JP2936766B2 - 画像入力装置 - Google Patents
画像入力装置Info
- Publication number
- JP2936766B2 JP2936766B2 JP3060857A JP6085791A JP2936766B2 JP 2936766 B2 JP2936766 B2 JP 2936766B2 JP 3060857 A JP3060857 A JP 3060857A JP 6085791 A JP6085791 A JP 6085791A JP 2936766 B2 JP2936766 B2 JP 2936766B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- labeling
- input
- binarizing
- input device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Image Input (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、画像認識装置の画像入
力装置に利用する。特に、郵便物の上に印刷された宛名
や宛先を光学的に読取る場合のように、紙葉類に記載さ
れた文章や宛名などの読取対象を入力する画像入力装置
に関するものである。
力装置に利用する。特に、郵便物の上に印刷された宛名
や宛先を光学的に読取る場合のように、紙葉類に記載さ
れた文章や宛名などの読取対象を入力する画像入力装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、画像入力装置は、濃度ごとの画素
数の分布状態によって二値化を行っていた。
数の分布状態によって二値化を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の画像入力装置では、地色にむらがある場合には二値
化が正しく行われない欠点があった。
来の画像入力装置では、地色にむらがある場合には二値
化が正しく行われない欠点があった。
【０００４】本発明は上記の欠点を解決するもので、地
色にむらがある場合でも正しく二値化できる画像入力装
置を提供することを目的とする。
色にむらがある場合でも正しく二値化できる画像入力装
置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力画像を二
値化する二値化手段を備えた画像入力装置において、上
記二値化手段は互いに異なるしきい値に基づき上記入力
画像をそれぞれ二値化する複数の二値化部を含み、上記
複数の二値化部の出力信号に基づきそれぞれラベリング
を行うラベリングプロセッサと、上記各ラベリングプロ
セッサのラベリング結果に基づき上記複数の二値化部の
出力信号を選択する選択部とを備えたことを特徴とす
る。
値化する二値化手段を備えた画像入力装置において、上
記二値化手段は互いに異なるしきい値に基づき上記入力
画像をそれぞれ二値化する複数の二値化部を含み、上記
複数の二値化部の出力信号に基づきそれぞれラベリング
を行うラベリングプロセッサと、上記各ラベリングプロ
セッサのラベリング結果に基づき上記複数の二値化部の
出力信号を選択する選択部とを備えたことを特徴とす
る。
【０００６】また、本発明は、上記入力画像は紙葉類に
記載された文字を走査して電気信号に変換された画像で
あることができる。
記載された文字を走査して電気信号に変換された画像で
あることができる。
【０００７】さらに、本発明は、上記選択部は上記各ラ
ベリングプロセッサのラベリング結果を比較しパタン数
に基づき選択する手段を含むことができる。
ベリングプロセッサのラベリング結果を比較しパタン数
に基づき選択する手段を含むことができる。
【０００８】
【作用】二値化手段は複数の二値化部で互いに異なるし
きい値に基づき入力画像をそれぞれ二値化する。ラベリ
ングプロセッサは複数の二値化部の出力信号に基づきそ
れぞれラベリングを行う。選択部は各ラベリングプロセ
ッサのラベリング結果に基づき複数の二値化部の出力信
号を選択する。
きい値に基づき入力画像をそれぞれ二値化する。ラベリ
ングプロセッサは複数の二値化部の出力信号に基づきそ
れぞれラベリングを行う。選択部は各ラベリングプロセ
ッサのラベリング結果に基づき複数の二値化部の出力信
号を選択する。
【０００９】また、入力画像は紙葉類に記載された文字
を走査して電気信号に変換された画像であることができ
る。
を走査して電気信号に変換された画像であることができ
る。
【００１０】さらに、選択部は各ラベリングプロセッサ
のラベリング結果を比較しパタン数に基づき選択するこ
とができる。以上により地色にむらがある場合でも正し
く二値化できる。
のラベリング結果を比較しパタン数に基づき選択するこ
とができる。以上により地色にむらがある場合でも正し
く二値化できる。
【００１１】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図１は本発明一実施例画像入力装置のブロック構
成図である。図１において、画像入力装置は、入力画像
１１を二値化する二値化手段を備える。
する。図１は本発明一実施例画像入力装置のブロック構
成図である。図１において、画像入力装置は、入力画像
１１を二値化する二値化手段を備える。
【００１２】ここで本発明の特徴とするところは、上記
二値化手段は互いに異なるしきい値に基づき上記入力画
像をそれぞれ二値化する複数の二値化部12、13を含み、
複数の二値化部12、13の出力する二値化画像14、15に基
づきそれぞれラベリングを行うラベリングプロセッサ1
6、17と、各ラベリングプロセッサ16、17のラベリング
結果18、19に基づき二値化部12、13の出力する二値化画
像14、15を選択し最良の二値化画像22およびそれに対応
するラベリング結果21を出力する選択部20とを備えたこ
とにある。
二値化手段は互いに異なるしきい値に基づき上記入力画
像をそれぞれ二値化する複数の二値化部12、13を含み、
複数の二値化部12、13の出力する二値化画像14、15に基
づきそれぞれラベリングを行うラベリングプロセッサ1
6、17と、各ラベリングプロセッサ16、17のラベリング
結果18、19に基づき二値化部12、13の出力する二値化画
像14、15を選択し最良の二値化画像22およびそれに対応
するラベリング結果21を出力する選択部20とを備えたこ
とにある。
【００１３】また、入力画像11は紙葉類に記載された文
字を走査して電気信号に変換された画像である。
字を走査して電気信号に変換された画像である。
【００１４】さらに、選択部20は各ラベリングプロセッ
サ16、17のラベリング結果18、19を比較しパタン数に基
づきその数の少ない二値化画像を選択して出力する手段
を含む。
サ16、17のラベリング結果18、19を比較しパタン数に基
づきその数の少ない二値化画像を選択して出力する手段
を含む。
【００１５】このような構成の画像入力装置の動作につ
いて説明する。図２は本発明の画像入力装置の入力画像
を淡い目のしきい値に基づき二値化した画像を示す図で
ある。図３は本発明の画像入力装置の図２に示す二値化
画像をラベリングした結果を示す図である。図４は本発
明の画像入力装置の入力画像を濃い目のしきい値に基づ
き二値化した画像を示す図である。図５は本発明の画像
入力装置の図４に示す二値化画像をラベリングした結果
を示す図である。
いて説明する。図２は本発明の画像入力装置の入力画像
を淡い目のしきい値に基づき二値化した画像を示す図で
ある。図３は本発明の画像入力装置の図２に示す二値化
画像をラベリングした結果を示す図である。図４は本発
明の画像入力装置の入力画像を濃い目のしきい値に基づ
き二値化した画像を示す図である。図５は本発明の画像
入力装置の図４に示す二値化画像をラベリングした結果
を示す図である。
【００１６】図１において、入力画像11が２組の二値化
部12および二値化部13に入力される。二値化部12と二値
化部13とではそれぞれ異なったしきい値によって入力画
像の二値化を行い、二値化画像14と二値化画像15とを出
力する。二値化画像14と二値化画像15とはそれぞれラベ
リングプロセッサ16とラベリングプロセッサ17とに入力
され、ラベリングが行われ、ラベリング結果18とラベリ
ング結果19とが得られる。選択部20ではより良好なラベ
リング結果21を選択し、出力する。また、ラベリング結
果21に対応する二値化画像22を選択し出力する。
部12および二値化部13に入力される。二値化部12と二値
化部13とではそれぞれ異なったしきい値によって入力画
像の二値化を行い、二値化画像14と二値化画像15とを出
力する。二値化画像14と二値化画像15とはそれぞれラベ
リングプロセッサ16とラベリングプロセッサ17とに入力
され、ラベリングが行われ、ラベリング結果18とラベリ
ング結果19とが得られる。選択部20ではより良好なラベ
リング結果21を選択し、出力する。また、ラベリング結
果21に対応する二値化画像22を選択し出力する。
【００１７】図２は入力画像を淡い目のしきい値にて二
値化した画像の例である。紙面ノイズが多く発生してお
り、ラベリングを行うと図３のように細かい不用パタン
を多く含んだラベリング結果となってしまい、これ以降
の各種処理には不向きである。
値化した画像の例である。紙面ノイズが多く発生してお
り、ラベリングを行うと図３のように細かい不用パタン
を多く含んだラベリング結果となってしまい、これ以降
の各種処理には不向きである。
【００１８】図４は入力画像を濃い目のしきい値にて二
値化した画像の例である。紙面ノイズが消え、ラベリン
グを行うと図５のような良好なラベリング結果が得られ
る。
値化した画像の例である。紙面ノイズが消え、ラベリン
グを行うと図５のような良好なラベリング結果が得られ
る。
【００１９】一般的には図３のような状態のラベリング
結果は図５のようなラベリング結果に比較して、多数の
パタンを含んでいる。そこで本実施例においてはパタン
数を比較して、少ない方を選択している。
結果は図５のようなラベリング結果に比較して、多数の
パタンを含んでいる。そこで本実施例においてはパタン
数を比較して、少ない方を選択している。
【００２０】（ラベリングに関する文献、電子通信学会
編：電子情報通信ハンドブック、５.2値画像、PP.1106
〜1108、尾上編：画像処理ハンドブック、13．3 図形の
トポロジーとトポロジー保存変換、PP.317〜318)
編：電子情報通信ハンドブック、５.2値画像、PP.1106
〜1108、尾上編：画像処理ハンドブック、13．3 図形の
トポロジーとトポロジー保存変換、PP.317〜318)
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、地色に
むらがある場合でも正しく二値化できる優れた効果があ
る。
むらがある場合でも正しく二値化できる優れた効果があ
る。
【図１】 本発明一実施例画像入力装置のブロック構成
図。
図。
【図２】 本発明の画像入力装置の入力画像を淡い目の
しきい値に基づき二値化した画像を示す図。
しきい値に基づき二値化した画像を示す図。
【図３】 本発明の画像入力装置の図２に示す二値化画
像をラベリングした結果を示す図。
像をラベリングした結果を示す図。
【図４】 本発明の画像入力装置の入力画像を濃い目の
しきい値に基づき二値化した画像を示す図。
しきい値に基づき二値化した画像を示す図。
【図５】 本発明の画像入力装置の図４に示す二値化画
像をラベリングした結果を示す図。
像をラベリングした結果を示す図。
11 入力画像 12、13 二値化部 14、15、22 二値化画像 16、17 ラベリングプロセッサ 18、19 ラベリング結果 20 選択部 21 ラベリング結果
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−283272（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−228878（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−24787（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−60579（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−282777（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−282791（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G06T 1/00 H04N 1/403
Claims (3)
- 【請求項１】 互いに異なるしきい値に基づき入力画像
をそれぞれ二値化する複数の二値化部と、 上記複数の二値化部の出力信号に基づきそれぞれ入力画
像のラベリングを行う複数のラベリングプロセッサと、 上記各ラベリングプロセッサのラベリング結果に基づき
上記複数の二値化部の出力信号を選択する選択部とを備
えたことを特徴とする画像入力装置。 - 【請求項２】 上記入力画像は紙葉類に記載された文字
を走査して電気信号に変換された画像である請求項１記
載の画像入力装置。 - 【請求項３】 上記選択部は上記各ラベリングプロセッ
サのラベリング結果を比較しパタン数に基づき選択する
手段を含む請求項１記載の画像入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3060857A JP2936766B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 画像入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3060857A JP2936766B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 画像入力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04246787A JPH04246787A (ja) | 1992-09-02 |
| JP2936766B2 true JP2936766B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=13154473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3060857A Expired - Lifetime JP2936766B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 画像入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2936766B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2613211B2 (ja) * | 1987-05-15 | 1997-05-21 | 株式会社日立製作所 | 画像入力装置 |
| JPH02228878A (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-11 | Toshiba Corp | 画像処理装置 |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP3060857A patent/JP2936766B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04246787A (ja) | 1992-09-02 |
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Legal Events
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