JP2937539B2 - 塩弗化アルカンの精製方法 - Google Patents
塩弗化アルカンの精製方法Info
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塩弗化アルカン中に微
量に含まれる塩弗化アルケンを分解し、高純度の塩弗化
アルカンを得るのに好適な方法に関する。
量に含まれる塩弗化アルケンを分解し、高純度の塩弗化
アルカンを得るのに好適な方法に関する。
【0002】
【従来の技術】塩弗化アルケンは、クロロフルオロカー
ボン、例えばトリクロロフルオロメタン又はジクロロフ
ルオロメタンの代替品と考えられている塩弗化アルカ
ン、例えば2,2-ジクロロ-1,1,1−トリフルオロエタン又
は1,1,1,2-テトラフルオロエタンの製造過程において副
生物として形成される。これら副生物の幾つかは潜在的
に毒性があり且つ腐食性を有するため、比較的少量存在
しても好ましくなく、塩弗化アルカンから塩弗化アルケ
ンを除去することが必要になる。しかし塩弗化アルケン
の沸点は製品となる塩弗化アルカンの沸点と非常に近い
ので、通常の分別蒸留方法では十分に低いレベルまで簡
単に除去できない。
ボン、例えばトリクロロフルオロメタン又はジクロロフ
ルオロメタンの代替品と考えられている塩弗化アルカ
ン、例えば2,2-ジクロロ-1,1,1−トリフルオロエタン又
は1,1,1,2-テトラフルオロエタンの製造過程において副
生物として形成される。これら副生物の幾つかは潜在的
に毒性があり且つ腐食性を有するため、比較的少量存在
しても好ましくなく、塩弗化アルカンから塩弗化アルケ
ンを除去することが必要になる。しかし塩弗化アルケン
の沸点は製品となる塩弗化アルカンの沸点と非常に近い
ので、通常の分別蒸留方法では十分に低いレベルまで簡
単に除去できない。
【0003】従来このような塩弗化アルカン中の塩弗化
アルケンの除去には、酸化分解法として、過マンガン酸
アルカリ金属塩の水溶液と接触させる方法(特開平2-28
2338号, 米国特許第 4129603号)が示されているが、多
量の過マンガン酸アルカリ金属塩が必要となるばかり
か、廃液処理も問題となる。また吸着法として活性炭で
吸着させ除去する方法(特開平2-268124号)も示されて
いるが、除去すべき塩弗化アルケンの濃度の影響を受け
やすいばかりでなく、除去量に対し大量の活性炭が必要
とされるか、活性炭床の頻繁な再生が必要とされる。さ
らに、水素化法として白金族の触媒の存在下で水素と反
応させる方法(特開平2-273634号)が示されているが、
水素化に伴う多数の副生物が発生し、また用いる触媒の
価格も高価である。
アルケンの除去には、酸化分解法として、過マンガン酸
アルカリ金属塩の水溶液と接触させる方法(特開平2-28
2338号, 米国特許第 4129603号)が示されているが、多
量の過マンガン酸アルカリ金属塩が必要となるばかり
か、廃液処理も問題となる。また吸着法として活性炭で
吸着させ除去する方法(特開平2-268124号)も示されて
いるが、除去すべき塩弗化アルケンの濃度の影響を受け
やすいばかりでなく、除去量に対し大量の活性炭が必要
とされるか、活性炭床の頻繁な再生が必要とされる。さ
らに、水素化法として白金族の触媒の存在下で水素と反
応させる方法(特開平2-273634号)が示されているが、
水素化に伴う多数の副生物が発生し、また用いる触媒の
価格も高価である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来法
の欠点を解消した、塩弗化アルケンを含有する塩弗化ア
ルカンの精製方法を提供することを目的とする。
の欠点を解消した、塩弗化アルケンを含有する塩弗化ア
ルカンの精製方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかわる塩弗化
アルカンの精製方法は、塩弗化アルケンを含有する塩弗
化アルカンを気相にて、酸素共存下、80℃〜300℃
の範囲の温度で活性炭触媒に接触させて塩弗化アルケン
を分解させることを特徴とする。
アルカンの精製方法は、塩弗化アルケンを含有する塩弗
化アルカンを気相にて、酸素共存下、80℃〜300℃
の範囲の温度で活性炭触媒に接触させて塩弗化アルケン
を分解させることを特徴とする。
【0006】本発明の対象となる塩弗化アルカンは炭素
数2〜6もので、代表的な例としては2,2-ジクロロ-1,
1,1−トリフルオロエタン(以下、HCFC-123と記す)、
1,1,1,2-テトラフルオロエタン(以下、HFC-134aと記
す)、1-クロロ-1,2,2,2−テトラフルオロエタンなどが
挙げられる。
数2〜6もので、代表的な例としては2,2-ジクロロ-1,
1,1−トリフルオロエタン(以下、HCFC-123と記す)、
1,1,1,2-テトラフルオロエタン(以下、HFC-134aと記
す)、1-クロロ-1,2,2,2−テトラフルオロエタンなどが
挙げられる。
【0007】これらの塩弗化アルカン中に含まれる塩弗
化アルケンの代表的な例としては、1,1-ジクロロ−2,2-
ジフルオロエチレン(以下、CFC-1112a と記す)、1-ク
ロロ−1,2,2-トリフルオロエチレン(以下、CFC-1113と
記す)、2-クロロペルフルオロブテン-2(以下、CFC-13
17mxと記す)、1-クロロ−2,2-ジフルオロエチレン、2-
クロロ−1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロブテン-2、1,1,2-
トリフルオロエチレンなどがある。
化アルケンの代表的な例としては、1,1-ジクロロ−2,2-
ジフルオロエチレン(以下、CFC-1112a と記す)、1-ク
ロロ−1,2,2-トリフルオロエチレン(以下、CFC-1113と
記す)、2-クロロペルフルオロブテン-2(以下、CFC-13
17mxと記す)、1-クロロ−2,2-ジフルオロエチレン、2-
クロロ−1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロブテン-2、1,1,2-
トリフルオロエチレンなどがある。
【0008】触媒となる活性炭は、比表面積が1000
m2/g以上であり、かつフロンの吸着力に優れた、触
媒、触媒担体又は溶剤回収などの用途に使用される気相
用の活性炭が好ましく、例えば市販の日本カーボン社製
“コロムビアJXN”又は“コロムビアMBV”、太平
化学社製“ヤシコールLL”やクラレケミカル社製“G
C”などが挙げられる。
m2/g以上であり、かつフロンの吸着力に優れた、触
媒、触媒担体又は溶剤回収などの用途に使用される気相
用の活性炭が好ましく、例えば市販の日本カーボン社製
“コロムビアJXN”又は“コロムビアMBV”、太平
化学社製“ヤシコールLL”やクラレケミカル社製“G
C”などが挙げられる。
【0009】反応温度については、80℃以下では十分
に高い分解活性が得られず、一方300℃以上では塩弗
化アルカンの分解が起きてしまうため、80から300
℃の範囲が使用される。反応に用いる塩弗化アルケンを
含む塩弗化アルカン(以下、試料ガスと言う)の触媒と
の接触時間は、反応温度、試料ガス中の塩弗化アルケン
の濃度、試料ガスと酸素の割合、及び使用される触媒に
依存し適宜決められるが、0.3秒以下の接触時間では
十分に高い分解活性が得られず、一方、10秒以上の接
触時間では塩弗化アルケンを除いた塩弗化アルカンを得
るのに時間がかかりすぎることから、0.3から10秒
の範囲が好ましい。
に高い分解活性が得られず、一方300℃以上では塩弗
化アルカンの分解が起きてしまうため、80から300
℃の範囲が使用される。反応に用いる塩弗化アルケンを
含む塩弗化アルカン(以下、試料ガスと言う)の触媒と
の接触時間は、反応温度、試料ガス中の塩弗化アルケン
の濃度、試料ガスと酸素の割合、及び使用される触媒に
依存し適宜決められるが、0.3秒以下の接触時間では
十分に高い分解活性が得られず、一方、10秒以上の接
触時間では塩弗化アルケンを除いた塩弗化アルカンを得
るのに時間がかかりすぎることから、0.3から10秒
の範囲が好ましい。
【0010】共存させる酸素の量については、反応温
度、試料ガスと触媒との接触時間、試料ガス中の塩弗化
アルケンの濃度及び使用される触媒に応じて適宜定めれ
ば良いが、塩弗化アルケンの量に対し酸素の量が少なす
ぎる場合には塩弗化アルケンを十分に分解させることが
できないため、塩弗化アルケン:酸素の体積比が1:1
以上、であることが必要である。すなわち塩弗化アルカ
ン中に不純物として含まれる塩弗化アルケンの量が1%
の場合は、使用される酸素の量は試料ガス:酸素の体積
比を1:0.01以上、にすれば良い。酸素量の最大値
は特に限定されないが、経済的な理由から試料ガス:酸
素の体積比が1:10以下、までの範囲が好ましい。使
用される酸素としては純粋な酸素又は酸素と他の不活性
ガスとの混合物例えば空気などを挙げることができる。
度、試料ガスと触媒との接触時間、試料ガス中の塩弗化
アルケンの濃度及び使用される触媒に応じて適宜定めれ
ば良いが、塩弗化アルケンの量に対し酸素の量が少なす
ぎる場合には塩弗化アルケンを十分に分解させることが
できないため、塩弗化アルケン:酸素の体積比が1:1
以上、であることが必要である。すなわち塩弗化アルカ
ン中に不純物として含まれる塩弗化アルケンの量が1%
の場合は、使用される酸素の量は試料ガス:酸素の体積
比を1:0.01以上、にすれば良い。酸素量の最大値
は特に限定されないが、経済的な理由から試料ガス:酸
素の体積比が1:10以下、までの範囲が好ましい。使
用される酸素としては純粋な酸素又は酸素と他の不活性
ガスとの混合物例えば空気などを挙げることができる。
【0011】反応後の塩弗化アルケンからの主な分解生
成物として、CO2 COなどが検出される。
成物として、CO2 COなどが検出される。
【0012】以下、実施例により、本発明をさらに具体
的に説明する。
的に説明する。
【0013】
【実施例1】固定床気相流通系反応装置を用い、活性炭
として日本カーボン社製“コロムビアJXN”(比表面
積約1200m2/g)1.0gを電気炉により包囲され
た石英製反応管(内径10mm,長さ300mm)に入
れた。試料としてCFC-1112aを3000ppm含んだHCF
C-123を気化器を通しガス化して導入した。試料の供給
速度は120ml/分、共存させた酸素の供給速度は2
0ml/分とし、反応温度120℃にて触媒層を通過さ
せ反応を行った後、生成物についてガスロロマトグラフ
ィーを用い分析を行った。試験開始5時間後の生成物中
のCFC-1112a の含有率は2ppm以下で、15時間後も
同様であった。また反応後の活性炭の重量を測定し、反
応前後で活性炭の重量変化が認められないことから、CF
C-1112aが活性炭により吸着除去されたのではないこと
を確認した。
として日本カーボン社製“コロムビアJXN”(比表面
積約1200m2/g)1.0gを電気炉により包囲され
た石英製反応管(内径10mm,長さ300mm)に入
れた。試料としてCFC-1112aを3000ppm含んだHCF
C-123を気化器を通しガス化して導入した。試料の供給
速度は120ml/分、共存させた酸素の供給速度は2
0ml/分とし、反応温度120℃にて触媒層を通過さ
せ反応を行った後、生成物についてガスロロマトグラフ
ィーを用い分析を行った。試験開始5時間後の生成物中
のCFC-1112a の含有率は2ppm以下で、15時間後も
同様であった。また反応後の活性炭の重量を測定し、反
応前後で活性炭の重量変化が認められないことから、CF
C-1112aが活性炭により吸着除去されたのではないこと
を確認した。
【0014】
【実施例2】活性炭としてクラレケミカル社製“GC”
(比表面積約1000m2/g)を用いた以外は実施例1
と同様に反応を行った。試験開始5時間後の生成物中の
CFC-1112a の含有率は2ppm以下で、15時間後も同
様であった。
(比表面積約1000m2/g)を用いた以外は実施例1
と同様に反応を行った。試験開始5時間後の生成物中の
CFC-1112a の含有率は2ppm以下で、15時間後も同
様であった。
【0015】
【実施例3】活性炭として太平化学社製“ヤシコールL
L”(比表面積約1200m2/g)を用いた以外は実施
例1と同様に反応を行った。試験開始5時間後の生成物
中のCFC-1112a の含有率は2ppm以下で、15時間後
も同様であった。
L”(比表面積約1200m2/g)を用いた以外は実施
例1と同様に反応を行った。試験開始5時間後の生成物
中のCFC-1112a の含有率は2ppm以下で、15時間後
も同様であった。
【0016】
【実施例4】反応温度を180℃に変えた以外は実施例
1と同様に反応を行った。試験開始5時間後の生成物中
のCFC-1112a の含有率は2ppm以下で、15時間後も
同様であった。
1と同様に反応を行った。試験開始5時間後の生成物中
のCFC-1112a の含有率は2ppm以下で、15時間後も
同様であった。
【0017】
【実施例5】試料の供給速度を70ml/分(ガス)、
酸素の供給速度を70ml/分に変えた以外は実施例1
と同様に反応を行った。試験開始5時間後の生成物中の
CFC-1112a の含有率は2ppm以下で、15時間後も同
様であった。
酸素の供給速度を70ml/分に変えた以外は実施例1
と同様に反応を行った。試験開始5時間後の生成物中の
CFC-1112a の含有率は2ppm以下で、15時間後も同
様であった。
【0018】
【実施例6】試料としてCFC-1317mxを30ppm含んだ
HCFC-123を用いた以外は実施例1と同様に反応を行った
結果、5時間後のCFC-1317mxの含有率は1ppm以下で
あった。また活性炭の反応前と5時間後での重量変化は
認められなかった。
HCFC-123を用いた以外は実施例1と同様に反応を行った
結果、5時間後のCFC-1317mxの含有率は1ppm以下で
あった。また活性炭の反応前と5時間後での重量変化は
認められなかった。
【0019】
【実施例7】試料としてCFC-1113を3%含んだHCFC-123
を用いた以外は、実施例1と同様に反応を行った結果、
5時間後のCFC-1113の含有率は0.9%であった。また
活性炭の反応前と5時間後での重量変化は認められなか
った。
を用いた以外は、実施例1と同様に反応を行った結果、
5時間後のCFC-1113の含有率は0.9%であった。また
活性炭の反応前と5時間後での重量変化は認められなか
った。
【0020】
【比較例1】反応管に活性炭を入れない以外は、実施例
1と同様に反応を行った。試験開始5時間後の生成物中
のCFC-1112a の含有率は3000ppm、15時間後も
同様で、CFC-1112a は全く分解されていなかった。
1と同様に反応を行った。試験開始5時間後の生成物中
のCFC-1112a の含有率は3000ppm、15時間後も
同様で、CFC-1112a は全く分解されていなかった。
【0021】
【比較例2】酸素を供給しない以外は実施例1と同様に
反応を行った。試験開始5時間後の生成物中のCFC-1112
a の含有率は2900ppm、15時間後は3000p
pmで、CFC-1112a は分解も吸着もされていなかった。
反応を行った。試験開始5時間後の生成物中のCFC-1112
a の含有率は2900ppm、15時間後は3000p
pmで、CFC-1112a は分解も吸着もされていなかった。
【0022】
【比較例3】酸素の代わりに水素を供給した以外は、実
施例1と同様に反応を行った。試験開始5時間後の生成
物中のCFC-1112a の含有率は3000ppm、15時間
後も同様で、CFC-1112a は全く除去されていなかった。
施例1と同様に反応を行った。試験開始5時間後の生成
物中のCFC-1112a の含有率は3000ppm、15時間
後も同様で、CFC-1112a は全く除去されていなかった。
【0023】
【比較例4】反応温度を70℃に変えた以外は実施例2
と同様に反応を行った。試験開始5時間後の生成物中の
CFC-1112a の含有率は450ppm、15時間後は12
00ppmで、CFC-1112a の分解率は低かった。
と同様に反応を行った。試験開始5時間後の生成物中の
CFC-1112a の含有率は450ppm、15時間後は12
00ppmで、CFC-1112a の分解率は低かった。
【0024】実施例1〜5及び比較例1〜4の結果をま
とめると下記の通りである。 CFC-1112aの含有率 5時間後 15時間後 実施例1 <2ppm <2ppm 実施例2 <2ppm <2ppm 実施例3 <2ppm <2ppm 実施例4 <2ppm <2ppm 実施例5 <2ppm <2ppm 比較例1 3000ppm 3000ppm 比較例2 2900ppm 3000ppm 比較例3 3000ppm 3000ppm 比較例4 450ppm 1200ppm
とめると下記の通りである。 CFC-1112aの含有率 5時間後 15時間後 実施例1 <2ppm <2ppm 実施例2 <2ppm <2ppm 実施例3 <2ppm <2ppm 実施例4 <2ppm <2ppm 実施例5 <2ppm <2ppm 比較例1 3000ppm 3000ppm 比較例2 2900ppm 3000ppm 比較例3 3000ppm 3000ppm 比較例4 450ppm 1200ppm
【0025】
【発明の効果】簡単な操作により塩弗化アルカン中の塩
弗化アルケンを除去することができ、廃液処理とか、副
生物処理とかの問題がない。
弗化アルケンを除去することができ、廃液処理とか、副
生物処理とかの問題がない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 17/38 - 17/42 C07C 19/08 - 19/16
Claims (1)
- 【請求項1】 塩弗化アルケンを含有する塩弗化アルカ
ンを気相にて、酸素共存下、80℃〜300℃の範囲の
温度で活性炭触媒に接触させて塩弗化アルケンを分解さ
せることを特徴とする塩弗化アルカンの精製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3116670A JP2937539B2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | 塩弗化アルカンの精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3116670A JP2937539B2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | 塩弗化アルカンの精製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0680592A JPH0680592A (ja) | 1994-03-22 |
JP2937539B2 true JP2937539B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=14692991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3116670A Expired - Fee Related JP2937539B2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | 塩弗化アルカンの精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2937539B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2749581B1 (fr) * | 1996-06-06 | 1998-08-14 | Atochem Elf Sa | Procede de purification d'hydrofluorocarbures satures |
FR2759078B1 (fr) * | 1997-02-04 | 1999-03-05 | Atochem Elf Sa | Purification du chlorotetrafluoroethane par distillation extractive |
-
1991
- 1991-04-22 JP JP3116670A patent/JP2937539B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0680592A (ja) | 1994-03-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |