JP2919682B2 - フラット蛍光ランプ - Google Patents
フラット蛍光ランプInfo
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- JP2919682B2 JP2919682B2 JP4241944A JP24194492A JP2919682B2 JP 2919682 B2 JP2919682 B2 JP 2919682B2 JP 4241944 A JP4241944 A JP 4241944A JP 24194492 A JP24194492 A JP 24194492A JP 2919682 B2 JP2919682 B2 JP 2919682B2
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- Japan
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- fluorescent lamp
- flat fluorescent
- glass substrate
- spacer
- concave portion
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2201/00—Electrodes common to discharge tubes
- H01J2201/30—Cold cathodes
- H01J2201/304—Field emission cathodes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2329/00—Electron emission display panels, e.g. field emission display panels
- H01J2329/86—Vessels
- H01J2329/8625—Spacing members
Landscapes
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラット蛍光ランプの
構造に関する。
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像表示装置として、液晶ディス
プレイが多く使われている。そして、最近ではこの液晶
ディスプレイのカラー化、大型化が強く望まれている。
液晶ディスプレイは、視認性を高めるためにバックライ
トを使用することが一般によく行われている。この種の
バックライトととして、フラット蛍光ランプがあるが、
液晶ディスプレイが大きくなるとフラット蛍光ランプの
ガラス板の厚さを厚くして耐圧強度を充分に確保する必
要がある。このため、フラット蛍光ランプ自体が大型化
し、機器の軽量・小型化を疎外してしまう。
プレイが多く使われている。そして、最近ではこの液晶
ディスプレイのカラー化、大型化が強く望まれている。
液晶ディスプレイは、視認性を高めるためにバックライ
トを使用することが一般によく行われている。この種の
バックライトととして、フラット蛍光ランプがあるが、
液晶ディスプレイが大きくなるとフラット蛍光ランプの
ガラス板の厚さを厚くして耐圧強度を充分に確保する必
要がある。このため、フラット蛍光ランプ自体が大型化
し、機器の軽量・小型化を疎外してしまう。
【0003】この対策の一つとして、ITEJ Tec
hnical Report Vol12.No15
(1988年3月25日発行)の49ページ〜54ペー
ジに記載されているものがある。これは図5に示す如き
構造であり、前面ガラス1と背面ガラス2との間に耐圧
用のスペーサ3を設けることによって、前面ガラス1及
び背面ガラス2の板厚を薄くしても破損しにくいフラッ
ト蛍光ランプを提供することができるというものであ
る。
hnical Report Vol12.No15
(1988年3月25日発行)の49ページ〜54ペー
ジに記載されているものがある。これは図5に示す如き
構造であり、前面ガラス1と背面ガラス2との間に耐圧
用のスペーサ3を設けることによって、前面ガラス1及
び背面ガラス2の板厚を薄くしても破損しにくいフラッ
ト蛍光ランプを提供することができるというものであ
る。
【0004】しかし、単にスペーサを設けるだけでは、
発光面にスペーサの影が映ることになってしまうため、
スペーサ3の側面に蛍光体4を塗布したり(図6を参照
下さい)、発光面上に拡散板5(図5を参照下さい)を
設けることによって、発光むらを減少させる技術が同文
献に記載されている。
発光面にスペーサの影が映ることになってしまうため、
スペーサ3の側面に蛍光体4を塗布したり(図6を参照
下さい)、発光面上に拡散板5(図5を参照下さい)を
設けることによって、発光むらを減少させる技術が同文
献に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、スペーサに
蛍光体を塗布することは、作業工数が増えてコストアッ
プにつながり、また、拡散板はフラット蛍光ランプ全体
の輝度を低下させてしまい、所望する明るさを得られな
いといった問題がある。
蛍光体を塗布することは、作業工数が増えてコストアッ
プにつながり、また、拡散板はフラット蛍光ランプ全体
の輝度を低下させてしまい、所望する明るさを得られな
いといった問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、内面に蛍光体層を有する第1ガラス基板
と、内面に蛍光体層を有する第2ガラス基板とによって
密封容器を形成してなるフラット蛍光ランプにおいて、
前記第1ガラス基板と前記第2ガラス基板との間に耐圧
補強用のスペーサを備え、該スペーサ部分の第1ガラス
基板表面において断面が略V字状に成されると共にその
壁面が曲面状の斜面に形成された凹部を有し、前記スペ
ーサ部分と前記凹部とにおいて断面略Y字状に成したこ
とを特徴とするフラット蛍光ランプを提供せんとするも
のである。
に本発明では、内面に蛍光体層を有する第1ガラス基板
と、内面に蛍光体層を有する第2ガラス基板とによって
密封容器を形成してなるフラット蛍光ランプにおいて、
