[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2936749B2 - 電子制御燃料噴射装置 - Google Patents

電子制御燃料噴射装置

Info

Publication number
JP2936749B2
JP2936749B2 JP3034032A JP3403291A JP2936749B2 JP 2936749 B2 JP2936749 B2 JP 2936749B2 JP 3034032 A JP3034032 A JP 3034032A JP 3403291 A JP3403291 A JP 3403291A JP 2936749 B2 JP2936749 B2 JP 2936749B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
altitude
engine
throttle
sensor
discrimination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3034032A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04330351A (ja
Inventor
正美 永野
武士 阿田子
正英 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP3034032A priority Critical patent/JP2936749B2/ja
Priority to US07/840,940 priority patent/US5226393A/en
Priority to DE69205304T priority patent/DE69205304T2/de
Priority to EP92301564A priority patent/EP0501746B1/en
Priority to KR1019920002979A priority patent/KR0184896B1/ko
Publication of JPH04330351A publication Critical patent/JPH04330351A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2936749B2 publication Critical patent/JP2936749B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D45/00Electrical control not provided for in groups F02D41/00 - F02D43/00

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の電子制御燃料
噴射装置に係り、特に高度を検出するのに最適な高地判
別装置と前記装置からの信号に基づいて、高度に応じた
最適な燃料噴射量、吸入空気量及び点火時期が得られる
電子制御燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の手段は、特開昭64−8339号公報に
記載のように、スロットル弁の所定開度およびエンジン
の所定回転数での吸入空気量に対応する高度をあらかじ
め測定してマップの形でメモリに記憶させてなる高度マ
ップと、スロットルセンサによって検出される所定のス
ロットル弁開度と回転数センサによって検出される所定
のエンジン回転数での、上記エアフロメータによって計
測される吸入空気量とにより、上記メモリマップを検索
して高度を求めるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の質量空気量セン
サを使用したシステムにおいては、高地に行っても容積
型の空気量センサを使用したシステムとは異なり、パー
シャル領域でオーバーリッチになることもなく、定常性
能は問題ないが、低地で設定された制御定数で高地に行
くと空気密度が低下することから種々不具合が発生す
る。
【0004】例えば、始動時は、ISCバルブの開Duty
を低地より大きくしてやらないと吸入空気量不足から始
動性が悪化し、又、始動時の燃料噴射パルス幅を小さく
しないとA/Fがオーバーリッチとなり始動性が悪化す
る問題がある。又、加速においては、割込噴射量を少な
くしないとA/Fがリッチとなり加速性が損なわれた
り、さらには、点火時期をリタードしないと絞弁全開付
近でノッキング発生する問題がある。
【0005】以上が高地でのエンジン性能上の問題であ
る。一方、高地判別法として、前記の方法があるが、吸
入空気量を使用することから高度判別マップが必要とな
り、ソフトの負担増、又、スロットルセンサとエアフロ
センサのばらつきにより判別精度が損なわれるなどの問
題があった。
【0006】本発明の目的とするところは、ソフトの負
担増とならず、かつ、高地判別精度が高い高地判別手段
を備え、前記手段からの信号で前記した低地で設定した
固定の制御定数を補正することにより、高地においても
低地と同じ車輌としての性能が得られる電子制御燃料噴
射装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、エ
ンジンの吸入空気量を検出して吸入空気量信号を出力す
る質量吸入空気センサと、エンジンの回転数を検出して
エンジン回転数信号を出力するエンジン回転数センサ
と、前記スロットル弁の開度を検出してスロットル位置
信号を出力するスロットルセンサと、前記空気量センサ
と前記エンジン回転数センサの信号からエンジンパラメ
ータを算出するエンジンパラメータ算出手段を有する電
子制御燃料噴射装置において、前記エンジンパラメータ
値とスロットル弁開度との関係がエンジン回転数によ
らずほぼ直線関係を保つ運転領域にあるときに、現在の
運転状態から求められる現在のエンジンパラメータと、
前記現在のエンジンパラメータから所定範囲にある高度
判別用スロットル領域を、前記現在のエンジンパラメー
タが求められた運転状態を中心とした前記高度判別用ス
ロットル領域の比に応じて補正することにより高度判別
用エンジンパラメータ基準値を求める手段と、前記高度
判別用エンジンパラメータ基準値に基づくエンジンパラ
メータと前記現在のエンジンパラメータとの比較分を求
める比較分算定手段と、前記比較分に対して予め定めら
れた高度対応関係に基づき、高度判別を行う高度判別手
を有するように構成したものである。
【0008】さらに詳しくは、前記高度判別用エンジン
パラメータ基準値を、前回求められた高度判別用エンジ
ンパラメータ基準値と比較し、比較の結果、今回求めた
高度判別用エンジンパラメータ基準値が、前回求めた高
度判別用エンジンパラメータ基準値より小さいときに、
前記高度判別手段による高度判別を行うようにしたもの
である。また、前記高度判別用エンジンパラメータ基準
値を、前回求められた高度判別用エンジンパラメータ基
準値と比較し、比較の結果、今回求めた高度判別用エン
ジンパラメータ基準値が、前回求めた高度判別用エンジ
ンパラメータ基準値より大きい場合は、高度判別用エン
ジンパラメータ基準値を、今回求めた高度判別用エンジ
ンパラメータを基準値に更新することにより高度判別点
を、より低高度側に更新することにより高度判別精度の
向上を図るものである。
【0009】
【作用】スロットルセンサの開度とエンジンパラメータ
(例えば基本燃料噴射パルス幅T p )が、ほぼ直線関係
を保つ運転領域で、スロットルセンサの開度が所定の範
囲内でありエンジン回転数(Ne )が所定値以下の時に空
気量センサの信号(Qa )を基に算出した現在のエンジン
パラメータ(例えば基本燃料噴射パルス幅Tp =kQa
/Ne を算出すると共に、高度判別用エンジンパラメ
ータ基準値として、前記所定範囲内にあるスロットルセ
ンサ開度と、この開度に応じたエンジンパラメータ変化
分を、現在のエンジンパラメータを算出した運転状態を
中心としたスロットル開度比より求められるエンジンパ
ラメータとすることによって高度を連続的に判別するも
のである。
【0010】前記の結果により、各固定の制御定数をあ
らかじめ定められた補正係数で補正を行う。
【0011】したがって、各高度に応じた最適な制御定
数を得ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明による内燃機関の電子制御燃料
噴射装置について、図示の実施例により詳細に説明す
る。
【0013】図3は本発明が適用されたエンジンシステ
ムの一例を示したもので、図において、エンジンが吸入
すべき空気はエアクリーナ1の入口部2から取り入れら
れ、吸気流量を検出する熱線式空気流量計3,ダクト
4,吸気流量を制御する絞り弁が収容された絞り弁ボデ
ィ5と前記ボディ5をバイパス通路に設けられたISC
制御用のバルブ22を通り、コレクタ6に入る。そし
て、ここで吸気は、エンジン7の各シリンダに接続され
た各吸気管8に分配され、シリンダ内に導かれる。他
方、ガソリンなどの燃料は、燃料タンク9から燃料ポン
プ10により吸引,加圧された上で、燃料ダンパ11,
燃料フィルタ12,燃料噴射弁(インジェクタ)13、
それに燃圧レギュレータ14が配管されている燃料系に
供給される。そして、この燃料は、上記した燃圧レギュ
レータ14により一定の圧力に調圧され、それぞれのシ
リンダの吸気管8に設けられている燃料噴射弁13から
吸気管8の中に噴射される。
【0014】また、上記空気流量計3からは吸気流量を
表わす信号が出力され、コントロールユニット15に入
力されるようになっている。
【0015】さらに、上記絞り弁ボディ5には絞り弁5
の開度を検出するスロットルセンサ18が取付けてあ
り、その出力もコントロールユニット15に入力される
ようになっている。
【0016】次に、16はディスト(ディストリビュー
タ)でこのディストにはクランク角センサが内蔵されて
おり、クランク軸の回転位置を表わす基準角信号REF
と回転速度(回転数)検出用の角度信号POSとが出力
され、これらの信号もコントロールユニット15に入力
されるようになっている。
【0017】コントロールユニット15の主要部は、図
4に示すように、MPU,ROMと、A/D変換器、エ
ンジンの運転状態を検出する各種のセンサなどからの信
号を入力として取り込み、所定の演算処理を実行し、こ
の演算結果として算定された各種の制御信号を出力し、
上記した燃料噴射弁13、点火コイル17及びISCバ
ルブ22に所定の制御信号を供給し、燃料供給量制御I
SC制御及び点火時期制御とを遂行するのである。
【0018】本発明を採用するシステムは前記の様に構
成されている。
【0019】次に本発明について説明する。まず最初に
本発明の基本構成から説明する。図1は、本発明の基本
構成を示したもので、高地判別手段50には、ディスト
16に内蔵されたクランク角センサ(POS)の信号か
らエンジン回転数検出手段で算出されエンジン回転数
(Ne )、スロットルセンサ18及び空気量センサ3か
らの信号(Qa)と前記エンジン回転数の信号(Ne)で
算出されたエンジンパラメータ(本発明では基本燃料噴
射パルス幅Tp =kQa/Ne)が入力される。
【0020】図2は、高地判別の方法を示したものであ
る。エンジン回転数がNenにおけるスロットル開度θTh
に対する基本パルス幅Tp は図に示した様になってい
る。したがって、ここで、スロットル開度で判別領域θ
Th1<θTh<θTh2を設定し、さらに、高地判別を行う為
の基準となる基本パルス幅Tp1を設定すると、高地に行
くことスロットル開度θThに対する基本パルス幅Tp
関係は図5のようになり、高地での基本パルス幅Tp
前記で設定した基準となる基本パルス幅Tp1より小さく
なる。
【0021】したがって、高地判別が可能となる。
【0022】所望の高度を判別したい時は、基準となる
基本パルス幅Tp を設定すれば良く、又、連続的に高度
を判別したい時は、図6に示したように空気密度ρと高
度とは相関があり、又、基準になるTp1と現在のTp
の比と空気密度ρは図7に示したような関係があること
から基準になるTp1と現在のTp との比を算出すること
により容易に高度を検出することができる。
【0023】ちなみに、スロットル開度に対する吸入空
気量、スロットル開度に対する基本パルス幅の関係は、
図16,図17に示したようになっている。図から明ら
かのように、吸入空気量を使用すると同じスロットル開
度でもエンジン回転数により異なる為、前記した方法で
は高地判別はできないことがわかる。
【0024】次に前記結果により各制御定数を補正する
方法について説明する。まず、始動時のパルス幅(TI
ST)の補正法であるが、下式により補正が行なわれ
る。
【0025】
【数1】 TIST=TIST×kQa×kTST×kS …(数1) TIST:冷却水温で決まるパルス幅(ms) kQa :吸入空気量補正係数 kTST :始動時間補正係数 kS :高度補正係数 高度補正係数kS は、Tp/Tp1 に応じて図8に示した
特性となっており、したがって、始動時のパルス幅TI
STは、高度に応じた最適なパルス幅を得ることができ
ることから、高地においても低地と同様な始動性を得る
ことができる。次に、始動時のISCバルブの開弁Duty
の補正法について説明する。
【0026】始動時におけるISCバルブの開弁DutyI
SCONは下式により補正が行なわれる。
【0027】
【数2】 ISCON=ISCST×kISC …(数2) ISCST:始動時の開弁Duty(%) kISC :高度補正係数 高度補正係数kISC は、Tp/Tp1 に応じて図9に示し
た特性となっており、したがって、高度が高くなり空気
密度ρが低下するとISCバルブの開弁Dutyが大きくな
ることから、高地においてもその高度に応じた始動時に
必要な吸入空気量を得ることができるので、高地におい
て低地と同様な始動性を得ることができる。
【0028】次に、加速時における割込噴射量(TIN
J)の補正法について説明する。加速時における割込噴
射量(TINJ)の補正法は下式により行なわれる。
【0029】
【数3】 TINJ=TINJ×kINJ …(数3) TINJ:割込噴射量〔f(TW,ΔTV0)〕(ms) 高度補正係数kINJは、Tp/Tp1 に応じて図10に示
した特性となっており、したがって、割込噴射量TIN
Jは、高度に応じた最適な噴射量を得ることができるこ
とから、高地においてもA/Fがオーバーリッチとなる
ことがなく、低地と同様な運転性を得ることができる。
【0030】次に、点火時期の補正法について説明す
る。点火時期は下式により補正が行なわれる。
【0031】
【数4】 ADV=MAPADV×kADV …(数4) MAPADV:エンジンパラメータに応じて決定される
点火時期 kADV :高度補正係数 高度補正係数kADV は、Tp/Tp1 に応じて図11に示
した特性となっており、したがって、点火時期ADV
は、高度に応じた最適な点火時期を得ることができるこ
とから、高地でノッキングが発生することもなく、低地
と同様な運転性を得ることができる。
【0032】次に本発明の他の実施例について図12,
図13により説明する。本発明は、前記した発明に対し
て、判別領域を広げて判別のチャンスを多くしたこと、
又、前記エアフロセンサとスロットセンサのばらつきを
吸収し、高度判別の精度向上を行ったものである。
【0033】図12は、高度判別領域で示したもので、
横軸にエンジン回転数Ne(rpm)、縦軸にスロットル開
度θTh(度)をとり、図に示した斜線部が判別領域であ
る。この判別領域 θThL<θTh<θThH en-1<Ne<Nen は、1個でも良く必要に応じて何個でも設定することが
できる。判別領域を多くすると判別領域を広げることが
でき、高度判別のチャンスが増えるとともに領域が細分
化されることから高度判別の精度が向上できる。
【0034】図13を用いて高地判別の方法について詳
細に説明する。図13は、図12のエンジン回転数がN
e1〜Ne2の領域をピックアップしたものである。スロッ
トル開度の領域、図においては、θThHとθThLである
が、これを設定するとこれに対応した各々のTp が決ま
ることからその差をΔTp として、θThH−θThLに対応
した基本パルス幅Tp の幅ΔTp を設定する。このΔT
p は本発明を採用するシステムで異なるのでシステムに
応じて設定する必要がある。
【0035】この様な条件において、次に空気量センサ
及びスロットルセンサのばらつきを吸収し、高度判別の
基準となるTp1の算出方法について説明する。
【0036】まず、空気量センサとスロットルセンサの
ばらつきを吸収する為には、当該領域で最大となる基本
パルス幅TP を学習することによって算出し、この値を
高度判別の基準値(T PH1 )として設定すれば良い。現
在の運転条件がスロットル開度θThR でエンジン回転数
がNeRとするとその時の基本パルス幅TP はTPRとな
る。
【0037】従って、当該領域における基本パルス幅T
P の最大値は下式により算出することができる。
【0038】
【数5】
【0039】当該領域での最大TPHn をこの様にして求
め、又、新に運転していてこの当該領域に入った時は、
再度TPHn を求め前回算出したTPHn と比較し、大き方
の値を記憶するようにしている。即ち、大きい値が算出
された場合は更新するようになっている。
【0040】当該領域で今回新に算出されたTPHn が現
在記憶されているTPHn よりも小さい場合は、その時の
PRと、現在記憶されている最大のTPHn から下式によ
って求められたTPRH との比を算出し、高度を検出する
ものである。
【0041】
【数6】
【0042】尚、TPRとTPRH との比から高度は、図
6,図7の関係から容易に検出できることは前記した通
りである。
【0043】図14及び図15は本発明の実施例のフロ
ーチャートである。このフローチャートに相当するプロ
グラムは、一定時間毎(例えば10ms毎)に走るよう
に構成されている。ステップ101〜103は各々エン
ジン回転数、吸入空気量、スロットル開度を取り込む。
ステップ104は基本燃料噴射パルス幅TP を計算す
る。ステップ105〜110は高速を検出する部分であ
る。まずステップ105ではエンジン回転数条件をチエ
ックし、次にステップ106ではスロットル開度条件を
チェックする。いずれか一方でも満たしていなければス
テップ107でタイマー(TIMER)をクリアして次
に進む。ステップ105,106の両方の条件を満足し
ている場合はステップ108へ進み、タイマーを1つだ
けカウントアツプし、ステップ109で、タイマーが所
定値に達したかどうかを判定し、達していなければ何も
しないで次へ進むが、達していればステップ110へ進
みρ=TP/TP1 を計算する。
【0044】ステップ111以降は、各制御への高度補
正の方法を示したものである。ステップ111で始動時
かどうかを判定し、始動時であればステップ112〜1
15を実行する。ステップ112ではρに応じて始動時
燃料の高度補正係数KSを求め、次のステップ113で
始動パルス幅を計算する。次にステップ114ではρに
応じてISCの始動時高度補正係数KISCをテーブル
から検索し、ステップ115で始動時のISC Duty
ISCONを求める。ステップ111で始動時でないと
判定した時は、ステップ116で加速時かどうか判定す
る。加速時と判定された場合はステップ117で加速時
割込噴射量の高度補正係数KINJを求め、ステップ1
18で割込噴射量の計算を行なう。ステップ119と1
20は点火時期に対する高度補正を示しており、やはり
ρに応じたテーブルから補正量を検索することで行なっ
ている。
【0045】
【発明の効果】エンジン回転数検出センサ,絞弁の開度
を検出するスロットルセンサ及び質量空気量センサの
つの信号から高度判別用エンジンパラメータ基準値を求
め、これに基づき高度判別で行い、これを学習すること
により、連続的に高度を判別することができる。
【0046】さらに、エンジンパラメータ(高度判別用
エンジンパラメータ基準値)の更新を行い、この値を基
準にし、現在のエンジンパラメータの比から高度を判別
することにより、スロットルセンサやエアフロセンサの
ばらつきが吸収できるので精度良く高地判別を行うこと
ができる。
【0047】又、上記高地判別手段からの信号に応じ
て、燃料噴射量、吸入空気量及び点火時期を補正するよ
うに構成したので各高度において、各々最適な値を得る
ことができるので、高地においても低地と同様の始動性
や運転性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す図。
【図2】本発明を示す図。
【図3】本発明を採用した燃料噴射装置のシステム図。
【図4】制御系を示す図。
【図5】本発明の特性を示す図。
【図6】本発明の特性を示す図。
【図7】本発明の特性を示す図。
【図8】本発明の特性を示す図。
【図9】本発明の特性を示す図。
【図10】本発明の特性を示す図。
【図11】本発明の特性を示す図。
【図12】本発明の他の実施例を示す図。
【図13】本発明の他の実施例を示す図。
【図14】本発明のフローチャートを示す図。
【図15】本発明のフローチャートを示す図。
【図16】本発明の特性を示す図。
【図17】本発明の特性を示す図。
【符号の説明】
3…質量空気量センサ、15…コントロールユニット、
18…スロットルセンサ、16…ディストリビュータ、
22…ISCバルブ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−61351(JP,A) 特開 平1−159447(JP,A) 特開 昭57−148039(JP,A) 特開 平3−185250(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 45/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの吸入空気量を検出して吸入空気
    量信号を出力する質量吸入空気センサと、エンジンの回
    転数を検出してエンジン回転数信号を出力するエンジン
    回転数センサと、前記スロットル弁の開度を検出してス
    ロットル位置信号を出力するスロットルセンサと、前記
    空気量センサと前記エンジン回転数センサの信号からエ
    ンジンパラメータを算出するエンジンパラメータ算出手
    段を有する電子制御燃料噴射装置において、 前記エンジンパラメータの値とスロットル弁開度との関
    係がエンジン回転数によらずほぼ直線関係を保つ運転領
    域にあるときに、現在のスロットル弁開度に基づく吸入
    空気量とエンジン回転数から求められる現在のエンジン
    パラメータ、前記現在のエンジンパラメータから所定
    範囲にある高度判別用スロットル領域を用いると共に
    前記現在のエンジンパラメータが求められたスロットル
    弁開度を中心とした前記高度判別用スロットル領域の比
    に応じて補正することにより高度判別用エンジンパラメ
    ータ基準値を求める手段と、前記求めた高度判別用エンジンパラメータ基準値の値を
    前回と今回とで比較する手段を有し、今回の値が前記回
    より大きいときに前記高度判別用エンジンパラメータ基
    準値の値を更新すると共に、今回の値が前回よりも小さ
    いときに、前記高度判別用エンジンパラメータ基準値
    と、現在のエンジンパラメータの比に基づいて 予め定め
    られた高度対応関係に基づき高度判別を行う高度判別手
    段とを有することを特徴とする電子制御燃料噴射装置。
JP3034032A 1991-02-28 1991-02-28 電子制御燃料噴射装置 Expired - Lifetime JP2936749B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3034032A JP2936749B2 (ja) 1991-02-28 1991-02-28 電子制御燃料噴射装置
US07/840,940 US5226393A (en) 1991-02-28 1992-02-25 Altitude decision system and an engine operating parameter control system using the same
DE69205304T DE69205304T2 (de) 1991-02-28 1992-02-25 Vorrichtung zur Bestimmung der Höhenlage und diese verwendende Motorregelung.
EP92301564A EP0501746B1 (en) 1991-02-28 1992-02-25 Altitude determination system and engine control system using the same
KR1019920002979A KR0184896B1 (ko) 1991-02-28 1992-02-26 고도판별시스템과 그의 기관동작 파라미터 제어시스템

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3034032A JP2936749B2 (ja) 1991-02-28 1991-02-28 電子制御燃料噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04330351A JPH04330351A (ja) 1992-11-18
JP2936749B2 true JP2936749B2 (ja) 1999-08-23

Family

ID=12403006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3034032A Expired - Lifetime JP2936749B2 (ja) 1991-02-28 1991-02-28 電子制御燃料噴射装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5226393A (ja)
EP (1) EP0501746B1 (ja)
JP (1) JP2936749B2 (ja)
KR (1) KR0184896B1 (ja)
DE (1) DE69205304T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI489039B (zh) * 2011-03-24 2015-06-21 京濱股份有限公司 引擎控制裝置

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993013311A1 (en) * 1991-12-26 1993-07-08 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Automobile engine
JP2755018B2 (ja) * 1992-02-28 1998-05-20 三菱自動車工業株式会社 吸排気弁停止機構付きエンジンの吸気量算出装置
US5537981A (en) * 1992-05-27 1996-07-23 Siemens Aktiengesellschaft Airflow error correction method and apparatus
JP2829891B2 (ja) * 1992-06-18 1998-12-02 株式会社ユニシアジェックス 内燃機関の燃料噴射タイミング制御装置
US5481462A (en) * 1992-10-15 1996-01-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Apparatus for determining an altitude condition of an automotive vehicle
JP2000306200A (ja) * 1993-03-17 2000-11-02 Denso Corp 車両制御装置
JP3543337B2 (ja) * 1993-07-23 2004-07-14 日産自動車株式会社 信号処理装置
JPH07103056A (ja) * 1993-09-30 1995-04-18 Fuji Heavy Ind Ltd エンジンの吸入空気密度検出方法
DE4434265A1 (de) * 1994-09-24 1996-03-28 Bosch Gmbh Robert Einrichtung zur Lasterfassung mit Höhenadaption
JP3716945B2 (ja) * 1996-02-05 2005-11-16 本田技研工業株式会社 内燃機関の吸入空気量制御装置
US6370935B1 (en) 1998-10-16 2002-04-16 Cummins, Inc. On-line self-calibration of mass airflow sensors in reciprocating engines
DE19937154B4 (de) 1999-08-06 2008-04-30 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur saugrohrdruckgeführten geodätische Höhenerkennung bei einem Kraftfahrzeug
FR2866407B1 (fr) * 2004-02-16 2007-04-13 Renault Sas Procede de controle d'une transmission en fonction de l'altitude
DE102005015110B3 (de) * 2005-04-01 2006-08-31 Siemens Ag Verfahren und Vorrichtung zum Ermitteln einer Ersatzgröße für einen Umgebungsdruck zum Steuern einer Brennkraftmaschine eines Kraftfahrzeugs
US8584651B1 (en) 2011-06-06 2013-11-19 Laura J. Martinson Electronic ignition module with rev limiting
US10859027B2 (en) * 2017-10-03 2020-12-08 Polaris Industries Inc. Method and system for controlling an engine

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4212065A (en) * 1978-06-22 1980-07-08 The Bendix Corporation Altitude compensation feature for electronic fuel management systems
JPS57148039A (en) * 1981-03-10 1982-09-13 Nissan Motor Co Ltd Altitude corrector for engine fuel feeder
DE3238190C2 (de) * 1982-10-15 1996-02-22 Bosch Gmbh Robert Elektronisches System zum Steuern bzw. Regeln von Betriebskenngrößen einer Brennkraftmaschine
DE3710081A1 (de) * 1987-03-27 1988-10-06 Bosch Gmbh Robert Motorsteuerungssystem mit hoehenabhaengiger kraftstoffeinspritzung
JP2535935B2 (ja) * 1987-08-11 1996-09-18 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の燃料噴射方法
JPS6480746A (en) * 1987-09-22 1989-03-27 Japan Electronic Control Syst Fuel supply control device for internal combustion engine
JP2602031B2 (ja) * 1987-10-14 1997-04-23 マツダ株式会社 内燃機関の電子制御装置
JPH0261351A (ja) * 1988-01-20 1990-03-01 Mitsubishi Electric Corp 内燃機関の電子制御装置
US4926335A (en) * 1988-07-25 1990-05-15 General Motors Corporation Determining barometric pressure using a manifold pressure sensor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI489039B (zh) * 2011-03-24 2015-06-21 京濱股份有限公司 引擎控制裝置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0501746A1 (en) 1992-09-02
EP0501746B1 (en) 1995-10-11
DE69205304D1 (de) 1995-11-16
KR0184896B1 (ko) 1999-03-20
JPH04330351A (ja) 1992-11-18
KR920016711A (ko) 1992-09-25
US5226393A (en) 1993-07-13
DE69205304T2 (de) 1996-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2936749B2 (ja) 電子制御燃料噴射装置
JPH1089214A (ja) エンジンの点火時期制御装置
US4799467A (en) Throttle valve control system for an internal combustion engine
US5148791A (en) Method of electronic engine control for internal combustion engine having a plurality of cylinders
JPH08232752A (ja) 内燃機関の出力変動検出装置及び制御装置
JPH0315648A (ja) 内燃機関の点火時期制御装置
JP3284395B2 (ja) 内燃機関のスロットル弁制御装置
JPH0359259B2 (ja)
US5172670A (en) Control method for an internal combustion engine and electronic control apparatus therefor
JP2917600B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JPH01100334A (ja) 内燃機関の燃料供給制御装置
JP3758134B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP3535737B2 (ja) 内燃機関の大気圧検出装置
JP3401911B2 (ja) 内燃機関の過渡ノック抑制制御装置
JPH06307283A (ja) 燃料性状判別装置及び内燃機関制御装置
JP2538626B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JPH0650195A (ja) 内燃機関の回転数制御装置
JP2755671B2 (ja) 燃料噴射制御方法及び装置
JPH0565838A (ja) 内燃機関の燃料供給装置
JP2789970B2 (ja) 車両の空気密度判定装置
JPH0932613A (ja) 車両用エンジンのアイドル回転数制御装置
JPS63140867A (ja) エンジン制御装置
JPH06146989A (ja) 車両の高地判定装置
JPH07180596A (ja) エンジン制御用大気圧検出装置
JPH01155044A (ja) 内燃機関の電子制御燃料噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080611

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080611

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 11

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110611

Year of fee payment: 12