JP2932137B2 - 電子部品の樹脂封止成形方法及び装置 - Google Patents
電子部品の樹脂封止成形方法及び装置Info
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Description
ームに装着したIC、LSI、ダイオード、コンデンサ
ー等の電子部品を樹脂材料によって封止するための樹脂
封止成形方法とその樹脂封止成形装置の改良に係り、特
に、異なる成形品(製品)を同時的に製造することがで
きるように改善したものに関する。
って電子部品を樹脂封止成形することが行われている
が、この方法には、通常、次のような構成を基本構造と
する樹脂封止成形装置が用いられている。
定型と可動型とを対向配置した一対の金型と、該金型に
配設した樹脂材料供給用のポットと、該ポットに嵌装し
た樹脂加圧用のプランジャと、上記金型の型面に対設し
たキャビティと、上記ポットとキャビティとの間に配設
した樹脂通路等が備えられている。そして、上記ポット
内に樹脂タブレットを供給すると共に、上記キャビティ
部の所定位置にリードフレームに装着した電子部品を供
給セットして金型の型締めを行い、更に、上記ポット内
の樹脂タブレットを加熱且つ加圧すると共に、ポット内
の溶融樹脂材料を上記樹脂通路を通して該ポットの側方
位置に配設した所要数のキャビティ内に夫々注入充填さ
せることにより、該各キャビティ内に嵌装した上記電子
部品を夫々樹脂封止成形するようにしている。また、上
記従来装置における金型は、通常の場合、同種の成形品
を同時に成形するように設けられている。従って、異な
る成形品を成形するには、成形装置に装着する金型自体
を交換する必要がある。また、同じ成形装置を用いて異
なる成形品を同時に成形するには、例えば、金型自体の
レイアウトを変更するか、或は、例えば、実願昭60−
152935号(実開昭62−62435号公報)に開
示されているように、成形装置に異種の金型を同時に装
着する必要がある。
品を成形するために、成形装置に装着する金型自体を頻
繁に交換する場合は、金型交換作業が面倒であると共
に、生産性を低下させると云った問題がある。また、成
形装置に装着する金型自体のレイアウトを異なる成形品
を同時に成形できるように変更する場合は、金型の設計
製作が面倒になると共に、使用・用途がそのレイアウト
のものに限られて汎用性を欠き金型及び成形装置が高価
格になると云った問題がある。また、成形装置に異種の
金型を、即ち、複数の金型を同時に装着する場合等にお
いては、金型取付スペースの制約から、金型自体を夫々
小型化する必要があって金型の設計製作が面倒になると
共に、生産性を低下させると云った問題がある。更に、
このような問題を解消するために、例えば、異なる成形
品の数に対応した数の成形装置を各別に使用する場合
は、生産設備費用が嵩み経済的に不利である等の間題が
ある。
に、例えば、成形装置及び金型自体を大型化することも
考えられるが、この場合は、次のような問題がある。即
ち、この場合は、金型の重量や形状が必然的に大型化さ
れるのでその取り扱いが面倒になるのみならず、金型の
加工精度を均一に維持することが困難となり、このた
め、該金型の各部位において樹脂成形条件が相違するこ
とになる。特に、電子部品の樹脂封止成形のように高品
質性及び高信頼性を要求される製品の製造に際しては、
樹脂封止成形条件の相違に起因して、キャビティ内の樹
脂未充填状態が発生したり、樹脂封止成形体の内外部に
ボイドや欠損部が形成されて製品の品質を著しく低下さ
せると云った樹脂封止成形上の重大な弊害が生じる。
は、高級型材を使用する等の必要があるため、金型及び
成形装置が高価格になると云った問題もある。
することになるため、該樹脂バリの取り除きに手数を要
して全体的な成形時間が長くなり、生産性を著しく低下
させると云った問題がある。
形に際して、異なる成形品を同時的に製造する場合に簡
易に即応できると共に、樹脂封止成形体の内外部にボイ
ドや欠損部が形成されない高品質性及び高信頼性を備え
た製品を成形することができる電子部品の樹脂封止成形
方法とその成形装置を提供することを目的とするもので
ある。
決するための本発明に係る電子部品の樹脂封止成形方法
は、固定型と可動型とを対向配置した金型と、該金型に
配設した樹脂材料供給用のポットと、該ポットに嵌装し
た樹脂加圧用のプランジャと、上記金型の型面に配設し
たキャビティと、該キャビティと上記ポットとの間に配
設した樹脂通路とを有するモールディングユニットを用
いてリードフレーム上に装着した電子部品を樹脂材料に
て封止成形する電子部品の樹脂封止成形方法であって、
樹脂封止成形装置に既に備えられた上記モールディング
ユニットに対して互に異なる種類の他の電子部品の樹脂
封止成形用モールディングユニットを着脱自在の状態で
装設することにより相互に異なる少なくとも二種類以上
の電子部品の樹脂封止成形用モールディングユニットを
備える該モールディングユニットの数を増減調整する工
程と、上記した相互に異なる少なくとも二種類以上の電
子部品の樹脂封止成形用モールディングユニットに異な
る種類の電子部品を装着した樹脂封止前リードフレーム
とその成形用樹脂タブレットを供給する工程と、上記各
モールディングユニットを用いて上記各電子部品の樹脂
封止成形を行う工程と、樹脂封止された上記各電子部品
を上記各モールディングユニットから外部へ取出す工程
とを備えたことを特徴とするものである。
ールディングユニットに、異なる種類の電子部品を装着
した樹脂封止前リードフレームとその成形用樹脂タブレ
ットを供給する工程は、電子部品を装着した多数枚の樹
脂封止前リードフレームをリードフレーム供給ユニット
における所定位置に供給しセットする工程と、上記リー
ドフレーム供給ユニットにセットした樹脂封止前リード
フレームをリードフレーム整列ユニットヘ移送する工程
と、上記リードフレーム整列ユニットに移送した樹脂封
止前リードフレームを所定の方向へ整列させる工程と、
所定数の樹脂タブレットを樹脂タブレット搬出ユニット
に供給し整列させる工程と、上記リードフレーム整列ユ
ニットにセットした樹脂封止前リードフレームと上記樹
脂タブレット搬出ユニットに整列させた樹脂タブレット
とをモールディングユニットにおける固定型及び可動型
間に移送すると共に、上記樹脂封止前リードフレームを
モールディングユニットのキャビティ部の所定位置に供
給し且つ上記樹脂タブレットをポット内に供給する工程
とを備えており、また、上記各モールディングユニット
を用いて上記各電子部品の樹脂封止成形を行う工程は、
上記固定型及び可動型の両型を型締めすると共に、ポッ
ト内の樹脂タブレットを加熱且つ加圧して溶融化し該溶
融樹脂材料を上記樹脂通路を通してキャビティ内に夫々
注入充填させて該キャビティ内に嵌装した電子部品を夫
々樹脂封止成形する工程を備えており、また、樹脂封止
された上記各電子部品を上記各モールディングユニット
から外部へ取出す工程は、上記樹脂封止成形工程を経た
樹脂封止済リードフレームを上記固定型及び可動型の両
型から外部へ取り出す工程と、上記固定型及び可動型に
おける型面のクリーニィングを行う工程と、上記樹脂封
止済リードフレームをディゲーティングユニットの位置
に移送する工程と、上記ディゲーティングユニットにお
いて上記樹脂封止済リードフレームにおけるゲート部分
を除去する工程と、上記ゲート除去工程を経た上記樹脂
封止済リードフレームをリードフレーム収容ユニットへ
移送する工程と、上記リードフレーム収容ユニットにお
いて上記ゲート除去工程を経た樹脂封止済リードフレー
ムを各別に係着する工程と、各別に係着した上記各樹脂
封止済リードフレームを各別に収容する工程とを備えた
ことを特徴とするものである。
の本発明に係る電子部品の樹脂封止成形装置は、固定型
と可動型とを対向配置した金型と、該金型に配設した樹
脂材料供給用のポットと、該ポットに嵌装した樹脂加圧
用のプランジャと、上記金型の型面に配設したキャビテ
ィと、該キャビティと上記ポットとの間に配設した樹脂
通路とを有するモールディングユニットと、上記モール
ディングユニットに電子部品を装着した樹脂封止前リー
ドフレーム及び樹脂タブレットを供給する手段と、樹脂
封止された電子部品を上記モールディングユニットから
外部へ取出す手段とを備えた電子部品の樹脂封止成形装
置であって、既に備えられた上記モールディングユニッ
トに対して相互に異なる種類の他の電子部品の樹脂封止
成形用モールディングユニットを着脱自在の状態で装設
可能とし、これによって、相互に異なる少なくとも二種
類以上の電子部品の樹脂封止成形用モールディングユニ
ットを構成したことを特徴とするものである。
種類以上の電子部品の樹脂封止成形用モールディングユ
ニットに、異なる種類の電子部品を装着した樹脂封止前
リードフレームとその成形用樹脂タブレットを供給する
手段が、電子部品を装着した多数枚の樹脂封止前リード
フレームを供給する供給ユニットと、上記各樹脂封止前
リードフレームを所定方向へ整列させるリードフレーム
整列ユニットと、樹脂タブレットの供給ユニットと、樹
脂タブレットを整列して搬出する樹脂タブレットの搬出
ユニットと、整列させた上記樹脂封止前リードフレーム
及び樹脂タブレットを上記モールディングユニットに移
送するローダユニットとを備えており、また、樹脂封止
された電子部品を上記モールディングユニットから外部
へ取出す手段が、樹脂封止済リードフレームを取り出す
アンローダユニットと、金型のクリーナユニットと、上
記樹脂封止済リードフレームの移送ユニットと、上記樹
脂封止済リードフレームのゲートを除去するディゲーテ
ィングユニットと、ゲートを除去した各樹脂封止済リー
ドフレームを個々に係着するピックアップユニットと、
係着した個々の上記樹脂封止済リードフレームを各別に
収容するリードフレーム収容ユニットとを備えており、
更に、上記各ユニットの各動作を連続的に且つ自動的に
制御するコントローラユニットとを備えたことを特徴と
するものである。
樹脂封止成形用モールディングユニットを追加しない態
様・構成においては、電子部品を樹脂封止成形する最少
構成単位の樹脂封止成形装置として利用することができ
る。そして、上記最少構成単位に異なる種類の他のモー
ルディングユニットを着脱自在の状態で追加して組み合
わせると云う簡易な手段によって、異なる種類の製品を
同時的に成形する複数構成単位の樹脂封止成形装置とし
て利用することができる。即ち、必要な生産量に対応し
て成形装置におけるモールディングユニットの数を任意
に且つ簡易に増減調整することができると共に、異なる
種類の製品を同時的に成形すると云う要請に対して簡易
迅速に即応することができる。
明する。図1は、本発明に係る電子部品の樹脂封止成形
装置の概略平面図であって、電子部品を樹脂封止成形す
る最少構成単位の組合せを示している。図2は、図1に
対応する最少構成単位の樹脂封止成形装置に、他のモー
ルディングユニットの一単位を追加して組み合わせた状
態を示す概略平面図である。図3は、図2に対応する樹
脂封止成形装置の概略正面図である。図4は、図1に対
応する最少構成単位の樹脂封止成形装置に、他のモール
ディングユニットの複数単位を追加して組み合わせた状
態を示す概略平面図である。図5は、図1に対応する最
少構成単位の樹脂封止成形装置の概略側面図である。図
6は、成形後の樹脂封止済リードフレームを取り出して
ストックマガジン内に収容するまでの各工程の説明図で
ある。図7は、図1に対応する最少構成単位の樹脂封止
成形装置と他のモールディングユニットとの連結部、及
び、各モールディングユニット間の連結部における係合
手段を示す概略平面図である。
着した樹脂封止前のリードフレーム供給ユニット1と、
該樹脂封止前リードフレームを所定方向へ整列させるリ
ードフレーム整列ユニット2と、樹脂タブレット供給ユ
ニット3と、樹脂タブレットを整列して搬出する樹脂タ
ブレット搬出ユニット4と、電子部品を樹脂封止成形す
るモールディングユニット5と、整列したリードフレー
ム及び樹脂タブレットを上記モールディングユニット5
へ移送するローダーユニット6と、成形後における樹脂
封止済のリードフレームを取り出すアンローダーユニッ
ト7と、金型のクリーナーユニット8と、樹脂封止済リ
ードフレームを移送する移送ユニット9と、樹脂封止済
リードフレームのゲートを除去するディゲーティングユ
ニット10と、ゲートを除去した樹脂封止済リードフレ
ームを個々に係着するピックアップユニット11と、係
着した個々の樹脂封止済リードフレームを各マガジン内
に各別に収容するリードフレーム収容ユニット12と、
上記各ユニットの各動作を連続的に且つ自動的に制御す
るためのコントローラーユニット13等が備えられてい
る。
ト1には、電子部品を装着した多数枚の樹脂封止前リー
ドフレーム14を収容したインマガジン15のセット部
16と、該所定セット位置におけるインマガジン15内
の樹脂封止前リードフレーム14を上記リードフレーム
整列ユニット2側へ各別に移送するための適宜なプッシ
ャー機構17とが配設されている。
ト2には、上記リードフレーム供給ユニット1から移送
された各樹脂封止前リードフレーム14を所定の方向へ
整列させる適宜な整列機構18が配設されている。な
お、図例においては、上記モールディングユニット5に
おける金型レイアウトの構成に対応して、2枚の樹脂封
止前リードフレーム14を平行状に整列させると共に、
その一方の樹脂封止前リードフレーム14を逆向きにす
るための反転整列機構を備えた場合を示しているが、1
枚の樹脂封止前リードフレーム14を供給するタイプの
金型レイアウトの場合は、樹脂封止前リードフレームを
逆向きに整列するための上記反転作用を行う必要はな
い。
には、上記モールディングユニット5のポット数に対応
する数の樹脂タブレット供給部材19が配設されてい
る。上記樹脂タブレット供給部材19は、モールディン
グユニット5におけるポット数及びその配置間隔に対応
する態様として配設されると共に、取り扱いの利便性を
考慮して所要の樹脂タブレットカセット20内に一体と
して収納されている。なお、上記樹脂タブレット供給部
材19は、上記モールディングユニット5における金型
レイアウトが変更されたとき等の場合において、その変
更されたポット数及びその配置間隔等に対応して、適宜
に且つ適正なものに変更することができるように設けら
れている。
ト4には、図3に示すように、上記樹脂タブレット供給
ユニット3における樹脂タブレット供給部材19内に収
納した樹脂タブレット21を整列させた状態で搬出する
ための適宜なプッシャー機構22が配設されている。
には、装置本体23の上部にタイバー24を介して固定
した固定盤25と、該固定盤25に装着した固定上型2
6と、該固定上型26の下部に対向配設され且つ所要の
型開閉機構27により上下駆動される可動下型28と、
該可動下型28側に配設した複数個(図例では7個)の
ポット29とが設けられている。更に、上記した各ポッ
ト29には樹脂タブレット加圧用のプランジャが嵌装さ
れ、また、上下両型26・28にはヒータ等の加熱手段
が装設されており、また、該上下両型の型面には所要数
の樹脂成形用キャビティが対設され、また、上記各ポッ
ト29と上記各キャビティとの間には樹脂通路が配設さ
れている(図示なし)。従って、上下両型26・28を
型締めした状態で、各ポット29内の樹脂タブレット2
1を加熱且つ加圧すると、その溶融樹脂材料を上記樹脂
通路を通して各キャビティ内に夫々注入充填させること
ができるように構成されている。
上記リードフレーム整列ユニット2にて整列させた2枚
の樹脂封止前リードフレーム14と、上記樹脂タブレッ
ト供給ユニット3及び樹脂タブレット搬出ユニット4に
て整列搬出させた複数個(図例では7個)の樹脂タブレ
ット21を上記モールディングユニット5側へ同時に移
送するローダー30が配設されている。また、該ローダ
ー30は、リードフレーム整列ユニット2の位置とモー
ルディングユニット5の位置へ往復移動するように設け
られている。そして、上記リードフレーム整列ユニット
2の位置において、2枚の樹脂封止前リードフレーム1
4を適宜な係脱機構(図示なし)を介して係着すると共
に、樹脂タブレット搬出ユニット4にて搬出された各樹
脂タブレット21を適宜な係脱機構(図示なし)を介し
て係着するように設けられている(図3参照)。このと
き、該ローダー30に係着した2枚の樹脂封止前リード
フレーム14と各樹脂タブレット21の係着態様は、モ
ールディングユニット5における金型レイアウトと同じ
である。従って、この状態で両者をモールディングユニ
ット5における可動下型28の上方に移送すると共に、
その位置で該両者の係着状態を解くことにより、2枚の
樹脂封止前リードフレーム14をキャビティ部の所定位
置に、また、各樹脂タブレット21を各ポット29内に
夫々供給することができる。なお、上記ローダー30
は、各樹脂封止前リードフレーム14と各樹脂タブレッ
ト21とを同時に移送するものであるから、このような
構造によれば、装置の全体的な構成の簡略化や、全体的
な成形時間の短縮化を図ることができる等の利点がある
が、これらの両者の移送機構を別体に構成すると共に、
該各移送機構を個々に作動させるような構成を採用して
も差し支えない。
は、上記モールディングユニット5にて樹脂成形された
樹脂封止済リードフレーム14をその上下両型26・2
8の外部へ取り出すアンローダー31が配設されてい
る。また、該アンローダー31は上記モールディングユ
ニット5の位置に対して往復移動するように設けられて
いる。そして、該モールディングユニット5の位置にお
いて、2枚の樹脂封止済リードフレームと、該樹脂封止
済リードフレーム間に一体化されているゲート部分を適
宜な係脱機構(図示なし)を介して同時に係着した状態
で外部へ取り出すことができるように設けられている。
は、モールディングユニット5における上下両型26・
28の型面にエアを吹き付けるエアブロー機構と、該型
面の塵埃を吸引除去するバキューム機構(図示なし)が
配設されている。更に、該クリーナーユニット8は上記
アンローダーユニット7のアンローダー31に一体化さ
れている。従って、該クリーナーユニット8はアンロー
ダーユニット7の往復移動に伴って、モールディングユ
ニット5の位置に対して同時に往復移動するように設け
られている。そして、該クリーナーユニット8は、例え
ば、上記アンローダーユニット7が樹脂封止済リードフ
レーム14を係着して外部へ後退する際に作動して、型
面の塵埃をエアブローとバキュームの両作用により剥離
吸引し、これを適宜な集塵部32内に収容するように設
けられている。従って、これにより、次の樹脂成形前に
おける型面クリニィングを簡易に且つ効率良く行うこと
ができる。なお、上記したアンローダーユニット7とク
リーナーユニット8との一体化構造によれば、装置の全
体的な構成の簡略化や、全体的な成形時間の短縮化を図
ることができる等の利点があるが、これらの両者を別体
に構成して個々に作動させるような構成を採用しても差
し支えない。更に、クリーナーユニット8に、例えば、
型面に付着した樹脂バリを強制的に剥離させるためのブ
ラシ部材とその加振機構等を併設するようにしてもよ
い。
送ユニット9には、図6(A)(B)(D)に示すよう
に、上記アンローダーユニット7にて取り出された樹脂
封止済リードフレーム14を、上記ディゲーティングユ
ニット10の位置、及び、リードフレーム収容ユニット
12の位置へ移送するために往復移動する適宜なパレッ
ト33が配設されている。
10には、図6の(B)に示すように、上記移送ユニッ
ト9のパレット33にて移送された樹脂封止済リードフ
レーム14におけるゲート部分を除去するためのゲート
ブレイク機構34が設けられている。このゲートブレイ
ク機構34は、例えば、図1に示すように、ゲート部分
35を介して連結一体化された状態にある2枚の樹脂封
止済リードフレーム14を適宜な係脱機構(図示なし)
を介して係着すると共に、この状態で、その両リードフ
レーム間のゲート部分35を加圧することにより、これ
を切断除去することができるように設けられている。
には、図6の(C)(D)に示すように、上記移送ユニ
ット9のパレット33を介して上記ディゲーティングユ
ニット10から移送された2枚の樹脂封止済リードフレ
ーム14を各別に係着する係脱機構36が設けられてい
る。この係脱機構36は、図6(C)に示すように、上
記移送ユニット9のパレット33にて移送された上記2
枚の樹脂封止済リードフレーム14を各別に係着するこ
とができるように設けられている。
ト12には、ピックアップユニット11の係脱機構36
を介して各別に係着された2枚の樹脂封止済リードフレ
ーム14を各別に収容することができるストックマガジ
ン37が設けられている。上記ピックアップユニット1
1の係脱機構36に各別に係着された2枚の樹脂封止済
リードフレーム14は、図6の(D)に示すように、上
記移送ユニット9のパレット33を元の位置に後退させ
た後に、該係脱機構36による係着を解くことによっ
て、その下方位置に設置した所定のストックマガジン3
7内に各別に収容することができるように設けられてい
る。
3は、上記各ユニットの各動作を連続的に且つ自動的に
制御するものであり、該コントローラーユニット13に
よる電子部品の樹脂封止成形は、例えば、次のようにし
て行われる。
けるインマガジン15内の2枚の樹脂封止前リードフレ
ーム14を、プッシャー機構17にてリードフレーム整
列ユニット2側へ各別に移送する。次に、リードフレー
ム整列ユニット2における整列機構18にて、上記2枚
の樹脂封止前リードフレーム14を所定の方向へ整列さ
せる。上記した2枚の樹脂封止前リードフレーム14の
移送及び整列工程に続いて、若しくは、該各工程と並行
して、樹脂タブレット供給ユニット3と樹脂タブレット
搬出ユニット4にて、7個の樹脂タブレット21を整列
して搬出させる。次に、ローダーユニット6におけるロ
ーダー30を介して、上記リードフレーム整列ユニット
2における2枚の樹脂封止前リードフレーム14と上記
樹脂タブレット供給ユニット3における7個の樹脂タブ
レット21とを、モールディングユニット5における上
下両型26・28間に移送すると共に、該ローダー30
による係着を解いて、上記各樹脂封止前リードフレーム
14を可動下型28におけるキャビティ部の所定位置に
供給し、且つ、上記各樹脂タブレット21を各ポット2
9内に供給する。次に、型開閉機構27により上下両型
26・28を型締めすると共に、各ポット29内の樹脂
タブレット21を加熱且つ加圧して溶融化し、該溶融樹
脂材料を樹脂通路を通して各キャビティ内に夫々注入充
填させて、該各キャビティ内に嵌装した電子部品を夫々
樹脂封止成形する。次に、アンローダーユニット7にお
けるアンローダー31を介して、樹脂成形された樹脂封
止済リードフレーム14をモールディングユニット5に
おける上下両型26・28から外部へ取り出すと共に、
該アンローダー31の後退移動時に、クリーナーユニッ
ト8におけるエアブロー機構及びバキューム機構にて、
該上下両型26・28の型面をエアブロー及びバキュー
ムしながら該型面の塵埃を剥離吸引して除去することに
より、該型面のクリーニィングを行う。次に、移送ユニ
ット9におけるパレット33を介して、アンローダーユ
ニット7にて取り出された樹脂封止済リードフレーム1
4をディゲーティングユニット10の位置に移送する。
次に、ディゲーティングユニット10におけるゲートブ
レイク機構34を介して、樹脂封止済リードフレーム1
4におけるゲート部分35を切断除去する。次に、移送
ユニット9におけるパレット33を介して、ゲート除去
によって分離された2枚の樹脂封止済リードフレーム1
4をリードフレーム収容ユニット12の位置へ移送す
る。次に、ピックアップユニット11における係脱機構
36を介して、分離された2枚の樹脂封止済リードフレ
ーム14を各別に係着する。次に、移送ユニット9のパ
レット33を後退させると共に、ピックアップユニット
11の係脱機構36による係着を解いて、上記2枚の樹
脂封止済リードフレーム14を各ストックマガジン37
内に各別に収容する。
樹脂封止成形装置は、電子部品を樹脂封止成形する最少
構成単位の組合せから構成されている。また、該成形装
置を用いた一連の樹脂封止成形工程は、コントローラー
ユニット13により連続的に且つ自動的に行われる。
位の組合せから成る電子部品の樹脂封止成形装置に対し
て、上記モールディングユニット5と同じ機能を備えた
他のモールディングユニットの一単位を追加して組み合
わせた構成を示しており、また、図4はこれに他のモー
ルディングユニットの複数単位を追加して組み合わせた
構成を示している。
ニットは、上記したモールディングユニット5と同一の
ものであるが、各モールディングユニットにおいて異な
る成形品を製造するために、それらの金型レイアウトは
成形すべき各成形品に対応して相互に異なっている。即
ち、この場合、相互に異なる種類の他の電子部品の樹脂
封止成形用モールディングユニットが配置・構成される
ことになる。更に、追加される他の該モールディングユ
ニットは、図1に示した最少構成単位の組合せから成る
電子部品の樹脂封止成形装置におけるモールディングユ
ニット5の側部に対して夫々着脱自在の状態で装設する
ことができるように構成されている。従って、図1に示
した最少構成単位の組合せから成る電子部品の樹脂封止
成形装置は、そのモールディングユニット5の側部に他
のモールディングユニットを順次に追加することによっ
て、実質的に複数の金型を備えた樹脂封止成形装置を簡
易に構成することができる。逆に、追加した他のモール
ディングユニットを順次に取り外すことにより(若しく
は、追加した他のモールディングユニットの作動を中止
することにより)、実質的に金型数の少ない樹脂封止成
形装置を構成することができる。即ち、必要な生産量に
対応して、上記成形装置におけるモールディングユニッ
ト5の数を任意に且つ簡易に増減調整することができる
ので、電子部品の樹脂封止成形に際して、異種製品の夫
々を同時的に少量生産及び多量生産する場合に簡易迅速
に即応できるように構成されているのみならず、同種製
品を同時的に少量生産及び多量生産するような場合にも
簡易に即応できるように構成されている。
て組み合わせた構成から成る樹脂封止成形装置において
は、図1に示した最少構成単位の組合せから成る電子部
品の樹脂封止成形装置における大部分の各構成部材を兼
用することができる。即ち、コントローラーユニット1
3による各制御条件を、増減するモールディングユニッ
ト5の数に対応して変更することにより、樹脂封止前リ
ードフレーム供給ユニット1と、リードフレーム整列ユ
ニット2と、樹脂タブレット供給ユニット3と、樹脂タ
ブレット搬出ユニット4と、ローダーユニット6と、ア
ンローダーユニット7と、クリーナーユニット8と、移
送ユニット9と、ディゲーティングユニット10と、ピ
ックアップユニット11と、リードフレーム収容ユニッ
ト12及びコントローラーユニット13等を実質的に兼
用することができる。
から成る電子部品の樹脂封止成形装置におけるモールデ
ィングユニット5と、これに連結され或は取り外される
他のモールディングユニット5との間には、両者の連結
及び位置決めを簡易に且つ確実に行うための係合手段3
8が夫々設けられている。該係合手段38は、例えば、
図3及び図7に示すように、モールディングユニット5
のボトムベース39に形成した凹凸状の嵌合部等から構
成すればよい。
ールディングユニット5を追加して組み合わせた樹脂封
止成形装置においては、各モールディングユニット5の
金型レイアウトに夫々異なるものを採用することができ
るので、異なる製品を同時的に成形する樹脂封止成形装
置として即応させることができる。
示した最少構成単位の組合せから成る電子部品の樹脂封
止成形装置における大部分の各構成ユニットを兼用する
ことができる。また、この場合は、図2及び図4に示す
ように、上記樹脂封止前リードフレーム供給ユニット1
におけるインマガジンのセット部16に、異なる金型レ
イアウトの数に対応する数のインマガジン15を設置
し、且つ、リードフレーム収容ユニット12に該インマ
ガジン15の数に対応するストックマガジン37を設置
すればよい。
るポット29の数やリードフレーム14の数及び形状等
が相互に異なるときは、異なる金型レイアウトの数に対
応する数のインマガジン15とストックマガジン37を
設置する他に、上記各構成ユニットにそれらに対応して
変更調整可能な各機能を備えるようにすればよい。例え
ば、樹脂タブレット供給ユニット3と、樹脂タブレット
搬出ユニット4と、ローダーユニット6と、アンローダ
ーユニット7と、ディゲーティングユニット10と、ピ
ックアップユニット11とに、ポット29の数やリード
フレーム14の数及び形状等の変更に対応して変更調整
可能な機能を持たせればよい。
るポット29の数やリードフレーム14の数及び形状等
が相互に異なるときは、例えば、上記各モールディング
ユニット5の夫々に、専用のローダーユニットと、専用
のアンローダーユニットと、専用のディゲーティングユ
ニット及び専用のピックアップユニット等を配設して構
成するようにしてもよい。
用いて異なる製品を同時的に成形する場合も、前述した
樹脂封止成形装置を用いて同種の製品を同時的に成形す
る場合と基本的には同じであるが、前述した各工程に加
えて次の各工程を加える点において異なっている。
る最少構成単位の組合せによる各工程に加えて、増加し
た他のモールディングユニット5において他の異なる製
品を成形する各工程を加えればよい。従って、上記した
ローダーユニット6を用いて、リードフレーム整列ユニ
ット2における他の樹脂封止前リードフレーム14と樹
脂タブレット供給ユニット3における樹脂タブレット2
1とを、増加した他のモールディングユニット5に移送
すると共に、これらをその所定位置に供給セットする工
程と、該他のモールディングユニット5による電子部品
の樹脂封止成形工程と、上記したアンローダーユニット
7を用いて、樹脂封止済リードフレーム14を取り出す
工程と、上記したクリーナーユニット8を用いて、型面
をクリーニィングする工程と、上記した移送ユニット9
を用いて、該樹脂封止済リードフレーム14をディゲー
ティングユニット10の位置へ移送する工程と、該ディ
ゲーティングユニット10を用いて、樹脂封止済リード
フレーム14のゲート部分35を切断除去する工程と、
上記した移送ユニット9を用いて、ゲート除去後の樹脂
封止済リードフレーム14をリードフレーム収容ユニッ
ト12位置へ移送する工程と、上記したピックアップユ
ニット11を用いて、リードフレーム収容ユニット12
位置の樹脂封止済リードフレーム14を係着する工程
と、上記ピックアップユニット11に係着した樹脂封止
済リードフレーム14をストックマガジン37内に収容
する工程との各工程を加えればよい。
に、図1に示した最少構成単位の組合せから成る電子部
品の樹脂封止成形装置における大部分の各構成部材を兼
用することになるので、各モールディングユニット5に
おける電子部品の樹脂封止成形工程の開始時期を、所定
の時間的間隔を保って設定すればよい。
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内
で、必要に応じて、任意に且つ適宜に変更・選択して採
用できるものである。
部品の樹脂封止成形用モールディングユニットを追加し
ない態様・構成においては、電子部品を樹脂封止成形す
る最少構成単位の樹脂封止成形装置として利用すること
ができる。また、このような電子部品を樹脂封止成形す
る最少構成単位の組合せから構成した電子部品の樹脂封
止成形装置に対して、異なる種類の他のモールディング
ユニットを適宜に追加して構成することができるので、
金型自体を大型化したり或はこれを小型化することな
く、異なる成形品を同時的に製造する樹脂封止成形装置
を簡易に構成することができる。即ち、必要な生産量に
対応して成形装置におけるモールディングユニットの数
を任意に且つ簡易に増減調整することができるので、電
子部品の樹脂封止成形に際して、異種製品の夫々を同時
的に少量生産及び多量生産する場合に簡易迅速に即応で
きると云った優れた実用的な効果を奏するものである。
することなく、異種製品の同時成形に簡易に即応できる
ので、電子部品の樹脂封止成形体における内外部にボイ
ドや欠損部が形成されない高品質性及び高信頼性を備え
た製品を高能率生産することができる。従って、前述し
たような従来の弊害を確実に解消し得る電子部品の樹脂
封止成形方法とその成形装置を提供することができると
云った優れた実用的な効果を奏するものである。
略平面図であって、その最少構成単位の組合せを示して
いる。
置に、他のモールディングユニットの一単位を追加して
組み合わせた状態を示す概略平面図である。
である。
置に、他のモールディングユニットの複数単位を追加し
て組み合わせた状態を示す概略平面図である。
置の概略側面図である。
止済リードフレームをストックマガジン内に収容するま
での各工程の説明図である。
置と他のモールディングユニットとの連結部、及び、各
モールディングユニット間の連結部を示す概略平面図で
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 固定型と可動型とを対向配置した金型
と、該金型に配設した樹脂材料供給用のポットと、該ポ
ットに嵌装した樹脂加圧用のプランジャと、上記金型の
型面に配設したキャビティと、該キャビティと上記ポッ
トとの間に配設した樹脂通路とを有するモールディング
ユニットを用いてリードフレーム上に装着した電子部品
を樹脂材料にて封止成形する電子部品の樹脂封止成形方
法であって、 樹脂封止成形装置に既に備えられた上記モールディング
ユニットに対して、相互に異なる種類の他の電子部品の
樹脂封止成形用モールディングユニットを着脱自在の状
態で装設することにより、相互に異なる少なくとも二種
類以上の電子部品の樹脂封止成形用モールディングユニ
ットを備える該モールディングユニットの数を増減調整
する工程と、 上記した相互に異なる少なくとも二種類以上の電子部品
の樹脂封止成形用モールディングユニットに、異なる種
類の電子部品を装着した樹脂封止前リードフレームとそ
の成形用樹脂タブレットを供給する工程と、 上記各モールディングユニットを用いて、上記各電子部
品の樹脂封止成形を行う工程と、 樹脂封止された上記各電子部品を上記各モールディング
ユニットから外部へ取出す工程とを備えたことを特徴と
する電子部品の樹脂封止成形方法。 - 【請求項2】 少なくとも二種類以上のモールディング
ユニットに、異なる種類の電子部品を装着した樹脂封止
前リードフレームとその成形用樹脂タブレットを供給す
る工程は、 電子部品を装着した多数枚の樹脂封止前リードフレーム
を、リードフレーム供給ユニットにおける所定位置に供
給しセットする工程と、 上記リードフレーム供給ユニットにセットした樹脂封止
前リードフレームを、リードフレーム整列ユニットへ移
送する工程と、 上記リードフレーム整列ユニットに移送した樹脂封止前
リードフレームを、所定の方向へ整列させる工程と、 所定数の樹脂タブレットを樹脂タブレット搬出ユニット
に供給し整列させる工程と、 上記リードフレーム整列ユニットにセットした樹脂封止
前リードフレームと、上記樹脂タブレット搬出ユニット
に整列させた樹脂タブレットとを、モールディングユニ
ットにおける固定型及び可動型間に移送すると共に、上
記樹脂封止前リードフレームをモールディングユニット
のキャビティ部の所定位置に供給し、且つ、上記樹脂タ
ブレットをポット内に供給する工程とを備えており、 上記各モールディングユニットを用いて、上記各電子部
品の樹脂封止成形を行う工程は、 上記固定型及び可動型の両型を型締めすると共に、ポッ
ト内の樹脂タブレットを加熱且つ加圧して溶融化し、該
溶融樹脂材料を上記樹脂通路を通してキャビティ内に夫
々注入充填させて、該キャビティ内に嵌装した電子部品
を夫々樹脂封止成形する工程を備えており、 樹脂封止された上記各電子部品を上記各モールディング
ユニットから外部へ取出す工程は、 上記樹脂封止成形工程を経た樹脂封止済リードフレーム
を、上記固定型及び可動型の両型から外部へ取り出す工
程と、 上記固定型及び可動型における型面のクリーニィングを
行う工程と、 上記樹脂封止済リードフレームを、ディゲーティングユ
ニットの位置に移送する工程と、 上記ディゲーティングユニットにおいて、上記樹脂封止
済リードフレームにおけるゲート部分を除去する工程
と、 上記ゲート除去工程を経た上記樹脂封止済リードフレー
ムを、リードフレーム収容ユニットヘ移送する工程と、 上記リードフレーム収容ユニットにおいて、上記ゲート
除去工程を経た樹脂封止済リードフレームを各別に係着
する工程と、 各別に係着した上記各樹脂封止済リードフレームを、各
別に収容する工程とを備えたことを特徴とする請求項1
に記載の電子部品の樹脂封止成形方法。 - 【請求項3】 固定型と可動型とを対向配置した金型
と、該金型に配設した樹脂材料供給用のポットと、該ポ
ットに嵌装した樹脂加圧用のプランジャと、上記金型の
型面に配設したキャビティと、該キャビティと上記ポッ
トとの間に配設した樹脂通路とを有するモールディング
ユニットと、上記モールディングユニットに電子部品を
装着した樹脂封止前リードフレーム及び樹脂タブレット
を供給する手段と、樹脂封止された電子部品を上記モー
ルディングユニットから外部へ取出す手段とを備えた電
子部品の樹脂封止成形装置であって、 既に備えられた上記モールディングユニットに対して相
互に異なる種類の他の電子部品の樹脂封止成形用モール
ディングユニットを着脱自在の状態で装設可能とし、こ
れによって、相互に異なる少なくとも二種類以上の電子
部品の樹脂封止成形用モールディングユニットを構成し
たことを特徴とする電子部品の樹脂封止成形装置。 - 【請求項4】 相互に異なる少なくとも二種類以上の電
子部品の樹脂封止成形用モールディングユニットに、異
なる種類の電子部品を装着した樹脂封止前リードフレー
ムとその成形用樹脂タブレットを供給する手段が、 電子部品を装着した多数枚の樹脂封止前リードフレーム
を供給する供給ユニットと、 上記各樹脂封止前リードフレームを所定方向へ整列させ
るリードフレーム整列ユニットと、 樹脂タブレットの供給ユニットと、 樹脂タブレットを整列して搬出する樹脂タブレットの搬
出ユニットと、 整列させた上記樹脂封止前リードフレーム及び樹脂タブ
レットを上記モールディングユニットに移送するローダ
ユニットとを備えており、 樹脂封止された電子部品を上記モールディングユニット
から外部へ取出す手段が、 樹脂封止済リードフレームを取り出すアンローダユニッ
トと、 金型のクリーナユニットと、 上記樹脂封止済リードフレームの移送ユニットと、 上記樹脂封止済リードフレームのゲートを除去するディ
ゲーティングユニットと、 ゲートを除去した各樹脂封止済リードフレームを個々に
係着するピックアップユニットと、 係着した個々の上記樹脂封止済リードフレームを各別に
収容するリードフレーム収容ユニットとを備えており、 更に、上記各ユニットの各動作を連続的に且つ自動的に
制御するコントローラユニットとを備えたことを特徴と
する請求項3に記載の電子部品の樹脂封止成形装置。
Priority Applications (16)
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---|---|---|---|
JP5202690A JP2932137B2 (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 電子部品の樹脂封止成形方法及び装置 |
TW083105588A TW257745B (ja) | 1993-07-22 | 1994-06-21 | |
US08/268,849 US5750059A (en) | 1993-07-22 | 1994-06-29 | Method of molding resin to seal electronic parts |
KR1019940015570A KR0164440B1 (ko) | 1993-07-22 | 1994-06-30 | 전자부품의 수지봉지성형방법 및 장치 |
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GB9413637A GB2280141B (en) | 1993-07-22 | 1994-07-06 | Method of and apparatus for molding resin to seal electronic parts |
SG1996004558A SG49740A1 (en) | 1993-07-22 | 1994-07-06 | Method of and apparatus for moulding resin to seal electronic parts |
GB9700598A GB2306382B (en) | 1993-07-22 | 1994-07-06 | Method of and apparatus for molding resin to seal electronic parts |
MYPI94001805A MY111277A (en) | 1993-07-22 | 1994-07-11 | Method of and apparatus for molding resin to seal electronic parts |
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DE4426127A DE4426127C2 (de) | 1993-07-22 | 1994-07-22 | Verfahren und Vorrichtung zum Vergießen elektronischer Teile mit Gießharz |
CNB001240064A CN1178286C (zh) | 1993-07-22 | 1994-07-22 | 用模制树脂来密封电子元件的方法及装置 |
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NL9900013A NL9900013A (nl) | 1993-07-22 | 2001-03-13 | Werkwijze en inrichting voor het vormen van hars om elektronische delen af te dichten. |
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Family
ID=16461547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4555488B2 (ja) * | 2001-02-15 | 2010-09-29 | アピックヤマダ株式会社 | クリーナ装置及び樹脂封止装置 |
JP2003092305A (ja) * | 2001-09-17 | 2003-03-28 | Towa Corp | 電子部品の樹脂封止成形装置 |
BE1021825B9 (nl) * | 2014-03-13 | 2017-01-18 | Matthijs Brugmans | Inrichting voor het vervaardigen van voorwerpen uit biologisch afbreekbare materialen en werkwijze waarbij zulke inrichting wordt toegepast. |
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JPH0432755Y2 (ja) * | 1985-10-04 | 1992-08-06 | ||
JPH01186638A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-26 | Seiei Kosan Kk | 自動モールディング装置 |
JP2588928B2 (ja) * | 1988-04-21 | 1997-03-12 | 株式会社東芝 | 半導体モールド装置 |
JPH0428514A (ja) * | 1990-05-24 | 1992-01-31 | Toshiba Corp | 半導体樹脂封止装置 |
JP2925355B2 (ja) | 1991-05-27 | 1999-07-28 | 株式会社東芝 | 半導体装置の製造装置 |
JPH04353410A (ja) * | 1991-05-30 | 1992-12-08 | Toshiba Corp | 自動トランスファ成形機 |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP5202690A patent/JP2932137B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0732415A (ja) | 1995-02-03 |
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