JP2916335B2 - 照明器具 - Google Patents
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Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数本の直管形けい光
ランプを用いて間接照明を行う照明器具に関する。
ランプを用いて間接照明を行う照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】図6および図7は間接照明用の従来の照
明器具の構成を示している。これらの図中1は下面が開
口された角形箱状の器具本体であり、この内部には上向
きに凸となる台形状の反射板2が収納されているととも
に、この反射板2の裏面と器具本体1の内面との間の空
間に放電灯安定器3が収納されている。さらに、器具本
体1の開口部には、反射板2と対向する直管形けい光ラ
ンプ4が器具本体1の各側壁内面に沿ってランプソケッ
ト5を介して夫々取付けられている。器具本体1は天井
板6に形成した取付け孔6aに挿入して設けられ、図示
しない天井スラブから垂下される吊りボルト(図示しな
い)に取付けられるものである。そして、器具本体1の
下面には、器具本体1の開口縁1aおよび各けい光ラン
プ4を覆い隠す四角枠状のカバー7が取付けられてい
る。カバー7は不透光性である。
明器具の構成を示している。これらの図中1は下面が開
口された角形箱状の器具本体であり、この内部には上向
きに凸となる台形状の反射板2が収納されているととも
に、この反射板2の裏面と器具本体1の内面との間の空
間に放電灯安定器3が収納されている。さらに、器具本
体1の開口部には、反射板2と対向する直管形けい光ラ
ンプ4が器具本体1の各側壁内面に沿ってランプソケッ
ト5を介して夫々取付けられている。器具本体1は天井
板6に形成した取付け孔6aに挿入して設けられ、図示
しない天井スラブから垂下される吊りボルト(図示しな
い)に取付けられるものである。そして、器具本体1の
下面には、器具本体1の開口縁1aおよび各けい光ラン
プ4を覆い隠す四角枠状のカバー7が取付けられてい
る。カバー7は不透光性である。
【0003】この間接照明用の照明器具において、けい
光ランプ4から下方に投射される光はカバー7で遮られ
る。そして、けい光ランプ4から上方に投射される光
は、反射板2の反射面で下方に反射されて、カバー7の
開口部7aを通って下方に投射され、それにより間接照
明がなされる。
光ランプ4から下方に投射される光はカバー7で遮られ
る。そして、けい光ランプ4から上方に投射される光
は、反射板2の反射面で下方に反射されて、カバー7の
開口部7aを通って下方に投射され、それにより間接照
明がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記構成の照明器具は
埋め込み器具であるので、天井への取付け施工性が悪い
という問題があるとともに、天井を照らすことができ
ず、部屋を広くソフトに照明するには不利であり、しか
も、けい光ランプ4が器具本体1とランプカバー7とで
囲まれているから、けい光ランプ4から放出される熱
が、器具本体1内に籠って温度が高まり易いという問題
もある。
埋め込み器具であるので、天井への取付け施工性が悪い
という問題があるとともに、天井を照らすことができ
ず、部屋を広くソフトに照明するには不利であり、しか
も、けい光ランプ4が器具本体1とランプカバー7とで
囲まれているから、けい光ランプ4から放出される熱
が、器具本体1内に籠って温度が高まり易いという問題
もある。
【0005】本発明の目的は、天井への取付け施工性が
良く、天井を明るくできるとともに、温度上昇を少なく
できる間接照明用の照明器具を得ることにある。
良く、天井を明るくできるとともに、温度上昇を少なく
できる間接照明用の照明器具を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の照明器具は、天井面に取付けられる角形の
反射板と、この反射板の各周辺部に夫々取付けられた直
管形けい光ランプと、中央開口部を有して角形環状をな
し、前記各けい光ランプを下方から覆って配置されるラ
ンプカバーと、このランプカバーの内外両周壁を前記天
井面および反射板から夫々離すとともにこれらの間に前
記中央開口部と連通する通気間隔を設けて前記反射板に
前記ランプカバーを支持させる支持手段とを具備したも
のである。
に、本発明の照明器具は、天井面に取付けられる角形の
反射板と、この反射板の各周辺部に夫々取付けられた直
管形けい光ランプと、中央開口部を有して角形環状をな
し、前記各けい光ランプを下方から覆って配置されるラ
ンプカバーと、このランプカバーの内外両周壁を前記天
井面および反射板から夫々離すとともにこれらの間に前
記中央開口部と連通する通気間隔を設けて前記反射板に
前記ランプカバーを支持させる支持手段とを具備したも
のである。
【0007】
【作用】前記間接照明用の照明器具の構成において、反
射板は、この反射板に向けてけい光ランプから上方に投
射された光を、ランプカバーの中央開口部を通る間接照
明用の光として下方へ反射する。ランプカバーは、けい
光ランプが器具の下方から直接視認されることを防止す
るとともに、その外周壁が天井面および反射板から離れ
ているので、反射板の各周辺部に夫々取付けられたけい
光ランプから反射板外に向けて上方に投射された光で天
井の器具回り全てを照らすことができる。そして、反射
板にランプカバーを支持する支持手段により、ランプカ
バーの内外両周壁が天井面および反射板から離され、か
つ、けい光ランプの上方が塞がれていないとともに、ラ
ンプカバーと天井面および反射板との間にランプカバー
の中央開口部に連通する通気間隙を設けているので、こ
れら中央開口部及び通気間隙を通って空気が流通でき、
こうして流通する空気により、けい光ランプが発生する
熱を天井の器具回りに逃がすことができる。
射板は、この反射板に向けてけい光ランプから上方に投
射された光を、ランプカバーの中央開口部を通る間接照
明用の光として下方へ反射する。ランプカバーは、けい
光ランプが器具の下方から直接視認されることを防止す
るとともに、その外周壁が天井面および反射板から離れ
ているので、反射板の各周辺部に夫々取付けられたけい
光ランプから反射板外に向けて上方に投射された光で天
井の器具回り全てを照らすことができる。そして、反射
板にランプカバーを支持する支持手段により、ランプカ
バーの内外両周壁が天井面および反射板から離され、か
つ、けい光ランプの上方が塞がれていないとともに、ラ
ンプカバーと天井面および反射板との間にランプカバー
の中央開口部に連通する通気間隙を設けているので、こ
れら中央開口部及び通気間隙を通って空気が流通でき、
こうして流通する空気により、けい光ランプが発生する
熱を天井の器具回りに逃がすことができる。
【0008】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明の一実施
例を説明する。図1および図2中11は天井面Aに複数
本のねじ12(図2参照)を介して取付けられる金属製
の取付けベースである。このベース11の長手方向両端
には下向き縁部11aが直角に折り曲げられている。取
付けベース11には、天井から導かれる電源線引込み孔
13が形成されているとともに、下面に端子台14が取
付けられている。端子台14には、天井から引き込まれ
た電源線(図示しない)が接続されるとともに、器具内
配線(図示しない)が接続されるようになっている。
例を説明する。図1および図2中11は天井面Aに複数
本のねじ12(図2参照)を介して取付けられる金属製
の取付けベースである。このベース11の長手方向両端
には下向き縁部11aが直角に折り曲げられている。取
付けベース11には、天井から導かれる電源線引込み孔
13が形成されているとともに、下面に端子台14が取
付けられている。端子台14には、天井から引き込まれ
た電源線(図示しない)が接続されるとともに、器具内
配線(図示しない)が接続されるようになっている。
【0009】天井面Aには平面形状が正方形状をなす金
属板製の反射板15が取付けベース11を介して取付け
られている。詳しくは、反射板15の相対向する一対の
側壁に形成された垂直壁部15a(図2に一方のみ図
示)は、取付けベース11の下向き縁部11aに重ねら
れており、これらをねじ16(図1,図2参照)で連結
することにより、反射板15が取付けベース11を覆い
隠して天井面Aに取付けられている。
属板製の反射板15が取付けベース11を介して取付け
られている。詳しくは、反射板15の相対向する一対の
側壁に形成された垂直壁部15a(図2に一方のみ図
示)は、取付けベース11の下向き縁部11aに重ねら
れており、これらをねじ16(図1,図2参照)で連結
することにより、反射板15が取付けベース11を覆い
隠して天井面Aに取付けられている。
【0010】図1に示されるように反射板15の相対向
する他の一対の側壁の上端には、互いに近付く方向を向
いて突出される取付け部15bが折曲げられ、これら取
付け部15bの下面には点灯装置17が夫々取付けられ
ている。点灯装置17には、トランジスタその他の電子
部品を組合わせてなるいわる電子安定器が用いられてお
り、図に示されたものの厚みは約20mmと薄いもので
ある。なお、この電子安定器に代えて、点灯装置17と
して鉄心にコイルを取付けてなる放電灯安定器を用いて
もよいとともに、これら点灯装置17と前記端子台14
とを電気的につなぐ図示しない器具内配線は着脱可能な
コネクタ(図示しない)を介して接続されている。
する他の一対の側壁の上端には、互いに近付く方向を向
いて突出される取付け部15bが折曲げられ、これら取
付け部15bの下面には点灯装置17が夫々取付けられ
ている。点灯装置17には、トランジスタその他の電子
部品を組合わせてなるいわる電子安定器が用いられてお
り、図に示されたものの厚みは約20mmと薄いもので
ある。なお、この電子安定器に代えて、点灯装置17と
して鉄心にコイルを取付けてなる放電灯安定器を用いて
もよいとともに、これら点灯装置17と前記端子台14
とを電気的につなぐ図示しない器具内配線は着脱可能な
コネクタ(図示しない)を介して接続されている。
【0011】反射板15の角部、すなわち四隅には支持
手段をなす例えば中空の支柱18を介してソケット取付
け板19が夫々取付けられている。支柱18の長さ分だ
け反射板15の下方に離間された各ソケット取付け板1
9には、図3等に示されるようにランプソケット20、
ランプホルダ21、カバー保持部22が夫々取付けられ
ている。ランプソケット20の図示しない端子金具に接
続されたリード線(図示しない)は、支柱18内を通っ
て配線され点灯装置17に接続されている。
手段をなす例えば中空の支柱18を介してソケット取付
け板19が夫々取付けられている。支柱18の長さ分だ
け反射板15の下方に離間された各ソケット取付け板1
9には、図3等に示されるようにランプソケット20、
ランプホルダ21、カバー保持部22が夫々取付けられ
ている。ランプソケット20の図示しない端子金具に接
続されたリード線(図示しない)は、支柱18内を通っ
て配線され点灯装置17に接続されている。
【0012】ランプソケット20およびランプホルダ2
1は90゜ずつ向きを変えて取付けられているととも
に、同じソケット取付け板19に取付けられたランプソ
ケット20とランプホルダ21とは、互いに90゜向き
を変えて設けられている。これらランプソケット20お
よびランプホルダ21を介して反射板15の各周辺部に
直管形けい光ランプ23が着脱可能に取付けられてい
る。4本のけい光ランプ23は放電路がU字状に屈曲さ
れた片口金形の棒状ランプであって、その口金はランプ
ソケット20に着脱可能に接続されている。この取付け
状態において図1に示されるようにけい光ランプ23は
反射板15から少し外側に突出されている。
1は90゜ずつ向きを変えて取付けられているととも
に、同じソケット取付け板19に取付けられたランプソ
ケット20とランプホルダ21とは、互いに90゜向き
を変えて設けられている。これらランプソケット20お
よびランプホルダ21を介して反射板15の各周辺部に
直管形けい光ランプ23が着脱可能に取付けられてい
る。4本のけい光ランプ23は放電路がU字状に屈曲さ
れた片口金形の棒状ランプであって、その口金はランプ
ソケット20に着脱可能に接続されている。この取付け
状態において図1に示されるようにけい光ランプ23は
反射板15から少し外側に突出されている。
【0013】合成樹脂または金属板等の不透光性材料か
らなるランプカバー24は、中央開口部24aを有して
四角環状をなし、反射板15の下側に各けい光ランプ2
3を覆って配置されている。このカバー24は、反射板
15よりも大形であって、カバー取付け手段を介して着
脱可能に設けられている。カバー取付け手段は、前記カ
バー保持部22と、ランプカバー24の四隅に夫々上向
きに突設されてカバー保持部22に着脱可能な連結具2
5とから形成されている。
らなるランプカバー24は、中央開口部24aを有して
四角環状をなし、反射板15の下側に各けい光ランプ2
3を覆って配置されている。このカバー24は、反射板
15よりも大形であって、カバー取付け手段を介して着
脱可能に設けられている。カバー取付け手段は、前記カ
バー保持部22と、ランプカバー24の四隅に夫々上向
きに突設されてカバー保持部22に着脱可能な連結具2
5とから形成されている。
【0014】詳しくは、カバー保持部22は図4および
図5に示されるように下壁に通孔26を有した中空の保
持部本体27に、板ばね28を内蔵して形成されてい
る。板ばね28は接離可能な一対のくの字状掛止片28
aを有していて、これら掛止片28aは自由状態では自
らの弾性力により図5中2点鎖線に示されるように互い
に接触するようになっている。また、連結具25は、通
孔26に挿入できる太さであって、その上端部に環状の
掛合溝25aを有し、かつ、この溝25aよりも上側部
分を先細に形成している。
図5に示されるように下壁に通孔26を有した中空の保
持部本体27に、板ばね28を内蔵して形成されてい
る。板ばね28は接離可能な一対のくの字状掛止片28
aを有していて、これら掛止片28aは自由状態では自
らの弾性力により図5中2点鎖線に示されるように互い
に接触するようになっている。また、連結具25は、通
孔26に挿入できる太さであって、その上端部に環状の
掛合溝25aを有し、かつ、この溝25aよりも上側部
分を先細に形成している。
【0015】このカバー取付け手段は、その連結具25
を通孔26に通すことにより、板ばね28の掛止片28
aをその弾性力に抗して押し開き、その直後にこれら掛
止片28aを掛合溝25aに弾性的に掛合させるもの
で、この掛合により、ランプカバー24を反射板15の
下方に取付け保持できる。したがって、位置合わせの後
にランプカバー24を押し上げるというワンタッチ操作
で、このカバー24を簡単に取付けることができる。勿
論、ランプ交換などの際においてランプカバー24を取
外す必要が在る場合にも、このカバー24を前記板ばね
28のばね力に抗して引下げることにより、容易に取外
すことができるものである。
を通孔26に通すことにより、板ばね28の掛止片28
aをその弾性力に抗して押し開き、その直後にこれら掛
止片28aを掛合溝25aに弾性的に掛合させるもの
で、この掛合により、ランプカバー24を反射板15の
下方に取付け保持できる。したがって、位置合わせの後
にランプカバー24を押し上げるというワンタッチ操作
で、このカバー24を簡単に取付けることができる。勿
論、ランプ交換などの際においてランプカバー24を取
外す必要が在る場合にも、このカバー24を前記板ばね
28のばね力に抗して引下げることにより、容易に取外
すことができるものである。
【0016】図1に示されるようにランプカバー24
は、斜め上向きの内周壁24bと斜め上向きの外周壁2
4cとを有していて、各けい光ランプ23を覆ってい
る。両内周壁24b,24cは上端に行くにしたがって
相互間が次第に広がるように互いに逆向きに傾斜されて
いる。そして、内周壁24bの上端は反射板15から離
されているとともに、反射板15の外周より外側に位置
される外周壁24cの上端は天井面Aから離されてい
る。したがって、これら内外両周壁24b、24cと天
井面Aおよび反射板15との間には、中央開口部24a
に連通する通気間隙Gが形成されていて、この間隙Gを
通る空気の流動が許されるようになっている。
は、斜め上向きの内周壁24bと斜め上向きの外周壁2
4cとを有していて、各けい光ランプ23を覆ってい
る。両内周壁24b,24cは上端に行くにしたがって
相互間が次第に広がるように互いに逆向きに傾斜されて
いる。そして、内周壁24bの上端は反射板15から離
されているとともに、反射板15の外周より外側に位置
される外周壁24cの上端は天井面Aから離されてい
る。したがって、これら内外両周壁24b、24cと天
井面Aおよび反射板15との間には、中央開口部24a
に連通する通気間隙Gが形成されていて、この間隙Gを
通る空気の流動が許されるようになっている。
【0017】また、ランプカバー24の各枠片部には夫
々両内外周壁24b,24cの根元間にわたる多数のス
リット29が設けられている。これらのスリット29に
より、けい光ランプ23から下方に向かう光の一部を通
して、ランプカバー24の下面が暗くなることを防止し
ているとともに、けい光ランプ23を冷却する空気をラ
ンプカバー24の下方から取込むようになっている。な
お、これらスリット29に代えて、スリット29が設け
られた領域に乳白色の透光性パネルを設けても良く、或
いはランプカバー24全体を乳白色の透光性材料で形成
してもよいが、これらの工夫は本発明では省略してもよ
い。
々両内外周壁24b,24cの根元間にわたる多数のス
リット29が設けられている。これらのスリット29に
より、けい光ランプ23から下方に向かう光の一部を通
して、ランプカバー24の下面が暗くなることを防止し
ているとともに、けい光ランプ23を冷却する空気をラ
ンプカバー24の下方から取込むようになっている。な
お、これらスリット29に代えて、スリット29が設け
られた領域に乳白色の透光性パネルを設けても良く、或
いはランプカバー24全体を乳白色の透光性材料で形成
してもよいが、これらの工夫は本発明では省略してもよ
い。
【0018】以上の構成の間接照明用の照明器具は、次
のようにして天井面Aに取付けられる。まず、天井面A
にねじ12を介して取付けベース11を固定する。次
に、前記図示されないコネクタを介して端子台14側と
反射板15側のリード線とを接続した後、反射板15を
ねじ16により取付けベース11に固定して、天井面A
に反射板15を直に取付ける。この後、反射板15の周
辺部下側に夫々けい光ランプ23をランプソケット20
およびランプホルダ21を介して取付ける。最後に、ラ
ンプカバー24をランプ取付け手段を介して既述のよう
にして取付ける。
のようにして天井面Aに取付けられる。まず、天井面A
にねじ12を介して取付けベース11を固定する。次
に、前記図示されないコネクタを介して端子台14側と
反射板15側のリード線とを接続した後、反射板15を
ねじ16により取付けベース11に固定して、天井面A
に反射板15を直に取付ける。この後、反射板15の周
辺部下側に夫々けい光ランプ23をランプソケット20
およびランプホルダ21を介して取付ける。最後に、ラ
ンプカバー24をランプ取付け手段を介して既述のよう
にして取付ける。
【0019】以上の手順により、天井面Aへの照明器具
の取付けが完了する。この照明器具の天井面Aへの取付
け状態は図1に示され、反射板15の周辺部に取付けら
れた4本のけい光ランプ23は反射板15および天井面
Aの器具回りに夫々対向されている。
の取付けが完了する。この照明器具の天井面Aへの取付
け状態は図1に示され、反射板15の周辺部に取付けら
れた4本のけい光ランプ23は反射板15および天井面
Aの器具回りに夫々対向されている。
【0020】以上のようにして取付けられる間接照明用
の照明器具によれば、天井に器具埋め込み用の孔を加工
する面倒がないとともに、埋め込み形照明器具に比較し
て簡単に天井面Aに直付けすることができ、その天井へ
の取付け施工性がよい。
の照明器具によれば、天井に器具埋め込み用の孔を加工
する面倒がないとともに、埋め込み形照明器具に比較し
て簡単に天井面Aに直付けすることができ、その天井へ
の取付け施工性がよい。
【0021】天井面Aに直付けされた間接照明用の照明
器具のけい光ランプ23を点灯させると、このけい光ラ
ンプ23から上方に反射板15に向けて投射された光
は、図1中矢印Bで示されるように反射板15によって
下方へ反射されて、ランプカバー24の開口部24aを
通って間接照明用の光として下方の被照射部に照射され
る。その上、けい光ランプ23から反射板15の回り全
てに向けて上方に投射された光は、図1中矢印Cで示さ
れるように天井面Aの器具回り全てによって、下方へ反
射され間接照明用の光として前記被照射部に照射され
る。
器具のけい光ランプ23を点灯させると、このけい光ラ
ンプ23から上方に反射板15に向けて投射された光
は、図1中矢印Bで示されるように反射板15によって
下方へ反射されて、ランプカバー24の開口部24aを
通って間接照明用の光として下方の被照射部に照射され
る。その上、けい光ランプ23から反射板15の回り全
てに向けて上方に投射された光は、図1中矢印Cで示さ
れるように天井面Aの器具回り全てによって、下方へ反
射され間接照明用の光として前記被照射部に照射され
る。
【0022】このように反射板15だけではなく天井面
Aの器具回りをも利用して光を下方に反射させることが
できるので、広がりのある配光を得ることができるとと
もに、器具の回り全ての天井面Aが照らされることによ
り、器具の回りに影ができることを防止して、天井面A
を器具を中心として明るくすることができる。
Aの器具回りをも利用して光を下方に反射させることが
できるので、広がりのある配光を得ることができるとと
もに、器具の回り全ての天井面Aが照らされることによ
り、器具の回りに影ができることを防止して、天井面A
を器具を中心として明るくすることができる。
【0023】また、ランプカバー24はけい光ランプ2
3の上方を覆うことがなく、このカバー24と反射板1
5との間には支柱18の高さに応じた通気間隙Gが形成
されているとともに、天井面Aとの間にも対応した通気
間隙Gが形成されていて、これらの間隙Gが器具回りの
空間とランプカバー24の中央開口部24aとを連通し
ているから、これらの通気経路を通って上方へ流動する
空気の流れによって、けい光ランプ23から放出される
熱を天井面Aの器具回りに速やかに逃がすことができ
る。そのため、けい光ランプ23の熱が籠ることがなく
なり、器具の温度上昇を抑制できるものである。
3の上方を覆うことがなく、このカバー24と反射板1
5との間には支柱18の高さに応じた通気間隙Gが形成
されているとともに、天井面Aとの間にも対応した通気
間隙Gが形成されていて、これらの間隙Gが器具回りの
空間とランプカバー24の中央開口部24aとを連通し
ているから、これらの通気経路を通って上方へ流動する
空気の流れによって、けい光ランプ23から放出される
熱を天井面Aの器具回りに速やかに逃がすことができ
る。そのため、けい光ランプ23の熱が籠ることがなく
なり、器具の温度上昇を抑制できるものである。
【0024】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の照明器具に
よれば、間接照明をするものであるにも拘らず天井直付
け形の照明器具とできるから、天井への器具の取付け施
工性を向上でき、反射板の各周辺部に夫々取付けられた
けい光ランプから反射板外に向けて上方に投射された光
で天井の器具回り全てを照らして、天井を明るくできる
とともに、けい光ランプが発生する熱を、ランプカバー
の中央開口部からこのカバーと反射板および天井面との
間に支持手段により確保された通気間隙を通して天井側
周囲に逃がして、器具に熱をこもらせることなく器具の
温度上昇を少なくできる。
よれば、間接照明をするものであるにも拘らず天井直付
け形の照明器具とできるから、天井への器具の取付け施
工性を向上でき、反射板の各周辺部に夫々取付けられた
けい光ランプから反射板外に向けて上方に投射された光
で天井の器具回り全てを照らして、天井を明るくできる
とともに、けい光ランプが発生する熱を、ランプカバー
の中央開口部からこのカバーと反射板および天井面との
間に支持手段により確保された通気間隙を通して天井側
周囲に逃がして、器具に熱をこもらせることなく器具の
温度上昇を少なくできる。
【図1】本発明の一実施例に係る間接照明用の照明器具
全体の構成を示す略断面図。
全体の構成を示す略断面図。
【図2】同実施例に係る照明器具全体を分解して示す斜
視図。
視図。
【図3】同実施例に係る照明器具全体を示す斜視図。
【図4】同実施例に係る照明器具のカバー取付け手段の
構成を分解して示す斜視図。
構成を分解して示す斜視図。
【図5】図4に示されたカバー取付け手段の構成を示す
断面図。
断面図。
【図6】従来例に係る間接照明用の照明器具全体の構成
を示す略断面図。
を示す略断面図。
【図7】同従来例に係る照明器具全体を分解して示す斜
視図。
視図。
A…天井面、G…通気間隙、11…取付けベース、15
…反射板、18…支柱(支持手段)、19…ソケット取
付け板、20…ランプソケット、21…ランプホルダ、
22…カバー保持部(カバー取付け手段)、23…けい
光ランプ、24…ランプカバー、24a…開口部、24
…内周壁、24c…外周壁、25…連結具(カバー取付
け手段)。
…反射板、18…支柱(支持手段)、19…ソケット取
付け板、20…ランプソケット、21…ランプホルダ、
22…カバー保持部(カバー取付け手段)、23…けい
光ランプ、24…ランプカバー、24a…開口部、24
…内周壁、24c…外周壁、25…連結具(カバー取付
け手段)。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−64415(JP,U) 実開 昭59−149309(JP,U) 実開 昭61−126504(JP,U) 実公 平2−27455(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21S 3/02 F21V 17/00
Claims (1)
- 【請求項1】 天井面に取付けられる角形の反射板と、
この反射板の各周辺部に夫々取付けられた直管形けい光
ランプと、中央開口部を有して角形環状をなし、前記各
けい光ランプを下方から覆って配置されるランプカバー
と、このランプカバーの内外両周壁を前記天井面および
反射板から夫々離すとともにこれらの間に前記中央開口
部と連通する通気間隔を設けて前記反射板に前記ランプ
カバーを支持させる支持手段とを具備した照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4276177A JP2916335B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4276177A JP2916335B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 照明器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06131903A JPH06131903A (ja) | 1994-05-13 |
JP2916335B2 true JP2916335B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=17565794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4276177A Expired - Lifetime JP2916335B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2916335B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5212947B2 (ja) * | 2009-03-26 | 2013-06-19 | パナソニック株式会社 | アンビエント照明システム |
JP5267474B2 (ja) * | 2010-01-26 | 2013-08-21 | 積水ハウス株式会社 | 壁埋込型照明ユニット及びこれを備えた壁構造 |
KR101693814B1 (ko) * | 2014-12-26 | 2017-01-09 | 한국기계연구원 | 티타늄이 포함된 산화물 분산 강화 분산동 합금 및 그의 제조방법 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0227455U (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-22 | ||
JP3064415U (ja) * | 1999-05-31 | 2000-01-21 | 雅則 川添 | 天井つき食器 |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP4276177A patent/JP2916335B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06131903A (ja) | 1994-05-13 |
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