前記第1ガラス基板と前記第2ガラス基板との間に耐圧
補強用のスペーサを備え、該スペーサ部分の第1ガラス
基板表面において断面が略V字状に成されると共にその
壁面が曲面状の斜面に形成された凹部を有し、前記スペ
ーサ部分と前記凹部とにおいて断面略Y字状に成したこ
とを特徴とするフラット蛍光ランプを提供せんとするも
のである。
【0007】
【作用】上記の如く構成したので、壁面が曲面状の斜面
に形成された凹部に光が集められ、耐圧補強用のスペー
サの影が発光面に映ることがなくなる。
に形成された凹部に光が集められ、耐圧補強用のスペー
サの影が発光面に映ることがなくなる。
【0008】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例
につき詳述する。先ず、図1は本発明に係るフラット蛍
光ランプの外観を示している。同図において6は第1ガ
ラス基板たる前面ガラスパネル、7は第2ガラス基板た
る背面ガラスパネル、8はチップ管、9,9はリード端
子である。10,10は前面ガラスパネル6の表面にお
いて断面が略V字状に成されると共にその壁面が曲面状
の斜面に形成された凹部である。
につき詳述する。先ず、図1は本発明に係るフラット蛍
光ランプの外観を示している。同図において6は第1ガ
ラス基板たる前面ガラスパネル、7は第2ガラス基板た
る背面ガラスパネル、8はチップ管、9,9はリード端
子である。10,10は前面ガラスパネル6の表面にお
いて断面が略V字状に成されると共にその壁面が曲面状
の斜面に形成された凹部である。
【0009】次に、図2はフラット蛍光ランプの要部側
断面を示している。同図において11は前記前面ガラス
パネル6の内面から植立された耐圧補強用の第1リブで
あり、該第1リブ11は前面ガラスパネル6と一体に形
成されている。また、12は背面ガラスパネル7の内面
に植立された耐圧補強用の第2リブであり、該第2リブ
12は背面ガラスパネル7と一体に形成されている。前
記第1リブ11及び第2リブ12とでスペーサを形成し
ている。従って、前記凹部10は第1リブ11の前面側
における前面ガラスパネル6の表面に形成されているも
のであり、前記凹部10とスペーサとで断面を略Y字状
に成している。さらに、前面ガラスパネル6及び背面ガ
ラスパネル7の内面には蛍光体層13,13が形成され
ている。
断面を示している。同図において11は前記前面ガラス
パネル6の内面から植立された耐圧補強用の第1リブで
あり、該第1リブ11は前面ガラスパネル6と一体に形
成されている。また、12は背面ガラスパネル7の内面
に植立された耐圧補強用の第2リブであり、該第2リブ
12は背面ガラスパネル7と一体に形成されている。前
記第1リブ11及び第2リブ12とでスペーサを形成し
ている。従って、前記凹部10は第1リブ11の前面側
における前面ガラスパネル6の表面に形成されているも
のであり、前記凹部10とスペーサとで断面を略Y字状
に成している。さらに、前面ガラスパネル6及び背面ガ
ラスパネル7の内面には蛍光体層13,13が形成され
ている。
【0010】続いて前記凹部10の作用について、図3
を参酌しながら詳述する。図3において、凹部10に近
接する3点(X1、Y1、Z1)から発した光は、前面
ガラスパネル6の凹部10で屈折し、夫々X2点、Y2
点、Z2点へ導かれる。第1リブ11及び第2リブ12
で形成されるスペーサ部分には発光源が存在しないの
で、前面側から蛍光ランプを見ると、スペーサ部分は影
となって見えることになるが、凹部10によって光が屈
折するため、光がスペーサ部の上方にも集められること
になり、前面から蛍光ランプを見た場合にスペーサ部分
が影にならないものである。
を参酌しながら詳述する。図3において、凹部10に近
接する3点(X1、Y1、Z1)から発した光は、前面
ガラスパネル6の凹部10で屈折し、夫々X2点、Y2
点、Z2点へ導かれる。第1リブ11及び第2リブ12
で形成されるスペーサ部分には発光源が存在しないの
で、前面側から蛍光ランプを見ると、スペーサ部分は影
となって見えることになるが、凹部10によって光が屈
折するため、光がスペーサ部の上方にも集められること
になり、前面から蛍光ランプを見た場合にスペーサ部分
が影にならないものである。
【0011】該実施例において、凹部10における曲面
状の斜面の傾斜角θ=60゜、深さdc=1.5mm
で、曲面状の斜面は放物線を描いている。この場合、放
物線のカーブは
状の斜面の傾斜角θ=60゜、深さdc=1.5mm
で、曲面状の斜面は放物線を描いている。この場合、放
物線のカーブは
【0012】
【数1】
【0013】で定義される。そして、前面ガラスパネル
6の裏面側にカーブは
6の裏面側にカーブは
【0014】
【数2】
【0015】となる。下表は蛍光ランプの各部の寸法を
まとめたものである。
まとめたものである。
【0016】
【表1】
【0017】次に図4は凹部10の斜面を円弧とした場
合の実施例を示している。また、下表は図4に示した蛍
光ランプの各部の寸法をまとめたものである。
合の実施例を示している。また、下表は図4に示した蛍
光ランプの各部の寸法をまとめたものである。
【0018】
【表2】
【0019】先の実施例と比較すると、斜面のカーブが
なだらかであり、蛍光ランプを斜め方向から見た場合に
も輝度むらが少なく、視野角も広いことが分かった。
なだらかであり、蛍光ランプを斜め方向から見た場合に
も輝度むらが少なく、視野角も広いことが分かった。
【0020】尚、凹部における曲面状の斜面は楕円とし
ても良い。
ても良い。
【0021】
【発明の効果】以上、詳述した如く本発明に依れば、内
面に蛍光体層を有する第1ガラス基板と、内面に蛍光体
層を有する第2ガラス基板とによって密封容器を形成し
てなるフラット蛍光ランプにおいて、前記第1ガラス基
板と前記第2ガラス基板との間に耐圧補強用のスペーサ
を備え、該スペーサ部分の第1ガラス基板表面において
断面が略V字状に成されると共にその壁面が曲面状の斜
面に形成された凹部を有し、前記スペーサ部分と前記凹
部とにおいて断面略Y字状に成しているので、凹部にお
ける光の屈折作用により、その下に設けられたスペーサ
部分が影となって見えることがない。よって第1ガラス
基板及び第2ガラス基板を薄くして、軽量で小型のフラ
ット蛍光ランプを得ることができる。
面に蛍光体層を有する第1ガラス基板と、内面に蛍光体
層を有する第2ガラス基板とによって密封容器を形成し
てなるフラット蛍光ランプにおいて、前記第1ガラス基
板と前記第2ガラス基板との間に耐圧補強用のスペーサ
を備え、該スペーサ部分の第1ガラス基板表面において
断面が略V字状に成されると共にその壁面が曲面状の斜
面に形成された凹部を有し、前記スペーサ部分と前記凹
部とにおいて断面略Y字状に成しているので、凹部にお
ける光の屈折作用により、その下に設けられたスペーサ
部分が影となって見えることがない。よって第1ガラス
基板及び第2ガラス基板を薄くして、軽量で小型のフラ
ット蛍光ランプを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷陰極形フラット蛍光ランプの外観を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図2】本発明の冷陰極形フラット蛍光ランプの要部を
示す側断面図。
示す側断面図。
【図3】本発明の原理を説明するための図。
【図4】本発明の冷陰極形フラット蛍光ランプの他の実
施例を示す要部側断面図。
施例を示す要部側断面図。
【図5】従来の冷陰極形フラット蛍光ランプの構造を示
す斜視図。
す斜視図。
【図6】従来の冷陰極形フラット蛍光ランプの要部を示
す側断面図。
す側断面図。
6 前面ガラスパネル 7 背面ガラスパネル 8 チップ管 9 リード端子 10 凹部 11 第1リブ 12 第2リブ 13 蛍光体層
Claims (1)
- 【請求項1】 内面に蛍光体層を有する第1ガラス基板
と、内面に蛍光体層を有する第2ガラス基板とによって
密封容器を形成してなるフラット蛍光ランプにおいて、
前記第1ガラス基板と前記第2ガラス基板との間に耐圧
補強用のスペーサを備え、該スペーサ部分の第1ガラス
基板表面において断面が略V字状に成されると共にその
壁面が曲面状の斜面に形成された凹部を有し、前記スペ
ーサ部分と前記凹部とにおいて断面略Y字状に成したこ
とを特徴とするフラット蛍光ランプ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4241944A JP2919682B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | フラット蛍光ランプ |
US08/118,213 US5461279A (en) | 1992-09-10 | 1993-09-09 | Flat fluorescent lamp having a luminescent surface with a diffusion groove |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4241944A JP2919682B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | フラット蛍光ランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0696732A JPH0696732A (ja) | 1994-04-08 |
JP2919682B2 true JP2919682B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=17081895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4241944A Expired - Fee Related JP2919682B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | フラット蛍光ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2919682B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19817480B4 (de) * | 1998-03-20 | 2004-03-25 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Flachstrahlerlampe für dielektrisch behinderte Entladungen mit Abstandshaltern |
CN1303642C (zh) * | 2004-11-25 | 2007-03-07 | 友达光电股份有限公司 | 平面光源装置的前基板结构及其应用 |
JP2006185686A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Yamato Denshi Kk | パネル型発光装置 |
JP4641437B2 (ja) * | 2005-03-08 | 2011-03-02 | 株式会社ピュアロンジャパン | フィールドエミッション型面状光源 |
DE102005046481A1 (de) * | 2005-09-28 | 2007-03-29 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Entladungslampe für dielektrisch behinderte Entladungen mit Boden- und Deckenplatte und Stützelementen dazwischen |
KR100795518B1 (ko) * | 2006-06-12 | 2008-01-16 | 금호전기주식회사 | 평판형 형광램프 및 그 제조방법 |
-
1992
- 1992-09-10 JP JP4241944A patent/JP2919682B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0696732A (ja) | 1994-04-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |