JP2921679B2 - 空調装置を備えた車輌用内燃エンジンのアイドル回転数制御方法 - Google Patents
空調装置を備えた車輌用内燃エンジンのアイドル回転数制御方法Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/04—Introducing corrections for particular operating conditions
- F02D41/08—Introducing corrections for particular operating conditions for idling
- F02D41/083—Introducing corrections for particular operating conditions for idling taking into account engine load variation, e.g. air-conditionning
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/32—Cooling devices
- B60H1/3204—Cooling devices using compression
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- B60H1/3216—Control means therefor for improving a change in operation duty of a compressor in a vehicle
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D29/00—Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto
- F02D29/04—Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto peculiar to engines driving pumps
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、空調装置を備えた車輌用内燃エンジンのア
イドル回転数制御方法に関する。
イドル回転数制御方法に関する。
(従来技術及びその課題) 車輌用空調装置における圧縮機は、一般に車輌の内燃
エンジンにより駆動されるが、エンジンのアイドル時、
圧縮機の起動によるエンジンのアイドル回転数の落込み
を防止するために、圧縮機の起動時にエンジンのアイド
ル回転数を増加する(アイドルアップ)ようにしてい
る。
エンジンにより駆動されるが、エンジンのアイドル時、
圧縮機の起動によるエンジンのアイドル回転数の落込み
を防止するために、圧縮機の起動時にエンジンのアイド
ル回転数を増加する(アイドルアップ)ようにしてい
る。
従来、エンジンに負荷として掛かる圧縮機の起動トル
クの大きさにかかわらず前記アイドル回転数の増加量を
一定量としている。しかし、特に可変容量型圧縮機にお
いては高外気温/高熱負荷時と低外気温/低熱負荷時と
では圧縮機の起動トルクに大きな差があるので低熱負荷
時には圧縮機の起動トルクが小さいためにいわゆるエン
ジンの吹上がり、即ちエンジンのアイドル回転数が急上
昇してしまうという問題があった。
クの大きさにかかわらず前記アイドル回転数の増加量を
一定量としている。しかし、特に可変容量型圧縮機にお
いては高外気温/高熱負荷時と低外気温/低熱負荷時と
では圧縮機の起動トルクに大きな差があるので低熱負荷
時には圧縮機の起動トルクが小さいためにいわゆるエン
ジンの吹上がり、即ちエンジンのアイドル回転数が急上
昇してしまうという問題があった。
上記の問題を解決するために、エンジンに負荷として
掛かる可変容量圧縮機の起動トルクを代表する圧縮機の
吐出容量値に応じてエンジンのアイドル回転数を制御し
て低熱負荷の低吐出容量時にアイドル回転速度が増大し
てしまうことを防ぐようにした空調制御装置が例えば特
公昭62−47732号公報により提案されている。
掛かる可変容量圧縮機の起動トルクを代表する圧縮機の
吐出容量値に応じてエンジンのアイドル回転数を制御し
て低熱負荷の低吐出容量時にアイドル回転速度が増大し
てしまうことを防ぐようにした空調制御装置が例えば特
公昭62−47732号公報により提案されている。
しかしながら、この提案された空調制御装置において
は圧縮機の吐出容量を検出することが、エンジンのアイ
ドルアップ制御を行なう上での前提であり、そのための
吐出容量を検出するためのセンサが必要となる。該セン
サを圧縮機が具備することにより圧縮機が複雑かつ大型
