JP3040849B2 - 放電加工装置 - Google Patents
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- JP3040849B2 JP3040849B2 JP3188980A JP18898091A JP3040849B2 JP 3040849 B2 JP3040849 B2 JP 3040849B2 JP 3188980 A JP3188980 A JP 3188980A JP 18898091 A JP18898091 A JP 18898091A JP 3040849 B2 JP3040849 B2 JP 3040849B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H1/00—Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
- B23H1/02—Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply, control, preventing short circuits or other abnormal discharges
- B23H1/024—Detection of, and response to, abnormal gap conditions, e.g. short circuits
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H1/00—Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
し、特に電極やワークがアーク痕によって損傷するのを
防止する機能を備えた放電加工装置に関する。
れている灯油や水等の加工液中に、数ミクロン乃至数1
0ミクロン(μm)の間隙を置いて電極と被加工物(以
下、「ワーク」という)とを対向せしめる。そして、こ
の対向間隙に、高い繰返し数のパルス状の放電電流が発
生するように給電し、前記放電電流によってワークに形
成される放電痕の累積により加工を行なうようになって
いる。上記パルス状の放電電流は、略一定の波高値及び
時間幅を有し、且つオン状態(即ち、ハイレベル状態)
とオフ状態(即ち、ローレベル状態)とを繰り返して断
続的に前記対向間隙を流れている。このような加工原理
から、上述したパルス状の放電電流は、ワークの材質・
硬度や加工間隙(即ち、前記対向間隙のこと)における
放電状態等に応じて最適な状態に制御されている必要が
ある。この最適制御により、上記加工間隙において生じ
る例えば特定個所への放電の集中或いは連続的なアーク
放電のごとき異常放電の発生を防止することができる。
即ち、上記特定個所だけが大きな放電痕となって他の加
工面に対し欠陥を残したり、或いは連続的なアーク放電
に起因するアーク痕によって電極やワーク等が損傷する
ことがない最適な放電加工が可能となる。
は、前記加工間隙における放電電圧波形の検出値、或い
は放電電流波形の検出値等に基づき、制御手段が前記加
工間隙に対して給電する給電機構を制御することによっ
て行なわれるものである。上記パルス状の放電電流の最
適制御に関する提案としては、特公昭47−50276
号公報、特開昭47−13795号公報及び特開昭51
−119597号公報に掲載されているもの等が挙げら
れる。なお、上記各公報の掲載内容については、本明細
書では説明を省略する。
電加工装置においては、上記加工間隙に発生するパルス
状の放電電流の最適制御を行なうことによって、異常放
電の発生を防止することとしていたのであるが、加工液
の処理の態様、ワークの形状、電極のジャンプ動作(即
ち、電極を前記対向しているワークから一旦大きく離間
させた後、直ちに再度、ワークと近接する位置へと復帰
させる動作)等の諸条件の相違により、上記最適制御
は、必らずしも一様ではない。即ち、上記従来の最適制
御では、上述した諸条件の如何によっては、電極やワー
ク等に炭化物が生成される連続的なアーク放電の前駆現
象が生じてしまい、放電加工の進行を妨げるばかりでな
く、電極やワーク等連続的なアーク放電に起因するアー
ク痕によって損傷を受けることがあった。
段として、放電加工作業中に、オペレータが電極やワー
ク等に炭化物が生成されたか否かを肉眼によって監視
し、この監視の結果、上記オペレータが電極やワークに
炭化物が生成された(即ち、連続的なアーク放電の前駆
現象が生じた)と判断したときには、一連の放電加工作
業を停止せしめるがごとき対策が採用されていた。
オペレータの熟練度等により炭化物生成の判断に個人差
が生じることとなる。即ち、炭化物が生成された後の時
点、つまり、前駆現象を経て連続的なアーク放電が実際
に発生してしまった後で放電加工作業を停止せしめるオ
ペレータや、これとは逆に、実際には炭化物が生成され
ていないにも拘らず、放電加工作業を停止せしめるオペ
レータがいた。前者の場合だと連続的なアーク放電に起
因するアーク痕により電極やワークの損傷具合が非常に
悪く、そのため加工の再開ができないという不具合があ
り、一方、後者の場合では、放電加工作業の停止回数が
多くなると作業能率が著しく低下するという不具合があ
った。
れたもので、その目的は、炭化物生成の検知精度の向上
を図るとともに連続的なアーク放電の前駆現象が検知さ
れたときには、連続的なアーク放電が発生する前に速や
かに放電加工作業を停止せしめるような制御を行なうこ
とによって、電極やワークが受ける損傷を最低限に抑制
することが可能で作業能率の良好な放電加工装置を提供
することにある。
に、請求項1に係る発明は、電極とワークとの対向によ
って形成される加工間隙に所望の間欠放電を生じさせる
ように、所定の休止時間を有するゲート信号により電圧
パルスを生成供給する放電加工装置において、所定の加
工指令信号又は制御信号を出力すると共に、電極をジャ
ンプ動作させるジャンプ動作指令信号又はタイマー信号
を繰り返して出力し、さらに、アークストップ信号が与
えられたとき制御信号を出力する数値制御装置(50)
と、数値制御装置(50)の制御によりゲート信号を出
力するパルス制御回路(60)と、加工間隙の電圧を検
出する電圧検出回路(6)と、電圧検出回路(6)で検
出した間隙電圧と所望に設定したスパークレベルとゲー
ト信号(S1)とにより加工間隙に印加した当該電圧パ
ルスが放電したか否かを判別し、放電した電圧パルスの
場合には放電開始時からゲート信号が終了するまでの放
電期間中放電状態信号(S2)を出力する手段、放電期
間中に検出した間隙電圧が所望に設定した低レベル基準
電圧値以下のとき低レベル電圧信号(S3)を出力する
手段、放電期間中に検出した間隙電圧がスパークレベル
と低レベル基準電圧値の間に所望に設定した高レベル基
準電圧値以上のとき高レベル電圧信号(S4)を出力す
る手段、及び電圧パルスの加工間隙への印加開始時から
放電開始時までの放電待機時間が所定値よりも短い電圧
パルスに対応して微小放電待機時間信号(S5)を出力
する手段を有する放電検出回路(10)と、放電検出回
路(10)から低レベル電圧信号(S3)が出力する電
圧パルスの数をカウントし、そのカウント値が所望に設
定された電極ジャンプ信号またはタイマー信号が繰り返
し出力される間に所定の設定値に達したときセット信号
(SET)を出力するアーク前駆現象検出回路(20)
と、アーク前駆現象検出回路(20)からセット信号
(SET)が出力されたとき放電検出回路(10)から
高レベル電圧信号(S4)が出力する電圧パルスの数を
カウントし、そのカウント値が電極ジャンプ信号または
タイマー信号が繰り返し出力される間に所定の設定値に
達したときアークストップ信号を出力する第1の炭化物
生成検出回路(30)と、放電検出回路(10)から微
小放電待機時間信号(S5)が出力する電圧パルスの数
をカウントし、そのカウント値が電極ジャンプ信号また
はタイマー信号が繰り返し出力される間に所定の設定値
に達したときアークストップ信号を出力する第2の炭化
物生成検出回路(40)と、第1及び第2の炭化物生成
検出回路(30,40)から出力される各アークストッ
プ信号を数値制御装置(50)に供給してパルス制御回
路(60)を制御する論理和回路(9)と、を備えたこ
とを特徴としている。
対向によって形成される加工間隙に所望の間欠放電を生
じさせるように、所定の休止時間を有するゲート信号に
より電圧パルスを生成供給する放電加工装置において、
所定の加工指令信号又は制御信号を出力すると共に、電
極をジャンプ動作させるジャンプ動作指令信号又はタイ
マー信号を繰り返して出力し、さらに、アークストップ
信号が与えられたとき制御信号を出力する数値制御装置
と、数値制御装置の制御によりゲート信号を出力するパ
ルス制御回路と、加工間隙の電圧を検出する電圧検出回
路と、電圧検出回路で検出した間隙電圧と所望に設定し
たスパークレベルとゲート信号とにより加工間隙に印加
した当該電圧パルスが放電したか否かを判別し、放電し
た電圧パルスの場合には放電開始時からゲート信号が終
了するまでの放電期間中放電状態信号を出力する手段、
放電期間中に検出した間隙電圧が所望に設定した低レベ
ル基準電圧値以下のとき放電状態信号により所定周波数
の低レベルクロック信号を出力する手段、放電期間中に
検出した間隙電圧がスパークレベルと低レベル基準電圧
値の間に所望に設定した高レベル基準電圧値以上のとき
放電状態信号により所定周波数の高レベルクロック信号
を出力する手段、及び電圧パルスの加工間隙への印加開
始時から放電開始時までの放電待機時間が所定値よりも
短い電圧パルスに対応して放電状態信号により微小放電
待機時間信号を出力する手段を有する放電検出回路と、
放電検出回路から出力される低レベルクロック信号のク
ロックをカウントし、そのカウント値が所定値に到達す
る電圧パルスをカウントし、この電圧パルスのカウント
値が所望に設定された電極ジャンプ信号またはタイマー
信号が繰り返し出力される間に所定の設定値に達したと
きセット信号を出力し、この設定値に到達しないときカ
ウント値をクリアするアーク前駆現象検出回路と、アー
ク前駆現象検出回路からセット信号が出力されたとき放
電検出回路から出力される高レベルクロック信号のクロ
ックをカウントし、そのカウント値が所定値に到達する
電圧パルスをカウントし、この電圧パルスのカウント値
が電極ジャンプ信号またはタイマー信号が繰り返し出力
される間に所定の設定値に達したときアークストップ信
号を出力し、この設定値に到達しないときカウント値を
クリアする動作を繰り返す第1の炭化物生成検出回路
と、放電検出回路から微小放電待機時間信号が出力する
電圧パルスの数をカウントし、そのカウント値が電極ジ
ャンプ信号またはタイマー信号が繰り返し出力される間
に所定の設定値に達したときアークストップ信号を出力
し、この設定値に到達しないときカウント値をクリアす
る動作を繰り返す第2の炭化物生成検出回路と、第1及
び第2の炭化物生成検出回路から出力される各アークス
トップ信号を数値制御装置に供給してパルス制御回路を
制御する論理和回路と、を備えたことを特徴としてい
る。
(6)で検出した間隙電圧に基づいて、放電検出回路
(10)が加工間隙に印加した電圧パルスが放電したか
否かを判別し、放電した電圧パルスの場合には放電開始
時からゲート信号(S1)が終了するまでの放電期間中
放電状態信号を出力し、放電期間中に検出した間隙電圧
が設定した低レベル基準電圧値以下のとき低レベル電圧
信号(S3)を出力し、放電期間中に検出した間隙電圧
がスパークレベルと低レベル基準電圧値の間に設定した
高レベル基準電圧値以上のとき高レベル電圧信号
(S4)を出力し、電圧パルスの加工間隙への印加開始
時から放電開始時までの放電待機時間が所定値よりも短
い電圧パルスに対応して微小放電待機時間信号を出力す
ると、アーク前駆現象検出回路(20)が放電検出回路
(10)から出力される低レベル電圧信号(S3)の電
圧パルス数をカウントし、そのカウント値が予め設定さ
れた電極ジャンプ信号またはタイマー信号が繰り返し出
力される間に所定の設定値に達したときセット信号を出
力し、さらに、第1の炭化物生成検出回路(30)がア
ーク前駆現象検出回路からセット信号が出力されたとき
放電検出回路から高レベル電圧信号(S4)の電圧パル
ス数をカウントし、そのカウント値が電極ジャンプ信号
またはタイマー信号が繰り返し出力される間に所定の設
定値に達したときアークストップ信号を出力する一方、
第2の炭化物生成検出回路(40)が放電検出回路から
微小放電待機時間信号が出力する電圧パルスの数をカウ
ントし、そのカウント値が電極ジャンプ信号またはタイ
マー信号が繰り返し出力される間に所定の設定値に達し
たときアークストップ信号を出力し、これら第1及び第
2の炭化物生成検出回路(30,40)の少なくとも一
つから出力されるアークストップ信号によって数値制御
装置に供給してパルス制御回路を制御する。
回路が電圧検出回路で検出した間隙電圧と予め設定した
スパークレベルとゲート信号とにより加工間隙に印加し
た当該電圧パルスが放電したか否かを判別し、放電した
電圧パルスの場合には放電開始時からゲート信号が終了
するまでの放電期間中放電状態信号を出力し、放電期間
中に検出した間隙電圧が予め設定した低レベル基準電圧
値以下のとき放電状態信号により所定周波数の低レベル
クロック信号を出力し、放電期間中に検出した間隙電圧
がスパークレベルと低レベル基準電圧値の間に予め設定
した高レベル基準電圧値以上のとき放電状態信号により
所定周波数の高レベルクロック信号を出力し、電圧パル
スの加工間隙への印加開始時から放電開始時までの放電
待機時間が所定値よりも短い電圧パルスに対応して放電
状態信号により微小放電待機時間信号を出力すると、ア
ーク前駆現象検出回路が放電検出回路から出力される低
レベルクロック信号をカウントし、そのカウント値が所
定値に到達する回数をカウントし、この回数のカウント
値が予め設定された電極ジャンプ信号またはタイマー信
号が繰り返し出力される間に所定の設定値に達したとき
セット信号を出力し、この設定値に到達しないときカウ
ント値をクリアし、そこで、第1の炭化物生成検出回路
は前駆現象検出回路からセット信号が出力されたとき放
電検出回路から出力される高レベル電圧信号をカウント
し、そのカウント値が所定値に到達する電圧パルスをカ
ウントし、この電圧パルスのカウント値が電極ジャンプ
信号またはタイマー信号が繰り返し出力される間に所定
の設定値に達したときアークストップ信号を出力し、こ
の設定値に到達しないときカウント値をクリアする動作
を繰り返し、さらに、第2の炭化物生成検出回路は放電
検出回路から出力される微小放電待機時間信号数をカウ
ントし、そのカウント値が電極ジャンプ信号またはタイ
マー信号が繰り返し出力される間に所定の設定値に達し
たときアークストップ信号を出力し、この設定値に到達
しないときカウント値をクリアする動作を繰り返すよう
にしている。
では、放電加工作業中に電極やワークに、連続的なアー
ク放電の前駆現象である炭化物の生成が行なわれたと判
定したときには、給電遮断手段が給電手段からの給電を
遮断することによって放電加工作業を停止することとし
たので、連続的なアーク放電によって電極やワーク等に
アーク痕が発生し、電極やワーク等が損傷するのを防止
することができる。
説明する。
装置の全体的な構成を示したブロック図である。図1に
て示した放電加工装置は、機械系と電気系とに大別され
る。機械系は、灯油や水等の加工液が貯留されている液
槽と、この液槽内において上記加工液に浸漬された状態
で、上記ワーク2を固定的に保持しているワーク保持テ
ーブルと、サーボモータ7と連係しているアーム機構に
より図1上下方向に移動可能に支持されて前記加工液中
に浸漬されており、前記ワーク2と所定の間隙(即ち、
放電間隙G)を隔てて対向している加工電極1とを備え
ている。図1においては、上述した機械系中の液槽とワ
ーク保持テーブルの図示を省略した。なお、上述したワ
ーク2及びワーク保持テーブル(図示しない)は、等価
的に前記加工電極1との間で放電間隙Gを形成する放電
電極となっている。即ち、加工電極1は、スイッチング
素子5、電流制限抵抗4を介して直流電源3の陽極側と
接続されており、他方、ワーク2及びワーク保持テーブ
ル(図示しない)は、前記直流電源3の陰極側と接続さ
れているからである。上記直流電源3、電流制限抵抗4
及びスイッチング素子5については、後に詳述する。
スイッチング素子5、電圧検出回路6、サーボモータ
7、サーボモータ駆動回路8、論理和回路9、放電検出
回路10、前駆現象検出回路20、第1の炭化物生成検
出回路30、第2の炭化物生成検出回路40、数値制御
回路50及びパルス制御回路60を備えている。上記構
成につき更に詳述すれば以下のようである。
回路50から出力される電極ジャンプ動作指令信号に基
づき、加工電極1をジャンプ動作させるべくサーボモー
タ7を駆動する。即ち、加工電極1は、上記サーボモー
タ7及びアーム機構により、ジャンプ動作(記述のよう
に、加工電極1がワーク2との対向位置から一旦大きく
上方に離間した後、直ちに再度、ワーク2と近接する位
置へと復帰すべく下動する動作)を行なう。前記サーボ
モータ駆動回路8は、又、数値制御回路50から出力さ
れるワーク加工指令信号に基づき、加工電極1をして一
連の加工動作を行なわしめるべくサーボモータ7を駆動
する。これにより、加工電極1は、上記サーボモータ7
及びアーム機構により、数値制御回路50においてプロ
グラム設定された各種加工を前記ワーク2に施すことと
なる。
とによって画定される加工間隙(即ち、放電間隙)Gに
おいて発生する間隙電圧VG を検出するもので、一端側
が加工電極1と、又、他端側はワーク2、ワーク保持テ
ーブル(図示しない)とに夫々接続されている。電圧検
出回路6は、分圧抵抗6a,6bから成り、分圧抵抗6
bの両端にかかる電圧を間隙電圧VG として放電検出回
路10に出力するように構成されている。
から出力される制御信号に基づき、スイッチング素子5
をオン/オフ動作させるためのゲート信号S1 を作成
し、この作成したゲート信号S1 を、上記スイッチング
素子5及び放電検出回路10に出力するようになってい
る。スイッチング素子5は、前記パルス制御回路60か
ら印加される前記ゲート信号S1 に従ってオン/オフ動
作し、直流電源3から電流制限抵抗4を介して流れる直
流電流を、断続的に前記加工電極1に供給するようにな
っている。
における放電状態を検出するもので、電圧検出回路6か
ら出力される間隙電圧検出信号VG 、パルス制御回路6
0から出力されるゲート信号S1 、数値制御回路50か
ら出力される制御信号等(基準時間t設定のための信号
等)を夫々入力し、これら各信号に基づき所定の信号処
理を行なう。放電検出回路10は、所定の信号処理を行
なった結果として、前駆現象検出回路20に対しては、
放電状態信号S2 及び低レベルクロック信号S3 を、第
1の炭化物生成検出回路30に対しては、放電状態信号
S2 、高レベルクロック信号S4 及び微小放電待機時間
信号(Tω<t)S5 を、夫々出力するようになってい
る。放電検出回路10による信号処理の態様と、この信
号処理の結果、放電検出回路10から上記各部に対して
夫々出力される放電状態信号S2 、低レベルクロック信
号S3 、高レベルクロック信号S4 及び微小放電待機時
間信号(Tω<t)S5 の詳細については、後述する。
極1やワーク2に、炭化物が生成されたか否かを検出す
るもので、前駆現象とは、既述のように、上記炭化物が
生成された状態をいう。即ち、加工電極1やワーク2等
における炭化物の生成が、前記加工間隙Gにおいて生じ
る連続的なアーク放電の前駆現象となっている。前駆現
象検出回路20は、上述した前駆現象を検出するため
に、放電検出回路10から出力される放電状態信号
S2 、低レベルクロック信号S3 と、数値制御回路50
から出力される制御信号、電極ジャンプ動作指令信号及
びタイマー信号等を夫々入力し、これら各信号に基づき
所定の信号処理を行なう。前駆現象検出回路20は、所
定の信号処理を行なった結果として、第1の炭化物生成
検出回路30に対し、セット信号を出力する。前駆現象
検出回路20による信号処理の態様と、この信号処理の
結果、前駆現象検出回路20から第1の炭化物生成検出
回路30に対して出力されるセット信号の詳細について
は、後述する。
炭化物生成検出回路40は、このまま現在の放電加工作
業を継続していると、前記加工間隙Gにおいて連続的な
アーク放電が発生しそうだと判断したときに、夫々論理
和回路9を介して数値制御回路50に対し、上記放電加
工作業を停止させるためのアークストップ信号を出力す
るために設けられているものである。即ち、第1の炭化
物生成検出回路30は、数値制御回路50から出力され
る制御信号、電極ジャンプ動作指令信号及びタイマー信
号と、放電検出回路10から出力される放電状態信号S
2 、高レベルクロック信号S4 及び微小放電待機時間信
号S5 を夫々入力し、これら各信号に基づき所定の信号
処理を行なう。第1の炭化物生成検出回路30は、所定
の信号処理を行なった結果として、放電加工作業を停止
させようとするときには、論理和回路9を介して数値制
御回路50に対し、アークストップ信号を出力するよう
になっている。第1の炭化物生成検出回路30による信
号処理の態様と、この信号処理の結果、第1の炭化物生
成検出回路30から論理和回路9を介して数値制御回路
50に出力されるアークストップ信号の詳細について
は、後述する。
御回路50から出力される制御信号、電極ジャンプ動作
指令信号及びタイマー信号と、放電検出回路10から出
力される微小放電待機時間(Tω<t)S5 を夫々入力
し、これら各信号に基づき所定の信号処理を行なう。第
2の炭化物生成検出回路40は、所定の信号処理を行な
った結果として、放電加工作業を停止させようとすると
きは、論理和回路9を介して数値制御回路50に対し、
アークストップ信号を出力するようになっている。第2
の炭化物生成検出回路40による信号処理の態様と、こ
の信号処理の結果、第2の炭化物生成検出回路40から
論理和回路9を介して数値制御回路50に出力されるア
ークストップ信号の詳細については、後述する。
グラムに基づいて、機械系や電気系を構成する各部を制
御する。即ち、数値制御回路50は、サーボモータ駆動
回路8を始め、前駆現象検出回路20、第1の炭化物生
成検出回路30及び第2の炭化物生成検出回路40に対
し、夫々電極ジャンプ動作指令信号、加工指令信号を出
力する。数値制御回路50は、又、前駆現象検出回路2
0、第1の炭化物生成検出回路30及び第2の炭化物生
成検出回路40に対し、夫々タイマー信号を出力する。
数値制御回路50は、パルス制御回路60に対し制御信
号を出力することによって、パルス制御回路60からゲ
ート信号を出力させる。数値制御回路50は、論理和回
路9を介して、第1の炭化物生成検出回路30又は第2
の炭化物生成回路40のいずれか一方からアークストッ
プ信号が出力されると、継続中の放電加工作業を停止せ
しめるべく、パルス制御回路60の駆動を制御する。
成を示したブロック図である。図2を参照して明らかな
ように、放電検出回路10は、第1のブロック14、第
2のブロック11、第3のブロック18及び第4のブロ
ック19から構成されている。第1のブロック14は、
論理積回路13c、カウンタ15、比較器16、RSフ
リップフロップ17a、反転回路17b及び論理積回路
13dを備えている。第2のブロック11は、論理積回
路13a,13bと、コンパレータ12aとを備えてい
る。又、第3のブロック18は、論理積回路13e,1
3fと、コンパレータ12bとを備えている。更に、第
4のブロック19は、論理積回路13gと、コンパレー
タ12cとを備えている。
は、電圧検出回路6から出力された間隙電圧VG と、図
3の符号(a)にて示す基準値電圧(即ち、スパークレ
ベル)とを比較し、間隙電圧VG がスパークレベルより
も高いときだけ論理レベル“L”信号を出力するように
なっている。論理積回路13aは、パルス制御回路60
から出力されるゲート信号S1 と、コンパレータ12a
から出力され論理レベルが反転された論理レベル信号と
の間で論理積演算を行ない、その結果を論理レベル信号
としてカウンタ15のリセット端子Rに出力する。論理
積回路13bは、コンパレータ12aから出力された論
理レベル信号と、パルス制御回路60から出力されるゲ
ート信号S1 との間の論理積演算を行ない、その結果
(即ち、放電状態信号:図3の符号(e)のタイミング
チャートにて示す)を論理積回路13d及び論理積回路
13eに対して夫々出力する。
レベル“L”の信号(即ち、比較結果信号:図3の符号
(d)のタイミングチャートにて示す)が出力されてい
る間、ゲートを開き、図示しない第1クロックパルス発
振回路から出力される所定周波数の第1クロック信号S
11(図3、符号(b))をカウンタ15のクロック端子
CKに印加するようになっている。即ち、論理積回路1
3cは、比較器16からの上記出力信号の論理レベルが
“L”の間、スルー状態となる。カウンタ15は、その
リセット端子Rに、論理積回路13aから論理レベル
“H”の信号が印加されるまでの間、論理積回路13c
から上記クロック端子CKに印加される第1クロック信
号S11のカウント動作を継続し、そのカウント値を比較
器16の入力端子Aに印加する。カウンタ15は、その
リセット端子Rに、論理積回路13aから論理レベル
“H”の信号が印加されると、イニシャライズされる。
即ち、カウンタ15は、図3、符号(c)の論理レベル
“H”で表わす放電待機時間Tω中のみカウント動作を
実行するようになっている。論理積回路13aから論理
レベル“H”の信号が印加された状態とは、スイッチン
グ素子5がオン状態(即ち、ゲート信号の論理レベルが
“H”)で且つ間隙電圧VG がスパークレベルより高い
状態(即ち、無負荷電圧状態)のときである。
タ15から出力されるカウント値と、入力端子Bを介し
て与えられる基準時間設定値t(本実施例では、第1ク
ロック信号S11の2周期分に相当する)とを比較し、A
>B即ちカウント値が基準時間設定値tを超えたとき
に、論理レベル“H”の信号を前記論理積回路13cの
反転入力端子及びRSフリップフロップ17aのセット
端子Sに印加するようになっている。比較器16の入力
端子Bに入力される基準時間設定値tは、数値制御回路
50から出力される制御信号によって設定される。
器16の出力端子から論理レベル“H”の信号S13が出
力されると、該RSフリップフロップ17aのリセット
端子Rに論理レベル“L”となったゲート信号S1 が印
加されるまでの間、出力端子Qから論理レベル“H”の
信号を出力し続ける。反転回路17bは、RSフリップ
フロップ17aの出力端子Qから出力された論理レベル
“H”の信号の論理レベルを反転して(信号sigo:
図3,符号(f)にて示す)、論理積回路13dに出力
する。論理積回路13dは、反転回路17bから出力さ
れた論理レベル信号(sigo)と、前記論理積回路1
3bから出力された論理レベル信号S2 との間で論理積
演算を行ない、その結果を微小放電待機時間信号(Tω
<t)(図3、符号(g)にて示す)として第1の炭化
物生成検出回路30及び第2の炭化物生成検出回路40
に出力する。即ち、論理積回路13dから出力される微
小放電待機時間信号(Tω<t)S5 が論理レベル
“H”となるときとは、RSフリップフロップ17aか
ら出力される論理レベル信号の論理レベルが“L”で且
つ論理積回路13bから出力される論理レベル信号の論
理レベルが“H”である場合を指し、スイッチング素子
5がオン状態で間隙電圧VG がスパークレベルよりも低
く、且つ比較器16においてカウント値が基準時間設定
値t(t=2)よりも小さい場合である。従って、期間
P1 においては、前記微小放電待機時間信号(Tω<
t)の論理レベルは、前記図3符号(g)にて示すよう
に“L”であり、期間P2 ,P3 においては夫々“H”
となっている。
ら出力された間隙電圧VG と、図3の符号(a)にて示
す低放電電圧レベル(以下、「低レベル」という)基準
値VL とを比較し、間隙電圧VG が低レベル基準値VL
よりも高いときだけ、論理レベル“L”信号を出力する
ようになっている。論理積回路13eは、図示しない第
2クロックパルス発振回路から出力される、前記第1の
クロック信号S11よりも低周波数の第2のクロック信号
S12(図3符号(h)にて示す)と、前記論理積回路1
3bから出力される論理レベル信号との間で論理積演算
を行なって、その結果を論理レベル信号として論理積回
路13f、論理積回路13gに対し、夫々出力するよう
になっている。即ち、論理積回路13eは、第2クロッ
ク信号S12の論理レベルが“H”で且つ間隙電圧VG が
スパークレベルより低くスイッチング素子5がオン状態
のときにのみ、論理レベル“H”の信号を出力するよう
になっている。
ら出力される論理レベル信号と、コンパレータ12bか
ら出力される論理レベル信号との間で論理積演算を行な
い、その結果を低電圧レベルクロック信号(S3 )(図
3、符号(j))として前駆現象検出回路20に出力す
る。即ち、論理積回路13fは、コンパレータ12bか
ら論理レベル“H”の信号が出力され(間隙電圧VG が
低レベル基準値VL よりも低いとき)且つ間隙電圧VG
がスパークレベルよりも低くスイッチング素子5がオン
状態のときに、論理積回路13eに印加される第2のク
ロック信号S12と同期したデューティ比同一の低レベル
クロック信号S3 を出力する。論理積回路13fが上記
低レベルクロック信号S3 を出力する時期は、図3の符
号(j)にて示すタイミングチャートを参照して明らか
なように、期間P2の間(即ち、放電電圧VG <低電圧
レベル)のみである。
ら出力された間隙電圧VG と、図3の符号(a)にて示
す高放電電圧レベル(以下、「高レベル」という)基準
値VH とを比較し、間隙電圧VG が高レベル基準値VH
より高いときだけ、論理レベル“L”信号を出力するよ
うになっている。論理積回路13gは、前記論理回路1
3eから出力された論理レベル信号と、前記コンパレー
タ12cから出力され、論理レベルが反転された後入力
された論理レベル信号との間で論理積演算を行ない、そ
の結果を高電圧レベルクロック信号S4 (図3、符号
(i))として第1の炭化物生成検出回路30に出力す
る。即ち、論理積回路13gは、コンパレータ12cか
ら論理レベル“L”の信号が出力され(間隙電圧VG が
高レベル基準値VH よりも高いとき)且つ間隙電圧VG
がスパークレベルよりも低くスイッチング素子5がオン
状態のときに、論理積回路13eに印加される第2のク
ロック信号S12と同期したデューティ比同一の高レベル
クロック信号S4 を出力する。論理積回路13gが上記
高レベルクロック信号S4 を出力する時期は、図3の符
号(i)にて示すタイミングチャートを参照して明らか
なように、期間P3 における間隙電圧VG >高レベル基
準値VH の間のみである。
部構成を示したブロック図である。図4を参照して明ら
かなように、前駆現象検出回路20は、論理積回路20
a、カウンタ20b、比較器20c、論理和回路20
d、論理和回路20e、論理積回路20f、カウンタ2
0g及び比較器20hから構成されている。
比較器20cから論理レベル“L”の信号が出力されて
いる間、ゲートを開き、図2の論理積回路13fから出
力される低レベルクロック信号S3 (図5、符号(a)
にて示す)をカウンタ20bのクロック端子CKに印加
するようになっている(論理積回路13fからカウンタ
20bのクロック端子CKに印加される信号は、図5、
符号(b)にて示される)。即ち、論理積回路20a
は、比較器20cからの出力信号の論理レベルが“L”
の間、スルー状態となる。カウンタ20bは、そのリセ
ット端子Rに、論理和回路20dから論理レベル“H”
の信号が印加されるまでの間、論理積回路20aから上
記クロック端子CKに印加される低レベルクロック信号
S3 のカウント動作を継続し、そのカウント値を比較器
20cの入力端子Aに印加する。カウンタ20bは、そ
のリセット端子Rに、論理和回路20dから論理レベル
“H”の信号が印加されると、イニシャライズされる。
論理和回路20dから論理レベル“H”の信号が印加さ
れた状態とは、前記論理積回路13bからの出力信号で
ある放電状態信号S2 の論理レベルが“H”(図3、符
号(e)にて示すタイミングチャート参照)か、数値制
御回路50から出力される電極ジャンプ動作指令信号の
論理レベルが“H”か或いは所定時間(例えば、10秒
間)経過する毎にタイマー(数値制御回路50内にソフ
トウェアにより構築されている)からタイマー信号(論
理レベル“H”信号)が出力されたか、いずれかの場合
である。
ンタ20bから出力されるカウント値と、入力端子Bを
介して与えられるカウント基準値K1 (数値制御回路5
0から出力される,K1 =3)とを比較し、A>B:
1、即ち、カウント値がカウント基準値K1 を超えたと
きに、論理レベル“H”の信号S14(図5、符号(c)
にて示す)を前記論理積回路20aの反転入力端子及び
前記論理積回路20fの非反転入力端子に夫々印加する
ようになっている。
力され反転入力端子に印加されるセット信号の論理レベ
ルが“L”の間、ゲートを開き、比較器20cから出力
される信号S14(図5、符号(c)にて示す)をカウン
タ20gのクロック端子CKに印加するようになってい
る。即ち、論理積回路20fは、比較器20hからの出
力信号SETの論理レベルが“L”の間、スルー状態と
なる。カウンタ20gは、そのリセット端子Rに、論理
和回路20eから論理レベル“H”の信号が印加される
までの間、論理積回路20fから上記クロック端子CK
に印加される信号S14のカウント動作を継続し、そのカ
ウント値を比較器20hの入力端子Aに印加する(図
5、符号(d)にて示す)。カウンタ20hは、そのリ
セット端子Rに、論理和回路20eから論理レベル
“H”の信号が印加されると、イニシャライズされる。
論理和回路20eから論理レベル“H”の信号が印加さ
れた状態とは、前記電極ジャンプ動作指令信号の論理レ
ベルが“H”か或いは前記タイマー信号が出力された
か、いずれかの場合である。
ンタ20gから出力されるカウント値と、入力端子Bを
介して与えられるカウント基準値K2 (数値制御回路5
0から出力される,K2 =4)とを比較し、A>B、即
ちカウント値がカウント基準値K2 を超えたときに、前
記論理積回路20fの反転入力端子及び第1の炭化物生
成検出回路30に対し、論理レベルを“H”としたセッ
ト信号(図5、符号(e)にて示す)を出力するように
なっている。この論理レベルを“H”としたセット信号
が、前記論理積回路20fの反転入力端子に印加される
ことで、該論理積回路20fのゲートは閉じ、他方、第
1の炭化物生成検出回路30は、スタンバイ状態とな
る。
内部構成を示したブロック図である。図6を参照して明
らかなように、第1の炭化物生成検出回路30は、論理
積回路30a、カウンタ30b、比較器30c、論理和
回路30d、論理和回路30e、カウンタ30f及び比
較器30gから構成されている。
比較器30cから出力される信号S15の論理レベルが
“L”の間、ゲートを開き、前記前駆現象検出回路20
からのセット信号(図7、符号(a)にて示す)と、前
記論理積回路13gから出力される高レベルクロック信
号S4 (図7、符号(b)にて示す)との間で論理積演
算を行なった結果を、論理レベル信号(図7、符号
(c)にて示す)として、カウンタ30bのクロック端
子CKに印加する。カウンタ30bは、そのリセット端
子Rに、論理和回路30dから論理レベル“H”の信号
が印加されるまでの間、論理積回路30aから上記クロ
ック端子CKに印加される信号(図7、符号(c))の
カウント動作を継続し、そのカウント値を比較器30c
の入力端子Aに印加する。カウンタ30bは、そのリセ
ット端子Rに、論理和回路30dから論理レベル“H”
の信号が印加されるまでの間、論理積回路30aから上
記クロック端子CKに印加される高レベルクロック信号
S4 のカウント動作を継続し、そのカウント値を比較器
30cの入力端子Aに印加する。カウンタ30bは、そ
のリセット端子Rに、論理和回路30dから論理レベル
“H”の信号が印加されると、イニシャライズされる。
論理和回路30dから論理レベル“H”の信号が印加さ
れた状態とは、前記微小放電待機時間信号(Tω<t)
S5 ,放電状態信号S2 、電極ジャンプ動作指令信号及
びタイマー信号のうちの少なくともいずれか1つがオン
状態である場合である。
ンタ30bから出力されるカウント値と、入力端子Bを
介して与えられるカウント基準値K3 (数値制御回路5
0から出力される,K3 =2)とを比較し、A>B:
2,即ち、カウント値がカウント基準値K3 を超えたと
きに、論理レベル“H”の信号S15(図7、符号(d)
にて示す)を前記論理積回路30aの反転入力端子及び
前記カウンタ30fのクロック端子CKに夫々印加する
ようになっている。カウンタ30fは、そのリセット端
子Rに、論理和回路30eから論理レベル“H”の信号
が印加されるまでの間、比較器30cから上記クロック
端子CKに印加される信号S15のカウント動作を継続
し、そのカウント値を比較器30gの入力端子Aに印加
する。カウンタ30fは、そのリセット端子Rに、論理
和回路30eから論理レベル“H”の信号が印加される
と、イニシャライズされる。論理和回路30eから論理
レベル“H”の信号が印加された状態とは、前記電極ジ
ャンプ動作指令信号の論理レベルが“H”か或いは前記
タイマー信号が出力されたか、いずれかの場合である。
ンタ30fから出力されるカウント値と、入力端子Bを
介して与えられるカウント基準値K4 (数値制御回路5
0から出力される,K4 =5)とを比較し、A>B、即
ちカウント値がカウント基準値K4 を超えたときに、図
1にて示した論理和回路9を介して数値制御回路50
に、論理レベル“H”のアークストップ信号(図7、符
号(e)にて示す)を出力するようになっている。この
アークストップ信号が入力されることで、数値制御回路
50は、一連の放電加工作業を停止せしめる。
40の内部構成を示したブロック図である。図8を参照
して明らかなように、第2の炭化物生成検出回路40
は、論理積回路40a、カウンタ40b、比較器40c
及び論理和回路40dから構成されている。
比較器40cから出力される信号(即ち、アークストッ
プ信号)の論理レベルが“L”の間、ゲートを開き、前
記論理積回路13dからの微小放電待機時間信号S
5 (図9、符号(a)のタイミングチャートにて示す)
を、カウンタ40bのクロック端子CKに印加するよう
になっている。即ち、論理積回路40aは、比較器40
cからの出力信号の論理レベルが“L”の間、スルー状
態となる。カウンタ40bは、そのリセット端子Rに、
論理和回路40dから論理レベル“H”の信号が印加さ
れるまでの間、論理積回路40aから上記クロック端子
CKに印加される微小放電待機時間信号S5 のカウント
動作を継続し、そのカウント値を比較器40cの入力端
子Aに印加する。カウンタ40bは、そのリセット端子
Rに、論理和回路40dから論理レベル“H”の信号が
印加されると、イニシャライズされる。論理和回路40
dから論理レベル“H”の信号が印加された状態とは、
数値制御回路50から論理和回路40dに出力される電
極ジャンプ動作指令信号の論理レベルが“H”か或いは
所定時間(例えば、10秒間)経過する毎に既述のタイ
マーからタイマー信号(論理レベル“H”信号)が出力
されたか、いずれかの場合である。
ンタ40bから出力されるカウント値と、入力端子Bを
介して与えられるカウント基準値K5 (数値制御回路5
0から出力される,K5 =5)とを比較し、A>B、即
ちカウント値がカウント基準値K5 を超えたときに、図
1にて示した論理和回路9を介して数値制御回路50
に、論理レベル“H”のアークストップ信号(図9、符
号(b)にて示す)を出力するようになっている。この
アークストップ信号が入力されることで、数値制御回路
50は、一連の放電加工作業を停止せしめる。
て示す前駆現象検出のフローチャート、図11にて示す
炭化物生成検出のフローチャート及び図12にて示す炭
化物生成検出のフローチャートを参照しながら説明す
る。
装置が一連の放電加工作業を実施していなければ、カウ
ンタ20bのカウント値n1及びカウンタ20gのカウ
ント値n2は、夫々0になる(ステップ101,ステッ
プ110)。ステップ101において、本実施例に従う
放電加工装置が一連の放電加工作業を実施しているとき
には、ステップ102に移行する。即ち、間隙電圧VG
が既述の低レベル基準値Lよりも低いときには、カウン
タ20bのカウント値n1が、n1=n1+1にセット
され(ステップ103)、比較器20cにおいて、前記
カウント基準値K1 と比較される(ステップ104)。
ステップ104において、n1>K1 でないときには、
放電パルス(夫々のタイミングチャートにて示される間
隙電圧VG の波形)がオフ状態でないことを条件に(ス
テップ111)、ステップ102に移行し、ステップ1
02、ステップ103、ステップ104及びステップ1
11を経て再びステップ102に到るループを循環す
る。
きには、放電パルスがオフ状態となったことを条件に
(ステップ105)、ステップ106に移行する。即
ち、カウンタ20gのカウント値n2が、n2=n2+
1にセットされ(ステップ106)、数値制御回路50
から電極ジャンプ動作指令信号が出力されておらず(ス
テップ107)、且つタイマー信号が出力されていない
とき(ステップ108)には、ステップ109に移行す
る。即ち、カウンタ20gのカウント値n2 が、比較器
20hにおいて、前記カウント基準値K2 と比較される
(ステップ109)。ステップ109において、n2>
k2 であれば、次の図11にて示す炭化物検出ステップ
へと移行する。ステップ109において、n2>k2 で
なければ、前記カウンタ20bのカウント値n1を0と
する(ステップ112)。なお、ステップ107におい
て、電極ジャンプ動作指令信号が論理レベル“H”にな
っていないとき、ステップ108において、10秒間経
過したことを示すタイマー信号が出力されていないとき
は、ステップ110に移行し、カウンタ20bのカウン
ト値n1、カウンタ20gのカウント値n2を夫々0と
する。ステップ111において、放電パルスがオフ状態
のときも、ステップ110に移行することとなる。
がオン状態であれば(ステップ113)、ステップ11
4に移行し、図3の符号(c)のタイミングチャートに
て示す放電待機時間Tωが所定の基準時間tよりも短い
か否かを判断する(ステップ114)。ステップ114
において、Tω<tでないときには、間隙電圧VG が既
述の高レベル基準値Hより高いときには(ステップ11
5)、カウンタ30bのカウント値n3がn3=n3+
1にセットされる(ステップ116)。ステップ116
において、カウンタ30bにセットされたカウント値n
3は、比較器30cにおいて、前記カウント基準値K3
と比較される(ステップ117)。ステップ117にお
いて、n3>K3 であれば、ステップ118に移行す
る。即ち、ゲートがオフ状態(スイッチング素子5がオ
フ状態)であれば(ステップ118)、カウンタ30f
のカウント値n4は、n4=n4+1にセットされる
(ステップ121)。数値制御回路50からの電極ジャ
ンプ動作指令信号の論理レベルが“H”となると(ステ
ップ122)。カウンタ20bのカウント値n1、カウ
ンタ20gのカウント値n2、カウンタ30bのカウン
ト値n3及びカウンタ30fのカウント値n4を夫々0
とし(ステップ125)、図10の前駆現象検出フロー
チャートに移行する。ステップ122にて、電極ジャン
プ動作指令信号の論理レベルが“H”でなく且つ論理レ
ベル“H”のタイマー信号が出力されなかったときも、
ステップ125から図10にて示した前駆現象検出フロ
ーチャートへと移行する。ステップ122にて、電極ジ
ャンプ動作指令信号の論理レベルが“H”でなく、ステ
ップ123にて、論理レベル“H”のタイマー信号も出
力されなかったときには、ステップ124に移行する。
即ち、比較器30gにおいて前記カウント値n4と前記
カウント基準値K4 とが比較され、n4>K4 ならば、
比較器30gから数値制御回路50に、論理レベル
“H”のアークストップ信号が出力されることになる。
これとは逆に、n4>K4 でなければ、ステップ120
に移行し、カウンタ30bのカウント値n3が0にされ
る。
高レベル基準値VH でなければ、ステップ119に移行
する。ステップ119において、スイッチング素子5が
オン状態であれば、前記ステップ120に移行し、又、
スイッチング素子5がオフ状態であれば、ステップ11
5に移行する。ステップ117において、n3>K3 で
ないときにもステップ119に移行し、上記と同様な処
理動作が実行される。更には、ステップ114におい
て、Tω<tであるとき(即ち、微小放電待機時間の方
が設定された基準時間値よりも短いとき)には、ステッ
プ120に移行することとなる。
がオン状態であれば(ステップ126)、ステップ12
7に移行し、図3の符号(c)のタイミングチャートに
て示す放電待機時間信号Tωが所定の基準時間tよりも
短いか否かを判断する(ステップ127)。ステップ1
27において、Tω<tであるときには、カウンタ40
bのカウント値n5がn5=n5+1にセットされる
(ステップ128)。ステップ128にてセットされた
カウント値n5は、比較器40cにおいて、前記カウン
ト基準値K5 と比較される(ステップ129)。ステッ
プ129において、n5>K5 であれば、比較器40c
から数値制御回路50に、論理レベル“H”のアークス
トップ信号が出力される。ステップ129において、n
5>K5 でなければ、ステップ130に移行する。数値
制御回路50から電極ジャンプ動作指令信号(論理レベ
ル“H”)が出力されていれば、カウンタ40bのカウ
ント値n5を0とし(ステップ132)、ステップ12
6に移行する。上記電極ジャンプ動作指令信号が出力さ
れていなければ、ステップ131に移行する(ステップ
130)。前述したタイマー信号が出力されたときに
は、ステップ132へ移行し、前述したタイマー信号が
出力されないときには、ステップ126に移行する。な
お、ステップ127において、Tω<tでないとき(即
ち、微小放電待機時間の方が設定された基準時間値tよ
りも長いときには、ステップ132に移行する。
放電電圧検出手段から出力された検出信号に基づき、前
駆現象判定手段が電極やワークに、連続的なアーク放電
発生の前駆現象である炭化物生成が行なわれたと判定し
たときに、電極とワークとにより画定される間隙におけ
る連続的なアーク放電の発生を回避すべく、給電手段に
よる給電を遮断することとしたので、炭化物生成の検知
精度の向上を図るとともに連続的なアーク放電の前駆現
象が検知されたときには、連続的なアーク放電が発生す
る前に速やかに放電加工作業を停止せしめるような制御
を行なうことによって、電極やワークが受ける損傷を最
低限に抑制することが可能で作業能率の良好な放電加工
装置を提供することができる。
な構成を示したブロック図。
ク図。
イミングチャート。
ロック図。
たタイミングチャート。
示したブロック図。
作を示したタイミングチャート。
示したブロック図。
作を示したタイミングチャート。
ト。
ート。
ート。
Claims (2)
- 【請求項1】電極とワークとの対向によって形成される
加工間隙に所望の間欠放電を生じさせるように、所定の
休止時間を有するゲート信号により電圧パルスを生成供
給する放電加工装置において、 所定の加工指令信号又は制御信号を出力すると共に、前
記電極をジャンプ動作させるジャンプ動作指令信号又は
タイマー信号を繰り返して出力し、さらに、アークスト
ップ信号が与えられたとき制御信号を出力する数値制御
装置(50)と、 前記数値制御装置(50)の制御により前記ゲート信号
を出力するパルス制御回路(60)と、 前記加工間隙の電圧を検出する電圧検出回路(6)と、 前記電圧検出回路(6)で検出した間隙電圧と所望に設
定したスパークレベルと前記ゲート信号(S1)とによ
り前記加工間隙に印加した当該電圧パルスが放電したか
否かを判別し、放電した電圧パルスの場合には放電開始
時からゲート信号が終了するまでの放電期間中放電状態
信号(S2)を出力する手段、前記放電期間中に検出し
た間隙電圧が所望に設定した低レベル基準電圧値以下の
とき低レベル電圧信号(S3)を出力する手段、前記放
電期間中に検出した間隙電圧が前記スパークレベルと前
記低レベル基準電圧値の間に所望に設定した高レベル基
準電圧値以上のとき高レベル電圧信号(S4)を出力す
る手段、及び前記電圧パルスの加工間隙への印加開始時
から放電開始時までの放電待機時間が所定値よりも短い
電圧パルスに対応して微小放電待機時間信号(S5)を
出力する手段を有する放電検出回路(10)と、 前記放電検出回路(10)から前記低レベル電圧信号
(S3)が出力する電圧パルスの数をカウントし、その
カウント値が所望に設定された前記電極ジャンプ信号ま
たはタイマー信号が繰り返し出力される間に所定の設定
値に達したときセット信号(SET)を出力するアーク
前駆現象検出回路(20)と、 前記アーク前駆現象検出回路(20)から前記セット信
号(SET)が出力されたとき前記放電検出回路(1
0)から前記高レベル電圧信号(S4)が出力する電圧
パルスの数をカウントし、そのカウント値が前記電極ジ
ャンプ信号またはタイマー信号が繰り返し出力される間
に所定の設定値に達したときアークストップ信号を出力
する第1の炭化物生成検出回路(30)と、 前記放電検出回路(10)から微小放電待機時間信号
(S5)が出力する電圧パルスの数をカウントし、その
カウント値が前記電極ジャンプ信号またはタイマー信号
が繰り返し出力される間に所定の設定値に達したときア
ークストップ信号を出力する第2の炭化物生成検出回路
(40)と、 前記第1及び第2の炭化物生成検出回路(30,40)
から出力される各アークストップ信号を前記数値制御装
置(50)に供給して前記パルス制御回路(60)を制
御する論理和回路(9)と、 を備えたことを特徴とする放電加工装置。 - 【請求項2】電極とワークとの対向によって形成される
加工間隙に所望の間欠放電を生じさせるように、所定の
休止時間を有するゲート信号により電圧パルスを生成供
給する放電加工装置において、 所定の加工指令信号又は制御信号を出力すると共に、前
記電極をジャンプ動作させるジャンプ動作指令信号又は
タイマー信号を繰り返して出力し、さらに、アークスト
ップ信号が与えられたとき制御信号を出力する数値制御
装置と、 前記数値制御装置の制御により前記ゲート信号を出力す
るパルス制御回路と、 前記加工間隙の電圧を検出する電圧検出回路と、 前記電圧検出回路で検出した間隙電圧と所望に設定した
スパークレベルと前記ゲート信号とにより前記加工間隙
に印加した当該電圧パルスが放電したか否かを判別し、
放電した電圧パルスの場合には放電開始時からゲート信
号が終了するまでの放電期間中放電状態信号を出力する
手段、前記放電期間中に検出した間隙電圧が所望に設定
した低レベル基準電圧値以下のとき前記放電状態信号に
より所定周波数の低レベルクロック信号を出力する手
段、前記放電期間中に検出した間隙電圧が前記スパーク
レベルと前記低レベル基準電圧値の間に所望に設定した
高レベル基準電圧値以上のとき前記放電状態信号により
前記所定周波数の高レベルクロック信号を出力する手
段、及び前記電圧パルスの加工間隙への印加開始時から
放電開始時までの放電待機時間が所定値よりも短い電圧
パルスに対応して前記放電状態信号により微小放電待機
時間信号を出力する手段を有する放電検出回路と、 前記放電検出回路から出力される前記低レベルクロック
信号のクロックをカウントし、そのカウント値が所定値
に到達する電圧パルスをカウントし、この電圧パルスの
カウント値が所望に設定された前記電極ジャンプ信号ま
たはタイマー信号が繰り返し出力される間に所定の設定
値に達したときセット信号を出力し、この設定値に到達
しないときカウント値をクリアするアーク前駆現象検出
回路と、 前記アーク前駆現象検出回路から前記セット信号が出力
されたとき前記放電検出回路から出力される前記高レベ
ルクロック信号のクロックをカウントし、そのカウント
値が所定値に到達する電圧パルスをカウントし、この電
圧パルスのカウント値が前記電極ジャンプ信号またはタ
イマー信号が繰り返し出力される間に所定の設定値に達
したときアークストップ信号を出力し、この設定値に到
達しないときカウント値をクリアする動作を繰り返す第
1の炭化物生成検出回路と、 前記放電検出回路から微小放電待機時間信号が出力する
電圧パルスの数をカウントし、そのカウント値が前記電
極ジャンプ信号またはタイマー信号が繰り返し出力され
る間に所定の設定値に達したときアークストップ信号を
出力し、この設定値に到達しないときカウント値をクリ
アする動作を繰り返す第2の炭化物生成検出回路と、 前記第1及び第2の炭化物生成検出回路から出力される
各アークストップ信号を前記数値制御装置に供給して前
記パルス制御回路を制御する論理和回路と、 を備えたことを特徴とする放電加工装置。
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