JP2939811B2 - ディジタルフィルタ - Google Patents
ディジタルフィルタInfo
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Description
本発明は、2次元のフィルタリング機能と2種類以上
の1次元のフィルタリング機能とを具えた非巡回型のデ
ィジタルフィルタに関するものである。
の1次元のフィルタリング機能とを具えた非巡回型のデ
ィジタルフィルタに関するものである。
ディジタルの画像データを高速で処理するディジタル
フィルタとして、非巡回型のディジタルフィルタが知ら
れている。ディジタルフィルタには、フィルタ演算領域
が1次元領域(多ライン×1タップ)である1次元ディ
ジタルフィルタと、フィルタ演算領域が2次元領域(多
ライン×多タップ)である2次元ディジタルフィルタと
がある。 フィルタ演算領域の各画素位置に対応して、フィルタ
演算時に乗ずべき係数が予め与えられている。対称型非
巡回型ディジタルフィルタにおいては、該係数はフィル
タ演算領域の中央位置に関して対称の画素位置には、同
じ値の係数が与えられる。 第2図に、5ライン×5タップのフィルタ演算領域の
係数対応表を示す。aないしfは係数値であり、中央位
置に対して対称な位置には同じ係数が与えられている。 第3図に5タップ×5ラインのフィルタ演算領域の画
像データの例を示すが、これらの画像データと第2図の
対応する係数が乗ぜられ(例えば、画像データI11には
aが乗ぜられ、I12にはbが乗ぜられ)、それらの乗算
結果が加算されてフィルタ出力とされる。 第5図に、対称非巡回型の従来の2次元ディジタルフ
ィルタの例を示す。第5図において、1は入力端子、11
ないし14はラインバッファ、15ないし19はラッチ、20,2
1は加算器、31ないし45はラッチ、51ないし56は加算
器、61ないし66はラッチ、67ないし72は乗算器、73は加
算器、74は出力端子、Lはラッチ部、Mは入力処理部、
N2は2次元フィルタ用加算部、Pは出力処理部である。 今、入力端子1より第3図の画像データが入力される
とする。第1ライン目の「I11,I12,I13,I14,I15」か
ら、ライン毎に順次入力される。1ライン分のデータは
各ラインバッファに一時蓄えられ、後のラインのデータ
が入力される毎に順送りされて行く。従って、第4ライ
ン目の画像データが入力された時には、ラインバッファ
11に第1ライン目の画像データ,ラインバッファ12に第
2ライン目の画像データ,ラインバッファ13に第3ライ
ン目の画像データ,ラインバッファ14に第4ライン目の
画像データが蓄えられている。 第5ライン目の画像データが入力端子1より入力され
る時、各ラインの画像データは一斉にラッチ15〜19に送
られる。その後、加算器20,21により、フィルタ演算領
域の対称ライン(即ち、対称位置にあるライン。具体的
には、第1ラインと第5ライン,第2ラインと第4ライ
ン。)の画像データが各タップ毎に加算されて、順次ラ
ッチ部Lに送られる。第3ラインは、これと対称位置に
あるラインがないので、各タップの値がそのままラッチ
部Lへ順次送られる。 ラッチ31〜45は、上記のようにして順次送られて来た
値をラッチする。ラッチ31〜45のブロック内に記したA
〜Fは、係数a〜fと乗ずべき画像データが格納されて
いることを示す。以後に出て来る他の図においても同様
である。 2次元フィルタ用加算部N2は、同じ係数と乗ずべき画
像データを予め加算してしまうためのものである。例え
ば、加算器51は、係数aと乗ずべき画像データを加算す
るものであり、Aと記してあるラッチ31,35の値を加算
するよう配線されている。 出力処理部Pは、2次元フィルタ用加算部N2での加算
結果を一時ラッチ61〜66に格納した後、乗算器67〜72で
対応する係数a〜fと乗ずる。それらの乗算結果を加算
器73で加算し、それをフィルタ出力として出力端子74へ
出す。 なお、ディジタルフィルタに関する従来の文献として
は、特願昭63−50101号,特願昭63−95345号がある。
フィルタとして、非巡回型のディジタルフィルタが知ら
れている。ディジタルフィルタには、フィルタ演算領域
が1次元領域(多ライン×1タップ)である1次元ディ
ジタルフィルタと、フィルタ演算領域が2次元領域(多
ライン×多タップ)である2次元ディジタルフィルタと
がある。 フィルタ演算領域の各画素位置に対応して、フィルタ
演算時に乗ずべき係数が予め与えられている。対称型非
巡回型ディジタルフィルタにおいては、該係数はフィル
タ演算領域の中央位置に関して対称の画素位置には、同
じ値の係数が与えられる。 第2図に、5ライン×5タップのフィルタ演算領域の
係数対応表を示す。aないしfは係数値であり、中央位
置に対して対称な位置には同じ係数が与えられている。 第3図に5タップ×5ラインのフィルタ演算領域の画
像データの例を示すが、これらの画像データと第2図の
対応する係数が乗ぜられ(例えば、画像データI11には
aが乗ぜられ、I12にはbが乗ぜられ)、それらの乗算
結果が加算されてフィルタ出力とされる。 第5図に、対称非巡回型の従来の2次元ディジタルフ
ィルタの例を示す。第5図において、1は入力端子、11
ないし14はラインバッファ、15ないし19はラッチ、20,2
1は加算器、31ないし45はラッチ、51ないし56は加算
器、61ないし66はラッチ、67ないし72は乗算器、73は加
算器、74は出力端子、Lはラッチ部、Mは入力処理部、
N2は2次元フィルタ用加算部、Pは出力処理部である。 今、入力端子1より第3図の画像データが入力される
とする。第1ライン目の「I11,I12,I13,I14,I15」か
ら、ライン毎に順次入力される。1ライン分のデータは
各ラインバッファに一時蓄えられ、後のラインのデータ
が入力される毎に順送りされて行く。従って、第4ライ
ン目の画像データが入力された時には、ラインバッファ
11に第1ライン目の画像データ,ラインバッファ12に第
2ライン目の画像データ,ラインバッファ13に第3ライ
ン目の画像データ,ラインバッファ14に第4ライン目の
画像データが蓄えられている。 第5ライン目の画像データが入力端子1より入力され
る時、各ラインの画像データは一斉にラッチ15〜19に送
られる。その後、加算器20,21により、フィルタ演算領
域の対称ライン(即ち、対称位置にあるライン。具体的
には、第1ラインと第5ライン,第2ラインと第4ライ
ン。)の画像データが各タップ毎に加算されて、順次ラ
ッチ部Lに送られる。第3ラインは、これと対称位置に
あるラインがないので、各タップの値がそのままラッチ
部Lへ順次送られる。 ラッチ31〜45は、上記のようにして順次送られて来た
値をラッチする。ラッチ31〜45のブロック内に記したA
〜Fは、係数a〜fと乗ずべき画像データが格納されて
いることを示す。以後に出て来る他の図においても同様
である。 2次元フィルタ用加算部N2は、同じ係数と乗ずべき画
像データを予め加算してしまうためのものである。例え
ば、加算器51は、係数aと乗ずべき画像データを加算す
るものであり、Aと記してあるラッチ31,35の値を加算
するよう配線されている。 出力処理部Pは、2次元フィルタ用加算部N2での加算
結果を一時ラッチ61〜66に格納した後、乗算器67〜72で
対応する係数a〜fと乗ずる。それらの乗算結果を加算
器73で加算し、それをフィルタ出力として出力端子74へ
出す。 なお、ディジタルフィルタに関する従来の文献として
は、特願昭63−50101号,特願昭63−95345号がある。
(問題点) 2次元のディジタルフィルタを、フィルタ演算領域の
異なる種々の1次元ディジタルフィルタとしても使用で
きるようにしたいという要望があるが、前記した従来の
ディジタルフィルタでは、1種類の1次元ディジタルフ
ィルタとしてしか使用出来ないという問題点があった。 (問題点の説明) 第5図の従来の2次元ディジタルフィルタは、1種類
の1次元ディジタルフィルタとしては使用することが出
来る。先ず、それを説明する。 第5図の入力として、第3図に示すような5×5の領
域の画像データを入力するに際し、2〜5ラインの画像
データは全てゼロとして入力する。すると、事実上、1
ライン×5タップの画像データ「I11,I12,I13,I14,
I15」に対し、第2図の1ライン目の係数「a,b,c,b,a」
が乗ぜられ、乗算結果が加算されてフィルタ出力とされ
るという1次元ディジタルフィルタの機能を果たす。 しかし、タップ数が上記とは異なるフィルタ演算領域
(例えば、1ライン×11タップ)を有する1次元ディジ
タルフィルタとして使いたいという要望があった場合、
その要望に応えることは出来ない。つまり、2次元ディ
ジタルフィルタと同じタップ数の1次元ディジタルフィ
ルタとしては使用出来るが、それと異なるタップ数の1
次元ディジタルフィルタとしては使用することが出来な
かった。 本発明は、以上のような問題点を解決することを課題
とするものである。
異なる種々の1次元ディジタルフィルタとしても使用で
きるようにしたいという要望があるが、前記した従来の
ディジタルフィルタでは、1種類の1次元ディジタルフ
ィルタとしてしか使用出来ないという問題点があった。 (問題点の説明) 第5図の従来の2次元ディジタルフィルタは、1種類
の1次元ディジタルフィルタとしては使用することが出
来る。先ず、それを説明する。 第5図の入力として、第3図に示すような5×5の領
域の画像データを入力するに際し、2〜5ラインの画像
データは全てゼロとして入力する。すると、事実上、1
ライン×5タップの画像データ「I11,I12,I13,I14,
I15」に対し、第2図の1ライン目の係数「a,b,c,b,a」
が乗ぜられ、乗算結果が加算されてフィルタ出力とされ
るという1次元ディジタルフィルタの機能を果たす。 しかし、タップ数が上記とは異なるフィルタ演算領域
(例えば、1ライン×11タップ)を有する1次元ディジ
タルフィルタとして使いたいという要望があった場合、
その要望に応えることは出来ない。つまり、2次元ディ
ジタルフィルタと同じタップ数の1次元ディジタルフィ
ルタとしては使用出来るが、それと異なるタップ数の1
次元ディジタルフィルタとしては使用することが出来な
かった。 本発明は、以上のような問題点を解決することを課題
とするものである。
前記課題を解決するため、本発明のディジタルフィル
タでは、2次元ディジタルフィルタのタップ数とは異な
るタップ数のフィルタ演算領域を有する1次元ディジタ
ルフィルタとしても使用することが出来るようにするた
め、次のような手段を講じた。 即ち、本発明のディジタルフィルタでは、2次元フィ
ルタ演算領域の対称ラインの画像データをタップ毎にラ
ッチする複数個のラッチから成る2次元フィルタ用ラッ
チ部と、セレクト信号で動作する第1のマルチプレクサ
と、この第1のマルチプレクサの作用により前記ラッチ
の全てを直列に接続して成る1次元フィルタ用ラッチ部
と、前記2次元フィルタ用ラッチ部からの出力を加算す
る2次元フィルタ用加算部と、前記1次元フィルタ用ラ
ッチ部からの出力を加算する1次元フィルタ用加算部
と、セレクト信号により動作し前記2次元フィルタ用ラ
ッチ部からの出力か前記1次元フィルタ用ラッチ部から
の出力かを選択する第2のマルチプレクサと、該第2の
マルチプレクサによって選択された出力にフィルタ演算
用の係数を乗じたのち加算する出力処理部とを具え、前
記セレクト信号により1次元ディジタルフィルタまたは
2次元ディジタルフィルタとして切り換え使用し得るよ
うにすることとした。
タでは、2次元ディジタルフィルタのタップ数とは異な
るタップ数のフィルタ演算領域を有する1次元ディジタ
ルフィルタとしても使用することが出来るようにするた
め、次のような手段を講じた。 即ち、本発明のディジタルフィルタでは、2次元フィ
ルタ演算領域の対称ラインの画像データをタップ毎にラ
ッチする複数個のラッチから成る2次元フィルタ用ラッ
チ部と、セレクト信号で動作する第1のマルチプレクサ
と、この第1のマルチプレクサの作用により前記ラッチ
の全てを直列に接続して成る1次元フィルタ用ラッチ部
と、前記2次元フィルタ用ラッチ部からの出力を加算す
る2次元フィルタ用加算部と、前記1次元フィルタ用ラ
ッチ部からの出力を加算する1次元フィルタ用加算部
と、セレクト信号により動作し前記2次元フィルタ用ラ
ッチ部からの出力か前記1次元フィルタ用ラッチ部から
の出力かを選択する第2のマルチプレクサと、該第2の
マルチプレクサによって選択された出力にフィルタ演算
用の係数を乗じたのち加算する出力処理部とを具え、前
記セレクト信号により1次元ディジタルフィルタまたは
2次元ディジタルフィルタとして切り換え使用し得るよ
うにすることとした。
前記のような構成とされたディジタルフィルタにおい
ては、セレクト信号によって、第1のマルチプレクサに
2次元フィルタ用ラッチ部を選択させ、第2のマルチプ
レクサに2次元フィルタ用加算部を選択させると、2次
元ディジタルフィルタとして使用することが可能であ
る。 また、セレクト信号によって、第1のマルチプレクサ
に1次元フィルタ用ラッチ部を選択させ、第2のマルチ
プレクサに1次元フィルタ用ラッチ部を選択させると、
1次元ディジタルフィルタとして使用することが可能で
ある。 1次元フィルタ用ラッチ部および1次元フィルタ用加
算部を、それぞれ複数個設け、それらの対応するもの同
士を第1,第2のマルチプレクサに選択するようにさせれ
ば、使用し得る1次元ディジタルフィルタを、フィルタ
演算領域が異なる複数種類とすることも可能となる。
ては、セレクト信号によって、第1のマルチプレクサに
2次元フィルタ用ラッチ部を選択させ、第2のマルチプ
レクサに2次元フィルタ用加算部を選択させると、2次
元ディジタルフィルタとして使用することが可能であ
る。 また、セレクト信号によって、第1のマルチプレクサ
に1次元フィルタ用ラッチ部を選択させ、第2のマルチ
プレクサに1次元フィルタ用ラッチ部を選択させると、
1次元ディジタルフィルタとして使用することが可能で
ある。 1次元フィルタ用ラッチ部および1次元フィルタ用加
算部を、それぞれ複数個設け、それらの対応するもの同
士を第1,第2のマルチプレクサに選択するようにさせれ
ば、使用し得る1次元ディジタルフィルタを、フィルタ
演算領域が異なる複数種類とすることも可能となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第1図に、本発明にかかわるディジタルフィルタのブ
ロック構成図を示す。符号は、第5図に対応している。
そして、MPXはマルチプレクサ、L1は1次元フィルタ用
ラッチ部、L2は2次元フィルタ用ラッチ部、N1は1次元
フィルタ用加算部、100はセレクト信号端子である。 セレクト信号端子100への信号によりマルチプレクサM
PXを切り換え、1次元ディジタルフィルタとしたい場合
には、1次元フィルタ用ラッチ部L1,1次元フィルタ用加
算部N1を選ぶ。2次元ディジタルフィルタとしたい場合
には、2次元フィルタ用ラッチ部L2,2次元フィルタ用加
算部N2を選ぶ。 第1図では、1次元フィルタ用ラッチ部L1,1次元フィ
ルタ用加算部N1を1個しか描いてないが、使用できる1
次元ディジタルフィルタの種類を複数としたい場合に
は、それぞれの種類に対応したラッチ部,加算部が設け
られ、マルチプレクサMPXにより切り換えて用いられ
る。 〔第1の実施例〕 第6図に、本発明の第1の実施例にかかわるディジタ
ルフィルタの詳細図を示す。これは、5×5の2次元デ
ィジタルフィルタを、1×11の1次元ディジタルフィル
タとしても使用できるようにしたものである。 符号は、第1図,第5図のものに対応している。そし
て、46,47はマルチプレクサ、81ないし85は加算器、91
ないし96はマルチプレクサ、Q1ないしQ6は1次元フィル
タ用加算部N1の加算出力である。 第10図に、1ライン×11タップのフィルタ演算領域の
係数対応表を示す。係数値は、中央に対して左右対称と
なるように与えられている。 第6図のラッチ31〜45のブロック中には、上下の2段
に分けてA〜Fの文字が記してあるが、これは、それぞ
れ係数a〜fを乗ずべき画像データが格納されるラッチ
であることを示している。上段は、5×5の2次元ディ
ジタルフィルタの場合、下段は1×11の1次元ディジタ
ルフィルタの場合を示している。 (1)2次元ディジタルフィルタとして用いる場合 セレクト信号端子100に、このディジタルフィルタを
2次元ディジタルフィルタとして用いる旨の信号(例え
ば、「1」の信号)が入力されると、マルチプレクサ46
は加算器21からの出力を通過させ、マルチプレクサ47は
ラッチ17からの出力を通過させるよう動作する。また、
マルチプレクサ91〜96は、加算器51〜56からの出力を通
過させるよう動作する。 このように動作した時の構成は第5図の構成と同じと
なり、フィルタリング動作も同じとなるので、その説明
は省略する。 (2)1次元ディジタルフィルタとして用いる場合 セレクト信号端子100に1次元ディジタルフィルタと
して用いる旨の信号(例えば、「0」の信号)が入力さ
れると、マルチプレクサ46はラッチ35の出力を通過さ
せ、マルチプレクサ47はラッチ40の出力を通過させるよ
う動作する。また、マルチプレクサ91〜96は、1次元フ
ィルタ用加算部N1の加算出力Q1〜Q6を通過させるよう動
作する。 入力端子1より入力された先頭の1タップ分の画像デ
ータが、後続するタップの画像データが入力される度に
順送りされ、ラッチ31→32→33→34→35→(マルチプレ
クサ46)→ラッチ36→37→38→39→40→(マルチプレク
サ47)→ラッチ41まで進んで来た時、丁度11タップ分の
画像データが入力されたことになる。 次に、それらの画像データを用いて1次元フィルタ用
加算部N1で加算が行われる。第4図は、1ライン×11タ
ップのフィルタ演算領域を持つ1次元フィルタにおける
加算の仕方を説明する図である。AとAとが加算器81で
加算されQ1が得られ、BとBとが加算器82で加算されQ2
が得られる。同様にしてQ3〜Q5が得られる。Fは1個で
あるからそのまま出力され、Q6とされる。こうして、1
次元フィルタ用加算部N1の加算出力Q1〜Q6が得られる。 なお、加算は2次元フィルタ用加算部N2でも行われる
が、その加算出力は、1次元ディジタルフィルタとして
用いる場合、マルチプレクサ91〜96を通過し得ないよう
にされているから、採用されない。 通過させられるのは、1次元フィルタ用加算部N1の加
算出力Q1〜Q6の方であり、これが出力処理部Pで処理さ
れる。かくして、出力端子74には、1次元ディジタルフ
ィルタの出力が得られることになる。 なお、従来技術の項で述べたように、第6図のディジ
タルフィルタを、1×5の1次元ディジタルフィルタと
して用いることは可能である。 〔第2の実施例〕 第7図に、本発明の第2の実施例にかかわるディジタ
ルフィルタの詳細図を示す。これは、5×5の2次元デ
ィジタルフィルタを、1×7,1×9,1×11の3種類の1次
元ディジタルフィルタとしても使用できるようにしたも
のである。 符号は、第6図のものに対応している。そして、101
はアンド回路、310ないし450はラッチ出力端子である。
R1ないしR6は2次元フィルタ用加算部N2の加算出力であ
る。○の中に+が記されている記号は、加算器を表して
いる。 第8図に1ライン×7タップのフィルタ演算領域の係
数対応表を示し、第9図に1ライン×9タップのフィル
タ演算領域の係数対応表を示す。1ライン×11タップの
フィルタ演算領域の係数対応表は、第10図に示されてい
る。係数値は、全て中央に対して左右対称となるように
与えられている。 第7図のラッチ31〜45のブロック中には、上中下の3
段に分けてA〜Fの文字が記してあるが、これらは、そ
れぞれ係数a〜fを乗ずべき画像データが格納されるラ
ッチであることを示している。上段は1×7の1次元デ
ィジタルフィルタの場合、中段は1×9の1次元ディジ
タルフィルタの場合、下段は1×11の1次元ディジタル
フィルタの場合を示している。 セレクト信号端子100へは2ビットの信号が入力さ
れ、2次元ディジタルフィルタとして使用するか、1×
7,1×9,1×11の何れの1次元ディジタルフィルタとして
使用するかの区別をする(2ビットで4種類の区別)。 (1)2次元ディジタルフィルタとして用いる場合 セレクト信号端子100へは(1,1)の信号が入力され
る。この時、マルチプレクサ46,マルチプレクサ47は、
入力処理部Mからの出力を通過させるよう動作する。ま
た、マルチプレクサ91〜96は、2次元フィルタ用加算部
N2からの出力R1〜R6を通過させる。2次元フィルタ用加
算部N2の詳細な構成は、第6図のものと同じである。 フィルタ動作は、第5図の場合と同様であるので、説
明は省略する。 (2)1×7の1次元ディジタルフィルタとして用いる
場合 セレクト信号端子100へ、(1,1)以外の信号例えば、
(0,0)の信号を入力する。この時、マルチプレクサ46,
47は、入力処理部Mの出力は通過させず、ラッチ35,40
の出力を通過させるよう動作する。また、マルチプレク
サ91〜96は、ラッチ31〜37までの7タップ分の画像デー
タの内、対応する画像データ(A同士,B同士等)を加算
する加算器の出力(マルチプレクサ91〜96に入っている
入力の内、最左端のもの)を通過させるよう動作する。 従って、出力端子74からは、1×7の1次元ディジタ
ルフィルタ出力が得られる。 (3)1×9の1次元ディジタルフィルタとして用いる
場合 セレクト信号端子100へ、(1,1)以外の信号例えば、
(0,1)の信号を入力する。この時、マルチプレクサ46,
47は、入力処理部Mの出力は通過させず、ラッチ35,40
の出力を通過させるよう動作する。また、マルチプレク
サ91〜96は、ラッチ31〜39までの9タップ分の画像デー
タの内、対応する画像データ(A同士,B同士等)を加算
する加算器の出力(マルチプレクサ91〜96に入っている
入力の内、左から2番目のもの)を通過させるよう動作
する。 従って、出力端子74からは、1×9の1次元ディジタ
ルフィルタ出力が得られる。 (4)1×11の1次元ディジタルフィルタとして用いる
場合 セレクト信号端子100へ、(1,1)以外の信号例えば、
(1,0)の信号を入力する。この時、マルチプレクサ46,
47は、入力処理部Mの出力は通過させず、ラッチ35,40
の出力を通過させるよう動作する。また、マルチプレク
サ91〜96は、ラッチ31〜41までの11タップ分の画像デー
タの内、対応する画像データ(A同士,B同士等)を加算
する加算器の出力(マルチプレクサ91〜96に入っている
入力の内、左から3番目のもの)を通過させるよう動作
する。 従って、出力端子74からは、1×11の1次元ディジタ
ルフィルタ出力が得られる。 なお、従来技術の項で述べたように、第7図のディジ
タルフィルタを、1×5の1次元ディジタルフィルタと
して用いることは可能である。 なお、以上の例では、2次元ディジタルフィルタのフ
ィルタ演算領域としては、5ライン×5タップのものを
示したが、これに限られるものではなく、7×7のもの
等でもよい。 また、2次元ディジタルフィルタのフィルタ演算領域
をN×Nとした場合、最高タップ数N×Nまでの1次元
ディジタルフィルタを構成することが出来る。
る。 第1図に、本発明にかかわるディジタルフィルタのブ
ロック構成図を示す。符号は、第5図に対応している。
そして、MPXはマルチプレクサ、L1は1次元フィルタ用
ラッチ部、L2は2次元フィルタ用ラッチ部、N1は1次元
フィルタ用加算部、100はセレクト信号端子である。 セレクト信号端子100への信号によりマルチプレクサM
PXを切り換え、1次元ディジタルフィルタとしたい場合
には、1次元フィルタ用ラッチ部L1,1次元フィルタ用加
算部N1を選ぶ。2次元ディジタルフィルタとしたい場合
には、2次元フィルタ用ラッチ部L2,2次元フィルタ用加
算部N2を選ぶ。 第1図では、1次元フィルタ用ラッチ部L1,1次元フィ
ルタ用加算部N1を1個しか描いてないが、使用できる1
次元ディジタルフィルタの種類を複数としたい場合に
は、それぞれの種類に対応したラッチ部,加算部が設け
られ、マルチプレクサMPXにより切り換えて用いられ
る。 〔第1の実施例〕 第6図に、本発明の第1の実施例にかかわるディジタ
ルフィルタの詳細図を示す。これは、5×5の2次元デ
ィジタルフィルタを、1×11の1次元ディジタルフィル
タとしても使用できるようにしたものである。 符号は、第1図,第5図のものに対応している。そし
て、46,47はマルチプレクサ、81ないし85は加算器、91
ないし96はマルチプレクサ、Q1ないしQ6は1次元フィル
タ用加算部N1の加算出力である。 第10図に、1ライン×11タップのフィルタ演算領域の
係数対応表を示す。係数値は、中央に対して左右対称と
なるように与えられている。 第6図のラッチ31〜45のブロック中には、上下の2段
に分けてA〜Fの文字が記してあるが、これは、それぞ
れ係数a〜fを乗ずべき画像データが格納されるラッチ
であることを示している。上段は、5×5の2次元ディ
ジタルフィルタの場合、下段は1×11の1次元ディジタ
ルフィルタの場合を示している。 (1)2次元ディジタルフィルタとして用いる場合 セレクト信号端子100に、このディジタルフィルタを
2次元ディジタルフィルタとして用いる旨の信号(例え
ば、「1」の信号)が入力されると、マルチプレクサ46
は加算器21からの出力を通過させ、マルチプレクサ47は
ラッチ17からの出力を通過させるよう動作する。また、
マルチプレクサ91〜96は、加算器51〜56からの出力を通
過させるよう動作する。 このように動作した時の構成は第5図の構成と同じと
なり、フィルタリング動作も同じとなるので、その説明
は省略する。 (2)1次元ディジタルフィルタとして用いる場合 セレクト信号端子100に1次元ディジタルフィルタと
して用いる旨の信号(例えば、「0」の信号)が入力さ
れると、マルチプレクサ46はラッチ35の出力を通過さ
せ、マルチプレクサ47はラッチ40の出力を通過させるよ
う動作する。また、マルチプレクサ91〜96は、1次元フ
ィルタ用加算部N1の加算出力Q1〜Q6を通過させるよう動
作する。 入力端子1より入力された先頭の1タップ分の画像デ
ータが、後続するタップの画像データが入力される度に
順送りされ、ラッチ31→32→33→34→35→(マルチプレ
クサ46)→ラッチ36→37→38→39→40→(マルチプレク
サ47)→ラッチ41まで進んで来た時、丁度11タップ分の
画像データが入力されたことになる。 次に、それらの画像データを用いて1次元フィルタ用
加算部N1で加算が行われる。第4図は、1ライン×11タ
ップのフィルタ演算領域を持つ1次元フィルタにおける
加算の仕方を説明する図である。AとAとが加算器81で
加算されQ1が得られ、BとBとが加算器82で加算されQ2
が得られる。同様にしてQ3〜Q5が得られる。Fは1個で
あるからそのまま出力され、Q6とされる。こうして、1
次元フィルタ用加算部N1の加算出力Q1〜Q6が得られる。 なお、加算は2次元フィルタ用加算部N2でも行われる
が、その加算出力は、1次元ディジタルフィルタとして
用いる場合、マルチプレクサ91〜96を通過し得ないよう
にされているから、採用されない。 通過させられるのは、1次元フィルタ用加算部N1の加
算出力Q1〜Q6の方であり、これが出力処理部Pで処理さ
れる。かくして、出力端子74には、1次元ディジタルフ
ィルタの出力が得られることになる。 なお、従来技術の項で述べたように、第6図のディジ
タルフィルタを、1×5の1次元ディジタルフィルタと
して用いることは可能である。 〔第2の実施例〕 第7図に、本発明の第2の実施例にかかわるディジタ
ルフィルタの詳細図を示す。これは、5×5の2次元デ
ィジタルフィルタを、1×7,1×9,1×11の3種類の1次
元ディジタルフィルタとしても使用できるようにしたも
のである。 符号は、第6図のものに対応している。そして、101
はアンド回路、310ないし450はラッチ出力端子である。
R1ないしR6は2次元フィルタ用加算部N2の加算出力であ
る。○の中に+が記されている記号は、加算器を表して
いる。 第8図に1ライン×7タップのフィルタ演算領域の係
数対応表を示し、第9図に1ライン×9タップのフィル
タ演算領域の係数対応表を示す。1ライン×11タップの
フィルタ演算領域の係数対応表は、第10図に示されてい
る。係数値は、全て中央に対して左右対称となるように
与えられている。 第7図のラッチ31〜45のブロック中には、上中下の3
段に分けてA〜Fの文字が記してあるが、これらは、そ
れぞれ係数a〜fを乗ずべき画像データが格納されるラ
ッチであることを示している。上段は1×7の1次元デ
ィジタルフィルタの場合、中段は1×9の1次元ディジ
タルフィルタの場合、下段は1×11の1次元ディジタル
フィルタの場合を示している。 セレクト信号端子100へは2ビットの信号が入力さ
れ、2次元ディジタルフィルタとして使用するか、1×
7,1×9,1×11の何れの1次元ディジタルフィルタとして
使用するかの区別をする(2ビットで4種類の区別)。 (1)2次元ディジタルフィルタとして用いる場合 セレクト信号端子100へは(1,1)の信号が入力され
る。この時、マルチプレクサ46,マルチプレクサ47は、
入力処理部Mからの出力を通過させるよう動作する。ま
た、マルチプレクサ91〜96は、2次元フィルタ用加算部
N2からの出力R1〜R6を通過させる。2次元フィルタ用加
算部N2の詳細な構成は、第6図のものと同じである。 フィルタ動作は、第5図の場合と同様であるので、説
明は省略する。 (2)1×7の1次元ディジタルフィルタとして用いる
場合 セレクト信号端子100へ、(1,1)以外の信号例えば、
(0,0)の信号を入力する。この時、マルチプレクサ46,
47は、入力処理部Mの出力は通過させず、ラッチ35,40
の出力を通過させるよう動作する。また、マルチプレク
サ91〜96は、ラッチ31〜37までの7タップ分の画像デー
タの内、対応する画像データ(A同士,B同士等)を加算
する加算器の出力(マルチプレクサ91〜96に入っている
入力の内、最左端のもの)を通過させるよう動作する。 従って、出力端子74からは、1×7の1次元ディジタ
ルフィルタ出力が得られる。 (3)1×9の1次元ディジタルフィルタとして用いる
場合 セレクト信号端子100へ、(1,1)以外の信号例えば、
(0,1)の信号を入力する。この時、マルチプレクサ46,
47は、入力処理部Mの出力は通過させず、ラッチ35,40
の出力を通過させるよう動作する。また、マルチプレク
サ91〜96は、ラッチ31〜39までの9タップ分の画像デー
タの内、対応する画像データ(A同士,B同士等)を加算
する加算器の出力(マルチプレクサ91〜96に入っている
入力の内、左から2番目のもの)を通過させるよう動作
する。 従って、出力端子74からは、1×9の1次元ディジタ
ルフィルタ出力が得られる。 (4)1×11の1次元ディジタルフィルタとして用いる
場合 セレクト信号端子100へ、(1,1)以外の信号例えば、
(1,0)の信号を入力する。この時、マルチプレクサ46,
47は、入力処理部Mの出力は通過させず、ラッチ35,40
の出力を通過させるよう動作する。また、マルチプレク
サ91〜96は、ラッチ31〜41までの11タップ分の画像デー
タの内、対応する画像データ(A同士,B同士等)を加算
する加算器の出力(マルチプレクサ91〜96に入っている
入力の内、左から3番目のもの)を通過させるよう動作
する。 従って、出力端子74からは、1×11の1次元ディジタ
ルフィルタ出力が得られる。 なお、従来技術の項で述べたように、第7図のディジ
タルフィルタを、1×5の1次元ディジタルフィルタと
して用いることは可能である。 なお、以上の例では、2次元ディジタルフィルタのフ
ィルタ演算領域としては、5ライン×5タップのものを
示したが、これに限られるものではなく、7×7のもの
等でもよい。 また、2次元ディジタルフィルタのフィルタ演算領域
をN×Nとした場合、最高タップ数N×Nまでの1次元
ディジタルフィルタを構成することが出来る。
以上述べた如く、本発明によれば、1つのディジタル
フィルタを、2次元ディジタルフィルタとしても使用す
ることが出来ると共に、種々のタップ数の1次元ディジ
タルフィルタとしても使用することが出来るようにな
り、汎用性を向上させることが出来る。 従って、本発明のディジタルフィルタをLSIの1つの
チップとして製作した場合、そのチップは、例えば、通
信装置で必要とされる1次元の帯域フィルタとか1次元
の低域フィルタとして使用することも出来るし、ディジ
タル複写機等の画像処理で必要とされる2次元ディジタ
ルフィルタとしても使用することも出来る。
フィルタを、2次元ディジタルフィルタとしても使用す
ることが出来ると共に、種々のタップ数の1次元ディジ
タルフィルタとしても使用することが出来るようにな
り、汎用性を向上させることが出来る。 従って、本発明のディジタルフィルタをLSIの1つの
チップとして製作した場合、そのチップは、例えば、通
信装置で必要とされる1次元の帯域フィルタとか1次元
の低域フィルタとして使用することも出来るし、ディジ
タル複写機等の画像処理で必要とされる2次元ディジタ
ルフィルタとしても使用することも出来る。
第1図…本発明にかかわるディジタルフィルタのブロッ
ク構成図 第2図…5ライン×5タップのフィルタ演算領域の係数
対応表 第3図…5ライン×5タップのフィルタ演算領域の画像
データ 第4図…1ライン×11タップのフィルタ演算領域を持つ
1次元フィルタにおける加算の仕方を説明する図 第5図…従来の2次元ディジタルフィルタ 第6図…本発明の第1の実施例にかかわるディジタルフ
ィルタの詳細図 第7図…本発明の第2の実施例にかかわるディジタルフ
ィルタの詳細図 第8図…1ライン×7タップのフィルタ演算領域の係数
対応表 第9図…1ライン×9タップのフィルタ演算領域の係数
対応表 第10図…1ライン×11タップのフィルタ演算領域の係数
対応表 図において、1は入力端子、11ないし14はラインバッフ
ァ、15ないし19はラッチ、20,21は加算器、31ないし45
はラッチ、46,47はマルチプレクサ、51ないし56は加算
器、61ないし66はラッチ、67ないし72は乗算器、73は加
算器、74は出力端子、81ないし85は加算器、91ないし96
はマルチプレクサ、100はセレクト信号端子、101はアン
ド回路、310ないし450はラッチ出力端子、Lはラッチ
部、L1は1次元フィルタ用ラッチ部、L2は2次元フィル
タ用ラッチ部、Mは入力処理部、N1は1次元フィルタ用
加算部、N2は2次元フィルタ用加算部、Pは出力処理
部、Q1ないしQ6は1次元フィルタ用加算部N1の加算出
力、R1ないしR6は2次元フィルタ用加算部N2の加算出力
である。
ク構成図 第2図…5ライン×5タップのフィルタ演算領域の係数
対応表 第3図…5ライン×5タップのフィルタ演算領域の画像
データ 第4図…1ライン×11タップのフィルタ演算領域を持つ
1次元フィルタにおける加算の仕方を説明する図 第5図…従来の2次元ディジタルフィルタ 第6図…本発明の第1の実施例にかかわるディジタルフ
ィルタの詳細図 第7図…本発明の第2の実施例にかかわるディジタルフ
ィルタの詳細図 第8図…1ライン×7タップのフィルタ演算領域の係数
対応表 第9図…1ライン×9タップのフィルタ演算領域の係数
対応表 第10図…1ライン×11タップのフィルタ演算領域の係数
対応表 図において、1は入力端子、11ないし14はラインバッフ
ァ、15ないし19はラッチ、20,21は加算器、31ないし45
はラッチ、46,47はマルチプレクサ、51ないし56は加算
器、61ないし66はラッチ、67ないし72は乗算器、73は加
算器、74は出力端子、81ないし85は加算器、91ないし96
はマルチプレクサ、100はセレクト信号端子、101はアン
ド回路、310ないし450はラッチ出力端子、Lはラッチ
部、L1は1次元フィルタ用ラッチ部、L2は2次元フィル
タ用ラッチ部、Mは入力処理部、N1は1次元フィルタ用
加算部、N2は2次元フィルタ用加算部、Pは出力処理
部、Q1ないしQ6は1次元フィルタ用加算部N1の加算出
力、R1ないしR6は2次元フィルタ用加算部N2の加算出力
である。
Claims (1)
- 【請求項1】2次元フィルタ演算領域の対称ラインの画
像データをタップ毎にラッチする複数個のラッチから成
る2次元フィルタ用ラッチ部と、セレクト信号で動作す
る第1のマルチプレクサと、この第1のマルチプレクサ
の作用により前記ラッチの全てを直列に接続して成る1
次元フィルタ用ラッチ部と、前記2次元フィルタ用ラッ
チ部からの出力を加算する2次元フィルタ用加算部と、
前記1次元フィルタ用ラッチ部からの出力を加算する1
次元フィルタ用加算部と、セレクト信号により動作し前
記2次元フィルタ用ラッチ部からの出力か前記1次元フ
ィルタ用ラッチ部からの出力かを選択する第2のマルチ
プレクサと、該第2のマルチプレクサによって選択され
た出力にフィルタ演算用の係数を乗じたのち加算する出
力処理部とを具え、前記セレクト信号により1次元ディ
ジタルフィルタまたは2次元ディジタルフィルタとして
切り換え使用し得るようにしたことを特徴とするディジ
タルフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21436689A JP2939811B2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | ディジタルフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21436689A JP2939811B2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | ディジタルフィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0377419A JPH0377419A (ja) | 1991-04-03 |
JP2939811B2 true JP2939811B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=16654598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21436689A Expired - Lifetime JP2939811B2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | ディジタルフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2939811B2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-21 JP JP21436689A patent/JP2939811B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0377419A (ja) | 1991-04-03 |
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