化し、またコストアップとなるという問題があった。
は圧縮機の吐出容量を検出することが、エンジンのアイ
ドルアップ制御を行なう上での前提であり、そのための
吐出容量を検出するためのセンサが必要となる。該セン
サを圧縮機が具備することにより圧縮機が複雑かつ大型
化し、またコストアップとなるという問題があった。
(発明の目的) 本発明は、以上のような問題を解決するためになされ
たもので、圧縮機の吐出容量を直接検出することなく圧
縮機の起動トルクを演算して、該演算結果に基づきエン
ジンのアイドル回転数を適切に制御し得る空調装置を備
えた車輌用内燃エンジンのアイドル回転数制御方法を提
供することを目的とする。
たもので、圧縮機の吐出容量を直接検出することなく圧
縮機の起動トルクを演算して、該演算結果に基づきエン
ジンのアイドル回転数を適切に制御し得る空調装置を備
えた車輌用内燃エンジンのアイドル回転数制御方法を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、内燃エンジンによって駆動される可変容量
型圧縮機を有する空調装置を備えた車輌用内燃エンジン
のアイドル回転数制御方法において、外気温度を検出
し、該検出された外気温度値及び前記圧縮機の吐出容量
を制御するための容量制御信号に基づき前記圧縮機の起
動トルクを演算し、該演算された起動トルク値に応じて
前記エンジンのアイドル回転数の増加量を制御するよう
にしたものである。
型圧縮機を有する空調装置を備えた車輌用内燃エンジン
のアイドル回転数制御方法において、外気温度を検出
し、該検出された外気温度値及び前記圧縮機の吐出容量
を制御するための容量制御信号に基づき前記圧縮機の起
動トルクを演算し、該演算された起動トルク値に応じて
前記エンジンのアイドル回転数の増加量を制御するよう
にしたものである。
(作用) 可変容量型圧縮機の起動トルクが外気温度及び容量制
御信号に基づいて演算され、該演算結果に応じてエンジ
ンのアイドル回転数の増加量が制御され、圧縮機の吐出
容量を直接検出することなく、エンジンのアイドル回転
数が適切に制御される。
御信号に基づいて演算され、該演算結果に応じてエンジ
ンのアイドル回転数の増加量が制御され、圧縮機の吐出
容量を直接検出することなく、エンジンのアイドル回転
数が適切に制御される。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明を適用した車輌用空調制御ユニット
1と、該ユニットの関連周辺装置との関係を示す概略図
である。
1と、該ユニットの関連周辺装置との関係を示す概略図
である。
空調制御ユニット1には外気温度センサ2からの出力
信号Taが入力し、更に、例えば者室内温度、日射量、車
室内湿度、ミックスドア位置、冷媒温度、冷媒圧力など
の空調装置の運転パラメータを検出するセンサ3からの
出力信号が入力する。空調制御ユニット1の出力信号S1
はリレー等から成る駆動回路4を経て容量可変型圧縮機
7のマグネットクラッチ216に供給されて内燃エンジン
8からの駆動力の、圧縮機7への伝達制御がなされる。
更に、各種センサ2,3からの出力信号に応じて空調制御
ユニット1で演算された容量制御信号S1が駆動回路5を
経て圧縮機7内の制御弁209の電磁コイル214(第2図参
照)に供給され、後述のように圧縮機7のクランク室圧
力を調整する。空調制御ユニット1からの別の出力信号
S2はエンジン制御ユニット6を経てエンジン8に供給さ
れ、詳しくは後述のように圧縮機7の起動トルクに応じ
てエンジンのアイドルアップ制御がなされる。
信号Taが入力し、更に、例えば者室内温度、日射量、車
室内湿度、ミックスドア位置、冷媒温度、冷媒圧力など
の空調装置の運転パラメータを検出するセンサ3からの
出力信号が入力する。空調制御ユニット1の出力信号S1
はリレー等から成る駆動回路4を経て容量可変型圧縮機
7のマグネットクラッチ216に供給されて内燃エンジン
8からの駆動力の、圧縮機7への伝達制御がなされる。
更に、各種センサ2,3からの出力信号に応じて空調制御
ユニット1で演算された容量制御信号S1が駆動回路5を
経て圧縮機7内の制御弁209の電磁コイル214(第2図参
照)に供給され、後述のように圧縮機7のクランク室圧
力を調整する。空調制御ユニット1からの別の出力信号
S2はエンジン制御ユニット6を経てエンジン8に供給さ
れ、詳しくは後述のように圧縮機7の起動トルクに応じ
てエンジンのアイドルアップ制御がなされる。
第2図は圧縮機7の一例を示す縦断面図であり、同図
に示す圧縮機7は、外部制御可能な可変容量型圧縮機と
しての可変容量型揺動板式圧縮機(以下、単に圧縮機と
いう)である。
に示す圧縮機7は、外部制御可能な可変容量型圧縮機と
しての可変容量型揺動板式圧縮機(以下、単に圧縮機と
いう)である。
この圧縮機7は、吸入圧が所定値になるように自動的
に内部制御を行なうと共に、前記所定値が各種センサ2,
3に基づいた容量制御信号S1により制御されて吐出容量
を可変にし得るものである。
に内部制御を行なうと共に、前記所定値が各種センサ2,
3に基づいた容量制御信号S1により制御されて吐出容量
を可変にし得るものである。
第2図に示すように、圧縮機7の駆動軸201は、第1
図に示すマグネットクラッチ216を介してエンジン8に
接続されており、該マグネットクラッチ216がオンの時
にエンジン8の回転が駆動軸201に伝達され、圧縮機7
が駆動される。該駆動軸201にはその軸線方向に対して
所定の傾斜角を有する揺動板202が取り付けられ、該揺
動板202の一端には連結ロッド203を介してピストン204
が連結されている。該ピストン204はシリンダ205内に往
復動可能に配置され、該ピストン204の往復動により、
エバポレータ(図示なし)から吸入室206を介してシリ
ンダ205内に吸入された冷媒が圧縮され、圧縮された冷
媒は吐出室207を介してコンデンサ(図示なし)に吐出
される。
図に示すマグネットクラッチ216を介してエンジン8に
接続されており、該マグネットクラッチ216がオンの時
にエンジン8の回転が駆動軸201に伝達され、圧縮機7
が駆動される。該駆動軸201にはその軸線方向に対して
所定の傾斜角を有する揺動板202が取り付けられ、該揺
動板202の一端には連結ロッド203を介してピストン204
が連結されている。該ピストン204はシリンダ205内に往
復動可能に配置され、該ピストン204の往復動により、
エバポレータ(図示なし)から吸入室206を介してシリ
ンダ205内に吸入された冷媒が圧縮され、圧縮された冷
媒は吐出室207を介してコンデンサ(図示なし)に吐出
される。
前記揺動板202の傾斜角はクランク室208内の圧力とピ
ストン204の反力とつりあいによって決まる。即ち、後
述する連通路212が閉じてクランク室208内の圧力が高く
なると、揺動板202の傾斜角度が小さくなってピストン2
04のストロークが小さくなり、これにより吐出容量が減
少し、また、連通路212が開いてクランク室208内の圧力
が低くなると、前記傾斜角度が大きくなってピストン20
4のストロークが大きくなり、これにより吐出容量が増
大する。
ストン204の反力とつりあいによって決まる。即ち、後
述する連通路212が閉じてクランク室208内の圧力が高く
なると、揺動板202の傾斜角度が小さくなってピストン2
04のストロークが小さくなり、これにより吐出容量が減
少し、また、連通路212が開いてクランク室208内の圧力
が低くなると、前記傾斜角度が大きくなってピストン20
4のストロークが大きくなり、これにより吐出容量が増
大する。
クランク室208内の圧力は制御弁209により制御され
る。この制御弁209は、吸入室206の吸入圧を受けるベロ
ーズ210と、電磁アクチュエータ211と、吸入室206とク
ランク室208との連通路212を開閉する弁体213とから成
る。この弁体213の開閉は、電磁アクチュエータ211の電
磁コイル214に供給される電流値に応じて発生する吸引
力とばね215のばね力との合力で弁体213に閉弁方向に作
用する閉弁圧と、ベローズ210を介して弁体213に開弁方
向に作用する吸入圧とのつりあいで制御される。即ち、
電磁コイル214に供給される電流値が大きくなるほど前
記閉弁圧が大きくなり、吐出容量が連続的に減少する。
容量制御手段としての電磁コイル214に供給される電流
値は、前述のように空調制御ユニット1により制御され
る。
る。この制御弁209は、吸入室206の吸入圧を受けるベロ
ーズ210と、電磁アクチュエータ211と、吸入室206とク
ランク室208との連通路212を開閉する弁体213とから成
る。この弁体213の開閉は、電磁アクチュエータ211の電
磁コイル214に供給される電流値に応じて発生する吸引
力とばね215のばね力との合力で弁体213に閉弁方向に作
用する閉弁圧と、ベローズ210を介して弁体213に開弁方
向に作用する吸入圧とのつりあいで制御される。即ち、
電磁コイル214に供給される電流値が大きくなるほど前
記閉弁圧が大きくなり、吐出容量が連続的に減少する。
容量制御手段としての電磁コイル214に供給される電流
値は、前述のように空調制御ユニット1により制御され
る。
第3図は実験的に求められた、外気温度Ta及び容量制
御信号S1と圧縮機7の起動トルクTorgとの関係の一例を
示すグラフである。即ち、外気温度Taが所定値Tp(例え
ば20℃)を越える高温では圧縮機7の起動トルクTorgは
