこれらのものを中心として使用し、かつヒノ
キチオールまたはヒバ油の効果に着目した防虫抗菌作用
を有する植物成長調整剤であって、かつ散布の効率を高
めるために可溶化した植物成長調整剤を提供するもので
ある。
【0005】かかるため、請求項1の発明は、ヒバ油を
1重量%乃至50重量%、ショ糖脂肪酸エステルを1重
量%乃至39重量%、エタノールを5重量%乃至45重
量%、プロピレングリコールを5重量%乃至45重量
%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートを1
重量%乃至88重量%、水を0重量%乃至55重量%を
混合し撹拌した植物成長調整剤であって、ショ糖脂肪酸
エステルとポリオキシエチレンソルビタンモノラウレー
トの合計重量%が15重量%乃至89重量%であり可溶
化した植物成長調整剤により達成できる。
【0006】或いは請求項2にかかる発明であるヒバ油
を1重量%乃至50重量%、ショ糖脂肪酸エステルを1
重量%乃至39重量%、エタノールを5重量%乃至45
重量%、プロピレングリコールを5重量%乃至45重量
%、高級アルコール系非イオン界面活性剤を1重量%乃
至88重量%、水を0重量%乃至55重量%を混合し撹
拌した植物成長調整剤であって、ショ糖脂肪酸エステル
と高級アルコール系非イオン界面活性剤の合計重量%が
15重量%乃至89重量%であり可溶化した植物成長調
整剤により達成できる。
【0007】また、或いは請求項3にかかる発明である
ヒバ油を1重量%乃至50重量%、エタノールを5重量
%乃至15重量%、プロピレングリコールを5重量%乃
至15重量%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウ
レートを15重量%乃至80重量%、水を0重量%乃至
74重量%を混合して可溶化した植物成長調整剤により
達成できる。
【0008】また請求項4にかる発明であるヒバ油を1
重量%乃至50重量%、エタノールを5重量%乃至15
重量%、プロピレングリコールを5重量%乃至15重量
%、高級アルコール系非イオン界面活性剤を15重量%
乃至80重量%、水を0重量%乃至74重量%を混合し
て可溶化した植物成長調整剤によっても達成できる。
【0009】次に請求項5にかかる発明であるヒバ油を
1重量%乃至35重量%、エタノールを5重量%乃至1
5重量%、ソルビタンモノラウレートを10重量%乃至
20重量%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレ
ートを40重量%乃至60重量%、水を0重量%乃至4
4重量%を混合して可溶化した植物成長調整剤であって
もよい。
【0010】尚、請求項6にかかる発明であるヒバ油を
1重量%乃至35重量%、エタノールを5重量%乃至1
5重量%、一の高級アルコール系非イオン界面活性剤を
10重量%乃至20重量%、他の高級アルコール系非イ
オン界面活性剤を40重量%乃至60重量%、水を0重
量%乃至44重量%を混合して可溶化した植物成長調整
剤であってもよく界面活性剤として二種類を混合したも
のでもよい。
【0011】或いは請求項7にかかる発明であるヒバ油
を1重量%乃至50重量%、ショ糖脂肪酸エステルを1
重量%乃至39重量%、エタノールを5重量%乃至45
重量%、プロピレングリコールを5重量%乃至45重量
%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートを1
重量%乃至88重量%、水を0重量%乃至55重量%を
混合した植物成長調整剤であって、ショ糖脂肪酸エステ
ルとポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートの合
計重量%が15重量%乃至89重量%であり、約30度
以上の温度下にて撹拌して可溶化させる植物成長調整剤
の製造方法を用いることにより、可溶化した植物成長調
整剤を得ることができる。
【0012】また、請求項8にかかる発明である一の高
級アルコール系非イオン界面活性剤を10重量%乃至2
0重量%と水を0重量%乃至44重量%を混合し撹拌し
て乳化或いは可溶化した溶液を製造した後、ヒバ油を1
重量%乃至35重量%とエタノールを5重量%乃至15
重量%と他の高級アルコール系非イオン界面活性剤を4
0重量%乃至60重量%を混合して可溶化させる植物成
長調整剤の製造方法を用いることによっても、可溶化し
た植物成長調整剤を得ることができる。
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する
に、先ず基本としてヒバ油とエタノールとポリオキシエ
チレンソルビタンモノラウレート等の界面活性剤又は高
級アルコール系非イオン界面活性剤を主成分として混合
し撹拌した可溶化した植物成長調整剤を得ることができ
る。
【0015】これは、ヒバ油の殺虫作用及び抗菌作用に
着目し、これを植物成長調整剤に用いることを案出した
ものであるが、ヒバ油のみでは植物に散布する場合に効
率よくかつ均等に散布することができない。そこでヒバ
油と界面活性剤とを混合し可溶化した溶剤を得ることを
も目的としているものである。この場合、界面活性剤の
溶剤中の容量を50重量%以上とすることにより可溶化
した植物成長調整剤を得ることができるものである。或
いは、可溶化した植物成長調整剤に限らず一定程度混合
している乳化した状態のものであってもある程度交じり
あっており、散布のために希釈化することが可能である
とともに一定程度効率よくかつ均等にヒバ油を散布でき
るものである。
【0016】このような溶剤は、ヒバ油の殺虫作用及び
抗菌作用に着目したものであるが、実際に散布した場合
には害虫を寄せつけないばかりでなく、植物自体の成長
が極めてよく、葉のつき方や花弁植物の花弁の数のみな
らず作物にあっては作物のつき方が極めて多くなること
が実験により判明している。尚、この界面活性剤として
はポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートが考え
られるが、これに限らずエチレンオキサイド系でもよく
また多価アルコール型でもよく、非イオン活性剤でもよ
い。
【0017】例えばポリオキシエチレンオレイン酸系エ
ステルやアルキルフェノール系のノニルフェノール系エ
ーテル、オクチルフェノール系エーテル、ドデシルフェ
ノール系エーテルであってもよく天然或いは合成の高級
アルコール系非イオン等であってもよい。但し界面活性
であるH.L.B(Hydrophile−Lipop
hileBalance)が10以上あるものが少なく
とも望ましい。
【0018】次にヒバ油を1重量%乃至50重量%を有
し、ショ糖脂肪酸エステルを1重量%乃至39重量%及
びエタノールを5重量%乃至45重量%、プロピレング
リコールを5重量%乃至45重量%、ポリオキシエチレ
ンソルビタンモノラウレートを1重量%乃至88重量
%、水を0重量%乃至55重量%を混合し撹拌すること
により乳化或いは可溶化した植物成長調整剤を得られ
る。この場合に撹拌時に30度程度以上の温度にて行な
うと、乳化又は可溶化しやすくなるものである。或い
は、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートに代
え、高級アルコール系非イオン界面活性剤を用いても同
様に乳化又は可溶化した本植物成長調整剤が得られる。
【0019】これらの植物成長調整剤は、ほとんど毒性
を有さず人体に用いても何等問題のないものであるが、
この植物成長調整剤を例えば3000倍程度に希釈化し
植物に散布するとヒノキチオール又はヒバ油の効果と推
測されるが、害虫を寄せ付けることがなく、極めて効率
のよい防虫作用を有する。また抗菌作用により植物の成
長調整できるとともに、植物の成長が極めて良くなるも
のである。また上記配合及び方法により乳化又は可溶化
することから植物への散布に際しても全体にくまなく均
等に散布できるものである。
【0020】ヒバ油を1重量%乃至30重量%を有し、
ショ糖脂肪酸エステルを1重量%乃至30重量%及びエ
タノールを5重量%乃至25重量%、プロピレングリコ
ールを5重量%乃至25重量%、ポリオキシエチレンソ
ルビタンモノラウレートを10重量%乃至88重量%、
水を0重量%乃至55重量%を混合したものであっても
よい。この混合割合においてはポリオキシエチレンソル
ビタンモノラウレートを約50重量%以上混合した場合
には可溶化した植物成長調整剤を得られる。
【0021】またポリオキシエチレンソルビタンモノラ
ウレートを約10重量%以上混合した場合には乳化した
植物成長調整剤を得られる。この場合においてポリオキ
シエチレンソルビタンモノラウレートに代え高級アルコ
ール系非イオン界面活性剤を用いたものであっても同様
に植物成長調整剤を得られ、かつ約10重量%以上混合
した場合には乳化し、約35重量%程度以上混合した場
合にはほぼ可溶化した植物成長調整剤を得られる。
【0022】この様な構成のほかに例えばヒバ油を1重
量%乃至50重量%を有し、エタノールを5重量%乃至
15重量%、プロピレングリコールを5重量%乃至15
重量%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート
或いは高級アルコール系非イオン界面活性剤を10重量
%乃至80重量%、水を0重量%乃至79重量%混合し
たものであっても、乳化或いは可溶化した植物成長調整
剤を得られる。
【0023】また或いは例えばヒバ油を1重量%乃至3
5重量%を有し、エタノールを5重量%乃至15重量
%、ソルビタンモノラウレートを10重量%乃至20重
量%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートを
40重量%乃至60重量%、水を0重量%乃至44重量
%混合したものであっても、乳化或いは可溶化した植物
成長調整剤を得られる。この場合ソルビタンモノラウレ
ートまたは/及びポリオキシエチレンソルビタンモノラ
ウレートを高級アルコール系非イオン界面活性剤に置き
換えたものであってもよい。
【0024】なお、上述の全てのヒバ油については、青
森ヒバ、台湾ヒノキ、ウエスタンレッドシバ等のヒノキ
チオールを含有する木材、廃材等を水蒸気蒸留して得ら
れる精油をいうが、このほかにヒバ留出水も含まれると
ともに天然ヒノキチオール及び合成ヒノキチオールをも
含むものである。
【0025】また本発明中ヒバ油の混合割合は1重量%
乃至50重量%とするが、このヒバ油の混合割合におい
ては他の混合割合を調整することにより全て可溶化する
ものとなるが、特に界面活性剤の混合割合により乳化す
る場合がある。この界面活性剤の混合割合は1重量%乃
至約88重量%の中において定められ、この界面活性剤
の混合割合が乳化するか可溶化するかの大きな分れ目と
なる。例えば約1重量%乃至約15重量%の界面活性剤
を混合した場合には乳化する場合が多い。尚、界面活性
であるH.L.Bの高い界面活性剤を用いると親水性の
高いことから可溶化しやすくなる。
【0026】次に、約16重量%乃至約30重量%程度
にあっては他の混合割合にもよるが可溶化しやすくな
る。反面約31重量%乃至約88重量%程度においては
ほぼ可溶化した植物成長調整剤を得る事ができる。特に
高級アルコール系非イオン界面活性剤やポリオキシエチ
レンソルビタンモノラウレートを用いた場合には特に高
い浸透性を有し、植物に散布した場合に葉や茎等に吸収
されやすいものであり、その効果を十分かつ早急に発揮
できるものである。
【0027】また、ヒバ油の割合にあっては1重量%乃
至50重量%の混合割合における範囲を用いるが、上述
のように界面活性剤の混合割合を適宜用いることによ
り、ヒバ油が50重量%を占める場合であっても可溶化
する。尚、ヒバ油の混合割合に応じてヒバ油に基づく効
果が発揮されるものであり、特にヒバ油の割合を例えば
1重量%乃至3重量%程度とした場合には、ヒバ油に基
づく効果は一定程度あり、他の植物成長調整剤における
抗菌防虫作用よりも有するが、ヒバ油の混合割合をこれ
以上有するものに比して若干低くなる。またヒバ油の混
合割合を例えば4重量%乃至15重量%程度とした場合
にあっては極めてヒバ油の抗菌防虫作用を発揮し有効で
ある。この範囲におけるヒバ油の混合割合がヒバ油の効
果が最も有効な範囲であり、ある程度少ないヒバ油の量
で極めて有効な効果を発揮できるものである。
【0028】次にヒバ油の混合割合を例えば16重量%
乃至30重量%程度とした場合にあっても極めて顕著な
効果を発揮できる。また約31重量%乃至約50重量%
程度においてもヒバ油の効果は極めてよく発揮できる反
面乳化しやすくなる。なお、実験の結果ポリオキシエチ
レンソルビタンモノラウレートを用いることによりヒバ
油の混合割合を増しても可溶化しやすいことが判明して
いる。
【0029】以上のように構成され溶解した植物成長調
整剤を例えば1000倍から3000倍程度に希釈化
し、育苗時或いは定植時に散布するだけでなく、葉面散
布も行なえ、または土壌改良などのために用いることが
可能である。
【0030】
【実施例】実施例1 ヒバ油を10重量%、ショ糖脂肪酸エステルを10重量
%及びエタノールを25重量%、プロピレングリコール
を25重量%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウ
レートを30重量%を混合して撹拌することにより可溶
化した植物成長調整剤を得られた。この場合ショ糖脂肪
酸エステルは、三菱化学フード株式会社製の商品名リョ
ートーシュガーエステルLWA−1570を用い、ポリ
オキシエチレンソルビタンモノラウレートは、三洋化成
工業株式会社製の商品名イオネットT20−Cを用い
た。
【0031】実施例2 ヒバ油を10重量%、エタノールを10重量%、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノラウレートを60重量%、
水を20重量%混合し撹拌することにより可溶化した植
物成長調整剤を得られた。この場合ポリオキシエチレン
ソルビタンモノラウレートは、三洋化成工業株式会社製
の商品名イオネットT20−Cを用いた。
【0032】実施例3 ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートを50重
量%と水を20重量%混合し撹拌してA溶液とし、ヒバ
油を10重量%とエタノールを10重量%とソルビタン
モノラウレートを10重量%を混合し撹拌したB溶液と
し、B溶液にA溶液を入れて撹拌することにより可溶化
した植物成長調整剤を得られた。この場合ポリオキシエ
チレンソルビタンモノラウレートは三洋化成工業株式会
社製の商品名イオネットT20−Cを用い、ソルビタン
モノラウレートは三洋化成工業株式会社製の商品名イオ
ネットS20を用いた。
【0033】実施例4 ヒバ油を10重量%、エタノールを10重量%、プロピ
レングリコールを20重量%、高級アルコール系非イオ
ンの界面活性剤でH.L.B(Hydrophile−
Lipophile Balance)が12.2の界
面活性剤を10重量%、H.L.Bが13.4の界面活
性剤を5重量%、水を45重量%混合し30度の温度下
で撹拌することにより可溶化した植物成長調整剤を得ら
れた。この場合H.L.Bが12.2の高級アルコール
系非イオンの界面活性剤として第一工業製薬株式会社製
の商品名DKS NL−70を用い、H.L.Bが1
3.4の高級アルコール系非イオン界面活性剤として第
一工業製薬株式会社製の商品名DKS NL−90を用
いた。
【0034】実施例5 ヒバ油を10重量%、ショ糖脂肪酸エステルを32重量
%及びエタノールを25重量%、プロピレングリコール
を25重量%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウ
レートを8重量%を混合し約30度程度の温度下にて撹
拌することにより可溶化した植物成長調整剤を得られ
た。この場合ショ糖脂肪酸エステルは、三菱化学フード
株式会社製の商品名リョートーシュガーエステルLWA
−1570を用い、ポリオキシエチレンソルビタンモノ
ラウレートは、三洋化成工業株式会社製の商品名イオネ
ットT20−Cを用いた。
【0035】実施例6 ヒバ油を10重量%、ショ糖脂肪酸エステルを15重量
%及びエタノールを25重量%、プロピレングリコール
を25重量%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウ
レートを25重量%を混合し撹拌することにより可溶化
した植物成長調整剤を得られた。この場合ショ糖脂肪酸
エステルは、三菱化学フード株式会社製の商品名リョー
トーシュガーエステルLWA−1570を用い、ポリオ
キシエチレンソルビタンモノラウレートは、三洋化成工
業株式会社製の商品名イオネットT20−Cを用いた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−239715(JP,A) 特開 平6−145018(JP,A) 特開 平6−116111(JP,A) 特開 平6−40831(JP,A) 特開 平4−182408(JP,A) 特開 平4−1111(JP,A) 特開 昭49−93527(JP,A) 特開 平7−126109(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 65/00 A01N 25/02 A01N 25/30

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒバ油を1重量%乃至50重量%、ショ
    糖脂肪酸エステルを1重量%乃至39重量%、エタノー
    ルを5重量%乃至45重量%、プロピレングリコールを
    5重量%乃至45重量%、ポリオキシエチレンソルビタ
    ンモノラウレートを1重量%乃至88重量%、水を0重
    量%乃至55重量%を混合し撹拌した植物成長調整剤で
    あって、ショ糖脂肪酸エステルとポリオキシエチレンソ
    ルビタンモノラウレートの合計重量%が15重量%乃至
    89重量%であり可溶化したことを特徴とする植物成長
    調整剤。
  2. 【請求項2】 ヒバ油を1重量%乃至50重量%、ショ
    糖脂肪酸エステルを1重量%乃至39重量%、エタノー
    ルを5重量%乃至45重量%、プロピレングリコールを
    5重量%乃至45重量%、高級アルコール系非イオン界
    面活性剤を1重量%乃至88重量%、水を0重量%乃至
    55重量%を混合し撹拌した植物成長調整剤であって、
    ショ糖脂肪酸エステルと高級アルコール系非イオン界面
    活性剤の合計重量%が15重量%乃至89重量%であり
    可溶化したことを特徴とする植物成長調整剤。
  3. 【請求項3】 ヒバ油を1重量%乃至50重量%、エタ
    ノールを5重量%乃至15重量%、プロピレングリコー
    ルを5重量%乃至15重量%、ポリオキシエチレンソル
    ビタンモノラウレートを15重量%乃至80重量%、水
    を0重量%乃至74重量%を混合して可溶化したことを
    特徴とする植物成長調整剤。
  4. 【請求項4】 ヒバ油を1重量%乃至50重量%、エタ
    ノールを5重量%乃至15重量%、プロピレングリコー
    ルを5重量%乃至15重量%、高級アルコール系非イオ
    ン界面活性剤を15重量%乃至80重量%、水を0重量
    %乃至74重量%を混合して可溶化したことを特徴とす
    る植物成長調整剤。
  5. 【請求項5】 ヒバ油を1重量%乃至35重量%、エタ
    ノールを5重量%乃至15重量%、ソルビタンモノラウ
    レートを10重量%乃至20重量%、ポリオキシエチレ
    ンソルビタンモノラウレートを40重量%乃至60重量
    %、水を0重量%乃至44重量%を混合して可溶化した
    ことを特徴とする植物成長調整剤。
  6. 【請求項6】 ヒバ油を1重量%乃至35重量%、エタ
    ノールを5重量%乃至15重量%、一の高級アルコール
    系非イオン界面活性剤を10重量%乃至20 重量%、他
    の高級アルコール系非イオン界面活性剤を40重量%乃
    至60重量%、水を0重量%乃至44重量%を混合して
    可溶化したことを特徴とする植物成長調整剤。
  7. 【請求項7】 ヒバ油を1重量%乃至50重量%、ショ
    糖脂肪酸エステルを1重量%乃至39重量%、エタノー
    ルを5重量%乃至45重量%、プロピレングリコールを
    5重量%乃至45重量%、ポリオキシエチレンソルビタ
    ンモノラウレートを1重量%乃至88重量%、水を0重
    量%乃至55重量%を混合した植物成長調整剤であっ
    て、ショ糖脂肪酸エステルとポリオキシエチレンソルビ
    タンモノラウレートの合計重量%が15重量%乃至89
    重量%であり、約30度以上の温度下にて撹拌して可溶
    化させたことを特徴とする植物成長調整剤の製造方法。
  8. 【請求項8】 一の高級アルコール系非イオン界面活性
    剤を10重量%乃至20重量%と水を0重量%乃至44
    重量%を混合し撹拌して乳化或いは可溶化した溶液を製
    造した後、ヒバ油を1重量%乃至35重量%とエタノー
    ルを5重量%乃至15重量%と他の高級アルコール系非
    イオン界面活性剤を40重量%乃至60重量%を混合し
    て可溶化させたことを特徴とする植物成長調整剤の製造
    方法。
JP10316833A 1998-10-20 1998-10-20 植物成長調整剤及び植物成長調整剤の製造方法 Expired - Fee Related JP3041612B2 (ja)

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