空調制御ユニット1から出力される容量制御信号S1の影
響をほとんど受けず外気温度Taに応じてリニアに変化す
る(線a)。一方、外気温度Taが所定値Tp以下では圧縮
機7の起動トルクTorgは容量制御信号S1の大きさと外気
温度Taとに応じて変化する。即ち、アナログ量で表わさ
れる容量制御信号S1が圧縮機容量が最小となるような値
のときには起動トルクTorgは線b2で示され、容量制御信
号S1が圧縮機容量が最大となるような値のときには起動
トルクTorgは線b1で示され、更に容量制御信号S1の中間
の値に対してはその値に応じて線b1と線b2との間で起動
トルクTorgが外気温度Taに対してリニアに変化する。
御信号S1と圧縮機7の起動トルクTorgとの関係の一例を
示すグラフである。即ち、外気温度Taが所定値Tp(例え
ば20℃)を越える高温では圧縮機7の起動トルクTorgは
空調制御ユニット1から出力される容量制御信号S1の影
響をほとんど受けず外気温度Taに応じてリニアに変化す
る(線a)。一方、外気温度Taが所定値Tp以下では圧縮
機7の起動トルクTorgは容量制御信号S1の大きさと外気
温度Taとに応じて変化する。即ち、アナログ量で表わさ
れる容量制御信号S1が圧縮機容量が最小となるような値
のときには起動トルクTorgは線b2で示され、容量制御信
号S1が圧縮機容量が最大となるような値のときには起動
トルクTorgは線b1で示され、更に容量制御信号S1の中間
の値に対してはその値に応じて線b1と線b2との間で起動
トルクTorgが外気温度Taに対してリニアに変化する。
第3図において外気温度Taが所定値Tpを越えると容量
制御信号S1の影響をほとんど受けない理由は次のように
説明される。即ち外気温度Taが高いと吸入室206の冷媒
圧力が高く、従ってベローズ210によって弁体213は開弁
方向に付勢されている。このベローズ210による開弁方
向の付勢力が、所定外気温度Tp以上では容量制御信号S1
による電磁アクチュエータ211の閉弁方向の力に比較し
てかなり大きい。換言すれば、ベローズ210による開弁
方向の付勢力に比して容量制御信号S1による閉弁方向の
力は無視し得る程度の値である。従って所定外気温度Tp
以上では、圧縮機7の起動トルクTorgは容量制御信号S1
の影響をほとんど受けない。一方、所定外気温度Tp以下
では吸入室206の圧力は比較的低いため起動トルクTorg
は容量制御信号S1と外気温度Taとに応じて決定される。
制御信号S1の影響をほとんど受けない理由は次のように
説明される。即ち外気温度Taが高いと吸入室206の冷媒
圧力が高く、従ってベローズ210によって弁体213は開弁
方向に付勢されている。このベローズ210による開弁方
向の付勢力が、所定外気温度Tp以上では容量制御信号S1
による電磁アクチュエータ211の閉弁方向の力に比較し
てかなり大きい。換言すれば、ベローズ210による開弁
方向の付勢力に比して容量制御信号S1による閉弁方向の
力は無視し得る程度の値である。従って所定外気温度Tp
以上では、圧縮機7の起動トルクTorgは容量制御信号S1
の影響をほとんど受けない。一方、所定外気温度Tp以下
では吸入室206の圧力は比較的低いため起動トルクTorg
は容量制御信号S1と外気温度Taとに応じて決定される。
第3図のグラフは、数式で次のように表わすことがで
きる。
きる。
外気温度Ta≧所定値Tpのとき、 Torg=α×Ta+β …(1) 外気温度Ta<所定値Tpのとき、 ただしα,β,γは定数であり、ISOLは容量制御信号
S1に応じて駆動回路5で発生され、電磁コイル214に供
給される電流量を表わす。ISOLはアナログ量で表わされ
る制御信号S1自体の値でも良い。
S1に応じて駆動回路5で発生され、電磁コイル214に供
給される電流量を表わす。ISOLはアナログ量で表わされ
る制御信号S1自体の値でも良い。
以上のように数式(1),(2)に基づき外気温度Ta
及び容量制御信号S1に応じて空調制御ユニット1で決定
される起動トルクTorgの値に応じてエンジン制御ユニッ
ト6がエンジン8のアイドル回転数の増加量を決定す
る。
及び容量制御信号S1に応じて空調制御ユニット1で決定
される起動トルクTorgの値に応じてエンジン制御ユニッ
ト6がエンジン8のアイドル回転数の増加量を決定す
る。
具体的には、第4図に示すフローチャートに従って空
調制御ユニット1からエンジン制御ユニット6へ出力さ
れるアイドルアップ信号S2が空調制御ユニット1で決定
され、該信号S2に応じてエンジン8はアイドル回転数を
増加するように制御される。即ち、ステップ401で圧縮
機7の起動トルクTorgが、数式(1),(2)に基づき
外気温度Ta及び制御信号S1に応じて演算される。該演算
された起動トルクTorgが第1の所定値Torg1(例えば2.0
kg・m)と比較され(ステップ402)、Torg≧Torg1なら
ばステップ403に進み、アイドルアップ信号S23が発生す
る。ステップ402の答が否定(No)ならば即ちTorg<Tor
g1ならばステップ404に進み、起動トルクTorgが第1の
所定値Torg1よりも小さい値の第2の所定値Torg2(例え
ば1.0kg・m)と比較される。Torg≧Torg2ならばステッ
プ405に進み、アイドルアップ信号S22が発生する。ステ
ップ404の答が肯定(Yes)ならば、即ちTorg<Torg2な
らばステップ406に進み、Torg=0か否かが判別され
る。ステップ406の答が否定(No)ならば、即Torg>0
であればステップ407でアイドルアップ信号S21が発生
し、肯定(Yes)であればステップ408でアイドルアップ
信号S20が発生する。
調制御ユニット1からエンジン制御ユニット6へ出力さ
れるアイドルアップ信号S2が空調制御ユニット1で決定
され、該信号S2に応じてエンジン8はアイドル回転数を
増加するように制御される。即ち、ステップ401で圧縮
機7の起動トルクTorgが、数式(1),(2)に基づき
外気温度Ta及び制御信号S1に応じて演算される。該演算
された起動トルクTorgが第1の所定値Torg1(例えば2.0
kg・m)と比較され(ステップ402)、Torg≧Torg1なら
ばステップ403に進み、アイドルアップ信号S23が発生す
る。ステップ402の答が否定(No)ならば即ちTorg<Tor
g1ならばステップ404に進み、起動トルクTorgが第1の
所定値Torg1よりも小さい値の第2の所定値Torg2(例え
ば1.0kg・m)と比較される。Torg≧Torg2ならばステッ
プ405に進み、アイドルアップ信号S22が発生する。ステ
ップ404の答が肯定(Yes)ならば、即ちTorg<Torg2な
らばステップ406に進み、Torg=0か否かが判別され
る。ステップ406の答が否定(No)ならば、即Torg>0
であればステップ407でアイドルアップ信号S21が発生
し、肯定(Yes)であればステップ408でアイドルアップ
信号S20が発生する。
空調制御ユニット1とエンジン制御ユニット6とは、
例えば2つの信号ラインL1,L2で連結され、上記アイド
ルアップ信号S2(S20−S23)は下記の表に表わされるよ
うな、アイドルアップ信号S20−S23に対応する、信号ラ
インL1,L2に供給されるHレベル,Lレベル電圧の組合せ
によって構成され、かくしてアイドルアップ信号S2は信
号ラインL1,L2によってエンジン制御ユニット6に伝送
される。
例えば2つの信号ラインL1,L2で連結され、上記アイド
ルアップ信号S2(S20−S23)は下記の表に表わされるよ
うな、アイドルアップ信号S20−S23に対応する、信号ラ
インL1,L2に供給されるHレベル,Lレベル電圧の組合せ
によって構成され、かくしてアイドルアップ信号S2は信
号ラインL1,L2によってエンジン制御ユニット6に伝送
される。
エンジン制御ユニット6は、アイドルアップ信号S2に
従い、信号ラインL1,L2の組合せがHH>HL>LH>LLの順
でアイドルアップ量が順に小さくなるような制御信号を
エンジン8に供給し、エンジン8は該制御信号に基づき
例えばアクセル開度を制御してアイドルアップ制御を行
なう。
従い、信号ラインL1,L2の組合せがHH>HL>LH>LLの順
でアイドルアップ量が順に小さくなるような制御信号を
エンジン8に供給し、エンジン8は該制御信号に基づき
例えばアクセル開度を制御してアイドルアップ制御を行
なう。
圧縮機7の起動後のトルクの値は、起動トルクTorgの
値とは少し異なるが、それらのトルクの差はエンジン制
御ユニット6がエンジン8のアイドル回転数をフィード
バック制御によって適正値に調整可能な程度の差である
ため、空調制御ユニット1は圧縮機7の起動後において
も数式(1),(2)に従って演算された起動トルクTo
rgに基づいてアイドルアップ信号S2を出力する。
値とは少し異なるが、それらのトルクの差はエンジン制
御ユニット6がエンジン8のアイドル回転数をフィード
バック制御によって適正値に調整可能な程度の差である
ため、空調制御ユニット1は圧縮機7の起動後において
も数式(1),(2)に従って演算された起動トルクTo
rgに基づいてアイドルアップ信号S2を出力する。
なお、上記実施例においては起動トルクTorgの値に対
して不連続にアイドル回転数を増大させているが、連続
的に増大させることも可能である。
して不連続にアイドル回転数を増大させているが、連続
的に増大させることも可能である。
第5図は、空調制御ユニット1と該ユニット1の関連
周辺装置における各部の作動タイミングを示す。即ち、
空調制御ユニット1がスイッチONすると(a)、該ユニ
ット1は各種センサ2,3から各種パラメータを読み込
み、容量制御信号S1を出力する(b)と同時に、該容量
制御信号S1及びセンサ2からの外気温度Taに基づき起動
トルクTorgを演算し、アイドルアップ信号S2を出力する
(c)。更に空調制御ユニット1はマグネットクラッチ
216を作動させてエンジン8の駆動力を圧縮機7に伝達
させる(d)。但し、空調制御ユニット1がマグネット
クラッチ216を作動させる信号を出力してから実際に圧
縮機7が起動するまでには数秒の遅延時間がある。従っ
て、圧縮機7が実際に起動する前に必ず起動トルクTorg
はエンジン制御ユニット6に入力している。エンジン制
御ユニット6は入力したアイドルアップ信号S2に基づく
圧縮機7が実際に作動するタイミングに合わせてエンジ
ンのアイドルアップを行なう(e)。
周辺装置における各部の作動タイミングを示す。即ち、
空調制御ユニット1がスイッチONすると(a)、該ユニ
ット1は各種センサ2,3から各種パラメータを読み込
み、容量制御信号S1を出力する(b)と同時に、該容量
制御信号S1及びセンサ2からの外気温度Taに基づき起動
トルクTorgを演算し、アイドルアップ信号S2を出力する
(c)。更に空調制御ユニット1はマグネットクラッチ
216を作動させてエンジン8の駆動力を圧縮機7に伝達
させる(d)。但し、空調制御ユニット1がマグネット
クラッチ216を作動させる信号を出力してから実際に圧
縮機7が起動するまでには数秒の遅延時間がある。従っ
て、圧縮機7が実際に起動する前に必ず起動トルクTorg
はエンジン制御ユニット6に入力している。エンジン制
御ユニット6は入力したアイドルアップ信号S2に基づく
圧縮機7が実際に作動するタイミングに合わせてエンジ
ンのアイドルアップを行なう(e)。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、内燃エンジン
によって駆動される可変容量型圧縮機を有する空調装置
を備えた車輌用内燃エンジンのアイドル回転数制御方法
において、外気温度を検出し、該検出された外気温度値
及び前記圧縮機の吐出容量を制御するための容量制御信
号に基づき前記圧縮機の起動トルクを演算し、該演算さ
れた起動トルク値に応じて前記エンジンのアイドル回転
数の増加量を制御するようにしたので、吐出容量検出手
段を有しないタイプの可変容量型圧縮機において、圧縮
機によるエンジンへの動力負荷の大きさに応じたエンジ
ンのアイドル回転数の増加量の制御が行なえると共に、
簡単且つ小型な構造でまた安価な圧縮機を製造すること
が可能となる。
によって駆動される可変容量型圧縮機を有する空調装置
を備えた車輌用内燃エンジンのアイドル回転数制御方法
において、外気温度を検出し、該検出された外気温度値
及び前記圧縮機の吐出容量を制御するための容量制御信
号に基づき前記圧縮機の起動トルクを演算し、該演算さ
れた起動トルク値に応じて前記エンジンのアイドル回転
数の増加量を制御するようにしたので、吐出容量検出手
段を有しないタイプの可変容量型圧縮機において、圧縮
機によるエンジンへの動力負荷の大きさに応じたエンジ
ンのアイドル回転数の増加量の制御が行なえると共に、
簡単且つ小型な構造でまた安価な圧縮機を製造すること
が可能となる。
更に、圧縮機の起動後に容量制御信号が急激に変化し
た場合、従来の吐出容量に応じてアイドルアップする空
調制御装置では揺動板の傾斜が変化して吐出容量が変わ
って初めてアイドル回転数が調整されるため、アイドル
回転数が容量制御信号の急激な変化に追従できないが、
本発明では容量制御信号に基づいてアイドルアップ信号
が演算されるので、アイドル回転数の増加量は容量制御
信号の急変化にも充分応答し得る。
た場合、従来の吐出容量に応じてアイドルアップする空
調制御装置では揺動板の傾斜が変化して吐出容量が変わ
って初めてアイドル回転数が調整されるため、アイドル
回転数が容量制御信号の急激な変化に追従できないが、
本発明では容量制御信号に基づいてアイドルアップ信号
が演算されるので、アイドル回転数の増加量は容量制御
信号の急変化にも充分応答し得る。
更にまた、圧縮機起動時に、従来の吐出容量に応じて
アイドルアップする空調制御装置では圧縮機の吐出容量
が必ずしもエンジンへ負荷される圧縮機の動力負荷を表
わさないため、エンジンのアイドル回転数が一時的に不
適切な値になるが、本発明では圧縮機の起動時のトルク
に基づいてアイドル回転数の増加量を制御するため圧縮
機の起動時にエンジンのアイドル回転数が異常値になる
ことがない。
アイドルアップする空調制御装置では圧縮機の吐出容量
が必ずしもエンジンへ負荷される圧縮機の動力負荷を表
わさないため、エンジンのアイドル回転数が一時的に不
適切な値になるが、本発明では圧縮機の起動時のトルク
に基づいてアイドル回転数の増加量を制御するため圧縮
機の起動時にエンジンのアイドル回転数が異常値になる
ことがない。
図面はいずれも本発明を適用した車輌用空調制御装置の
実施例を示し、第1図は車輌用空調制御ユニット及び関
連装置を示す概略図、第2図は可変容量型揺動板式圧縮
機の縦断面図、第3図は外気温度及び容量制御信号と圧
縮機の起動トルクとの関係を示すグラフ、第4図は空調
制御ユニットで行なわれる、アイドルアップ信号の発生
プロセスを示すフローチャート、第5図は空調制御ユニ
ット及び関連装置の作動のタイミングチャートである。 1……空調制御ユニット、2……外気温度センサ、6…
…エンジン制御ユニット、7……可変容量圧縮機、8…
…内燃エンジン。
実施例を示し、第1図は車輌用空調制御ユニット及び関
連装置を示す概略図、第2図は可変容量型揺動板式圧縮
機の縦断面図、第3図は外気温度及び容量制御信号と圧
縮機の起動トルクとの関係を示すグラフ、第4図は空調
制御ユニットで行なわれる、アイドルアップ信号の発生
プロセスを示すフローチャート、第5図は空調制御ユニ
ット及び関連装置の作動のタイミングチャートである。 1……空調制御ユニット、2……外気温度センサ、6…
…エンジン制御ユニット、7……可変容量圧縮機、8…
…内燃エンジン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−220939(JP,A) 特開 昭58−70033(JP,A) 特開 昭61−135953(JP,A) 特開 昭64−24132(JP,A) 特開 昭64−69753(JP,A) 特開 平1−271645(JP,A) 実開 昭60−6614(JP,U) 実開 昭63−198439(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 41/00 - 41/40 F02D 45/00 - 45/00 395 F02D 29/00 - 29/06
Claims (1)
- 【請求項1】内燃エンジンによって駆動され、吐出容量
が容量制御信号に基づいて制御される可変容量型圧縮機
を有する空調装置を備えた車輌用内燃エンジンのアイド
ル回転数制御方法において、外気温度を検出し、該検出
された外気温度値及び前記容量制御信号に基づき前記圧
縮機の起動トルクを演算し、該演算された起動トルク値
に応じて前記エンジンのアイドル回転数の増加量を制御
することを特徴とする空調装置を備えた車輌用内燃エン
ジンのアイドル回転数制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63154074A JP2921679B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | 空調装置を備えた車輌用内燃エンジンのアイドル回転数制御方法 |
US07/356,772 US4898005A (en) | 1988-06-22 | 1989-05-24 | Method of controlling idling rotational speed of internal combustion engine for vehicles equipped with air conditioning systems |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63154074A JP2921679B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | 空調装置を備えた車輌用内燃エンジンのアイドル回転数制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH025735A JPH025735A (ja) | 1990-01-10 |
JP2921679B2 true JP2921679B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=15576323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63154074A Expired - Fee Related JP2921679B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | 空調装置を備えた車輌用内燃エンジンのアイドル回転数制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4898005A (ja) |
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US5263447A (en) * | 1989-07-13 | 1993-11-23 | Mitsubishi Denki K.K. | Apparatus for controlling idling rotation of engine |
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JP2580354B2 (ja) * | 1990-01-22 | 1997-02-12 | 株式会社ゼクセル | 車両用空気調和制御装置 |
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JP5700125B2 (ja) * | 2011-07-04 | 2015-04-15 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
US10480477B2 (en) | 2011-07-11 | 2019-11-19 | Ford Global Technologies, Llc | Electric current based engine auto stop inhibit algorithm and system implementing same |
US9447765B2 (en) | 2011-07-11 | 2016-09-20 | Ford Global Technologies, Llc | Powertrain delta current estimation method |
US9303613B2 (en) | 2012-02-24 | 2016-04-05 | Ford Global Technologies, Llc | Control of vehicle electrical loads during engine auto stop event |
US9248824B2 (en) | 2014-01-24 | 2016-02-02 | Ford Global Technologies, Llc | Rear defrost control in stop/start vehicle |
CN112628002B (zh) * | 2020-12-18 | 2023-04-28 | 东风汽车有限公司 | 燃油车整车、发动机控制怠速控制方法、电子设备及发动机控制器 |
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JPS58105818A (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-23 | Nippon Denso Co Ltd | カ−エアコン制御方法 |
JPS58220939A (ja) * | 1982-06-16 | 1983-12-22 | Nippon Denso Co Ltd | アイドル回転速度制御装置 |
JPS606614U (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-18 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | ク−ラ装備車 |
JPS6247732A (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-02 | Canon Inc | 座標入力装置 |
JPS6469753A (en) * | 1987-09-10 | 1989-03-15 | Nissan Motor | Idle revolution speed controller for internal combustion engine |
-
1988
- 1988-06-22 JP JP63154074A patent/JP2921679B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-05-24 US US07/356,772 patent/US4898005A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4898005A (en) | 1990-02-06 |
JPH025735A (ja) | 1990-01-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |